JP2019094806A - 流体通路構造及びエンジンのシリンダブロック - Google Patents
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Abstract
Description
<エンジンのオイル供給装置>
図1は、本実施形態に係る流体通路構造を備えたエンジンEのオイル供給装置1を示している。本実施形態におけるエンジンEは、直列4気筒のエンジンであり、そのエンジン本体は、シリンダヘッドE1とシリンダブロックE2、オイルパンE3を備えている。
図2は、給油路7のうち本実施形態に係る流体通路構造Fが適用された部分を示している。具体的には、図1におけるメインギャラリ油温/油圧センサ34が設けられた近傍を拡大して示している。
メインギャラリ74の壁面には円形の連通口81が開口している。連通口81は、上述の第1分岐点74aであり、第1分岐路75aは連通口81からクランク軸潤滑部に向かって延びている。言い換えると、メインギャラリ74と第1分岐路75aとは、連通口81において交差して互いに連通している。
メインギャラリ74は、連通口81よりも符号S1の矢印で示すオイル流れ方向における先方に、開口部74gを有している。この開口部74gは、シリンダブロックE2の左側面に形成されている。すなわち、メインギャラリ74は、シリンダブロックE2の左側面に形成された開口部74gにおいてシリンダブロックE2の外部と通じている。
図3〜図5に示すように、蓋部材31の左側には、メインギャラリ油温/油圧センサ34が設けられている。具体的には、メインギャラリ油温/油圧センサ34は、蓋部材31の左側且つ側方、具体的には、孔部32の孔部奥壁32c側の孔部側壁32bに配置されている。メインギャラリ油温/油圧センサ34の検出部34aは、孔部奥壁32c側の孔部側壁32bから孔部32内へ突出するように設けられている。そして、メインギャラリ油温/油圧センサ34の検出部34aを除くコネクタ部等からなる本体34bは孔部側壁32bから蓋部材31の外側へ突出するように配置されている。このような配置を採用することで、図5に示すように、蓋部材31をシリンダブロックE2の外壁に取り付けたときに、メインギャラリ油温/油圧センサ34の本体34bがシリンダブロックE2の左側面の外壁に沿って配置されるようになり、エンジンEのコンパクト化に資することができる。
図3〜図5に示すように、蓋部材31の孔部32は、検出部34aが配置された位置よりも蓋部材開口部32a側であって検出部34aから離間した位置に、孔部32を部分的に仕切る仕切り壁部33を備えている。
上記構成によれば、メインギャラリ74から第1分岐路75aに流入せず袋小路部32dに流入した矢印S3で示す流体の流れが仕切り壁部33の片側に案内されて袋小路部32dの奥側まで到達した後反転して、仕切り壁部33の反対側に案内されて連通口81近傍へ戻る流体の流れが袋小路部32d内に生じる(矢印S4〜S6)。そうすると、袋小路部32dの奥側に配置された検出部34a周りに流体の流れが生じるから、メインギャラリ油温/油圧センサ34による十分な検出性能を確保することができる。
以下、本発明に係る他の実施形態について詳述する。なお、これらの実施形態の説明において、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図11及び図12は、実施形態3に係る流体通路構造Fの図8及び図9相当図である。
上記実施形態1〜3では、仕切り壁部33は、蓋部材31に設けられている構成であったが、シリンダブロックE2に形成されていてもよい。これにより、蓋部材31の構成を簡略化することができる。
32 孔部
32b 孔部側壁(側壁)
32d 袋小路部
33 仕切り壁部
34 メインギャラリ油温/油圧センサ(検出手段)
34a 検出部
7 給油路(油路)
74g 開口部
74 メインギャラリ(第1流路)
75a 第1分岐路(第2流路)
81 連通口(交差点)
82 段差部
E2 シリンダブロック
L81 第1分岐路の軸心(第2流路の軸心)
O81 (連通口の)中心
Claims (8)
- 流体が流れる第1流路と、
前記第1流路に交差し、前記流体が前記第1流路から流入する第2流路と、
前記第1流路と前記第2流路との交差点よりも該第1流路における流体流れ方向の先方に設けられた袋小路部と、
前記袋小路部の奥側に配置され、前記流体と接触して該流体の物性を検出するための検出手段の検出部と
を備え、
前記袋小路部は、前記検出部よりも前記交差点側において該袋小路部の径方向の中間位置に配置され、前記流体が前記中間位置よりも当該径方向の片側を前記交差点から前記袋小路部の奥側に向かって流れ、該袋小路部の奥側で反転して、前記中間位置よりも当該径方向の反対側を前記交差点に向かって流れるように、該袋小路部を部分的に仕切る仕切り壁部を備えた
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項1に記載の流体通路構造において、
前記第1流路は、直線状であり、
前記第2流路は、前記第1流路の壁面に開口した連通口において該第1流路に交差し、
前記袋小路部は、前記第1流路における流体流れ方向の先方に延びている
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の流体通路構造において、
前記第1流路は、前記交差点の上流側で、上流側から下流側に向かうにつれて拡径するように形成された段差部を有する
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の流体通路構造において、
前記第2流路は、前記第1流路の壁面に開口した連通口において該第1流路に交差し、
前記仕切り壁部は、前記連通口の中心を通る前記第2流路の軸心と垂直な板状に形成されている
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の流体通路構造において、
前記第1流路及び前記第2流路は、エンジンのシリンダブロックに穿設された油路であり、
前記第1流路は、前記交差点よりも該第1流路における流体流れ方向の先方に、前記シリンダブロックの外部に通じる開口部を有しており、
前記袋小路部は、前記開口部に接続されて前記第1流路を閉塞する有底筒状の孔部を備えた蓋部材の該孔部により形成されており、
前記仕切り壁部は、前記蓋部材に設けられている
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項5に記載の流体通路構造において、
前記流体はエンジン用のオイルであり、
前記検出手段は、前記オイルの温度又は圧力を検出するための油温センサ又は油圧センサである
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項5又は請求項6に記載の流体通路構造において、
前記検出手段は、前記蓋部材の前記孔部の奥側の側壁に設けられており、
前記検出部は、前記側壁から前記孔部内へ突出している
ことを特徴とする流体通路構造。 - 請求項5〜請求項7のいずれか1つに記載の流体通路構造を備えたエンジンのシリンダブロック。
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JP2017223105A JP6493491B1 (ja) | 2017-11-20 | 2017-11-20 | 流体通路構造及びエンジンのシリンダブロック |
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