JP2019098418A - 結合部材ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】結合を容易にすると共に、加熱の位置決めが容易にされた結合部材ヘッドを提供する。【解決手段】ホルダ14が第1金属板50の結合位置Pに位置決めすると、先ず、電極18A、18Bが当接し、通電加熱により係合位置P近傍が加熱される。次に、ホルダ14が下降してリンク部材16に支持されている電極18A、18Bの先端に接近する。この際、電極18A、18Bに設けられた当接部32A、32Bがホルダ14のテーパ部22上を相対的に移動することにより、リンク部材16に回転自在に支持された電極18A、18Bが回転してホルダ14の径方向外側に退避する。したがって、第1金属板50に対するスクリュ12の結合時に電極18A、18Bがスクリュ12やホルダ14と干渉することはない。【選択図】図1

Description

本発明は、結合部材ヘッドに関する。
板厚の薄い金属板等にタッピングスクリュを結合する場合には、金属板の表面でスクリュを高速回転させて金属板を加熱して軟化させることにより、タッピングスクリュを貫通させると共にタッピングを行う。
しかし、金属板が高強度材である場合には、金属板が軟化する前にスクリュの先端が溶解し、結合ができないことがあった。
一方、スクリュヘッドにレーザによる加熱手段を設け、この加熱手段によって金属板を予め加熱することにより、薄い金属板にスクリュを結合する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−254716号公報
上記従来技術の場合、レーザによる加熱であるため、打点(結合位置)毎にレーザの焦点や位置の補正が必要となり、取り扱いが煩雑であるという不都合があった。
本発明は上記事実を考慮し、高強度材でも結合を可能にすると共に、加熱処理を容易に行える結合部材ヘッドを提供できるものである。
請求項1記載の発明に係る結合部材ヘッドは、軸方向の被結合部材側端部に結合部材を保持すると共に、被結合部材に対して進退可能なホルダと、前記ホルダの結合部材保持領域よりも前記被結合部材側にそれぞれの先端が位置する一対の電極と、前記ホルダが前記被結合部材に対して接近した場合に、前記電極を前記ホルダの径方向外側に退避させる退避機構と、を備える。
このように形成された結合部材ヘッドでは、先ず、被結合部材の結合位置にホルダを位置決めする。この際、ホルダの結合部材保持領域よりも被係合部材側に位置している一対の電極の先端が先ず被結合部材に当接する。この状態で一対の電極に通電することにより、被結合部材の結合位置が加熱され軟化する。続いて、ホルダを被結合部材に接近させることにより、ホルダの軸方向において被結合部材側端部に保持された結合部材が被結合部材の結合位置を貫通して被結合部材に結合される。
なお、ホルダが被結合部材の結合位置に接近すると、退避機構によって電極の先端が被結合部材の結合位置からホルダの径方向外側に退避するため、電極と結合部材が干渉することはない。
請求項2記載の発明に係る結合部材ヘッドは、請求項1記載の発明において、前記退避機構は、前記ホルダが前記被結合部材に対して進退するときに、前記ホルダと相対移動可能に構成されると共に、前記ホルダの軸方向端部よりも前記被結合部材から離間する側に配置されたリンク部材を備え、前記リンク部材は、前記ホルダの軸方向と直交する方向を回転軸として前記一対の電極を回転可能に支持していると共に、前記電極には前記ホルダが前記被結合部材に接近した時に当接される当接部が形成されている。
このように形成された結合部材ヘッドでは、ホルダが被結合部材に接近すると、リンク部材に支持されている電極の先端にホルダが相対的に接近していくことになる。この際、電極に設けられた当接部にホルダが当接し、リンク部材に回転自在に支持された電極がホルダの軸方向に直交する方向に延在する回転軸を中心として回転する。これにより、電極は、ホルダの被結合部材側からホルダの径方向外側に退避すると共に、被結合部材から離間する。したがって、被結合部材に結合部材が結合するときに、電極が結合部材やホルダと干渉することはない。
請求項1記載の発明に係る結合部材ヘッドは、上記構成としたので、高強度材でも結合可能であると共に、加熱処理が容易である。
請求項2記載の発明に係る結合部材ヘッドは、上記構成としたので、装置構成を簡略化できる。
一実施形態に係るスクリュヘッドの全体構成(電極当接状態)を示す側面図である。 一実施形態に係るスクリュヘッドのスクリュ当接状態を示す側面図である。 一実施形態に係るスクリュヘッドのスクリュ貫通状態を示す側面図である。である。 一実施形態に係るスクリュヘッドのタッピング状態を示す側面図である。 一実施形態に係るスクリュヘッドの締結状態を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る結合部材ヘッドの一種であるスクリュヘッドについて図1〜図5を参照して説明する。各図面において、矢印Xがホルダの軸方向、矢印Yがホルダの径方向、矢印Rは電極の回転方向を示す。また、ホルダの軸方向に沿って第1金属板50側を「下」、反対側を「上」という場合がある。
[構成]
先ず、スクリュヘッドの構成について説明する。
スクリュヘッド10は、結合部材であるタッピングスクリュ12(以下、「スクリュ12」という)を保持するホルダ14と、ホルダ14とは別体の保持部材(不図示)に支持されたリンク部材16と、リンク部材16に回転自在に支持された一対の電極18A、18Bとを備えている。
ホルダ14は、円柱形の本体部20と、本体部20の軸方向一端(下端)(矢印X1方向)側で本体部20から縮径するテーパ面が形成されたテーパ部22と、テーパ部22の軸方向一端側に延在する円柱形の保持部24と、を有する。
保持部24は、軸方向一端部にスクリュ12の頭部40を保持するチャック(不図示)を有する。
リンク部材16は、ホルダ14と別体の保持部材に支持されている円柱形の軸体であり、ホルダ14(本体部20)の径方向が軸方向となるように配設されている。また、リンク部材16は、一対の電極18A、18Bをそれぞれ軸回りに回転自在に支持している。なお、リンク部材16は、絶縁体で形成されている。
電極18Aは、図1に示すように、上端(矢印X2方向側端部)がリンク部材16に支持されており、側面視でリンク部材16からホルダ14の本体部20の外側まで延在する拡大部26Aと、拡大部26Aの下端(矢印X1方向側端部)から側面視でホルダ14の軸方向に平行な方向に延在する平行部28Aと、平行部28Aの下端(矢印X1方向側端部)からホルダ14の保持部24に保持されたスクリュ12(スクリュ保持領域A)の下方に延在する縮小部30Aとを有する。
換言すると、電極18Aの下端(矢印X1方向側端部)は、ホルダ14のスクリュ保持領域Aの下方に位置している。
ここで、「スクリュ保持領域A」とは、スクリュ12のうちホルダ14から外部に露出した部分を囲む円柱形の領域であり、スクリュ12の径方向端部よりも1mm径方向外側までの範囲をいう。なお、電極18Aの下端は、スクリュ12の露出部分(後述するネジ部42、母材貫通部44)の下方に位置することが一層好ましい。
拡大部26Aは、リンク部材16に保持された上端部から下端部に向って幅(厚さ)が増加している。また、平行部28Aは、その幅(厚さ)が軸方向に沿ってほぼ一定である。
一方、縮小部30Aは、上端部から下端部に向ってその幅(厚さ)が漸減するように形成されている。ただし、縮小部30Aのホルダ14側の面には、その上部(平行部28A側)にホルダ14側に突出した当接部32Aが形成されている。
このように形成された電極18Aは、リンク部材16に拡大部26Aの上端が回転自在に支持されることにより、図1に示すように、リンク部材16(の軸)を中心として矢印R方向に回転自在とされている。
また、スクリュヘッド10の初期位置では、電極18Aの当接部32Aがホルダ14(テーパ部22)に当接していることにより、ホルダ14の先端に保持されたスクリュ12やホルダ14の他の部分から電極18Aが離間されている。
なお、リンク部材16、電極18Aの当接部32A、ホルダ14のテーパ部22が退避機構に相当する。
電極18Bも、電極18Aと左右対称に形成されているので、同様の構成要素には同一の参照番号にBを付してその詳細な説明を省略する。
なお、電極18Aの縮小部30Aの先端と電極18Bの縮小部30Bの先端は、離間している。
また、保持部材に保持されたリンク部材16とホルダ14は、冶具の先端に共に取り付けられ一体的に移動可能に構成されているが、後述するようにスクリュ12の結合のため第1金属板50に対してホルダ14が接近・離間する場合にはリンク部材16は移動しない。すなわち、リンク部材16は、ホルダ14に対して相対移動可能に構成されている。
スクリュ12は、六角柱に形成された頭部40と、頭部40から軸方向に延在し外周面にネジが形成されたネジ部42と、ネジ部42の軸方向下端部から先端に向って縮径する母材貫通部44と、を有する。
なお、スクリュ12によって結合されるのは、積層された第1金属板50と、第2金属板52である。この第1金属板50、第2金属板52が、被結合部材に相当する。
[作用]
次に、スクリュヘッドの作用について説明する。具体的には、積層された第1金属板50と第2金属板52とをスクリュ12で結合する場合について説明する。
先ず、第1金属板50と第2金属板52がスクリュ12で結合される結合位置Pの上方に、ホルダ14を移動する(位置決めする)。この際、ホルダ14と一体的に移動されるリンク部材16に支持された電極18A、18Bの先端は、ホルダ14の保持部24のスクリュ保持領域Aの下方、すなわち、スクリュ12の下端よりも下方に位置し、第1金属板50に当接される。
電極18A、18Bの下端は、第1金属板50の結合位置Pを挟んだ対向する位置で第1金属板50に当接する。したがって、電極18A、18B間を一定時間通電することにより、積層された第1金属板50、第2金属板52の結合位置P近傍が加熱され、軟化する。
一定時間経過後、ホルダ14を軸回りに回転させながら下方(第1金属板50側(矢印X1方向側))に移動させる(加圧する)。この際、ホルダ14は軸方向下側に下降するが、リンク部材16に支持された電極18A、18Bは、軸方向下側に移動しない。すなわち、電極18A、18Bとホルダ14は、軸方向に相対移動することになる。
この結果、図2に示すように、ホルダ14の下降に伴って、電極18A、18Bの当接部32A、32Bがホルダ14のテーパ部22上を相対的に上側に移動する。この結果、リンク部材16の軸を回転中心として電極18Aが矢印R1方向(図3上、反時計回り方向)、電極18Bが矢印R2方向(図3上、時計回り方向)に回転する。すなわち、電極18A、18Bがスクリュ12(スクリュ保持領域A)の下方からホルダ14の径方向外側に退避すると共に、第1金属板50から離間する。
この状態で、ホルダ14をさらに下方に加圧すると共に軸回りに回転させることにより、図3に示すように、通電加熱によって軟化した第1金属板50及び第2金属板52の結合位置Pがスクリュ12の母材貫通部44によって貫通される。
この際、電極18A、18Bの当接部32A、32Bがホルダ14のテーパ部22から拡径した本体部20の外周面上を移動するため、電極18A、18Bの先端が一層ホルダ14の径方向外側に移動する。この結果、下降してくるホルダ14の保持部24と電極18A、18Bが干渉することが防止される。
さらに、ホルダ14を下方に移動させつつ回転させることにより、図4に示すように、スクリュ12のネジ部42によって第1金属板50、第2金属板52の貫通部分をタッピングする。
さらに、図5に示すように、ホルダ14を下方に加圧しつつ回転させることによって、スクリュ12の頭部40を第1金属板50に当接させると共に、所定のトルクでスクリュ12を第1金属板50、第2金属板52に結合させる。すなわち、第1金属板50、第2金属板52をスクリュ12によって締結することができる。
このように、本実施形態に係るスクリュヘッド10では、ホルダ14の保持部24のスクリュ保持領域Aの下方に、一対の電極18A、18Bの先端が位置するように配設されているため、ホルダ14(スクリュ12)を第1金属板50に当接させる前に、一対の電極18A、18Bが当接し、この電極18A、18Bに通電させることで、積層された第1金属板50、第2金属板52の結合位置Pを含む部分を通電加熱することができる。
すなわち、スクリュ12が第1金属板50に到達する前に、通電加熱によって第1金属板50の結合位置Pが軟化しているため、スクリュ12の貫通等が容易になる。これにより、第1金属板50、第2金属板52が高強度鋼板の場合でもスクリュ12を結合できる。
また、電極18A、18Bは、当接部32A、32Bのみがホルダ14に当接されると共に、スクリュ12に当接しない構成とされているため、スクリュ12が電極18A、18Bによって加熱されて溶解することが確実に防止される。
特に、ホルダ14を被結合部材である第1金属板50、第2金属板52の結合位置Pの上方に位置決めするだけで、リンク部材16に支持されホルダ14のスクリュ保持領域Aの下方に位置する電極18A、18Bの下端を結合位置Pを挟んで第1金属板50に当接させることができる。したがって、その電極18A、18Bに通電するだけで、積層された第1金属板50、第2金属板52の結合位置Pを含む部分を通電加熱することができる。すなわち、ホルダ14を第1金属板50の結合位置Pに対して位置決めするだけで、電極18A、18Bの下端が第1金属板50の結合位置Pの近傍に位置決めされ、かつその電極18A、18Bに通電するだけで、積層された第1金属板50、第2金属板52の結合位置P近傍を軟化させることができるため、加熱処理(電極18A、18Bの位置決め等)が容易になる。
さらに、リンク部材16は、ホルダ14の軸方向と直交する方向に延在する回転軸を中心として電極18A、18Bをそれぞれ回転自在に支持している。また、電極18A、18Bは、ホルダ14の先端側のテーパ部22に当接される当接部32A、32Bが突出形成されており、ホルダ14と電極18A、18Bがホルダ14の軸方向に沿って相対移動するだけで、電極18A、18Bの当接部32A、32Bがホルダ14のテーパ部22、本体部20の外周面上を移動し、電極18A、18Bがスクリュ12の下方から径方向外側に退避する。さらなるホルダ14の下降によって、電極18A、18Bはホルダ14の保持部24よりも径方向外側に退避する。すなわち、ホルダ14の下降に伴って、電極18A、18Bがスクリュ12やホルダ14と干渉することむが防止される。
このようにホルダ14(テーパ部22、本体部20)の外周面に押圧されることによって電極18A、18Bがホルダ14のスクリュ保持領域Aの下方から径方向外側に退避できるため、電極18A、18Bをホルダ14の径方向外側に退避させるために、新たな駆動機構を設ける必要がなく、装置構成が簡易化される。
リンク部材16に支持された電極18A、18Bの先端は、ホルダ14の保持部24の下方のスクリュ保持領域Aの下方に位置しているため、電極18A、18Bの先端が第1金属板50の表面に当接しているときに、スクリュ12に当接することはなく、スクリュ12が通電によって加熱されることが防止できる。
また、電極18A、18Bの先端は、第1金属板50、第2金属板52の結合位置Pを挟んで対向する位置で第1金属板50に当接すれば良いので、位置精度が厳密ではなく、加熱処理が容易である。
[その他]
なお、本実施形態では、結合部材としてスクリュ12について説明したが、釘やリベット等、他の結合部材にも適用可能である。なお、釘やリベットの場合には、タッピングが不要であるため、ホルダ14は回転しない構成となる。
また、本実施形態では、第1金属板50と第2金属板52との結合にスクリュヘッド10を用いる例を説明したが、一枚の金属板にスクリュを結合するものに適用しても良い。また、3枚以上の金属板にスクリュを結合する場合に適用しても良い。
さらに、ホルダ14の下降時に電極18A、18Bをホルダ14の径方向外側に退避させる機構は、本実施形態に限定されるものではない。他のメカニカルな機構であっても良いし、電極18A、18Bを他の駆動源の駆動力によって移動させる構成でも良い。
10 スクリュヘッド(結合部材ヘッド)
12 スクリュ(結合部材)
14 ホルダ
16 リンク部材(退避機構)
18A、18B 電極
22 テーパ部(退避機構)
32A、32B 当接部(退避機構)
50 第1金属板(被結合部材)
52 第2金属板(被結合部材)
A スクリュ保持領域(結合部材保持領域)

Claims (2)

  1. 軸方向の被結合部材側端部に結合部材を保持すると共に、被結合部材に対して進退可能なホルダと、
    前記ホルダの結合部材保持領域よりも前記被結合部材側にそれぞれの先端が位置する一対の電極と、
    前記ホルダが前記被結合部材に対して接近した場合に、前記電極を前記ホルダの径方向外側に退避させる退避機構と、
    を備える結合部材ヘッド。
  2. 前記退避機構は、前記ホルダが前記被結合部材に対して進退するときに、前記ホルダと相対移動可能に構成されると共に、前記ホルダの軸方向端部よりも前記被結合部材から離間する側に配置されたリンク部材を備え、前記リンク部材は、前記ホルダの軸方向と直交する方向を回転軸として前記一対の電極を回転可能に支持していると共に、前記電極には前記ホルダが前記被結合部材に接近した時に当接される当接部が形成されている請求項1記載の結合部材ヘッド。
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