JP2019098451A - 打込機 - Google Patents

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潤 遠田
Jun Toda
潤 遠田
駒崎 義一
Giichi Komazaki
義一 駒崎
光司 塩屋
Koji Shioya
光司 塩屋
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Abstract

【課題】止具を相手材に押し付けた際に、止具が射出部に対して打ち込み方向とは逆向きに移動することを抑制可能な打込機を提供する。【解決手段】第1方向B1及び第2方向B2で移動可能な打撃部13と、使用者によって操作される操作部と、操作部の操作により第1方向B1に移動する接触部材16と、止具57により固定される物体64によって接触部材16の移動が阻止されると、打撃部13を第1方向B1で移動させて打撃部13により止具57を打撃させる駆動部と、を有する打込機であって、打撃部13により打撃される前の止具57を収容する射出部15と、射出部15に収容されている止具57が第2方向B2で移動することを規制する規制部46と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、打撃部で止具を打撃して、止具を相手材に打ち込むことにより、物体を相手材に固定する、打込機に関する。
打撃部で止具を打撃して止具を相手材に打ち込むことにより、物体を相手材に固定する打込機の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、ハウジング、ハンドル、燃焼室、点火プラグ、打撃部、シリンダ、ノーズ部、マガジン、コンタクト部材、感知スイッチ、トリガ及びバンパを有する。ハンドルはハウジングに接続されている。シリンダはハウジング内に設けられ、打撃部はシリンダ内で往復移動可能である。打撃部は、ピストン及びブレードを有する。予備燃焼室はシリンダ内に形成され、点火プラグはハウジング内に設けられている。トリガはハンドルに設けられ、トリガはリンク機構を介してコンタクト部材に連結されている。ノーズ部は射出部であり、ノーズ部はハウジングに固定されている。ノーズ部は孔を有する。マガジンに収容されている釘は、ノーズ部の孔に送られる。孔に送られた釘の先端は、ノーズ部の下端から突出する。コンタクト部材はノーズ部に対して作動可能である。バンパはハウジング内に設けられている。
特許文献1に記載された打込機は、打撃部で止具を打撃し、物体としての金具を相手部材としての木材に固定することができる。打込機の使用者は、トリガに指を掛け、かつ、ハンドルを片手で把持する。使用者は、金具を木材に接触させた状態で、釘の先端を金具の孔に配置する。すると、コンタクト部材は金具と当接するか、もしくは金具に接近した状態になる。使用者がトリガを操作すると、その操作力はリンク機構を介してコンタクト部材に伝達され、コンタクト部材が作動して金具に押し付けられる。このため、コンタクト部材の作動が規制され、かつ、感知スイッチがオンとなる。感知スイッチがオンすると、点火プラグにより燃焼室のガスに点火される。すると、燃焼室で混合気が爆発して打撃部を下降させ、ブレードは、ノーズ部の孔に位置する釘を打撃して木材に打ち込む。
特開2008−173723号公報
本願発明者は、止具を相手材に押し付けた際に、止具が孔内で打ち込み方向とは逆向きに移動する可能性があることを認識した。
本発明の目的は、止具を相手材に押し付けた際の反力で、止具が射出部に対して打ち込み方向とは逆向きに移動することを抑制可能な打込機を提供することである。
一実施形態の打込機は、第1方向及び前記第1方向とは逆向きの第2方向に移動可能であり、前記第1方向に移動して止具を打撃する打撃部と、使用者によって操作される操作部と、前記操作部の操作により前記第1方向に移動する接触部材と、前記止具により固定される物体によって前記接触部材の移動が阻止されると、前記打撃部を前記第1方向に移動させて前記打撃部により前記止具を打撃させる駆動部と、を有する打込機であって、前記打撃部により打撃される前の前記止具を収容する射出部と、前記射出部に収容されている前記止具が前記第2方向に移動することを規制する規制部と、を有する。
一実施形態の打込機によれば、止具を相手材に押し付けた際の反力で、止具の打ち込み方向である第1方向に対して逆の第2方向に止具が移動することを抑制できる。
本発明の打込機の実施形態1を示す側面図である。 図1の打込機の要部であり、トリガに操作力が加えられていない状態を示す側面断面図である。 図1の打込機の要部であり、トリガに操作力が加えられている状態を示す側面断面図である。 図1の打込機の要部であり、射出部に設けた規制部の具体例1,2を包括して示す側面断面図である。 規制部の具体例1を、図4のV−V線で底面視した断面図である。 規制部の具体例2を、図4のV−V線で底面視した断面図である。 規制部の具体例3を示す側面断面図である。 打込機を図7のVIII−VIII線で背面視した断面図である。 規制部の具体例4であり、ドライバブレードが釘を打撃する前の部分断面図である。 規制部の具体例4であり、ドライバブレードが釘を打撃した際の部分断面図である。 規制部の具体例4を示す底面図である。 規制部の具体例5を示す側面断面図である。 規制部の具体例6を示す側面断面図である。 打込機の実施形態2を示す側面図である。
以下、本発明の打込機に含まれるいくつかの実施形態のうち、代表的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1に示す打込機10は、本体11、シリンダ12、打撃部13、トリガ14、射出部15及びコンタクトアーム16を有する。また、打込機10に取り付けられるマガジン17が設けられている。本体11は、筒形状の胴部18と、胴部18に接続されたハンドル19と、を有する。ハンドル19は、胴部18の外面から突出している。
蓄圧室20がハンドル19内に形成され、プラグ21がハンドル19に取り付けられている。エアホースをプラグ21に対して取り付け及び取り外し可能である。圧縮空気は、エアホースを介して蓄圧室20内に供給される。
シリンダ12は胴部18内に設けられている。弁体22が胴部18内に設けられ、弁体22は、シリンダ12の中心線A1方向に移動可能である。付勢部材23が胴部18内に設けられている。付勢部材23は、一例として、金属製の圧縮コイルスプリングである。付勢部材23は、弁体22をシリンダ12の端部に押し付ける。
打撃部13は、ピストン25と、ピストン25に固定されたドライバブレード26と、を有する。ピストン25は、シリンダ12内に配置され、ピストン25は、中心線A1方向に移動可能である。シリンダ12内において、弁体22とピストン25との間に圧力室24が形成される。ピストン25が弁体22から離れる向きで移動すること、つまり、ピストン25が第1方向B1で移動することを、打撃部13の下降として定義可能である。ピストン25が弁体22に近づく向きで移動すること、つまり、ピストン25が第2方向B2で移動することを、打撃部13の上昇として定義可能である。第2方向B2は第1方向B1に対して逆向きである。
バンパ27がシリンダ12内に設けられている。バンパ27は、合成ゴム製、または、シリコンゴム製である。バンパ27は軸孔28を有し、ドライバブレード26は軸孔28内で中心線A1方向に移動可能である。シリンダ12内において、ピストン25とバンパ27との間に空気室29が形成されている。
トリガ14は、図2及び図3のように、本体11に取り付けられている。トリガ14は、本体11に対して支持軸30を中心として作動可能である。本体11は、トリガ14の作動範囲を規制するストッパ31を有する。アーム32がトリガ14に取り付けられている。アーム32はトリガ14に対して支持軸33を中心として作動可能である。
トリガバルブ34が、胴部18とハンドル19との接続箇所に設けられている。トリガバルブ34は、プランジャ35及び付勢部材36を有する。付勢部材36は、一例として金属製の圧縮コイルスプリングが用いられている。付勢部材36の付勢力はプランジャ35に加えられ、プランジャ35はアーム32に押し付けられている。
射出部15は、一例として、金属製または非鉄金属製である。射出部15は、図4のように筒部37と、筒部37の外周面に接続されたフランジ38と、を有する。フランジ38は、胴部18に対して固定要素39により固定されている。固定要素39は、ねじ部材を含む。筒部37は、射出路40及び導入路41を有する。射出路40は、中心線A1方向で筒部37の全域に亘って設けられている。射出路40に中心線A1が位置し、ドライバブレード26は射出路40内で中心線A1方向に移動可能である。
射出路40は、内壁44、ガイド部42及び収容部43を有する。内壁44は、中心線A1に対して平行な平坦面である。ガイド部42及び収容部43は、中心線A1方向で異なる位置に配置されている。ガイド部42は、中心線A1方向でバンパ27と収容部43との間に配置されている。
ガイド部42は、図5のように内壁44から突出したリブ45を有する。リブ45は、内壁44から中心線A1に向けて突出している。リブ45は、内壁44に対して長さL5突出している。リブ45は、中心線A1に対して平行に設けられている。収容部43の内壁44と、リブ45との接続箇所に段部46が形成されている。段部46は、中心線A1方向でガイド部42と収容部43との境界に位置する。
ドライバブレード26は、図5のように中心線A1方向に沿ったガイド溝47を有し、ドライバブレード26が中心線A1方向に移動すると、リブ45はガイド溝47に進入及び退出する。導入路41は、ガイド部42及び収容部43に接続されており、導入路41が中心線A1方向で配置されている範囲は、射出路40が中心線A1方向で配置されている範囲よりも狭い。
図2及び図3のように、可動部材48が射出部15に取り付けられている。可動部材48は、射出部15に対して中心線A1方向に移動可能である。可動部材48は接触子49を有し、接触子49の端部50は、トリガ14の側方に位置する。マウント51が射出部15に設けられ、マウント51と可動部材48との間に付勢部材52が設けられている。付勢部材52は、一例として金属製の圧縮コイルスプリングが用いられている。付勢部材52は、可動部材48を第2方向B2で付勢し、可動部材48をフランジ38に押し付ける。
カム部材53が可動部材48に連結されている。カム部材53は可動部材48と共に、射出部15に対して中心線A1方向に移動可能である。コンタクトアーム16はシャフト形状であり、かつ、一例として、金属製または非鉄金属製である。コンタクトアーム16は、射出部15に対して、中心線A1方向の第1所定範囲内で移動可能に取り付けられている。コンタクトアーム16は、カム部材53に連結されており、コンタクトアーム16はカム部材53に対して、中心線A1方向の第2所定範囲内で移動可能である。
付勢部材54が、コンタクトアーム16とカム部材53との間に介在されている。付勢部材54は、一例として金属製の圧縮コイルスプリングであり、付勢部材54は、コンタクトアーム16を中心線A1方向でバンパ27から離れる向きで付勢する。可動部材48がフランジ38に押し付けられて停止している状態で、コンタクトアーム16の先端55は、射出部15の先端56から、第1方向B1で長さL1突出している。先端55は、コンタクトアーム16において第1方向B1でフランジ38から最も離れた箇所である。先端56は、射出部15において第1方向B1でフランジ38から最も離れた箇所である。
マガジン17は、射出部15及びハンドル19に対して固定されている。マガジン17は釘57を収容する。マガジン17は、図5に示す供給路58を有し、供給路58は導入路41につながっている。複数の釘57が供給路58内に一列に並べて収容される。複数の釘57は、連結要素、例えば、紙、針金、接着剤の何れかにより互いに連結されている。釘57は、一例として金属製または非鉄金属製であり、釘57は、軸部59及び頭部60を有する。頭部60の外径は、軸部59の外径よりも大きい。釘57の中心線A1方向における全長は、導入路41の中心線A1方向における配置範囲よりも小さい。
図1に示すように、フィーダ61、ガイド部62及び付勢部材63がマガジン17に設けられている。ガイド部62は、マガジン17に直線状に設けられており、フィーダ61はガイド部62に沿って軸線A2方向に移動可能である。打込機10を側面視すると、軸線A2は中心線A1と交差する。付勢部材63は、一例として、金属製の渦巻きスプリングである。付勢部材63は、フィーダ61を射出部15に近づける向きで付勢し、フィーダ61はマガジン17内の釘57を射出路40に送る。射出路40に対する釘57の送り方向B3は、中心線A1に対して交差する。
次に、打込機10を用いて、金具64を相手材65に固定する使用例を説明する。金具64は、一例として、金属製または非鉄金属製である。金具64は孔67を有する。相手材65は、一例として木材である。マガジン17に収容されている釘57は、フィーダ61により導入路41を介して射出路40、具体的には、収容部43に送られる。釘57が図4のように収容部43に送られて停止している状態で、頭部60は、中心線A1方向で段部46と先端56との間に位置する。また、図2のように、釘57の先端66は、中心線A1方向で先端56に対して長さL2突出している。
使用者はハンドル19を手で握り、トリガ14に操作力を加える。つまり、トリガ14に対して図2で反時計回りの回動力が加わる。トリガ14に操作力が加えられた際に、コンタクトアーム16の先端55が金具64から離れていると、支持軸33が力点となり、アーム32とプランジャ35との接触箇所が支点となる。このため、アーム32は接触子49の端部50に押し付けられる。すると、可動部材48及びコンタクトアーム16は、付勢部材52の付勢力に抗して、図2で第2方向B2で移動する。
したがって、プランジャ35は停止しており、蓄圧室20から弁体22に加わる圧縮空気の圧力は上昇しない。弁体22は付勢部材23の付勢力でシリンダ12に押し付けられており、蓄圧室20の圧縮空気は圧力室24に供給されない。このため、打撃部13は、空気室29の圧力で第2方向B2で付勢され、かつ、ピストン25が弁体22に接触した位置、つまり、上死点で停止している。
これに対して、使用者が金具64を相手材65に接触させ、かつ、先端66を金具64の孔67に挿入し、かつ、先端66を相手材65に対して第1方向B1で押し付けた状態で、トリガ14に操作力を加える場合を説明する。トリガ14は、図2で反時計回りに回動し、アーム32の力が、接触子49及び可動部材48を介して及びコンタクトアーム16に伝達される。コンタクトアーム16の先端55が、図2のように金具64に接触すると、コンタクトアーム16が第1方向B1で移動することが阻止される。
すると、アーム32は、支持軸33が力点となり、かつ、接触子49の端部50を支点として、図2において反時計回りに作動する。アーム32の作動力はプランジャ35に伝達され、プランジャ35は付勢部材36の付勢力に抗して第2方向B2で作動する。このため、蓄圧室20から弁体22に加わる圧縮空気の圧力が上昇する。弁体22は、付勢部材23の付勢力に抗して第2方向B2で作動する。すると、蓄圧室20の圧縮空気が圧力室24に流れ込み、圧力室24の圧力が上昇する。このため、打撃部13は上死点から下降し、ドライバブレード26は射出路40の釘57を打撃する。釘57は相手材65に打ち込まれ、釘57は金具64を相手材65に固定する。
打撃部13が釘57を相手材に打ち込んだ後、ピストン25がバンパ27に衝突し、バンパ27は打撃部13の運動エネルギの一部を吸収する。ピストン25がバンパ27に衝突した時点における打撃部13の位置は、下死点として定義可能である。また、打撃部13が下死点に到達すると、圧力室24から圧縮空気が排出され、圧力室24の圧力が低下する。すると、弁体22は付勢部材23の付勢力でシリンダ12に押し付けられ、かつ、打撃部13は、空気室29の圧力で下死点から上昇する。ピストン25が弁体22に接触すると、打撃部13は上死点で停止する。
ガイド部42及びリブ45は、ドライバブレード26が中心線A1に対して交差する方向に移動することを規制する。つまり、ガイド部42及びリブ45は、ドライバブレード26を中心線A1と平行に往復動させる。
さらに、使用者が釘57の先端66を相手材65に押し付けた際に、射出路40における釘57の位置を説明する。釘57は、相手材65から第2方向B2の反力を受ける。反力を受けた釘57は、頭部60が段部46に押し付けられる。このため、段部46は、頭部60と係合することで、釘57が射出部15に対して第2方向B2で移動することを規制できる。したがって、先端66が、先端56に対して第1方向B1で突出する長さL1が減少することを抑制できる。つまり、使用者は、釘57の先端66を目視可能な状態を確保でき、先端66を金具64の孔67にセットする際の作業性を維持できる。
また、射出部15は、段部46と頭部60との係合力により、釘57が第2方向B2で移動することを規制する。このため、ドライバブレード26が釘57を打撃して、釘57が第1方向B1で移動する際の摩擦力は、釘57が第2方向B2で移動することを規制する際の係合力よりも小さい。したがって、釘57の打ち込み抵抗が増加することを抑制できる。
また、ドライバブレード26は軸形状であるため、ドライバブレード26が第1方向B1及び第2方向B2の何れに移動する場合でも、ドライバブレード26が段部46に係合することはない。したがって、段部46は、打撃部13の作動を阻害しない。リブ45及び段部46は、釘57が第2方向B2で移動することを規制する規制部の具体例1である。
規制部の具体例2は、図4及び図6に示されている。ガイド部42は内壁68を有し、収容部43は内壁69を有する。内壁68,69は、共に中心線A1に対して平行な平坦面である。内壁69は、送り方向B3において、内壁44と導入路41との間に配置されている。筒部37を図6のように底面断面視すると、内壁68は内壁69から距離L6をおいた位置にある。内壁68と内壁44との接続箇所に段部70が形成されている。
そして、釘57の先端66を相手材65に押し付けると釘57の頭部60が段部70に押し付けられる。つまり、頭部60と段部70との係合力で、釘57が射出部15に対して第2方向B2で移動することを規制できる。したがって、使用者は、釘57の先端66を目視可能な状態を確保でき、先端66を金具64の孔67にセットする際の作業性を維持できる。
また、射出路40は、段部70と頭部60との係合力により、釘57が第2方向B2で移動することを規制する。このため、ドライバブレード26が釘57を打撃して、釘57が第1方向B1で移動する際の摩擦力は、釘57が第2方向B2で移動することを規制する際の係合力よりも小さい。したがって、釘57の打ち込み抵抗が増加することを抑制できる。
また、ドライバブレード26が第1方向B1及び第2方向B2の何れに移動する場合でも、ドライバブレード26が段部70に係合することはない。したがって、段部70は、打撃部13の作動を阻害しない。段部70は、規制部の具体例2である。
図7及び図8は規制部の具体例3を示す。図7のように、射出部15を軸線A2と平行な方向で側面断面視すると、射出路40の内壁44は、ガイド部42及び収容部43に亘って形成されている。内壁44は、中心線A1に対して平行な平坦面である。図4に示したリブ45は、図7の射出路40には設けられていない。
また、図7に示す射出部15を、中心線A1と平行に、かつ、軸線A2と交差する方向に背面断面視した図8において、ガイド部42は一対の内面71を有し、収容部43は一対の内面72を有する。一対の内面71及び一対の内面72は、中心線A1に対してそれぞれ平行である。さらに、内面71と内面72とを接続するテーパ面73がそれぞれ設けられている。テーパ面73は、中心線A1に対して傾斜している。内面71同士の間隔L3は、内面72同士の間隔L4よりも小さく、かつ、釘57の頭部60の外径よりも小さい。内面72同士の間隔L4は、釘57の頭部60の外径よりも大きい。
そして、使用者が釘57の先端66を相手材65に第1方向B1で押し付けた際の反力で、頭部60がテーパ面73に押し付けられる。このため、頭部60とテーパ面73との係合力で、釘57が射出部15に対して第2方向B2で移動することを規制できる。したがって、使用者は、釘57の先端66を目視可能な状態を確保でき、先端66を金具64の孔67にセットする際の作業性を維持できる。
また、射出部15は、テーパ面73と頭部60との係合力により、釘57が第2方向B2で移動することを規制する。このため、ドライバブレード26が釘57を打撃し、釘57が第1方向B1で移動する際の摩擦力は、釘57が第2方向B2で移動することを規制する係合力よりも小さい。したがって、釘57の打ち込み抵抗が増加することを抑制できる。
また、ドライバブレード26が第1方向B1及び第2方向B2の何れに移動する場合でも、ドライバブレード26がテーパ面73に係合することはない。したがって、テーパ面73は、打撃部13の作動を阻害しない。テーパ面73は規制部の具体例3である。
規制部の具体例4を、図9、図10及び図11を参照して説明する。射出路40は、内壁82,68を有する。内壁68はガイド部42を形成し、内壁82は収容部43を形成する。図11のように筒部37を底面視すると、内壁82は円弧形状である。筒部37に可動部材74が取り付けられている。可動部材74は、支持軸75を中心として、時計回り及び反時計回りに回動可能である。可動部材74は、平坦面80を有する。筒部37に開口部76が設けられている。開口部76は、収容部43につながっており、かつ、内面81を有する。可動部材74の一部は開口部76に配置されている。可動部材74が作動すると、可動部材74の先端78は、収容部43と開口部76との間で移動する。
可動部材74を付勢する付勢部材77が設けられている。付勢部材77は、可動部材74を反時計回りに付勢する。可動部材74は、付勢部材77に付勢されて内面81に接触して停止すると、先端78が収容部43に位置する。つまり、可動部材74の先端78は、内壁68から収容部43に突出する。平坦面80は、可動部材74の回動位置に関わり無く、収容部43に位置する。付勢部材77は、一例として金属製のトーションスプリングであり、付勢部材77は支持軸79に取り付けられている。
図9は、ドライバブレード26が釘57を打撃する前の状態である。付勢部材77で付勢される可動部材74は、内面81に押し付けられて停止し、先端78は収容部43に位置する。また、頭部60は、中心線A1方向で、先端78と先端56との間に位置する。釘57の先端66を相手材65に押し付けた際の反力で、頭部60と先端78とが係合する。可動部材74は内面81に接触しているため、可動部材74は、図9で反時計回りに作動しない。このため、釘57が射出部15に対して第2方向B2で移動することを規制できる。したがって、使用者は、釘57の先端66を目視可能な状態を確保でき、先端66を金具64の孔67にセットする際の作業性を維持できる。
そして、ドライバブレード26が図9で第2方向B2で移動すると、ドライバブレード26が可動部材74に接触する。すると、可動部材74は、図9において時計回りに作動し、可動部材74の全部が、図10のように、収容部43から開口部76に退避する。このため、平坦面80は、内壁68にと共に同一平面を形成する。つまり、ドライバブレード26は内壁68及び平坦面80によってガイドされる。さらに、ドライバブレード26は頭部60を打撃し、釘57は相手材65に打ち込まれる。
さらに、ドライバブレード26が、釘57を相手材65に打ち込み後、第2方向B2で移動する。そして、ドライバブレード26が可動部材74から離れると、可動部材74は支持軸75を中心として反時計回りに回動し、可動部材74は、図9のように内面81に接触して停止する。
このように、可動部材74は、先端78と頭部60との係合力により、釘57が第2方向B2で移動することを規制する。このため、ドライバブレード26が釘57を打撃し、釘57が第1方向B1で移動する際の摩擦力は、釘57が第2方向B2で移動することを規制する場合の係合力よりも小さい。したがって、釘57の打ち込み抵抗が増加することを抑制できる。
また、可動部材74がドライバブレード26に接触している間、可動部材74の平坦面80は、内壁68と同一平面を形成する。このため、ドライバブレード26が第1方向B1及び第2方向B2の何れに移動する場合でも、ドライバブレード26が先端78に係合することはない。したがって、可動部材74は、打撃部13の作動を阻害しない。このように、可動部材74は支持軸75を中心として作動して、収容部43から退出することにより、可動部材74とドライバブレード26との接触抵抗を軽減できる。可動部材74は、釘57が第2方向B2で移動することを規制する規制部の具体例4である。
図12は、規制部の具体例5を示す断面図である。射出部15は、ドライバブレード26の移動方向に配置した複数の規制部を有する。具体的には、規制部の具体例1と規制部の具体例4とを組み合わせたものである。すなわち、リブ45及び段部46が筒部37に設けられている。可動部材74が筒部37に取り付けられ、開口部76が筒部37に設けられている。また、可動部材74を付勢する付勢部材77が設けられている。中心線A1方向で、段部46は、可動部材74とバンパ27との間に配置されている。
図12に示す他の構成は、図4、図5及び図9の構成と同じである。マガジン17は、中心線A1方向の全長が異なる釘57A,57Bを別々に収容可能である。釘57Bは、一例として、金属製または非鉄金属製である。釘57Aの全長L7は、釘57Bの全長L8よりも長い。釘57Aは軸部59及び頭部60Aを有する。釘57Bは、軸部59及び頭部60Bを有する。
次に、釘57A,57Bが、射出路40の収容部43に別々に送られる例を説明する。釘57Aが収容部43に送られると、頭部60Aは、中心線A1方向で段部46と可動部材74の先端78との間に位置する。また、可動部材74は付勢部材77の付勢力で内面81に押し付けられて停止している。釘57Aが相手材65に押し付けられると、段部46が頭部60Aに係合する。したがって、釘57Aが第2方向B2で移動することが阻止され、具体例4と同様の効果を得ることができる。
そして、ドライバブレード26が第1方向B1で移動して釘57Aを打撃すると、頭部60Aが可動部材74に接触する。このため、可動部材74は付勢部材77の力に抗して図12で時計回りに作動する。頭部60Aが可動部材74から離れると、可動部材74は付勢部材77の付勢力で反時計回りに作動し、可動部材74は内面81に接触して停止する。
さらに、釘57Bが収容部43に送られる例を説明する。可動部材74は付勢部材77の付勢力で内面81に押し付けられて停止している。頭部60Bは、中心線A1方向で可動部材74の先端78と、射出部15の先端56との間に位置する。釘57Bが相手材65に押し付けられると、可動部材74の先端78が頭部60Bに係合する。したがって、釘57Bが第2方向B2で移動することが阻止され、具体例1と同様の効果を得ることができる。また、ドライバブレード26が第1方向B1で移動して釘57Bを打撃すると、釘57Bは相手材65に打ち込まれる。
なお、図12に示す筒部37に、リブ45に代えて図4に示す内壁68を設け、段部46に代えて図4に示す段部70を設けることも可能である。この場合、段部70が釘57Aの頭部60Aに係合し、段部70は釘57Aが第2方向B2で移動することを規制する。したがって、規制部の具体例2と同様の効果を得ることが可能である。
図13は、規制部の具体例6を示す断面図である。射出部15は、ドライバブレード26の移動方向に配置された複数の規制部を有する。規制部の具体例4を2組設けたものである。すなわち、筒部37は、開口部76,76Aを有する。開口部76Aは、中心線A1方向で開口部76とバンパ27との間に配置されている。開口部76Aは、中心線A1方向でガイド部42の領域内に配置されている。開口部76Aは内面81Aを有する。
また、可動部材74,74Aが筒部37に取り付けられている。可動部材74Aは支持軸75Aを中心として作動可能である。可動部材74Aは、開口部76Aに配置されている。可動部材74Aは、先端78A及び平坦面80Aを有する。可動部材74Aを付勢する付勢部材77が設けられている。付勢部材77は支持軸79Aに取り付けられており、付勢部材77は可動部材74Aを反時計回りに付勢する。付勢部材77は、一例として金属製のトージョンスプリングである。図13に示す他の構成は、図9の構成と同じである。図13のマガジン17は、釘57A,57Bを別々に収容可能である。
次に、釘57A,57Bが、射出路40の収容部43に別々に送られる例を説明する。釘57Aが収容部43に送られると、頭部60Aは、中心線A1方向で先端78Aと可動部材74との間に位置する。また、可動部材74Aは付勢部材77Aの付勢力で内面81Aに押し付けられて停止している。さらに、可動部材74は付勢部材77の付勢力で内面81に押し付けられて停止している。
釘57Aが相手材65に押し付けられると、可動部材74Aの先端78Aが頭部60Aに係合する。したがって、釘57Aが第2方向B2で移動することが阻止され、具体例4と同様の効果を得ることができる。
そして、ドライバブレード26が第1方向B1に移動すると、ドライバブレード26が可動部材74Aに接触する。可動部材74Aはドライバブレード26に押され、かつ、付勢部材77Aの付勢力に抗して時計回りに作動し、可動部材74Aは射出路40から開口部76Aに退避する。平坦面80Aは内壁68と同一平面になる。
さらに、ドライバブレード26は、釘57Aを打撃する。釘57Aは第1方向B1で移動し、頭部60Aが可動部材74に接触する。可動部材74は、ドライバブレード26に押され、かつ、付勢部材77の付勢力に抗して時計回りに作動し、可動部材74は射出路40から開口部76に退避する。頭部60Aが可動部材74から離れると、ドライバブレード26が可動部材74に接触する。このため、平坦面80Aは内壁68と同一平面に保持される。その後、釘57Aは相手材65に打ち込まれる。
ドライバブレード26は釘57Aを相手材65に打ち込んだ後、第2方向B2で移動する。ドライバブレード26が可動部材74から離れると、可動部材74は付勢部材77の付勢力で反時計回りに作動し、可動部材74は内面81に接触して停止する。次いで、ドライバブレード26が可動部材74Aから離れると、可動部材74Aは付勢部材77Aの付勢力で反時計回りに作動し、可動部材74Aは内面81Aに接触して停止する。
釘57Bが収容部43に送られ、かつ、先端66を相手材65に押し付ける際の作用効果、及び、ドライバブレード26が釘57Bを打撃する際の作用効果は、規制部の具体例5と同様である。
(実施形態2)
図14は、打込機の実施形態2を示す全体断面図である。打込機100は、図2及び図3に示す打込機10と同様に、金具64を相手材65に固定するために用いることが可能である。打込機100は、ハウジング101、シリンダ102、圧力容器103、圧力室104、打撃部105、ハンドル106、装着部107、モータケース108、電動モータ109、電源部110及び射出部15を有する。ハンドル106はハウジング101に接続され、モータケース108はハウジング101に接続されている。装着部107は、ハンドル106及びモータケース108に接続されている。
シリンダ102及び圧力容器103は、ハウジング101内に設けられている。打撃部105は、ピストン111及びドライバブレード112を有する。ピストン111はシリンダ102内で、シリンダ102の中心線A1方向に移動可能である。圧力室104は、圧力容器103内及びシリンダ102内に亘って形成されている。圧力室104内に圧縮性流体、例えば、空気が封入されている。空気に代えて、希ガス、例えば、ヘリウムガス、アルゴンガスなどを封入することも可能である。バンパ113がシリンダ102内に配置されている。バンパ113は、合成ゴム製またはシリコンゴム製である。
電源部110は、収容ケースと、収容ケース内に設けた電池と、を有する。電池は一次電池または二次電池の何れでもよい。電動モータ109及び減速機114が、モータケース108内に設けられている。ハンドル106にトリガ115が設けられている。動力変換機構116が、ハウジング101内に設けられている。動力変換機構116は、ピニオンを有する回転要素を含む。ドライバブレード112にラックが設けられている。
射出部15は、ハウジング101に取り付けられており、コンタクトアーム16が射出部15に対して中心線A1方向に移動可能に取り付けられている。また、可動部材48及びカム部材53が、射出部15に設けられている。さらに、マガジン17が、射出部15及び装着部107により支持されている。マガジン17は、釘57を収容可能である。フィーダ61がマガジン17に設けられ、フィーダ61は、釘57を送り方向B3で移動させ、釘57は射出部15に送られる。
装着部107内に制御部117が設けられている。制御部117は、入出力インタフェース、演算処理部、記憶部及びインバータ回路を有するマイクロコンピュータである。インバータ回路は、オン及びオフ可能なスイッチング素子を有する。射出部15は、具体例1乃至6の何れか1つの規制部を有する。
制御部117は、トリガ115に操作力が加えられていても、コンタクトアーム16が図2に示す金具64から離れていると、電源部110の電圧を電動モータ109に印加しない。制御部117は、トリガ115に操作力が加えられ、かつ、コンタクトアーム16が金具64に接触すると、電源部110の電圧を電動モータ109に印加する。電動モータ109の回転力は、減速機114を経由して動力変換機構116に伝達される。
動力変換機構116のピニオンが、ドライバブレード112のラックに係合すると、打撃部105は中心線A1方向で第2方向B2で移動する。打撃部105が第2方向B2で移動すると、圧力室104の空気がピストン111により圧縮され、圧力室104の圧力が上昇する。ピニオンがラックから解放されると、打撃部105は圧力室104の圧力で第1方向B1で移動する。ドライバブレード112は、射出部15にある釘57を打撃し、釘57は相手材65に打ち込まれる。
図14の打込機100は、図2と同様に釘57を孔67に挿入して相手材65に押し付け、かつ、コンタクトアーム16を金具64に接触すると、規制部の具体例1乃至6のうち、何れか1つと同じ効果を得ることが可能である。なお、釘57に代えて、釘57Aまたは釘57Bを用いることも可能である。
いくつかの実施形態で説明した事項と、請求項に記載された事項との関係の一例を説明する。打込機10,100は、打込機の一例である。第1方向B1は第1方向の一例であり、第2方向B2は第2方向の一例である。打撃部13,105は打撃部の一例である。トリガ14,115は、操作部の一例である。コンタクトアーム16は、接触部材の一例である。圧力室24,104は、駆動部の一例である。射出部15は、射出部の一例である。段部46,70、リブ45、テーパ面73、可動部材74,74Aは、規制部の一例である。段部46,70は段部の一例である。射出路40は射出路の一例である。可動部材74,74Aは、可動部材の一例である。先端66は、止具の先端の一例である。先端56は、射出部の先端の一例である。釘57,57A,57Bは、それぞれ止具の一例である。金具64は物体の一例である。
規制部は、止具が第1方向に移動することを許容する第1機能と、止具が第2方向に移動することを阻止する第2機能と、を有する。規制部の機能は、止具が第1方向に移動することを阻止する力よりも、止具が第2方向に移動することを阻止するが大きい、と言い換えることも可能である。
打込機は、実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、駆動部は、圧縮流体の圧力で打撃部を移動させるものに代えて、第1機構、第2機構、第3機構の何れかを用いることも可能である。第1機構は、固体スプリングの弾性力で打撃部を移動させるものである。固体スプリングは、金属製または非鉄金属製のスプリングを含む。固体スプリングは、圧縮スプリング、または、引っ張りスプリングの何れでもよい。第2機構は、高速回転させた回転体を打撃部に接触させることで、打撃部を第1方向に移動させるものである。第3機構は、圧力室内に可燃性ガスを供給し、可燃性ガスを燃焼させた際のエネルギーによって、打撃部を第1方向に移動させるものである。
また、射出部は、マガジンとは別部材であるものの他、射出部がマガジンの一部を構成していてもよい。実施形態で開示した付勢部材は、圧縮スプリングに代えて、引っ張りスプリングを用いることも可能である。
操作部は、支持軸を中心として所定角度範囲内で作動可能なもの、直線状に往復作動可能なもの、を含む。接触部材は、アーム、シャフト、ロッド、プランジャ、レバーを含む。
図14に示す打込機は、電動モータに代えて、油圧モータまたは空気圧モータを用いることも可能である。止具は、軸部及び頭部を有する釘の他、軸部が有り頭部の無い釘を含む。頭部の無い釘が射出路にあると、規制部は軸部に係合して、釘が第2方向に移動することを規制する。相手材に固定する物体は、金具に限らず、化粧ボード、看板でもよい。相手材は、木材の他、モルタル、コンクリート、石膏ボードでもよい。
10,100…打込機、13,105…打撃部、14,115…トリガ、15…射出部、16…コンタクトアーム、24,104…圧力室、45…リブ、46,70…段部、56,66…先端、57,57A,57B…釘、64…金具、73…テーパ面、74,74A…可動部材、B1…第1方向、B2…第2方向。

Claims (10)

  1. 第1方向及び前記第1方向とは逆向きの第2方向に移動可能であり、前記第1方向に移動して止具を打撃する打撃部と、使用者によって操作される操作部と、前記操作部の操作により前記第1方向に移動する接触部材と、前記止具により固定される物体によって前記接触部材の移動が阻止されると、前記打撃部を前記第1方向に移動させて前記打撃部により前記止具を打撃させる駆動部と、を有する打込機であって、
    前記打撃部により打撃される前の前記止具を収容する射出部と、
    前記射出部に収容されている前記止具が前記第2方向に移動することを規制する規制部と、
    を有する打込機。
  2. 前記射出部は、前記止具を収容し、かつ、前記打撃部が前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な射出路を有し、
    前記射出路は、前記止具の先端が前記射出部の先端から前記第1方向に突出した状態で、前記止具を収容する、請求項1記載の打込機。
  3. 前記規制部は、前記射出路に設けられている、請求項2記載の打込機。
  4. 前記規制部は、前記射出路の内壁に形成した段部を含む、請求項3記載の打込機。
  5. 前記規制部は、前記射出部に対して回動可能に取り付けられた可動部材を含む、請求項3記載の打込機。
  6. 前記可動部材は、前記射出部に対して回動することにより、前記打撃部との接触抵抗を軽減する、請求項5記載の打込機。
  7. 前記可動部材は、前記射出部に対して回動することにより、前記射出路から退避する、請求項5記載の打込機。
  8. 前記可動部材は、前記打撃部が接触すると前記射出部に対して回動する、請求項7記載の打込機。
  9. 前記規制部は、前記打撃部の移動方向に複数設けられている、請求項1乃至7の何れか1項記載の打込機。
  10. 前記規制部は、前記射出部に収容されている前記止具が前記第1方向に移動することを許容する、請求項1乃至9の何れか1項記載の打込機。
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