JP2019093914A - ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造 - Google Patents

ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019093914A
JP2019093914A JP2017225108A JP2017225108A JP2019093914A JP 2019093914 A JP2019093914 A JP 2019093914A JP 2017225108 A JP2017225108 A JP 2017225108A JP 2017225108 A JP2017225108 A JP 2017225108A JP 2019093914 A JP2019093914 A JP 2019093914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar trim
vehicle
main body
assembled
clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017225108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6602830B2 (ja
Inventor
辰二郎 小川
Shinjiro Ogawa
辰二郎 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shigeru Co Ltd
Original Assignee
Shigeru Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shigeru Co Ltd filed Critical Shigeru Co Ltd
Priority to JP2017225108A priority Critical patent/JP6602830B2/ja
Publication of JP2019093914A publication Critical patent/JP2019093914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6602830B2 publication Critical patent/JP6602830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】 裏表を逆にした状態でジャンプ台がピラートリム本体に組み付けられることを防止できるピラートリムアッセンブリを提供する。【解決手段】ピラートリムアッセンブリ1Lは、ピラートリム本体10Lと、その上端部に組み付けられるジャンプ台20Lとを備える。このジャンプ台は、車外側からピラートリム本体に取り付けられる組付け部40を有する。この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップ50を有する。このクリップを介して、ピラートリムアッセンブリは車体パネルに組み付けられる。ピラートリム本体10Lの車外側を向く面には、ジャンプ台20Lが組み付けられた状態のときクリップ50に対応する箇所に干渉凸部17が車幅方向の車外側に突出して形成されている。干渉凸部17は、ジャンプ台を、その裏表を逆にしてピラートリム本体に組み付けようとした場合に、クリップと干渉する突出長さを有している。【選択図】 図4

Description

この発明は、車両のピラーの車室側に設けられるピラートリムアッセンブリ及びこれを備えた車両用ピラー構造に関し、特に、ピラートリムアッセンブリにおいて、ピラートリム本体の上端部に、膨張するカーテンエアバッグを案内するためのジャンプ台が組み付けられるものに関する。
ピラートリムアッセンブリの上方のルーフサイドにカーテンエアバッグが設けられた車両がある。カーテンエアバッグは、車両の側面衝突の際には車室内にカーテン状に展開し、ドアを覆い、乗員を保護している。この種の車両においては、膨張するカーテンエアバッグを車室内に展開させるために、ピラートリムアッセンブリの上部にジャンプ台が設けられている。ジャンプ台は、膨張するカーテンエアバッグが突き当てられ、カーテンエアバッグを車室側に案内している。
特許文献1に開示されたピラートリムアッセンブリは、車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するためのジャンプ台とを備えている。
ジャンプ台は、ピラートリム本体の車外側からピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有している。組付け部には、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップが装着され、このクリップを介してピラートリムアッセンブリは車体パネルに取り付けられる。
特開2017−39344号公報
上記特許文献1のピラートリムアッセンブリでは、ピラートリム本体にジャンプ台を組み付ける際、誤って、ジャンプ台の組付け部の車外側と車室側とを逆にして組み付けてしまうことがあった。
この発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
すなわち、この発明のピラートリムアッセンブリは、車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備える。上記ジャンプ台は、上記ピラートリム本体の車外側から上記ピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有する。この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有する。このクリップを介してピラートリムアッセンブリは車体パネルに取り付けられる。
上記ピラートリム本体の車外側を向く面には、上記ジャンプ台が組み付けられた状態のとき上記クリップに対応する箇所に、上記ジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されている。上記干渉凸部は、上記ジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記ピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記クリップと干渉する突出長さを有している。
上記構成によれば、ジャンプ台をピラートリム本体に組み付ける際、組付け部の裏表を逆にして組み付けようとすると、組付け部のクリップが、ピラートリム本体の干渉凸部に当たる。そのため、ジャンプ台をピラートリム本体に十分に近づけることができず、組み付けることができない。
この発明の他の態様をなす車両用ピラー構造は、車両の車幅方向両側に配置された一対のピラートリムアッセンブリを備えている。これらピラートリムアッセンブリのそれぞれが、車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備えている。
上記一方のピラートリムアッセンブリのジャンプ台は、上記一方のピラートリム本体の車外側から上記一方のピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有する。この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有する。このクリップを介して上記一方のピラートリムアッセンブリが車体パネルに取り付けられる。
上記他方のピラートリムアッセンブリのピラートリム本体は、上記一方のピラートリム本体とは、車長方向に延びる垂直の仮想面に対して鏡面対称をなして構成されている。上記他方のジャンプ台も上記一方のジャンプ台とは上記仮想面に対して鏡面対称をなして構成されている。
上記一方のピラートリム本体の車外側を向く面には、上記一方のジャンプ台が正規に組み付けられた状態のとき上記一方のジャンプ台に装着されたクリップに対応する箇所に、上記他方のジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されている。上記干渉凸部は、上記他方のジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記一方のピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記他方のジャンプ台のクリップと干渉する突出長さを有している。
上記構成によれば、鏡面対称をなす一対のピラートリム本体の一方に、鏡面対称をなす一対のジャンプ台の他方を、その組付け部の裏表を逆にして組み付けようとすると、他方のジャンプ台のクリップが、一方のピラートリム本体の干渉凸部に当たる。そのため、他方のジャンプ台を一方のピラートリム本体に十分に近づけることができず、組付けることができない。
この発明によれば、ジャンプ台が裏表を反転させた状態でピラートリム本体に組み付けられることを確実に防止することができる。
この発明の一実施形態に係る左座席側ピラートリムアッセンブリを車室側から見た斜視図である。 同ピラートリムアッセンブリを車外側から見た要部拡大斜視図である。 同ピラートリムアッセンプリをピラートリム本体とジャンプ台とに分解した状態で車外側から見た要部拡大斜視図である。 図2のIV−IV線に沿う切断部端面図であって、鏡面対称をなす一対のピラートリムアッセンブリを備えた車両用ピラー構造を示す。 左座席側ピラートリム本体の図4と同様の端面図であって、左座席側のジャンプ台を裏表逆にして組み付けようとした状態を示す。 左座席側のピラートリム本体に右座席側のジャンプ台を裏表逆にして組み付けようとした状態を車外側から見た要部拡大背面図である。 図6のVII−VII線に沿う切断部端面図である。
以下、この発明の一実施形態を、図1〜図7を参照しながら説明する。
ピラートリムアッセンブリ1L,1Rは、車両の車幅方向両側において、図示しないピラーの車室側で対をなして設けられている。図4に示すように、これら一対のピラートリムアッセンブリ1L,1Rは、車両用ピラー構造Pを構成している。ピラートリムアッセンブリ1L,1Rの上方には、それぞれ、図示しないルーフ内でカーテンエアバッグ(図示しない)が展開可能に収容されている。
図1〜図3に示すピラートリムアッセンブリ1Lは、左座席側用のものであって、ピラートリム本体10Lと、このピラートリム本体10Lの上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するためのジャンプ台20Lとを備えている。
ピラートリム本体10Lは、図示しないピラーの車体パネルの車室側に配置される。ピラートリム本体10Lは、上下方向に延びて車幅方向を向く主壁11と、この主壁11の両側縁に連なる側壁12とを有しており、図4の下部に示すように、横断面が車室側を凸とするコ字形状をなしている。図1に示すように、主壁11には開口11aが形成されている。ピラートリム本体10Lは、例えばポリプロピレン等の樹脂を射出成形することによって構成される。
図1、図2に示すように、ピラートリム本体10Lの車外側にはアジャスタカバー30が、上下方向にスライド可能に設けられ、図1に示すピラートリム本体10Lの開口11aを覆っている。アジャスタカバー30には導出口30aが形成されている。ピラートリム本体10Lの車外側にある図示しないリトラクタから引き出されたシートベルト(図示しない)がアジャスタカバー30の導出口30aとピラートリム本体10の開口11aを通って車室内に導出される。シートベルトはアジャスタカバー30により導出位置を上下に調節される。
ジャンプ台20Lは、図1〜図3に示すように、ピラートリム本体10Lの上部に別体で設けられ、例えばポリプロピレン等の樹脂を射出成形することによって構成されている。
図2、図3に示すように、ジャンプ台20Lは、互いに車長方向に離間した2つの案内壁21と、この案内壁21の下方に配置された組付け部40とを一体に有している。後述するように、この組付け部40が上記ピラートリム本体10Lの上端部にその裏面から組み付けられることにより、ジャンプ台20Lがピラートリム本体10Lに組み付けられている。
案内壁21は、車幅方向の車室側へ向かって下方に傾斜した部分を上部に有する。案内壁21の上端近傍には、図示しないカーテンエアバッグが折り畳まれた状態で配置されている。車両が側面衝突による衝撃を受けたときには、カーテンエアバッグが膨張してジャンプ台20の案内壁21に沿って車室に向かって展開し、ピラートリムアッセンブリ1L及び図示しないドアの車室側を覆うようになっている。
次に、ピラートリム本体10Lへのジャンプ台20Lの組付け構造について説明する。
図3に示すように、ピラートリム本体10Lの裏面(車外側の面)には、その上端部の両側部に一対の被組付け部13,13が設けられている。被組付け部13の上端部には、断面L字状の第1嵌合凸部14が形成され、上方に突出している。被組付け部13の中央部には、断面十字状の第2嵌合凸部15が形成され、車外方向に略水平に突出している。第2嵌合凸部15の下側には、円筒形状の第3嵌合凸部16が形成され、車外方向に略水平に突出している。第3嵌合凸部16には、ねじ螺合穴16aが形成されている。
一方、ジャンプ台20Lの上記組付け部40は、図3に示すように、互いに車長方向に離間して略水平をなす2つの第1組付け壁41と、これら第1組付け壁41の車外側の縁から下方に略垂直に延びる第2組付け壁42とを有している。
第1組付け壁41の車室側の縁は案内壁21の下端部に連なっている。第1組付け壁41には、L字形をなす第1嵌合穴41aが形成されている。図2に示すように、第2組付け壁42は、車長方向の中央部に、クリップ50が装着されたクリップ座43を有している。図2、図3に示すように、第2組付け壁42には、クリップ座43を挟んだ両側部に四角形をなす第2嵌合穴42b及び円形をなす第3嵌合穴42cが上下に離れて形成されている。
図2に示すように、ジャンプ台20Lの組付け部40をなす第1組付け壁41及び第2組付け壁42が、ピラートリム本体10Lの被組付け部13の上側及び車外側に、それぞれ被さっている。この状態で、第1嵌合凸部14が第1嵌合穴41aに嵌め込まれ、かつ第2、第3嵌合凸部15,16が第2、第3嵌合穴42b,42cにそれぞれ嵌め込まれることにより、ピラートリム本体10Lにジャンプ台20Lが組み付けられている。図4の下部に示すように、第3嵌合凸部16のねじ螺合穴16aには、雌ねじを形成しながらタッピングスクリュー60がねじ込まれる。これにより、ジャンプ台20Lはピラートリム本体10Lに固定され、左座席側のピラートリムアッセンブリ1Lが形成される。
次に、車体へのピラートリムアッセンブリ1Lの取り付けについて説明する。
上記クリップ座43は、図3に示すように、車幅方向の車外側へ突出するとともに上下に延びている。図4の下部に示すように、クリップ座43の断面は略コ字状になっており、座板部43aと、一対の側板部43b,43bを有している。側板部43bは、比較的薄肉なっており、断面が段差状に形成されている。
座板部43aには、クリップ装着孔43cが形成されている。図3、図4に示すように、クリップ装着孔43cは、座板部43aの中央部から片側の側板部43bに達している。クリップ装着孔43cには、図2、図4に示すように、上記クリップ50が装着されている。クリップ装着孔43cの上方かつ近傍に荷重受渡部43dが設けられている。荷重受渡部43dは、U字状の断面を有して、座板部43aから車幅方向の車外側に突出している。
ピラートリムアッセンブリ1Lの車体への取付けでは、ジャンプ台20Lに装着されたクリップ50が、図示しないピラーの車体パネルのクリップ係止孔に係止される。また、クリップ座43に設けられた荷重受渡部43dが、車体パネルの穴状の荷重受渡係止部(図示しない)に挿し込まれる。このようにして、ピラートリムアッセンブリ1Lは車体に取り付けられる。
尚、図4に示すように、車体に取り付けられ、対向する左右一対のピラートリムアッセンブリ1L,1Rは、それらの中間で車長方向に延びる垂直の仮想面(図4において符号Paで示す)に対して鏡面対称をなしている。より具体的には、右座席側のピラートリム本体10Rは、左座席側のピラートリム本体10Lとは仮想面Paに対して鏡面対称をなして構成され、右座席側のジャンプ台20Rも左座席側のジャンプ台20Lとは仮想面Paに対して鏡面対称をなして構成されている。以下、一方のピラートリムアッセンブリについて述べる構成は、他方のピラートリムアッセンブリにも鏡面対称をなして形成される。
次に、ピラートリム本体へのジャンプ台の誤組み付け防止構造について説明する。
上述したように、ジャンプ台20Lの第2組付け壁42には、第2及び第3嵌合穴42b,42cが、それぞれ車長方向に一対形成されている。そのため、図4の下部に示すジャンプ台20Lの正規の組付け状態における第2組付け壁42の車外側の面(表面)と車室側の面(裏面)とを、ジャンプ台20Lの上下をそのままにして反転させた場合(裏表を逆にした場合)にも、第2組付け壁42の第2、第3嵌合穴42b,42cに、被組付け部13の第2、第3嵌合凸部15,16がそれぞれ合致し得る。
すなわち、ジャンプ台20Lをピラートリム本体10Lへ組み付ける際、ジャンプ台20Lが、第2組付け壁42の裏表を逆にして組み付けられる可能性がある。そのため、ピラートリム本体10Lは、ジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部17を有している。
干渉凸部17は、図3に示すように、ピラートリム本体10の主壁11の上端部に設けられ、主壁11の車外側の面における、一対の被組付け部13,13の間に配置されている。干渉凸部17は、車幅方向の車外側に向かって突出している。干渉凸部17は、上下方向に延びる垂直片17aと車長方向に延びる水平片17bとを有し、これら垂直片17aと水平片17bとが交差した断面十字形状をなしているとともに、先端に向かって断面が小さくなる先細形状をなしている。
図4の下部に示すように、ジャンプ台20Lがピラートリム本体10Lに正規に組み付けられた状態のとき、干渉凸部17は第2組付け壁42のクリップ座43と車幅方向において対向している。干渉凸部17の車幅方向左側(車外側)の延長線上には、クリップ座43に装着されたクリップ50が位置するようになっている。
図5に示すように、左座席側のピラートリム本体10Lに、左座席側のジャンプ台20Lを、その第2組付け壁42の裏表を逆にして組み付けようとした場合、ジャンプ台20Lに装着されたクリップ50が干渉凸部17に当たるため、ジャンプ台20Lをピラートリム本体10Lに十分に近づけることができない。その結果、ジャンプ台20Lがその裏表を逆にした状態でピラートリム本体20Lに組み付けられるのを防止することができる。
また、左右一対のジャンプ台20L,20Rが鏡面対称をなし、左右一対のピラートリム本体10L,10Rも鏡面対称をなしていることから、図6に示すように、左右の何れか一方のジャンプ台(20R)の第2組付け壁42の裏表を、他方のピラートリム本体(10L)に対し逆にした場合にも、一方のジャンプ台(20R)の第2、第3嵌合穴42b,42cと、他方のピラートリム本体(10L)の第2、第3嵌合凸部15,16とがそれぞれ合致し得る。すなわち、左右反対側のジャンプ台が、その第2組付け壁42の裏表を逆にしてピラートリム本体に組み付けられる可能性がある。
図6に示すように、右座席側のジャンプ台20Rを、その第2取付壁42の裏表を逆にして左座席側のピラートリム本体10Lに組み付けようとした場合、図7に示すように、右座席側のジャンプ台20Rに装着されたクリップ50が、左座席側のピラートリム本体10Lの干渉凸部17に当たる。その結果、右座席側のジャンプ台20Rがその裏表を逆にした状態で左座席側のピラートリム本体20Lに組み付けられるのを防止することができる。
尚、右座席側のピラートリム本体10R(図4の上部)についても、左座席側のピラートリム本体10Lと同様に、左座席側のジャンプ台20Lがその裏表を逆にした状態で誤組み付けされることが防止される。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。
干渉凸部の形状は、上記実施形態の形状に限られず、ジャンプ台を裏表逆にしてピラートリム本体に組み付けようとした場合に、干渉凸部がクリップと干渉する突出長さを有する限り、いかなる形状であってもよい。
ジャンプ台を裏表逆にしてピラートリム本体に組み付けようとした場合に、クリップ座43の天板部43aが干渉凸部17に当たるようにしてもよく、荷重受渡部43dが干渉凸部17に当たるようにしてもよい。
干渉凸部17は、アジャスタカバー30の上方向への移動を規制するストッパを兼ねてもよい。
この発明は、ピラートリム本体の上端部にジャンプ台が組み付けられるピラートリムアッセンブリ及びこれを備える車両用ピラー構造に適用することができる。
P 車両用ピラー構造
1L,1R ピラートリムアッセンブリ
10L,10R ピラートリム本体
17 干渉凸部
20L,20R ジャンプ台
40 組付け部
50 クリップ

Claims (2)

  1. 車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備え、
    上記ジャンプ台は、上記ピラートリム本体の車外側から上記ピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有し、
    この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有し、
    このクリップを介して車体パネルに取り付けられるピラートリムアッセンブリにおいて、
    上記ピラートリム本体の車外側を向く面には、上記ジャンプ台が組み付けられた状態のとき上記クリップに対応する箇所に、上記ジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されており、
    上記干渉凸部は、上記ジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記ピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記クリップと干渉する突出長さを有することを特徴とするピラートリムアッセンブリ。
  2. 車両の車幅方向両側に配置された一対のピラートリムアッセンブリを備え、これらピラートリムアッセンブリのそれぞれが、車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備え、
    上記一方のピラートリムアッセンブリのジャンプ台は、上記一方のピラートリム本体の車外側から上記一方のピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有し、
    この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有し、
    このクリップを介して上記一方のピラートリムアッセンブリが車体パネルに取り付けられ、
    上記他方のピラートリムアッセンブリのピラートリム本体は、上記一方のピラートリム本体とは、車長方向に延びる垂直の仮想面に対して鏡面対称をなして構成され、
    上記他方のジャンプ台も上記一方のジャンプ台とは上記仮想面に対して鏡面対称をなして構成されている、車両用ピラー構造において、
    上記一方のピラートリム本体の車外側を向く面には、上記一方のジャンプ台が正規に組み付けられた状態のとき上記一方のジャンプ台に装着されたクリップに対応する箇所に、上記他方のジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されており、
    上記干渉凸部は、上記他方のジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記一方のピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記他方のジャンプ台のクリップと干渉する突出長さを有することを特徴とする車両用ピラー構造。
JP2017225108A 2017-11-22 2017-11-22 ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造 Active JP6602830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017225108A JP6602830B2 (ja) 2017-11-22 2017-11-22 ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017225108A JP6602830B2 (ja) 2017-11-22 2017-11-22 ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019093914A true JP2019093914A (ja) 2019-06-20
JP6602830B2 JP6602830B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=66970768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017225108A Active JP6602830B2 (ja) 2017-11-22 2017-11-22 ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6602830B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5709407A (en) * 1995-10-13 1998-01-20 Chrysler Corporation Energy absorbing vehicle trim molding
JP2003034193A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ピラーガーニッシュ構造
JP2010095225A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Suzuki Motor Corp フロントピラートリムの誤組み付け防止構造
JP2013173477A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のスカッフプレート組付け構造
JP2014177140A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Kasai Kogyo Co Ltd ピラーガーニッシュ
JP2017039344A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 しげる工業株式会社 車両のピラートリム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5709407A (en) * 1995-10-13 1998-01-20 Chrysler Corporation Energy absorbing vehicle trim molding
JP2003034193A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ピラーガーニッシュ構造
JP2010095225A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Suzuki Motor Corp フロントピラートリムの誤組み付け防止構造
JP2013173477A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のスカッフプレート組付け構造
JP2014177140A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Kasai Kogyo Co Ltd ピラーガーニッシュ
JP2017039344A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 しげる工業株式会社 車両のピラートリム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6602830B2 (ja) 2019-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6260828B2 (ja) 車両用内装材
JP2016020140A (ja) エアバッグ装置の車体取付構造
US8297676B2 (en) Vehicle interior trim panel
US9464647B2 (en) Pillar garnish mounting structure and tether clip
JP2017043345A (ja) 車両用カウルクロスメンバー
JP3590713B2 (ja) 自動車の側突用エアバッグ装置
US9623812B2 (en) Vehicle ceiling structure
JP2007309420A (ja) 自動車の内装部材と車体パネルとの連結構造
JP5009103B2 (ja) 車両用ドアのドアライニング
JP2016094060A (ja) シートベルト取り付け部の補強構造
JP2008120128A (ja) クリップ取付け座構造
JP6775445B2 (ja) インストルメントパネル構造
EP3018016B1 (en) Seatbelt adjuster structure
JP2019093914A (ja) ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造
JP2009051272A (ja) カーテンサイドエアバッグ用トリム等のトリムクリップ
JP2006312398A (ja) エアバッグ装置
JP2009029328A (ja) カーテンサイドエアバッグ用トリムに適したトリムクリップ
JP6217500B2 (ja) ピラーガーニッシュ取付構造
US20190135092A1 (en) Mounting structure for mounting interior component
US10894518B2 (en) Door trim
JP6602812B2 (ja) カーテンエアバッグ用ジャンプ台
JP2008302895A (ja) 自動車のピラートリム取付構造
JP2007050784A (ja) 車両用シートの取付構造
JP2018144662A (ja) 車両用ピラー構造
JP5724863B2 (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6602830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250