JP2014200613A - 自走式掃除システム - Google Patents

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【課題】どの場所をいつ掃除したのかユーザが容易に把握することが可能な自走式掃除システムを提供する。
【解決手段】自走式掃除システム1において、掃除実行部3は、自律走行および自律掃除を行う。位置検出部4は、複数のエリアに区分された掃除対象領域内での掃除実行部の位置を検出する。計時部5は、日時を計時する。掃除履歴記憶部8は、掃除実行部3によって掃除を行うときに、検出された位置と計時された日時とを対応付けて記憶する。地図情報作成部2は、掃除履歴記憶部8に記憶された情報に基づいて、エリアごとに直近で掃除が行われた日時を特定し、特定された日時に応じて掃除対象の複数のエリアを分類し、互いに分類が異なるエリアでは表示態様が異なるように掃除対象領域の地図情報を作成する。表示部10は、作成された地図情報を表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、自律走行および自律掃除を行う自走式掃除機を備えた自走式掃除システムに関する。
自走式掃除機(ロボット掃除機)で掃除を行う際に、自走式ロボットに掃除した箇所を示す地図を作成させたり、作成された地図に基づいて特定の個所を掃除させるために自走式掃除機を遠隔操作したりする技術が開発されている(たとえば、特開2007−226322号公報(特許文献1)および特開2011−233149号公報(特許文献2)参照)。
特開2005−312893号公報(特許文献3)は、掃除対象領域内に配置された物体に応じて、通常の掃除を行ったり、吸い込みを禁止したり、近づかないなど適切な動作を行う自走式掃除機を開示する。さらに、この自走式掃除機は、動作内容を地図情報に対応付けて記憶することにより、未掃除の箇所の掃除を再度行う等の処理を可能にする。
特開2007−226322号公報 特開2011−233149号公報 特開2005−312893号公報
上記の従来技術では、地図を利用してユーザが掃除場所を指定する遠隔制御は可能である。しかしながら、掃除履歴からどの場所をいつ掃除したかをユーザに表示したり、一定期間掃除されていない場所を特定してユーザに表示したりするような、地図情報(場所)と掃除履歴(時間)の組み合わせによる掃除実績の管理は考慮されていない。
この発明の目的は、どの場所をいつ掃除したのかユーザが容易に把握することが可能な自走式掃除システムを提供することである。
一実施の形態による自走式掃除システムは、掃除実行部、位置検出部、計時部、掃除履歴記憶部、地図情報作成部、および表示部を備える。掃除実行部は、自律走行および自律掃除を行う。位置検出部は、複数のエリアに区分された掃除対象領域内での掃除実行部の位置を検出する。計時部は、日時を計時する。掃除履歴記憶部は、掃除実行部によって掃除を行うときに、検出された位置と計時された日時とを対応付けて記憶する。地図情報作成部は、掃除履歴記憶部に記憶された情報に基づいて、エリアごとに直近で掃除が行われた日時を特定し、特定された日時に応じて掃除対象の複数のエリアを分類し、互いに分類が異なるエリアでは表示態様が異なるように掃除対象領域の地図情報を作成する。表示部は、作成された地図情報を表示する。
上記の一実施の形態によれば、どの場所をいつ掃除したのかユーザが容易に把握することができる。
自走式掃除システムの全体構成を示すブロック図である。 自走式掃除システムの具体的な構成例を示すブロック図である。 実施の形態1による自走式掃除システムの動作を示すフローチャートである。 地図情報の一例を示す図である。 掃除履歴情報の一例を示す図である。 図5の掃除履歴を反映した地図情報の例を示す図である。 図2の情報端末の表示部に表示される掃除地図情報の例を示す図である。 実施の形態2による自走式掃除システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2において掃除履歴情報の一例を示す図である。 スケジュール記憶部に記憶されているエリアごとの使用日時の情報の一例を示す図である。 図9の掃除履歴および図10の使用日時の情報を反映した地図情報の例を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
[自走式掃除システムの全体構成]
まず、以下の各実施の形態で共通する自走式掃除システムの全体構成について説明する。
図1は、自走式掃除システムの全体構成を示すブロック図である。図1を参照して、自走式掃除システム1は、制御部2、掃除実行部3、位置検出部4、計時部5、記憶部6、およびユーザインターフェイス部10を含む。
制御部2は、プロセッサを含み、自走式掃除システム1を制御する。掃除実行部3は、各種センサを利用して障害物を避けながら自律走行するとともに、塵埃を吸引することにより自律的に掃除を行う。計時部5は、日時を計時する。
位置検出部4は、掃除実行部3の現在の位置を検出する。たとえば、位置検出部4は、GPS(Global Positioning System)を利用したり、カメラで撮像した画像を解析したり、距離センサを利用したりすることによって現在位置を検出する。
記憶部6は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などのメモリを含み、プログラムおよびデータを記憶する。特に、実施の形態1,2の場合には、記憶部6は、掃除対象領域の地図情報を記憶する掃除地図記憶部7、および掃除を行った場所と日時(掃除履歴)を記憶する掃除履歴記憶部8として機能する。
掃除地図記憶部7に記憶されている地図情報は、たとえば、建物の間取り図の情報などであり、複数のエリア(たとえば、部屋および廊下など)に区分されている。掃除履歴記憶部8には、掃除実行部3が掃除を行うときに、位置検出部4によって検出された位置情報と、計時部5によって計時された日時とが対応付けて格納されている。位置情報は、位置座標として表されていてもよいし、上記のエリアとして表されていてもよい。
後述する実施の形態1では、これらの地図情報および掃除履歴情報を利用して、制御部2は、地図情報作成部として、掃除履歴情報(掃除した日時および場所)を反映した地図情報(掃除地図)を作成する。作成された掃除地図は、後述するユーザインターフェイス部10の表示部に表示される。
実施の形態2では、記憶部6には、スケジュール記憶部9がさらに設けられる。スケジュール記憶部9は、掃除対象のエリア(建物の部屋)ごとに使用された日時(使用履歴)の情報、および今後の使用予定日の情報などを記憶する。実施の形態2の場合、制御部2(地図情報作成部)は、掃除対象のエリアごとに掃除履歴情報に加えて使用履歴情報を反映した地図情報を作成する。
ユーザインターフェイス部10は、文字および画像を表示する表示部と、ユーザからの文字および命令など入力操作を受け付ける入力部とを含む。表示部として、たとえば、液晶ディスプレイ装置または有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ装置などが用いられる。入力部として、たとえば、操作ボタンと、表示部と一体形成されたタッチパネルとが用いられる。
自走式掃除システム1は、上記の各要素(2,3,4,5,6,10)が全て自走式掃除機に搭載されるように構成されていてもよいし、自走式掃除機と遠隔通信可能な情報端末をさらに備え、ユーザインターフェイス部10などの一部の要素が情報端末に搭載されるように構成されていてもよい。以下では、後者の構成の場合について、図2を参照してさらに説明する。なお、図2において図1と共通する部分については、同一の参照符号を付して説明を繰り返さない場合がある。
図2は、自走式掃除システムの具体的な構成例を示すブロック図である。図2に示す自走式掃除システムは、自走式掃除機1Aと情報端末1Bとを含む。
自走式掃除機1Aは、既に説明した制御部2A、掃除実行部3、位置検出部4、計時部5、および記憶部6A(掃除地図記憶部7Aおよび掃除履歴記憶部8A)に加えて、遠隔通信部11Aを含む。遠隔通信部11Aは、たとえば、Wi−Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)またはBluetooth(登録商標)などの通信規格に従って、情報端末1Bとの間で遠隔通信を行う。
自走式掃除機1Aの制御部2Aは、自走式掃除機1A全体の動作を制御するとともに、上記で説明したように、記憶部6Aに記憶された地図情報および掃除履歴情報に基づいて、掃除した場所および日時の反映した地図情報(掃除地図)を作成する。制御部2Aは、作成した掃除地図情報を、遠隔通信部11Aを介して情報端末1Bに送信する。
情報端末1Bは、既に説明した制御部2B、記憶部6B(掃除地図記憶部7Bおよびスケジュール記憶部9)、およびユーザインターフェイス部10Bに加えて、遠隔通信部11Bを含む。遠隔通信部11Bは、自走式掃除機1Aとの間で遠隔通信を行う。
情報端末1Bの制御部2Bは、情報端末1B全体の動作を制御するとともに、自走式掃除機1Aを遠隔操作する。さらに制御部2Bは、遠隔通信部11Bを介して受信した掃除地図情報を記憶部6B(掃除地図記憶部7B)に記憶させるとともに、ユーザインターフェイス部10Bの表示部に表示させる。
なお、上記とは異なり、情報端末1Bの制御部2Bが、自走式掃除機1Aから遠隔通信部11Bを介して地図情報および掃除履歴の情報を受信し、受信した情報に基づいて、掃除した場所および日時の反映した地図情報(掃除地図)を作成するようにしてもよい。
もしくは、情報端末1B側で掃除履歴を管理するように、すなわち、情報端末1Bの記憶部6Bが掃除履歴記憶部8Bを有するように構成されていてもよい。この場合、情報端末1Bの制御部2Bは、自端末の記憶部6Bに記憶された掃除履歴情報および掃除対象の各エリアの地図情報に基づいて、掃除したエリアおよび日時の反映した地図情報(掃除地図)を作成する。
[実施の形態1]
(実施の形態1の特徴)
実施の形態1では、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、掃除履歴記憶部8Aに記憶された情報に基づいて、掃除対象のエリアごとに直近で掃除が行われた日時を特定する。制御部2Aは、特定された日時から現在までの経過時間に応じて掃除対象である各エリアを分類し、互いに分類が異なるエリアでは表示態様が異なるように(たとえば、色、模様、または表示される文字が異なるように)地図情報を作成する。作成された地図情報が情報端末1Bの表示部に表示されることによって、どのエリアをいつ掃除したのかをユーザが容易に把握することができる。
(実施の形態1による自走式掃除システムの動作)
図3は、実施の形態1による自走式掃除システムの動作を示すフローチャートである。以下、図2、図3を参照して、図2の自走式掃除システムの具体的な動作例について説明する。
まず、ユーザは、情報端末1Bにインストールされた掃除実績管理専用のアプリケーションソフトウェアを起動させる。情報端末1Bは、入力部(ユーザインターフェイス部10B)を介して、掃除実績管理機能をオン(ON)するか否かと、掃除管理機能を実施する周期を表す管理周期とを受け付ける(ステップS100)。
掃除管理機能がオンのとき(ステップS105でYES)、情報端末1Bの制御部2Bは、管理周期の情報と掃除実績管理を実施させる指示信号とを、遠隔通信部11Bを介して自走式掃除機1Aに送信する(ステップS110)。一方、掃除管理機能がオフ(OFF)のとき(ステップS105でNO)、情報端末1Bは処理を終了する。
自走式掃除機1Aの制御部2Aは、遠隔通信によって情報端末1Bから掃除実績管理の指示信号と管理周期とを受信すると(ステップS200)、管理周期ごとに以下のステップを繰り返す。
まず、制御部2Aは、掃除履歴記憶部8Aから掃除履歴情報(掃除をした時間と場所のデータ)を読み出すとともに、掃除地図記憶部7Aから掃除対象領域の地図情報(各部屋の間取り図)を読み出す(ステップS205)。制御部2Aは、読出した地図情報のエリアごとに掃除履歴を確認し、直近で掃除した日時を特定する(ステップS210)。
図4は、地図情報の一例を示す図である。図4では、間取り図の例が示されている。掃除対象領域は、部屋A,B,C,Dおよび廊下20の5つのエリアに区分される。
図5は、掃除履歴情報の一例を示す図である。図2の掃除履歴記憶部8Aには掃除をした日時と場所(エリア)とが対応付けて記憶されている。部屋ごとでなく、掃除対象となる全領域がマトリクス状にエリアとして区分されていてもよい。
再び図2、図3を参照して、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、直近で掃除した日時から現時点までの経過時間に応じて各エリアを分類し、分類された種別ごとに異なる表示態様(色、模様など)に設定する。図3の例では経過時間が1日以内、1日から3日の間、3日から1週間の間、および1週間を超えているかによって各エリアが分類され、分類された種別ごとに各エリアが青色、緑色、黄色、および赤色にそれぞれ設定される(ステップS215〜S245)。1日、3日、1週間という分類基準はユーザが任意に設定可能である。
次に、制御部2Aは、分類された種別ごとに各エリアの表示態様(色、模様など)が異なるような掃除地図情報を作成する(ステップS250)。
図6は、図5の掃除履歴を反映した地図情報の例を示す図である。図6の例では、部屋Aが青色に設定され、部屋Bが緑色に設定され、部屋Cと廊下が黄色に設定され、部屋Dが赤色に設定された掃除地図が示されている。直近で掃除した日時からの経過時間が、エリアごとに文字で表示されるようにしてもよい。この場合、画面上に表示されたエリアが狭くてそのエリア内に文字を表示できない場合には、ユーザが、ユーザインターフェイス部10Bの入力部を介して当該エリアを選択すると、直近の過去の掃除日時からの経過時間が当該エリアの近傍に文字として表示されるようにしてもよい。
再び図2、図3を参照して、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、作成した掃除地図情報を掃除地図記憶部7Aに記憶させるとともに、遠隔通信部11Aを介して情報端末1Bに送信する(ステップS255)。
情報端末1Bの制御部2Bは、遠隔通信部11Bを介して掃除地図情報を受信すると(ステップS115)、受信した掃除地図情報を掃除地図記憶部7Bに記憶させるとともに、ユーザインターフェイス部10Bの表示部に表示させる(ステップS120)。制御部2Bは、さらに、1週間以上掃除していない部屋があるか否かを判断し(ステップS125)、1週間以上掃除していない部屋がある場合には(ステップS125でYES)、掃除するように勧告するメッセージを表示部上に表示させる(ステップS130)。
図7は、図2の情報端末の表示部に表示される掃除地図情報の例を示す図である。図7の例では、表示部21上には、掃除地図情報22に加えて掃除するように勧告するメッセージ23が表示されている。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1によれば、ユーザが情報端末1Bから指示を与えると(具体的には掃除実績管理機能をオンにする)、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、掃除履歴情報からどの場所(エリア)をいつ掃除したか、一定期間掃除されていない場所があるか否かをチェックする。チェックされた結果は、情報端末1Bの表示部上に地図形式で一覧表示される。この結果、ユーザは、掃除地図(場所)と掃除履歴(時間)の組み合わせによる掃除実績の管理を遠隔操作で行うことが可能になる。
仮に、掃除履歴記憶部8Aに記憶されている掃除履歴情報を表示画面上にテキストで表示した場合には、ユーザはエリアごとの掃除履歴を確認するときにテキストを1つ1つ確認する必要がある。これに対して、実施の形態1の場合には、掃除履歴が地図形式で表示されているので、エリアごとの掃除実績(履歴)を一目で確認することができる。
[実施の形態2]
(実施の形態2の特徴)
実施の形態2では、掃除対象となる各エリア(部屋)の過去の使用実績および今後の使用予定を記憶するスケジュール記憶部9がさらに設けられている。たとえば、宿泊施設の場合には、スケジュール記憶部9には利用客によって各部屋が過去に使用された日時または今後使用される日時が記憶され、会議施設の場合には、スケジュール記憶部9には各会議室が過去に使用された日時および今後使用される日時が記憶されている。
自走式掃除機1Aの制御部2Aは、掃除履歴記憶部8Aの記憶内容とスケジュール記憶部9の記憶内容とに基づいて、エリア(部屋)ごとに直近で使用された日時と直近で掃除が行われた日時とを比較し、比較結果に応じて複数のエリア(部屋)を分類する。制御部2Aは、分類された種別ごとに異なる表示態様(色、模様、または文字表示)となるように掃除地図情報を作成する。作成した掃除地図情報が情報端末1Bの表示部に表示されることによって、ユーザは、掃除が必要なエリア(部屋)すなわち使用後に未掃除のエリア(部屋)を容易に把握することができる。
(実施の形態2による自走式掃除システムの動作)
図8は、実施の形態2による自走式掃除システムの動作を示すフローチャートである。以下、図2、図8を参照して、図2の自走式掃除システムの具体的な動作例について説明する。
まず、ユーザは、情報端末1Bにインストールされた掃除実績管理専用のアプリケーションソフトウェアを起動させる。情報端末1Bは、入力部(ユーザインターフェイス部10B)を介して、掃除実績管理機能をオン(ON)するか否かと、掃除管理機能を実施する周期を表す管理周期とを受け付ける(ステップS300)。
掃除管理機能がオンのとき(ステップS305でYES)、情報端末1Bの制御部2Bは、管理周期の情報と掃除実績管理を実施させるための指示信号とを、遠隔通信部11Bを介して自走式掃除機1Aに送信する(ステップS310)。一方、掃除管理機能がオフ(OFF)のとき(ステップS305でNO)、情報端末1Bは処理を終了する。
自走式掃除機1Aの制御部2Aは、遠隔通信によって情報端末1Bから掃除実績管理の指示信号と管理周期とを受信すると(ステップS400)、管理周期ごとに以下のステップを繰り返す。
まず、制御部2Aは、掃除履歴記憶部8Aから掃除履歴情報(掃除をした時間と場所のデータ)を読み出すとともに、掃除地図記憶部7Aから掃除対象領域の地図情報(各部屋の間取り図)を読み出す(ステップS405)。
図9は、実施の形態2において掃除履歴情報の一例を示す図である。掃除対象領域の地図情報(各部屋の間取り図)は、図4で示したものと同じである。
再び図2、図8を参照して、次に、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、情報端末1Bに対して、エリア(部屋)ごとの使用日時の情報を要求する信号を、遠隔通信部11Aを介して送信する(ステップS410)。情報端末1Bの制御部2Bは、遠隔通信部11Bを介してこの要求信号を受信すると(ステップS315)、スケジュール記憶部9からエリア(部屋)ごとに直近の過去の使用日時を抽出し、抽出したエリア(部屋)ごとの直近の過去の使用日時の情報を自走式掃除機1Aに送信する(ステップS320)。
図10は、スケジュール記憶部に記憶されているエリアごとの使用日時の情報の一例を示す図である。図10に示すように、スケジュール記憶部9には、使用した日時と場所(エリア)と利用内容とが対応付けられて記憶されている。利用内容とは、たとえば、宿泊施設の場合には各部屋の利用客の名前などであり、会議施設の場合には各会議室で開催された会議の名称などである。
再び図2、図8を参照して、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、エリアごとに、掃除履歴情報から特定した直近で掃除を行った日時と、情報端末1Bから受信した直近の過去の使用日時とを比較し(ステップS420)、比較結果に応じて各エリアを分類する(ステップS425〜S435)。制御部2Aは、分類したエリアごとに異なる表示態様(色、模様、または文字表示など)にした掃除地図情報を作成する(ステップS440)。図8の例では、直近の過去の使用日時のほうが直近の過去の掃除日時よりも新しい(すなわち、使用後に掃除していない)エリアが赤色に設定される(ステップS425〜S435)。
図11は、図9の掃除履歴および図10の使用日時の情報を反映した地図情報の例を示す図である。図11の地図では、使用後に掃除されていない部屋Aおよび部屋Dが赤色に設定される例が示されている。色に代えて、模様または文字情報を部屋Aおよび部屋Dに表示させても構わない。
再び図2、図8を参照して、自走式掃除機1Aの制御部2Aは、作成した掃除地図情報を掃除地図記憶部7Aに記憶させるとともに、遠隔通信部11Aを介して情報端末1Bに送信する(ステップS445)。
情報端末1Bの制御部2Bは、遠隔通信部11Bを介して掃除地図情報を受信すると(ステップS325)、受信した掃除地図情報を掃除地図記憶部7Bに記憶させるとともに、ユーザインターフェイス部10Bの表示部に表示させる(ステップS330)。
なお、上記とは逆に、情報端末1Bの制御部2Bが、各エリアの使用日時の情報および掃除履歴の情報に基づいて、図11に示すような掃除地図情報を作成するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 自走式掃除システム、1A 自走式掃除機、1B 情報端末、2,2A,2B 制御部、3 掃除実行部、4 位置検出部、5 計時部、6,6A,6B 記憶部、7,7A,7B 掃除地図記憶部、8,8A 掃除履歴記憶部、9 スケジュール記憶部、10,10B ユーザインターフェイス部、11A,11B 遠隔通信部、21 表示部。

Claims (5)

  1. 自律走行および自律掃除を行う掃除実行部と、
    複数のエリアに区分された掃除対象領域内での前記掃除実行部の位置を検出する位置検出部と、
    日時を計時する計時部と、
    前記掃除実行部によって掃除を行うときに、前記検出された位置と前記計時された日時とを対応付けて記憶する掃除履歴記憶部と、
    前記掃除履歴記憶部に記憶された情報に基づいて、前記エリアごとに直近で掃除が行われた日時を特定し、特定された日時に応じて前記複数のエリアを分類し、互いに分類が異なるエリアでは表示態様が異なるように前記掃除対象領域の地図情報を作成する地図情報作成部と、
    前記作成された地図情報を表示する表示部とを備えた自走式掃除システム。
  2. 前記地図情報作成部は、前記エリアごとに直近で掃除が行われた日時から現時点までの経過時間を求め、前記求めた経過時間に応じて前記複数のエリアを分類する、請求項1に記載の自走式掃除システム。
  3. 前記自走式掃除システムは、各前記エリアの使用日時を記憶するスケジュール記憶部をさらに備え、
    前記地図情報作成部は、前記エリアごとに前記スケジュール記憶部に記憶されている直近で使用された日時と直近で掃除が行われた日時とを比較し、比較結果に応じて前記複数のエリアを分類する、請求項1に記載の自走式掃除システム。
  4. 前記自走式掃除システムは、
    前記掃除実行部、前記位置検出部、前記計時部、前記掃除履歴記憶部、および前記地図情報作成部を含む自走式掃除機と、
    前記表示部を含み、前記自走式掃除機と遠隔通信が可能な情報端末とを備え、
    前記情報端末は、前記自走式掃除機からの遠隔通信によって受信した地図情報を前記表示部に表示させる、請求項1または2に記載の自走式掃除システム。
  5. 前記自走式掃除システムは、
    前記掃除実行部、前記位置検出部、前記計時部、前記掃除履歴記憶部、および前記地図情報作成部を含む自走式掃除機と、
    前記表示部および前記スケジュール記憶部を含み、前記自走式掃除機と遠隔通信が可能な情報端末とを備え、
    前記地図情報作成部は、前記エリアごとの直近で使用された日時に関する情報を前記情報端末からの遠隔通信によって受信し、前記受信した使用日時に関する情報に基づいて地図情報を作成し、
    前記情報端末は、前記自走式掃除機からの遠隔通信によって受信した地図情報を前記表示部に表示させる、請求項3に記載の自走式掃除システム。
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