JP2019093963A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】操縦安定性を向上させるとともに、静粛性を向上させた空気入りタイヤを提供する。【解決手段】空気入りタイヤ1は、トレッド部の接地中央部にタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第一主溝であるセンター主溝3Aと、センター主溝3Aのタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第二主溝であるショルダー主溝3Bと、センター主溝3Aとショルダー主溝3Bとで区画形成されてタイヤ周方向に連続するセンター陸部4Aと、センター陸部4Aにおいてタイヤ周方向に延在して設けられた第一周方向細溝6と、センター陸部4Aにおけるショルダー主溝3Bと第一周方向細溝6との間に設けられ、一端7aが第一周方向細溝6に向けて延在してセンター陸部4A内で終端し、他端7bがショルダー主溝3Bに開口する副溝7とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
ウェット性能、耐偏摩耗性向上を目的とした空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の空気入りタイヤは、主溝にジグザグ状の面取りと、それに沿ったジグザグ状の周方向細溝とをトレッド部に採用する。
また、排水性と操安性の両立を目的とした空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。特許文献2の空気入りタイヤは、トレッド部において、センター陸部に周方向溝に連通するラグ溝を有し、センター陸部の幅を車両装着時の外側と内側とで変化させている。
特開2017−61202号公報 特許第5482938号公報
特許文献1の空気入りタイヤでは、ブロックの剛性がタイヤ周方向で不均一となり、溝面積比も大きくなることから、操縦安定性が低下する恐れがある。特許文献2の空気入りタイヤは、静粛性について改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操縦安定性を向上させるとともに、静粛性を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のある態様による空気入りタイヤは、トレッド部の接地中央部にタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第一主溝と、前記第一主溝のタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第二主溝と、前記第一主溝と前記第二主溝とで区画形成されてタイヤ周方向に連続する陸部と、前記陸部においてタイヤ周方向に延在して設けられた第一周方向細溝と、前記陸部における前記第二主溝と前記第一周方向細溝との間に設けられ、一端が前記第一周方向細溝に向けて延在して前記陸部内で終端し、他端が前記第二主溝に開口する副溝とを備える。
前記第一周方向細溝の中心位置と前記陸部のタイヤ赤道線側の端部とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定であることが好ましい。
前記第一周方向細溝の中心位置は、前記陸部のタイヤ幅方向の範囲に対し、タイヤ赤道線側の端部から20%以上45%以下の範囲にあることが好ましい。
前記第一周方向細溝の溝幅は、前記陸部のタイヤ幅方向の長さに対し、4%以上8%以下の範囲にあることが好ましい。
前記第一周方向細溝の溝深さは、前記第一主溝の溝深さに対し、30%以上55%以下であることが好ましい。
前記副溝の前記一端と前記陸部のタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定であることが好ましい。
前記副溝の前記一端と前記陸部のタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、前記陸部のタイヤ幅方向の範囲に対し、前記第二主溝側から45%以上55%以下の範囲にあることが好ましい。
前記副溝の溝幅は、前記陸部のタイヤ幅方向の長さに対し、10%以上20%以下であることが好ましい。
前記副溝の最大溝深さは、前記第一主溝の溝深さに対し、70%以上85%以下であることが好ましい。
タイヤ周方向に対する、前記副溝の延在方向の角度は、40deg以上70deg以下であることが好ましい。
前記第二主溝のタイヤ幅方向外側に設けられたショルダー陸部と、前記ショルダー陸部においてタイヤ周方向に延在して設けられた第二周方向細溝とをさらに備え、前記第二周方向細溝の中心位置と前記第二主溝のタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定であることが好ましい。
前記第二周方向細溝の中心位置は、前記ショルダー陸部のタイヤ幅方向の範囲に対し、タイヤ赤道線側の端部から9%以上30%以下の範囲にあることが好ましい。
前記第二周方向細溝の溝幅は、前記ショルダー陸部のタイヤ幅方向の範囲の長さに対し、2%以上4%以下であることが好ましい。
前記第二周方向細溝の溝深さは、前記第二主溝の溝深さに対し、30%以上55%以下であることが好ましい。
前記ショルダー陸部に設けられ、一端が前記第二周方向細溝に開口するショルダーラグ溝をさらに備え、前記ショルダー陸部は前記第二周方向細溝を貫通せず、前記ショルダー陸部において前記ショルダーラグ溝が前記第二周方向細溝に開口する鋭角部分に面取りを備えることが好ましい。
前記ショルダーラグ溝の溝幅は、前記ショルダー陸部の幅に対し、4%以上10%以下であることが好ましい。
前記ショルダーラグ溝の最大溝深さは、前記第二主溝の溝深さに対し、70%以上90%以下であることが好ましい。
前記ショルダー陸部に設けられ、一端が前記第二周方向細溝に開口するショルダー細溝をさらに備え、前記ショルダー陸部において、前記ショルダーラグ溝と前記ショルダー細溝とがタイヤ周方向において交互に設けられていることが好ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、操縦安定性を向上させるとともに、静粛性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態による空気入りタイヤを示す子午断面図である。 図2は、本発明の実施形態による空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図3は、トレッド部のセンター陸部の一部を拡大して示す図である。 図4は、トレッド部のセンター陸部の子午断面を示す図である。 図5は、トレッド部のショルダー陸部の一部を拡大して示す図である。 図6は、トレッド部のショルダー陸部の子午断面を示す図である。 図7は、他の実施形態による空気入りタイヤのトレッド部を示す図である。
以下に、本発明にかかる空気入りタイヤの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明において、他の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、本発明の実施形態による空気入りタイヤを示す子午断面図である。図2は、本発明の実施形態による空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいう。タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部2と、トレッド部2の両側に配置された一対のサイドウォール部12、12と、これらサイドウォール部12のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部13、13とを備えている。
一対のビード部13、13間にはカーカス層14が装架されている。このカーカス層14は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部13に配置されたビードコア15の廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されている。ビードコア15の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー16が配置されている。
一方、トレッド部2におけるカーカス層14の外周側には複数層のベルト層17が埋設されている。これらベルト層17はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層17において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10度〜40度の範囲に設定されている。ベルト層17の補強コードとしては、スチールコードが好ましく使用される。ベルト層17の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して例えば5度以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層18が配置されている。ベルトカバー層18の補強コードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。なお、上述したタイヤ内部構造は空気入りタイヤにおける代表的な例を示すが、これに限定されるものではない。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、図2に示すように、トレッド部2を有している。トレッド部2は、ゴム材からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面がトレッド面2aとして空気入りタイヤ1の輪郭となる。
トレッド部2は、トレッド面2aに、タイヤ周方向に沿って延在する周方向主溝(主溝)3が、タイヤ幅方向に複数(本実施形態では3本)並んで設けられている。そして、本実施形態では、タイヤ幅方向の中央の周方向主溝3をセンター主溝(第一主溝)3Aとし、当該センター主溝3Aのタイヤ幅方向両外側の周方向主溝3をショルダー主溝(第二主溝)3Bとする。なお、周方向主溝3は、摩耗末期を示すウェアインジケータを有する周方向溝であり、一般に、5mm以上15mm以下の溝幅で、5mm以上15mm以下の溝深さ(トレッド面2aの開口位置から溝底までの寸法)を有する。ただし、周方向主溝3の溝幅、溝深さは、上記範囲に限定されない。
周方向主溝3のセンター主溝3Aは、接地端ST同士の間の接地領域における接地中央部に配置されている。接地中央部は、タイヤ赤道面CLの近傍の領域であって、本実施形態において接地中央部に配置された周方向主溝3であるセンター主溝3Aは、タイヤ赤道面CLの最も近くに配置された周方向主溝3であって、タイヤ赤道面CL上に配置されている。
なお、接地領域は、空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填するとともに正規荷重の70%をかけたとき、この空気入りタイヤ1のトレッド部2のトレッド面2aが乾燥した平坦な路面と接地する領域である。正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
トレッド部2は、トレッド面2aに、周方向主溝3により陸部4がタイヤ幅方向に複数(本実施形態では4本)区画形成されている。そして、本実施形態では、第一主溝であるセンター主溝3Aと、そのタイヤ幅方向両外側の各ショルダー主溝3Bとで区画形成された2本のリブ状の陸部4をセンター陸部4Aとする。また、第二主溝である各ショルダー主溝3Bのタイヤ幅方向外側に配置されたリブ状の各陸部4をショルダー陸部4Bとする。
このため、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2の接地中央部にタイヤ周方向に沿って延在して設けられたセンター主溝(第一主溝)3Aと、センター主溝3Aのタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に沿って延在して設けられたショルダー主溝(第二主溝)3Bと、センター主溝3Aとショルダー主溝3Bとで区画形成されてタイヤ周方向に連続するセンター陸部4Aと、センター陸部4Aに設けられてセンター主溝3Aのタイヤ幅方向外側に併設されタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第一周方向細溝6と、センター陸部4Aにおけるショルダー主溝3Bと第一周方向細溝6との間に設けられてタイヤ周方向に交差して第一周方向細溝6に向けて延在し、第一周方向細溝6に向く一端7aがセンター陸部4A内で終端する副溝7と、を備える。
[センター陸部]
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、センター主溝3Aとショルダー主溝3Bとで区画形成されたセンター陸部4Aに、第一周方向細溝6と副溝7とが形成されている。第一周方向細溝6は、ストレート形状であり、センター主溝3Aのタイヤ幅方向に併設しタイヤ周方向に沿って延在して設けられている。この第一周方向細溝6により、センター陸部4Aがセンター主溝3A側の第一センター陸部4Aaと、ショルダー主溝3B側の第二センター陸部4Abとに分割される。
副溝7は、第二主溝であるショルダー主溝3Bと第一周方向細溝6との間に設けられている。副溝7は、図2に示すように、一端7aが第一周方向細溝6に向けて延在してセンター陸部4A(第二センター陸部4Ab)内で終端して設けられている。また、副溝7は、他端7bがショルダー主溝3Bに開口して設けられている。副溝7の一端7aが第一周方向細溝6に貫通せず(非貫通)、センター陸部4A内で終端して設けられているため、第一周方向細溝6に貫通する場合に比べて静粛性が向上する。なお、副溝7は、1.5mm以上であって周方向主溝3の溝幅未満の溝幅で、周方向主溝3の溝深さ未満の溝深さのものをいう。
図3は、トレッド部2のセンター陸部4Aの一部を拡大して示す図である。図4は、トレッド部2のセンター陸部4Aの子午断面を示す図である。図3に示すように、空気入りタイヤ1のトレッド部2は、センター主溝3Aのタイヤ幅方向外側に設けられたセンター陸部4Aと、センター陸部4Aに設けられた第一周方向細溝6とを備えている。第一周方向細溝6の中心位置とセンター陸部4Aのタイヤ赤道線CL側の端部とのタイヤ幅方向の距離W3は、タイヤ周方向において一定であることが好ましい。そして、第一周方向細溝6の中心位置は、センター陸部4Aのタイヤ幅方向の範囲W2に対し、タイヤ赤道線CL側の端部から20%以上45%以下の範囲にあることが好ましい。第一周方向細溝6の設置位置がセンター主溝3Aに近すぎたり、副溝7に近すぎたりすると、第二センター陸部4Abの幅が狭くなりすぎてしまい、ブロック欠けや操縦安定性の低下が生じる。このため、第一周方向細溝6の中心位置は、上記範囲にあることが好ましい。
第一周方向細溝6の溝幅(開口幅)W1は、センター陸部4Aのタイヤ幅方向のタイヤ幅方向の範囲W2に対し、4%以上8%以下の範囲に形成されていることが好ましい。第一周方向細溝6は、溝幅W1が広すぎるとブロック剛性の低下を招き、溝幅W1が狭すぎるとウェット性能が低下する。このため、第一周方向細溝6の溝幅W1は、上記範囲にあることが好ましい。
図4において、第一周方向細溝6の溝深さH1は、第一主溝であるセンター主溝3Aの溝深さH2に対し、30%以上55%以下であることが好ましい。第一周方向細溝6は、溝深さが大きすぎるとブロック剛性の低下を招き、溝深さが小さすぎるとウェット性能が低下する。このため、第一周方向細溝6の溝深さは、上記範囲にあることが好ましい。
なお、第一周方向細溝6は、例えば、溝幅が1.5mm以上であってセンター主溝3A未満の溝幅で、溝深さがセンター主溝3A未満の溝深さのものをいう。
図3に戻り、センター陸部4Aにおいて、副溝7の一端7aとセンター陸部4Aのタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離W5は、タイヤ周方向において一定であることが好ましい。副溝7の一端7aとセンター陸部4Aのタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離W5は、センター陸部4Aのタイヤ幅方向の範囲W2に対し、第二主溝であるショルダー主溝3B側から45%以上55%以下の範囲にあることが好ましい。副溝7の一端7aからセンター陸部4Aのタイヤ幅方向外側端までの距離が短すぎるとウェット性能が低下し、距離が長すぎるとブロック剛性の低下による操縦安定性悪化やブロック欠けを生じる。このため、距離W5は、上記範囲にあることが好ましい。
副溝7の溝幅W4は、センター陸部4Aのタイヤ幅方向の範囲W2の長さに対し、10%以上20%以下であることが好ましい。副溝7の溝幅W4が広すぎるとブロック剛性の低下を招き、溝幅W4が狭すぎるとウェット性能が低下する。このため、副溝7の溝幅W4は、上記範囲にあることが好ましい。
図4において、副溝7の最大溝深さH3は、第一主溝であるセンター主溝3Aの溝深さH2に対し、70%以上85%以下であることが好ましい。副溝7の最大溝深さH3が大きすぎるとブロック剛性の低下を招き、最大溝深さH3が小さすぎるとウェット性能が低下する。このため、副溝7の最大溝深さH3は、上記範囲にあることが好ましい。
図3において、センター陸部4Aは、副溝7がショルダー陸部4Bに開口する鋭角部分に面取り51を備える。鋭角部分に面取り51を設けることにより、ブロック欠けを抑制することができる。タイヤ周方向に対する、副溝7の延在方向の角度α1は、40deg以上70deg以下であることが好ましい。角度α1が小さすぎるとブロック欠けを生じ、角度α1が大きすぎるとウェット性能が低下する。このため、角度α1は、上記範囲にあることが好ましい。
[ショルダー陸部]
図2において、本実施形態の空気入りタイヤ1は、ショルダー主溝3Bのタイヤ幅方向外側に配置されたリブ状のショルダー陸部4Bを有する。各ショルダー陸部4Bは、それぞれショルダー主溝3Bに沿ってタイヤ周方向に延在して設けられた第二周方向細溝8が形成されている。この周方向細溝8により、各ショルダー陸部4Bがショルダー主溝3B側の第一ショルダー陸部4Baと、最もタイヤ幅方向外側の第二ショルダー陸部4Bbとに分割される。なお、第二周方向細溝8は、溝幅が1.5mm以上であって周方向主溝3の溝幅未満の溝幅で、周方向主溝3の溝深さ未満の溝深さのものをいう。
さらに、ショルダー陸部4Bは、第二ショルダー陸部4Bbにおいてタイヤ周方向に交差するショルダーラグ溝9を備える。ショルダーラグ溝9は、一端が第二周方向細溝8に開口し、他端がトレッド面2aのタイヤ幅方向外側に延在して設けられている。
図5は、トレッド部2のショルダー陸部4Bの一部を拡大して示す図である。図6は、トレッド部2のショルダー陸部4Bの子午断面を示す図である。ショルダーラグ溝9は、その溝幅W9がショルダー陸部4Bのタイヤ幅方向に沿った幅W7に対し、4%以上10%以下の範囲にあることが好ましい。ショルダーラグ溝9の溝幅W9が広すぎるとブロック剛性の低下を招き、溝幅W9が狭すぎるとウェット性能が低下する。このため、ショルダーラグ溝9の溝幅W9は、上記範囲にあることが好ましい。
また、ショルダーラグ溝9は、その最大深さH5がショルダー主溝3Bの溝深さH2aの70%以上90%以下の範囲にあることが好ましい。ショルダーラグ溝9の最大溝深さH5が大きすぎるとブロック剛性の低下を招き、最大溝深さH5が小さすぎるとウェット性能が低下する。このため、ショルダーラグ溝9の最大溝深さH5は、上記範囲にあることが好ましい。
なお、ショルダーラグ溝9は、周方向主溝3の溝幅未満の溝幅で、周方向主溝3の溝深さ未満の溝深さを有し、例えば、2.0mm以上の溝幅および3.0mm以上の溝深さを有する。
本例では、第二周方向細溝8をストレート形状とし、ショルダーラグ溝9を第二周方向細溝8に非貫通として開口させている。この構成により、第二周方向細溝8がジグザグ形状である場合やショルダーラグ溝9が第二周方向細溝8を貫通する場合に比べて、タイヤ周方向においてブロック剛性に与える影響が均一になる。このため、操縦安定性が向上する。また、センター陸部4Aの副溝7を第一周方向細溝6に連通しないように設置することで、連通している場合に比べて、静粛性を向上することができる。加えて、金型製作時の工数が削減できると共に、加硫時にタイヤがモールドから抜けやすくなり、加硫故障が低減される。このため、空気入りタイヤ1によれば、操縦安定性能と静粛性とを向上させつつ、加硫故障を抑制できる。
図5に示すように、空気入りタイヤ1のトレッド部2は、ショルダー主溝3Bのタイヤ幅方向外側に設けられたショルダー陸部4Bと、ショルダー陸部4Bに設けられた第二周方向細溝8とをさらに備えている。第二周方向細溝8の中心位置とショルダー主溝3Bのタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離W6は、タイヤ周方向において一定であることが好ましい。
第二周方向細溝8の中心位置は、ショルダー陸部4Bのタイヤ幅方向の幅W7に対し、タイヤ赤道線CL側の端部から9%以上30%以下の範囲にあることが好ましい。第二周方向細溝8からショルダー主溝3Bのタイヤ幅方向外側端までの距離が短すぎるとウェット性能が低下し、距離が長すぎるとブロック剛性の低下による操縦安定性悪化やブロック欠けを生じる。このため、第二周方向細溝8の中心位置は、上記範囲にあることが好ましい。
第二周方向細溝8の溝幅W8は、ショルダー陸部4Bのタイヤ幅方向の幅W7の長さに対し、2%以上4%以下であることが好ましい。溝幅W8が広すぎるとブロック剛性の低下を招き、溝幅W8が狭すぎるとウェット性能が低下する。このため、第二周方向細溝8の溝幅W8は、上記範囲にあることが好ましい。
図6において、第二周方向細溝8の溝深さH4は、第二主溝であるショルダー主溝3Bの溝深さH2aに対し、30%以上55%以下であることが好ましい。第二周方向細溝8の溝深さH4が大きすぎるとブロック剛性の低下を招き、溝深さH4が小さすぎるとウェット性能が低下する。このため、第二周方向細溝8の溝深さH4は、上記範囲にあることが好ましい。
図5に戻り、ショルダー陸部4Bは、ショルダーラグ溝9が第二周方向細溝8に開口する鋭角部分に面取り52を備える。鋭角部分に面取り52を設けることにより、ブロック欠けを抑制することができる。このため、ショルダーラグ溝9が第二周方向細溝8に開口する鋭角部分に面取り52を備えることが好ましい。
また、各ショルダー陸部4Bは、第二ショルダー陸部4Bbにおいてタイヤ幅方向に延在するショルダー細溝10が形成されている。ショルダー細溝10は、一端が周方向細溝8に連通し、他端がトレッド面2aのタイヤ幅方向外側に延在して設けられている。なお、ショルダー細溝10は、溝幅が0.4mm以上1.2mm以下の範囲であって、いわゆるサイプとして形成される。
ショルダー陸部4Bにおいて、ショルダーラグ溝9とショルダー細溝10とがタイヤ周方向において交互に設けられている。ショルダーラグ溝9によって分割されるショルダー陸部4Bは、センター陸部4Aに対して面積が大きくなる。このため、タイヤ周方向のブロック剛性の差も大きくなる。そこで、サイプであるショルダー細溝10を設け、ショルダーラグ溝9とショルダー細溝10とがタイヤ周方向において交互に配置することにより、溝面積比の増加を抑えながら、ブロック剛性を均一化でき、偏摩耗を抑制できる。また、タイヤ周方向において、ショルダー陸部4Bのブロック分割数が増えることにより、ピッチノイズが分散され、静粛性が向上する。
[他の実施形態]
図7は、他の実施形態による空気入りタイヤ11のトレッド部21を示す図である。断面幅が例えば215mm以下のサイズのタイヤについては、図1および図2に示す3本の主溝を有するパターンを、空気入りタイヤ1のトレッド部2に採用する。また、断面幅が例えば225mm以上のサイズのタイヤについては図7に示す4本の主溝を有するパターンを、空気入りタイヤ11のトレッド部21に採用する。なお、断面幅とはタイヤの総幅から、タイヤの側面の模様、文字などを除いた幅である。
図7に示すように、空気入りタイヤ11のトレッド部21は、2本のセンター主溝3A同士の間に、センターリブ4Cを有する。トレッド部21における他の構成は、上述した空気入りタイヤ1のトレッド部2と同様である。
図7に示す空気入りタイヤ11は、トレッド部21の接地中央部にタイヤ周方向に沿って延在して設けられたセンター主溝(第一主溝)3Aと、センター主溝3Aのタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に沿って延在して設けられたショルダー主溝(第二主溝)3Bと、センター主溝3Aとショルダー主溝3Bとで区画形成されてタイヤ周方向に連続するセンター陸部4Aと、センター陸部4Aに設けられてセンター主溝3Aのタイヤ幅方向外側に併設されタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第一周方向細溝6と、センター陸部4Aにおけるショルダー主溝3Bと第一周方向細溝6との間に設けられ、一端7aがセンター陸部4A内で終端し、他端7bがショルダー主溝3Bに開口する副溝7と、を備える。
図7に示す空気入りタイヤ11のトレッド部21は、図2から図6を参照して説明した構造を備えている。このため、空気入りタイヤ11についても、操縦安定性能と静粛性とを向上させつつ、加硫故障も抑制できる。
主溝、周方向細溝、ラグ溝の形状に違いを持たせた、サイズが195/65R15の空気入りタイヤを試作した。試作した空気入りタイヤを、サイズが15×6Jのホイールに組み付け、空気圧を230kPaとし、テストコースにおいて、「操縦安定性能」、「静粛性」の評価を行った。また、試作タイヤにて、パターンを要因とする加硫故障の発生について評価した。これらの結果を表1から表3に示す。
表1から表3において、「操縦安定性能」は、1800ccのフロントエンジンフロント駆動車を試験車両とし、パネラーによる官能評価を実施し、指数で表示した。官能評価は、従来例1の空気入りタイヤを基準(100)とした指数評価により行われ、数値が大きいほど、性能が優れる。
表1から表3において、「静粛性」は、乾燥路面からなるテストコースを上記試験車両が走行し、車内騒音の官能評価を実施した。静粛性能に関する評価は、従来例1の空気入りタイヤを基準(100)とした指数評価により行われ、その数値が大きいほど好ましい。
また、試作タイヤについて、パターン要因の加硫故障発生本数をカウントし、数値化した。数値が小さいほど、加硫故障の発生が少なく、好ましい。
また、従来例1として、センター主溝3Aにジグザグ形状の面取りがあり、第一周方向細溝6がジグザグ形状で、副溝7の一端が第一周方向細溝6に連通しておらず、第二周方向細溝8が直線形状で、ショルダーラグ溝9が第二周方向細溝8を貫通し、ショルダーラグ溝9の端部に面取りがあり、ショルダー陸部4Bにショルダー細溝10を有するタイヤを用意した。従来例2として、センター主溝3Aに面取りがなく、第一周方向細溝6が直線形状で、副溝7の一端が第一周方向細溝6に連通しており、第二周方向細溝8が直線形状で、ショルダーラグ溝9が第二周方向細溝8を貫通しておらず、ショルダーラグ溝9の端部に面取りがなく、ショルダー陸部4Bにショルダー細溝10を有していないタイヤを用意した。
表1から表3に示す実施例1から実施例41からわかるように、センター主溝3Aに面取りがなく、第一周方向細溝6が直線形状である場合、第一周方向細溝6の中心位置とセンター陸部4Aのタイヤ赤道線CL側の端部とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定であり、第一周方向細溝6の中心位置がセンター陸部4Aのタイヤ幅方向の範囲に対し、タイヤ赤道線CL側の端部から20%以上45%以下の範囲にある場合、第一周方向細溝6の溝幅がセンター陸部4Aのタイヤ幅方向の長さに対し、4%以上8%以下の範囲にある場合、第一周方向細溝6の溝深さが第一主溝であるセンター主溝3Aの溝深さに対し、30%以上55%以下である場合、に好ましい特性が得られた。
また、表1から表3に示す実施例1から実施例41からわかるように、副溝7の一端7aが第一周方向細溝6に連通していない場合、副溝7の一端7aとセンター陸部4Aのタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定であり、センター陸部4Aのタイヤ幅方向の範囲に対し、第二主溝であるショルダー主溝3B側から45%以上55%以下の範囲にある場合、副溝7の溝幅がセンター陸部4Aのタイヤ幅方向の長さに対し、10%以上20%以下である場合、副溝7の溝深さが第一主溝であるセンター主溝3Aの溝深さに対し、70%以上85%以下である場合、タイヤ周方向に対する副溝7の延在方向の角度α1が40deg以上70deg以下である場合、に好ましい特性が得られた。
さらに、第二周方向細溝8が直線形状で、第二周方向細溝8の中心位置とショルダー主溝3Bのタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定であり、第二周方向細溝8の中心位置がショルダー陸部4Bのタイヤ幅方向の範囲に対し、タイヤ赤道線CL側の端部から9%以上30%以下の範囲にある場合、第二周方向細溝8の溝幅がショルダー陸部4Bのタイヤ幅方向の範囲の長さに対し、2%以上4%以下である場合、第二周方向細溝8の溝深さが第二主溝であるショルダー主溝3Bの溝深さに対し、30%以上55%以下である場合、に好ましい特性が得られた。
さらに、表1から表3に示す実施例1から実施例41からわかるように、ショルダーラグ溝9が第二周方向細溝8を貫通しておらず、ショルダーラグ溝9の端部に面取りがある場合、ショルダーラグ溝9の溝幅W9がショルダー陸部4Bのタイヤ幅方向に沿った幅W7の4%以上10%以下の範囲にある場合、ショルダーラグ溝9の最大溝深さH5がショルダー主溝3Bの溝深さH2aの70%以上90%以下の範囲にある場合、ショルダー陸部4Bにショルダー細溝10を有している場合、ショルダーラグ溝9とショルダー細溝10とがタイヤ周方向に交互に配置されている場合、に好ましい特性が得られた。
Figure 2019093963
Figure 2019093963
Figure 2019093963
1、11 空気入りタイヤ
2、21 トレッド部
2a トレッド面
3A センター主溝(第一主溝)
3B ショルダー主溝(第二主溝)
4A センター陸部(陸部)
4B ショルダー陸部(陸部)
6 第一周方向細溝
7 副溝
7a 一端
7b 他端
8 第二周方向細溝
9 ショルダーラグ溝
10 ショルダー細溝
12 サイドウォール部
13 ビード部
14 カーカス層
15 ビードコア
16 ビードフィラー
17 ベルト層
18 ベルトカバー層

Claims (18)

  1. トレッド部の接地中央部にタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第一主溝と、
    前記第一主溝のタイヤ幅方向外側にタイヤ周方向に沿って延在して設けられた第二主溝と、
    前記第一主溝と前記第二主溝とで区画形成されてタイヤ周方向に連続する陸部と、
    前記陸部においてタイヤ周方向に延在して設けられた第一周方向細溝と、
    前記陸部における前記第二主溝と前記第一周方向細溝との間に設けられ、一端が前記第一周方向細溝に向けて延在して前記陸部内で終端し、他端が前記第二主溝に開口する副溝と、
    を備える空気入りタイヤ。
  2. 前記第一周方向細溝の中心位置と前記陸部のタイヤ赤道線側の端部とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第一周方向細溝の中心位置は、前記陸部のタイヤ幅方向の範囲に対し、タイヤ赤道線側の端部から20%以上45%以下の範囲にある請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第一周方向細溝の溝幅は、前記陸部のタイヤ幅方向の長さに対し、4%以上8%以下の範囲にある請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第一周方向細溝の溝深さは、前記第一主溝の溝深さに対し、30%以上55%以下である請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記副溝の前記一端と前記陸部のタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定である請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記副溝の前記一端と前記陸部のタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、前記陸部のタイヤ幅方向の範囲に対し、前記第二主溝側から45%以上55%以下の範囲にある請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記副溝の溝幅は、前記陸部のタイヤ幅方向の長さに対し、10%以上20%以下である請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記副溝の最大溝深さは、前記第一主溝の溝深さに対し、70%以上85%以下である請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  10. タイヤ周方向に対する、前記副溝の延在方向の角度は、40deg以上70deg以下である請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記第二主溝のタイヤ幅方向外側に設けられたショルダー陸部と、前記ショルダー陸部においてタイヤ周方向に延在して設けられた第二周方向細溝とをさらに備え、前記第二周方向細溝の中心位置と前記第二主溝のタイヤ幅方向外側端とのタイヤ幅方向の距離は、タイヤ周方向において一定である請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記第二周方向細溝の中心位置は、前記ショルダー陸部のタイヤ幅方向の範囲に対し、タイヤ赤道線側の端部から9%以上30%以下の範囲にある請求項11に記載の空気入りタイヤ。
  13. 前記第二周方向細溝の溝幅は、前記ショルダー陸部のタイヤ幅方向の範囲の長さに対し、2%以上4%以下である請求項11または12に記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記第二周方向細溝の溝深さは、前記第二主溝の溝深さに対し、30%以上55%以下である請求項11から請求項13のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  15. 前記ショルダー陸部に設けられ、一端が前記第二周方向細溝に開口するショルダーラグ溝をさらに備え、前記ショルダー陸部は前記第二周方向細溝を貫通せず、前記ショルダー陸部において前記ショルダーラグ溝が前記第二周方向細溝に開口する鋭角部分に面取りを備える請求項11から請求項14のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  16. 前記ショルダーラグ溝の溝幅は、前記ショルダー陸部の幅に対し、4%以上10%以下である請求項15に記載の空気入りタイヤ。
  17. 前記ショルダーラグ溝の最大溝深さは、前記第二主溝の溝深さに対し、70%以上90%以下である請求項15または16に記載の空気入りタイヤ。
  18. 前記ショルダー陸部に設けられ、一端が前記第二周方向細溝に開口するショルダー細溝をさらに備え、前記ショルダー陸部において、前記ショルダーラグ溝と前記ショルダー細溝とがタイヤ周方向において交互に設けられている請求項15から請求項17のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
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