JP2019098616A - 木質化粧板及びその製造方法 - Google Patents

木質化粧板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019098616A
JP2019098616A JP2017231471A JP2017231471A JP2019098616A JP 2019098616 A JP2019098616 A JP 2019098616A JP 2017231471 A JP2017231471 A JP 2017231471A JP 2017231471 A JP2017231471 A JP 2017231471A JP 2019098616 A JP2019098616 A JP 2019098616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
curve
solid
wood grain
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017231471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6979629B2 (ja
Inventor
西村 和夫
Kazuo Nishimura
和夫 西村
展幸 宮川
Nobuyuki Miyagawa
展幸 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017231471A priority Critical patent/JP6979629B2/ja
Publication of JP2019098616A publication Critical patent/JP2019098616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6979629B2 publication Critical patent/JP6979629B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finished Plywoods (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】本物感、無垢感に優れた木質化粧板及びその製造方法を提供する。【解決手段】木質化粧板1は、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12と、凹凸状非無垢基材12にインクジェット印刷された木目柄の表面印刷層20と、を備え、表面印刷層20の木目柄25の成長輪54を表す表面印刷層木目曲線26は、凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線17の変曲点である表面形状曲線変曲点15と同じ位置に表面印刷層木目曲線26の変曲点である表面印刷層木目曲線変曲点55を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、本物感、無垢感に優れた木質化粧板及びその製造方法に関する。
従来、MDF、合板、樹脂板等の基材の表面に、木目柄を印刷したり突板を貼付したりする木質化粧板が知られている。この木質化粧板は、パーケットフロア等のような本物感、無垢感を表現することが好ましい。例えば、特許文献1には、化粧シートや化粧板の表面に形成された目地等の凹部の着色方法として、化粧シートの表面と凹部とを全面着色した後、化粧シートの表面の着色剤を除去する方法が開示されている。
特開2005−313142号公報
しかしながら、特許文献1の方法で得られる化粧シートは、着色剤が除去された化粧シートの表面の模様と、着色剤が残存する凹部の模様とが、異なっており、また、凹部の模様は単一となり意匠性が低い。このため、特許文献1の方法で得られる化粧シートは、本物感、無垢感に欠けるという問題があった。
また、表面に突板を貼付した木質化粧板の場合、木質化粧板毎に突板の木目模様が異なるため、凹部に着色した木目模様と突板の木目模様とを連続させることが困難である。このため、従来の表面に突板を貼付した木質化粧板の場合は、本物感、無垢感に欠けるという問題があった。
ここで、「本物感」とは、看者に、印刷により形成された印刷層の柄や模様がその柄や模様の表現する材質からなると、錯覚させる感覚を意味する。例えば、印刷層の柄が木目柄である場合、看者に、印刷により形成された印刷層の木目柄部分を、木材からなると錯覚させる感覚を「本物感」という。
また、「無垢感」とは、看者に、印刷により形成された印刷層の柄や模様が、その柄や模様の表現する材質からなり、かつその柄や模様の表現する部材がその柄や模様の表現する材質を切り出したものであると、錯覚させる感覚を意味する。例えば、印刷層の柄が木目柄である場合、看者に、印刷により形成された印刷層の木目柄部分を、切り出した無垢の木材と錯覚させる感覚を「無垢感」という。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。本発明は、本物感、無垢感に優れた木質化粧板及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る木質化粧板は、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材と、この凹凸状非無垢基材にインクジェット印刷された木目柄の表面印刷層と、を備え、前記表面印刷層の木目柄の成長輪を表す表面印刷層木目曲線は、前記凹凸状非無垢基材の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線の変曲点である表面形状曲線変曲点と同じ位置に前記表面印刷層木目曲線の変曲点である表面印刷層木目曲線変曲点を有することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様に係る木質化粧板の製造方法は、平板材にインクジェット印刷により木目柄の表面印刷層を形成するための木目柄のデータであって、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の木目の成長輪により前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線のうち、前記標準平板状無垢材の表面に現れた曲線である表面無垢材木目曲線を含む標準木目画像データを取得する標準木目画像データ取得工程と、前記表面無垢材木目曲線の位置と、前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線の位置と、のズレを示す木目ずれデータを取得する木目ずれデータ取得工程と、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材の表面形状を測定して、前記凹凸状非無垢基材の凹凸形状の表面形状曲線を含む表面形状測定データを取得する表面形状測定工程と、前記木目ずれデータと前記表面形状測定データとに基づき、前記標準木目画像データ中の前記表面無垢材木目曲線を、この表面無垢材木目曲線が前記凹凸状非無垢基材の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線の変曲点である表面形状曲線変曲点と同じ位置に変曲点を有するように画像処理することにより凹凸補正木目曲線を含む凹凸補正木目画像データを作成する凹凸補正木目画像データ作成工程と、前記凹凸補正木目画像データに基づき前記凹凸状非無垢基材の表面にインクジェット印刷することにより、前記凹凸状非無垢基材の表面に、前記凹凸補正木目画像データと同様の木目柄の表面印刷層を形成するインクジェット印刷工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明の第3の態様に係る木質化粧板の製造方法は、平板材にインクジェット印刷により木目柄の表面印刷層を形成するための木目柄のデータであって、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の木目の成長輪により前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線のうち、前記標準平板状無垢材の表面に現れた曲線である表面無垢材木目曲線を含む標準木目画像データを取得する標準木目画像データ取得工程と、前記表面無垢材木目曲線の位置と、前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線の位置と、のズレを示す木目ずれデータを取得する木目ずれデータ取得工程と、平板状非無垢基材の表面を、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材の表面形状に一致する形状に加工するための凹凸加工用表面形状データを取得する凹凸加工用表面形状データ取得工程と、前記凹凸加工用表面形状データに基づき、前記平板状非無垢基材の表面を前記凹凸状非無垢基材の表面形状に一致する形状に加工して、前記凹凸状非無垢基材を作製する凹凸加工工程と、前記木目ずれデータと前記凹凸加工用表面形状データとに基づき、前記標準木目画像データ中の前記表面無垢材木目曲線を、この表面無垢材木目曲線が前記凹凸状非無垢基材の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線の変曲点である表面形状曲線変曲点と同じ位置に変曲点を有するように画像処理することにより凹凸補正木目曲線を含む凹凸補正木目画像データを作成する凹凸補正木目画像データ作成工程と、前記凹凸補正木目画像データに基づき前記凹凸状非無垢基材の表面にインクジェット印刷することにより、前記凹凸状非無垢基材の表面に、前記凹凸補正木目画像データと同様の木目柄の表面印刷層を形成するインクジェット印刷工程と、を有することを特徴とする。
本発明の木質化粧板によれば、本物感、無垢感に優れた木質化粧板を提供することができる。本発明の木質化粧板の製造方法によれば、本物感、無垢感に優れた木質化粧板の製造方法を提供することができる。
実施形態に係る木質化粧板の一例を示す図である。図1(a)は、木質化粧板の断面図であり、図1(b)は、図1(a)のA方向から見た平面図である。 木質化粧板の第1の製造方法を示す図である。 平板材を説明する断面図である。 標準木目画像データ取得工程で取得する標準木目画像データを説明する図である。図4(a)は、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の断面図であり、図4(b)は、図4(a)の標準平板状無垢材のB方向から見た表面に現れた標準木目画像データの一例である。 木目ずれデータ取得工程で取得される木目ずれデータを説明する図である。図5(a)は、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の模式的な斜視図であり、図5(b)は、図5(a)の領域R1に表された成長輪の無垢材木目曲線の木目ずれデータの一例である。 標準平板状無垢材の厚さ方向の深さD(d、d、d、d)と、各深さDで切断した標準平板状無垢材の切断面に表れる木目の成長輪による無垢材木目曲線との関係を示す図である。 木目ずれデータ取得工程で取得される木目ずれデータを説明する図である。図7(a)は、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の模式的な斜視図であり、図7(b)は、図7(a)の領域R2に表された成長輪の無垢材木目曲線の木目ずれデータの一例である。 凹凸補正木目画像データ作成工程で作成される凹凸補正木目画像データを説明する図である。図8(a)は、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材の断面図である。図8(b)は、図8(a)をC方向から見た表面に印刷するための標準木目画像データの一例である。図8(c)は、標準木目画像データ等に基づいて作成された凹凸補正木目画像データの一例である。 平板状非無垢基材を説明する断面図である。 木質化粧板の第2の製造方法を示す図である。
[木質化粧板]
実施形態に係る木質化粧板1について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る木質化粧板の一例を示す図である。図1(a)は、木質化粧板の断面図であり、図1(b)は、図1(a)のA方向から見た平面図である。
図1に示すように、木質化粧板1は、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12と、この凹凸状非無垢基材12にインクジェット印刷された木目柄の表面印刷層20と、を備える。
木質化粧板1は、例えば、床材、壁材、天井材等として用いられる。
<凹凸状非無垢基材>
表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12は、木質化粧板1に強度を付与し、その表面に印刷された表面印刷層20が形成される部材である。凹凸状非無垢基材12は、無垢材と異なる材質からなる基材である。凹凸状非無垢基材12の材質としては、例えば、MDF(Medium Density Fiberboard;中密度繊維板)、合板、樹脂板が用いられる。
図1(a)に示すように、凹凸状非無垢基材12は表面に凹凸形状を有する、この凹凸形状は、例えば、図9に示す平板状非無垢基材11に、いわゆる名栗加工を行うことで形成される。
凹凸状非無垢基材12は、表面に凹凸形状を有するため、凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す曲線である表面形状曲線17を有する。表面形状曲線17は、通常、凹凸状非無垢基材12の断面における表面形状を示す曲線が用いられる。図1(a)に示すように、表面形状曲線17は、その変曲点である表面形状曲線変曲点15を有する。表面形状曲線17は、通常、図1(a)の紙面奥行方向に向かって多数存在することにより、表面形状曲線17の束の情報となっていることが好ましい。この表面形状曲線17の束によれば、凹凸状非無垢基材12の表面の凹凸形状を精密に再現することが可能になる。
ここで、表面形状曲線変曲点15とは、表面形状曲線17の一回微分の値の変化が離散的に変化する点を意味する。
<表面印刷層>
表面印刷層20は、凹凸状非無垢基材12の表面に印刷された表面印刷層であり、木目柄25を有する。図1(b)に、表面印刷層20の木目柄25を模式的に示す。表面印刷層20の木目柄25は、インクジェット印刷により形成される。また、インクジェット印刷のうちでも、微小インクドット型のインクジェット印刷を用いると、木目柄25の高精細な表現が可能で、木目柄25の本物感に優れるため好ましい。
図1(b)に示すように、表面印刷層20は、木目柄25の成長輪を表す表面印刷層木目曲線26を有する。図1(b)には、表面印刷層木目曲線26a、26b、26c、26d、26eを示す。これらの表面印刷層木目曲線26は、凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線17の変曲点である表面形状曲線変曲点15と同じ位置に、表面印刷層木目曲線26の変曲点である表面印刷層木目曲線変曲点55を有する。
ここで、表面印刷層木目曲線変曲点55とは、表面印刷層木目曲線26の一回微分の値の変化が離散的に変化する点を意味する。
図1(b)に示すように、表面印刷層木目曲線26は、凹凸状非無垢基材12の表面形状曲線変曲点15と同じ位置に、表面印刷層木目曲線26の変曲点である表面印刷層木目曲線変曲点55を有する曲線になっている。
<効果>
木質化粧板1によれば、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12の凹凸形状に合致するように歪んだ木目柄を表現できるため、本物感、無垢感に優れた木質化粧板1が得られる。
[木質化粧板の製造方法]
木質化粧板1は、例えば、以下の製造方法により製造することができる。以下、木質化粧板1の第1の製造方法及び第2の製造方法について説明する。図2は、木質化粧板の第1の製造方法を示す図である。図10は、木質化粧板の第2の製造方法を示す図である。
(第1の製造方法)
第1の製造方法は、標準木目画像データ取得工程と、木目ずれデータ取得工程と、表面形状測定工程と、凹凸補正木目画像データ作成工程と、インクジェット印刷工程と、を有する。
<標準木目画像データ取得工程>
第1の製造方法では、はじめに標準木目画像データ取得工程を行う。
標準木目画像データ取得工程は、平板材60にインクジェット印刷により木目柄の表面印刷層20を形成するための木目柄95のデータであって、表面無垢材木目曲線96を含む標準木目画像データ94を取得する工程である。木目柄95は、表面印刷層20を構成する木目柄25を形成するための標準木目画像データ94中にある木目柄である。
平板材60とは、インクジェット印刷される対象として仮想的に作成された平板状の部材である。平板材60は、仮想的に作成されていればよく、現実に存在する必要はない。図3は、平板材を説明する断面図である。図3は、平板状の平板材60をその厚み方向に沿って切断した断面図である。平板材60は、図3に示すような表面に凹凸のない平板状の部材として仮想的に作成される。なお、平板材60は、現実に存在する必要はないが、現実に存在してもよい。
表面無垢材木目曲線96とは、標準平板状無垢材50の木目の成長輪54により標準平板状無垢材50の任意の断面に形成される無垢材木目曲線56のうち、標準平板状無垢材50の表面に現れた曲線である。
標準平板状無垢材50とは、木目柄95のデータを取得するために仮想的に作成された平板状の無垢材である。標準平板状無垢材50は、仮想的に作成されていればよく、現実に存在する必要はない。
図4(a)に標準平板状無垢材50を示す。図4(a)は、標準平板状無垢材50をその厚み方向に沿って切断した断面図である。標準平板状無垢材50は、図4(a)に示すような表面に凹凸のない平板状の無垢材として仮想的に作成される。なお、標準平板状無垢材50は、現実に存在する必要はないが、現実に存在してもよい。
図4は、標準木目画像データ取得工程で取得する標準木目画像データ94を説明する図である。図4(a)は、標準平板状無垢材50の断面図であり、図4(b)は、図4(a)をB方向から見たときに標準平板状無垢材50の表面に現れる標準木目画像データ94の一例である。
標準木目画像データ94は、標準平板状無垢材50の表面に現れる木目柄95のデータであり、平板状の平板材60の表面にインクジェット印刷により木目柄の表面印刷層20を形成するためのデータである。このため、標準木目画像データ94は、標準平板状無垢材50と同じく平板状の平板材60の表面の平面にそのまま印刷したときに、自然な木目模様が印刷されるような画像データになっている。
具体的には、標準木目画像データ94では、図4(b)に示すように、標準木目画像データ94を正面から見たときに自然な木目模様になるように、複数本の表面無垢材木目曲線96(96a、96b、96c、96d、96e)が形成される。このように、標準木目画像データ94は、表面無垢材木目曲線96を含む。
一方、標準木目画像データ94は、凹凸状非無垢基材12の凹凸形状を有する表面にそのまま印刷すると、自然な木目模様を印刷することができない。このため、本製造方法では、標準木目画像データ94を凹凸状非無垢基材12の表面の平面にそのまま印刷したときに自然な木目模様が印刷されるように、後述のように標準木目画像データ94を画像処理する工程を有する。
標準木目画像データ取得工程では、上記標準木目画像データ94を、標準木目画像データ94が格納されたデータベース等から取得する。
<木目ずれデータ取得工程>
木目ずれデータ取得工程は、表面無垢材木目曲線96の位置と、標準平板状無垢材50の任意の断面に形成される無垢材木目曲線56の位置と、のズレを示す木目ずれデータ53を取得する工程である。
図5は、木目ずれデータ取得工程で取得される木目ずれデータ53を説明する図である。図5(a)は、標準平板状無垢材50A(50)の模式的な斜視図であり、図5(b)は、図5(a)の領域R1に表された成長輪54の木目ずれデータ53の一例である。
領域R1に表された成長輪54により、標準平板状無垢材50A(50)におけるその厚み方向に垂直な任意の断面には、無垢材木目曲線56が形成される。また、標準平板状無垢材50Aの表面には、表面無垢材木目曲線96が形成される。表面無垢材木目曲線96は、無垢材木目曲線56のうち、標準平板状無垢材50Aの厚み方向に垂直な任意の断面が、標準平板状無垢材50Aの表面に一致する場合の無垢材木目曲線56に一致する。すなわち、表面無垢材木目曲線96は、標準平板状無垢材50Aの表面に現れる無垢材木目曲線56である。
図5(a)に示すように、標準平板状無垢材50Aの表面には、表面の木目の成長輪54による無垢材木目曲線56である表面無垢材木目曲線96が存在する。また、図5(a)の領域R1に示すように、木目の成長輪54は、通常、標準平板状無垢材50Aの厚さ方向の深さが変化するにつれて、この深さD方向に対する垂直方向に移動する。すなわち、標準平板状無垢材50Aを、その厚み方向に垂直な任意の断面でかつ深さが異なる断面で切断すると、切断面には標準平板状無垢材50Aの表面の表面無垢材木目曲線96と異なる位置に移動した無垢材木目曲線56が観察される。この様子を図6に示す。
図6は、標準平板状無垢材50Aの厚さ方向の深さD(d、d、d、d)と、標準平板状無垢材50Aの厚み方向に垂直に各深さDで切断した標準平板状無垢材50Aの切断面に表れる無垢材木目曲線56との関係を示す図である。なお、深さdは標準平板状無垢材50Aの表面に相当する深さであり、深さdは標準平板状無垢材50Aの裏面に相当する深さである。
図6に示すように、図6の左側の図の標準平板状無垢材50Aをその深さd、d、d、dで標準平板状無垢材50Aの厚み方向に垂直な任意の断面で切断すると、図6の右側の図のような4つの切断面が現れる。なお、図6の右側の図のうち、一番上の図(D=d)は標準平板状無垢材50Aの表面であり、この表面に現れる、木目の成長輪54による無垢材木目曲線56は、表面無垢材木目曲線96と等しい。また、図6の右側の図のうち、一番下の図(D=d)は標準平板状無垢材50Aの裏面を表面側から見た図である。
図6の右側の図から分かるように、無垢材木目曲線56は、一番上の図(D=d、表面無垢材木目曲線96)から、深さがd、d、dと深くなるにつれて無垢材木目曲線56α、56β、56γのように全体的に図中x方向に移動する。図6中の紙面の奥行yを一定値とした場合における、深さDの変化に伴う無垢材木目曲線56の図中x方向のずれ量をXと定義する。そして、同一の成長輪54による無垢材木目曲線56の、深さDとずれ量Xとの関係を示すデータを木目ずれデータ53と定義する。
図5(b)は、図5(a)の標準平板状無垢材50Aの手前側の端面の領域R1内に表された成長輪54が形成する無垢材木目曲線56の木目ずれデータ53の一例である。標準平板状無垢材50の手前側の端面の領域R1内に表された成長輪54は直線状であり、深さDの変位とずれ量Xとが比例するため、図5(b)に示す木目ずれデータ53を有する。
木目ずれデータ53は、標準平板状無垢材50Aの木目の形状により異なる。木目ずれデータ53の他の一例について説明する。図7は、木目ずれデータ取得工程で取得される木目ずれデータ53を説明する図である。図7(a)は、標準平板状無垢材50Aと異なる標準平板状無垢材50B(50)の模式的な斜視図である。
図7(b)は、図7(a)の標準平板状無垢材50B(50)の手前側の端面の領域R2内に表された成長輪54が形成する無垢材木目曲線56の木目ずれデータ53の一例である。標準平板状無垢材50の手前側の端面の領域R2内に表された成長輪54は曲線状であり、深さDの変位に対しずれ量Xが指数関数的に増加するため、図7(b)に示す木目ずれデータ53を有する。
木目ずれデータ取得工程では、上記木目ずれデータ53を、例えば、木目ずれデータ53が格納されたデータベース等から取得する。
<表面形状測定工程>
表面形状測定工程は、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12の表面形状を測定して、凹凸状非無垢基材12の凹凸形状の表面形状曲線17を含む表面形状測定データを取得する工程である。
具体的には、図2(a)に示すように、レーザ変位計等の表面形状計測部121を用いて凹凸状非無垢基材12の表面形状を測定することにより、凹凸状非無垢基材12の凹凸形状の表面形状曲線17を含む表面形状測定データを取得する。
<凹凸補正木目画像データ作成工程>
凹凸補正木目画像データ作成工程は、木目ずれデータ53と前記表面形状測定データとに基づき、標準木目画像データ94中の表面無垢材木目曲線96を画像処理することにより、凹凸補正木目曲線97を含む凹凸補正木目画像データ19を作成する工程である。
表面無垢材木目曲線96の画像処理は、表面無垢材木目曲線96を、表面無垢材木目曲線96が凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線17の変曲点である表面形状曲線変曲点15と同じ位置に変曲点58を有するように変形させる処理である。すなわち、表面無垢材木目曲線96の画像処理は、表面無垢材木目曲線96中の標準木目画像データ94を、凹凸状非無垢基材12の表面の平面にそのまま印刷したときに自然な木目模様が印刷されるように画像処理する工程である。この画像処理により、各表面無垢材木目曲線96から凹凸補正木目曲線97が作成され、凹凸補正木目曲線97を含む凹凸補正木目画像データ19が作成される。
具体的には、図2(b)に示すように、木目ずれデータ53と前記表面形状測定データとに基づき、標準木目画像データ94中の表面無垢材木目曲線96を画像処理することにより、凹凸補正木目曲線97を含む凹凸補正木目画像データ19を作成する。
図2(b)に示す処理を図8を適宜参照して詳細に説明する。図8は、凹凸補正木目画像データ作成工程で作成される凹凸補正木目画像データ19を説明する図である。図8(a)は、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12の断面図である。図8(b)は、図8(a)をC方向から見た表面に印刷するための標準木目画像データ94の一例である。図8(c)は、標準木目画像データ94等に基づいて作成された凹凸補正木目画像データ19の一例である。
図2(b)に示す凹凸補正木目画像データ作成工程では、はじめに、標準木目画像データ取得工程で取得した標準木目画像データ94を取得する。次に、木目ずれデータ53と前記表面形状測定データとに基づき、標準木目画像データ94を、凹凸状非無垢基材12の表面の凹凸形状に合った表面印刷層20を形成することができるように画像処理する。具体的には、標準木目画像データ94中の表面無垢材木目曲線96を、表面無垢材木目曲線96が凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線17の変曲点である表面形状曲線変曲点15と同じ位置に変曲点58を有するように画像処理する。これにより、表面無垢材木目曲線96が画像処理されてなる凹凸補正木目曲線97を含む凹凸補正木目画像データ19を作成することができる。
より具体的には、凹凸補正木目画像データ作成工程では、はじめに、図8(b)に示す標準木目画像データ94を取得する。標準木目画像データ94は、複数本の表面無垢材木目曲線96(96a、96b、96c、96d、96e)を含む。次に、木目ずれデータ53と前記表面形状測定データとに基づき、図8(b)に示す標準木目画像データ94を画像処理する。この画像処理は、標準木目画像データ94中の表面無垢材木目曲線96が図8(a)に示す凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線17の変曲点である表面形状曲線変曲点15と同じ位置に変曲点58を有するように行う。これにより、図8(b)に示す標準木目画像データ94中の表面無垢材木目曲線96が画像処理されてなる凹凸補正木目曲線97を含む凹凸補正木目画像データ19が作成される。図8(c)に凹凸補正木目画像データ19を示す。
<インクジェット印刷工程>
インクジェット印刷工程は、凹凸補正木目画像データ19に基づき凹凸状非無垢基材12の表面にインクジェット印刷することにより、凹凸状非無垢基材12の表面に、凹凸補正木目画像データ19と同様の木目柄の表面印刷層20を形成する。
具体的には、図2(c)に示すように、インクジェット印刷部105を用いてインクジェット印刷することにより、凹凸状非無垢基材12の表面に、凹凸補正木目画像データ19と同様の木目柄の表面印刷層20を形成する。
インクジェット印刷工程を経ると、木質化粧板1が得られる。
<効果>
第1の製造方法によれば、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12の凹凸形状に合致するように歪んだ木目柄を表現できるため、本物感、無垢感に優れた木質化粧板1が得られる。
(第2の製造方法)
第2の製造方法は、標準木目画像データ取得工程と、木目ずれデータ取得工程と、凹凸加工用表面形状データ取得工程と、凹凸加工工程と、凹凸補正木目画像データ作成工程と、インクジェット印刷工程と、を有する。
<標準木目画像データ取得工程>
第2の製造方法では、はじめに標準木目画像データ取得工程を行う。標準木目画像データ取得工程は、第1の製造方法の標準木目画像データ取得工程と同じであるため、説明を省略する。
なお、第1の製造方法の標準木目画像データ取得工程の説明における凹凸状非無垢基材12は、第2の製造方法の凹凸加工用表面形状データ取得工程や凹凸加工工程における凹凸状非無垢基材12と同じである。
<木目ずれデータ取得工程>
木目ずれデータ取得工程は、第1の製造方法の木目ずれデータ取得工程と同じであるため、説明を省略する。
<凹凸加工用表面形状データ取得工程>
凹凸加工用表面形状データ取得工程は、平板状非無垢基材11の表面を、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12の表面形状に一致する形状に加工するための凹凸加工用表面形状データを取得する工程である。
平板状非無垢基材11とは、平板状の非無垢基材である。図9は、平板状非無垢基材を説明する断面図である。図9は、平板状非無垢基材11をその厚み方向に沿って切断した断面図である。図9に示すように、平板状非無垢基材11は、表面に凹凸のない平板状の部材である。平板状非無垢基材11の材質は、凹凸状非無垢基材12と同じである。
凹凸加工用表面形状データは、例えば、図8(a)に示す、凹凸状非無垢基材12の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線17の情報を含むデータである。凹凸加工用表面形状データは、通常、表面形状曲線17の情報を図8(a)の紙面奥行方向に向かって多数存在する、表面形状曲線17の束となっている。この表面形状曲線17の束を含む凹凸加工用表面形状データによれば、平板状非無垢基材11を、凹凸状非無垢基材12の表面の凹凸状の表面形状に一致する形状に精密に加工することが可能になる。
凹凸加工用表面形状データ取得工程では、凹凸加工用表面形状データを、凹凸加工用表面形状データが格納されたデータベース等から取得する。
<凹凸加工工程>
凹凸加工工程は、凹凸加工用表面形状データに基づき、平板状非無垢基材11の表面を凹凸状非無垢基材12の表面形状に一致する形状に加工して、凹凸状非無垢基材12を作製する工程である。
具体的には、図10(a)に示すように、レーザ加工機等の凹凸加工部123を用いて平板状非無垢基材11の表面を加工することにより、凹凸状非無垢基材12を作製する。
<凹凸補正木目画像データ作成工程>
凹凸補正木目画像データ作成工程は、木目ずれデータ53と前記凹凸加工用表面形状データとに基づき標準木目画像データ94中の表面無垢材木目曲線96を画像処理することにより、凹凸補正木目曲線97を含む凹凸補正木目画像データ19を作成する工程である。
第2の製造方法の凹凸補正木目画像データ作成工程は、第1の製造方法の凹凸補正木目画像データ作成工程において、表面形状測定データに代えて凹凸加工用表面形状データを用いる以外は同じ工程であるため、説明を省略する。
<インクジェット印刷工程>
インクジェット印刷工程は、第1の製造方法のインクジェット印刷工程と同じであるため、説明を省略する。
<効果>
第2の製造方法によれば、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材12の凹凸形状に合致するように歪んだ木目柄を表現できるため、本物感、無垢感に優れた木質化粧板1が得られる。
以上、実施例に沿って本実施形態の内容を説明したが、本実施形態はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
1 木質化粧板
11 平板状非無垢基材
12 凹凸状非無垢基材
15 表面形状曲線変曲点
17 表面形状曲線
19 凹凸補正木目画像データ
20 表面印刷層
25 木目柄(表面印刷層の木目柄)
26 表面印刷層木目曲線
50、50A、50B 標準平板状無垢材
53 木目ずれデータ
54 成長輪
56 無垢材木目曲線
58 変曲点
60 平板材
94 標準木目画像データ
95 木目柄(標準木目画像データの木目柄)
96 表面無垢材木目曲線
97 凹凸補正木目曲線
105 インクジェット印刷部
115 離散的に変化する点
117 表面形状曲線を一回微分した曲線
121 表面形状計測部(レーザ変位計)
123 凹凸加工部(レーザ加工機)

Claims (4)

  1. 表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材と、
    この凹凸状非無垢基材にインクジェット印刷された木目柄の表面印刷層と、
    を備え、
    前記表面印刷層の木目柄の成長輪を表す表面印刷層木目曲線は、前記凹凸状非無垢基材の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線の変曲点である表面形状曲線変曲点と同じ位置に前記表面印刷層木目曲線の変曲点である表面印刷層木目曲線変曲点を有することを特徴とする木質化粧板。
  2. 前記インクジェット印刷が微小インクドット型インクジェット印刷である、請求項1に記載の木質化粧板。
  3. 平板材にインクジェット印刷により木目柄の表面印刷層を形成するための木目柄のデータであって、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の木目の成長輪により前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線のうち、前記標準平板状無垢材の表面に現れた曲線である表面無垢材木目曲線を含む標準木目画像データを取得する標準木目画像データ取得工程と、
    前記表面無垢材木目曲線の位置と、前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線の位置と、のズレを示す木目ずれデータを取得する木目ずれデータ取得工程と、
    表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材の表面形状を測定して、前記凹凸状非無垢基材の凹凸形状の表面形状曲線を含む表面形状測定データを取得する表面形状測定工程と、
    前記木目ずれデータと前記表面形状測定データとに基づき、前記標準木目画像データ中の前記表面無垢材木目曲線を、この表面無垢材木目曲線が前記凹凸状非無垢基材の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線の変曲点である表面形状曲線変曲点と同じ位置に変曲点を有するように画像処理することにより凹凸補正木目曲線を含む凹凸補正木目画像データを作成する凹凸補正木目画像データ作成工程と、
    前記凹凸補正木目画像データに基づき前記凹凸状非無垢基材の表面にインクジェット印刷することにより、前記凹凸状非無垢基材の表面に、前記凹凸補正木目画像データと同様の木目柄の表面印刷層を形成するインクジェット印刷工程と、
    を有することを特徴とする木質化粧板の製造方法。
  4. 平板材にインクジェット印刷により木目柄の表面印刷層を形成するための木目柄のデータであって、木目柄のデータを取得するために仮想的に作成された標準平板状無垢材の木目の成長輪により前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線のうち、前記標準平板状無垢材の表面に現れた曲線である表面無垢材木目曲線を含む標準木目画像データを取得する標準木目画像データ取得工程と、
    前記表面無垢材木目曲線の位置と、前記標準平板状無垢材の任意の断面に形成される無垢材木目曲線の位置と、のズレを示す木目ずれデータを取得する木目ずれデータ取得工程と、
    平板状非無垢基材の表面を、表面に凹凸形状を有する凹凸状非無垢基材の表面形状に一致する形状に加工するための凹凸加工用表面形状データを取得する凹凸加工用表面形状データ取得工程と、
    前記凹凸加工用表面形状データに基づき、前記平板状非無垢基材の表面を前記凹凸状非無垢基材の表面形状に一致する形状に加工して、前記凹凸状非無垢基材を作製する凹凸加工工程と、
    前記木目ずれデータと前記凹凸加工用表面形状データとに基づき、前記標準木目画像データ中の前記表面無垢材木目曲線を、この表面無垢材木目曲線が前記凹凸状非無垢基材の凹凸の表面形状を示す表面形状曲線の変曲点である表面形状曲線変曲点と同じ位置に変曲点を有するように画像処理することにより凹凸補正木目曲線を含む凹凸補正木目画像データを作成する凹凸補正木目画像データ作成工程と、
    前記凹凸補正木目画像データに基づき前記凹凸状非無垢基材の表面にインクジェット印刷することにより、前記凹凸状非無垢基材の表面に、前記凹凸補正木目画像データと同様の木目柄の表面印刷層を形成するインクジェット印刷工程と、
    を有することを特徴とする木質化粧板の製造方法。
JP2017231471A 2017-12-01 2017-12-01 木質化粧板及びその製造方法 Active JP6979629B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017231471A JP6979629B2 (ja) 2017-12-01 2017-12-01 木質化粧板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017231471A JP6979629B2 (ja) 2017-12-01 2017-12-01 木質化粧板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019098616A true JP2019098616A (ja) 2019-06-24
JP6979629B2 JP6979629B2 (ja) 2021-12-15

Family

ID=66975284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017231471A Active JP6979629B2 (ja) 2017-12-01 2017-12-01 木質化粧板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6979629B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664808A (en) * 1979-10-31 1981-06-02 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of artificial dressing veneer
US4930556A (en) * 1988-06-03 1990-06-05 Compax Engineering & Development Ltd. Lay-up for laminated-veneer-lumber
JP2002052897A (ja) * 2000-08-07 2002-02-19 Fine Metal Art:Kk エンボス加工型形成方法とエンボス加工型
JP2005313142A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート又は化粧板の表面に形成された凹部の着色方法
JP2014124537A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Kmew Co Ltd 塗装建築部材の製造方法
JP2014193574A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Daiken Corp 化粧板及びその製造方法
JP2016210022A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 永大産業株式会社 木質系化粧材
JP2019073959A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 建材及びその製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664808A (en) * 1979-10-31 1981-06-02 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of artificial dressing veneer
US4930556A (en) * 1988-06-03 1990-06-05 Compax Engineering & Development Ltd. Lay-up for laminated-veneer-lumber
JP2002052897A (ja) * 2000-08-07 2002-02-19 Fine Metal Art:Kk エンボス加工型形成方法とエンボス加工型
JP2005313142A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート又は化粧板の表面に形成された凹部の着色方法
JP2014124537A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Kmew Co Ltd 塗装建築部材の製造方法
JP2014193574A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Daiken Corp 化粧板及びその製造方法
JP2016210022A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 永大産業株式会社 木質系化粧材
JP2019073959A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 建材及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6979629B2 (ja) 2021-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12005731B2 (en) Laminate panel, method for manufacturing a laminate panel and press element to realize the method
EP2080639B1 (en) Systems and methods for creating textured laminates
RU2358072C2 (ru) Панель для настилки пола, а также способ, устройство и приспособления для изготовления такой панели
EP2149652B1 (en) Floor covering, floor panels, method for their realization
BE1018177A3 (nl) Bedrukt substraat, werkwijze voor het vervaardigen van vloerpanelen en werkwijze voor het vervaardigen van bedrukte substraten.
JP2009297895A (ja) 表面に凹凸模様を有する化粧シートおよびその製造方法
JP6577582B2 (ja) エンボスロールの製造方法
JP2007098755A (ja) 床材
US7632418B2 (en) Method for forming note pads with shaped edges
EP2695746A1 (en) Printed paper sheet, decorative panel, item of furniture and method for manufacturing an item of furniture.
JP2019098616A (ja) 木質化粧板及びその製造方法
CN108474210A (zh) 板以及包括多个这种板的板装置
JP2007050644A (ja) 立体加飾品
US20090151851A1 (en) Systems and methods for creating textured laminate press plates
JP2007190891A (ja) 木質化粧板
JP6549404B2 (ja) 木質系化粧材
CN213534333U (zh) 一种钉线绘画板
JP5082879B2 (ja) 鍵盤装置用の黒鍵及びその製造方法
JP2019073959A (ja) 建材及びその製造方法
JP5882782B2 (ja) 建築板
JP7119497B2 (ja) 化粧材
JP2016121510A (ja) 床材およびその製造方法
US20190070893A1 (en) Laser Engraved Structure with Three-Dimensional Effect Formed on Plane
KR101670834B1 (ko) 가구용 장식바 및 이의 제조방법
JP2013167120A (ja) 建築板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211101

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6979629

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151