JP2019098674A - 記録装置および記録ヘッドの補修方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクの流路に開いた穴を容易に封止することのできる構造を備える記録ヘッドを提供すること。【解決手段】ロール紙に対面する複数の吐出口112からインクを吐出して当該ロール紙に画像形成する記録ヘッド111であって、吐出口に供給するインクの液室111tを有する流路形成部材121と、吐出口が形成されている吐出チップ125と、流路形成部材および吐出チップの内部に形成されて液室と吐出口との間をインクが流通可能に連通されている流路122、127とを備えて、吐出チップおよび流路形成部材の接着面を囲むように流路の外側に位置して封止材を保持する供給通路129が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、吐出口に連通するインクの流路の補修の容易な記録装置および記録ヘッドの補修方法に関する。
吐出口からインクを吐出する記録ヘッドは、例えば、ロール紙やカット紙などの記録媒体に画像形成するプリンタ、複写機、ファクシミリ等が備えるインクジェット記録装置に搭載されている。このインクジェット記録装置は、低騒音、低ランニングコストで、小型化が容易で、カラー化も容易であることから広く応用されている。
この記録ヘッドは、コンピュータやワードプロセッサ等の複合型電子機器やワークステーションなどの出力機器から受け取った画像データに基づいて、吐出口内における瞬間的な圧力変化を起こさせることによってインクを吐出口から飛翔させて画像形成する。また、記録ヘッドは、タンク内に貯留するインクを吐出口から吐出するのと同時に、そのタンク内に負圧を発生させてインクの補充を行っている。
ところで、記録ヘッドでは、各種の要因による圧力変動で吐出口から吐出するインク滴にバラツキが生じて画像品質が悪化してしまう場合がある。このため、特許文献1には、その圧力変動を吸収するダンパ室をインクの流路に形成する記録ヘッドが記載されている。この特許文献1に記載の記録ヘッドでは、ダンパ室を形成する隔壁部材に衝撃などにより外部に連通する穴など(連通部)が開いてしまうとダンパ効果が低下することから、その穴の形成時に補修材を染み出させて塞ぐことが開示されている。
特開2010−214751号公報
しかしながら、この特許文献1に記載のような記録ヘッドにあっては、収容する補修材が固化あるいは増粘などする場合があり、また、開いた穴から染み出るという機能に任せていると、その開いた穴から補修材が十分に染み出ることができない可能性がある。すると、確実に穴の補修を完了することができないなどの状況が発生してしまい信頼性に欠ける。また、補修材が不用意に漏れ出てしまうと、インクの流路など必要な通路・空間を塞いでしまう可能性もある。
そこで、本発明は、インクの流路に生じた外部との連通部を容易に封止することのできる、記録ヘッドおよびインクジェット記録装置並びにこれらのインク吐出品質の回復方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決する記録装置の発明の一態様は、記録媒体に対面する複数の吐出口からインクを吐出して当該記録媒体に画像形成する記録装置であって、前記吐出口が形成されている吐出チップと、該吐出チップにインクを供給する流路を形成する流路形成部材であって、該流路形成部材の前記吐出チップに対する接続部と外部とを連通させる封止流路を含む流路形成部材と、を含む記録ヘッドと、前記吐出チップと前記流路形成部材との接続部を外部から吸引可能な吸引手段と、を有することを特徴とするものである。
上記課題を解決する記録ヘッドの補修方法の発明の一態様は、吐出口が形成されている吐出チップと、該吐出チップにインクを供給する流路を形成する流路形成部材であって、該流路形成部材の前記吐出チップに対する接続部と外部とを連通させる封止流路を含む流路形成部材と、を含む記録ヘッドの補修方法であって、前記封止流路に外部から封止材を注入する工程と、前記吐出口と前記接続部とのうち少なくともいずれか一方に負圧を付与する吸引工程と、を含むことを特徴としている。
このように本発明の一態様によれば、インクの流路に生じた外部との連通部を容易に封止することのできる、記録装置および記録ヘッドの補修方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録ヘッドを搭載のインクジェット記録装置のインクの処理系統を説明する概念模式図である。 図2は、そのシステムの制御系統を説明するブロック図である。 図3は、記録ヘッドを示す図であり、(a)は正面図、(b)はA−A断面側面図である。 図4は、課題を説明する図であり、(a)は状態図、(b)は組み立て構造図である。 図5は、記録ヘッドのインクの吐出構造を示す拡大縦断面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る記録ヘッドの補修方法を説明するフローチャートである。 図7は、記録ヘッドの補修箇所を説明する拡大縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図7は本発明の一実施形態に係る記録ヘッドを搭載するインクジェット記録装置の一例であるプリンタおよびその補修方法を説明する図であり、図1はそのプリンタの要部構成を説明する概念模式図である。
図1において、プリンタ100は、例えば、記録媒体としてロール状に巻かれたロール紙を引き出して(繰り出して)、インクジェット記録方式により画像形成する印刷装置である。プリンタ100は、例えば、図2に示すPC(Personal Computer)端末のホスト装置Hが接続されている。プリンタ100は、そのホスト装置Hから送られてくる画像データに基づいて、記録ヘッド111の図5に示す吐出口(ノズル)112から画像形成位置のロール紙Pに向けて各色インクを吐出することにより画像形成する。
ここで、本実施形態では、記録媒体の一例として、ロール状に巻かれたロール紙Pを一例にして説明するが、これに限るものではなく、例えば、所定のサイズにカット済みのカット紙など他の形態であってもよい。また、本実施形態は、記録媒体として、紙に限らず、例えば、不織布を含む布材、OHP(overhead projector)シート等の樹脂薄板、さらには皮革や金属板などを処理可能なプリンタなどに適用してもよいことは言うまでもない。
記録ヘッド111は、インクジェット記録方式が採用されて、インクカートリッジ116のインクタンク116t内の各色インクを吐出することによりロール紙Pに画像形成する。この記録ヘッド111は、キャップ113を備えて、吐出するインクの品質を、後述するインク処理系統141により一定に維持するようになっている。
この記録ヘッド111は、ロール紙Pに対面する下面がインクの吐出口112(図5を参照)の形成面111aが位置するように設置されている。記録ヘッド111は、その吐出口112の形成面111aがロール紙Pに近接して対面する位置に移動し、その吐出口112から粒状のインク、すなわち、インク滴を吐出してロール紙Pに画像形成する記録動作を実行する。なお、後述するように、図1には吐出口112を一例として模式的に1つのみ図示するが、記録ヘッド111の形成面111aに複数配列されているのはいうまでもない。
また、記録ヘッド111は、複数個のインクの吐出口(ノズル)112がロール紙Pの搬送方向D(図3を参照)と直交する紙幅W方向を主走査方向としてノズル列とするように整列されている。すなわち、記録ヘッド111は、ロール紙Pの画像形成領域の紙幅W一杯を主走査方向としてカバーする、所謂、フルラインヘッドの長尺形態に形成されて、その搬送方向Dを副走査方向として画像形成するようになっている。
ここで、記録ヘッド111は、吐出口112の近接位置に設置されている図5に示す電熱変換素子(ヒータ)118hに通電して急加熱することによって瞬間的に気泡(バブル)を発生させて吐出口112からインク滴を吐出させる所謂、サーマル方式を採用する。この記録ヘッド111には、吐出口112付近を予熱などするヒータ118sが設置されている。なお、記録ヘッド111は、サーマル方式に限らず、例えば、インクの吐出口の容量を瞬間的に変化させる圧電素子(ピエゾ素子)を設置して、吐出口112からインク滴を吐出させる所謂、ピエゾ方式を採用してもよいことはいうまでもない。
また、プリンタ100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色インク毎に別個の記録ヘッド111Y、111M、111C、111K(図2を参照)を備えている。この記録ヘッド111Y、111M、111C、111Kは、ロール紙Pの搬送方向Dの上流側から下流側に向かって順次に並ぶように並列されている。これにより、記録ヘッド111は、ロール紙Pの搬送に合わせてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色インクを吐出して重ねることによりロール紙Pの一面側にフルカラー画像を記録形成することができる。なお、ブラック(K)の「K」は「Bk」を意味していて、青色(B)と混同しないようにしている。
この記録ヘッド111は、吐出口112の形成されている下面側の形成面111aを覆う着脱可能なキャップ113が、その形成面111aを清浄に保つ機構として設置されている。なお、記録ヘッド111の形成面111aを清浄にする機構としては、例えば、その形成面111aを拭き取る不図示のブレードなどが設置される場合もある。
キャップ113は、記録ヘッド111と同様に移動可能に支持されている。キャップ113は、記録ヘッド111の形成面111aに対面する位置に移動して着脱可能に設置されている。キャップ113は、記録ヘッド111の形成面111aに取り付けられることにより、吐出口112の形成面111a側に密閉状態となる閉塞空間113sを形成する。キャップ113は、記録ヘッド111Y、111M、111C、111Kのそれぞれに配置されて、各色インクの吐出口112の開口する形成面111a側を覆うように準備されている。これにより、キャップ113は、記録ヘッド111の形成面111aが外気から遮断されることにより、無用な付着物や乾燥の促進をできるだけ回避して清浄に保つことができる。
インクカートリッジ116は、各色インク毎に準備されて記録ヘッド111の上部に位置するように設置されている。インクカートリッジ116は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色インク毎に設置されて、それぞれのインク色に対応する記録ヘッド111Y、111M、111C、111Kに貯留するインクを適宜に供給する。
このインクカートリッジ116は、内部のインクタンク116tが記録ヘッド111に該当色のインクを供給可能に、所謂、接続部材117を介して接続されている。インクカートリッジ116は、画像形成(印刷)動作で記録ヘッド111内のインクが消費されて内圧が低下したときに、接続部材117を介してインクタンク116t内のインクが適宜に吸引されて補充するようになっている。
そして、記録ヘッド111は、図2に示す後述の制御ユニット150による制御処理に従って、インクカートリッジ116から内部の液室111tに補充される該当色のインクを吐出口112からインク滴として吐出し、ロール紙Pに画像形成する。記録ヘッド111は、液室111t内のインクの液面高さが残量センサ119により検出されて、その液面高さ情報を受け取った後述の制御ユニット150から適宜にインクカートリッジ116の交換指示等がなされる。記録ヘッド111は、インクカートリッジ116の交換後に、インク処理系統141が機能してそのインクカートリッジ116から該当色のインクが充填される。なお、記録ヘッド111は、主走査方向に整列されている複数の吐出口112に液室111tが共通にインク供給可能に連通されて選択的にヒータ118hが加熱されることによりインク滴を吐出させるようになっている。
インク処理系統141は、記録ヘッド111やキャップ113などにチューブ142が接続されて構築されている。インク処理系統141は、記録ヘッド111とインクカートリッジ116と同様に、各色インク毎に準備されている。
このインク処理系統141は、チューブ142を介して記録ヘッド111やキャップ113に、インクカートリッジ116と、バッファータンク143と、ポンプ144と、廃インクタンク145と、が各種バルブにより切り換えられて機能可能に接続されている。なお、ポンプ144は、チューブ142内のインクをバッファータンク143側から吸引して廃インクタンク145に向かって流動させることからチューブポンプが多用されている。また、バッファータンク143から廃インクタンク145までは、各色インク毎に分ける必要はなく、共通になるようにチューブ142により接続されている。
インクカートリッジ116は、記録ヘッド111の液室111tとの間にリフィル弁165が介在して開閉することによって、チューブ142を介して連通または遮断されるように接続されている。なお、インクカートリッジ116のインクタンク116t内の圧力を大気圧に維持する空気抜き116aが設置されている。
バッファータンク143は、記録ヘッド111の液室111tとの間に供給弁166が、また、キャップ113との間に回復弁167が介在して、それぞれ開閉することによって、チューブ142を介して連通または遮断されるように接続されている。また、バッファータンク143は、ポンプ144の介在するチューブ142を介して、廃インクタンク145に連通するように接続されている。
このバッファータンク143は、内圧を調整するバッファ弁168が設置されている。同様に、キャップ113にも、記録ヘッド111の形成面111aに取り付けた際に内部に形成される閉塞空間113sの内圧を調整する解放弁169が設置されている。
この構造により、記録ヘッド111では、リフィル弁165を開にして他を閉にすることで、液室111tのインクが画像形成動作で消費されて負圧にされたとき、インクカートリッジ116のインクが適宜に吸引補充する補充処理が行われる。記録ヘッド111では、残量センサ119の検出情報に基づいてリフィル弁165と供給弁166を開にして他を閉じた状態でポンプ144を稼働させることで、液室111tを減圧してインクカートリッジ116のインクを吸引充填する充填処理が行われる。
また、記録ヘッド111では、待機時間等に応じて、リフィル弁165と共に回復弁167を開けて他を閉じた状態でポンプ144を稼働させることで、キャップ113内を減圧し吐出口112からバッファータンク143にインクを吸引する回復処理が行われる。すなわち、ポンプ144と回復弁167が吸引機構を構成している。同様に、記録ヘッド111では、バッファ弁168を開けて供給弁166と回復弁167とを閉じた状態でポンプ144を稼働させることで、バッファータンク143に溜まるインクを吸引して廃インクタンク145に排出する排出処理が行われる。なお、この記録ヘッド111の吐出口112の形成面111aは、付着したインク等の異物を拭き取るワイパーを備える場合もある。
制御ユニット150は、図2に示すように、CPU151に、プログラムROM152と、イメージメモリ153と、ワークRAM154と、操作パネル155とが各種情報をやり取り可能に接続されている。CPU151は、プログラムROM152内に格納されている制御プログラムを実行し、ワークRAM154のワークエリアに一時記憶する残量センサ119を含むセンサ情報など各種情報に基づいてプリンタ100の全体を統括制御する。これにより、CPU151は、ホスト装置Hから受け取る画像データをロール紙Pにインクジェット記録方式により記録する画像形成処理を実施する。なお、CPU151が制御プログラムで利用する各種情報としては、センサ情報の他、操作パネル155から入力される各種設定指示情報やプログラムROM152内の各種テーブル情報や固有のパラメータ情報などが含まれる。
この制御ユニット150は、ホスト装置Hがインターフェイスコントローラ156を介して各種情報をやり取り可能にCPU151に接続されている。また、プリンタ100を構成するロール紙Pの給紙搬送や画像記録などの各種駆動ユニットに設置されている、残量センサ119を含む各種センサが入力ポート157を介してセンサ情報を取得可能にCPU151に接続されている。
また、制御ユニット150は、各色記録ヘッド111(111Y、111M、111C、111K)が記録ヘッド制御回路158を介して各種情報をやり取り可能にCPU151に接続されている。この記録ヘッド制御回路158は、CPU151から送られてくる画像データに基づく各色インク毎の駆動信号を生成して記録ヘッド111K、111C、111M、111Yを制御することにより、適宜に各色インクを吐出させる。なお、CPU151は、記録ヘッド制御回路158を介して記録ヘッド111側の各種情報、例えば、記録ヘッド111の移動やキャップ113の取付などを検知するセンサ情報を受け取って、後述するモータ群の駆動を制御するようになっている。
そして、制御ユニット150のCPU151は、ホスト装置Hから印刷命令と共に受け取る画像データをイメージメモリ153にビットマップ展開して一時記憶させつつ記録ヘッド111に処理させる各色画像データを中継する。このCPU151は、その各色画像データを割り当てた各色記録ヘッド111K、111C、111M、111Yを記録ヘッド制御回路158により駆動制御することにより、ロール紙Pに向けて各色インクを順次に吐出させて画像形成する。なお、ロール紙P上には、記録ヘッド111Kから記録ヘッド111C、111M、111Yへと順次に、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色インクが選択的に吐出されて重ねられることによりフルカラー画像が形成される。
また、CPU151は、出力ポート159を介してモータ駆動部161に各種情報を出力可能に接続されている。そのモータ駆動部161には、上述したロール紙Pの給紙搬送や画像記録する制御処理で使用する各種モータが駆動信号を受取可能に接続されている。モータ駆動部161は、昇降モータ133と、キャッピングモータ134と、ポンプモータ144mとがCPU151からの各種指示に基づく駆動信号を受け取り可能に接続されている。昇降モータ133は記録ヘッド111をインク吐出位置やキャップ113の取付位置に鉛直方向に昇降して移動させる。キャッピングモータ134は記録ヘッド111をロール紙Pの搬送方向にスライドさせてインク吐出位置とキャップ113の取付位置との間を移動させる。ポンプモータ144mはポンプ144の回転駆動力を出力して稼働させる。これにより、モータ駆動部161は、例えば、CPU151からのロール紙Pの搬送指示に基づく駆動信号を生成して、搬送モータ138を駆動させることにより、記録ヘッド111による画像形成領域にロール紙Pを引き出して通過させるように搬送させる。モータ駆動部161は、キャップ113の着脱指示に基づく記録ヘッド111の昇降信号やスライド信号を生成し、昇降モータ133とキャッピングモータ134を駆動させることにより、記録ヘッド111のノズル形成面111aにキャップ113を着脱させる。
ところで、記録ヘッド111は、図3(a)に示すように、ロール紙Pの紙幅W一杯の主走査方向に長尺なフルラインヘッドで、図3(b)に示すように、そのロール紙Pの搬送方向Dの副走査方向に短尺な形態に形成されている。記録ヘッド111は、吐出口112が液室111tの下部に位置してその主走査方向に連続するように整列されている。記録ヘッド111は、液室111tが内部に形成されている流路形成部材121と、吐出口112が形成されている吐出チップ125とを備えている。
流路形成部材121は、内部の液室111tを吐出チップ125内の吐出口112に向かって連通させるように開口する流路122(図5を参照)が樹脂成形により形成されている。吐出チップ125は、図4に示すように、流路形成部材121の流路122の開口122aに接続する位置に設置されているシリコン製チップにより構成されている。
この吐出チップ125は、熱膨張率などを共通にするように同一材料の流路チップ126aと回路チップ126bとが2枚合わせにされて構築されて、それらの接合面126sに吐出口112が形成されている。流路チップ126aは、流路形成部材121の流路122の開口122aに連続して回路チップ126bとの接合面126sまで貫通する流路127が形成されている。
この流路チップ126aは、回路チップ126bとの接合面126sに、その流路127から下方に連続して記録ヘッド111の形成面111aに開口する吐出口112が形成されている。
回路チップ126bは、その流路チップ126aの一面側接合面126sに臨む流路127や吐出口112を形成するように接合されている。この回路チップ126bは、図2の記録ヘッド制御回路158を介してCPU151により制御される。接合面126sで吐出口112の内部に設けられた吐出ヒータ118hを駆動することによってインクを加熱発泡させ、その圧力によってインク滴を吐出口112から吐出する。また、サブヒータ118sは、吐出チップ125内部に貯留されたインクを加温するときに駆動する。
また、吐出用ヒータ118hやサブヒータ118sを駆動することにより、回路チップ126bと共に流路チップ126aを加熱することが可能であり、流路形成部材121との接着面111gをも加熱することができる。
この記録ヘッド111は、流路形成部材121が樹脂材料により作製されて、吐出チップ125がシリコン基板により作製されて、それぞれの流路122、127が流通抵抗を少なくインクを流通可能に連通するように位置決めされて接着剤で接着接続されている。また、この流路形成部材121と吐出チップ125は、異種材料であることから熱的影響に応じた変形量が異なって、例えば、図4(a)に示すように分かり易く図示すると、流路形成部材121と吐出チップ125との対向面形状が異なって液密に接着することが難しい。このことから、記録ヘッド111では、図4(b)に示すように、吐出チップ125の両端部が流路形成部材121にボルトBによりネジ止めして固定されている。
しかしながら、この記録ヘッド111の流路形成部材121と吐出チップ125との接着面(接続部)111gは、流路形成部材121の樹脂材料と吐出チップ125のシリコン基板とで膨張率に差があって、ヒータ118hの加熱による熱的影響が大きい。このため、記録ヘッド111は、ネジ止めと接着剤による流路形成部材121と吐出チップ125との間の接続強度が長期の使用に伴って維持不能になって接着面111gに隙間が生じる場合がある。また、その吐出チップ125の吐出口112付近のヒータ118hの急加熱で発生する気泡による熱膨張応力が繰り返し負荷されることによっても、その接着面111gが劣化して隙間を生じる場合がある。さらに、この流路形成部材121の液室111tから吐出チップ125の吐出口112に向かって流動するインクは、プリンタ100の待機時にも流路122、127内に留まる。このことから、記録ヘッド111では、そのインクに含まれる成分が流路形成部材121と吐出チップ125との接着面111gに侵入して化学的作用を伴うことによっても、その接着面111gが劣化して隙間を生じる場合がある。
この記録ヘッド111は、その流路形成部材121と吐出チップ125との間の接着面111gの劣化が進行して隙間が連続することにより、流路122、127を外部に連通させる漏れ通路(貫通穴)111rが形成される場合がある。この場合には、流路122、127の液密な接続状態が維持不能になってしまう。
すると、記録ヘッド111の定常使用状況で行われる上述の補充(リフィル)処理や充填処理では、その接着面111gに形成された隙間の漏れ通路111rから外気が侵入して液室111tが負圧にならずにインクが吸引されない状況が発生する。なお、記録ヘッド111の回復処理でも、同様に、その漏れ通路111rから吐出口112に連通する流路122、127内に外気が侵入可能であるので、液室111tのインクを吸引できずに吐出口112のインクのリフレッシュが不十分になる場合がある。
このとき、具体的には、記録ヘッド111内のインクの液面が充填処理の必要な高さまで降下していると残量センサ119の検出情報からCPU151が判断したときに、上述の充填処理を行うが、液室111tが負圧にならずにインクが吸引充填されない。
このため、この充填処理が継続あるいは繰り返されてポンプ144の故障に繋がる場合がある。また、この充填処理の実行中には画像形成処理が中断されることから連続印字したいユーザにとっての遅延時間となってストレスを与えてしまう。さらに、不十分なインク量のままでのヒータ118hの加熱が繰り返されて、所謂、空焚き状態になって故障の原因となってしまう。
そこで、記録ヘッド111は、流路形成部材121と吐出チップ125との液密な接着状態を維持するネジ止め箇所、言い換えると、接着面111gの劣化が進み易い長手方向両端部に、図3に示すように、封止材の供給通路(補修空間)129が形成されている。この供給通路129は、図5に示すように、供給口129aと、連通路129bと、連絡路129cとを備えて、流路形成部材121の流路122の下側に位置するように配置されている。供給通路129の供給口129aは、ロール紙Pの紙幅W一杯の主走査方向に長尺なフルラインヘッド構造の記録ヘッド111の両端部に開口されている。連通路129bは、記録ヘッド111の吐出口112の複数本分の長さに形成されて流路形成部材121の流路122の下側の接着面111gに開口している。連絡路129cは、供給口129aを連通路129bに繋げて連通させるように形成されている。すなわち、流路形成部材121の底面部121a自体が補修空間の供給通路129を外側に形成する外装部材として機能し、主に、供給通路129の連通路129bが流路122、127の外側に位置する補修空間として機能する。
この記録ヘッド111は、流路形成部材121と吐出チップ125との接着面111g側に位置する流路122、127の角部が切り欠かれて溜まり空間111sが形成されている。この溜まり空間111sは、後述する封止処理において、供給通路129内の封止材を流路122、127側の減圧吸引により漏れ通路111r内に進入させて封止する補修作業の品質を維持する。すなわち、溜まり空間111sは、補修作業時に、漏れ通路111rから流出する封止材が凸形状で硬化(固化)してインクの流動性を妨げないように、また、封止材が流路127側に流れ込んでしまうことを未然に防止する。ここで、溜まり空間111sは、後述するように、ポンプ144が稼働してキャップ113内を減圧することにより流路122、127内に吸引する封止材を十分に溜め込むことができる容積(容量)を有するように形成されている。この溜まり空間111sに溜まる封止材の容量Qwは、ハーゲン-ポアズイユの法則を利用する次式(1)によって推定することができる。
Qw=πR4(P1−P2)/8ηwL ・・・(1)
Qw:体積流量 R:漏れ通路111rの想定半径
P1:供給通路129内圧力(大気圧) P2:キャップ113(流路122)内圧力
ηw:封止剤粘度 L:漏れ通路111rの長さ
この算出式(1)に含まれる各種係数は、プリンタ100の各部構造に基づいて予め準備して設定しておけばよい。例えば、漏れ通路111rの想定半径Rは流路形成部材121と吐出チップ125との接着面111gの厚さの半分程度とすればよい。供給通路129内圧力P1は大気圧とし、キャップ113(流路122)内圧力P2はポンプ144の吸引力に応じた値を設定すればよい。封止剤粘度ηwは使用する封止材の粘度を設定し、漏れ通路111rの長さLは流路122と供給通路129間の厚さ程度を設定しておけばよい。
この構造により、記録ヘッド111は、流路形成部材121と吐出チップ125とを接続する接着面111gの隣接位置に供給通路129の連通路129bが位置して、供給口129aから所定の封止材などをその連通路129bに供給保持可能に準備されている。ここで、本実施形態では、連通路129bを流路形成部材121と吐出チップ125との接着面111gの下側にのみに図示しているが、これに限るものではなく、その吐出チップ125の外側から接着面111gの上側にも回りこませて隣接させてもよい。
また、CPU151は、プログラムROM152内の制御プログラムに従って、ホスト装置Hから受け取る画像データをロール紙Pに記録する画像形成処理を実行する際に、記録ヘッド111の流路122、127の補修処理(補修方法)を並行して実行する。この補修処理では、上述の充填処理の繰り返し頻度状況を取得して、その頻度状況が予め設定されている補修要となる状況に該当する場合に、操作パネル155に補修処理が必要な旨のメッセージを表示出力する。そのメッセージを確認したユーザが、その補修処理の指示の下、記録ヘッド111をプリンタ(装置本体)100から外して再セットしたことを検知したときに、上述の回復処理と同様に、回復弁167を開けて他を閉めた状態でポンプ144を稼働させる。これにより、供給通路129の連通路129bに供給充填保持されている封止材が、キャップ113内から吐出口112内も減圧されて流路122側に向かうように漏れ通路111r内に吸引されて、その漏れ通路111rが閉塞される。この後に、CPU151は、ヒータ118h、118sに電力を所定時間だけ通電して加熱させることにより、その漏れ通路111rに吸引された封止材を早期に硬化させて液密性を迅速に確保することができる。
詳細には、CPU151は、プログラムROM152内の制御プログラムに従って画像データの画像形成処理と並行して、図6のフローチャートに示す補修処理(補修方法)に係る制御処理を実行する。
まず、CPU151は、画像形成処理の実行時間を積算計時する設定時間内での上述の充填処理が設定頻度状況を超えている、言い換えると、充填処理が設定回数以上実行されているか否かを各色の記録ヘッド111毎に繰り返し確認する(ステップS11)。例えば、CPU151は、液室111tの容積一杯にインクを充填する処理後に、少ない画像データ処理量であるにも拘わらずに、設定回数を超えて充填処理が繰り返される場合に、設定頻度状況を超えていると判断する。また、CPU151は、充填処理後に残量センサ119の検出する液室111t内のインクの液面高さが復帰しない場合なども、設定頻度状況を超えていると判断するようにしてもよい。
ステップS11において設定頻度状況を超えて充填処理が繰り返される記録ヘッド111の存在を確認したCPU151は、該当の液室111t内のインクの全量を吸引するインク抜き制御処理を実行する(ステップS12)。このとき、CPU151は、該当の記録ヘッド111にキャップ113を取り付けて供給弁166と回復弁167を開けて他を閉じた状態でポンプ144を稼働させることで、液室111t内のインク抜きを実行する。
次いで、CPU151は、記録ヘッド111からキャップ113を外した後に、プリンタ100から該当の記録ヘッド111を取り外し可能な状態にする準備処理を実行する(ステップS13)。
この後に、CPU151は、該当の記録ヘッド111がプリンタ100から外されたか否かを繰り返し確認して(ステップS14)、その記録ヘッド111の取り外し後には、該当の記録ヘッド111が再セットされたか否か繰り返し確認する(ステップS15)。このとき、記録ヘッド111は、取り外したユーザによって、ヒータ118hの加熱熱量で早期に硬化可能な所定粘度の熱硬化性の樹脂材料の封止材(補修材)が供給通路129の供給口129aから注入されて連通路129b内に充填保持されている。
ステップS14において該当の記録ヘッド111の再セットを確認したCPU151は、キャップ113を記録ヘッド111に取り付けて閉塞空間113sを密閉した後に、回復弁167を開けてリフィル弁165と供給弁166とを閉じる(ステップS16)。
次いで、CPU151は、ポンプ144を稼働させることによって、キャップ113内の閉塞空間113sを減圧して吐出口112から流路形成部材121側の流路122内の吸引を予め設定されている時間だけ継続した後にその吸引を停止する(ステップS17)。これにより、流路形成部材121と吐出チップ125との間の接着面111gに形成された漏れ通路111rは、吐出口112側が減圧されることによって供給通路129内の封止材が吸引されて液密に封止される。この吸引時間は、流路122に連通する漏れ通路111rの全長を確実に封鎖することのできる容量の封止材を吸引可能な必要十分な時間を設定すればよい。
次いで、CPU151は、吐出チップ125のヒータ118h、118sへの通電を開始して予め設定されている時間だけ継続した後にその通電を遮断して吐出チップ125の加熱を停止する(ステップS17)。これにより、流路形成部材121と吐出チップ125との間の接着面111gに形成された漏れ通路111r内に吸引させた封止材を迅速かつ効率よく硬化させて固化させることができ、早期に液密性を復帰させることができる。なお、このヒータ118h、118sによる加熱は必須ではなく、例えば、漏れ通路111r内の封止剤を自然硬化させるようにしてもよいが、ヒータ118hなどを利用して早期に硬化させて閉塞処理を迅速に完了する方が好適である。
したがって、記録ヘッド111は、流路形成部材121と吐出チップ125との接着面111gが劣化して流路122、127を外部に連通させる漏れ通路111rが形成されても、その漏れ通路111rを封止材により液密に閉塞する補修処理がなされる。このため、記録ヘッド111は、漏れ通路111rの形成に起因して繰り返される充填処理が頻発する状況から快適な画像記録形成可能な状態に復帰することができる。
このとき、記録ヘッド111は、図7に示すように、流路122に連通する漏れ通路111r内に封止材Fを吸引(進入)させて封止する補修作業で、余分な封止材Feを溜まり空間111s内に溜め込むことができる。このため、その余分な封止材Feが、流路122、127内の流通空間を狭くしてインクの流動の妨げになることがなく、また、流路127側に溢れて吐出口112に流れ込み、インクの吐出品質を劣化させてしまうことを防止することができる。このように、記録ヘッド111は、溜まり空間111sを備えるので、余裕を持ってポンプ144を必要十分な時間だけ稼働させることができ、封止材が足りずに漏れ通路111rが再形成され易い状態で補修処理を終了させてしまうことを回避することができる。
このように、本実施形態のプリンタ100の記録ヘッド111においては、供給通路129の連通路129b内に封止材を充填保持させて、インクの回復処理と同様な補修作業で、密閉不能にする漏れ通路111rを容易に封止して補修することができる。したがって、流路122、127を外部に連通させる漏れ通路111rを容易に封止することができ、インクの充填処理や回復処理などを実行可能に復帰させてインクの吐出品質を維持することができる。
ここで、本実施形態の他の態様として、図示することは省略するが、補修空間としては、供給通路129のように流体を流動させる流路の形態に限るものではなく、底面部121aを備えることなく、樹脂材料の補修材を保持可能な凹形状に窪む角部としてもよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
100……プリンタ(インクジェット記録装置)
111、111C、111K、111M、111Y……記録ヘッド
111a……形成面
111g……接着面(接続部)
111r……漏れ通路(貫通穴)
111s……溜まり空間
111t……液室
112……吐出口
113……キャップ
113s……閉塞空間
116……インクカートリッジ
118h、118s……ヒータ
119……残量センサ
121……流路形成部材
121a……底面部(外装部材)
122、127……流路
125……吐出チップ
129……供給通路(補修空間)
129b……連通路
141……インク処理系統
143……バッファータンク
144……ポンプ(吸引機構)
150……制御ユニット
151……CPU
155……操作パネル
165……リフィル弁
166……供給弁
167……回復弁(吸引機構)
168……バッファ弁
169……解放弁
F……封止材(補修材)
P……ロール紙(記録媒体)

Claims (8)

  1. 記録媒体に対面する複数の吐出口からインクを吐出して当該記録媒体に画像形成する記録装置であって、
    前記吐出口が形成されている吐出チップと、
    該吐出チップにインクを供給する流路を形成する流路形成部材であって、該流路形成部材の前記吐出チップに対する接続部と外部とを連通させる封止流路を含む流路形成部材と、
    を含む記録ヘッドと、
    前記吐出チップと前記流路形成部材との接続部を外部から吸引可能な吸引手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記吸引手段は、前記接続部と前記吐出口とを吸引可能であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記吐出チップを加熱するヒータを備え、
    該ヒータは、前記流路形成部材との前記接続部も加熱可能に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記吸引手段は、前記吐出口の周囲に当接して密閉可能なキャップと、該キャップにより密閉された空間を吸引する吸引機構と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記封止流路に封止材を注入した後に、前記吸引手段により前記吐出口と前記接続部とのうち少なくともいずれか一方に負圧を付与することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記記録ヘッドが前記吐出チップを加熱するヒータを備え、
    負圧を付与したあとに前記ヒータによる加熱を行うことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 吐出口が形成されている吐出チップと、
    該吐出チップにインクを供給する流路を形成する流路形成部材であって、該流路形成部材の前記吐出チップに対する接続部と外部とを連通させる封止流路を含む流路形成部材と、
    を含む記録ヘッドの補修方法であって、
    前記封止流路に外部から封止材を注入する工程と、
    前記吐出口と前記接続部とのうち少なくともいずれか一方に負圧を付与する吸引工程と、
    を含むことを特徴とする記録ヘッドの補修方法。
  8. 前記記録ヘッドが前記吐出チップを加熱するヒータを備え、
    前記封止材として熱硬化性を有する材料を用いることによって、
    前記ヒータが前記吐出チップを加熱して前記流路形成部材との前記接続部に形成される貫通穴を塞ぐ前記封止材を固化させることを特徴とする請求項7に記載の記録ヘッドの補修方法。
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