JP2019091391A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動体による商品の移動販売に付加サービスを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、決定部と、送信部とを備える。受付部は、移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末から受け付ける。決定部は、受付部によって受け付けられた移動体に関する情報に応じて商品の価格を決定する。送信部は、決定部によって決定された価格をユーザ端末へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、野球場やサッカー場などの競技場やイベント会場において、利用客の携帯端末から注文を受け付け、注文された商品が売り子などの移動体が移動販売する商品の場合、注文した利用客から最も近くにいる移動体に注文情報を送る技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2005−174136号公報
しかしながら、上述した従来技術では、短時間での利用客への商品の提供を実現するに過ぎず、移動体による商品の移動販売に付加サービスを提供できるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、移動体による商品の移動販売に付加サービスを提供することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、受付部と、決定部と、送信部とを備える。受付部は、移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末から受け付ける。決定部は、受付部によって受け付けられた移動体に関する情報に応じて商品の価格を決定する。送信部は、決定部によって決定された価格をユーザ端末へ送信する。
実施形態の一態様によれば、移動体による商品の移動販売に付加サービスを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るユーザ端末の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報データベースに記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る移動体情報データベースに記憶される移動体情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る位置情報データベースに記憶される位置情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る時間情報データベースに記憶される時間情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る回数情報データベースに記憶される回数情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る人気度情報データベースに記憶される人気度情報の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る入場者数情報データベースに記憶される入場者数情報の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る優先順位情報データベースに記憶される優先順位情報の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る試合情報データベースに記憶される試合情報の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る売上情報データベースに記憶される売上情報の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る情報処理システムによる情報処理の一例を示すシーケンス図である。 図15は、実施形態の変形例に係る表示画面の一例を示す図である。 図16は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報処理の概念]
まず、図1を用いて、情報処理装置が実行する情報処理の概念について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図1では、例えば、野球場200の内野席で観戦するユーザU01が、かかるユーザU01が携帯するユーザ端末10を用いて売り子W01,W02…が移動販売する商品A、例えば、「ビール」を購入する場合を示している。なお、以下の説明では「商品A」を「ビール」と記載する場合がある。
図1に示すように、情報処理システム1は、ユーザ端末10と、情報処理装置100とを含む。ユーザ端末10と、情報処理装置100とは、ネットワークを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台のユーザ端末が含まれる。
ユーザ端末10は、ユーザによって利用される端末装置である。例えば、ユーザ端末10は、スマートフォンなどの携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
情報処理装置100は、移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、かかる移動販売で販売される商品の注文要求をユーザ端末10から受け付け、受け付けられた移動体に関する情報に応じて商品の価格を決定する。
具体的には、情報処理装置100では、売り子W01,W02…に付された識別情報に対応した識別IDが移動体情報データベース122に記憶されている。また、移動体情報データベース122には、識別IDに対応して決定価格が記憶されている。この例では、売り子W01であれば売り子W01に付された識別情報に対応する識別IDが「a01」として記憶され、識別ID「a01」に対応する商品Aの「決定価格」が「1000円」として記憶されている。また、売り子W02であれば売り子W02に付された識別情報に対応する識別IDが「a02」として記憶されており、識別ID「a02」に対応する商品Aの「決定価格」が「900円」として記憶されている。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、移動体情報データベース122に記憶されている情報に基づき、売り子W01,W02…に付された識別情報に応じて通常の商品Aの価格「800円」から動的な価格の決定を実現する。かかる形態について図1を用いてさらに説明を続ける。
図1に示すように、まず、ユーザU01が売り子W01から「ビール」を購入する場合について説明する。ユーザU01は、ユーザ端末10を用いて売り子W01が移動販売する「ビール」を購入する。具体的には、ユーザ端末10は、ユーザU01から「ビール」の購入処理を実施するためのアプリケーションの起動操作を受け付ける(ステップS10)。
続いて、ユーザ端末10は、ユーザ端末10に搭載されたカメラ機能を用いて売り子W01に付された識別情報300を読み取る(ステップS11)。なお、識別情報としては、バーコードなどの一元コードや、QRコード(登録商標)などの二次元コードが挙げられるが、本実施形態ではQRコード(登録商標)を一例としている。また、この例では識別情報300が売り子W01に付されているが、これに限られず、識別情報300は売り子W01が押す移動販売用のワゴン等に付されていてもよい。
そして、ユーザ端末10は、読み取られた識別情報300を含む注文要求を情報処理装置100へ送信する(ステップS12)。情報処理装置100は、ユーザ端末10から送信された注文要求を受け付ける(ステップS13)。
続いて、情報処理装置100は、移動体情報データベース122に記憶されている情報に基づき、受け付けられた注文要求に含まれる識別情報300に応じて「ビール」の価格を決定する(ステップS14)。具体的には、情報処理装置100は、識別情報300を移動体情報データベース122に記憶されている売り子W01の「識別ID」と照合する。そして、情報処理装置100は、照合した「識別ID」(「a01」)に対応する「決定価格」が「1000円」であるため、「ビールの価格」を「800円」から「1000円」に変更し、売り子W01が売る「ビールの価格」を「1000円」に決定する。
続いて、情報処理装置100は、売り子W01が売る「ビール」が「1000円」に決定された価格をユーザ端末10へ送信する(ステップS15)。そして、ユーザ端末10は、情報処理装置100から送信された「ビール」の「決定価格」を表示する。つまり、ユーザ端末10は、売り子W01が移動販売している「ビール」の価格が「1000円」であることを表示する。
そして、ユーザU01は、ユーザ端末10による上記の表示によって売り子W01が移動販売している「ビール」の価格が「1000円」であることを知り、購入を希望する場合、ユーザ端末10に対して購入操作を行う。なお、ユーザ端末10における購入操作については、図14を用いて後述する。
つぎに、ユーザU01が売り子W02から「ビール」を購入する場合について説明する。なお、「ビール」の購入処理を実施するためのアプリケーションは起動しているものとする。
ユーザ端末10は、ユーザ端末10に搭載されたカメラ機能を用いて売り子W02に付された識別情報301を読み取る(ステップS16)。そして、ユーザ端末10は、読み取られた識別情報301を含む注文要求を情報処理装置100へ送信する(ステップS17)。情報処理装置100は、ユーザ端末10から送信された注文要求を受け付ける(ステップS18)。
続いて、情報処理装置100は、移動体情報データベース122に記憶されている情報に基づき、受け付けられた注文要求に含まれる識別情報301に応じて「ビール」の価格を決定する(ステップS19)。具体的には、情報処理装置100は、識別情報301を移動体情報データベース122に記憶されている売り子W02の「識別ID」と照合する。そして、情報処理装置100は、照合した「識別ID」(「a02」)に対応する「決定価格」が「900円」であるため、「ビールの価格」を「800円」から「900円」に変更し、売り子W02が売る「ビールの価格」を「900円」に決定する。
続いて、情報処理装置100は、売り子W02が売る「ビール」が「900円」に決定された価格をユーザ端末10へ送信する(ステップS20)。そして、ユーザ端末10は、情報処理装置100から送信された「ビール」の「決定価格」を表示する。つまり、ユーザ端末10は、売り子W02が移動販売している「ビール」の価格が「900円」であることを表示する。
そして、ユーザU01は、ユーザ端末10による上記の表示によって売り子W02が移動販売している「ビール」の価格が「900円」であることを知り、購入を希望する場合、ユーザ端末10に対して購入操作を行う。
このように、情報処理装置100は、売り子W01,W02…が移動販売する「商品A」が同じ商品であっても、売り子W01,W02…に関する情報に応じて「商品A」の価格を決定する。したがって、かかる情報処理装置100によれば、移動体による商品の移動販売に付加サービスを提供することができる。これにより、売り子などの移動体が移動販売する商品の価格を動的に決定することができる。
なお、図1に示す例においては、情報処理装置100は、例えば、「ビールの価格」を「800円」から「1000円」に変更し、売り子W01が売る「ビールの価格」を「1000円」と決定したが、価格の変更なしに売り子W01が売る「ビールの価格」は「1000円」と単に決定してもよい。
また、図1に示す例においては、情報処理装置100は、売り子W01,W02…を識別するための識別情報に応じて売り子W01,W02…が移動販売する「商品A」の価格を決定した。価格の決定方法としては、売り子01,W02…が所在する位置を示す位置情報や「商品A」の購入時の時間を示す時間情報などに応じて売り子W01,W02…が移動販売する「商品A」の価格を決定してもよい。かかる種々の決定方法については、以下の実施形態において詳細に説明する。
[2.ユーザ端末の構成例]
次に、図2を用いて、実施形態に係るユーザ端末10について説明する。図2は、実施形態に係るユーザ端末10の構成例を示す図である。図2に示すように、ユーザ端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、撮像部14と、制御部20とを有する。
通信部11は、ネットワークに通信可能に接続された情報処理装置100との間で通信するNIC(Network Interface Card)などのインターフェイスである。
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、ユーザ端末10にタッチパネルが採用された場合には、入力部12と出力部13とは一体化される。
撮像部14は、バーコードやQRコード(登録商標)を撮像するカメラ機能を実現する。撮像部14は、レンズ等の光学系と、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子と、を有する。かかる撮像部14は、入力部12を介してユーザから受け付けた操作に従って、例えば、売り子W01,W02…に付されたQRコード(登録商標)を撮像する。
制御部20は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、ユーザ端末10の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部20は、例えば、コントローラであり、ASIC(Application Specific Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部20は、位置検出部21と、時間検出部22と、アプリ制御部23とを有する。また、アプリ制御部23は、表示制御部24と、取得部25と、受信部26と、送信部27とを有する。かかる制御部20は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部20の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
位置検出部21は、ユーザ端末10の現在位置を検出する。具体的には、位置検出部21は、GPS衛星から送出される電波を受信し、受信した電波に基づいてユーザ端末10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度および経度)を検出する。
時間検出部22は、移動体が移動販売する商品の購入時の時間を検出する。具体的には、時間検出部22は、撮像部14によって売り子W01,W02…に付されたQRコード(登録商標)が読み込まれることで、売り子W01,W02…が移動販売する商品の購入時の時間を検出する。
アプリ制御部23は、移動体が移動販売する商品を購入するためのアプリケーションを制御し、ユーザの操作に応じてかかるアプリケーションを起動する。
表示制御部24は、入力部12によって受け付けられた各種操作に応じて、出力部13に各種情報を表示制御する。具体的には、表示制御部24は、情報処理装置100から送信される移動体に関する情報に応じて商品の価格が決定された決定価格や、かかる商品を購入して決済処理が完了したことを示す決済完了情報などを出力部13に表示させる。
取得部25は、位置検出部21で検出されたユーザ端末10の現在位置を示す位置情報を取得する。また、取得部25は、時間検出部22で検出された移動体が移動販売する商品の購入時の時間を示す時間情報を取得する。また、取得部25は、撮像部14によって移動体に付された識別情報の読み込みをカウントすることで、かかる移動体における商品の購入の回数を示す回数情報を取得する。
受信部26は、各種情報を受信する。例えば、受信部26は情報処理装置100から送信される移動体に関する情報に応じて商品の価格が決定された決定価格や、かかる商品を購入して決済処理が完了したことを示す決済完了情報などを受信する。
送信部27は、各種情報を送信する。例えば、送信部27は、移動販売するために利用される移動体に関する情報を含み、かかる移動体が販売する商品の注文要求を情報処理装置100に送信する。
ここで、移動販売するために利用される移動体に関する情報とは、撮像部14によって読み込まれた移動体に付された識別情報、位置検出部21によって検出されたユーザ端末10の現在位置を示す位置情報、時間検出部22によって検出された移動体が移動販売する商品の購入時の時間を示す時間情報、撮像部14によって移動体に付された識別情報の読み込みをカウントすることで、かかる移動体における商品の購入の回数を示す回数情報である。
なお、本実施形態では、位置検出部21によってユーザ端末10の現在位置を示す位置情報を検出することで、かかるユーザ端末10の近くにいる移動体の位置が分かる。つまり、ユーザが商品を購入する移動体が所在する位置は、位置検出部21によって検出されたかかるユーザが携帯するユーザ端末10の現在位置を示す位置情報によって特定される。
[3.情報処理装置の構成例]
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、ユーザ情報データベース121と、移動体情報データベース122と、位置情報データベース123と、時間情報データベース124と、回数情報データベース125と、人気度情報データベース126と、入場者数情報データベース127と、優先順位情報データベース128と、試合情報データベース129と、売上情報データベース135とを有する。
ユーザ情報データベース121は、ユーザ端末10のユーザに関する各種情報が記憶されるデータベースである。
図4は、実施形態に係るユーザ情報データベース121に記憶される情報の一例を示す図である。図4に示す例では、「ユーザID」、「氏名」、「性別」、「年齢」、および「位置情報」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「ユーザID」とは、ユーザ端末10を使用しているユーザを示す識別子である。このユーザIDは、例えば、クッキーIDまたはユーザがユーザ端末10を用いて情報処理装置100に対して会員登録した際に情報処理装置100から払い出されるIDであってもよい。また、「位置情報」とは、ユーザ端末10によって測定されたユーザ端末10(ユーザU01,U02…)の位置を示す情報である。
例えば、図4に示す例では、ユーザ情報データベース121には、ユーザID「U01」、氏名「AAA」、性別「男性」、年齢「30歳代」、および位置情報「緯度X1 経度Y1」の情報が記憶されている。
このような情報は、ユーザ端末10が、ユーザID「U01」が示すユーザU01によって使用されている旨を示す。また、位置情報「緯度X1 経度Y1」からユーザU01の現在地が「緯度X1 経度Y1」である旨を示す。
移動体情報データベース122は、商品を移動販売する売り子に関する各種情報が記憶されるデータベースである。
図5は、実施形態に係る移動体情報データベース122に記憶される移動体情報の一例を示す図である。図5に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「識別ID」とは、各売り子W01,W02…に付された識別情報に対応する識別子である。この例では、売り子W01であれば売り子W01に付された識別情報に対応する識別IDが「a01」として記憶されており、売り子W02であれば売り子W02に付された識別情報に対応する識別IDが「a02」として記憶されている。
また、移動体情報データベース122における「決定価格」とは、識別IDに対応して決定された商品Aの価格の情報である。この例では、識別ID「a01」に対応する商品Aの「決定価格」が「1000円」として記憶され、識別ID「a02」に対応する商品Aの「決定価格」が「900円」として記憶されている。
位置情報データベース123は、各売り子による移動販売が行われる位置情報が記憶されるデータベースである。
図6は、実施形態に係る位置情報データベース123に記憶される位置情報の一例を示す図である。図6に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「位置情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「位置情報」とは、各売り子W01,W02…による移動販売が行われる位置を示す情報である。かかる位置情報は、ユーザ端末10が有する位置検出部21によって検出された位置情報によって特定された情報である。
また、位置情報データベース123における「決定価格」とは、各売り子W01,W02…による移動販売が行われる位置に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、売り子W01による移動販売が行われる位置が「緯度X1 経度Y1」でかかる位置が「内野席」である場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を加算した価格が、「決定価格」となる。また、売り子W01による移動販売が行われる位置が「緯度X2 経度Y2」でかかる位置が「外野席」である場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を減算した価格が、「決定価格」となる。なお、この例における「決定価格」は、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格から所定の金額を加算または減算した価格としたが、売り子W01の識別IDから決められた価格に関係なく、単に売り子W01による移動販売が行われる位置のみで売り子W01が移動販売する「商品Aの価格」を決定し、かかる価格を「決定価格」としてもよい。
時間情報データベース124は、各売り子が移動販売する商品の購入時の時間を示す時間情報が記憶されるデータベースである。
図7は、実施形態に係る時間情報データベース124に記憶される時間情報の一例を示す図である。図7に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「時間情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「時間情報」とは、各売り子W01,W02…における「商品A」の購入時の時間を示す情報である。かかる時間情報は、ユーザ端末10が有する時間検出部22によって検出された情報または情報処理装置100側でユーザ端末10から注文要求を受け付けた時間を計測した情報である。
また、時間情報データベース124における「決定価格」とは、各売り子W01,W02…から「商品A」を購入した時間に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、売り子W01から「商品A」を購入した時の時間が17時から18時までの時間帯に入っている場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を減算した価格が、「決定価格」となる。また、売り子W01から「商品A」を購入した時の時間が18時から21時までの時間帯に入っている場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」のままとなる。また、売り子W01から「商品A」を購入した時の時間が21時から22時までの時間帯に入っている場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を減算した価格が、「決定価格」となる。なお、この例における「決定価格」は、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格から所定の金額を減算した価格としたが、売り子W01の識別IDから決められた価格に関係なく、単に売り子W01から「商品A」を購入した時の時間のみで売り子W01が移動販売する「商品Aの価格」を決定し、かかる価格を「決定価格」としてもよい。
回数情報データベース125は、各売り子における商品の購入の回数を示す回数情報が記憶されるデータベースである。
図8は、実施形態に係る回数情報データベース125に記憶される回数情報の一例を示す図である。図8に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「回数情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「回数情報」とは、各売り子W01,W02…において「商品A」が購入された回数を示す情報である。かかる回数情報は、撮像部14によって各売り子W01,W02…に付された識別情報の読み込みをカウントすることで得られた情報または情報処理装置100側でユーザ端末10からの注文要求の受け付けをカウントすることで得られた情報である。
また、回数情報データベース125における「決定価格」とは、各売り子W01,W02…において「商品A」が購入された回数に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、売り子W01において「商品A」の購入された回数が1回目から9回目のいずれかである場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」のままとなる。また、売り子W01において「商品A」の購入された回数が10回目から19回目のいずれかである場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を加算した価格が、「決定価格」となる。また、売り子W01において「商品A」の購入された回数が20回目から29回目のいずれかである場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「200円」を加算した価格が、「決定価格」となる。なお、この例における「決定価格」は、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格から所定の金額を加算した価格としたが、売り子W01の識別IDから決められた価格に関係なく、単に売り子W01において「商品A」が購入された回数のみで売り子W01が移動販売する「商品Aの価格」を決定し、かかる価格を「決定価格」としてもよい。
人気度情報データベース126は、各売り子W01,W02…の人気度を示す情報が記憶されるデータベースである。
図9は、実施形態に係る人気度情報データベース126に記憶される人気度情報の一例を示す図である。図9に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「人気度情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「人気度情報」とは、各売り子W01,W02…の人気度を示す情報である。この例では、人気度の上限を「100」とし、下限を「0」としている。かかる人気度は、例えば、売り子W01,W02…が過去に売った商品Aの売上額に基づいて決定される。なお、人気度は、商品Aにおける過去の売上実績ではなく、商品Aにおける現在の売上実績によって決定してもよい。
また、人気度情報データベース126における「決定価格」とは、各売り子W01,W02…の人気度に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、売り子W01では人気度が「100」であるため、ユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「200円」を加算した価格が、「決定価格」となる。また、売り子W02では人気度が「50」であるため、ユーザU01が売り子W02から「商品A」を購入した場合、識別ID「a02」に対応して決定された売り子W02が移動販売する商品Aの価格「900円」から「100円」を加算した価格が、「決定価格」となる。
入場者数情報データベース127は、野球場200への入場者の数を示す情報が記憶されるデータベースである。
図10は、実施形態に係る入場者数情報データベース127に記憶される入場者数情報の一例を示す図である。図10に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「入場者数情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「入場者数情報」とは、野球場200への入場者の数を示す情報である。なお、入場者の数は、例えば、試合開始時における入場者の数である。
また、入場者数情報データベース127における「決定価格」とは、入場者の数に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、試合開始時の入場者数が2万人未満であり、ユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」のままとなる。また、試合開始時の入場者数が2万人以上3万人未満であり、ユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を減算した価格が、「決定価格」となる。また、試合開始時の入場者数が3万人以上であり、ユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「200円」を減算した価格が、「決定価格」となる。
優先順位情報データベース128は、野球場200における観客席の優先順位を示す情報が記憶されるデータベースである。
図11は、実施形態に係る優先順位情報データベース128に記憶される優先順位情報の一例を示す図である。図11に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「優先順位情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「優先順位情報」とは、野球場200における観客席の優先順位を示す情報である。具体的には、例えば、「1塁側の内野席」、「3塁側の内野席」、「ライト側の外野席」、「レフト側の外野席」の順に優先順位が付けられている。
また、優先順位情報データベース128における「決定価格」とは、観客席の優先順位に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、「1塁側の内野席」に座っているユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「200円」を加算した価格が、「決定価格」となる。また、「レフト側の外野席」に座っているユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「200円」を減算した価格が、「決定価格」となる。なお、情報処理装置100は、ユーザU01が野球場200においてどこの席に座っているか、ユーザU01が携帯するユーザ端末10の位置情報を取得することによって特定する。
試合情報データベース129は、野球場200における野球の試合状況を示す情報が記憶されるデータベースである。
図12は、実施形態に係る試合情報データベース129に記憶される試合情報の一例を示す図である。図12に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「試合情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「試合情報」とは、野球場200における野球の試合状況を示す情報である。具体的には、例えば、「ホームチームが攻撃中」、「ホームチームが負けている」、「ホームチームが逆転して勝っている」といったリアルタイムの試合状況を示す。
また、試合情報データベース129における「決定価格」とは、野球場200における野球の試合状況に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、「ホームチームが攻撃中」または「ホームチームが負けている」といった状況でユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を減算した価格が、「決定価格」となる。また、「ホームチームが逆転して勝っている」といった状況でユーザU01が売り子W01から「商品A」を購入した場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「200円」を減算した価格が、「決定価格」となる。
売上情報データベース135は、野球場200における各売り子を介して販売される商品の売上の合計を示す売上情報が記憶されるデータベースである。
図13は、実施形態に係る売上情報データベース135に記憶される売上情報の一例を示す図である。図13に示す例では、「売り子」、「識別ID」、「商品Aの価格」、「売上情報」、および「決定価格」といった項目を有する情報が記憶される。
ここで、「売上情報」とは、野球場200における各売り子W01,W02…を介して販売される商品Aの売上の合計を示す情報である。具体的には、リアルタイムにおいて合計の売上額が所定の目標額を上回っているまたは下回っているといった情報である。
また、売上情報データベース135における「決定価格」とは、野球場200における各売り子W01,W02…を介して販売される商品Aの売上の合計に応じて決定される商品Aの価格の情報である。例えば、所定の時刻において合計の売上額が所定の目標額を上回っている場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を加算した価格が、「決定価格」となる。また、所定の時刻において合計の売上額が所定の目標額を下回っている場合または所定の時刻における合計の売上額が所定の目標額を下回りそうである場合、識別ID「a01」に対応して決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格「1000円」から「100円」を減算した価格が、「決定価格」となる。
図3に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図3に示す例では、制御部130は、受付部131、決定部132、購入処理部133、および送信部134を有する。
受付部131は、移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、かかる移動販売で販売される商品の注文要求をユーザ端末10から受け付ける。具体的には、受付部131は、ユーザ端末10から売り子W01,W02…に付された識別情報を含む注文要求を受け付ける。かかる受付部131は、受け付けた注文要求に含まれる識別情報を上記した移動体情報データベース122に記憶する。
また、受付部131は、ユーザ端末10から売り子W01,W02…による移動販売が行われる位置情報を含む注文要求を受け付ける。かかる受付部131は、受け付けた注文要求に含まれる位置情報を上記した位置情報データベース123に記憶する。
また、受付部131は、ユーザ端末10から売り子W01,W02…における商品の購入時の時間を示す時間情報を含む注文要求を受け付ける。かかる受付部131は、受け付けた注文要求に含まれる時間情報を上記した時間情報データベース124に記憶する。なお、受付部131は、時間情報を含まない注文要求の場合、ユーザ端末10から注文要求を受け付けた時間を計測し、計測した時間を時間情報データベース124に記憶する。
また、受付部131は、ユーザ端末10から売り子W01,W02…において商品が購入された回数を示す回数情報を含む注文要求を受け付ける。かかる受付部131は、受け付けた注文要求に含まれる回数情報を上記した回数情報データベース125に記憶する。なお、受付部131は、回数情報を含まない注文要求の場合、ユーザ端末10からの注文要求の受け付けをカウントしておき、カウントした注文要求の回数を回数情報データベース125に記憶する。
決定部132は、受け付けられた注文要求に含まれる識別情報と、移動体情報データベース122に記憶されている売り子W01,W02…の識別IDとを照合し、照合した識別IDに対応する商品Aの価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、売り子による移動販売が行われる位置情報に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、位置情報データベース123に記憶されている売り子による移動販売が行われる位置情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、売り子から商品Aを購入した時間に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、時間情報データベース124に記憶されている売り子から商品Aを購入した時間情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、売り子において商品Aが購入された回数情報に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、回数情報データベース125に記憶されている売り子において商品Aが購入された回数情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、売り子の人気度情報に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、人気度情報データベース126に記憶されている売り子の人気度情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、試合開始時における競技場の入場者数情報に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、入場者数情報データベース127に記憶されている野球場200の入場者数情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、競技場における観客席の優先順位情報に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、優先順位情報データベース128に記憶されている野球場200における観客席の優先順位情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、競技されているスポーツの試合状況を示す試合情報に応じて商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、試合情報データベース129に記憶されている野球場200における試合の試合情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、野球場200における各売り子を介して販売される商品Aの売上の合計に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定する。具体的には、決定部132は、売上情報データベース135に記憶されている売上情報に応じて、識別情報に基づいて決定された売り子が移動販売する商品Aの価格から所定の価格を加算または減算した価格に決定する。
購入処理部133は、受付部131によって受け付けられた商品Aの購入を承認する承認情報に基づいて、電子商取引サイトにおいて商品Aに対して決済処理を行う。
送信部134は、決定部132によって決定された商品Aの価格をユーザ端末10へネットワークを介して送信する。また、送信部134は、購入処理部133により決済処理が実行されると、決済完了情報をユーザ端末10へネットワークを介して送信する。
[4.情報処理の作用効果の一例]
次に、図14を用いて、各処理部131〜134が実行する情報処理の内容について説明する。図14は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の一例を示すシーケンス図である。
図14に示すように、まず、ユーザ端末10が有するアプリ制御部23は、ユーザU01の操作に応じて、商品Aの購入処理を実施するためのアプリケーションを起動する(ステップS101)。そして、ユーザU01は、野球場200内で商品Aを移動販売している売り子W01,W02…の中から、例えば、ユーザU01が座っている席から最も近くにいる売り子W01を呼び寄せる。続いて、ユーザ端末10が有する撮像部14は、売り子W01に付された識別情報300を読み取る(ステップS102)。
そして、ユーザ端末10の送信部27は、売り子W01に関する情報を含む商品Aの注文要求を情報処理装置100へネットワークを介して送信する(ステップS103)。
続いて、情報処理装置100が有する受付部131は、ユーザ端末10から送信された注文要求を受け付ける(ステップS104)。また、受付部131は、ユーザ端末10から送信された注文要求を受け付けた場合、注文要求に含まれる売り子W01に関する情報を記憶部120に記憶する。
次に、情報処理装置100が有する決定部132は、売り子W01に関する情報に応じて商品Aの価格を決定する(ステップS105)。具体的には、決定部132は、注文要求に含まれる売り子W01に関する情報が売り子W01に付された識別情報300のみであれば、売り子W01に付された識別情報300に対応した識別IDに応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる売り子W01に関する情報が売り子W01に付された識別情報300と売り子W01による移動販売が行われる位置情報とであれば、識別情報300に応じて商品Aの価格を決定した上で、さらに売り子W01による移動販売が行われる位置情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる売り子W01に関する情報が売り子W01に付された識別情報300と売り子W01における商品Aの購入時の時間を示す時間情報とであれば、識別情報300に応じて商品Aの価格を決定した上で、さらに売り子W01から商品Aを購入した時間情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定する。なお、決定部132は、注文要求に時間情報が含まれない場合、ユーザ端末10から注文要求を受け付けた時間を計測した時間を記憶する時間情報データベース124に基づき、注文要求が行われた時間に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定する。
また、決定部132は、注文要求に含まれる売り子W01に関する情報が売り子W01に付された識別情報300と売り子W01において商品Aが購入された回数を示す回数情報とであれば、識別情報300に応じて商品Aの価格を決定した上で、さらに売り子W01において商品Aが購入された回数情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定する。なお、決定部132は、注文要求に回数情報が含まれない場合、ユーザ端末10からの注文要求の受け付けをカウントした注文要求の回数を記憶する回数情報データベース125に基づき、注文要求が行われた回数に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定する。
なお、売り子W01に関する情報には、売り子W01に付された識別情報300、売り子W01による移動販売が行われる位置情報、商品Aの購入時の時間を示す時間情報、売り子W01において商品Aが購入された回数を示す回数情報のすべての情報が含まれていてもよい。かかる場合、例えば、位置情報と時間情報と回数情報との中から優先的に選択する情報を予め設定しておき、識別情報300に応じて商品Aの価格を決定した上で、さらに優先的に選択した情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定してもよい。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報300に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらに売り子W01の人気度を示す人気度情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定してもよい。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報300に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらに試合開始時における野球場200の入場者数情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定してもよい。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報300に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらに野球場200におけるユーザU01が座っている観客席の優先順位に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定してもよい。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報300に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらに野球場200における試合の試合情報に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定してもよい。
また、決定部132は、注文要求に含まれる識別情報300に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらに野球場200における各売り子W01,W02…を介して販売される商品Aの売上の合計に応じて売り子W01が移動販売する商品Aの価格を決定してもよい。
続いて、情報処理装置100が有する送信部134は、決定部132によって上記のようにして決定された売り子W01が移動販売する商品Aの価格をユーザ端末10へネットワークを介して送信する(ステップS106)。
ユーザ端末10が有する受信部26は、情報処理装置100から送信された売り子W01が移動販売する商品Aの決定価格を受信した場合、出力部13に決定価格を表示する(ステップS107)。そして、ユーザU01は、ユーザ端末10による上記の表示によって売り子W01が移動販売している商品Aの価格を知り、購入を希望する場合、例えば、出力部13に表示された「購入の承認」のボタン表示を押下する(ステップS108)。
また、ユーザ端末10が有する送信部27は、「購入の承認」のボタン表示の押下により承認を受け付けると、承認情報を情報処理装置100へネットワークを介して送信する(ステップS109)。
情報処理装置100が有する受付部131は、ユーザ端末10から送信された承認情報を受け付ける(ステップS110)。そして、情報処理装置100が有する購入処理部133は、受け付けた承認情報に基づいて、電子商取引サイトにおいて承認情報に係る商品Aの決済処理を行う(ステップS111)。
続いて、情報処理装置100が有する送信部134は、購入処理部133により決済処理が実行されると、決済完了情報をユーザ端末10へネットワークを介して送信する(ステップS112)。
ユーザ端末10が有する受信部26は、情報処理装置100から送信された決済完了情報を受信した場合、出力部13に決済完了情報を表示する(ステップS113)。そして、ユーザU01は、例えば、出力部13に表示された決済完了情報を売り子W01に見せることで、かかる表示を見て確認した売り子W01から商品Aを受け取る。
[5.変形例]
上述した情報処理装置100では、売り子が移動販売している商品Aに対して代金の支払処理を行ったが、変形例に係る情報処理装置100では、商品Aに対する代金の支払処理とともに、売り子が提供するサービスに対してチップ(報酬)の支払処理を行う。かかる形態について、以下に具体的に説明する。
変形例に係る情報処理装置100の送信134は、決定部132によって決定された売り子が移動販売する商品Aの決定価格とともに、かかる売り子が提供するサービスに対する報酬の支払に関する処理を行うための処理情報をユーザ端末10へネットワークを介して送信する。
また、ユーザ端末10が有する受信部26は、情報処理装置100から送信された商品Aの決定価格および処理情報を受信した場合、出力部13に商品Aの決定価格および処理情報を表示する。
ここで、図15を用いて、ユーザ端末10が有する出力部13に、情報処理装置100から送信された商品Aの決定価格および処理情報が表示された場合について説明する。図15は、実施形態の変形例に係る表示画面の一例を示す図である。
図15に示すように、ユーザ端末10が有する出力部13に、情報処理装置100から送信された商品Aの決定価格および処理情報を受信すると、出力部13に、売り子が移動販売する商品Aの決定価格を示す欄T10と、売り子に支払う報酬額を入力する入力欄T11と、購入の承認画面へ進む「次へ」のボタン表示T12が表示される。なお、本実施形態の売り子に支払う報酬額を入力する入力欄T11が、売り子が提供するサービスに対する報酬の支払に関する処理を行うための処理情報に相当する。
図15に示す例では、売り子W01が移動販売する商品Aの決定価格を示す欄T10に「700円」が表示され、売り子W01に支払う報酬額を入力する入力欄T11に「200円」が入力されている。なお、ユーザU01が入力欄T11に自由に報酬額を入力するのではなく、かかる入力欄T11において予め金額が異なる複数の報酬額が設定されており、その中から報酬額を選択してもよい。
ユーザU01が入力欄T11に0円以上の報酬額を入力し、「次へ」のボタン表示T12をタッチすることで、売り子W01への報酬の支払いが確定して購入の承認画面へ進む。
また、ユーザ端末10が有する送信部27は、「購入の承認」のボタン表示の押下により承認を受け付けると、承認情報を情報処理装置100へネットワークを介して送信する。
そして、情報処理装置100が有する購入処理部133は、受付部131が承認情報を受け付けると、受け付けた承認情報に基づいて、電子商取引サイトにおいて承認情報に係る商品Aおよび報酬の決済処理を行う。つまり、購入処理部133は、商品Aの決定価格「700円」と売り子W01への報酬額「200円」とをまとめて一回で決算処理を行う。
一方、ユーザU01が入力欄T11に0円の報酬額を入力し、「次へ」のボタン表示T12をタッチした場合、売り子W01への報酬の支払いを行わないことが確定する。かかる場合、情報処理装置100が有する購入処理部133は、電子商取引サイトにおいて承認情報に係る商品Aの決済処理のみを行う。つまり、購入処理部133は、商品Aの決定価格「700円」のみを一回で決算処理を行う。
このように、変形例に係る情報処理装置100は、商品Aに対する代金の支払処理とともに、売り子が提供するサービスに対してチップ(報酬)の支払処理を行うことで、ユーザがサービスの良かった売り子に対して手軽にチップの支払いを行うことができる。
また、変形例に係る情報処理装置100は、売り子もチップが得られることによって自身の売上額を伸ばすことができるため、売り子の商品Aの販売に対するモチベーションを向上させることができる。
なお、上述した変形例に係る情報処理装置100は、購入処理部133が、商品Aの決定価格「700円」と売り子W01への報酬額「200円」とをまとめて一回で決算処理を行ったが、商品Aの決算処理を行った後に報酬の決算処理を行ってもよい。つまり、上述した変形例に係る情報処理装置100は、商品Aの決算処理と報酬の決算処理とを2回に分けて行ってもよい。
かかる場合、ユーザ端末10が有する出力部13には、例えば、商品Aの購入の承認画面とは別に売り子への報酬の支払いを承認する承認画面が表示される。そして、ユーザ端末10が有する送信部27は、商品Aの購入の承認画面を経て行われた承認で商品Aの購入に関する承認情報を情報処理装置100へ送信する。また、ユーザ端末10が有する送信部27は、売り子への報酬の支払いを承認する承認画面を経て行われた承認で売り子への報酬の支払いに関する承認情報を情報処理装置100へ送信する。
情報処理装置100が有する購入処理部133は、受付部131が商品Aの購入に関する承認情報を受け付けると商品Aの決済処理を行う。また、情報処理装置100が有する購入処理部133は、受付部131が売り子への報酬の支払いに関する承認情報を受け付けると報酬の決済処理を行う。
また、上述した変形例では、ユーザU01が自由に売り子W01への報酬額を決定したがこれに限られず、売り子W01への報酬額は固定した金額であってもよい。
かかる場合、変形例に係る情報処理装置100の送信部134は、決定部132によって決定された売り子が移動販売する商品Aの決定価格とともに、かかる売り子に応じた報酬額をユーザ端末10へネットワークを介して送信する。なお、かかる情報処理装置100の決定部132は、売り子への報酬額を、例えば、売り子の人気度に応じて決定する。
また、ユーザ端末10が有する受信部26は、情報処理装置100から送信された商品Aの決定価格および報酬額を受信した場合、出力部13に商品Aの決定価格および報酬額を表示することとなる。
[6.効果]
上述したように、情報処理装置100は、受付部131と、決定部132と、送信部134とを有する。受付部131は、移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、かかる移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末10から受け付ける。決定部132は、受付部131によって受け付けられた移動体に関する情報に応じて商品の価格を決定する。送信部134は、決定部132によって決定された価格をユーザ端末10へ送信する。これにより、情報処理装置100は、移動体による商品の移動販売に付加サービスを提供することができる。つまり、情報処理装置100は、移動体が移動販売する商品の価格を動的に決定することができる。
また、情報処理装置100において、受付部131は、移動体に関する情報として、移動体を識別するための識別情報を含む注文要求を受け付け、決定部132は、識別情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、移動体を識別するための識別情報に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100は、識別情報に対応した移動体の人気度を示す人気度情報を記憶する記憶部120をさらに有し、決定部132は人気度情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、識別情報に対応した移動体の人気度に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、記憶部120はイベント会場への入場者の数を示す入場者数情報を記憶し、決定部132は入場者数情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、イベント会場への入場者の数に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、記憶部120はイベント会場における観客席の優先順位を示す優先順位情報を記憶し、決定部132は優先順位情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、イベント会場における観客席の優先順位に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、記憶部120は競技されているスポーツの試合状況を示す試合情報を記憶し、決定部132は試合情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、競技されているスポーツの試合状況に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、記憶部120は、イベント会場における各移動体を介して販売される商品の売上の合計を示す売上情報を記憶し、決定部132は売上情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、イベント会場における各移動体を介して販売される商品の売上の合計に応じて決定することができる。例えば、合計の売上額が所定の目標額を下回りそうであれば、移動体を介して販売される商品の価格を下げることで販売の促進を図ることができる。
また、情報処理装置100において、受付部131は移動体に関する情報として、移動体による移動販売が行われる位置情報を含む注文要求を受け付け、決定部132は位置情報に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、移動体による移動販売が行われる位置に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、決定部132は注文要求が行われた時間に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、注文要求が行われた時間に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、決定部132は注文要求が行われた回数に応じて商品の価格を決定する。これにより、情報処理装置100は、移動販売で販売される商品の価格を、注文要求が行われた回数に応じて決定することができる。
また、情報処理装置100において、送信部134は決定部132によって決定された価格とともに、移動体が提供するサービスに対する報酬の支払いに関する処理を行うための処理情報をユーザ端末10へ送信する。これにより、情報処理装置100は、商品に対する代金の支払処理とともに、売り子が提供するサービスに対してチップ(報酬)の支払処理を行うことで、ユーザがサービスの良かった売り子に対して手軽にチップの支払いを行うことができる。
[7.ハードウェア構成]
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図16に示すような構成のコンピュータ400によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図16は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ400の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ400は、CPU410、RAM420、ROM430、HDD440、通信インターフェイス(I/F)450、入出力インターフェイス(I/F)460、およびメディアインターフェイス(I/F)470を有する。
CPU410は、ROM430またはHDD440に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM430は、コンピュータ400の起動時にCPU410によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ400のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD440は、CPU410によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス450は、ネットワークを介して他の機器からデータを受信してCPU410へ送り、CPU410が生成したデータを、ネットワークを介して他の機器へ送信する。
CPU410は、入出力インターフェイス460を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU410は、入出力インターフェイス460を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU410は、生成したデータを、入出力インターフェイス460を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス470は、記録媒体480に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM420を介してCPU410に提供する。CPU410は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス470を介して記録媒体480からRAM420上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体480は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ400が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ400のCPU410は、RAM420上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD440には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ400のCPU410は、これらのプログラムを記録媒体480から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[8.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記実施形態に係る情報処理装置100では、注文要求に含まれる識別情報に応じて商品Aの価格を決定した上で、売り子による移動販売が行われる位置情報、売り子における商品Aの購入時の時間を示す時間情報、売り子において商品Aが購入された回数を示す回数情報のいずれかの情報に応じて商品Aの価格を決定しているが、これに限られない。
他の形態として、情報処理装置100は、ユーザ端末10から売り子による移動販売が行われる位置情報のみを含む注文要求を受け付け、受け付けた注文要求に含まれる位置情報に応じてかかる売り子が移動販売する商品Aの価格を決定するようにしてもよい。
また、情報処理装置100は、ユーザ端末10から売り子における商品Aの購入時の時間を示す時間情報のみを含む注文要求を受け付け、受け付けた注文要求に含まれる時間情報に応じてかかる売り子が移動販売する商品Aの価格を決定するようにしてもよい。
また、情報処理装置100は、ユーザ端末10から売り子において商品Aが購入された回数を示す回数情報のみを含む注文要求を受け付け、受け付けた注文要求に含まれる回数情報に応じてかかる売り子が移動販売する商品Aの価格を決定するようにしてもよい。
また、上記実施形態に係る情報処理装置100では、注文要求に含まれる識別情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらにかかる売り子の人気度を示す人気度情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定しているが、これに限られない。
他の形態として、情報処理装置100は、注文要求に含まれる位置情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらにかかる売り子の人気度を示す人気度情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定するようにしてもよい。
また、情報処理装置100は、注文要求に含まれる時間情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらにかかる売り子の人気度を示す人気度情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定するようにしてもよい。
また、情報処理装置100は、注文要求に含まれる回数情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定した上で、さらにかかる売り子の人気度を示す人気度情報に応じて売り子が移動販売する商品Aの価格を決定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザ端末10が、ユーザ端末10に搭載されたカメラ機能を用いて売り子W01,W02…に付された識別情報を読み取り、読み取られた識別情報を含む注文要求を情報処理装置100へ送信しているが、これに限られない。
他の形態としては、ユーザ端末10が、ユーザ端末10に搭載されたカメラ機能を用いて売り子W01,W02…が移動販売する商品に付されたバーコードを読み取り、バーコード等の商品情報を含む注文要求を情報処理装置100へ送信してもよい。そして、情報処理装置100が有する決定部132は、売り子W01,W02…が移動販売する商品の商品情報に応じてかかる商品の価格を決定してもよい。
また、上記実施形態では、野球場200の内野席で観戦するユーザU01が、かかるユーザU01が携帯するユーザ端末10を用いて売り子W01,W02…が移動販売する商品Aを購入する場合について説明したが、野球場200に限られない。例えば、競技場やコンサート会場など何らかのイベントが開催されるイベント会場で移動販売する売り子において、かかる売り子から商品を購入する場合についても、上述のように売り子が移動販売する商品の価格を動的に決定してもよい。
また、上記実施形態では移動体として売り子(販売員)を例に挙げて説明したが、移動体は人に限られず、例えば、移動販売を目的とするロボットや車両などあっても上記実施形態を実現することができる。かかる場合、例えば、識別情報はロボットや車両に付されることになる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動で行うこともできる、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記実施形態では、情報処理装置100において情報処理の機能・作用を実現・実行しているが、ユーザ端末10に情報処理装置100が有する情報処理の機能・作用の一部を持たせ、ユーザ端末10において情報処理の機能・作用の一部を実現・実行してもよい。情報処理装置100にユーザ端末10が有する情報処理の機能・作用の一部を持たせ、情報処理装置100において情報処理の機能・作用の一部を実現・実行してもよい。
また、上述してきた各実施形態に記載された各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
例えば、上述した情報処理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、決定部は、決定手段や決定回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 ユーザ端末
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 撮像部
20 制御部
21 位置検出部
22 時間検出部
23 アプリ制御部
24 表示制御部
25 取得部
26 受信部
27 送信部
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報データベース
122 移動体情報データベース
123 位置情報データベース
124 時間情報データベース
125 回数情報データベース
126 人気度情報データベース
127 入場者数情報データベース
128 優先順位情報データベース
129 試合情報データベース
130 制御部
131 受付部
132 決定部
133 購入処理部
134 送信部
200 野球場
400 コンピュータ

Claims (13)

  1. 移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、前記移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末から受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた前記移動体に関する情報に応じて前記商品の価格を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記価格を前記ユーザ端末へ送信する送信部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付部は、
    前記移動体に関する情報として、前記移動体を識別するための識別情報を含む注文要求を受け付け、
    前記決定部は、
    前記識別情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記識別情報に対応した前記移動体の人気度を示す人気度情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記決定部は、
    前記人気度情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、
    イベント会場への入場者の数を示す入場者数情報を記憶し、
    前記決定部は、
    前記入場者数情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、
    イベント会場における観客席の優先順位を示す優先順位情報を記憶し、
    前記決定部は、
    前記優先順位情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶部は、
    競技されているスポーツの試合状況を示す試合情報を記憶し、
    前記決定部は、
    前記試合情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶部は、
    イベント会場における各前記移動体を介して販売される前記商品の売上の合計を示す売上情報を記憶し、
    前記決定部は、
    前記売上情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項3〜6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記受付部は、
    前記移動体に関する情報として、前記移動体による移動販売が行われる位置情報を含む注文要求を受け付け、
    前記決定部は、
    前記位置情報に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記決定部は、
    前記注文要求が行われた時間に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記決定部は、
    前記注文要求が行われた回数に応じて前記商品の価格を決定すること
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記送信部は、
    前記決定部によって決定された前記価格とともに、前記移動体が提供するサービスに対する報酬の支払に関する処理を行うための処理情報を前記ユーザ端末へ送信すること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、前記移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末から受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けられた前記移動体に関する情報に応じて前記商品の価格を決定する決定工程と、
    前記決定工程によって決定された前記価格を前記ユーザ端末へ送信する送信工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 移動販売を目的とする移動体に関する情報を含み、前記移動販売で販売される商品の注文要求を、ユーザ端末から受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって受け付けられた前記移動体に関する情報に応じて前記商品の価格を決定する決定手順と、
    前記決定手順によって決定された前記価格を前記ユーザ端末へ送信する送信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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