JP2019096380A - 複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを用いた操作盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】不使用時には操作レバーが操作盤上に突出しないようにすることにより、操作盤の梱包、運搬時や、携帯時の収納スペースの省略を図り、合わせて操作盤の購入後において、操作レバーを構成するロッド部に取りつけてある握り玉の交換作業が行い易いように成した複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを用いた操作盤を提供する。【解決手段】操作盤へ取り付けられる支持盤へ、前記操作盤の上方へ突出させて回転可能かつ360度の方向へ揺動自在に操作レバーを取り付けたものにおいて、前記操作レバーを構成するロッド部を、上部ロッド部と下部ロッド部に分割し、前記上部ロッド部と下部ロッド部を互いに軸方向へ接続分離可能に構成すると共に、前記下部ロッド部が上部ロッド部に接続される部分に変形凸部を設け、前記上部ロッド部を挿通させた筒体の下端部に前記変形凸部と篏合する変形凹部を設けたことで解決した。【選択図】図4

Description

本発明は、一つの操作レバーで複数のスイッチを開閉することのできる複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを用いた、例えばテレビゲーム機などの操作盤に関する。
従来、テレビゲーム機を用いてゲームを行う場合、テレビとこのテレビを用いてゲームを行う操作盤は、別体かつ別売りとなっており、操作盤に取り付けた支持盤に設置された複数のマイクロスイッチを、支持盤上に揺動可能に立設させた操作レバーで、適宜選択してON、OFFできるように構成した複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを用いた操作盤が知られている。この操作盤の梱包、運搬時、或は操作盤を携帯して持ち運ぶ際に、梱包、或は運搬時に設置スペースを取らないように、操作盤上に突出している操作レバーを、倒したり、或は取り外したりすることができるように成した複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを取り付けた操作盤は、下記特許文献1に記載されているように公知である。
特開2010−284312号公報
上記特許文献1に記載された複合スイッチは、操作盤から上方へ突出している操作レバーのロッド部を、支持盤の部分で上部ロッド部と下部ロッド部に軸方向へ分割し、上部ロッド部と下部ロッド部を互いに分離可能に接続するか、或はヒンジを用いて起倒可能に構成したものである。
この従来公知の複合操作スイッチは、不使用時に操作レバーを構成するロッド部の上部ロッド部と下部ロッド部を軸方向に分離したり、或は上部ロッド部を倒しておくことができるので、操作盤の不使用時の収納スペースを省略でき、或は操作盤の運搬時や携帯しての持ち運び時に嵩張らず、梱包やカバンなどへの収納が容易であるという利点があった。しかしながら、操作レバーは支持盤に対し軸中心に回転自在であるため、上部ロッド部と下部ロッド部の接続分離が簡単ではないという問題があり、ヒンジを用いた場合には、握り球を取り付けた操作レバーが横倒し状態で操作盤上に突出して残り、操作盤の収容スペースを省略するという面において、不十分である上に、しばしば乱暴に取り扱う操作レバーの強度が不足するという問題もあった。さらに使用者が操作レバーの上端に取り付けた握り玉を好みに応じて交換したりする場合に、操作レバーが回転してしまうため、握り玉の上部ロッド部への交換作業がしにくい、という問題もあった。
本発明の目的は、不使用時には操作レバーを構成するロッド部の操作盤上に突出する部分を簡単に脱着できて、操作盤の梱包、運搬時や、携帯時の収納スペースの省略を図り、合わせて操作盤の組立終了後、或は購入後において、操作レバーを構成するロッド部に取りつけてある握り玉の交換作業が行い易いように構成した複合操作スイッチ並びにこの複合操作スイッチを用いた操作盤を提供せんとするにある。
上述した目的を達成するために本発明は、操作盤へ取り付けられる支持盤へ前記操作盤の上方へ突出させて回転可能、かつ360度の方向へ揺動自在に操作レバーを取り付けた複合操作スイッチにおいて、前記操作レバーを構成するロッド部を、上部ロッド部と下部ロッド部に分割し、前記上部ロッド部と下部ロッド部を互いに軸方向へ接続分離可能に構成すると共に、前記下部ロッド部が上部ロッド部に接続される部分に変形凸部を設け、前記上部ロッド部を挿通させた筒体の下端部に前記変形凸部と篏合する変形凹部を設けたことを特徴とする。
その際に本発明は、前記変形凸部を、前記下部ロッド部の上部に設けた大径部に前記筒体の下端部を受ける受座部を残して形成させることを特徴とする。
本発明はさらに、前記下部ロッド部と前記上部ロッド部を軸方向へ接続分離可能に構成するにあたり、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか一方の軸心部軸方向に雌ネジ穴を設け、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか他方の軸心部軸方向に前記雌ネジ穴にネジ着される雄ネジ部を設けたことを特徴とする。
本発明はさらに、前記下部ロッド部と前記上部ロッド部を軸方向へ接続分離可能に構成するにあたり、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか一方の軸心部軸方向に差込孔を設け、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか他方の軸心部軸方向に差込孔に挿入される差込部を設けたことを特徴とする。
本発明はまた、前記下部ロッド部と前記上部ロッド部の分割箇所は、前記下部ロッド部に取り付けた湾曲凸部材の上部とすることを特徴とする。
本発明はさらに、前記筒体の長さを、前記下部ロッド部の変形凸部から前記上部ロッド部に取り付けた握り玉に達するまでとすることを特徴とする。
本発明はさらに、前記筒体が、上部から下部に至るほど径が太くなるテーパー状を呈していることを特徴とする。
さらに本発明は、前記した各複合操作スイッチを、中央部に支持孔とこの支持孔を囲んでその上側に設けた湾曲凹部とを有し、縁部より複数の係止部材を垂設して成る支持盤と、握り玉とこの握り玉を一端部に取り付けたロッド部を有し、このロッド部を軸方向に接続分離可能に構成した下部ロッド部と上部ロッド部で構成し、前記支持盤の前記支持孔を貫通し、前記下部ロッド部に取り付けた湾曲凸部材を前記湾曲凹部に嵌合させ前記支持盤に対し揺動可能及び又は回転可能に設けた操作レバーと、この操作レバーの下部ロッド部を貫通させて先端側に係止されたスイッチ押圧部と、前記下部ロッド部を貫通させたところの前記支持盤の支持孔の周りに設けた受座部に接するバネ受部材と、このバネ受部材と前記スイッチ押圧部との間に弾設された弾性手段と、前記スイッチ押圧部の回りに配置された複数のスイッチから成るスイッチ群と、このスイッチ群を挟んで前記支持盤の係止部材に係止されたところのその中央部に設けた取付孔へ前記スイッチ押圧部を挿通させてガイドするガイド筒部を回動調節可能に設けたガイド板とで構成し、前記ガイド筒部を前記取付孔へ回動調節可能に取り付けるに当たり、前記ガイド筒部をその胴部の一端部に鍔部を有し、前記胴部の両側部に一対の係止部を有し、さらに前記胴部の中央部を貫通して平面略矩形状を呈した変形ガイド孔を有するものとし、前記取付孔をその中央部に軸心を共通にして設けたところの前記鍔部を収容する大径部と前記胴部を収容するところの小径部から成る段付き取付孔とし、前記小径部にはその内周の対向位置に軸方向を貫通するところの前記係止部を挿通させるガイド溝が設けられると共に、さらに前記小径部の縁部には、前記係止部と嵌合する各一対の第1嵌合凹部と第2嵌合凹部が所定間隔を空けて軸方向へ貫通することなく対向して設けられ、前記ガイド板には段付き取付孔から外方向に向けて互いに対向するガイド長溝が設けられ、このガイド長溝にはそれぞれ弾性片がその自由端側で前記鍔部を押えるように前記ガイド板と一体に設けられていることを特徴とする。
そして本発明は、前記複合操作スイッチを用いたことを特徴とする、テレビゲーム機などの操作盤である。
本発明は、操作レバーを構成するロッド部を下部ロッド部と上部ロッド部に分割し、互いに軸方向へ接続分離可能に構成すると共に、下部ロッド部の上端部に変形凸部を設け、前記上部ロッド部を挿通させて筒体を設け、この筒体の下端部側に前記変形凸部に嵌合される変形凹部を設けたので、操作盤の組立完了後の操作盤の梱包、運搬時、或は操作盤を購入した使用者が当該操作盤を携帯して持ち運ぶ際に、筒体を一方の手で持ち、他方の手で上部ロッド部に取り付けた握り玉を上部ロッド部の下部ロッド部に対するネジ着を緩める方向へ回転させると、下部ロッド部はつられて回転してしまうことがないので、容易に上部ロッド部は握り玉と共に下部ロッド部から取り外せることになる。その結果、操作盤から上方へ大きく突出しているものがなくなり、当該操作盤の梱包、運搬時、或は操作盤を購入した使用者が、当該操作盤の携帯時において、嵩張らず収容スペースを省略することができるという作用効果を奏するものである。
また、複合操作スイッチや操作盤の組立完了後において、使用者の好みに応じて握り球を交換する際においても、一方の手で筒体を持ち、もう一方の手で握り球を上部ロッド部に対するネジ着を緩める方向へ回転させると、下部ロッド部は回転しないので、この脱着作業が容易であるという作用効果を奏するものである。
そして、本発明に係る複合操作スイッチを、テレビゲーム機を初めとする各種機器の操作盤に用いると、各種機器の利便性の向上を図ることができるものである。
本発明に係る複合操作スイッチを用いた家庭用のテレビゲーム機の操作盤の斜視図である。 本発明に係る複合操作スイッチの側面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの支持プレートを省略した斜視図である。 図3に示した複合操作スイッチを上側から見た分解斜視図である。 図3に示した複合操作スイッチを下側から見た分解斜視図である。 本発明に係る複合操作スイッチの要部を示す縦断面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの操作レバーの下部ロッド部を示し、(a)はその斜視図、(b)はその平面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの操作レバーを構成する筒体を示し、(a)はその斜視図、(b)はその底面図、(c)はその縦断面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの底面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの縦断面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの操作レバーを搖動させてみた縦断面図である。 本発明に係る複合操作スイッチのガイド板からガイド筒部を取ってみた状態の当該ガイド板の底面図である。 本発明に係る複合操作スイッチのガイド板に対しガイド筒部を取り付けてみた状態の当該ガイド板の平面図である。 図13におけるA−A線断面図である。 図13におけるB−B線断面図である。 図13におけるC−C線断面図である。 本発明に係る複合操作スイッチのガイド板に対しガイド筒部をさらに時計方向へ回転させてみた状態の当該ガイド板の平面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの操作レバーの他の実施例2を示す縦断面図である。 本発明に係る複合操作スイッチの操作レバーのさらに他の実施例3を示す縦断面図である。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。尚、操作盤については、家庭用のテレビゲーム機の操作盤を図示しているが、これは一例であって、図示したものに限定されない。それは家庭用のテレビゲーム機の操作盤以外の業務用のテレビゲーム機の操作盤、その他の各種装置の複合操作スイッチを用いる操作盤が含まれる。
図1は本発明に係る複合操作スイッチを用いた主として家庭用のテレビゲーム機の操作盤Aを示す。一般的にこの操作盤Aは図示してないゲーム機本体に電気的に接続され、このゲーム機本体がテレビ受像機にさらに電気的に接続される構成となっており、操作盤A上に本発明に係る複合操作スイッチB並びにその他の押しボタン式スイッチC、C・・や操作スイッチD・・などが搭載されている。
図2〜図17は本発明に係る複合操作スイッチBの構造を説明するためのものである。図面によれば、指示記号1aは平面四角形状を呈した合成樹脂製の支持盤であり、平面部には雌ネジ孔2a、2a・・・が設けられている。この支持盤1aの上面側には、図2と図6及び図10と図11に示したように、十分に図示されてはいないが、平面矩形状を呈した支持プレート1b取り付けられ、支持盤1aは支持プレート1bへ雌ネジ孔2a、2a・・介して取付ビス1d、1d・・で固着されている。そして、図示はしてないが、支持プレート1bが操作盤Aの上面板の裏側下面側に取り付けられる構成である。本願発明においては、支持盤1aは直に操作盤Aへ取り付けることも可能なので、支持盤1aを必須の構成要件としているが、この支持盤1aを支持プレート1bに取り付けたものもその権利範囲に含まれる。
この支持プレート1bには中央部に挿通孔1cが設けられると共に、支持盤1a側には、挿通孔1cと同芯状に設けた支持孔4を囲んで湾曲凹部5が設けられている。支持盤1aの下面側には同じく支持孔4を囲んで受座部6が設けられ、この受座部6に円形の凹部6aが設けられると共に、この凹部6aに挿通孔23aを有する金属プレート性の摩耗防止部材23が嵌入設置されている。支持盤1aの下面にはさらにその縁部より弾性を附与された4本の係止部材7が垂設されると共に、この各係止部材7に対向して下部に係止突起8aを有する台部8が、8・・が設けられると共に、取付ピン9a、9a・・と取付孔9b、9b・・が設けられている。
指示記号11で示されたものは、本発明に係る複合操作スイッチを構成する操作レバーである。この操作レバー11はロッド部11aと、このロッド部11aの上端部に取り付けられる握り玉11bから成り、ロッド部11aは支持盤1aに対し回転可能かつ360度の方向へ揺動自在に取り付けられている。このロッド部11aはまた、支持盤1aより少し上の部分で上部ロッド部11cと下部ロッド部11dに分割されている。上部ロッド部11cの軸方向の上部と下部にはそれぞれ上部雄ネジ部11eと、この上部雄ネジ部11eより外径の小さな下部雄ネジ部11fが設けられ、図6と図7に示したように、下部雄ネジ部11fが下部ロッド部11cの上端部から軸心部軸方向に設けた雌ネジ穴11gにネジ着される構成である。上部雄ネジ部11eには握り玉11bの雌ネジ穴11gがネジ着されている。また、下部ロッド部11dの下端部には、ドライバーの先端を差し込む溝11оが設けられると共に、その少し上部に後述するEリング15を取り付ける周溝11pが設けられている。この下部ロッド部11dの上部には大径部が設けられ、この大径部11hの上端部に設けられた変形凸部11iから軸方向へ雌ネジ穴11gが設けられると共に、雌ネジ穴11gへ上部ロッド部11cの下部側の下部雄ネジ部11fがネジ着されることによって、上部ロッド部11cと下部ロッド11dは、軸方向へ着脱可能に接続される構成である。さらに、上部ロッド部11cは、その軸方向の外周に上部ロッド部11cの外径と略同じ内径を有する挿通孔11rを設けた筒体11jに挿入され、この筒体11jの下端部に設けた変形凹部11kを下部ロッド部11dの変形凸部11iと嵌合させている。この筒体11jをその挿通孔3aに挿通させて、カバー円板3が支持プレート1b上に載置されると共に、大径部11hの上端面には、筒体11jの下端部を受ける受座部11nが設けられている。
下部ロッド部11dの大径部11hの下端部には、当該下部ロッド部11dをその挿通孔11sに挿通させて湾曲凸部材11tが取り付けられており、この湾曲凸部材11tを支持盤1aに設けた湾曲凹部5に嵌合させている。この操作レバー11の上部ロッド部11cは支持盤1aの上部から支持プレートの上部へ突出し、下部ロッド部11dは支持盤1aに設けた支持孔4と摩耗防止部材23の挿通孔23aを貫通して当該支持盤1aの下方へ突出している。
この操作レバー11の摩耗防止部材23より突出した部分の下部ロッド部11dをその挿通孔12bへ挿通させたバネ受部材12が、その挿通孔12bの縁部に設けたリング状の係合部12aを摩耗防止部材23の挿通孔23aに嵌合させつつ当接し、さらにこの下部ロッド部11cには、弾性手段の一例として圧縮コイルスプリング13及び小径の当接部14aと大径のスイッチ押圧部14bを有する筒部14の各部材が順に挿通されると共に、バネ受部材12を摩耗防止部材23に当接させ、下部ロッド部11dの下端部に設けた周溝11pにEリング15を装着することによって、操作レバー11が支持盤1aの上側へ抜け出てくることなく揺動可能に、かつ、圧縮コイルスプリング13の弾力により常に自立状態を保つように支持されている。
支持盤1a上の各台部8の間には、操作レバー11の下部ロッド部11cに取り付けた筒部14の部分をその中央部に設けた挿通孔24cヘ挿通させて成る回路基板24と、この回路基板24の挿通孔24cの周りに筒部14のスイッチ押圧部14bを囲んで取り付けた4個のマイクロスイッチ16aと、から成るマイクロスイッチ群16が、各押ボタン16bを内側に向け、支持盤1aに設けた取付ピン9a、9a・・を挿通孔16d、16・・・の各一方に挿入させて設置されている。各マイクロスイッチ16aに設けたもう一方の挿通孔16d、16d・・は、支持盤1aに設けた各取付孔9b、9b・・と連通しており、図示してない取付ビスにより、支持盤1aと一体になるように固着されるものである。各マイクロスイッチ16aはまた、回路基板24に設けた各接続孔24bへ各端子16cを接続溶着させており、この回路基板24から、まとめて集合端子部24aが設けられている。この回路基板24の下部にはガイド板17が各係止孔17aを支持盤1aより垂下させた係止部材7の係止鉤7aへ係止させることによって着脱可能に取り付けられている。このガイド板17は下面に一対ずつ設けた係止ピン17bで各マイクロスイッチ16aを係止すると共に、各固定孔17cへ台部8上に突設した係止突起8aを嵌入させることにより、支持盤1aとの間で回路基板24を介して各マイクロスイッチ16aを挟持している。尚、スイッチはマイクロスイッチに限定されない。磁気センサーその他の回路のON、OFFを行うことのできるスイッチが含まれる。したがって、本願明細書、特許請求の範囲ではスイッチ、或はスイッチ群と称する場合がある。
ガイド板17は、とくに図4と図5、及び図9乃至図14に示したように、その中央部に軸心を共通にして設けた大径部18aと小径部18bから成る段付き取付孔18が設けられ、小径部18bにはその対向位置に内周の軸方向を貫通するガイド溝18c、18cが設けられると共に、さらにこの小径部18bの縁部には、各一対の第1嵌合凹部19a、19aと第2嵌合凹部19b、19bが互いに対向しつつ所定間隔を空けて軸方向へ貫通することなく設けられている。さらに、ガイド板17には段付き取付孔18から外方向に向けて互いに対向するガイド長溝20、20が設けられ、このガイド長溝20、20にはそれぞれ湾曲した弾性片21、21がその自由端側を段付き取付孔18に向けて一体に形成されている。
ガイド筒部22は、胴部22aと、この胴部22aの一端部に設けた鍔部22bと、胴部22aの両側部の略中央部より半径方向へ突出させて係止部22c、22cが設けられており、この係止部22c、22cからはさらに軸方向へ突出した摘み部22d、22dが設けられている。このガイド筒部22にはさらに胴部22aを軸方向に貫通して平面略矩形状を呈した変形ガイド孔22eが設けられている。このガイド筒部22は、とくに図10と図12に示したように、その鍔部22bの部分を大径部18aに、その胴部22aの部分を小径部18bに挿通させ、さらに係止部22c、22cを第1嵌合凹部19a、19aと嵌合させて取り付けられおり、この状態において鍔部22bと大径部18aの軸方向との間には、とくに図10と図11及び図14〜図16に示したように、間隙aが設けられている。そして、各弾性片21、21の自由端側は、鍔部22bの部分を押し、ガイド筒部22をマイクロスイッチ群16の方向へ押圧させている。
次に、本発明に係る複合操作スイッチの作用について説明する。ガイド板17に設けた段付き取付孔18へガイド筒部22を取り付ける際には、係止部22c,22cの位置をガイド溝18c、18cに合わせて大径部18aの方から胴部22aを挿入させ、大径部18aの方から押すと、ガイド筒部22は鍔部22bの当たっている弾性片21,21の弾力に抗して押込まれる。そして係止部22c、22cがガイド溝18c、18cから脱してガイド板17の表面から突出するので、鍔部22bの部分に対する押圧力を維持したままで摘み部22d、22dの部分を指で押してガイド筒部22を時計方向へ回転させて係止部22c、22cと第1嵌合凹部19a、19aを嵌合させる。このようにしてガイド筒部22のガイド板17に対する取り付けがなされるものである。
この状態で弾性片21、21が鍔部22bを押しているので、ガイド筒部22の係止部22c、22cと第1嵌合凹部19a、19aとの嵌合状態が安定し、ガイド板17を支持盤1aの係止部材7へ係止させて複合操作スイッチBを組み立てた後、これをテレビゲーム機などの操作盤へ取り付け、操作レバー11を強く乱暴に操作しても、ガイド筒部22がガイド板17より抜け出てしまったり、回転してしまったりすることがないものである。
操作レバー11の搖動方向により、該操作レバー11が例えばマイクロスイッチ16aの2つを同時にON、OFFできるようにする場合には、ガイド筒部22の係止部22c、22cより突出している摘み部22d、22dを指で摘まんで上方へ引っ張ると、ガイド筒部22の鍔部22bと大径部18aの軸方向との間には、上述したように間隙aがあることから、弾性片21,21の弾力に抗して軸方向へ移動する。次いで係止部22c、22cと第1嵌合凹部19a、19aとの間の嵌合状態が解離されたところで、摘み部22d、22dを押して時計方向へさらにガイド筒部22を回転させ、係止部22c、22cが第2嵌合凹部19b、19bの上に来た位置で手を放すと、係止部22c、22cが第2嵌合凹部19b、19bと嵌合し、ガイド筒部22の変形ガイド孔22eの位置が図14に示したように変わる。そこで、図13に示したように、操作レバー11を倒すと変形ガイド孔22eのコーナー部22f、22fに操作レバー11のスイッチ押圧部14bが嵌入した際に、マイクロスイッチ群16のマイクロスイッチ16aを同時に2個ON、OFFさせることが可能となるものである。勿論、この場合でも操作レバー11を傾倒させてスイッチ押圧部14bで変形ガイド孔22eの各辺縁部22gと当接させることにより、各マイクロスイッチ16aを個々にON、OFFさせることは可能である。
これらのことは、図17に示した状態のときは、図示したようにマイクロスイッチ群16にマイクロスイッチ16aを4個用いた場合には、4方向切り変えと8方向切り変えの両方を一つの操作レバー11で行なうことができることを意味する。
ガイド筒部22の変形ガイド孔22eの位置を元に戻す場合には、ガイド板17を支持盤1aの係止部材7より取り外し、ガイド筒部22の鍔部22bの部分を押圧させると、ガイド筒部22の鍔部22bと大径部18aの軸方向との間には、上述したように間隙aがあることから、弾性片21,21の弾力に抗して軸方向へ移動するので、係止部22c、22cと第2嵌合凹部19b、19bとの間の嵌合状態が解離されたところで、反時計方向へガイド筒部22を回転させ係止部22c、22cが第1嵌合凹部19a、19aの上に来た位置で手を放すと、係止部22c、22cが第1嵌合凹部19a、19aと嵌合しガイド筒部22の変形ガイド孔22eの位置が元位置に戻ることになる。
何らかの事情で、ガイド板17よりガイド筒部22を取り外す場合には、ガイド板17を支持盤1aの係止部材7より取り外し、ガイド筒部22の鍔部22bの部分を押圧させると、ガイド筒部22の鍔部22bと大径部18aの軸方向との間には、上述したように間隙aがあることから、弾性片21、21の弾力に抗してガイド筒部22が軸方向へ移動するので、係止部22c、22cと第1嵌合凹部19a、19a或は第2嵌合凹部19b、19bとの間の嵌合状態が解離されたところで、反時計方向へガイド筒部22を回転させ係止部22c、22cがガイド溝18c、18cの上に来た位置で手を放すと、係止部22c、22cがガイド溝18c、18cを通して胴部22aを段付き取付孔18から抜け出るので、ガイド筒部22をガイド板17から取り外すことが可能となるものである。
次に、ガイド筒部22の係止部22c、22cが、図13に示したように、第1嵌合凹部19a、19aと係合している状態においては、各辺縁部22gが各マイクロスイッチ16aの押ボタン16bに対応した位置にある。そこで、操作レバー11の握り玉11bを持って傾動(搖動という場合もある。)させると、スイッチ押圧部14bが変形ガイド孔22eの各辺縁部22gに当接することによりこの辺縁部22gに対応したマイクロスイッチ16aのみの押ボタン16bをスイッチ押圧部14bで個別的にON、OFFできることになる。そして、この状態の時に各コーナー部22fの方向へ操作レバー11を倒しても、その方向には2つのマイクロスイッチ16aの押ボタン16bを同時にON、OFFできるほど、操作レバー11を傾倒させることができないので、複数のマイクロスイッチ16aのうち2つを同時に開閉させることはできず、各マイクロスイッチ16aを1個ずつ開閉できるのみである。
次に、本発明の要部である操作レバー11の機能と動作について説明する。本発明に係る操作レバー11は、互いに下部雄ネジ部11fと雌ネジ孔11gで軸方向に強固に接続された上部ロッド部11cと下部ロット部11dから成る1本のロッド部11aを有する操作レバーとなることから、上述したように、従来公知の操作レバーと同じ作用効果を奏することができる。その上で、上部ロッド部11cを挿通させた筒体11jに設けた変形凹部11kを下部ロッド部11dの上部側に設けた大径部11hに設けた変形凸部11iと嵌係合させているので、上部ロッド部11cを下部ロッド部11dから取り外す場合に、上部ロッド部11cを挿通させた筒体11jを一方の手で握り、もう一方の手で握り玉11bを回転させると、下部ロッド部11dは、その上部において変形凸部11iが筒体11jの変形凹部11kと嵌合状態にあることから、上部ロッド部11cだけを回転させることができるので、この上部ロッド部11cと下部ロッド部11dのネジ着状態が解かれ、筒体11jと共に操作盤Aより取り外され、当該操作盤A上には上部ロッド部11cが筒体11jと共になくなることから、操作盤Aの梱包、運搬時、或は携帯して持ち運ぶ際に、嵩張ることがなくなるものである。取り外した上部ロッド部11cに筒体11jを装着した状態で、その下部雄ネジ部11fを下部ロッド部11dの雌ネジ孔11gに軸方向から当てがい、筒体11jの変形凹部11kを下部ロッド部11dの変形凸部11iと嵌合させた上で、一方の手で押さえ、上部ロッド部11cを締め付け方向へ回転させると、下部雄ネジ部11fが下部ロッド部11dの雌ネジ孔11gにネジ着されることから、簡単に装着が可能となるものである。
また、握り玉11bの交換時においては、筒体11jを一方の手で持って握り玉11bを取り外し方向へ回転させると、下部ロッド部11dはその回転を筒体11jによって阻止されているので、握り玉11b交換を容易に行うことができるものである。以上の上部ロッド部11dの着脱時において、握り球11bを持って回転させると、握り玉11bの方が先にゆるんでしまうことを防止するために、上部ロッド部11cの両端部に設けた上部雄ネジ部11eと下部雄ネジ部11fの外径を変えてあり、とくに図6に示したように、上部雄ネジ部11eの外形を下部雄ネジ部11fの外径よりも大きく構成してある。なお、場合によっては、握り玉11bの雌ネジ孔11mに対する上部雄ネジ部11eのネジ着部分を接着剤などで固着してしまっても良い。
また、操作レバー11の搖動操作時に支持盤1aの受座部6の凹部6aに圧接しているバネ受部材12は、受座部6との間に摩耗防止部材23が設けられていることから、受座部6の部分が摩耗したり傷ついてしまったりすることがないので、永年使用の後においても、マイクロスイッチ16aの操作が不正確になったり、誤作動してしまうことを防止できるものである。そして、摩耗防止部材23は受座部6に設けた凹部6aに嵌入しているので、操作レバー11が搖動する際に、搖動する方向へ摺動することはないので、異音の発生を防止できる。尤もこのことは、摩耗防止部材23が操作レバー11と共に摺動するように構成することを妨げるものではない。このように実施しても、受座部6の摩耗が、摩耗防止部材23を設けないものよりも防止されるものである。
さらに、上述したように、バネ受部材12の上部に、とくに図4に示したように、摩耗防止部材23の挿通孔23aに嵌合するリング状の係合部12aを設けると、図4と図11に示したように、操作レバー11の搖動時に係合部12aの一部が挿通孔23aと係合した状態で搖動することになることから、操作レバー11の操作がより安定したものになることが期待できるものである。しかしながら、このように構成しなくとも、摩耗防止部材23による支持盤1aの受座部6の摩耗などを防止できるものである。
尚、図示してないが本発明は、マイクロスイッチ群を複数段(通常は2段であるが)重ね合わせて配置した場合にもそのまま実施できるものであり、図示のような一段のマイクロスイッチ群のものに限定されない。
本発明は上述した従来の公知構成の回路基板を有しない複合操作スイッチにもそのまま応用できるものであり、本発明に係る先の実施例の構成に限定されない。また、図示はしていないが、マイクロスイッチ群が複数段設けられる場合には、各段ごとにマイクロスイッチを搭載させた集合端子付きの回路基板が設けられるものである。
図18は、本発明に係る操作レバーの他の実施例を示す。図面によれば、操作レバー25のロッド部25aを下部ロッド部25bと上部ロッド部25cに分割する点は実施例1と同じであるが、この実施例2のものは、下部ロッド部25bの上端部に設けた大径部25dの軸心部軸方向に雄ネジ部25fが立設されており、上部ロッド部25cの下端部側の軸心部軸方向にこの雄ネジ部25fとネジ着される雌ネジ穴25eが設けられる点で、実施例1のものと異なる。そして、雄ネジ部25fの基部の大径部25dに変形凸部25gが設けられると共に、筒部25hの下部にこの変形凸部25gと嵌合する変形凹部25iが設けられている。その他の構成は、実施例1と同じであるので、その説明を省略する。
このように実施すると、上部ロッド部25cを下部ロッド部25bより分離させた際に、下部ロッド部に25bの雄ネジ部25fが操作盤A上に突出するが、上部ロッド部25c全体が突出するよりは、操作盤Aの収容スペースを省略することができる。
図19は、本発明に係る複合操作スイッチの操作レバーの他の実施例を示す。図面によれば、操作レバー30のロッド部30aを下部ロッド部30bと上部ロッド部30cに分割する点は実施例1と同じであるが、この実施例3のものは、下部ロッド部30bの上端部に設けた大径部30dの軸心部軸方向に差込孔30eが設けられており、上部ロッド部30cの下端部側の軸心部軸方向にこの差込孔30eへ挿入される差込部30fが設けられると共に、大径部の軸方向と直交する方向に差込部30fを貫通して固定ネジ31がネジ着されている。この固定ネジ31は、単なるピン状の固定ピンとしても良い。さらに、筒体32の軸方向の長さは、これを上方へ持ち上げた際に固定ネジ31が露出する程度に短くなっている。その他の構成は、実施例1と同じであるので、その説明を省略する。
このように実施した場合には、上部ロッド部30cを取り外す際に、筒体32を持ち上げて固定ネジ31を露出させ、この固定ネジ31を図示してないドライバーを用いて取り外すことで、上部ロッド部30cを上方へ持ち上げることにより、当該上部ロッド部30cを下部ロッド部30b乃至図示してない操作盤上から取り外すことが可能となるものである。この場合に、差込孔30eと差込部30fを上述したのと逆にすることが可能であり、その際には上部ロッド部30cの下部半径方向から固定ネジか固定ピンを取り付けるものである。
本発明は以上のように構成したので、従来公知のものに比べて上部ロッド部の脱着作業、並びに上部ロッド部に取り付けた握り玉の交換作業が行い易い複合操作スイッチ、並びにこの複合操作スイッチを用いたテレビゲーム機などの各種機器の操作盤として好適に用いられるものである。
A 操作盤
B 複合操作スイッチ
C 押しボタン式スイッチ
D 操作スイッチ
1a 支持盤
1b 支持プレート
4 支持孔
5 湾曲凹部
6 受座部
6a 凹部
7 係止部材
8 台部
11 操作レバー
11a ロッド部
11b 握り玉
11c 上部ロッド部
11d 下部ロッド部
11e 上部雄ネジ部
11f 下部雄ネジ部
11g 雌ネジ穴
11h 大径部
11i 変形凸部
11j 筒体
11k 変形凹部
11t 湾曲凸部材
12 バネ受部材
12a 係合部
13 圧縮コイルスプリング
14 筒部
14a 当接部
14b スイッチ押圧部
16 マイクロスイッチ群
16a マイクロスイッチ
16b 押ボタン
17 ガイド板
17a 係止孔
17b 係止ピン
18 段付き取付孔
18a 大径部
18b 小径部
18c ガイド溝
19a 第1嵌合凹部
19b 第2嵌合凹部
21 弾性片
22 ガイド筒部
22a 胴部
22b 鍔部
22c 係止部
22e 変形ガイド孔
23 摩耗防止部材
23a 挿通孔
24 回路基板

Claims (9)

  1. 操作盤へ取り付けられる支持盤へ前記操作盤の上方へ突出させて回転可能かつ360度の方向へ揺動自在に操作レバーを取り付けたものにおいて、前記操作レバーを構成するロッド部を、上部ロッド部と下部ロッド部に分割し、前記上部ロッド部と下部ロッド部を互いに軸方向へ接続分離可能に構成すると共に、前記下部ロッド部が上部ロッド部に接続される部分に変形凸部を設け、前記上部ロッド部を挿通させた筒体の下端部に前記変形凸部と篏合する変形凹部を設けたことを特徴とする、複合操作スイッチ。
  2. 前記変形凸部は、前記下部ロッド部の上部に設けた大径部に前記筒体の下端部を受ける受座部を残して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の複合操作スイッチ。
  3. 前記下部ロッド部と前記上部ロッド部を軸方向へ接続分離可能に構成するにあたり、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか一方軸心部軸方向に雌ネジ穴を設け、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか他方の軸心部軸方向に雄ネジ部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の複合操作スイッチ。
  4. 前記下部ロッド部と前記上部ロッド部を軸方向へ接続分離可能に構成するにあたり、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか一方の軸心部軸方向に差込孔を設け、前記下部ロッド部の上端部と前記上部ロッド部の下端部のいずれか他方の軸心部軸方向に差込部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の複合操作スイッチ。
  5. 前記下部ロッド部と前記上部ロッド部の分割箇所は、前記下部ロッド部に設けた大径部の上部とすることを特徴とする、請求項1に記載の複合操作スイッチ。
  6. 前記筒体の長さは、前記下部ロッド部の変形凸部から前記上部ロッド部に取り付けた握り玉までとすることを特徴とする、請求項1に記載の複合操作スイッチ。
  7. 前記筒体は、上部から下部に至るほど径が太くなるテーパー状を呈していることを特徴とする、請求項1に記載の複合操作スイッチ。
  8. 前記請求項1〜6に記載の複合操作スイッチは、中央部に支持孔とこの支持孔を囲んでその上側に設けた湾曲凹部とを有し、縁部より複数の係止部材を垂設して成る支持盤と、軸方向に分離可能に接続した下部ロッド部と上部ロッド部から成るロッド部を有し、前記下部ロッド部に取り付けた湾曲凸部材を前記湾曲凹部に嵌合させ、前記上部ロッド部に握り玉を取り付け、前記支持盤に対し揺動可能及び又は回転可能に設けた操作レバーと、この操作レバーの下部ロッド部を貫通させて先端側に係止されたスイッチ押圧部と、前記下部ロッド部を貫通させたところの前記支持盤の支持孔の周りに設けた受座部に接するバネ受部材と、このバネ受部材と前記スイッチ押圧部との間に弾設された弾性手段と、前記スイッチ押圧部の回りに配置された複数のスイッチから成るスイッチ群と、このスイッチ群を挟んで前記支持盤の係止部材に係止されたところのその中央部に設けた取付孔へ前記スイッチ押圧部を挿通させてガイドするガイド筒部を回動調節可能に設けたガイド板とで構成し、前記ガイド筒部を前記取付孔へ回動調節可能に取り付けるに当たり、前記ガイド筒部をその胴部の一端部に鍔部を有し、前記胴部の両側部に一対の係止部を有し、さらに前記胴部の中央部を貫通して平面略矩形状を呈した変形ガイド孔を有するものとし、前記取付孔をその中央部に軸心を共通にして設けたところの前記鍔部を収容する大径部と前記胴部を収容するところの小径部から成る段付き取付孔とし、前記小径部にはその内周の対向位置に軸方向を貫通するところの前記係止部を挿通させるガイド溝が設けられると共に、さらに前記小径部の縁部には、前記係止部と嵌合する各一対の第1嵌合凹部と第2嵌合凹部が所定間隔を空けて軸方向へ貫通することなく対向して設けられ、前記ガイド板には段付き取付孔から外方向に向けて互いに対向するガイド長溝が設けられ、このガイド長溝にはそれぞれ弾性片がその自由端側で前記鍔部を押えるように前記ガイド板と一体に設けられていることを特徴とする、複合操作スイッチ。
  9. 前記請求項1〜7のいずれか1項に記載の複合操作スイッチを取り付けたことを特徴とする、テレビゲーム機などの各種機器の操作盤。
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