JP2019096024A - 印刷指示装置、印刷指示装置の制御方法および印刷指示プログラム - Google Patents
印刷指示装置、印刷指示装置の制御方法および印刷指示プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】インストールされる印刷ドライバーの数を増やすことなく、複数の印刷装置の中からユーザーが所望する印刷装置を選択可能とする。【解決手段】端末1は、印刷装置を制御する印刷制御装置に接続され、印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得部110と、印刷装置情報に基づいて、印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御部120と、入力操作を受け付ける操作受付部130と、印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を印刷制御装置に送信する印刷指示部140と、を備え、印刷設定画面は、印刷制御装置が制御する印刷装置の中から印刷先とする印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、印刷指示部140は、印刷制御装置に対し、印刷装置選択欄で選択された印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信する操作受付部130。【選択図】図7
Description
本発明は、印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置、印刷指示装置の制御方法および印刷指示プログラムに関する。
従来、例えば特許文献1には、クライアント端末の起動時にネットワーク上にある印刷装置(ネットワークプリンター)を検索し、新規の印刷装置が検出された場合、当該印刷装置に対応する印刷ドライバー(プリンタードライバー)をクライアント端末にインストールする方法が記載されている。一般的に、印刷装置ごとに異なる印刷ドライバーをクライアント端末にインストールした場合、ユーザーは、クライアント端末に表示された複数の印刷ドライバーの中から印刷先とする印刷装置に対応する印刷ドライバーを選択する。なお、本段落において、括弧内の文言は、特許文献1における名称を示す。
しかしながら、特許文献1の構成では、新規の印刷装置が検出されるたびにクライアント端末に印刷ドライバーがインストールされるため、多くの印刷ドライバーがインストールされてしまう虞がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、インストールされる印刷ドライバーの数を増やすことなく、複数の印刷装置の中からユーザーが所望する印刷装置を選択可能な印刷指示装置、印刷指示装置の制御方法および印刷指示プログラムを提供することを課題とする。
本発明の印刷指示装置は、印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置であって、印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得部と、印刷装置情報に基づいて、印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御部と、入力操作を受け付ける操作受付部と、印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を印刷制御装置に送信する印刷指示部と、を備え、印刷設定画面は、印刷制御装置が制御する印刷装置の中から印刷先とする印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、印刷指示部は、印刷制御装置に対し、印刷装置選択欄で選択された印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信することを特徴とする。
本発明の印刷指示装置の制御方法は、印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置の制御方法であって、印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得ステップと、印刷装置情報に基づいて、印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御ステップと、入力操作を受け付ける操作受付ステップと、印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を印刷制御装置に送信する印刷指示ステップと、を実行し、印刷設定画面は、印刷制御装置が制御する印刷装置の中から印刷先とする印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、印刷指示ステップは、印刷制御装置に対し、印刷装置選択欄で選択された印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信することを特徴とする。
本発明の印刷指示プログラムは、印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置に、印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得ステップと、印刷装置情報に基づいて、印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御ステップと、入力操作を受け付ける操作受付ステップと、印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を印刷制御装置に送信する印刷指示ステップと、を実行させるための印刷指示プログラムであって、印刷設定画面は、印刷制御装置が制御する印刷装置の中から印刷先とする印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、印刷指示ステップは、印刷制御装置に対し、印刷装置選択欄で選択された印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷制御装置が制御する印刷装置の中から印刷先とする印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含む印刷設定画面を、印刷制御装置から取得した印刷装置情報に基づいて表示させるため、印刷制御装置が制御する印刷装置として新たな印刷装置が追加された場合でも、印刷ドライバーの数を増やすことなく(印刷ドライバーに対応する印刷キューを追加することなく)、印刷制御装置が制御する印刷装置の中からユーザーが所望する印刷装置を選択可能とすることができる。
上記の印刷指示装置において、表示制御部は、印刷設定画面とは異なる画面であって、印刷先とする印刷装置に対応する印刷キューを選択するための印刷キュー選択欄を含む印刷指示画面において、印刷制御装置が制御する印刷装置に共通して対応する共通印刷キューが選択され、所定の操作が行われることにより、印刷設定画面を表示させることを特徴とする。
この構成によれば、印刷指示画面の印刷キュー選択欄に、印刷制御装置が制御する印刷装置に共通して対応する共通印刷キューを1つ表示するだけで、印刷制御装置が制御する印刷装置の中からユーザーが所望する印刷装置を選択可能とすることができる。
なお、「印刷キュー」とは、印刷スプーラーにおいて発生した印刷ジョブを一時的に記憶しておくソフトウェアシステムに対応して、印刷先とする印刷装置をユーザーが選択するためにディスプレー上に表示される選択候補を指す。
なお、「印刷キュー」とは、印刷スプーラーにおいて発生した印刷ジョブを一時的に記憶しておくソフトウェアシステムに対応して、印刷先とする印刷装置をユーザーが選択するためにディスプレー上に表示される選択候補を指す。
上記の印刷指示装置において、印刷装置選択欄で選択された印刷装置に対応する個別印刷キューを、印刷キュー選択欄で選択できるように追加登録する印刷キュー登録部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーは、印刷装置選択欄で選択された印刷装置に対応する個別印刷キューを、手動で追加登録する手間を省くことができる。
上記の印刷指示装置において、印刷制御装置に対し、ユーザーまたは印刷指示装置の識別情報を通知する識別情報通知部を備え、印刷装置情報取得部は、印刷制御装置が制御する印刷装置のうち、識別情報に対応する印刷装置を示す印刷装置情報を取得することを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーまたは印刷指示装置ごとに、印刷先として選択可能な印刷装置を制限することができる。
上記の印刷指示装置において、印刷装置選択欄では、印刷先とする印刷装置を選択するための選択候補以外に、印刷制御装置が印刷指示装置から受信した印刷ジョブを保持し、印刷装置からの要求に基づいて印刷ジョブに基づく印刷データを要求元の印刷装置に送信するプル印刷を指示するための選択候補を選択可能であり、印刷指示部は、印刷装置選択欄でプル印刷を指示するための選択候補が選択された場合、印刷制御装置に対し、印刷先を指定しない印刷指示を行うことを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーは、印刷先とする印刷装置を指定するプッシュ印刷の印刷指示だけでなく、印刷先を指定しないプル印刷の印刷指示を行うことができる。つまり、ユーザーのニーズに応じて印刷方法を使い分けることができる。
上記の印刷指示装置において、印刷装置情報取得部、表示制御部、操作受付部および印刷指示部は、印刷制御装置が制御する複数種類の印刷装置に共通して対応する印刷ドライバーにより実現されることを特徴とする。
この構成によれば、印刷制御装置が制御する複数種類の印刷装置に共通して対応する印刷ドライバーを用いるため、印刷指示装置には1つの印刷ドライバーだけインストールすればよく、複数の印刷ドライバーをインストールする手間を省くことができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の印刷指示装置、印刷指示装置の制御方法および印刷指示プログラムの一実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システムSYのシステム構成図である。印刷システムSYは、1台以上の端末1と、印刷制御装置2と、1台以上の印刷装置3と、印刷装置3の台数分のカードリーダー4と、を含む。ここで、端末1は、本発明の「印刷指示装置」の一例である。端末1としては、PC(Personal Computer)、スマートフォン、各種タブレット端末等を採用可能である。また、印刷制御装置2としては、サーバー装置、PC、スマートフォン、各種タブレット端末等を採用可能である。
図1に示すように、端末1、印刷制御装置2および印刷装置3は、LAN(Local Area Network)などのネットワークNWを介して接続される。ネットワークNWには、インターネット通信網などの外部ネットワークを接続可能である。また、ネットワークNWは、1つのネットワークでなくてもよく、複数の異なるネットワークの組み合わせにより実現してもよい。また、端末1と印刷装置3は、直接接続されていなくてもよく、第1のネットワークを介して端末1と印刷制御装置2を接続し、第2のネットワークを介して印刷制御装置2と印刷装置3を接続した構成でもよい。また、ネットワークの通信形態は、無線通信でもよいし有線通信でもよい。
一方、印刷装置3とカードリーダー4は、ケーブル5を介して接続される。なお、ケーブル5ではなく、無線通信を介して印刷装置3とカードリーダー4を接続してもよい。また、印刷装置3とカードリーダー4は、常時接続ではなく、必要時のみ(ユーザーが認証操作を行うときのみ)、カードリーダー4を印刷装置3に接続する構成でもよい。さらに、印刷装置3およびカードリーダー4に代えて、カードリーダー機能付き印刷装置やカードリーダー機能付き複合機を採用してもよい。
端末1は、印刷ジョブを生成し、印刷制御装置2に対して印刷指示を行う。このとき、端末1は、印刷ジョブに、印刷指示操作を行ったユーザーを特定するためのユーザー識別子を付加する。ユーザー識別子は、ユーザーが印刷ドライバー14b(図2参照)に予め登録しておいた情報を用いる。若しくは、ユーザーが端末1にログインしたときのログイン情報を、ユーザー識別子として用いてもよい。
端末1は、印刷指示を行う際、「プル印刷」と「プッシュ印刷」のいずれかの印刷方法を指定する。「プル印刷」とは、印刷制御装置2が端末1から印刷先を指定しない印刷ジョブを受信して、これを一旦保持し、印刷装置3からの要求に基づいて保持しておいた印刷ジョブに基づく印刷データを、要求元の印刷装置3に送信する印刷方法である。「プル印刷」では、印刷装置3は、ユーザーが行うカードリーダー4へのユーザー認証操作と、操作パネル37(図4参照)への印刷ジョブの選択操作と、に基づいて、印刷制御装置2に対し、選択された印刷ジョブに基づく印刷データの送信要求を行う。一方、「プッシュ印刷」とは、印刷制御装置2が端末1から印刷先を指定した印刷ジョブを受信し、印刷装置3からの要求を必要とすることなく、印刷先として指定された印刷装置3に、受信した印刷ジョブに基づく印刷データを送信する印刷方法である。端末1は、「プッシュ印刷」を指定した場合、印刷ジョブに、印刷先とする印刷装置3を特定するための印刷装置識別子を付加する。
印刷制御装置2は、端末1から送信された印刷ジョブに基づく印刷データを、印刷装置3に送信する。印刷データは、「プル印刷」における要求元の印刷装置3または「プッシュ印刷」における印刷先の印刷装置3が解釈可能な言語に印刷ジョブを変換したものであるが、印刷装置3が印刷ジョブをそのまま解釈できる場合は、印刷制御装置2における言語変換処理を省略してもよい。また、印刷制御装置2が、印刷ジョブに特定の情報を付加したり画像処理を行ったりなどの編集処理を行うことにより、印刷データを生成する構成でもよい。
印刷制御装置2は、端末1から「プル印刷」が指定された場合(印刷ジョブに印刷装置識別子が付加されていない場合)、端末1から受信した印刷ジョブと、端末1で印刷指示操作を行ったユーザーのユーザー識別子と、を関連付けて保持する。そして、印刷装置3から、ユーザー認証操作に基づくユーザー認証情報、および印刷ジョブリストの送信要求を受信すると、当該ユーザー認証情報に対応するユーザー識別子に関連付けられた印刷ジョブの一覧である印刷ジョブリストを生成し、当該印刷ジョブリストをWebページとして印刷装置3に提供する。のとき、印刷制御装置2は、受信したユーザー認証情報が許可ユーザーのものか否かを判別し、許可ユーザーのものと判定した場合のみ印刷ジョブリストを生成する構成でもよい。その後、印刷制御装置2は、印刷装置3において、印刷ジョブリストの中から印刷ジョブが選択され、印刷装置3から、選択された印刷ジョブを示す情報および印刷データの送信要求を受信すると、選択された印刷ジョブに基づく印刷データを印刷装置3に返信する。一方、印刷制御装置2は、端末1から「プッシュ印刷」が指定された場合、印刷ジョブに付加された印刷装置識別子により特定される印刷装置3に対し、印刷ジョブに基づく印刷データを送信する。
印刷装置3は、印刷制御装置2から送信された印刷データに基づいて印刷を行う。また、印刷装置3は、Webブラウザー34aおよび操作パネル37(図4参照)を備え、これらを用いて、印刷制御装置2から提供された印刷ジョブリストの表示、および印刷ジョブの選択操作の受け付けを行う。また、印刷装置3は、カードリーダー4からICカードの読み取り結果であるユーザー認証情報を取得すると、当該ユーザー認証情報と、印刷ジョブリストの送信要求と、を印刷制御装置2に送信する。また、印刷装置3は、印刷制御装置2から印刷ジョブリストを受信して、印刷ジョブリストを表示し、印刷ジョブの選択操作を受け付けると、選択された印刷ジョブを示す情報と、印刷データの送信要求と、を印刷制御装置2に送信する。なお、これら印刷ジョブリストの送信要求や印刷データの送信要求などの情報の通信および印刷ジョブリストの表示は、印刷装置3が有するWebブラウザー34aによって行われてもよい。
カードリーダー4は、ICカードを読み取ってユーザー認証情報を取得し、当該ユーザー認証情報を印刷装置3に出力する。本実施形態では、ICカードを読み取ってユーザー認証情報を取得するが、他の方法によりユーザー認証情報を取得してもよい。例えば、磁気リーダーにより、磁気情報として記録されたユーザー認証情報を取得してもよいし、スキャナーにより、コード画像として記録されたユーザー認証情報を取得してもよい。また、ユーザーの顔や虹彩等から生体情報を読み取ることにより、ユーザー認証情報を取得するようにしてもよい。
次に、図2ないし図5を参照し、印刷システムSYを構成する各機器のハードウェア構成を説明する。図2は、端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disc Drive)14、ネットワーク通信インターフェース(以下、インターフェースを「I/F」と表記する)15、キーボード16、マウス17およびディスプレー18を備える。
CPU11は、端末1内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行うプロセッサーである。なお、プロセッサーとしては、1又は複数のCPUや、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路、あるいはこれらが協働する構成であってもよい。ROM12は、不揮発性の記憶媒体であり、BIOS(Basic Input Output System)等のプログラムを記憶する。RAM13は、揮発性の記憶媒体であり、CPU11のワークエリアとして用いられる。
HDD14は、不揮発性の補助記憶装置であり、OS(Operating System)の他、Webブラウザー14a、印刷ドライバー14bおよび印刷キュー追加不要リスト14c等を記憶すると共に、デフォルト印刷装置記憶領域14dを含む。印刷ドライバー14bは、本発明の「印刷指示プログラム」の一例である。
Webブラウザー14aは、Webページを表示するために用いられる。また、本実施形態においてWebブラウザー14aは、印刷ジョブを生成するための印刷ジョブ生成アプリケーションとしても用いられる。なお、端末1は、Webブラウザー14aではなく、文書作成アプリケーションや画像編集アプリケーションなどにより印刷ジョブを生成してもよい。
印刷ドライバー14bは、印刷制御装置2の制御対象となる複数種類の印刷装置3(図1の例では、「印刷装置(A)」,「印刷装置(B)」,「印刷装置(C)」の3台)に共通して対応する共通印刷ドライバーである。なお、これらの印刷装置3は、同一機種であってもよいし、異なる機種であってもよい。
印刷キュー追加不要リスト14cは、印刷キューの追加確認が不要な印刷装置3のリストを指す。この印刷キュー追加不要リスト14cは、印刷装置3への印刷指示後、後述する印刷キュー追加確認画面D4(図11参照)にて、ユーザーにより、印刷キュー追加の操作(第1のボタン82の選択)または印刷キュー追加確認不要の操作(第3のボタン84の選択)が行われた場合に、その印刷装置3の印刷装置識別子をリストアップしたものである。
なお、「印刷キュー」とは、端末1内の印刷スプーラー(図示省略)において発生した印刷ジョブを一時的に記憶しておくソフトウェアシステムである。本実施形態では、このソフトウェアシステムに対応して、印刷先とする印刷装置3を選択するためにディスプレー18上に表示される選択候補(後述する印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62に表示される選択候補,例えば、図9の符号62a参照)も、印刷キューと称する。また、印刷キューは、端末1のOSにより管理される情報である。
デフォルト印刷装置記憶領域14dは、後述する印刷設定画面D3(図10参照)を開いたときに選択状態にある印刷装置3(以下、「デフォルト印刷装置」と称する)を記憶するための領域である。デフォルト印刷装置の設定は、後述するデフォルト印刷装置設定画面D1(図8参照)にて行われる。また、印刷設定画面D3は、印刷装置3で行われる印刷の設定を入力するための画面である。
ネットワーク通信I/F15は、ネットワークNWを介して、印刷制御装置2と通信する。キーボード16およびマウス17は、印刷先とする印刷装置3の選択や、印刷方法の指定など、各種操作を行う操作手段として用いられる。ディスプレー18は、図8ないし図12に示す画面など、各種情報を表示する表示手段として用いられる。
図3は、印刷制御装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。印刷制御装置2は、CPU21、ROM22、RAM23、ネットワーク通信I/F24およびHDD25を備える。
CPU21は、印刷制御装置2内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行う。ROM22は、BIOS等のプログラムを記憶する。RAM23は、CPU21のワークエリアとして用いられる。ネットワーク通信I/F24は、ネットワークNWを介して端末1および印刷装置3と通信する。
HDD25は、不揮発性の補助記憶装置であり、OSの他、Webアプリケーション25a、メインプログラム25bおよび印刷装置管理テーブル25cを記憶すると共に、印刷ジョブ保持領域25dを含む。Webアプリケーション25aは、端末1や印刷装置3にWebページを提供するために用いられる。例えば、端末1に対しては、印刷ドライバー14bをダウンロードさせるためのWebページを提供し、印刷装置3に対しては、印刷ジョブリストを表示させるためのWebページを提供する。
メインプログラム25bは、印刷制御装置2が制御する印刷装置3を示す印刷装置情報を端末1に提供したり、端末1から指定された印刷方法に基づく印刷制御処理を行ったりするために用いられる。印刷制御装置2は、印刷制御処理として、印刷方法を判別する処理、印刷ジョブから印刷データを生成する処理、印刷方法が「プル印刷」の場合に印刷ジョブを保持し、印刷装置3からの要求に基づいて印刷データを送信する処理、印刷方法が「プッシュ印刷」の場合に印刷ジョブに付加された印刷装置識別子に対応する印刷装置3に印刷データを送信する処理、などを行う。
印刷装置管理テーブル25cは、図6に示すように、印刷装置識別子と、印刷データの送信先となる印刷装置3の宛先と、を対応付けたテーブルである。宛先は、例えばIPアドレスである。また、同図では、「印刷装置(A)」に対応する印刷装置識別子を「印刷装置A」、「印刷装置(B)」に対応する印刷装置識別子を「印刷装置B」、「印刷装置(C)」に対応する印刷装置識別子を「印刷装置C」として示している。印刷制御装置2は、印刷装置管理テーブル25cに記録された印刷装置識別子の一覧を、印刷装置情報として端末1に提供する。
印刷ジョブ保持領域25dは、端末1から指定された印刷方法が「プル印刷」の場合に印刷ジョブを保持するための領域である。印刷制御装置2は、印刷ジョブ保持領域25dに保持された印刷ジョブを、印刷装置3による印刷に伴って削除してもよいし、印刷ジョブの保持から一定時間経過後または端末1や印刷装置3からの削除指令に基づいて削除してもよい。
図4は、印刷装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。印刷装置3は、CPU31、ROM32、RAM33、HDD34、ネットワーク通信I/F35、ケーブル通信I/F36、操作パネル37および印刷機構38を備える。
CPU31は、印刷装置3内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行う。ROM32は、印刷装置3のファームウェア等を記憶する。RAM33は、CPU31のワークエリアとして用いられる。HDD34は、Webブラウザー34a等を記憶する。Webブラウザー34aは、印刷ジョブリストなどのWebページを表示するために用いられる。
ネットワーク通信I/F35は、ネットワークNWを介して印刷制御装置2と通信する。ケーブル通信I/F36は、ケーブル5を介してカードリーダー4と通信する。操作パネル37は、印刷ジョブリストなど各種情報を表示する表示手段、および印刷ジョブの選択など各種操作を行う操作手段として用いられる。印刷機構38は、インクジェット方式または電子写真方式等により、コピー用紙等の印刷媒体に印刷を行う。
図5は、カードリーダー4のハードウェア構成を示すブロック図である。カードリーダー4は、CPU41、ROM42、RAM43、ケーブル通信I/F44および読取機構45を備える。
CPU41は、カードリーダー4内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行う。ROM42は、カードリーダー4のファームウェア等を記憶する。RAM43は、CPU41のワークエリアとして用いられる。ケーブル通信I/F44は、ケーブル5を介して印刷装置3と通信する。読取機構45は、ICカードリーダーであり、ユーザーのICカードを読み取り、ユーザー認証情報を取得する。
次に、図7を参照し、端末1の機能構成を説明する。端末1は、機能構成として、印刷装置情報取得部110、表示制御部120、操作受付部130、印刷指示部140および印刷キュー登録部150を備える。これらの機能は、いずれもCPU11が、印刷ドライバー14bのプログラムに基づいて演算処理を行うことにより実現される。
印刷装置情報取得部110は、印刷制御装置2から、当該印刷制御装置2が制御する印刷装置3を示す印刷装置情報(印刷装置管理テーブル25cに記録された印刷装置識別子の一覧)を取得する(印刷装置情報取得ステップ)。
表示制御部120は、印刷先とする印刷装置3に対応する印刷キューを選択するための印刷キュー選択欄62を含む印刷指示画面D2(図9参照)において、印刷制御装置2が制御する印刷装置3に共通して対応する共通印刷キュー62aが選択され、詳細設定ボタン64が選択されることにより、印刷設定画面D3(図10参照)を表示させる(表示制御ステップ)。つまり、印刷設定画面D3は、共通印刷キュー62aに関するプロパティ画面である。なお、詳細設定ボタン64の選択は、本発明の「所定の操作」の一例である。また、印刷指示画面D2は、印刷ジョブを生成するアプリケーション(本実施形態では、Webブラウザー14a)により表示される画面である。
印刷設定画面D3には、印刷制御装置2が制御する印刷装置3の中から印刷先とする印刷装置3を選択するための印刷装置選択欄80が含まれる。表示制御部120は、印刷装置情報取得部110が取得した印刷装置情報に基づいて、印刷装置選択欄80の選択肢81を表示する。また、この選択肢81には、「プッシュ印刷」を指示するための選択候補(符号81a〜81c)と、「プル印刷」を指示するための選択候補(符号81d)と、が含まれる。
操作受付部130は、ユーザーの入力操作を受け付ける(操作受付ステップ)。例えば、印刷設定画面D3では、印刷装置選択欄80における印刷装置3の選択操作等を受け付ける。
印刷指示部140は、印刷指示画面D2における印刷ボタン58の操作に基づいて、印刷設定画面D3に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を印刷制御装置2に送信する(印刷指示ステップ)。また、印刷指示部140は、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80で「プッシュ印刷」を指示するための選択候補が選択された場合、印刷制御装置2に対し、印刷装置選択欄80で選択された印刷装置3を印刷先に指定した印刷指示を送信する。また、印刷指示部140は、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80で「プル印刷」を指示するための選択候補が選択された場合、印刷制御装置2に対し、印刷先を指定しない印刷指示を送信する。
印刷キュー登録部150は、印刷装置選択欄80で「プッシュ印刷」を指示するための選択候補が選択された場合、選択された印刷装置3に対応する個別印刷キューを、印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62で選択できるように追加登録する。本実施形態では、印刷キュー追加不要リスト14cに印刷装置識別子が記憶されていない印刷装置3に対して印刷指示が行われた場合、当該印刷装置3に対応する印刷キューの追加についてユーザーに選択を促し(印刷キュー追加確認画面D4,図11参照)、ユーザーが印刷キューの追加を希望した場合、個別印刷キュー62b(図12参照)を追加登録する。
次に、図8ないし図12を参照し、端末1のディスプレー18に表示される各種画面D1〜D4を説明する。これらの画面D1〜D4のうち、画面D1,D3,D4は、印刷ドライバー14bの機能により表示される画面である。また、画面D2は、印刷ジョブを生成するアプリケーション(本実施形態では、Webブラウザー14a)の機能により表示される画面である。
図8は、デフォルト印刷装置設定画面D1の一例を示す図である。デフォルト印刷装置設定画面D1は、デフォルト印刷装置を設定するための画面であり、端末1に印刷ドライバー14bをインストールしたときやユーザー指示に基づいて表示される。同図に示すように、デフォルト印刷装置設定画面D1は、デフォルト印刷装置選択領域E1と、OKボタン51と、キャンセルボタン52と、閉じるボタン53と、を表示する。
デフォルト印刷装置選択領域E1は、印刷装置選択欄55を表示する。印刷装置選択欄55では、下向き三角ボタンの選択により、選択肢56を表示する。選択肢56としては、印刷装置管理テーブル25cに記録されている各印刷装置3に対応する選択候補56a,56b,56cと、「プル印刷」に対応する選択候補56dと、デフォルト印刷装置を設定しない場合に選択される選択候補56eと、を表示する。端末1は、これらの選択候補のうち、選択候補56a,56b,56cのいずれかが選択され、OKボタン51が選択されると、デフォルト印刷装置として、選択された選択候補に対応する印刷装置3の印刷装置識別子をデフォルト印刷装置記憶領域14dに記憶する。また、端末1は、これらの選択候補のうち、選択候補56dが選択され、OKボタン51が選択されると、デフォルト印刷装置の設定として、「印刷装置指定なし(プル印刷)」を示す情報をデフォルト印刷装置記憶領域14dに記憶する。さらに、端末1は、これらの選択候補のうち、選択候補56eが選択され、OKボタン51が選択されると、「デフォルト印刷装置設定なし」を示す情報をデフォルト印刷装置記憶領域14dに記憶する。
なお、選択候補56a,56b,56cのいずれかに対応するデフォルト印刷装置が設定された場合であって、後述する印刷指示画面D2において、デフォルト印刷装置の設定のまま印刷指示が行われた場合、端末1は、印刷方法として「プッシュ印刷」を指定する。また、デフォルト印刷装置の設定が、選択候補56dに対応する「印刷装置指定なし(プル印刷)」の場合であって、印刷指示画面D2において、デフォルト印刷装置の設定のまま印刷指示が行われた場合、端末1は、印刷方法として「プル印刷」を指定する。さらに、デフォルト印刷装置の設定が、選択候補56eに対応する「デフォルト印刷装置設定なし」の場合は、デフォルト印刷装置が設定されていないため、後述する印刷設定画面D3で印刷先とする印刷装置3が選択される。一方、端末1は、デフォルト印刷装置設定画面D1にてキャンセルボタン52が選択されると、デフォルト印刷装置設定画面D1の設定をキャンセルし、閉じるボタン53が選択されると、デフォルト印刷装置設定画面D1を閉じる。
なお、図8では、デフォルト印刷装置の設定のみ説明したが、デフォルト印刷装置以外の印刷設定(図10に示す印刷設定画面D3の基本設定領域E5の設定など)をデフォルト設定してもよい。
図9は、印刷指示画面D2の一例を示す図である。同図は、Webブラウザー14aの機能により表示される印刷指示画面D2を示している。印刷指示画面D2は、印刷キュー選択領域E2と、ページ範囲設定領域E3と、部数設定領域E4と、印刷ボタン58と、キャンセルボタン59と、閉じるボタン60と、を表示する。
印刷キュー選択領域E2は、印刷キューの選択候補を表示する印刷キュー選択欄62と、スクロールバー63と、詳細設定ボタン64と、を表示する。同図の例では、印刷キュー選択欄62に、印刷ドライバー14bに対応する共通印刷キュー62a(表示名「共通印刷ドライバー」)を1つだけ表示している。なお、印刷キュー選択欄62に多数の印刷キューが存在する場合、ユーザーは、スクロールバー63のスライダー63aを操作することにより、非表示の選択候補を表示させることができる。なお、本実施形態では、同図の例のように、印刷キュー選択欄62に1つの印刷キュー(共通印刷キュー62a)しか表示されていない状態であっても、複数の印刷装置3の中から所望の印刷先を選択したり、所望の印刷方法を選択したりする操作が可能である。これらの操作は、後述する印刷設定画面D3(図10参照)にて行われる。印刷設定画面D3は、印刷キュー選択領域E2内の詳細設定ボタン64が選択されることにより表示される。
ページ範囲設定領域E3は、ページ範囲を選択するためのページ範囲ラジオボタン65を表示する。同図の例では、ページ範囲の選択候補として、「すべて」、「選択した部分」、「現在のページ」、「ページ指定」のいずれかを選択可能である。ここで、選択候補「ページ指定」が選択された場合は、ページ入力欄65aに指定するページが入力される。
部数設定領域E4は、部数入力欄67を表示する。同図の例では、数値入力または上下三角ボタンの選択により、部数が入力される。端末1は、印刷指示画面D2にて印刷ボタン58が選択されると、印刷指示画面D2の設定にしたがって印刷指示を行う。なお、端末1は、デフォルト印刷装置として、「印刷装置(A)」,「印刷装置(B)」,「印刷装置(C)」のいずれかが設定されている場合、印刷ジョブに、設定した印刷装置3に対応する印刷装置識別子と、ユーザーを特定するユーザー識別子と、を付加して印刷指示を行う。この場合の印刷方法は、「プッシュ印刷」となる。また、端末1は、デフォルト印刷装置の設定が、「印刷装置指定なし」の場合、印刷ジョブに、ユーザー識別子を付加して印刷指示を行う。この場合の印刷方法は、「プル印刷」となる。また、端末1は、印刷指示画面D2にてキャンセルボタン59が選択されると、印刷指示画面D2の設定をキャンセルし、閉じるボタン60が選択されると、印刷指示画面D2を閉じる。
図10は、印刷設定画面D3の一例を示す図である。同図は、図9の印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62において、印刷ドライバー14bに対応する共通印刷キュー62aが選択され、且つ詳細設定ボタン64が選択された場合の表示例を示している。印刷設定画面D3は、印刷指示画面D2が開いた状態で表示される画面である。同図に示すように、印刷設定画面D3は、基本設定領域E5と、印刷装置選択領域E6と、OKボタン69と、キャンセルボタン70と、閉じるボタン71と、を表示する。
基本設定領域E5は、給紙方法選択欄73、用紙サイズ選択欄74、印刷方向選択ラジオボタン75、用紙種類選択欄76、印刷品質選択欄77およびカラー選択ラジオボタン78を表示する。給紙方法選択欄73では、給紙方法が選択される。用紙サイズ選択欄74では、用紙サイズが選択される。印刷方向選択ラジオボタン75では、印刷方向として「縦」または「横」が選択される。用紙種類選択欄76では、用紙種類が選択される。印刷品質選択欄77では、印刷品質が選択される。カラー選択ラジオボタン78では、カラー印刷とグレースケール印刷のいずれかが選択される。
印刷装置選択領域E6は、印刷装置選択欄80を表示する。印刷装置選択欄80では、下向き三角ボタンの選択により、選択肢81を表示する。選択肢81としては、「プッシュ印刷」に対応する選択候補(印刷装置管理テーブル25cに記録されている各印刷装置3に対応する選択候補)81a,81b,81cと、「プル印刷」に対応する選択候補81dと、を表示する。ユーザーは、デフォルト印刷装置設定画面D1(図8参照)で設定したデフォルト印刷装置以外の印刷装置3で印刷を行いたい場合、印刷設定画面D3を開き、印刷装置選択欄80の選択肢81の中から所望の印刷装置3を選択する。
端末1は、印刷装置選択欄80に表示される選択候補のうち、選択候補81a,81b,81cのいずれかが選択され、OKボタン69が選択されると、印刷先として、各選択候補81a,81b,81cに対応する印刷装置3を設定する。また、端末1は、印刷装置選択欄80に表示される選択候補のうち、選択候補81dが選択され、OKボタン69が選択されると、印刷先を指定しない「プル印刷」を設定する。また、端末1は、印刷設定画面D3にてキャンセルボタン70が選択されると、印刷設定画面D3の設定をキャンセルし、閉じるボタン71が選択されると、印刷設定画面D3を閉じる。なお、印刷設定画面D3の設定値(印刷装置選択欄80の選択結果を含む)は、RAM13等に一時的に記憶され、印刷指示画面D2が閉じられたとき(印刷ボタン58または閉じるボタン60が選択されたとき)に消去される。
図11は、印刷キュー追加確認画面D4の一例を示す図である。印刷キュー追加確認画面D4は、印刷キュー追加不要リスト14cに印刷装置識別子が記憶されていない印刷装置3に対して印刷指示が行われた場合、当該印刷装置3に対応する印刷キューの追加についてユーザーに選択を促すための画面である。印刷キュー追加確認画面D4は、第1のボタン82と、第2のボタン83と、第3のボタン84と、閉じるボタン85と、を表示する。
印刷キュー追加確認画面D4において、ユーザーは、3つボタン82,83,84の中からいずれか1つを選択する。例えば、端末1は、第1のボタン82が選択されると、印刷先として選択した印刷装置3に対応する個別印刷キュー62bを追加登録する。図12は、図9の印刷指示画面D2に、「印刷装置(B)」に対応する個別印刷キュー62b(表示名「Printer B」)を追加登録した状態を示す図である。また、端末1は、第1のボタン82が選択されると、印刷先として選択した印刷装置3の印刷装置識別子を印刷キュー追加不要リスト14cに記憶させる。
また、端末1は、印刷キュー追加確認画面D4にて第2のボタン83が選択されると、印刷キューを追加せず、且つ印刷先として選択した印刷装置3の印刷装置識別子を印刷キュー追加不要リスト14cに記憶させない。また、端末1は、第3のボタン84が選択されると、印刷キューを追加せず、且つ印刷先として選択した印刷装置3の印刷装置識別子を印刷キュー追加不要リスト14cに記憶させる。なお、端末1は、印刷キュー追加確認画面D4にて閉じるボタン85が選択されると、印刷キュー追加確認画面D4を閉じる。
次に、図13ないし図15のフローチャートを参照し、端末1の処理の流れを説明する。図13は、端末1の印刷ドライバーインストール処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、印刷制御装置2が制御する複数台の印刷装置3に共通して対応する印刷ドライバー14bのインストール処理について説明する。また、端末1には、印刷ドライバー14bが未インストールの状態であるものとする。
端末1は、印刷制御装置2のWebアプリケーション25aにより提供されるユーザー用Webページにログインする(S01)。ログインは、ユーザー識別子とパスワードの入力により行われる。端末1は、ユーザー用Webページへのログイン後、ユーザーによる所定の操作により、印刷ドライバー14bをダウンロードし、インストールする(S02)。また、端末1は、印刷ドライバー14bのインストールに伴い、当該印刷ドライバー14bに対応する印刷キュー(共通印刷キュー62a)を追加登録する(S03)。その後、ユーザーによりデフォルト印刷装置設定画面D1を開く操作が行われると(S04)、端末1は、印刷制御装置2に印刷装置情報を要求する(S05)。
端末1は、印刷制御装置2から印刷装置情報を取得すると(S06)、デフォルト印刷装置設定画面D1を表示し(S07)、デフォルト印刷装置が設定されたか否かを判別する(S08)。デフォルト印刷装置が設定された場合は(選択候補56a,56b,56c,56dのいずれかが選択され、OKボタン51が選択された場合,S08:Yes)、その設定情報(デフォルト印刷装置に対応する印刷装置識別子、または「印刷装置指定なし」を示す情報)をデフォルト印刷装置記憶領域14dに記憶する(S09)。また、端末1は、デフォルト印刷装置設定画面D1でデフォルト印刷装置が選択されなかった場合(選択候補56eが選択され、OKボタン51が選択された場合,S08:No)、「デフォルト印刷装置設定なし」を示す情報をデフォルト印刷装置記憶領域14dに記憶し(S10)、印刷ドライバーインストール処理を終了する。
図14および図15は、端末1の印刷処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、印刷指示画面D2の印刷キュー選択領域E2には、共通印刷キュー62aのみが表示されているものとする。図14に示すように、端末1は、例えばWebブラウザー14aの印刷操作(印刷指示画面D2を開く操作)に伴って印刷指示画面D2を表示する(S11)。この印刷指示画面D2において、ユーザー操作により詳細設定ボタン64または印刷ボタン58が選択されると(S12)、端末1は、印刷ボタン58が選択され、且つデフォルト印刷装置の設定があるか否かを判別する(S13)。ここで、詳細設定ボタン64が選択された場合、または印刷ボタン58が選択されたが、デフォルト印刷装置の設定がない場合(S13:No)、端末1は、印刷制御装置2に印刷装置情報を要求する(S14)。端末1は、印刷制御装置2から印刷装置情報を取得すると(S15)、印刷設定画面D3を表示する(S16)。
端末1は、ユーザー操作により印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80で印刷装置3が選択され(S17)、さらに印刷指示画面D2で印刷ボタン58が選択されると(S18)、印刷設定画面D3で設定された印刷方法を判別する(S19)。印刷方法として「プル印刷」が指定された場合は(S19:プル印刷)、印刷先を指定しない印刷指示を行う(S20)。また、印刷方法として「プッシュ印刷」が指定された場合は(S19:プッシュ印刷)、印刷装置選択欄80で選択された印刷装置3を印刷先とした印刷指示を行う(S21)。一方、端末1は、印刷指示画面D2において、印刷ボタン58が選択され、且つデフォルト印刷装置の設定があると判別した場合(S13:Yes)、S19に進む。
図15に示すように、端末1は、「プッシュ印刷」の印刷指示を行った後(図14のS21の後)、印刷キューの追加確認が必要であるか否かを判別する(S31)。つまり、図14のS21の印刷指示が、印刷キュー追加不要リスト14cに印刷装置識別子が記憶されていない印刷装置3に対して行われたものであるか否かを判別する。端末1は、印刷キューの追加確認が必要であると判別した場合(S31:Yes)、印刷キュー追加確認画面D4を表示する(S32)。
端末1は、印刷キュー追加確認画面D4で、ユーザー操作によりボタンの選択が行われると(S33)、選択されたボタンを判別する(S34)。端末1は、第1のボタン82が選択された場合(S34:第1のボタン)、図14のS21で印刷指示を行った印刷装置3に対応する印刷キュー(個別印刷キュー62b)を追加登録すると共に、その印刷装置3の印刷装置識別子を印刷キュー追加不要リスト14cに記憶させ(S35)、印刷処理を終了する。また、端末1は、印刷キュー追加確認画面D4で第2のボタン83が選択された場合(S34:第2のボタン)、そのまま印刷処理を終了する。さらに端末1は、印刷キュー追加確認画面D4で第3のボタン84が選択された場合(S34:第3のボタン)、図14のS21で印刷指示を行った印刷装置3に対応する印刷装置識別子を印刷キュー追加不要リスト14cに記憶させ(S36)、印刷処理を終了する。なお、端末1は、印刷キューの追加確認が必要でないと判別した場合(S31:No)、S32以降の処理を行うことなく印刷処理を終了する。
以上説明したとおり、本実施形態の端末1は、印刷制御装置2が制御する印刷装置3の中から印刷先とする印刷装置3を選択するための印刷装置選択欄80を含む印刷設定画面D3を表示するため、印刷制御装置2が制御する印刷装置3として新たな印刷装置3が追加された場合でも、印刷ドライバーの数を増やすことなく、印刷制御装置2が制御する印刷装置3の中からユーザーが所望する印刷装置3を選択可能とすることができる。
また、印刷制御装置2に印刷装置管理テーブル25cが記憶され、端末1は、印刷制御装置2から、当該印刷制御装置2が制御する印刷装置3を示す印刷装置情報を取得する構成であるため、印刷制御装置2が制御する印刷装置3の宛先が変更された場合や新たな印刷装置3が追加された場合でも、端末1側で、印刷装置3の宛先の変更や宛先の追加を行う必要がない。
また、印刷制御装置2が制御する複数台の印刷装置3は、共通の印刷ドライバー14bで制御可能であるため、端末1には、1つの印刷ドライバーだけインストールすればよく、複数の印刷ドライバーをインストールする手間を省くことができる。
また、印刷キュー選択欄62を含む印刷指示画面D2において、印刷制御装置2が制御する印刷装置3に共通して対応する共通印刷キュー62a(図9参照)が選択されることにより、印刷設定画面D3を表示可能であるため、印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62には、選択候補として共通印刷キュー62aを表示するだけでよい。つまり、1つの印刷キューだけで、ユーザーが所望する印刷装置3を選択可能とすることができる。
また、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80で選択された印刷装置3に対応する個別印刷キューを、印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62で選択できるように追加登録するため、ユーザーによる個別印刷キューの追加登録の手間を省くことができる。
また、個別印刷キューの追加登録を行うことで、印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62と、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80と、の両方で、印刷先とする印刷装置3を選択可能であるため、例えば、使用頻度の高い印刷装置3については、印刷キュー選択欄62で選択し、使用頻度の低い印刷装置3については、印刷装置選択欄80で選択するなど、選択方法を使い分けることができる。
また、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80では、「プッシュ印刷」を指示するための選択候補以外に、「プル印刷」を指示するための選択候補を選択可能であるため、ユーザーは、ニーズに応じて印刷方法を使い分けることができる。
なお、上記の実施形態に限らず、以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
上記の実施形態では、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80において、印刷制御装置2が制御する全ての印刷装置3の中から印刷先とする印刷装置3を選択可能であったが、ユーザーごとに印刷装置選択欄80に表示する選択肢を変更してもよい。この場合、印刷制御装置2のHDD25に、図16に示すユーザー管理テーブル25eを記憶しておけばよい。ユーザー管理テーブル25eは、ユーザー識別子と、印刷装置識別子と、を対応付けたテーブルである。
[変形例1]
上記の実施形態では、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80において、印刷制御装置2が制御する全ての印刷装置3の中から印刷先とする印刷装置3を選択可能であったが、ユーザーごとに印刷装置選択欄80に表示する選択肢を変更してもよい。この場合、印刷制御装置2のHDD25に、図16に示すユーザー管理テーブル25eを記憶しておけばよい。ユーザー管理テーブル25eは、ユーザー識別子と、印刷装置識別子と、を対応付けたテーブルである。
また、端末1は、機能構成として、印刷制御装置2に対し、ユーザー識別子を通知する識別情報通知部(図示省略)を備え、印刷装置情報取得部110は、印刷制御装置2が制御する印刷装置3のうち、ユーザー識別子に対応する印刷装置3を示す印刷装置情報を取得する構成とすればよい。識別情報通知部は、例えば、印刷制御装置2に対して印刷装置情報を要求するときに、ユーザー識別子を印刷制御装置2に送信する(図13のS05,図14のS14参照)。なお、ユーザー識別子は、本発明の「識別情報」の一例である。
印刷制御装置2は、端末1から印刷装置情報を要求されると、ユーザー管理テーブル25eを参照し、通知されたユーザー識別子に対応付けられた印刷装置識別子の一覧を、印刷装置情報として端末1に提供する。例えば、図16のユーザー管理テーブル25eが印刷制御装置2に記憶されている場合であって、端末1から印刷装置情報の要求(図14のS14参照)と共にユーザー識別子「ユーザーa」が通知された場合、印刷制御装置2は、「印刷装置A」および「印刷装置B」の印刷装置識別子を印刷装置情報として端末1に送信する。この場合、印刷設定画面D3の印刷装置選択欄80には、「印刷装置(A)」に対応する選択候補81a、「印刷装置(B)」に対応する選択候補81bおよび「プル印刷」を指示するための選択候補81dが表示される。このように、本変形例によれば、ユーザーごとに、印刷先として選択可能な印刷装置3を制限することができる。
なお、さらなる変形例として、識別情報通知部は、ユーザー識別子ではなく、端末1の識別子(例えば、端末1のIPアドレス)を、印刷制御装置2に通知してもよい。この場合、印刷制御装置2のHDD25には、端末1の識別子と、印刷装置識別子と、を対応付けたテーブルを記憶しておけばよい。また、識別情報(ユーザー識別子または端末1の識別子)を通知するタイミングは、印刷装置情報を要求するときではなく、ユーザー用Webページにログインしたとき(図13のS01参照)や、印刷指示画面D2を表示したとき(図14のS11参照)などでもよい。
[変形例2]
上記の実施形態において、印刷キュー登録部150は、印刷キューの追加についてユーザーに選択を促し(印刷キュー追加確認画面D4,図11参照)、ユーザーが追加を希望した場合に印刷キューを追加登録したが、印刷キュー追加確認画面D4の表示を省略してもよい。この場合、端末1は、印刷キューの追加確認が必要と判別したとき(図15のS31:Yesの場合)、印刷キューを追加登録する(S35)。また、この場合、印刷キュー追加不要リスト14cには、印刷指示を行ったことがある印刷装置3の印刷装置識別子を全て記憶しておく構成とすればよい。
上記の実施形態において、印刷キュー登録部150は、印刷キューの追加についてユーザーに選択を促し(印刷キュー追加確認画面D4,図11参照)、ユーザーが追加を希望した場合に印刷キューを追加登録したが、印刷キュー追加確認画面D4の表示を省略してもよい。この場合、端末1は、印刷キューの追加確認が必要と判別したとき(図15のS31:Yesの場合)、印刷キューを追加登録する(S35)。また、この場合、印刷キュー追加不要リスト14cには、印刷指示を行ったことがある印刷装置3の印刷装置識別子を全て記憶しておく構成とすればよい。
また、さらなる変形例として、端末1は、印刷装置3ごとに所定期間内に印刷先として指定された回数を記録しておき、所定期間内に所定回数以上印刷先として指定された印刷装置3に対して印刷指示が行われた場合に、印刷キューの追加確認が必要と判別してもよい。
[変形例3]
上記の実施形態において、印刷キュー登録部150は、印刷装置選択欄80で「プッシュ印刷」を指示するための選択候補が選択された場合に、選択された印刷装置3に対応する個別印刷キュー62bを追加登録したが、印刷装置選択欄80で「プル印刷」を指示するための選択候補が選択された場合にも、「プル印刷」に対応する印刷キューを追加登録してもよい。この場合、印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62に、「プル印刷」に対応する印刷キューが表示される。
上記の実施形態において、印刷キュー登録部150は、印刷装置選択欄80で「プッシュ印刷」を指示するための選択候補が選択された場合に、選択された印刷装置3に対応する個別印刷キュー62bを追加登録したが、印刷装置選択欄80で「プル印刷」を指示するための選択候補が選択された場合にも、「プル印刷」に対応する印刷キューを追加登録してもよい。この場合、印刷指示画面D2の印刷キュー選択欄62に、「プル印刷」に対応する印刷キューが表示される。
[変形例4]
上記の実施形態において、印刷装置情報取得部110は、印刷指示画面D2で詳細設定ボタン64が選択されたときや、デフォルト印刷装置の設定がない場合に印刷指示画面D2で印刷ボタンが選択されたときに、印刷装置情報を要求したが(図14のS14参照)、必ずしもこの時点で印刷装置情報を要求しなくてもよい。例えば、端末1の起動時やユーザーによる所定の操作時などに、印刷装置情報を要求し、これを端末1内の所定の記憶領域に記憶しておく構成でもよい。この場合、端末1は、印刷設定画面D3を表示する際に、所定の記憶領域から印刷装置情報を読み出せばよい。
上記の実施形態において、印刷装置情報取得部110は、印刷指示画面D2で詳細設定ボタン64が選択されたときや、デフォルト印刷装置の設定がない場合に印刷指示画面D2で印刷ボタンが選択されたときに、印刷装置情報を要求したが(図14のS14参照)、必ずしもこの時点で印刷装置情報を要求しなくてもよい。例えば、端末1の起動時やユーザーによる所定の操作時などに、印刷装置情報を要求し、これを端末1内の所定の記憶領域に記憶しておく構成でもよい。この場合、端末1は、印刷設定画面D3を表示する際に、所定の記憶領域から印刷装置情報を読み出せばよい。
また、さらなる変形例として、印刷装置情報取得部110は、定期的に印刷装置情報を要求して印刷装置情報を取得し、所定の記憶領域に記憶される印刷装置情報を随時更新してもよい。
[その他の変形例]
上記の実施形態および変形例に示した端末1の各処理を、CPU11が実行するためのプログラム(印刷ドライバー14b)、またそのプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリーカード等)も、本発明の権利範囲に含まれる。また、印刷ドライバー14b以外のアプリケーションにより、上記の実施形態および変形例に示した端末1の各処理を実現してもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
上記の実施形態および変形例に示した端末1の各処理を、CPU11が実行するためのプログラム(印刷ドライバー14b)、またそのプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリーカード等)も、本発明の権利範囲に含まれる。また、印刷ドライバー14b以外のアプリケーションにより、上記の実施形態および変形例に示した端末1の各処理を実現してもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…端末、110…印刷装置情報取得部、120…表示制御部、130…操作受付部、140…印刷指示部、150…印刷キュー登録部
Claims (8)
- 印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置であって、
前記印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する前記印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得部と、
前記印刷装置情報に基づいて、前記印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御部と、
入力操作を受け付ける操作受付部と、
前記印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を前記印刷制御装置に送信する印刷指示部と、を備え、
前記印刷設定画面は、前記印刷制御装置が制御する前記印刷装置の中から印刷先とする前記印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、
前記印刷指示部は、前記印刷制御装置に対し、前記印刷装置選択欄で選択された前記印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信することを特徴とする印刷指示装置。 - 前記表示制御部は、前記印刷設定画面とは異なる画面であって、印刷先とする前記印刷装置に対応する印刷キューを選択するための印刷キュー選択欄を含む印刷指示画面において、前記印刷制御装置が制御する前記印刷装置に共通して対応する共通印刷キューが選択され、所定の操作が行われることにより、前記印刷設定画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置。
- 前記印刷装置選択欄で選択された前記印刷装置に対応する個別印刷キューを、前記印刷キュー選択欄で選択できるように追加登録する印刷キュー登録部を備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷指示装置。
- 前記印刷制御装置に対し、ユーザーまたは前記印刷指示装置の識別情報を通知する識別情報通知部を備え、
前記印刷装置情報取得部は、前記印刷制御装置が制御する前記印刷装置のうち、前記識別情報に対応する前記印刷装置を示す前記印刷装置情報を取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の印刷指示装置。 - 前記印刷装置選択欄では、印刷先とする前記印刷装置を選択するための選択候補以外に、前記印刷制御装置が前記印刷指示装置から受信した印刷ジョブを保持し、前記印刷装置からの要求に基づいて前記印刷ジョブに基づく印刷データを要求元の前記印刷装置に送信するプル印刷を指示するための選択候補を選択可能であり、
前記印刷指示部は、前記印刷装置選択欄で前記プル印刷を指示するための選択候補が選択された場合、前記印刷制御装置に対し、前記印刷先を指定しない印刷指示を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷指示装置。 - 前記印刷装置情報取得部、前記表示制御部、前記操作受付部および前記印刷指示部は、前記印刷制御装置が制御する複数種類の前記印刷装置に共通して対応する印刷ドライバーにより実現されることを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置。
- 印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置の制御方法であって、
前記印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する前記印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得ステップと、
前記印刷装置情報に基づいて、前記印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御ステップと、
入力操作を受け付ける操作受付ステップと、
前記印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を前記印刷制御装置に送信する印刷指示ステップと、を実行し、
前記印刷設定画面は、前記印刷制御装置が制御する前記印刷装置の中から印刷先とする前記印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、
前記印刷指示ステップは、前記印刷制御装置に対し、前記印刷装置選択欄で選択された前記印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信することを特徴とする印刷指示装置の制御方法。 - 印刷装置を制御する印刷制御装置に接続される印刷指示装置に、
前記印刷制御装置から、当該印刷制御装置が制御する前記印刷装置を示す印刷装置情報を取得する印刷装置情報取得ステップと、
前記印刷装置情報に基づいて、前記印刷装置で行われる印刷の設定を入力するための印刷設定画面を表示させる表示制御ステップと、
入力操作を受け付ける操作受付ステップと、
前記印刷設定画面に対する入力操作により指定された設定に従う印刷指示を前記印刷制御装置に送信する印刷指示ステップと、を実行させるための印刷指示プログラムであって、
前記印刷設定画面は、前記印刷制御装置が制御する前記印刷装置の中から印刷先とする前記印刷装置を選択するための印刷装置選択欄を含み、
前記印刷指示ステップは、前記印刷制御装置に対し、前記印刷装置選択欄で選択された前記印刷装置を印刷先に指定した印刷指示を送信することを特徴とする印刷指示プログラム。
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Cited By (2)
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JP2021086503A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
JP2021121076A (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-19 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、画像形成装置、それらの制御方法 |
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Legal Events
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