JP2019098462A - 案内ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のロボットは、テナント毎にシナリオが作成されていたため、情報が更新されるテナント毎にシナリオを新たな情報に更新する手間がかかっていた。【解決手段】ロボット制御装置110は、ロボット100が顧客から得た顧客情報、テナント情報記憶部から読み出したテナント情報、及びシナリオ記憶部から読み出したシナリオに基づいて、ロボット100に施設の案内を実行させるためのシナリオを作成する。ロボット100は、ロボット制御装置110に顧客情報を送信し、ロボット制御装置110により作成されたシナリオをロボット制御装置110から受信する。そして、ロボット100は、ロボット制御装置110により作成されたシナリオを実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、案内ロボットシステムに関する。
従来、ロボットは、予め定義されたシナリオに基づいて動作していた。シナリオは、ロボットの身体動作と、ロボットが設置される施設に関するテナント情報とを組み合わせて作成される。複数のテナントが入った施設でロボットが利用される場合、テナント毎にシナリオが定義されていた。
特許文献1には、ロボットの発話の可否、発話音量及び発話口調を示す発話出力情報と位置情報とを対応付けた地図データを記憶し、ロボットの現在位置に対応する発話出力情報を地図データから検出する技術が開示されている。
特開2008−254122号公報
ところで、頻繁にテナントが入れ替わる施設であれば、ロボットが案内する情報が古くなることで、ロボットが案内するテナントと、実際に入居しているテナントとで差異が発生することがあった。この場合、ロボットは、顧客に対して適切な案内を行うことができなかった。
特許文献1に開示された技術を用いることで、テナントが入れ替わる度に、シナリオを書き替えることができる。しかし、シナリオの書き替えに伴い、多くの動作テストを行わなければならない。また、テナント毎に適切なシナリオに書き替えなければならないが、シナリオ改修から動作確認までの多くの工数が必要となる。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、シナリオの書換えの手間を減らしつつ、このシナリオを実行するロボットが顧客に適切な案内を行えるようにすることを目的とする。
本発明に係る案内ロボットシステムは、移動可能なロボットと、ロボットの動作を制御するロボット制御装置と、を備える。ロボット制御装置は、ロボットと通信可能であって、ロボットが対面する顧客から得た顧客情報を受信する第1通信部と、ロボットが案内可能な施設に入居する複数のテナントに関するテナント情報を記憶するテナント情報記憶部と、ロボットの動作を指示する命令を含むシナリオを記憶するシナリオ記憶部と、第1通信部が受信した顧客情報、テナント情報記憶部から読み出したテナント情報、及びシナリオ記憶部から読み出したシナリオに基づいて、ロボットに施設の案内を実行させるためのシナリオを作成し、作成したシナリオを第1通信部を介してロボットへ送信するシナリオ作成部と、を有する。ロボットは、ロボット制御装置と通信可能であって、ロボット制御装置に顧客情報を送信し、ロボット制御装置により作成されたシナリオをロボット制御装置から受信する第2通信部と、ロボット制御装置により作成されたシナリオを実行するシナリオ実行部と、を有する。
本発明によれば、ロボットの動作を指示する命令を含むシナリオと、テナント情報とを分離した上で、顧客情報、テナント情報及びシナリオに基づいてロボットに施設の案内を実行させるシナリオを作成するため、ロボットに実行させるシナリオをテナントに合わせて容易に変更することが可能となる。さらに、このシナリオを実行するロボットは、顧客に対して適切な案内を行うことが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態に係る案内ロボットシステムの全体構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るロボットの内部構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るロボット制御装置の内部構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るロボット監視センタの内部構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る施設内のテナント配置例を示す配置図面である。 本発明の一実施の形態に係るテナント毎に設けられるテナント情報の構成例を示すテーブルである。 本発明の一実施の形態に係るロボットが顧客にテナントの案内を行う対話処理の手順例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係るシナリオ作成時のキーワードマッチング機構例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るシナリオによる対話例を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係る定型シナリオによる対話例を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
<案内ロボットシステムの全体構成例>
図1は、本実施の形態の案内ロボットシステム1の全体構成例を示すブロック図である。
案内ロボットシステム1は、ロボット100、ロボット制御装置110、ロボット監視センタ120、及び管理用PC(Personal Computer)130を備える。
ロボット100とロボット制御装置110は、無線LAN(local area nework)等を介して接続されている。
ロボット制御装置110、ロボット監視センタ120及び管理用PC130は、ネットワークNを介して接続されている。ロボット制御装置110には、ロボット監視センタ120だけがアクセス可能である。ロボット監視センタ120には、ロボット制御装置110及び管理用PC130がアクセス可能である。
ロボット100とロボット制御装置110は、施設500内に配置される。ロボット100は、施設500の施設案内を行う。ロボット制御装置110は、ロボット100の動作を制御する。
施設500の外部には、ロボット監視センタ120が配置される。ロボット監視センタ120は、ロボット制御装置110に対して、テナント情報記憶部112d(後述する図3を参照)に記憶される施設500に入居するテナントのテナント情報を配信する。
さらに、施設500の内外を問わず、管理用PC130が配置される。管理用PC130は、例えば、施設500の責任者により操作される端末である。この管理用PC130は、ロボット監視センタ120へアクセスし、施設500に入居するテナントのテナント情報を管理(テナント情報の更新又は登録を含む)することが可能である。
<ロボットの内部構成例>
図2は、本実施の形態のロボット100の内部構成例を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、ロボット100は、CPU101を備え、CPU101の制御下で各処理が実行される主記憶装置102、入出力装置103及び通信インターフェース104(第2通信部の一例)を備える。ロボット100は、施設500内の所定の範囲、例えばロボット100が設置されるフロア内を移動可能である。
主記憶装置102は、入出力部102a、シナリオ実行部102b、駆動制御部102c及び対話制御部102dを備える。入出力部102a、シナリオ実行部102b、駆動制御部102c及び対話制御部102dは、CPU101からの指令に基づいて動作する。
入出力部102aは、入出力装置103との間で、データの入出力動作を実行する他、通信インターフェース104経由で、ロボット制御装置110との間でデータの入出力動作を実行する。
シナリオ実行部102bは、ロボット制御装置110が備える、後述する図3に示すシナリオ作成部112eにより作成されたシナリオを実行することで、ロボット100に施設500の案内を実行させる。シナリオ実行部102bは、実行するシナリオに合わせて、駆動制御部102c及び対話制御部102dに指示を行い、所定の動作を行わせる。
駆動制御部102cは、ロボット100を自律移動させる駆動制御を行う。例えば、駆動制御部102cは、ロボット100が移動する際に、ロボット100のカメラ103aが撮影した映像や、測域センサ103bが光波により検出した自分の位置からロボット100の周囲の状況を判断する。そして、駆動制御部102cは、顧客との距離に関するデータを用いて人、壁等の障害物を避けてロボット100を移動させる。また、駆動制御部102cは、ジャイロセンサ103cを用いてロボット100の機体の傾きを検知し、ロボット100が倒れずに自律移動する制御を行う。
ロボット100は、移動中にカメラ103a又は測域センサ103bから得た情報により、障害物が検知された場合には、駆動制御部102cによって移動を停止又は回避するように制御される。
駆動制御部102cは、ロボット100が移動する際に、カメラ103aが撮影した画像や、測域センサ103bが検出した周囲状況を判断して、障害物等を避ける動作の制御を行う。本実施の形態において、ロボット100が移動できる移動可能範囲は、予め決められた所定の範囲内(例えば、施設500内)に制限される。つまり、駆動制御部102cが判断するロボット100の現在位置は、その移動可能範囲内での位置に留まる。
対話制御部102dは、入出力装置103が備えるマイク103eとスピーカ103fを用いて顧客との対話を音声により制御する。一例を挙げると、対話制御部102dは、テナントの案内に必要となる発話等の音声情報をスピーカ103fから出力し、マイク103eを通して顧客からの音声による回答を得る。これは、顧客から回答を得る方法の一例を示したものである。他に顧客から回答を得る方法として、ロボット100にタッチパネル操作が可能なディスプレイ103gを取り付け、ディスプレイ103gを通じた案内を行ってもよい。この場合、対話制御部102dは、ディスプレイ103gにテナント案内(例えば、ルート案内等)を表示させ、顧客がディスプレイ103gを操作して入力した回答を得ることもできる。
入出力装置103は、カメラ103a、測域センサ103b、ジャイロセンサ103c、駆動機構103d、マイク103e、スピーカ103f及びディスプレイ103gを備える。
カメラ103aは、顧客を撮影し、顔等の画像情報を取得する。マイク103eは、顧客からの音声情報を取得する。カメラ103aで取得された画像情報、及びマイク103eで取得された音声情報等の各種データは、通信インターフェース104を経由してロボット制御装置110に送信される。
測域センサ103bは、ロボット100の位置を特定するためのセンサであり、併せてロボット100の周囲環境を検知する。この測域センサ103bにより、ロボット100の位置及び障害物等を含む周囲の空間形状が計測され、計測されたデータが通信インターフェース104を経由してロボット制御装置110に送信される。
ジャイロセンサ103cは、ロボット100に加わる角加速度に基づいてロボット100の傾き等を検出し、通信インターフェース104を経由して検出データをロボット制御装置110に送信する。
駆動機構103dは、駆動制御部102cからの指示に基づいて、ロボット100を移動させる。ロボット100が車輪により移動可能な形態である場合には、駆動機構103dは、ロボット100に設けられた車輪を駆動させるモータである。あるいは、ロボット100が二足歩行が可能な人型ロボットである場合には、駆動機構103dは、ロボット100に設けられた足に相当する部材を駆動するアクチュエータである。
スピーカ103fは、対話制御部102dで生成された、ロボット100が施設500内を案内するために必要な対話用の音声を顧客に対して出力する。
ディスプレイ103gは、ロボット100に対面した顧客が目視できる位置に取り付けられている。上述したように、ディスプレイ103gの動作は対話制御部102dにより制御される。ディスプレイ103gは、ロボット制御装置110のシナリオ作成部112eから受信したシナリオに基づくテナント等の案内(フロアマップ、おすすめ商品等)を表示する。顧客は、ディスプレイ103gに表示された案内を見て、ロボット100と対話することが可能である。また、ディスプレイ103gは、タッチパネル操作が可能である。このため、ロボット100は、ディスプレイ103gを通じて顧客に質問を表示し、顧客がディスプレイ103gを操作して入力した回答を得ることもできる。
通信インターフェース104は、ロボット制御装置110の通信インターフェース113(図3を参照)と無線LAN等で接続されている。この通信インターフェース104は、ロボット100が収集した各種データをロボット制御装置110に送り、またロボット制御装置110からの指示を受け取る。通信インターフェース104は、ロボット制御装置110からの指示を入出力装置103に伝える他、入出力装置103が収集したデータをロボット制御装置110に出力する。
<ロボット制御装置の内部構成例>
図3は、本実施の形態のロボット制御装置110の内部構成例を示す機能ブロック図である。
ロボット制御装置110は、CPU111の制御下で各処理が実行される主記憶装置112及び通信インターフェース113(第1通信部の一例)を備える。
主記憶装置112は、CPU111の指令に基づいて動作する入力データ処理部112a、出力データ処理部112b、シナリオ記憶部112c、テナント情報記憶部112d、シナリオ作成部112e及びテナント配置図面112fを備える。
入力データ処理部112aは、通信インターフェース113を介して、ロボット100から受信した入力データ(画像情報、音声情報等)、ロボット監視センタ120から受信した入力データ(シナリオ等)の処理を行う。
出力データ処理部112bは、通信インターフェース113を介して、ロボット監視センタ120へ送信する出力データの処理を行う。
シナリオ記憶部112cには、ロボット100が顧客を検知してから顧客を案内するために必要な一連の動作を定義するためのキーワード、埋込みシナリオ及び定型シナリオが格納されている。キーワードは、施設500に関する事柄であり、テナントに関する情報、建物の設備に関する情報、施設500周辺の交通機関の情報、及び施設500のフロアマップ等である。
埋込みシナリオは、テナント毎に異なるキーワードが埋め込まれることで、ロボット100がテナント毎に異なる案内を行うことを可能とするシナリオとして用いられる。
定型シナリオは、テナントによらず同じ内容の動作、対話をロボット100が実行するシナリオとして用いられる。定型シナリオの種類としては、例えば、後述する図7に示す営業開始日前定型シナリオ、休日定型シナリオ、営業時間外定型シナリオ、一部参照定型シナリオ及びテナント情報不要定型シナリオがある。これらの定型シナリオの詳細な内容については、図7で後述する。
テナント情報記憶部112dは、施設500に入居している各テナント毎に作成される、テナント情報(A)、テナント情報(B)及びテナント情報(C)を記憶している(図6で後述)。以下の説明でテナント情報(A)、テナント情報(B)及びテナント情報(C)を区別しない場合には、総称して「テナント情報」と呼ぶ。テナント情報には、テナントの営業時間、テナントが設置された場所等の情報がテナント毎に含まれている。また、テナント情報は、後述するロボット監視センタ120のテナント情報管理画面122aにて、登録及び更新が行われる。
シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112cから読み出した埋込みシナリオ又は定型シナリオと、テナント情報記憶部112dから得たキーワードに基づき、ロボット100に実行させるシナリオを作成する。例えば、シナリオ作成部112eは、ロボット100が顧客から受け取った情報に含まれるキーワードが、ロボット100が案内を行う施設500に入居するテナントに関連するキーワードと一致する場合に、シナリオを作成する。そして、ロボット100は、シナリオ作成部112eにより作成されるシナリオを実行することにより、例えば、テナントが営業中であるか否か、テナントの取扱商品が何であるかといった情報を顧客に案内する。
テナント配置図面112fは、ロボット監視センタ120から送信され、主記憶装置112に記憶される。テナント配置図面112fは、施設500に入居するテナントの配置図面(後述する図5を参照)である。テナント配置図面112fには、テナントの配置に関するレイアウトが含まれる。
さらに、ロボット制御装置110は、ロボット100、ロボット監視センタ120と相互に通信可能な通信インターフェース113を有する。通信インターフェース113は、ロボット100との無線通信を行う他、ネットワークNを経由して、ロボット監視センタ120との通信を行う。
<ロボット監視センタの構成例>
図4は、本実施の形態のロボット監視センタ120の内部構成例を示す機能ブロック図である。
ロボット監視センタ120は、CPU121の制御下で各処理が実行される主記憶装置122及び通信インターフェース123を備える。
主記憶装置122は、テナント情報管理画面122aを備える。
テナント情報管理画面122aは、ロボット監視センタ120にてロボット100の動作を監視するオペレータがテナント情報を管理するため、テナント情報を確認、登録又は更新する際に用いられる画面である。
このテナント情報管理画面122aは、通信インターフェース123を介してロボット監視センタ120にアクセスした管理用PC130に表示することもできる。
このため、管理用PC130が施設500に設置される場合、施設500の責任者は、ロボット監視センタ120のオペレータにテナント情報の確認、登録又は更新を依頼しなくても、テナント情報を確認、登録又は更新することが可能となる。テナント情報管理画面122a上で登録又は更新されたテナント情報は、通信インターフェース123を介してロボット制御装置110へ送信される。そして、ロボット制御装置110のテナント情報記憶部112dに記憶されているテナント情報が、テナント情報管理画面122a上で登録又は更新された新しいテナント情報に書替えられる。
通信インターフェース123は、ネットワークNを介してロボット制御装置110との通信を行う。また、通信インターフェース123は、ネットワークNを介して、管理用PC130との通信も行う。
<施設内のテナント配置例>
図5は、本実施の形態の施設500内のテナント配置例を示す図である。
図5は、テナント配置図面112fの一例である。テナント配置図面112fは、施設500の階段、エレベーター、トイレ及び出入口等が示された図に、テナント用の区画がレイアウトされた構成を成している。
テナント用の区画は、壁等で区切り固定されていてもよいし、パーティション等で区切ることで変形できるようにしてもよい。
また、テナント配置図面112fには、テナント用の区画を区別するための番号が設けられている。例えば、1階には「1−1」〜「1−21」、2階には「2−1」〜「2−23」のようにそれぞれ異なる番号が割り振られている。この番号は、後述する図6に示すテナント情報(C)においてテナント場所として用いられる。
<テナント毎のテナント情報例>
図6は、テナント毎に設けられるテナント情報の構成例を示すテーブルである。テナント情報記憶部112dには、テナント情報(A)、テナント情報(B)及びテナント情報(C)が記憶されている。
テナント情報(A)は、施設500に入居するテナントの営業日時に関する情報である。テナント情報(A)には、例えば、施設500に入居する複数のテナント毎に設定される営業開始日、営業日(曜日)及び営業時間が含まれる。図3に示したシナリオ作成部112eは、テナントの営業開始日以降にロボット100が顧客にテナントの案内を実行できるようなシナリオを作成する。
ここでは、テナント情報(A)の2段目に示すテナントAに注目して各項目の具体的な内容を説明する。
「営業開始日」は、テナントが営業を開始した日付を表す。テナントAの営業開始日は「2017/01/01」である。
「営業日(曜日)」は、一週間のうち、テナントが営業している曜日を表す。テナントAの営業日は「月曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日」である。
「営業時間」は、一日のうち、テナントが営業している時間を表す。テナントAの営業時間は「10:00〜20:00」である。
テナント情報(B)は、施設500に入居するテナントが開催するイベントのイベント期間等に関する情報である。イベントには、例えば、特定の時間帯に行われるタイムセール、顧客に粗品を贈呈する販促セール等が含まれる。テナント情報(B)には、施設500に入居する複数のテナント毎に設定される案内開始日、営業日及び営業時間の案内有効期間、案内有効期間の開始日と終了日より前に設定されるアラーム通知日、及びアラーム通知先が含まれる。現在日時がアラーム通知日を超えた場合に、ロボット制御装置110が予め設定された通知先にアラームを通知する。
テナント情報(B)の2段目に示すテナントAに注目して各項目の具体的な内容を説明する。
「案内開始日」は、ロボット100が後述するテナント情報(C)に示されるおすすめ商品、その他情報の案内を開始する日付を表す。テナントAの案内開始日は「2017/08/15」である。
「案内開始アラーム通知日」は、ロボット100が後述するテナント情報(C)の案内を開始することを数日前に、テナントの責任者等に通知する日付を表す。テナントAの案内開始アラーム通知日は、案内開始日である「2017/08/15」の5日前である「2017/08/10」となる。そして、案内開始アラーム通知日に、ロボット制御装置110からテナントAの責任者にロボット100による案内開始のアラームが通知される。案内開始アラーム通知日にアラームが通知されることにより、テナントの責任者等に対して、テナントで開催するイベントの確認を促すことができる。
「案内有効期間」は、案内開始日からロボット100が後述するテナント情報(C)の案内を実施する期間を表す。テナントAの案内有効期間は「30日」なので、「2017/09/14」にロボット100によるテナント情報(C)の案内は終了する。
「案内終了アラーム通知日」は、ロボット100が後述するテナント情報(C)の案内を終了することを数日前に、テナントの責任者等に通知する日付を表す。テナントAの案内終了アラーム通知日は、案内終了日である「2017/09/14」の5日前の「2017/09/09」となる。そして、案内終了アラーム通知日に、ロボット制御装置110からテナントAの責任者にロボット100による案内終了のアラームが通知される。案内終了アラーム通知日にアラームが通知されることにより、テナントの責任者等に対して、イベントが終了した後、次に開催されるイベントにてロボット100に発話させる情報の更新を促すことができる。
「アラーム通知先」は、現在日時が、案内開始アラーム通知日、案内終了アラーム通知日に達したときに、メール等により通知されるテナントの責任者等の通知先を表す。例えば、テナントAの通知先は、「テナントA責任者メールアドレス」である。
なお、アラーム通知先に、施設500の責任者のメールアドレスを含めておき、テナントの責任者等にアラームが通知される際に、施設500の責任者のメールアドレスにも同じアラームが通知されるようにしてもよい。
テナント情報(C)は、施設500に入居するテナントが開催するイベントのイベント内容等に関する情報である。テナント情報(C)には、シナリオ作成部112eが、案内有効期間内にシナリオを作成するためのテナント場所、ジャンル、おすすめ商品及びその他情報が含まれる。
テナント情報(C)の2段目に示すテナントAに注目して各項目の具体的な内容を説明する。
「テナント場所」は、施設500内にあるテナントAが設置される場所を表す。テナント場所は、図5のテナント配置図面112fに示されるテナント用の区画に割り振られた番号により特定される。テナントAのテナント場所は「1−1」であるため、図5のテナント配置図面112fによれば、1階の左側の出入口付近にテナントAが配置されていることが分かる。
「ジャンル」は、テナントが取り扱っている商品のジャンルを表す。テナントAは、「婦人服」となっている。
「おすすめ商品」は、テナント情報(B)の案内有効期間内に、テナントAがロボット100を介して顧客に勧めたい商品を表す。テナントAのおすすめ商品は「スカート1」となっている。
「その他情報」は、テナント情報(B)の案内有効期間内に、テナントAがロボット100を介して顧客に知らせたい情報を表す。テナントAのその他情報は「15時からタイムセール」となっている。
図3のテナント情報記憶部112dに記憶されているテナント情報(C)の「テナント場所」、「ジャンル」は、テナントが移設されたり、テナントAが取り扱う商品が変わらない限り、営業開始日から不変の情報である。
一方、テナント情報記憶部112dに記憶されているテナント情報(C)の「おすすめ商品」、「その他情報」は、テナントAでイベントが開催される度に更新される情報である。
なお、テナント情報記憶部112dに記憶されるテナント情報は、施設500に入居している全てのテナントに対して作成される。テナント情報記憶部112dのテナント情報は、テナント責任者等が操作する管理用PC130を介して、テナント毎に登録及び更新される。
<ロボットが顧客にテナントの案内を行う対話処理の手順の例>
図7は、本実施の形態のロボット100が顧客にテナントの案内を行う対話処理の手順の例を示すフローチャートである。
対話処理の前提として、図3に示すロボット制御装置110の入力データ処理部112aが顧客とロボット100の対面関係を認識していることが必要となる。
まず、ロボット100に搭載されたカメラ103aの映像を入力データ処理部112aが画像処理し、顧客の検出を行う。入力データ処理部112aが顧客を検出すると、顧客を検出したことを示す情報がロボット100に送信される。ロボット100は、ロボット制御装置110から顧客を検出したことを示す情報を受信すると、駆動制御部102cが駆動機構103dの駆動を制御する。これにより、ロボット100が顧客の前まで移動する。その後、カメラ103aの映像をロボット制御装置110から受信したロボット制御装置110の入力データ処理部112aが画像処理し、顧客とロボット100との対面関係が成立しているか否か判断する。対面関係が成立していれば、以下に説明する対話処理に遷移する。顧客の移動などにより対面関係が成立しなければ、顧客待ちの状態に遷移する。
以下に、入力データ処理部112aが、顧客とロボット100の対面関係が成立していると判断した後の対話処理について説明する。
まず、対話制御部102dは、ロボット100に搭載されたスピーカ103fから顧客へ向けて、簡単な挨拶を行った後、テナントに関する要望等がないか発話による問いかけを行う(S1)。
問いかけに対する返答として顧客の音声が、ロボット100に搭載されたマイク103eにより音声情報として取得される。マイク103eが取得した音声情報は、通信インターフェース104を介してロボット制御装置110に送信される。通信インターフェース113を介して受信した顧客の音声情報は、ロボット制御装置110の入力データ処理部112aで解析が行われ、顧客が発話した音声の内容が認識される(S2)。
次に、シナリオ作成部112eは、入力データ処理部112aにより認識された音声の内容に基づいて、テナント情報を参照する必要があるか否かを判断する(S3)。後述する図8に示すように、シナリオ作成部112eは、顧客の音声の認識内容から抽出したキーワードと、シナリオ記憶部112cから抽出したキーワードとのマッチング処理を行う。キーワードは、テナントで取り扱われる商品のジャンルであってもよいし、テナント名であってもよい。また、テナント以外の施設500等に関わるキーワードでもよい。
例えば、顧客が天気について質問した場合、シナリオ作成部112eが音声の認識内容から抽出したキーワードにはテナントに関する情報は含まれないので、ロボット100はテナントに関する返答を行わなくてよい。このため、シナリオ作成部112eは、テナント情報を参照する必要がないと判断する(S3のNO)。そして、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112cからテナント情報不要定型シナリオを選択し(S15)、ステップS11へ進む。
ここで、テナント情報不要定型シナリオとは、テナント情報を参照しない場合に用いられる定型シナリオの一例である。例えば、テナント情報不要定型シナリオは、「今日の午後は晴れる予報です。」等で表現される。そして、シナリオ作成部112eは、テナント情報不要定型シナリオに表現される発話内容に基づいてロボット100に実行させるシナリオを作成する(S11)。
一方、顧客がテナントについて質問した場合、音声の認識内容から抽出したキーワードにはテナントに関する情報が含まれるので、ロボット100はテナントに関する返答を行わなければならない。このため、シナリオ作成部112eは、テナント情報を参照する必要があると判断する(S3のYES)。
そして、シナリオ作成部112eは、音声の認識内容から抽出したキーワードにテナントに関するテナント名が含まれる場合、テナント情報(A)を参照する(S4)。図中では、シナリオ作成部112edがテナント情報(A)〜(C)から参照するテナント名を「対象テナント」と表記する。
シナリオ作成部112eは、ロボット100がシナリオを実行する日付が、テナント情報(A)に含まれるテナントの営業日以降となるようにシナリオを作成する必要がある。テナントの改装等により営業していないテナントであれば、ロボット100が顧客にテナントを案内できないためである。そこで、シナリオ作成部112eは、テナント情報(A)から対象となるテナントの営業開始日を参照し、シナリオを実行する現在日付が営業開始日以降であるか否かを判定する(S5)。
シナリオを実行する現在日時が営業開始日前であれば(S5のNO)、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112c内にある営業開始日前定型シナリオを選択し(S16)、ステップS11へ進む。営業開始日前定型シナリオとは、テナントが営業開始日前であると顧客に案内する場合に用いられる定型シナリオの一例である。例えば、営業開始日前定型シナリオは、「申し訳ございません。本日は営業開始日前のため開店していません。」等で表現される。
そして、シナリオ作成部112eは、営業開始日前定型シナリオに表現される、開店営業日前のためテナントに案内できないことを表す発話内容に基づいてロボット100に実行させるシナリオを作成する(S11)。なお、顧客が案内を要望したテナントに案内できないので、シナリオ作成部112eは、営業開始日以降の別のテナントを顧客に紹介するシナリオを追加してもよい。
営業開始日以降であれば(S5のYES)、シナリオ作成部112eは、ロボット100がシナリオを実行する日付が、テナント情報(A)に含まれるテナントの営業日となるようにシナリオを作成する必要がある。テナントの休業日であれば、ロボット100が顧客にテナントを案内できないためである。そこで、シナリオ作成部112eは、テナント情報(A)から対象となるテナントの営業日(曜日)を参照し、シナリオを実行する現在日付が営業日(曜日)であるか否かを判定する(S6)。
シナリオを実行する現在日時が営業日(曜日)でなければ(S6のNO)、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112c内にある休日定型シナリオを選択し(S17)、ステップS11へ進む。休日定型シナリオとは、テナントが営業日(曜日)でないと顧客に案内する場合に用いられる定型シナリオの一例である。
例えば、休日定型シナリオは、「申し訳ございません。本日はお休みです。」等で表現されている。そして、シナリオ作成部112eは、休日定型シナリオに表現される、現在日時が営業日(曜日)でないためテナントに案内できないことを表す発話内容に基づいてロボット100に実行させるシナリオを作成する(S11)。なお、顧客が案内を要望したテナントが休日であるため、シナリオ作成部112eは、営業日である別のテナントを紹介するシナリオを追加してもよい。
シナリオを実行する現在日付が営業日(曜日)であれば(S6のYES)、シナリオ作成部112eは、ロボット100がシナリオを実行する時刻が、テナント情報(A)に含まれるテナントの営業時間内となるようにシナリオを作成する必要がある。テナントの営業時間外であれば、ロボット100が顧客にテナントを案内できないためである。そこで、シナリオ作成部112eは、テナント情報(A)から対象となるテナントの営業時間を参照し、シナリオを実行する時刻が営業時間内であるか否かを判定する(S7)。
シナリオを実行する現在日時が営業時間外であれば(S7のNO)、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112c内にある営業時間外定型シナリオを選択し(S18)、ステップS11へ進む。営業時間外定型シナリオとは、テナントが営業時間外であると顧客に案内する場合に用いられる定型シナリオの一例である。例えば、営業時間外定型シナリオは、「申し訳ございません。この時間帯は営業時間外です。」等で表現される。
そして、シナリオ作成部112eは、営業時間外定型シナリオに表現される、営業時間外のためテナントに案内できないことを表す発話内容に基づいてロボット100に実行させるシナリオを作成する(S11)。なお、顧客が案内を要望したテナントが営業時間外であるため、シナリオ作成部112eは、営業時間内である別のテナントを紹介するシナリオを追加してもよい。
シナリオを実行する時刻が営業時間内であれば(S7のYES)、シナリオ作成部112eは、テナント情報(B)を参照する(S8)。そして、シナリオ作成部112eは、テナント情報(B)から対象となるテナントの案内開始日及び案内有効期間を参照し、テナント情報(C)に登録されているおすすめ商品及びその他情報を顧客へ案内してよい案内期間内であるか否かを判定する(S9)。案内有効期間外であれば、ロボット100が顧客におすすめ商品及びその他情報を顧客に案内できないためである。
シナリオの実行日が案内有効期間外であれば(S9のNO)、シナリオ作成部112eは、テナント情報(C)のテナント場所、ジャンルだけを参照する一部参照定型シナリオ(S19)を選択し、ステップS10へ進む。案内有効期間外とは、テナント情報(C)に登録されているおすすめ商品及びその他情報を顧客へ案内してはならない期間又は日付のことである。一部参照定型シナリオとは、テナント情報(C)に登録されているおすすめ商品及びその他情報を顧客へ案内しない場合に用いられる定型シナリオの一例である。一部参照定型シナリオは、例えば、顧客からおすすめ商品を聞かれた場合の回答として、「申し訳ございません。イベントは開催されていません。」等で表現される。一部参照定型シナリオが選択されると、例えば、テナント情報(C)のその他情報は含まれなくなる。
シナリオの実行日が案内有効期間内であれば(S9のYES)、シナリオ作成部112eは、テナント情報(C)を参照する(S10)。そして、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112cから選択した埋込みシナリオの所定位置に、テナント情報(C)から抽出したおすすめ商品及びその他情報を埋め込んで、ロボット100に実行させるシナリオを作成する(S11)。
次に、ロボット制御装置110の出力データ処理部112bは、シナリオ作成部112eにて作成されたシナリオを音声合成する(S12)。音声合成されたシナリオは、通信インターフェース113を介してロボット100に出力される。
ロボット制御装置110からロボット100に出力された音声合成されたシナリオは、ロボット100のスピーカ103fより音声として発話される(S13)。
ロボット100の発話後、入力データ処理部112aは、顧客との間で継続して対話があるか否かを判定する(S14)。継続して対話がなければ(S14のNO)、本処理は終了する。継続して対話があれば(S14のYES)、ステップS2に戻り処理が繰り返される。その後、上述したステップS2以降の処理が繰り返される。
<シナリオ作成時のキーワードマッチング処理の例>
図8は、図7のステップS11に示したシナリオ作成時におけるキーワードマッチング処理の例を示すブロック図である。
上述したようにロボット制御装置110のシナリオ記憶部112cには、埋込みシナリオ及び定型シナリオが予め記憶されている。
また、ロボット制御装置110のテナント情報記憶部112dに記憶されるテナント情報には、ロボット100が案内可能なテナントに関するキーワード(テナント名、ジャンル)が記憶されている。上述したようにテナント情報記憶部112dに記憶されるキーワードは、ロボット監視センタ120にあるテナント情報管理画面122aを通じて登録される。
そして、シナリオ作成部112eがシナリオを作成する際に(図7のS11)、テナント情報記憶部112dとロボット100が認識した音声情報からそれぞれ抽出したキーワードをマッチングする(S21)。そして、シナリオ作成部112eは、キーワードのマッチング結果に応じてシナリオ記憶部112cから抽出したシナリオを作成する。(S22)。
キーワードがマッチしない場合、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112cから施設情報不要定型シナリオを抽出してシナリオを作成する。また、キーワードがマッチした場合であっても、テナントが営業開始日前、営業日外等であれば、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112cから適切な定型シナリオを選択してシナリオを作成する。そして、ロボット100は、定型シナリオに基づいて作成されたシナリオを実行する。
一方、キーワードがマッチした場合であって、テナントを案内可能な営業時間等であれば、シナリオ作成部112eは、シナリオ記憶部112cから埋込みシナリオを抽出する。そして、入力データ処理部112aにより認識された音声の内容から抽出したキーワード、テナント情報から抽出したキーワードを埋込みシナリオに埋め込んでシナリオ作成する。そして、ロボット100は、埋込みシナリオに基づいて作成されたシナリオを実行する。
<埋込みシナリオによる対話例>
図9は、シナリオ作成部112eにより埋込みシナリオを用いて作成されたシナリオによる対話例を示す模式図である。図9に示す対話例には、顧客の質問に応じて顧客にテナントを案内する様子が示される。
始めに、ロボット100が顧客に挨拶をし、顧客へ問いかける。例えば、ロボット100は、「こんにちは。質問をどうぞ。」と発話する(S31)。
顧客は、ロボット100からの発話に対して、例えば、「テナントAの行き方を教えて。」と返答する(S32)。
ロボット100は、顧客の返答をロボット制御装置110に送信する。ロボット制御装置110のシナリオ作成部112eは、顧客の返答に含まれる「テナントA」というキーワードを認識し、図8に示したキーワードマッチング処理S21にてテナント情報記憶部112dのテナント情報からキーワードを抽出する。
次に、シナリオ作成部112eは、抽出したキーワード「テナントA」に基づいて、シナリオ作成処理S22にてシナリオ記憶部112cから埋込みシナリオを抽出し、シナリオを作成する。このとき、例えば、シナリオ作成部112eは、テナント配置図面112fより、テナントAの設置階におけるテナントAに目印を付けたフロアマップを含むシナリオを作成する。そして、シナリオ作成部112eは、シナリオ作成処理S22にて作成したシナリオをロボット100に送信する。
ロボット100は、ロボット制御装置110から受信したシナリオに基づいて、顧客に対して、例えば、「ディスプレイでご案内します。こちらをご確認ください。」と発話する(S33)。ここで、不図示であるが、テナントAに目印を付けたフロアマップが、ディスプレイ103gに表示される。
さらに、顧客はロボット100へ質問を続ける。例えば、顧客は「おすすめは何?」と問いかける(S34)。
ロボット100は、顧客の質問をロボット制御装置110に送信する。ロボット制御装置110のシナリオ作成部112eは、顧客の質問に含まれる「おすすめ」というキーワードを認識し、図8に示したキーワードマッチング処理S21にてテナント情報記憶部112dのテナント情報からキーワードを抽出する。そして、シナリオ作成部112eは、顧客の質問に含まれる「おすすめ」というキーワードと、テナント情報(C)のタイトルを含む情報とをマッチングする。このとき、テナント情報(C)のタイトルである「おすすめ商品」に含まれる「おすすめ」と、顧客の質問に含まれる「おすすめ」とがマッチする。
次に、シナリオ作成部112eは、抽出したキーワード「おすすめ」に基づいて、シナリオ作成処理S22にてシナリオ記憶部112cから埋込みシナリオ「〜がおすすめです。」を抽出する。そして、シナリオ作成部112eは、テナント情報(C)から抽出したテナントAに対応するおすすめ商品である「スカート1」を埋込みシナリオに埋め込んでシナリオを作成する。そして、シナリオ作成部112eは、シナリオ作成処理S22にて作成したシナリオをロボット100に送信する。
ロボット100は、ロボット制御装置110から受信したシナリオに基づいて、顧客に対して、例えば、「スカート1がおすすめです。」と発話する(S35)。
<定型シナリオによる対話例>
図10は、シナリオ作成部112eにより定型シナリオを用いて作成されたシナリオによる対話例を示す模式図である。図10に示す対話例には、定型シナリオとして休日定型シナリオが用いられたことにより、ロボット100が、テナントが定休日であったことを顧客に案内する様子が示される。
始めに、ロボット100が顧客に挨拶をし、顧客へ問いかける。例えば、ロボット100は、「こんにちは。質問をどうぞ。」と発話する(S41)。
顧客は、ロボット100からの発話に対して、例えば、「子供服のお店はどこ?」と返答する(S42)。
ロボット100は、顧客の返答をロボット制御装置110に送信する。ロボット制御装置110のシナリオ作成部112eは、顧客の返答に含まれる「子供服」というキーワードを認識し、図8に示したキーワードマッチング処理S21にてテナント情報記憶部112dのテナント情報からキーワードを抽出する。ここで、シナリオ作成部112eは、顧客の質問に含まれる「子供服」というキーワードと、テナント情報(C)のタイトルを含む情報とをマッチングする。このとき、テナント情報(C)の「ジャンル」における「子供服」と、顧客の質問に含まれる「子供服」とがマッチする。そして、シナリオ作成部112eは、ジャンルに「子供服」が含まれるテナントがテナントBであると認識する。
次に、現在日付がテナント情報(A)に含まれるテナントBの営業日(曜日)に該当しなければ、シナリオ作成部112eは、シナリオ作成処理S22にてシナリオ記憶部112cの定型シナリオ(休日定型シナリオ)を選択する。そして、シナリオ作成部112eは、シナリオ作成処理S22で選択された休日定型シナリオに基づいて作成したシナリオをロボット100に送信する
ロボット100は、ロボット制御装置110から受信したシナリオに基づいて、顧客に対して、例えば、「申し訳ございません。本日はお休みです。」と発話する(S33)。ここで、シナリオ作成部112eは、顧客から案内を要望されたテナントが定休日等のため案内できない場合、別のテナントへの案内を促すシナリオを作成してもよい。
以上説明した一実施の形態に係る案内ロボットシステム1では、ロボット100が顧客と対話した中に案内が必要なキーワードがあった場合、キーワードに対応する情報をテナント情報から求め、求めたテナント情報を用いて作成されたシナリオに基づいて顧客に施設案内を行うことができる。
ここで、シナリオ作成部112eは、ロボット100が顧客と対話して得たキーワードが、テナント情報記憶部112dに記憶されるテナント情報とマッチした結果に基づいて、シナリオ記憶部112cから抽出する埋込みシナリオ又は定型シナリオを選択する。そして、シナリオ作成部112eは、選択した埋込みシナリオ又は定型シナリオに基づいてロボット100に実行させるシナリオを作成する。このため、テナント毎に開催されるイベントに基づいて埋込みシナリオにより作成されたシナリオをロボット100が実行することで、顧客は、案内を必要とするテナントの情報を正しく得ることができる。
埋込みシナリオにより作成されたシナリオは、テナント毎に設定される情報が埋め込まれて作成されたものである。このため、埋込みシナリオ自体は、各テナントで共通化して用いることができる。また、おすすめ商品、その他情報等は、テナント毎に管理されていればよい。このようにロボット100の動作を定義したシナリオからテナント情報を分離することで、テナント情報は、シナリオ作成時に参照されるデータベースとして構成することができる。このため、テナント情報を変更するだけで多様なシナリオを作成し、ロボット100に実行させることが可能となる。
また、シナリオ作成部112eは、テナントが休業日等であれば、テナント情報を参照せずに使用できる定型シナリオをシナリオ記憶部112cから読み出して、ロボット100に実行させるシナリオを作成する。このように各テナントで同じように案内されるシナリオは共通して使用される。
また、テナント情報(B)に案内有効期間、案内開始アラーム通知日及び案内終了アラーム通知日を設定することで、案内する情報の有効期間をテナントの責任者等に通知できる。これにより、各テナントの営業日や営業時間によるシナリオの変更、ロボット100が案内するテナント情報の更新漏れの抑止、有効期間を超過した情報の誤案内防止等、ロボット100が提供するサービスの品質を向上することができる。
また、施設500のテナント入れ替えや、施設500の類似施設にロボット100を展開する際には、シナリオから分離されたテナント情報を改修、追加する作業が主に行われる。このため、シナリオには改修による影響が少なくなり、シナリオ更新及び動作テストの工数等を低減することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、埋込みシナリオ及び定型シナリオが記憶されたシナリオ記憶部112cと、テナント情報が記憶されたテナント情報記憶部112dとが主記憶装置112内に設けられている。しかし、シナリオ記憶部112cとテナント情報記憶部112dを異なる場所に設けてもよい。これにより、例えば、シナリオ記憶部112cの内容変更をロボット制御装置110とは異なる場所で行うことが可能となる。同様にテナント情報記憶部112dの内容変更をロボット制御装置110とは異なる場所で行うことも可能となる。このため、シナリオ記憶部112cとテナント情報記憶部112dのメンテナンスを容易とすることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するためにシステム及び装置の構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…案内ロボットシステム、100…ロボット、110…ロボット制御装置、120…ロボット監視センタ、130…管理用PC、500…施設、N…ネットワーク

Claims (9)

  1. 移動可能なロボットと、前記ロボットの動作を制御するロボット制御装置とを備える案内ロボットシステムであって、
    前記ロボット制御装置は、
    前記ロボットと通信可能であって、前記ロボットが対面する顧客から得た顧客情報を受信する第1通信部と、
    前記ロボットが案内可能な施設に入居する複数のテナントに関するテナント情報を記憶するテナント情報記憶部と、
    前記ロボットの動作を指示する命令を含むシナリオを記憶するシナリオ記憶部と、
    前記第1通信部が受信した前記顧客情報、前記テナント情報記憶部から読み出した前記テナント情報、及び前記シナリオ記憶部から読み出した前記シナリオに基づいて、前記ロボットに前記施設の案内を実行させるためのシナリオを作成し、作成した前記シナリオを前記第1通信部を介して前記ロボットへ送信するシナリオ作成部と、を有し、
    前記ロボットは、
    前記ロボット制御装置と通信可能であって、前記ロボット制御装置に前記顧客情報を送信し、前記ロボット制御装置により作成された前記シナリオを前記ロボット制御装置から受信する第2通信部と、
    前記ロボット制御装置により作成された前記シナリオを実行するシナリオ実行部と、を有する
    案内ロボットシステム。
  2. 前記テナント情報には、前記施設に入居する複数のテナント毎に設定される営業開始日、営業日及び営業時間が含まれ、
    前記シナリオ作成部は、前記ロボットが前記シナリオを実行する日付が前記営業開始日より以降である前記テナントに対して、前記テナントの案内を前記ロボットに実行させる前記シナリオを作成する
    請求項1に記載の案内ロボットシステム。
  3. 前記シナリオ作成部は、前記テナント情報に含まれる、前記テナントを一意に識別するためのキーワードが、前記シナリオ記憶部に含まれるキーワードと一致する場合に、前記ロボットに実行させる前記シナリオを作成する
    請求項2に記載の案内ロボットシステム。
  4. 前記シナリオ作成部は、前記ロボットが前記シナリオを実行する日付が、前記テナント情報に含まれる前記テナントの営業日となるように前記ロボットに実行させる前記シナリオを作成する
    請求項3に記載の案内ロボットシステム。
  5. 前記シナリオ作成部は、前記ロボットが前記シナリオを実行する時刻が、前記テナント情報に含まれる前記テナントの営業時間内となるように前記ロボットに実行させる前記シナリオを作成する
    請求項3に記載の案内ロボットシステム。
  6. 前記シナリオ作成部は、前記ロボットが受け取った情報に含まれるキーワードが、前記ロボットが案内を行う前記施設に入居する前記テナントに付与されたキーワードと一致する場合に、前記ロボットに実行させる前記シナリオを作成する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の案内ロボットシステム。
  7. 前記テナント情報には、前記施設に入居する複数のテナント毎に設定される営業開始日、営業日及び営業時間の案内有効期間、及び前記案内有効期間の終了日より前に設定されるアラーム通知日が含まれ、
    現在日時が前記アラーム通知日を超えた場合に、前記ロボット制御装置が予め設定された通知先にアラームを通知する
    請求項6に記載の案内ロボットシステム。
  8. 前記シナリオ作成部は、前記案内有効期間内に前記ロボットに実行させる前記シナリオを作成する
    請求項7に記載の案内ロボットシステム。
  9. 前記テナント情報には、前記施設に入居する複数のテナント毎に設定される営業開始日、営業日及び営業時間の案内有効期間、及び前記案内有効期間の開始日より前に設定されるアラーム通知日が含まれ、
    現在日時が前記アラーム通知日を超えた場合に、前記ロボット制御装置が予め設定された通知先にアラームを通知する
    請求項6に記載の案内ロボットシステム。
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