JP2019097781A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】方向性を向上したゴルフクラブを提供すること。【解決手段】本ゴルフクラブは、シャフトの先端側にアイアン形状のヘッドを有し、前記シャフトの手元側にグリップを有するゴルフクラブであって、クラブ全長が33.5〜36.0インチであり、ロフト角が40〜70°であり、ライ角が65〜75°であり、フェース−バック方向における最大のソール幅が30〜80mmであり、前記グリップは前記シャフトの軸方向と垂直な断面方向において外形形状が円形状であり、前記シャフトに装着された状態の直径が30mm以上であり、ヘッド側端からグリップエンド側端まで一律の太さを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブに関する。
従来、グリーン周りからのアプローチショットやバンカーショット用として、例えば、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、チッパー等の比較的クラブ全長が短いゴルフクラブが提案されていた。
しかしながら、これらのゴルフクラブに、比較的クラブ全長が長いゴルフクラブと同様のグリップを装着すると、例えば、右利きの場合、右手に力が入り過ぎて方向性が出しにくい等の問題があった。
特開2003−052874号公報 特許第3002821号 特許第4445157号 特開平10−328334号公報 特開平02−224678号公報
本発明は、方向性を向上したゴルフクラブを提供することを目的とする。
本ゴルフクラブは、シャフトの先端側にアイアン形状のヘッドを有し、前記シャフトの手元側にグリップを有するゴルフクラブであって、クラブ全長が33.5〜36.0インチであり、ロフト角が40〜70°であり、ライ角が65〜75°であり、フェース−バック方向における最大のソール幅が30〜80mmであり、前記グリップは前記シャフトの軸方向と垂直な断面方向において外形形状が円形状であり、前記シャフトに装着された状態の直径が30mm以上であり、ヘッド側端からグリップエンド側端まで一律の太さを有することを要件とする。
開示の技術によれば、方向性を向上したゴルフクラブを提供できる。
本実施の形態に係るゴルフクラブ1を例示する図である。 本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する正面図である。 本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する背面図である。 本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する平面図である。 本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する底面図である。 本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する左側面図である。 本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する右側面図である。 本実施の形態に係るグリップ40を例示する図(その1)である。 本実施の形態に係るグリップ40を例示する図(その2)である。 グリップ40の太さの測定方法を説明する図である。 実施例及び比較例について説明する図(その1)である。 実施例及び比較例について説明する図(その2)である。 実施例及び比較例について説明する図(その3)である。
以下、図面を参照して、実施の形態の説明を行う。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態に係るゴルフクラブ1を例示する図である。図2は、本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する正面図である。図3は、本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する背面図である。図4は、本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する平面図である。図5は、本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する底面図である。図6は、本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する左側面図である。図7は、本実施の形態に係るゴルフクラブヘッド10の近傍を例示する右側面図である。図8及び図9は、本実施の形態に係るグリップ40を例示する図である。
図2〜図7では、ゴルフクラブヘッド10をフェース面11f側から視た図を正面図としており、図2では、ゴルフクラブヘッド10を地平面Hに基準のライ角及び基準のロフト角通りに接地した場合を図示している。また、矢印dはトウ−ヒール方向(左右方向)を、矢印dはトップ−ソール方向(上下方向)を、矢印dはフェース−バック方向(前後方向)を示している。
図1に示すように、ゴルフクラブ1は、アイアン型のゴルフクラブであり、ゴルフクラブヘッド10(単にヘッドと称する場合がある)と、シャフト20と、フェルール30と、グリップ40とを有する。
ゴルフクラブ1は、シャフト20の先端側にアイアン形状のゴルフクラブヘッド10を有し、シャフト20の手元側にグリップ40を有する。シャフト20は、例えば、手元側から先端側へと向かって径が細くなる円筒形状を有しており、金属材料やカーボン繊維強化樹脂等の樹脂材料により形成されている。ゴルフクラブ1は、例えば、クラブ全長Lが33.5〜36.0インチであり、アプローチに適したゴルフクラブである。
なお、クラブ全長Lは60度法により測定することができる。60度法では、ゴルフクラブ1を水平面に置いてソール部を角度60度の面に当て、二つの面(水平面と角度60度の面)の交差点からグリップエンド側端40eまでの距離がクラブ全長となる。
以下、ゴルフクラブ1の各構成部について説明する。
図2〜図7に示すように、ゴルフクラブヘッド10は、フェース部11と、ソール部12と、バック部13と、ホゼル部14とを有する。
ゴルフクラブヘッド10は、例えば、軽量化のために中空構造とすることができる。ゴルフクラブヘッド10は、例えば、ライ角θが65°〜75°であるが、より好ましくはライ角θが70°〜73°である(図2参照)。また、ゴルフクラブヘッド10は、例えば、ロフト角θが40°〜70°である(図6参照)。また、ゴルフクラブヘッド10は、例えば、フェース−バック方向における最大のソール幅Wが30mm〜80mmである(図5参照)。
ゴルフクラブ1は、ゴルフクラブヘッド10を地平面に基準のライ角及び基準のロフト角通りに接地し上方から視たときに、ゴルフクラブヘッド10のソール部12のトレーリングエッジ12tがゴルフクラブヘッド10のフェース部11に完全に隠れるように構成されている(図4参照)。これにより、ゴルフクラブ1の使用者に違和感を与えないようにすることができる。
ゴルフクラブヘッド10は、例えば、チタン合金、チタン、軟鉄、ステンレス、アルミニウム合金等の金属材料を用いて形成することができる。なお、ゴルフクラブヘッド10を構成する各部において、フェース側の面を表面、バック側の面を背面と称する場合がある。
フェース部11は、打撃面となるフェース面11fを備えている。なお、フェース部11は所定の厚みを有しており、フェース面11fはフェース部11の表面をなしている。フェース面11fには、トウ−ヒール方向を長手方向とする複数のスコアライン11s(フェース面11fから窪む溝)が、所定間隔でトップ−ソール方向に配列されている。
ソール部12は、ゴルフクラブヘッド10の底部を形成する部分である。バック部13は、フェース部11とソール部12とを繋ぐ部分である。ホゼル部14は、シャフト20と連結される部分である。
ホゼル部14は、先端側からゴルフクラブヘッド10内に延びるシャフト挿入穴を有している。シャフト挿入穴の中にシャフト20の一端部が挿入され、接着剤等によってシャフト20とホゼル部14が固定されている。
ホゼル部14の上側(グリップ40側)のシャフト20の外周には、フェルール30が取り付けられている。フェルール30にはシャフト20が挿入され、固定されている。フェルール30は、シャフト20とホゼル部14の接続部分の美観を高めるためのものであり、例えば、ホゼル部14の外径からシャフト20の外径に向かって細くなる円筒形状を有している。フェルール30は、例えば、セルロース系材料等の合成樹脂を用いて形成することができる。
図8及び図9は、本実施の形態に係るグリップ40を例示する図であり、図9は図8のA−A線に沿う断面を示している。図8及び図9に示すように、グリップ40において、ヘッド側端40hからグリップエンド側端40eに向かって、シャフト20を挿入可能なシャフト取付穴40xが形成されている。シャフト取付穴40xは、ヘッド側端40hが開口しており、グリップエンド側端40eが塞がれている。
シャフト取付穴40xの内径は一定であってもよいし、シャフト20の外形に合わせ、ヘッド側端40hからグリップエンド側端40eに向かって、内径が漸増してもよい。例えば、手元側に両面テープが巻かれたシャフト20をシャフト取付穴40xに挿入することで、シャフト20の手元側にグリップ40を固定することができる。
グリップ40は、シャフト軸方向(グリップ40の長手方向)と垂直な断面方向において外形形状が円形状である。なお、本願で言う円形状とは、対象物が完全な円形の場合のみでなく、概ね円形の場合も含む。概ね円形の場合とは、例えば、僅かに押し潰された円形や円形に近似した楕円形、表面に僅かな凹凸がある場合等を含む。また、これはR&Aが定めるゴルフ規則中「Appendix II - Design of Clubs 3. Grip」の、「パター以外のクラブは、グリップの横断面が円形でなければならない」に準拠しており、ここに認められる範囲内で想定される。
シャフト20に装着された状態のグリップ40の外径φは少なくともバット端が30mm以上であり、グリップ40が一律の太さを有している。なお、本願で言う一律の太さとは、対象物が完全な一律の太さの場合のみでなく、概ね一律の太さの場合も含む。概ね一律の太さの場合とは、下記測定方法における公差が±3mm以内(最大外径と最小外径との差が6mm以内)の場合である。
グリップ40の太さの測定方法は、次の通りである。すなわち、図10に示すように、ヘッド側端40h及びグリップエンド側端40eからL=L=10mm離れた位置を地点P及びPとし、地点Pから地点Pまでの範囲にL=10mmの間隔でサインペン等で目印を打ち、地点Pと地点Pと目印の各位置においてノギスを使ってシャフト20を挿入後のグリップ40の外径を計測する。各位置におけるグリップ40の外径の測定値を平均したものがグリップ40の外径φである。
当測定方法において、地点P及び地点Pを両端から10mm離している理由としては、グリップの端部にグリップキャップが装着されている場合にグリップキャップを避けて測定することや、グリップ40の内側に巻く両面テープが存在する部分を測定するためである。特に制限はしないが、概ね一律の太さを逸脱しない範囲でP≧Pとしてもよい。
なお、公差が±3mm以内という数値は、ゴルフクラブ1の各部の製造公差及び組み立て時の下巻両面テープの厚みによるばらつき等を考慮して決定したものである。
グリップ40は、例えば、ゴムの発泡体や樹脂の発泡体を加熱成形することにより形成することができる。ゴムの発泡体や樹脂を発泡させる方法としては特に限定されるものではなく、ADCA(アゾジカルボンアミド)やOBSH(オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド)等を利用した化学発泡、発泡性マイクロカプセルや超臨界流体等を利用した物理発泡といった一般的な方法の中から、気泡のサイズ、均質な発泡体を得るための基材への分散性、発泡倍率、残色、対へたり性などによりゴルフグリップにとって好ましい物性となるよう、適宜選択できる。
グリップ40をゴムの発泡体や樹脂の発泡体により形成することで、ゴルフグリップの比重を軽くすることができ、ゴルフクラブ1を軽量化することができる。但し、グリップ40の素材としては、例えば、天然ゴムや合成ゴム、熱可塑性エラストマーにより形成されるものが有るが、ゴルフグリップにとって好ましい物性となるよう、適宜選択できる。
このように、ゴルフクラブ1は、シャフト20に装着された状態のグリップ40が一律の太さを有している。これにより、ボールにインパクトする付近でヘッドが走りすぎないため、方向性を向上することができる。また、ゴルフクラブ1を短く持ったときもグリップ40の握られる部分の太さが変わらないため、通常と同じように握ることができる。また、初心者がベースボールグリップと呼ばれる野球のバットを握るように右手と左手の指の重ならない握り方で握った場合でも、しっかりと握ることができる。インターロッキンググリップやオーバーラッピンググリップでは手の指で握ることを意識するが、本実施の形態では手の平で握りやすくすることができる。
また、ゴルフクラブ1は、シャフト20に装着された状態のグリップ40の外径φが30mm以上であり、通常よりも太めである。これにより、右手のパンチを抑制する効果、手の平で握りやすくする効果、及び緩く握れる効果が得られ、何れも方向性の向上に繋がる。
また、ゴルフクラブ1は、ライ角θが65°〜75°、より好ましくは70°〜73°であり、アップライトである。これにより、ゴルファーはボールに近い位置に立ち、かつ無理のない姿勢で打つことができる。
また、ゴルフクラブ1において、シャフト20に装着された状態のグリップ40の外径φが30mm以上であり、グリップ40が一律の太さを有し、かつアップライトであることの相乗効果で、ゴルファーに安心感を与えるゴルフクラブを実現している。
[実施例1、2、比較例1〜4]
実施例1、2、比較例1〜4として、ライ角またはクラブ全長(60度法により測定)を変更した場合の、振りやすさ、構えやすさ、及び方向性について評価を行った。評価は、◎(大変良い)を4点、〇(良い)を3点、△(普通)を2点、▲(あまり良くない)を1点、×(良くない)を0点とし、合計点で比較した。
図11の仕様に示すように、比較例1及び2は、ライ角のみが実施例1及び2と異なり、他の仕様は実施例1及び2と同様である。また、比較例3及び4は、クラブ全長のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。図11において、実施例1及び2と比較例1〜4で仕様が異なる部分を網掛で示している。また、パラレルとは、グリップが概ね一律の太さの場合を意味する。また、特記のない限りヘッドは中空構造である。
図11の評価結果に示すように、実施例1及び2は、比較例1〜4よりも合計点が高く、振りやすさ、構えやすさ、及び方向性が何れも良好であった。特に、実施例2は実施例1よりも振りやすさの評価が高く、実施例2のライ角が最適であるといえる。
一方、比較例1は、アップライトすぎるため、構えにくく、方向性も悪い。比較例2は、フラットすぎるため、ボールの近くに構えにくい。比較例3は、クラブ全長が長すぎるため、構えにくく、打ちにくい。比較例4は、クラブ全長が短かすぎるため、前かがみになって、打ちにくい。
以上の結果に余裕度等を加味すると、アプローチ等に用いるゴルフクラブは、クラブ全長が33.5〜36.0インチであり、ライ角が65〜75°であることが好ましく、70°〜73°であることがより好ましい。
[実施例2、比較例5〜7]
実施例2、比較例5〜7として、グリップの仕様を変更した場合の、振りやすさ、握りやすさ、及び方向性について評価を行った。評価は、◎(大変良い)を4点、〇(良い)を3点、△(普通)を2点、▲(あまり良くない)を1点、×(良くない)を0点とし、合計点で比較した。
図12の仕様に示すように、比較例5は、グリップ形状のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。また、比較例6は、グリップ直径のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。また、比較例7は、グリップ形状及びグリップ直径のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。図12において、実施例2と比較例5〜7で仕様が異なる部分を網掛で示している。また、パラレルとは、グリップが概ね一律の太さの場合を意味する。また、グリップ形状がテーパーの場合、グリップのヘッド側の径が細くなっており、ここに記されているグリップ直径は、最も太い部分の直径である。また、特記のない限りヘッドは中空構造である。なお、図12に改めて記載した実施例2の仕様は、図11に記載したものと同様である。
図12の評価結果に示すように、実施例2は、比較例5〜7よりも合計点が高く、振りやすさ、握りやすさ、及び方向性が何れも良好であった。
一方、比較例5は、グリップのテーパー形状のため、握りにくく、方向性もあまりよくない。比較例6は、グリップ直径が小さいため、握りやすいものの、方向性が悪い。比較例7は、グリップのテーパー形状であり、グリップ直径が小さいため、振りやすさ及び握りやすさはあまり良くなく、方向性が悪い。
以上の結果に余裕度等を加味すると、アプローチ等に用いるゴルフクラブは、グリップの直径が30mm以上であり、グリップが概ね一律の太さであることが好ましい。
[実施例2、比較例8〜11]
実施例2、比較例8〜11として、ヘッド形状、ヘッド重量、ソール幅、またはロフト角を変更した場合の、振りやすさ、地面への刺さりにくさ、方向性、及び距離感について評価を行った。評価は、◎(大変良い)を4点、〇(良い)を3点、△(普通)を2点、▲(あまり良くない)を1点、×(良くない)を0点とし、合計点で比較した。
図13の仕様に示すように、比較例8は、ヘッド形状及びヘッド重量のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。また、比較例9は、ソール幅のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。また、比較例10は、ヘッド形状及びヘッド重量のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。比較例11は、ロフト角のみが実施例2と異なり、他の仕様は実施例2と同様である。図13において、実施例2と比較例8〜11で仕様が異なる部分を網掛で示している。また、パラレルとは、グリップが概ね一律の太さの場合を意味する。また、特記のない限りヘッドは中空構造である。なお、図13に改めて記載した実施例2の仕様は、図11及び図12に記載したものと同様である。
図13の評価結果に示すように、実施例2は、比較例8〜11よりも合計点が高く、振りやすさ、地面への刺さりにくさ、方向性、及び距離感が何れも良好であった。
一方、比較例8は、ヘッドが軽いため振り易いがヘッドがウッド形状であるため距離感が合わず、構えにくく方向性も悪い。比較例9は、ソール幅が狭いため、地面に刺さりやすい。比較例10は、中実のヘッドを使用しているためヘッドが重すぎて振りにくい。比較例11は、ロフト角が立ちすぎているため距離感が合わない。
以上の結果に余裕度等を加味すると、アプローチ等に用いるゴルフクラブは、ヘッド形状が中空構造のアイアンであって、ロフト角が40〜70°であり、フェース−バック方向における最大のソール幅が30〜80mmであり、ヘッド重量が260〜320gであることが好ましい。
実施例1、2、比較例1〜11の結果をまとめると、アプローチ等に用いるゴルフクラブは、ヘッド形状が中空構造のアイアンであって、クラブ全長が33.5〜36.0インチであり、ライ角が65〜75°、より好ましくは70°〜73°であり、ロフト角が40〜70°であり、フェース−バック方向における最大のソール幅が30〜80mmであり、ヘッド重量が260〜320gであり、グリップの直径が30mm以上であり、グリップのヘッド側端からグリップエンド側端まで概ね一律の太さであることが好ましい。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
1 ゴルフクラブ
10 ゴルフクラブヘッド
11 フェース部
11f フェース面
11s スコアライン
12 ソール部
12t トレーリングエッジ
13 バック部
14 ホゼル部
20 シャフト
30 フェルール
40 グリップ
40x シャフト取付穴
40h ヘッド側端
40e グリップエンド側端

Claims (5)

  1. シャフトの先端側にアイアン形状のヘッドを有し、前記シャフトの手元側にグリップを有するゴルフクラブであって、
    クラブ全長が33.5〜36.0インチであり、
    ロフト角が40〜70°であり、
    ライ角が65〜75°であり、
    フェース−バック方向における最大のソール幅が30〜80mmであり、
    前記グリップは
    前記シャフトの軸方向と垂直な断面方向において外形形状が円形状であり、
    前記シャフトに装着された状態の直径が30mm以上であり、
    一律の太さを有することを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 前記ヘッドを地平面に基準のライ角及び基準のロフト角通りに接地して上方から視たときに、前記ヘッドのソール部のトレーリングエッジが前記ヘッドのフェース部に完全に隠れることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記グリップは、ゴムの発泡体または樹脂の発泡体により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記ライ角が70〜73°であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のゴルフクラブ。
  5. 前記ヘッドは中空構造であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のゴルフクラブ。
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