JP2019091212A - プロジェクト管理システムおよびプロジェクト管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】協力会社等の外部の組織へのタスク遂行の発注に係る一連の作業を行うプロジェクト管理システムを提供する。【解決手段】プロジェクト管理装置は、発注候補情報を受け付ける発注依頼受付部と発注候補情報を送信する発注候補情報送信部と発注先組織の指定を受け付ける発注先受付部と発注先組織の情報をサーバに送信する発注先情報送信部とを有する。サーバは、発注候補情報に基づき依頼管理情報の登録を行う依頼情報登録部と候補組織の受注管理装置に対して見積依頼通知を送信する見積依頼送信部と回答情報を依頼管理情報に付与する見積結果登録部とタスク関連情報における発注タスクの情報に発注先組織に関する情報を付与する発注先登録部とを有する。候補組織の受注管理装置は、見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける見積結果受付部とサーバに対して回答情報を送信する見積結果送信部とを有する。【選択図】図1

Description

この発明は、プロジェクトに関するタスクの遂行を管理するプロジェクト管理システム、および、当該プロジェクト管理システムにおけるプロジェクト管理方法に関するものである。
従来、多人数の要員により構成されたプロジェクトを管理するプロジェクト管理システムが知られている。
プロジェクト管理システムについて、例えば、プロジェクトで実施するタスクを階層化して管理し、タスクツリー上に分散管理された文書からプロジェクトを代表する文書、または、タスクに関わる情報を発見して、プロジェクト管理者に提示する技術が開示されている(特許文献1参照)。
一方、プロジェクトを遂行するにあたり、タスクの一部を切り出し、当該切り出したタスクの遂行を、協力会社等に委託することがある。
特開2010−33424号公報
従来、プロジェクト遂行にあたり、協力会社等の外部の組織へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業は、プロジェクト管理システムとは別のシステム等で行われるようになっている。そのため、プロジェクト管理システムにおいて、協力会社等の外部の組織へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、プロジェクト管理システムにおいて、協力会社等の外部の組織へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができるプロジェクト管理システムを提供することを目的とする。
この発明に係るプロジェクト管理システムは、プロジェクトで実施する1つ以上のタスクの遂行を管理するプロジェクト管理装置と、1つ以上のタスクに関する情報を階層構造で保持するタスク関連情報を記憶するサーバと、1つ以上の組織にそれぞれ設置される受注管理装置とがネットワークを介して接続されるプロジェクト管理システムであって、プロジェクト管理装置において、1つ以上のタスクのうち組織に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補組織の情報とを含む発注候補情報を受け付ける発注依頼受付部と、発注依頼受付部が受け付けた発注候補情報をサーバに送信する発注候補情報送信部とを有し、サーバにおいて、発注候補情報送信部から送信された発注候補情報に基づき、候補組織毎の、当該候補組織への発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行う依頼情報登録部と、発注候補情報が送信されると、候補組織の受注管理装置に対して、発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する見積依頼送信部とを有し、候補組織の受注管理装置において、見積依頼送信部から送信された見積依頼通知を受信する見積依頼受付部と、見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける見積結果受付部と、サーバに対して、見積結果受付部が受け付けた回答情報を送信する見積結果送信部とを有し、サーバにおいて、見積結果送信部から送信された回答情報を、発注タスクの遂行に係る見積結果情報として依頼管理情報に付与する見積結果登録部を有し、プロジェクト管理装置において、サーバから候補組織毎の見積結果情報を取得する見積結果取得部と、候補組織のうち、発注タスクの遂行を依頼する発注先組織の指定を受け付ける発注先受付部と、発注先受付部が受け付けた発注先組織の情報をサーバに送信する発注先情報送信部とを有し、サーバにおいて、発注先情報送信部から送信された発注先組織の情報と、依頼管理情報とに基づき、タスク関連情報における、発注タスクの情報に、当該発注先組織に関する情報、および、当該発注先組織からの見積結果情報を付与する発注先登録部を有するものである。
この発明によれば、プロジェクト管理システムにおいて、協力会社等の外部の組織へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができる。
実施の形態1に係るプロジェクト管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態1のプロジェクト管理装置の構成例を示す図である。 実施の形態1の受注管理装置の構成例を示す図である。 実施の形態1のサーバの構成例を示す図である。 実施の形態1において、タスクDBが記憶するタスク関連情報の階層構造のイメージの一例を示す図である。 実施の形態1において、タスクDBが記憶するタスク関連情報の一例を説明するための図である。 実施の形態1において、依頼管理DBが記憶する依頼管理情報の一例を説明するための図である。 実施の形態1において、成果物DBが記憶する成果物に関する情報の一例を説明するための図である。 実施の形態1に係るプロジェクト管理システムにおいて、候補協力会社に対して見積依頼が行われ、発注先協力会社が決定されるまでの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における発注情報入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1における見積結果入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1における発注先入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1において、受注管理装置から、発注タスク遂行に伴って生じた各種情報をサーバに登録し、プロジェクト管理装置から、進捗の確認または成果物の検収を行う動作の一例について説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における進捗入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1における成果物入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1における検収情報入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1において、体制表表示制御部が体制表を表示させた体制表表示画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態1において、受注管理装置が、回答情報を登録する際に、発注タスクの詳細化を行った場合の見積結果入力画面のイメージの一例を説明するための図である。 実施の形態2に係るプロジェクト管理システムの構成例を示す図である。 実施の形態2のプロジェクト管理装置の構成例を示す図である。 実施の形態2の受注管理装置の構成例を示す図である。 実施の形態2のサーバの構成例を示す図である。 実施の形態2に係るプロジェクト管理システムにおいて、発注先協力会社が決定されるまでの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2において、受注管理装置からプロジェクト管理装置に対して、発注タスク遂行に伴って生じた各種情報を送信し、プロジェクト管理装置が、受信した各種情報をサーバに登録する動作、および、プロジェクト管理装置から、進捗の確認または成果物の検収を行う動作の一例について説明するためのフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るプロジェクト管理システムの構成例を示す図である。
なお、実施の形態1において、プロジェクト管理システムは、Work Breakedown Structure(以下、WBSという)の手法を採用する。
WBSは、タスクを大きいものから小さいものへ細分化する手法であり、当該WBSでは、タスクの漏れまたは重複がチェックでき、プロジェクトのタスクが管理しやすい。
プロジェクトとは、期間と結果が規定されていて、それを満たすことを目標とした行動または行為である。タスクとは、プロジェクトを構成する論理的な作業の単位を表し、あるプロジェクトは、上位層〜下位層のタスクに分割される。
実施の形態1では、プロジェクトの管理会社は、プロジェクトで遂行する1つ以上のタスクのうち、1つまたは複数のタスクを、1つ以上の協力会社へ発注し、1つ以上の協力会社は、それぞれ、受注したタスクを遂行する。
以下の説明において、プロジェクトで遂行する1つ以上のタスクのうち、外部の協力会社に遂行させるタスクを、「発注タスク」というものとする。また、「発注タスク」の発注先候補となる1つ以上の協力会社を、「候補協力会社」というものとする。また、1つ以上の「候補協力会社」のうち、実際に、管理会社が「発注タスク」の遂行を発注する協力会社を、「発注先協力会社」というものとする。
なお、実施の形態1では、1つまたは複数のタスクの発注先は協力会社であるものとするが、1つまたは複数のタスクの発注先は、協力会社に限らない。協力会社を含む、管理会社の外部のあらゆる組織が、1つまたは複数のタスクの発注先となり得る。
実施の形態1のプロジェクト管理システムは、図1に示すように、管理者側端末1と、協力会社側端末2と、サーバ3とを備え、管理者側端末1と協力会社側端末2とサーバ3とは、互いにネットワークを介して接続される。
管理者側端末1は、管理者が所属する管理会社に設置され、例えば、プロジェクトの管理者、または、タスクを遂行する、管理会社に所属の担当者等が使用するPC(Personal Computer)である。管理者側端末1は、プロジェクト管理装置11および表示装置12を備える。
プロジェクトの管理者等は、当該管理者側端末1を操作して、発注タスクに関する情報を含む、プロジェクトに関する情報を、表示装置12に表示させ、表示された情報を確認することで、プロジェクトの管理を行う。
また、管理者等は、当該管理者側端末1を操作し、サーバ3を介して、候補協力会社に対して、発注タスクの見積依頼を行う。また、管理者等は、サーバ3から、当該管理者側端末1を操作して発注タスクの見積結果を取得し、当該見積結果に基づき、発注先協力会社を決定する。そして、管理者等は、当該管理者側端末1から、決定した発注先協力会社の情報を、サーバ3に登録する。
上述したような、管理者等の操作による管理者側端末1の動作は、具体的には、プロジェクト管理装置11が行う。プロジェクト管理装置11の詳細な構成は後述する。
表示装置12は、例えば、ディスプレイであり、プロジェクト管理装置11の制御に基づいて、各種情報を表示する。
協力会社側端末2は、例えば、協力会社に設置された、発注タスクの担当者等が使用するPCであり、受注管理装置21および表示装置22を備える。
候補協力会社の担当者等は、当該協力会社側端末2において、発注タスクの見積依頼を受け付ける。また、候補協力会社の担当者等は、当該協力会社側端末2を操作して、受け付けた見積依頼に対する見積結果を、サーバ3に登録する。
また、発注先協力会社の担当者等は、協力会社側端末2を操作して、発注タスクの遂行に係る各種情報を、サーバ3に登録する。
上述したような、協力会社の担当者等の操作による協力会社側端末2の動作は、具体的には、受注管理装置21が行う。受注管理装置21の詳細な構成は後述する。
表示装置22は、例えば、ディスプレイであり、受注管理装置21の制御に基づいて、各種情報を表示する。
サーバ3は、プロジェクトで実施する1つ以上のタスクに関する情報を記憶し、管理者側端末1または協力会社側端末2から送信される情報に基づき、当該1つ以上のタスクに関する情報の登録または更新等を行う。また、実施の形態1において、サーバ3は、候補協力会社に対して、見積依頼を行う。
サーバ3の詳細な構成は後述する。
なお、図1では、管理会社に備えられる管理者側端末1は1台のみとしているが、これに限らず、管理会社に備えられる管理者側端末1は、複数台であってもよい。また、図1では、協力会社は3社示すようにしているが、これに限らず、協力会社は、1社以上であればよい。また、図1では、各協力会社に備えられる協力会社側端末2は1台のみとしているが、これに限らず、各協力会社に備えられる協力会社側端末2は、複数台であってもよい。また、図1においては、説明の簡単のため記載を省略しているが、各協力会社側端末2において、受注管理装置21および表示装置22を備える。
実施の形態1のプロジェクト管理装置11の構成について説明する。
図2は、実施の形態1のプロジェクト管理装置11の構成例を示す図である。
プロジェクト管理装置11は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
プロジェクト管理装置11は、図2に示すように、受付部111と、情報取得部112と、送信部113と、表示制御部114とを備える。
受付部111は、発注依頼受付部1111と、発注先受付部1112と、検収結果受付部1113とを有する。
情報取得部112は、見積結果取得部1121と、遂行情報取得部1122と、担当者情報取得部1123とを有する。
送信部113は、発注候補情報送信部1131と、発注先情報送信部1132と、検収結果送信部1133とを有する。
表示制御部114は、遂行情報表示制御部1141と、体制表表示制御部1142とを有する。
受付部111は、各種情報を受け付ける。
発注依頼受付部1111は、発注タスクの情報と候補協力会社の情報とを含む発注候補情報を受け付ける。具体的には、管理者等は、マウスまたはキーボード等の入力装置(図示省略)を操作し、表示装置12に表示された発注情報入力画面から、発注候補情報を入力する。発注依頼受付部1111は、入力された発注候補情報を受け付ける。発注情報入力画面については、後述する。
発注依頼受付部1111は、受け付けた発注候補情報を、送信部113の発注候補情報送信部1131(後述する)に出力する。
発注先受付部1112は、発注先協力会社の指定を受け付ける。具体的には、管理者等は、候補協力会社のうちから発注先協力会社を決定すると、入力装置を操作し、表示装置12に表示された発注先入力画面から、発注先協力会社の情報を入力する。発注先受付部1112は、入力された発注先協力会社の情報を受け付ける。発注先入力画面については、後述する。
発注先受付部1112は、受け付けた発注先協力会社の情報を、送信部113の発注先情報送信部1132(後述する)に出力する。
検収結果受付部1113は、発注タスクと対応付けられている成果物が検収済であることを示す検収完了情報を受け付ける。具体的には、管理者等は、入力装置を操作し、表示装置12に表示された検収情報入力画面から、検収結果を入力する。検収結果受付部1113は、入力された検収結果を受け付ける。検収情報入力画面については、後述する。
検収結果受付部1113は、受け付けた検収結果を、送信部113の検収結果送信部1133に出力する。
情報取得部112は、サーバ3から各種情報を取得する。
見積結果取得部1121は、サーバ3の依頼管理DB(データベース)32(後述する)を参照し、候補協力会社毎の、発注タスクの遂行に係る見積結果情報を取得する。
見積結果取得部1121は、取得した見積結果情報を表示制御部114に出力する。
遂行情報取得部1122は、サーバ3のタスクDB31(後述する)または成果物DB33(後述する)を参照し、発注先協力会社において発注タスクの遂行に伴って生じた遂行情報を取得する。例えば、遂行情報取得部1122は、タスクDB31を参照し、遂行情報として、発注先協力会社における発注タスクの進捗状況に関する情報を取得する。また、例えば、遂行情報取得部1122は、成果物DB33を参照し、遂行情報として、発注先協力会社によって登録された、試験手順書等の成果物に関する情報を取得する。
遂行情報取得部1122は、取得した遂行情報を、表示制御部114の遂行情報表示制御部1141(後述する)に出力する。
担当者情報取得部1123は、サーバ3のタスクDB31を参照し、発注タスクを遂行する担当者に関する担当者情報を取得する。
担当者情報取得部1123は、取得した担当者情報を、表示制御部114の体制表表示制御部1142(後述する)に出力する。
送信部113は、サーバ3に対して、各種情報を送信する。
発注候補情報送信部1131は、発注依頼受付部1111から出力された発注候補情報をサーバ3に送信する。
発注先情報送信部1132は、発注先受付部1112から出力された発注先協力会社の情報をサーバ3に送信する。
検収結果送信部1133は、検収結果受付部1113から出力された検収完了情報をサーバ3に送信する。
表示制御部114は、各種情報を表示装置12に表示させる。
例えば、遂行情報表示制御部1141は、遂行情報取得部1122から出力された、発注先協力会社における発注タスクの進捗状況に関する情報を、表示装置12に表示させる。
また、例えば、遂行情報表示制御部1141は、遂行情報取得部1122から出力された、成果物に関する情報を、表示装置12に表示させる。
また、例えば、体制表表示制御部1142は、担当者情報取得部1123から出力された担当者情報に基づき、発注タスクを遂行する担当者の体制表を表示させる。
表示制御部114が表示させる、具体的な画面例については、後述する。
実施の形態1の受注管理装置21の構成について説明する。
図3は、実施の形態1の受注管理装置21の構成例を示す図である。受注管理装置21は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
受注管理装置21は、図3に示すように、受付部211と、送信部212と、表示制御部213とを備える。
受付部211は、見積依頼受付部2111と、見積結果受付部2112と、遂行情報受付部2113とを有する。
送信部212は、見積結果送信部2121と、遂行情報送信部2122とを有する。
受付部211は、各種情報を受け付ける。
見積依頼受付部2111は、サーバ3の見積依頼送信部36(後述する)から送信された見積依頼通知を受信する。
見積結果受付部2112は、見積依頼受付部2111が受信した見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける。すなわち、当該回答情報は、発注タスクの遂行に係る見積結果の情報である。具体的には、協力会社の担当者等は、入力装置を操作し、表示装置22に表示された見積結果入力画面から、回答情報を入力する。見積結果受付部2112は、入力された回答情報を受け付ける。回答情報の詳細、および、見積結果入力画面については、後述する。
見積結果受付部2112は、受け付けた回答情報を、送信部212の見積結果送信部2121(後述する)に出力する。
遂行情報受付部2113は、発注タスクの遂行に伴って生じた遂行情報を受け付ける。具体的には、例えば、協力会社の担当者等は、入力装置を操作し、表示装置22に表示された進捗入力画面から、遂行情報として、進捗状況に関する情報を入力する。また、例えば、協力会社の担当者等は、入力装置を操作し、表示装置22に表示された成果物入力画面から、遂行情報として、成果物に関する情報を入力する。進捗入力画面および成果物入力画面については、後述する。
遂行情報受付部2113は、受け付けた遂行情報を、送信部212の遂行情報送信部2122(後述する)に出力する。
送信部212は、サーバ3に対して各種情報を送信する。
見積結果送信部2121は、見積結果受付部2112から出力された回答情報をサーバ3に送信する。
遂行情報送信部2122は、遂行情報受付部2113から出力された遂行情報をサーバ3に送信する。
表示制御部213は、各種情報を表示装置22に表示させる。
表示制御部213が表示させる、具体的な画面例については、後述する。
実施の形態1のサーバ3の構成について説明する。
図4は、実施の形態1のサーバ3の構成例を示す図である。サーバ3は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
サーバ3は、図4に示すように、タスクDB31と、依頼管理DB32と、成果物DB33と、受信部34と、登録部35と、見積依頼送信部36とを備える。
受信部34は、依頼情報受信部341と、発注先情報受信部342と、見積結果受信部343と、遂行情報受信部344と、検収結果受信部345とを有する。
登録部35は、依頼情報登録部351と、発注先登録部352と、見積結果登録部353と、遂行情報登録部354と、検収結果登録部355とを有する。
タスクDB31は、各タスクに関するタスク関連情報を記憶する。
タスク関連情報とは、プロジェクトで実施する1つ以上のタスクについて、各タスクを判別するための基本的な事項が定義された情報である。
例えば、プロジェクトの立ち上げ時等に、プロジェクト管理者が、入力装置を操作してタスク関連情報を入力し、タスクDB31に登録しておく。
タスク関連情報は、階層構造で管理される。
ここで、図5は、実施の形態1において、タスクDB31が記憶するタスク関連情報の階層構造のイメージの一例を示す図である。
各タスクに関する情報は、図5に示すように、プロジェクト毎に、上位層〜下位層のタスクに分割され、管理される。
また、図6は、実施の形態1において、タスクDB31が記憶するタスク関連情報の一例を説明するための図である。
タスク関連情報は、タスク基本情報と、スケジュール情報と、リソース情報と、担当者情報と、コスト情報と、備考とからなる。
なお、図6では、説明の便宜上、タスク基本情報〜スケジュール情報までと、リソース情報〜備考までを、2段にわけて示すようにしているが、タスク関連情報は、タスク基本情報に、スケジュール情報、リソース情報、担当者情報、コスト情報、および、備考が紐付けられて管理されるようになっていればよい。
タスク基本情報は、タスクID、タスク名、外注フラグ、階層の深さ、および、親タスクのIDの情報を含む。
外注フラグは、当該外注フラグが付与されているタスクが発注タスクなのか否かを示す情報である。実施の形態1では、外注フラグ「1」が付与されているタスクは発注タスクであるとする。なお、これは一例に過ぎず、外注フラグによって、タスク基本情報のタスクが、発注タスクなのか否かがわかるようになっていればよい。
スケジュール情報は、予定開始日、予定終了日、確定開始日、確定終了日、および、進捗の情報を含む。
リソース情報は、発注番号、発注名、依頼先、見積期限、希望納期、および、検収済フラグの情報を含む。リソース情報は、タスクが発注タスクである場合に編集される。
リソース情報で管理される依頼先は、発注先協力会社である。よって、発注番号および発注名は、発注先協力会社に発注した発注タスクに対する発注番号および発注名である。
候補協力会社が複数ある場合でも、タスクDB31は、発注先協力会社による、発注タスクの遂行に関する情報しか保持しない。
検収済フラグは、当該検収済フラグが付与されている発注タスクが、管理者等によって検収済であるか否かを示す情報である。具体的には、発注タスクを遂行した結果、発注先協力会社において生じた成果物の内容について、管理者等が検収を完了すると、当該検収済フラグ「1」が付与される。なお、これは一例に過ぎず、検収済フラグによって、発注タスクが検収済なのか否かがわかるようになっていればよい。
担当者情報は、所属および担当者の情報を含む。
所属には、タスクを遂行する担当者の所属の情報が登録される。また、担当者には、タスクを遂行する担当者の名前またはID等、担当者を特定できる情報が登録される。
なお、図6では説明の簡単のため図示を省略しているが、担当者情報は、さらに、担当者の経歴、連絡先等の情報も含むことができる。
コスト情報は、予定金額および確定金額の情報を含む。なお、図6では図示を省略しているが、コスト情報には、各タスクの予定金額を合算した合計予定金額の情報、または、各タスクの確定金額を合算した合計確定金額の情報を含むことができる。
備考には、必要に応じて、例えば、タスクDB31の作成時間、最終更新時間、タスクに関して管理者または協力会社の担当者が入力したコメント等の情報が登録される。
なお、管理者等および協力会社の担当者等は、適宜、タスクDB31の更新を行うことができる。ただし、協力会社の担当者等が参照および更新できるのは、担当する発注タスクに関する項目のみである。
また、図5,図6では、タスク関連情報は、2階層となっているが、これは一例に過ぎず、タスク関連情報を、何階層で管理するかは、適宜設定可能である。
依頼管理DB32は、候補協力会社への、発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報を記憶する。
図7は、実施の形態1において、依頼管理DB32が記憶する依頼管理情報の一例を説明するための図である。
依頼管理情報は、候補協力会社、発注番号、発注名、タスクID、見積期限、希望納期、予定開始日、予定終了日、および、予定金額の情報を含む。なお、図7では図示を省略しているが、依頼管理情報には、担当者情報も含まれる。
依頼管理情報は、プロジェクト管理装置11が発注候補情報を受け付け、当該発注候補情報がサーバ3に送信されると、すなわち、見積依頼が行われると、その都度、候補協力会社毎に作成される。
なお、見積依頼が行われた時点では、予定開始日、予定終了日、および、予定金額の情報は編集されない。予定開始日、予定終了日、および、予定金額の情報は、受注管理装置21から送信された、見積依頼に対する回答情報を受信すると、当該受信した回答情報に基づき編集される。詳細は後述する。
また、依頼管理情報には、タスクを特定する情報として、タスクIDが含まれており、当該タスクIDは、タスクDB31のタスクIDと紐付いている。
なお、図7では、A社およびB社に関する依頼管理情報を示しているが、これは一例に過ぎない。候補協力会社毎に、依頼管理情報が作成される。
また、依頼管理情報は、候補協力会社へ見積依頼を行う都度作成される。すなわち、同じ候補協力会社に対して、複数回に分けて、異なる発注タスクに関する見積依頼を行った場合、見積依頼の分だけ依頼管理情報が作成され、候補協力会社毎に履歴管理されることになる。
成果物DB33は、各タスクに関連付けられた成果物に関する情報を格納する。
成果物に関する情報とは、タスクが遂行された過程で生成された文書またはデータ等の情報である。実施の形態1では、このように、タスクが遂行された過程で生成された文書またはデータ等を、タスクが遂行された過程で生成された成果物と定義する。
図8は、実施の形態1において、成果物DB33が記憶する成果物に関する情報の一例を説明するための図である。
図8に示すように、成果物DB33が記憶する成果物に関する情報には、文書ID、文書名、作成日、タスクID、および、作成者の情報が含まれる。
また、図8では説明の簡単のため図示を省略しているが、文書情報には、各文書の実データが紐付けられている。各文書の実データとは、各文書の内容を示すデータである。
なお、図8で示した文書情報は一例に過ぎず、文書情報には、少なくとも、文書ID等、文書を特定できる情報と、タスクDB31で管理されているタスクのうち、文書が紐付けられるタスクを特定できる情報と、文書の実データとが含まれるようになっていればよい。
例えば、図8でいうと、文書ID「3」の「×××試験手順書」は、タスクID「7」と紐付けられている。タスクDB31に格納されているタスクに関する情報の内容が、図6に示すような内容であったとすると、当該「×××試験手順書」は、「試験」における成果物であることになる。
プロジェクトのタスクを遂行する、管理会社の担当者等または協力会社の担当者等は、例えば、管理者側端末1または協力会社側端末2より、適宜、文書情報を登録可能である。
なお、図5〜図8で示した各DBで格納する情報は一例に過ぎず、図5〜図8以外の情報を格納するようにしてもよい。
図3の説明に戻る。
受信部34は、プロジェクト管理装置11または受注管理装置21から、各種情報を受信する。
依頼情報受信部341は、プロジェクト管理装置11の発注候補情報送信部1131から送信された発注候補情報を受信する。
依頼情報受信部341は、受信した発注候補情報を、依頼情報登録部351に出力する。
発注先情報受信部342は、プロジェクト管理装置11の発注先情報送信部1132から送信された発注先協力会社の情報を受信する。
発注先情報受信部342は、受信した発注先協力会社の情報を、発注先登録部352に出力する。
見積結果受信部343は、見積依頼送信部36が送信した見積依頼通知に対して受注管理装置21の見積結果送信部2121から送信された回答情報を受信する。
見積結果受信部343は、受信した回答情報を、見積結果登録部353に出力する。
遂行情報受信部344は、受注管理装置21の遂行情報送信部2122から送信された遂行情報を受信する。
遂行情報受信部344は、受信した遂行情報を、遂行情報登録部354に出力する。
検収結果受信部345は、プロジェクト管理装置11の検収結果送信部1133から送信された検収完了情報を受信する。
検収結果受信部345は、受信した検収完了情報を、検収結果登録部355に出力する。
登録部35は、受信部34から出力された各種情報に基づき、タスクDB31、依頼管理DB32、および、成果物DB33の作成または更新を行う。
依頼情報登録部351は、依頼情報受信部341が受信した発注候補情報に基づき、依頼管理情報の登録を行う。
発注先登録部352は、発注先情報受信部342が受信した発注先協力会社の情報と、依頼管理DB32に記憶されている依頼管理情報とに基づき、タスクDB31に記憶されているタスク情報における、発注タスクの情報に、当該発注先協力会社の情報、および、当該発注先協力会社から受信した、見積依頼に対する回答情報を付与する。
見積結果登録部353は、見積結果受信部343が受信した回答情報を、見積結果情報として、依頼管理DB32に記憶されている依頼管理情報に付与する。
遂行情報登録部354は、遂行情報受信部344が受信した遂行情報を、タスク関連情報における発注タスクの情報に付与する。
検収結果登録部355は、検収結果受信部345が受信した検収完了情報に基づき、タスク関連情報における発注タスクの情報に、検収済であることを示す情報を付与する。
見積依頼送信部36は、プロジェクト管理装置11の発注候補情報送信部1131から発注候補情報が送信されると、該当の受注管理装置21に対して、発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する。
実施の形態1のプロジェクト管理システムの動作について説明する。
まず、実施の形態1のプロジェクト管理システムにおいて、1つ以上の候補協力会社に発注タスクの見積依頼が行われ、発注先協力会社が決定されるまでの動作について説明する。
なお、以下の説明においては、プロジェクトの立ち上げ時に、管理者等が、プロジェクト管理装置11から、各タスクに関する情報を入力し、サーバ3のタスクDB31にタスク関連情報を登録済みであるものとする。ここでは、図6に示したようなタスク関連情報が記憶されているものとする。ただし、この時点では、タスク基本情報のタスクID、タスク名、階層深さ、および、親タスクIDのデータしか編集されていない。
図9は、実施の形態1に係るプロジェクト管理システムにおいて、候補協力会社に対して見積依頼が行われ、発注先協力会社が決定されるまでの動作を説明するためのフローチャートである。
プロジェクト管理システムにおいて、まず、発注タスク、および、1つ以上の候補協力会社が決定される(ステップST901)。そして、1つ以上の候補協力会社に対して、見積依頼が行われる(ステップST902)。
ステップST901,ステップST902の動作について詳細に説明する。
まず、ステップST901の動作について、具体的には、管理者等が、発注タスクと、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補協力会社を決定し、プロジェクト管理装置11に表示された発注情報入力画面から、決定した発注タスク、および、候補協力会社の情報を入力し、当該候補協力会社に対する見積依頼を行う。なお、当該動作は、候補協力会社毎に行われる。
プロジェクト管理装置11では、発注依頼受付部1111が発注タスクの情報と候補協力会社の情報とを含む発注候補情報を受け付ける。
ここで、図10は、実施の形態1における発注情報入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
管理者等は、入力装置等を操作し、図10に示すような発注情報入力画面を呼び出す。具体的には、例えば、管理者等は、表示装置12に表示された発注情報入力画面呼出ボタンを、クリックする等して、発注情報入力画面呼出情報を入力する。受付部111は、発注情報入力画面呼出情報を受け付け、表示制御部114に出力する。そして、表示制御部114は、発注情報入力画面を表示させる。
発注情報入力画面は、少なくとも、発注タスク情報入力領域(図10の101)と、候補先情報入力領域(図10の102)を有する。
発注タスク情報入力領域には、発注タスク入力部(図10の1011)が表示される。
例えば、表示制御部114は、発注情報入力画面呼出情報が出力されると、サーバ3のタスクDB31を参照し、タスク関連情報を取得して、取得したタスク関連情報を、発注タスク情報入力領域に表示させる。なお、どのプロジェクトのタスク関連情報を呼び出すかは、管理者等が、発注情報入力画面呼出情報を入力する際に、あわせて指定するようにすればよい。ここでは、「案件A」が指定されているものとする。
表示制御部114は、例えば、該当のプロジェクトのタスク関連情報を、階層が分かるように表示させる。なお、図10においては、「プログラム製造」の下位のタスクである「機能A」、「機能B」、および、「プログラム確認RV」は表示されていないが、これらは、適宜表示させるようにすることも可能である。
管理者等は、候補協力会社に発注依頼したい発注タスクを選択し、発注タスク入力部に入力する。例えば、図10に示すように、階層で表示されたタスクから、発注タスクの表示部分を、クリック等する。ここでは、例えば、「プログラム製造」と「試験」が、発注タスクとして選択されたものとしている。発注タスクの表示部分がクリック等されたことで、発注タスク入力部に発注タスクの情報が入力されたものとする。
発注依頼受付部1111は、発注タスク入力部に入力される情報を、発注タスクの情報として受け付ける。
なお、図10では図示を省略しているが、発注情報入力画面には、コメント入力部が表示され、管理者等は、当該コメント入力部に、例えば、コメントとして、発注タスク遂行にあたっての注意事項等を別途入力することができる。発注依頼受付部1111は、入力されたコメントの内容も、発注タスクの情報に含めるようにする。
候補先情報入力領域には、候補先入力部(図10の1021〜1025)が表示される。
例えば、表示制御部114は、候補先入力部として、少なくとも、発注番号入力部(図10の1021)、発注名入力部(図10の1022)、依頼先入力部(図10の1023)、見積期限入力部(図10の1024)、および、希望納期入力部(図10の1025)を表示させる。
管理者等は、入力装置等を操作して、それぞれの入力部に、該当する情報を入力する。ここでは、例えば、発注番号「AAA−1111」、発注名「案件A製造及び試験」、依頼先「A社」、見積期限「2017/5/1」、希望納期「2018/3/31」が入力された状態の画面例を示している。発注依頼受付部1111は、候補先情報入力部に入力されるこれらの情報を、候補協力会社の情報として受け付ける。
なお、管理者等は、発注タスク毎に、候補協力会社の情報を設定、および、入力する。
発注依頼受付部1111は、発注タスク毎に、発注タスクの情報と候補協力会社の情報とを含む発注候補情報を受け付ける。
また、候補先情報入力領域には、見積依頼ボタン(図10の1026)が表示される。
管理者等は、発注候補情報を入力すると、例えば、入力装置を操作して、見積依頼ボタンをクリック等する。これにより、見積依頼指示が入力される。
発注依頼受付部1111は、見積依頼指示が入力されると、これを受け付け、発注候補情報を、発注候補情報送信部1131に出力する。
そして、ステップST902の動作として、発注候補情報送信部1131は、発注依頼受付部1111から出力された発注候補情報をサーバ3に送信する。
これによって、管理者等から、候補協力会社への発注タスクの遂行に係る見積依頼要求がなされたことになる。
サーバ3では、依頼情報受信部341が発注候補情報を受信し、見積依頼送信部36が該当の受注管理装置21に見積依頼通知を送信する。このとき、見積依頼送信部36は、発注候補情報もあわせて受注管理装置21に送信するようにする。
なお、見積依頼送信部36は、発注候補情報に基づき、当該発注候補情報に含まれる各候補協力会社の受注管理装置21に対して、見積依頼通知を送信する。
これによって、各候補協力会社に対して、管理者等からなされた見積依頼要求に基づく見積依頼が実行されたことになる。
さらに、サーバ3では、依頼情報受信部341が発注候補情報を受信し、依頼情報登録部351が、当該発注候補情報に基づき、候補協力会社毎に、依頼管理情報の登録を行う。例えば、プロジェクト管理装置11の発注候補情報送信部1131から、A社およびB社に関する発注候補情報を受信したとすると、依頼情報受信部341は、図7に示したような依頼管理情報を登録する。なお、この時点では、依頼管理情報のうち、候補協力会社、発注番号、発注名、タスクID、見積期限、および、希望納期の情報しか編集されない。
図9のフローチャートに戻る。
各候補協力会社の受注管理装置21では、見積依頼受付部2111が、サーバ3の見積依頼送信部36から送信された見積依頼通知を受信する。
そして、見積結果受付部2112は、見積依頼受付部2111が受信した見積依頼通知に対する回答情報が入力されると、これを受け付け、当該回答情報を見積結果送信部2121に出力する。
見積結果送信部2121は、見積結果受付部2112から出力された回答情報をサーバ3に送信する。
以上のように、見積依頼通知に対する見積結果の回答が行われる(ステップST903)。
ステップST903の動作について詳細に説明する。
まず、サーバ3の見積依頼送信部36から送信された見積依頼通知を受信すると、見積依頼受付部2111は、例えば、見積依頼通知を受信した旨の情報を制御部(図示省略)に出力する。制御部は、見積依頼受付部2111から、見積依頼通知を受信した旨の情報が出力されると、例えば、表示制御部213に対して、見積依頼受信表示を表示させる等する。具体的には、例えば、表示制御部213は、表示装置22に、「見積依頼あり」と表示させる。なお、これは一例に過ぎず、例えば、制御部は、協力会社側端末2が備える音声出力装置から、「見積依頼あり」と音声出力させるようにしてもよいし、協力会社側端末2が備えるライト等の発光部を点灯または点滅させる等してもよい。制御部は、見積依頼通知を受信したことを、協力会社の担当者等に知らせることができるようになっていればよい。
見積依頼通知を受信したことを検知すると、協力会社の担当者等は、見積を依頼された発注タスクを遂行するにあたっての見積を行う。
見積が完了すると、協力会社の担当者等は、入力装置を操作し、表示装置22に表示された見積結果入力画面から、回答情報を入力する。
ここで、図11は、実施の形態1における見積結果入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
協力会社の担当者等は、入力装置等を操作し、図11に示すような見積結果入力画面を呼び出す。具体的には、例えば、担当者等は、表示装置22に表示された見積結果入力画面呼出ボタンを、クリックする等して、見積結果入力画面呼出情報を入力する。受付部211は、見積結果入力画面呼出情報を受け付け、表示制御部213に出力する。そして、表示制御部213は、見積結果入力画面を表示させる。
見積結果入力画面は、少なくとも、発注タスク表示領域(図11の111)と、回答入力領域(図11の112)を有する。
発注タスク表示領域には、見積依頼通知で見積依頼された発注タスクに関する情報が表示される。当該発注タスクに関する情報は、タスクDB31のタスク関連情報に基づき、階層構造で表示される。表示制御部213は、サーバ3の見積依頼送信部36から送信された発注候補情報に基づき、サーバ3のタスクDB31を参照して、当該階層構造を表示するようにすればよい。なお、サーバ3では、アクセス権限制御部(図示省略)が、プロジェクト管理装置11から発注候補情報を受信した際に、各候補協力会社について、発注候補情報に含まれる発注タスクに関する情報以外は参照できないよう、タスクDB31,依頼管理DB32、および、成果物DB33にアクセス制限をかけている。
回答入力領域には、回答入力部(図11の1121〜1125)が表示される。
例えば、表示制御部213は、回答入力部として、担当者入力部(図11の1121)、所属入力部(図11の1122)、開始予定入力部(図11の1123)、終了予定入力部(図11の1124)、および、予定金額入力部(図11の1125)を表示させる。
協力会社の担当者等は、入力装置を操作して、それぞれの入力部に、該当する情報を入力する。ここでは、例えば、担当者「A田 A助」、所属「開発本部B Gr.」、予定開始日「2018/1/15」、予定終了日「2018/2/25」、予定金額「1,000,000」が入力された状態の画面例を示している。見積結果受付部2112は、回答入力部に入力されるこれらの情報を、見積結果の情報として受け付ける。
なお、協力会社の担当者等は、発注タスク毎に、見積結果の情報を入力する。例えば、図11では、担当者等は、「プログラム製造」を選択し、当該「プログラム製造」の遂行に係る見積結果の情報を入力したものとしている。
また、担当者等は、複数の発注タスクの見積結果の情報を入力する際、発注単位で、発注タスクの合算を表示させることもできる。具体的には、図11では図示を省略しているが、表示制御部213は、見積結果入力画面に、例えば、合算表示ボタンを表示させる。担当者等は、入力装置を操作して当該合算表示ボタンをクリック等すると、受付部211がこれを受け付け、制御部が見積の情報を合算し、表示制御部213が当該合算情報を見積結果入力画面に表示させる。合算情報には、例えば、予定開始日の合算情報、予定終了日の合算情報、予定金額の合算情報が含まれる。予定開始日の合算情報および予定終了日の合算は、例えば、全ての発注タスクの予定開始日のうち、一番早い日を合算開始日、全ての発注タスクの予定終了日のうち、一番遅い日を合算終了日とし、合算開始日と合算終了日とすることで行う。表示制御部213は、合算開始日および合算終了日の情報を、見積結果入力画面に表示させる。具体的には、例えば、表示制御部213は、合算期間を棒状グラフ状に表示させる(図11の113参照)。
協力会社の担当者等は、上述したような、見積結果の情報の入力を完了すると、例えば、見積結果入力画面に表示されている送信ボタン(図示省略)を、入力装置でクリック等し、送信指示を入力する。
見積結果受付部2112は、送信指示を受け付けると、見積結果の情報を、見積依頼受付部2111が受信した見積依頼通知に対する回答情報として、見積結果送信部2121に出力する。このとき、見積結果受付部2112は、回答情報に、候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDの情報を付与して見積結果送信部2121に出力するようにする。すなわち、回答情報には、発注タスクを特定する情報(例えば、タスクID、発注番号、発注名の情報)と、候補協力会社を特定する情報(例えば、候補協力会社名の情報)と、発注タスクの遂行に係る期間および金額に関する情報と、担当者情報とが含まれる。見積結果受付部2112は、候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDの内容を、見積依頼通知とあわせて送信された発注候補情報の候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDの内容とする。
見積結果送信部2121は、見積結果受付部2112から出力された回答情報をサーバ3に送信する。
なお、協力会社の担当者等は、送信ボタンをクリック等することで、回答情報の送信指示を入力するまでは、適宜、入力済みの回答情報の修正を行うことができる。
具体的には、担当者等は、発注タスク表示領域に表示された発注タスクを入力装置でダブルクリック等して選択することで、回答入力部に、選択した発注タスクに対応する回答情報を呼び出すことができる。入力された回答情報は、受注管理装置21の内部の記憶領域に一時記憶しておき、表示制御部213が、当該記憶領域に一時記憶している、選択された発注タスクに対応する回答情報を取得して、表示させるようにすればよい。
図9のフローチャートに戻る。
サーバ3では、ステップST903において受注管理装置21から送信された回答情報を受信し、回答情報を、見積結果情報として、依頼管理DB32の依頼管理情報に付与する(ステップST904)。
ステップST904の動作について詳細に説明する。
サーバ3の見積結果受信部343は、受注管理装置21の見積結果送信部2121から送信された回答情報を受信すると、当該回答情報を、見積結果登録部353に出力する。
見積結果登録部353は、見積結果受信部343が受信した回答情報を見積結果情報として、依頼管理DB32に記憶されている依頼管理情報に付与する。
具体的には、見積結果登録部353は、回答情報に付与されている候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDと紐付く依頼管理情報を特定し、特定した依頼管理情報の予定開始日、予定終了日、予定金額、および、担当者情報に、回答情報の予定開始日、予定終了日、予定金額、担当者情報の内容を登録する(図7参照)。
図9のフローチャートに戻る。
ステップST904において、サーバ3が、全ての候補協力会社から送信された回答情報を受信し、依頼管理情報の登録を完了すると、プロジェクト管理装置11は、依頼管理DB32を参照し、各候補協力会社からの見積結果情報を取得し、発注先協力会社をサーバ3に登録する(ステップST905)。
ステップST905の動作について詳細に説明する。
サーバ3の制御部(図示省略)は、ステップST902において見積依頼送信部36が各候補協力会社に送信した見積依頼通知に対する回答情報を、各候補協力会社から受信し、ステップST904において、依頼管理情報の編集を完了すると、完了通知を、プロジェクト管理装置11に送信する。
なお、実施の形態1では、サーバ3は、全ての候補協力会社から送信された回答情報に基づき依頼管理情報の登録を完了すると、プロジェクト管理装置11に対して登録完了通知を送信するものとするが、これに限らず、サーバ3は、各候補協力会社から回答情報を受信し、依頼管理情報の登録を完了する都度、プロジェクト管理装置11に対して登録完了通知を送信するようにしてもよい。
サーバ3の制御部から完了通知を受信すると、プロジェクト管理装置11の制御部(図示省略)は、例えば、表示制御部114に対して、見積結果登録完了表示を表示させる等する。
具体的には、例えば、表示制御部213は、表示装置12に、「見積結果登録完了」と表示させる。なお、これは一例に過ぎず、例えば、制御部は、管理者側端末1が備える音声出力装置から、「見積結果登録完了」と音声出力させるようにしてもよいし、管理者側端末1が備えるライト等の発光部を点灯または点滅させる等してもよい。制御部は、各候補協力会社からの見積結果のサーバ3への登録を完了したことを、管理者等に知らせることができるようになっていればよい。なお、このとき、制御部は、どの発注に対しての見積結果の登録を完了したのか、管理者等が把握できるよう、例えば、発注番号を表示制御部114に表示させる等してもよい。
見積結果の、サーバ3への登録を完了したことを検知すると、管理者等は、各候補協力会社の見積結果を確認して発注先協力会社を決定した後、入力装置を操作し、表示装置12に表示された発注先入力画面から、発注先協力会社の情報を入力する。
ここで、図12は、実施の形態1における発注先入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
管理者等は、入力装置等を操作し、図12に示すような発注先入力画面を呼び出す。具体的には、例えば、管理者等は、表示装置12に表示された発注先入力画面呼出ボタンを、クリックする等して、発注先入力画面呼出情報を入力する。このとき、管理者等は、発注先入力画面で表示させたい発注タスクを特定する情報、例えば、発注番号および候補協力会社の情報を、あわせて入力する。
受付部111は、発注先入力画面呼出情報を受け付け、表示制御部114に出力する。そして、表示制御部114は、管理者等から入力された候補協力会社に見積依頼した発注タスクに関する、発注先入力画面を表示させる。
見積結果入力画面は、少なくとも、回答済発注タスク表示領域(図12の121)と、回答表示領域(図12の122)を有する。
回答済発注タスク表示領域には、管理者等が指定した発注タスクに関する情報が表示される。当該発注タスクに関する情報は、タスクDB31のタスク関連情報および依頼管理DB32の依頼管理情報に基づき、階層構造で表示される。表示制御部114は、受付部111が受け付けた発注タスクを特定する情報、および、候補協力会社の情報に基づき、サーバ3のタスクDB31を参照して、当該階層構造を表示するようにすればよい。
また、表示制御部114は、回答済発注タスク表示領域に、会社名等、該当の候補協力会社を特定する情報を表示するようにしてもよい。
回答表示領域には、管理者等から入力された候補協力会社に見積依頼した発注タスクに対する、当該候補協力会社からの見積結果情報が表示される。
回答表示領域に表示される見積結果情報には、例えば、予定開始日(図12の1221)、予定終了日(図12の1222)、および、予定金額(図12の1223)の情報が表示される。
表示制御部213は、管理者等から入力された発注番号に基づき、依頼管理DB32を参照し、依頼管理情報の予定開始日、予定終了日、および、予定金額の情報を、回答表示領域に表示させる。
管理者等は、図12に示すような発注先入力画面に表示された内容を確認し、どの候補協力会社を発注先協力会社に指定するか決定する。
そして、管理者等は、発注先協力会社を決定すると、当該発注先協力会社からの見積結果情報が表示された発注先入力画面を表示させた状態で、入力装置を操作し、例えば、発注先入力画面に表示されている、発注確定ボタン(図12の1224)をクリック等する。発注先受付部1112は、発注確定ボタンがクリック等されると、発注先協力会社の情報が入力されたものとし、発注先入力画面に表示させている見積結果情報の回答元である候補協力会社の情報を、発注先協力会社の情報として受け付ける。
例えば、発注先入力画面が図12に示すような情報を表示している状態で、管理者等が発注確定ボタンをクリック等すると、発注先受付部1112は、「A社」の情報を、発注先協力会社の情報として受け付ける。
発注先受付部1112は、受け付けた発注先協力会社の情報を、送信部113の発注先情報送信部1132に出力する。このとき、発注先受付部1112は、発注番号等、発注タスクを特定する情報もあわせて発注先情報送信部1132に出力するようにする。
発注先情報送信部1132は、発注先受付部1112から出力された発注先協力会社の情報をサーバ3に送信する。
サーバ3の発注先情報受信部342は、プロジェクト管理装置11の発注先情報送信部1132から送信された発注先協力会社の情報を受信し、受信した発注先協力会社の情報を、発注先登録部352に出力する。
発注先登録部352は、発注先情報受信部342が受信した発注先協力会社の情報と、依頼管理DB32に記憶されている依頼管理情報とに基づき、タスクDB31に記憶されているタスク情報における、発注タスクの情報に、当該発注先協力会社に関する情報、および、依頼管理DB32に登録されている、当該発注先協力会社からの回答情報を付与する。
ここでは、例えば、A社の情報が発注先協力会社の情報として送信されたとすると、発注先登録部352は、依頼管理DB32(図7参照)を参照し、候補協力会社「A社」、発注番号「AAA−1111」、発注名「案件A製造及び試験」、各発注タスクにおける担当者情報、および、各発注タスクにおける予定金額の情報を取得し、それぞれの情報を、タスクDB31のタスク関連情報における、タスクID3〜7の「依頼先」、「発注番号」、「発注名」、「担当者情報」、「コスト情報」に登録する。発注先登録部352は、依頼管理情報と、タスク関連情報とを、タスクIDによって紐付けることができる。またこのとき、発注先登録部352は、タスク関連情報の「外注フラグ」に「1」を登録する。これにより、発注先協力会社が登録済であることが判別可能となる。
以上のようにして、プロジェクト管理システムにおいて、発注タスクについて、1つ以上の候補協力会社に対する見積依頼が行われ、当該見積依頼の回答に基づいて管理者等が発注先協力会社を決定すると、当該発注先協力会社の情報が、タスクDB31に登録される。
これにより、管理者等は、プロジェクト管理システム上で、候補協力会社への見積依頼と当該見積依頼に対する回答の受信、または、発注先候補協力会社の登録等、協力会社へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができる。
なお、発注先協力会社の登録が行われると、候補先協力会社へは、発注先協力会社として決定されたか否かの旨の通知が送信される。具体的には、例えば、サーバ3において、発注先登録部352が、タスク関連情報を更新した際に、見積依頼送信部36が、該当の候補先協力会社に対して、発注先協力会社に決定したか否かの通知を送信する。見積依頼送信部36は、ステップST902において見積依頼通知を送信した候補協力会社に対して、通知を送信するようにすればよく、発注先協力会社の情報は、発注先登録部352から取得するようにすればよい。通知を受信した候補協力会社では、制御部が表示装置22に当該通知を表示させる、あるいは、音声出力装置から音声を出力させる等して、当該通知を受信した旨を担当者等に知らせる。
発注先協力会社が決定されると、発注先協力会社では、発注タスクを遂行する。
作業を開始すると、その都度、発注先協力会社では、進捗または成果物等の報告を行う。具体的には、発注先協力会社の担当者等は、協力会社側端末2を操作し、受注管理装置21から、サーバ3に対して、進捗または成果物等に関する情報の登録を行う。
そして、管理者等は、管理者側端末1を操作し、プロジェクト管理装置11からサーバ3を参照して、発注先協力会社の進捗状況の確認、または、成果物の検収等を行う。
以下、発注先協力会社決定後のプロジェクト管理システムのおける動作について説明する。
図13は、実施の形態1において、受注管理装置21から、発注タスク遂行に伴って生じた各種情報をサーバ3に登録し、プロジェクト管理装置11から、進捗の確認または成果物の検収を行う動作の一例について説明するためのフローチャートである。
受注管理装置21は、進捗の報告を行う(ステップST1301)。
ステップST1301の動作について詳細に説明する。
発注協力会社の担当者等は、発注タスクに関する作業を開始すると、入力装置を操作し、表示装置12に表示された進捗入力画面から、進捗状況に関する情報を入力する。当該動作は、発注タスクに関する作業を開始すると、その都度、または、決められたタイミング等で、担当者等によって行われるようにすればよい。
ここで、図14は、実施の形態1における進捗入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
担当者等は、入力装置等を操作し、図14に示すような進捗入力画面を呼び出す。具体的には、例えば、担当者等は、表示装置22に表示された進捗入力画面呼出ボタンを、クリックする等して、進捗入力画面呼出情報を入力する。このとき、担当者等は、進捗入力画面から、入力したい発注タスクを特定する情報、例えば、発注番号の情報を、あわせて入力する。
受付部211は、進捗入力画面呼出情報を受け付け、表示制御部213に出力する。そして、表示制御部213は、進捗入力画面を表示させる。
進捗入力画面は、少なくとも、発注タスク表示領域(図14の141)と、進捗入力部表示領域(図14の142)を有する。
発注タスク表示領域には、担当者等から入力された発注タスクに関する情報が表示される。当該発注タスクに関する情報は、タスクDB31のタスク関連情報に基づき、階層構造で表示される。表示制御部213は、担当者等から入力された発注タスクを特定する情報に基づき、サーバ3のタスクDB31を参照して、当該階層構造を表示するようにすればよい。なお、サーバ3では、アクセス権限制御部が、発注タスクに関する情報以外は参照できないよう、タスクDB31にアクセス制限をかけている。
進捗入力表示領域には、少なくとも進捗入力部(図14の1421)が表示される。進捗入力表示領域には、担当者情報またはスケジュール情報等が表示されるようになっていてもよい。表示制御部213は、タスクDB31のタスク関連情報に基づき、これらの情報を表示させることができる。
協力会社の担当者等は、入力装置等を操作して、該当の発注タスクを選択し、当該発注タスクの進捗状況に関する情報を、進捗入力部に入力する。例えば図14では、担当者等は、「プログラム製造」について、「80%」作業完了している旨の情報を入力したものとしている。
進捗入力部に進捗状況に関する情報が入力されると、遂行情報受付部2113が当該進捗状況に関する情報を受け付ける。
このとき、表示制御部213は、遂行情報受付部2113から進捗状況に関する情報を取得し、進捗入力画面に、発注タスクの予定スケジュールの情報とあわせて、当該進捗状況に関する情報を表示させるようにすることもできる(図14の143参照)。図14では、一例として、表示制御部213は、予定スケジュールの情報に、進捗状況に関する情報が重ねて表示された棒グラフ状で表示するものとしている。表示制御部213は、予定スケジュールの情報を、タスクDB31の予定開始日および予定終了日の情報に基づき表示させるようにすればよい。また、発注タスクが複数ある場合、表示制御部213は、各発注タスクのスケジュールを合算させて表示させるようにすることもできる。
協力会社の担当者等は、上述したような、進捗状況に関する情報の入力を完了すると、例えば、進捗入力画面に表示されている送信ボタン(図示省略)を、入力装置でクリック等し、送信指示を入力する。
遂行情報受付部2113は、送信指示を受け付けると、進捗状況に関する情報を遂行情報送信部2122に出力する。このとき、遂行情報受付部2113は、進捗状況に関する情報に、例えば、発注番号およびタスクIDの情報を付与して遂行情報送信部2122に出力するようにする。
遂行情報送信部2122は、遂行情報受付部2113から出力された進捗状況に関する情報をサーバ3に送信する。
サーバ3では、遂行情報送信部2122から送信された進捗状況に関する情報を受信し、当該進捗情報をタスクDB31のタスク関連情報に付与する。
具体的には、サーバ3の遂行情報受信部344は、受注管理装置21の遂行情報送信部2122から送信された進捗状況に関する情報を受信すると、当該進捗状況に関する情報を、遂行情報登録部354に出力する。
遂行情報登録部354は、遂行情報受信部344が受信した進捗状況に関する情報を、タスク関連情報の進捗の情報(図7参照)に付与する。
なお、説明の便宜上、図7では、A社において、「プログラム確認RV」まで完了したものとして、スケジュール情報が編集されているものとしているため、「プログラム製造」の進捗は「80%」とはなっていない。
このように、発注先協力会社において、受注管理装置21からサーバ3に対して進捗状況に関する情報の登録が行われると、管理者等は、例えば、プロジェクト管理装置11からサーバ3のタスクDB31を参照し、タスク関連情報に付与された進捗の情報を取得して表示装置12に表示させるようにすることで、発注先協力会社における発注タスクの進捗状況を確認することができる。
なお、各発注タスクについて、作業が完了するまで、適宜、当該ステップST1301の動作が行われる。
図13のフローチャートに戻る。
発注先協力会社において、発注タスクに関する作業が完了すると、受注管理装置21は、成果物の納品を行う(ステップST1302)。
ステップST1302の動作について詳細に説明する。
発注協力会社の担当者等は、発注タスクに関する作業が完了すると、入力装置を操作し、表示装置22に表示された成果物入力画面から、成果物に関する情報を入力する。これにより、発注協力会社の担当者等は、発注タスクについての成果物の納品を行う。
ここで、図15は、実施の形態1における成果物入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
担当者等は、入力装置等を操作し、図15に示すような成果物入力画面を呼び出す。具体的には、例えば、担当者等は、表示装置22に表示された成果物入力画面呼出ボタンを、クリックする等して、成果物入力画面呼出情報を入力する。このとき、担当者等は、成果物入力画面から成果物を入力したい発注タスクを特定する情報、例えば、発注番号の情報を、あわせて入力する。
受付部211は、成果物入力画面呼出情報を受け付け、表示制御部213に出力する。そして、表示制御部213は、成果物入力画面を表示させる。
成果物入力画面は、少なくとも、発注タスク表示領域(図15の151)と、成果物入力部表示領域(図15の152)を有する。
発注タスク表示領域の具体的な内容は、図14を用いて説明した進捗入力画面の発注タスク表示領域と同様であるため、重複した説明を省略する。
また、表示制御部213は、成果物入力画面に、発注タスクのスケジュール情報を表示させるようにすることもできる(図15の153参照)。
成果物入力表示領域には、少なくとも成果物入力部(図15の1521)が表示される。成果物入力表示領域には、担当者情報またはスケジュール情報等が表示されるようになっていてもよい。表示制御部213は、タスクDB31のタスク関連情報に基づき、これらの情報を表示させることができる。
協力会社の担当者等は、入力装置等を操作して、該当の発注タスクを選択し、当該発注タスクにおける成果物に関する情報を、成果物入力部に入力する。例えば図15では、担当者等は、「試験」について、「XXX試験手順書」を、成果物の情報として入力したものとしている。例えば、担当者等は、成果物入力部から「XXX試験手順書」のファイルを指定することで、当該「XXX試験手順書」を入力するようにすればよい。
成果物入力部に成果物に関する情報が入力されると、遂行情報受付部2113が当該成果物に関する情報を受け付ける。
協力会社の担当者等は、上述したような、成果物に関する情報の入力を完了すると、例えば、成果物入力画面に表示されている送信ボタン(図示省略)を、入力装置でクリック等し、送信指示を入力する。
遂行情報受付部2113は、送信指示を受け付けると、成果物に関する情報を遂行情報送信部2122に出力する。このとき、遂行情報受付部2113は、成果物に関する情報に、例えば、発注番号およびタスクIDの情報を付与して遂行情報送信部2122に出力するようにする。
遂行情報送信部2122は、遂行情報受付部2113から出力された成果物に関する情報をサーバ3に送信する。
サーバ3では、遂行情報送信部2122から送信された成果物に関する情報を受信し、当該成果物に関する情報を成果物DB33に登録する。
具体的には、サーバ3の遂行情報受信部344は、受注管理装置21の遂行情報送信部2122から送信された成果物に関する情報を受信すると、当該成果物に関する情報を、遂行情報登録部354に出力する。
遂行情報登録部354は、遂行情報受信部344が受信した成果物情報を成果物DB33の成果物情報(図8参照)に登録する。このとき、遂行情報登録部354は、成果物情報を、タスクIDと紐付けて登録する。
このように、発注先協力会社において、受注管理装置21がサーバ3に対して成果物に関する情報の登録が行われることで、発注協力会社から管理会社への納品が行われることになる。
サーバ3では、例えば、遂行情報登録部354が成果物に関する情報の登録を行うと、遂行情報送信部2122からプロジェクト管理装置11に対して、納品があった旨の通知を送信するようにする。通知を受信したプロジェクト管理装置11では、制御部が、表示装置12に当該通知を表示させる、あるいは、音声出力装置から音声を出力させる等して、当該通知を受信した旨を管理者等に知らせる。
図13のフローチャートに戻る。
ステップST1302において、成果物の納品が行われると、当該成果物の納品が行われた旨の通知を受信し、プロジェクト管理装置11は、検収を行う(ステップST1303)。当該ステップST1303の動作は、適宜のタイミングで行われればよい。
ステップST1303の動作について詳細に説明する。
まず、管理者等は、入力装置を操作し、表示装置12に納品物の内容を表示させる。
具体的には、管理者等は、表示装置12に表示制御部114が表示させた納品物表示指示画面から、所望の発注タスクの成果物の表示指示を入力する。受付部111の成果物表示指示受付部(図示省略)は当該指示を受け付け、当該指示を受け付けた旨の情報を、遂行情報取得部1122に出力する。
遂行情報取得部1122は、成果物の表示指示に基づき、該当の発注タスクの成果物に関する情報を、成果物DB33から取得する。そして、遂行情報取得部1122は、取得した成果物に関する情報を、遂行情報表示制御部1141に出力する。
遂行情報表示制御部1141は、遂行情報取得部1122から出力された成果物に関する情報に基づき、表示装置12に、当該成果物の内容を表示させる画面を表示させる。
管理者等は、表示装置12に表示された成果物の内容を確認し、確認が終わると、検収情報入力画面から、発注タスクと対応付けられている成果物が検収済であることを示す検収完了情報を入力する。
ここで、図16は、実施の形態1における検収情報入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
管理者等は、入力装置等を操作し、図16に示すような検収情報入力画面を呼び出す。具体的には、例えば、管理者等は、表示装置12に表示された検収情報入力画面呼出ボタンをクリックする等して、検収情報入力画面呼出情報を入力する。このとき、管理者等は、検収情報入力画面から検収完了情報を入力したい発注タスクを特定する情報、例えば、発注番号の情報を、あわせて入力する。
受付部211は、検収情報入力画面呼出情報を受け付け、表示制御部114に出力する。そして、表示制御部114は、検収情報入力画面を表示させる。
検収情報入力画面は、少なくとも、発注タスク表示領域(図16の161)と、検収結果入力部表示領域(図16の162)を有する。
発注タスク表示領域の具体的な内容は、図14,図15を用いて説明した進捗入力画面または成果物入力画面の発注タスク表示領域と同様である。プロジェクト管理装置11において、表示制御部114は、サーバ3のタスク関連情報に基づき、当該発注タスク表示領域に、発注タスクの情報を、階層で表示させる。
検収結果入力部表示領域には、少なくとも検収結果入力部(図16の1621)が表示される。検収結果入力部は、例えば、「検収」ボタン等である。
検収結果入力部表示領域には、担当者情報またはスケジュール情報等が表示されるようになっていてもよい。表示制御部114は、タスクDB31のタスク関連情報に基づき、これらの情報を表示させることができる。
管理者等は、入力装置等を操作して、検収結果入力部から、検収完了情報を入力する。具体的には、管理者等は、例えば、入力装置を操作し、「検収」ボタンをクリック等することで、検収完了情報を入力する。
検収結果入力部に検収完了情報が入力されると、検収結果受付部1113が当該検収完了情報を受け付ける。
検収結果受付部1113は、受け付けた検収完了情報を、送信部113の検収結果送信部1133に出力する。このとき、検収結果受付部1113は、検収完了情報を受け付けた発注タスクを特定する情報(例えば、タスクID)もあわせて出力する。
検収結果送信部1133は、検収結果受付部1113から出力された検収完了情報をサーバ3に送信する。
サーバ3では、検収結果送信部1133から送信された検収完了情報を受信し、当該検収完了情報をタスクDB31に登録する。
具体的には、サーバ3の検収結果受信部345は、プロジェクト管理装置11の検収結果送信部1133から送信された検収完了情報を受信すると、当該検収完了情報を、検収結果登録部355に出力する。
検収結果登録部355は、検収結果受信部345が受信した検収完了情報に基づき、タスク関連情報の該当の発注タスクに検収済フラグ(図6参照)を付与する。
このように、発注先協力会社において、受注管理装置21がサーバ3に対して成果物に関する情報の登録を行うと、プロジェクト管理装置11では、サーバ3に登録された成果物に関する情報を取得し、管理者等に提供する。そして、管理者等が成果物に関する情報の内容確認を行うと、プロジェクト管理装置11は、検収完了情報を受け付け、サーバ3に検収済フラグを付与させる。これにより、管理者等は、発注先協力会社からの納品物の検収を行うことができる。
以上のようにして、プロジェクト管理システムでは、協力会社において、発注タスクの進捗状況の報告、または、成果物の納品等が行われ、管理会社において、管理者等は、発注タスクの進捗状況の確認、または、当該発注タスクの検収を行うことができる。
従来、プロジェクト遂行にあたり、外部の協力会社が行ったタスク、当該タスクの実績等、外部の協力会社に切り出したタスクに関する情報については、プロジェクト管理システムとは別のシステム等で管理されていた。
そのため、プロジェクト管理者は、プロジェクト管理システム上において、協力会社に切りしたタスクの遂行状況の確認等を行うことが困難であった。
これに対し、実施の形態1のプロジェクト管理システムでは、上述のとおり、発注先協力会社における発注タスクの遂行状況に関する情報をサーバ3に登録し、プロジェクト管理装置11がサーバ3から発注タスクの遂行状況に関する情報を取得して表示装置12に表示させることができる。これにより、管理者等は、プロジェクト管理システム内において、容易に、発注タスクの遂行状況の確認等を行うことができる。
また、実施の形態1のプロジェクト管理システムでは、上述のとおり、発注先協力会社が発注タスクを遂行する上で生じた成果物に関する情報をサーバ3に登録し、当該成果物に関する情報に基づき、プロジェクト管理装置11が、当該成果物の内容を表示装置12に表示させることができる。そして、管理者等が、表示された成果物の内容を検収すると、プロジェクト管理装置11が、検収結果をサーバ3に登録することができる。
このように、実施の形態1のプロジェクト管理システムでは、プロジェクト管理システム上において、発注タスクの遂行状況のサーバ3への登録と確認、および、協力会社から納品された成果物のサーバ3への登録と検収を行うことができる。
なお、プロジェクト管理装置11は、サーバ3に登録されている各種情報に基づき、あらゆる情報を表示装置12に表示させることができる。
例えば、上述したような、進捗状況の確認画面に限らず、プロジェクト管理装置11は発注先協力会社において、発注タスクを遂行する際の体制表を表示装置12に表示させることができる。
具体的には、管理者等は、入力装置を操作して、体制表表示指示を入力する。なお、管理者等はこのとき、体制表表示指示として、体制表を表示させる発注タスクの情報もあわせて入力する。
体制表表示指示受付部(図示省略)は、体制表表示指示を受け付け、体制表表示指示を受け付けた旨の情報を、担当者情報取得部1123に出力する。
担当者情報取得部1123は、サーバ3のタスクDB31のタスク関連情報に登録されている、該当の発注タスクの担当者情報等を取得し、体制表表示制御部1142に出力する。
そして、体制表表示制御部1142は、担当者情報取得部1123から出力された担当者情報等に基づき、表示装置12に、体制表を表示させる。
ここで、図17は、実施の形態1において、体制表表示制御部1142が体制表を表示させた体制表表示画面のイメージの一例を説明するための図である。
体制表表示画面は、少なくとも、体制表表示領域(図17の172)を有する。体制表表示画面は、発注タスク表示領域(図17の171)を有するようにしてもよい。
発注タスク表示領域の具体的な内容は、図16を用いて説明した検収情報入力画面の発注タスク表示領域の内容と同様であるため、重複した説明を省略する。
体制表表示制御部1142は、体制表表示領域に、体制表を表示させる。例えば、体制表表示制御部1142は、図17に示すように、発注タスクの担当者として登録されている各担当者の情報を、各担当者の役割、経験年数、または、連絡先等とあわせて表示させる。このとき、体制表表示制御部1142は、各担当者の上下関係がわかるように表示させることもできる。例えば、図17では、各担当者の上下関係がわかるよう、体制表表示制御部1142は、各担当者の情報を、ピラミッド形式で表示させるものとしている。
体制表表示領域に表示される各担当者の情報は、サーバ3のタスクDB31のタスク関連情報に登録されている(図6参照)。
各担当者の役割等の情報は、受注管理装置21において、担当者情報をサーバ3に登録する際に(図9のステップST903参照)、あわせて登録されている。
なお、図17に示す体制表は一例に過ぎない。体制表表示制御部1142は、タスク関連情報に登録されている担当者情報に基づき、例えば、担当者の所属を一覧表示させる、あるいは、経験年数を一覧表示させる等、あらゆる態様で、当該担当者情報を表示させることができる。
また、プロジェクト管理装置11は、例えば、図17に示したような体制表表示画面と、進捗状況の表示画面とを、切り替えて表示するようにすることもできる。
例えば、管理者等は、進捗状況の表示画面から、入力装置を操作して、当該表示画面に表示されている「体制表」ボタンをクリック等することで、図17に示したような体制表表示画面を表示させることができる。また、図17に示したような体制表が表示された体制表表示画面から、例えば、入力装置を操作して、画面上の「体制表(閉じる)」ボタンをクリック等することで、進捗状況の表示画面へと戻るようにすることもできる。
また、以上の説明では、図9のステップST903において、受注管理装置21から見積依頼に対する回答を受け付け、サーバ3に送信する際、見積結果入力画面の発注タスク表示領域には、見積依頼通知で見積依頼された発注タスクに関する情報が、タスクDB31のタスク関連情報に基づいて表示され、当該タスクDB31のタスク関連情報に基づくタスク毎に、回答情報が入力されるものとした。
しかし、これに限らず、受注管理装置21において、回答情報を入力する際に、適宜、発注タスクを詳細化することができる。
具体的には、発注先協力会社の担当者等は、見積結果入力画面の発注タスク表示領域に表示された発注タスクの階層について、適宜、階層追加指示を入力することができる。受注管理装置21の制御部は、追加された階層の情報を受け付け、表示制御部213に対して、発注タスク表示領域に当該追加された階層の情報を表示させる。
図18は、実施の形態1において、受注管理装置21が、回答情報を登録する際に、発注タスクの詳細化を行った場合の見積結果入力画面のイメージの一例を説明するための図である。
図18では、例えば、受注管理装置21は、「プログラム製造」の下の階層に、「A機能詳細設計」、「A機能製作」、「B機能詳細設計」、および、「B機能製作」のタスクを追加したイメージを示している。
受注管理装置21の見積結果受付部2112は、追加したタスクに対する回答情報を受け付け、見積結果送信部2121は、当該追加したタスクに対する回答情報を、サーバ3に送信する。
このとき、見積結果送信部2121は、追加したタスクの詳細情報をあわせて送信する。追加したタスクの詳細情報とは、例えば、どの発注タスクの下に追加されたのかという階層情報等である。
サーバ3の見積結果登録部353は、回答情報を登録する際、追加されたタスクがある場合は、受注管理装置21から送信された、追加されたタスクの詳細情報に基づき、依頼管理DBに、追加タスク情報を登録しておく。
そして、発注先協力会社が決定され、発注先登録部352が、タスクDB31のタスク関連情報を登録する際、依頼管理情報に、当該追加タスク情報が登録されていれば、当該追加タスク情報に基づき、タスク関連情報に、追加されたタスクの情報を追加するようにする。
以上のように、実施の形態1によれば、プロジェクト管理システムは、プロジェクト管理装置11において、1つ以上のタスクのうち協力会社(組織)に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補協力会社の情報とを含む発注候補情報を受け付ける発注依頼受付部1111と、発注依頼受付部1111が受け付けた発注候補情報をサーバ3に送信する発注候補情報送信部1131とを有し、サーバ3において、発注候補情報送信部1131から送信された発注候補情報に基づき、候補協力会社毎の、当該候補協力会社への発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行う依頼情報登録部351と、発注候補情報が送信されると、候補協力会社の受注管理装置21に対して、発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する見積依頼送信部36とを有し、候補協力会社の受注管理装置21において、見積依頼送信部36から送信された見積依頼通知を受信する見積依頼受付部2111と、見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける見積結果受付部2112と、サーバ3に対して、見積結果受付部2112が受け付けた回答情報を送信する見積結果送信部2121とを有し、サーバ3において、見積結果送信部2121から送信された回答情報を、発注タスクの遂行に係る見積結果情報として依頼管理情報に付与する見積結果登録部353を有し、プロジェクト管理装置11において、サーバ3から候補協力会社毎の見積結果情報を取得する見積結果取得部1121と、候補協力会社のうち、発注タスクの遂行を依頼する発注先協力会社の指定を受け付ける発注先受付部1112と、発注先受付部1112が受け付けた発注先協力会社の情報をサーバ3に送信する発注先情報送信部1132とを有し、サーバ3において、発注先情報送信部1132から送信された発注先協力会社の情報と、依頼管理情報とに基づき、タスク関連情報における、発注タスクの情報に、当該発注先協力会社に関する情報、および、当該発注先協力会社からの見積結果情報を付与する発注先登録部352を有するように構成した。そのため、プロジェクト管理システムにおいて、協力会社等の外部の組織へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、プロジェクト管理システムにおいて、受注管理装置21が、ネットワークを介してサーバ3と接続され、サーバ3にアクセス可能であることを前提にしていた。
実施の形態2では、プロジェクト管理システムにおいて、受注管理装置21はサーバ3にアクセス不可である場合に、発注タスクの発注等を行う実施の形態について説明する。
図19は、実施の形態2に係るプロジェクト管理システムの構成例を示す図である。
実施の形態1において図1を用いて説明したプロジェクト管理システムと同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
実施の形態2に係るプロジェクト管理システムは、実施の形態1に係るプロジェクト管理システムとは、協力会社側端末2aがサーバ3aと接続されておらず、管理者側端末1aとのみ接続される。
実施の形態2では、協力会社側端末2aからの、サーバ3aへ登録すべき情報は、管理者側端末1aを介して送信される。プロジェクト管理システムにおいて、例えば、ローカル編集専用のツールを用意し、1つ以上の協力会社において、例えば、管理者側端末1aからの発注タスクの見積依頼を受け付け、当該見積依頼に対して回答情報が送信できるようになっている。
実施の形態2においても、実施の形態1同様、プロジェクトの管理会社は、プロジェクトで遂行する1つ以上のタスクのうち、1つまたは複数のタスクを、1つ以上の協力会社へ発注し、1つ以上の協力会社は、それぞれ、受注したタスクを遂行する。
管理者側端末1aは、実施の形態1の管理者側端末1同様、管理者が所属する管理会社に設置され、管理会社に所属の担当者等が使用するPC(Personal Computer)である。管理者側端末1aは、プロジェクト管理装置11aおよび表示装置12を備える。
プロジェクトの管理者等は、当該管理者側端末1aを操作して、発注タスクに関する情報を含む、プロジェクトに関する情報を、表示装置12に表示させ、表示された情報を確認することで、プロジェクトの管理を行う。
また、管理者等は、当該管理者側端末1aを操作し、各候補協力会社に対して、直接、発注タスクの見積依頼を行い、各候補協力会社から、直接、当該見積依頼に対する回答を受け付ける。管理者等は、管理者側端末1aを操作して、受け付けた回答を、サーバ3aに登録する。
また、管理者等は、サーバ3aから、当該管理者側端末1を操作して、各候補協力会社による発注タスクの見積結果を取得し、当該見積結果に基づき、発注先協力会社を決定する。そして、管理者等は、当該管理者側端末1aから、決定した発注先協力会社の情報を、サーバ3aに登録する。
上述したような、管理者等の操作による管理者側端末1aの動作は、具体的には、プロジェクト管理装置11aが行う。プロジェクト管理装置11aの詳細な構成は後述する。
表示装置12は、プロジェクト管理装置11aの制御に基づいて、各種情報を表示する。
協力会社側端末2aは、実施の形態1同様、例えば、協力会社に設置された、発注タスクの担当者等が使用するPCであり、受注管理装置21aおよび表示装置22を備える。
候補協力会社の担当者等は、当該協力会社側端末2aにおいて、発注タスクの見積依頼を受け付ける。また、候補協力会社の担当者等は、当該協力会社側端末2aを操作して、受け付けた見積依頼に対する見積結果を、管理者側端末1aに送信する。
また、発注先協力会社の担当者等は、協力会社側端末2aを操作して、発注タスクの遂行に係る各種情報を、管理者側端末1aに送信する。
上述したような、協力会社の担当者等の操作による協力会社側端末2aの動作は、具体的には、受注管理装置21aが行う。受注管理装置21aの詳細な構成は後述する。
表示装置22は、受注管理装置21aの制御に基づいて、各種情報を表示する。
サーバ3aは、プロジェクトで実施する1つ以上のタスクに関する情報を記憶し、管理者側端末1aから送信される情報に基づき、当該1つ以上のタスクに関する情報の登録または更新等を行う。サーバ3aの詳細な構成は後述する。
なお、図19では、管理者側端末1aは1台のみとしているが、これに限らず、管理者側端末1aは、複数台であってもよい。また、図1では、協力会社は3社示すようにしているが、これに限らず、協力会社は、1社以上であればよい。また、図19では、各協力会社に備えられる協力会社側端末2aは1台のみとしているが、これに限らず、各協力会社に備えられる協力会社側端末2aは、複数台であってもよい。また、図19においては、説明の簡単のため記載を省略しているが、各協力会社側端末2aにおいて、受注管理装置21aおよび表示装置22を備える。
実施の形態2のプロジェクト管理装置11aの構成について説明する。
プロジェクト管理装置11aは、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
図20は、実施の形態2のプロジェクト管理装置11aの構成例を示す図である。
図20において、実施の形態1で図2を用いて説明したプロジェクト管理装置11と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
プロジェクト管理装置11aにおいて、受付部111aは、見積結果受付部1114(第2の見積結果受付部)と、遂行情報受付部1115(第2の遂行情報受付部)を有する。
見積結果受付部1114は、受注管理装置21aの見積結果送信部2121a(第1の見積結果送信部。後述する)から送信された、見積依頼に対する回答情報を受け付ける。
見積結果受付部1114は、受け付けた回答情報を、見積結果送信部1135(第2の見積結果送信部。後述する)に出力する。
遂行情報受付部1115は、受注管理装置21aの遂行情報送信部2122a(第1の遂行情報送信部。後述する)から送信された遂行情報を受け付ける。
遂行情報受付部1115は、受け付けた遂行情報を、遂行情報送信部1136(第2の遂行情報送信部。後述する)に出力する。
また、プロジェクト管理装置11aにおいて、送信部113aは、見積依頼送信部1134と、見積結果送信部1135と、遂行情報送信部1136を有する。
見積依頼送信部1134は、発注依頼受付部1111から発注候補情報が送信されると、該当の受注管理装置21aに対して、発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する。
見積結果送信部1135は、見積結果受付部1114から出力された回答情報をサーバ3aに送信する。
遂行情報送信部1136は、遂行情報受付部1115から出力された遂行情報をサーバ3aに送信する。
実施の形態2の受注管理装置21aの構成について説明する。受注管理装置21aは、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
図21は、実施の形態2の受注管理装置21aの構成例を示す図である。
図21において、実施の形態1で図3を用いて説明した受注管理装置21と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
受注管理装置21aにおいて、見積依頼受付部2111aは、プロジェクト管理装置11aの見積依頼送信部1134から送信された見積依頼通知を受信する。
見積結果送信部2121aは、見積結果受付部2112から出力された回答情報をプロジェクト管理装置11aに送信する。
遂行情報送信部2122aは、遂行情報受付部2113から出力された遂行情報をプロジェクト管理装置11aに送信する。
実施の形態2のサーバ3aの構成について説明する。サーバ3aは、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
図22は、実施の形態2のサーバ3aの構成例を示す図である。
図22において、実施の形態1で図4を用いて説明したサーバ3と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。なお、実施の形態1のサーバ3は見積依頼送信部36を備えていたが、実施の形態2のサーバ3aは、見積依頼送信部を備えない。
見積結果受信部343aは、プロジェクト管理装置11aの見積結果送信部1135から送信された、見積依頼に対する回答情報を受信する。
見積結果受信部343aは、受信した回答情報を、見積結果登録部353aに出力する。
遂行情報受信部344aは、プロジェクト管理装置11aの遂行情報送信部1136から送信された遂行情報を受信する。
遂行情報受信部344aは、受信した遂行情報を、遂行情報登録部354aに出力する。
見積結果登録部353aは、見積結果受信部343aが受信した回答情報を見積結果情報として、依頼管理DB32に記憶されている依頼管理情報に付与する。
遂行情報登録部354aは、遂行情報受信部344aが受信した遂行情報を、タスク関連情報における発注タスクの情報に付与する。
実施の形態2のプロジェクト管理システムの動作について説明する。
まず、実施の形態2のプロジェクト管理システムにおいて、発注先協力会社が決定されるまでの動作について説明する。
なお、以下の説明においては、プロジェクトの立ち上げ時に、管理者等が、プロジェクト管理装置11から、各タスクに関する情報を入力し、サーバ3aのタスクDB31にタスク関連情報を登録済みであるものとする。ここでは、図6に示したようなタスク関連情報が記憶されているものとする。ただし、この時点では、タスク基本情報のタスクID、タスク名、階層深さ、および、親タスクIDのデータしか編集されていない。
図23は、実施の形態2に係るプロジェクト管理システムにおいて、発注先協力会社が決定されるまでの動作を説明するためのフローチャートである。
プロジェクト管理システムにおいて、まず、発注タスク、および、1つ以上の候補協力会社が決定される(ステップST2301)。そして、1つ以上の候補協力会社に対して、見積依頼が行われる(ステップST2302)。
ステップST2301の具体的な動作は、実施の形態1において図9を用いて説明したステップST901の具体的な動作と同様であるため、重複した説明を省略し、ステップST2302の動作について詳細に説明する。
ステップST2302の動作として、発注候補情報送信部1131は、発注依頼受付部1111から出力された発注候補情報をサーバ3aに送信する。
このとき、見積依頼送信部1134は、見積依頼通知を、該当の受注管理装置21aに対して送信する。見積依頼送信部1134は、受注管理装置21aに発注候補情報もあわせて送信する。また、見積依頼送信部1134は、発注タスクの階層情報も送信する。
これによって、管理者等から、候補協力会社への発注タスクの遂行に係る見積依頼が実行されたことになる。
サーバ3aでは、依頼情報受信部341が発注候補情報を受信し、依頼情報登録部351が、当該発注候補情報に基づき、依頼管理情報の登録を行う。具体的な動作は、実施の形態1で説明した依頼情報受信部341および依頼情報登録部351の動作と同様である。
図23のフローチャートに戻る。
候補協力会社の受注管理装置21aでは、見積依頼受付部2111aが、プロジェクト管理装置11aの見積依頼送信部1134から送信された見積依頼通知を受信する。
そして、見積結果受付部2112は、見積依頼受付部2111aが受信した見積依頼通知に対する回答情報が入力されると、これを受け付け、当該回答情報を見積結果送信部2121aに出力する。
見積結果送信部2121aは、見積結果受付部2112から出力された回答情報をプロジェクト管理装置11aに送信する。
以上のように、見積依頼通知に対する見積結果の回答が行われる(ステップST2303)。
ステップST2303の動作について詳細に説明する。
まず、プロジェクト管理装置11aの見積依頼送信部1134から送信された見積依頼通知を受信すると、見積依頼受付部2111aは、例えば、見積依頼通知を受信した旨の情報を制御部(図示省略)に出力する。制御部は、見積依頼受付部2111aから、見積依頼通知を受信した旨の情報が出力されると、例えば、表示制御部213に対して、見積依頼受信表示を表示させる等する。
見積依頼通知を受信したことを検知すると、協力会社の担当者等は、見積を依頼された発注タスクを遂行するにあたっての見積を行い、見積が完了すると、入力装置を操作し、表示装置22に表示された見積結果入力画面から、回答情報を入力する。
以上の動作は、実施の形態1において、図9のステップST903で説明した動作と同様である。
見積結果受付部2112は、見積結果入力画面から見積結果の情報が入力され、協力会社の担当者等からの、当該見積結果の情報の送信指示を受け付けると、当該見積結果の情報を、見積依頼受付部2111aが受信した見積依頼通知に対する回答情報として、見積結果送信部2121aに出力する。このとき、見積結果受付部2112は、回答情報に、候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDの情報を付与して見積結果送信部2121aに出力するようにする。すなわち、回答情報には、発注タスクを特定する情報(例えば、タスクID、発注番号、発注名の情報)と、候補協力会社を特定する情報(例えば、候補協力会社名の情報)と、発注タスクの遂行に係る期間および金額に関する情報と、担当者情報とが含まれる。見積結果受付部2112aは、候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDの内容を、見積依頼通知とあわせて送信された発注候補情報の候補協力会社、発注番号、発注名、および、タスクIDの内容とする。
見積結果送信部2121aは、見積結果受付部2112から出力された回答情報をプロジェクト管理装置11aに送信する。
なお、協力会社の担当者等は、実施の形態1同様、送信ボタンをクリック等することで、回答情報の送信指示を入力するまでは、適宜、入力済みの回答情報の修正を行うことができる。
図23のフローチャートに戻る。
プロジェクト管理装置11aでは、ステップST2303において受注管理装置21aから送信された回答情報を受け付け、受け付けた回答情報をサーバ3aに送信する。そして、サーバ3aでは、プロジェクト管理装置11aから送信された回答情報を受信し、回答情報を、見積結果情報として、依頼管理DB32の依頼管理情報に付与する(ステップST2304)。なお、当該ステップST2304の動作は、例えば、プロジェクト管理装置11aが、受注管理装置21aから送信された回答情報を受け付ける都度行われる。なお、これは一例に過ぎず、当該ステップST2304の動作は、プロジェクト管理装置11aが、全ての候補協力会社に設置された受注管理装置21aから送信された回答情報を受け付けた時点で行われるようにしてもよい。
ステップST2304の動作について詳細に説明する。
プロジェクト管理装置11aの見積結果受付部1114は、受注管理装置21aの見積結果送信部2121aから送信された回答情報を受信すると、当該回答情報を、見積結果送信部1135に出力する。
見積結果送信部1135は、見積結果受付部1114から出力された回答情報を、サーバ3aの見積結果受信部343aに送信する。
サーバ3aの見積結果受信部343aは、プロジェクト管理装置11aの見積結果送信部1135から送信された回答情報を受信すると、当該回答情報を、見積結果登録部353aに出力する。
見積結果登録部353aは、見積結果受信部343aが受信した回答情報を見積結果情報として、依頼管理DB32に記憶されている依頼管理情報に付与する。見積結果登録部353aの具体的な動作は、実施の形態1で説明した、見積結果登録部353の具体的な動作と同様である。
なお、当該ステップST2304において、管理者等は、例えば、入力装置等を操作して、プロジェクト管理装置11aに対し、回答情報の内容を表示装置12に表示させ、回答情報の内容を確認した上で、当該回答情報をサーバ3aに送信させるようにしてもよい。
図23のフローチャートに戻る。
ステップST2304において、プロジェクト管理装置11は、全ての候補協力会社から送信された回答情報を受信し、サーバ3aに対して、依頼管理情報の登録を完了すると、依頼管理DB32を参照し、各候補協力会社からの見積結果情報を取得して表示装置12に表示させる。そして、管理者等は、各候補協力会社の見積結果を確認して発注協力会社を決定した後、当該発注先協力会社をサーバ3aに登録する(ステップST2305)。ステップST2305の具体的な動作は、実施の形態1において説明した、図9のステップST905の具体的な動作と同様である。
以上のようにして、プロジェクト管理システムにおいて、発注タスクについて、1つ以上の候補協力会社に対する見積依頼が行われ、当該見積依頼の回答に基づいて管理者等が発注先協力会社を決定すると、当該発注先協力会社の情報が、タスクDB31に登録される。
これにより、管理者等は、プロジェクト管理システム上で、候補協力会社への見積依頼と当該見積依頼に対する回答の受信、または、発注先候補協力会社の登録等、協力会社へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができる。
なお、発注先協力会社の登録が行われると、候補先協力会社へは、発注先協力会社として決定されたか否かの旨の通知が送信される。具体的には、例えば、プロジェクト管理装置11aにおいて、発注先情報送信部1132がサーバ3aに対して発注先協力会社の情報を送信した際に、該当の候補先協力会社に対して、発注先協力会社に決定したか否かの通知を送信する。発注先情報送信部1132は、ステップST2302において見積依頼通知を送信した候補協力会社の受注管理装置21aに対して、通知を送信するようにすればよい。通知を受信した受注管理装置21aでは、制御部が表示装置22に当該通知を表示させる、あるいは、音声出力装置から音声を出力させる等して、当該通知を受信した旨を担当者等に知らせる。
発注先協力会社が決定されると、発注先協力会社では、発注タスクを遂行する。
作業を開始すると、その都度、発注先協力会社では、進捗または成果物等の報告を行う。具体的には、発注先協力会社の担当者等は、協力会社側端末2aを操作し、受注管理装置21aから、プロジェクト管理装置11aに対して、進捗または成果物等に関する情報を送信する。
そして、管理者等は、管理者側端末1aを操作し、プロジェクト管理装置11aが、受注管理装置21aから送信された、進捗または成果物等に関する情報を、サーバ3aの各DBに登録する。
また、管理者等は、管理者側端末1aを操作し、プロジェクト管理装置11aからサーバ3aを参照して、発注先協力会社の進捗状況の確認、または、成果物の検収等を行う。
以下、発注先協力会社決定後のプロジェクト管理システムのおける動作について説明する。
図24は、実施の形態2において、受注管理装置21aからプロジェクト管理装置11aに対して、発注タスク遂行に伴って生じた各種情報を送信し、プロジェクト管理装置11aが、受信した各種情報をサーバ3aに登録する動作、および、プロジェクト管理装置11aから、進捗の確認または成果物の検収を行う動作の一例について説明するためのフローチャートである。
受注管理装置21は、進捗の報告を行う(ステップST2401)。
ステップST2401の動作について詳細に説明する。
発注協力会社の担当者等は、発注タスクに関する作業を開始すると、入力装置を操作し、表示装置12に表示された進捗入力画面から、進捗状況に関する情報を入力する。当該動作は、実施の形態1において図13のステップST1301で説明した動作と同様である。
なお、表示制御部213は、進捗入力画面において発注タスク表示領域および進捗入力部表示領域(図14参照)に表示させる発注タスク等の情報は、見積依頼時(図23のステップST2302)に、プロジェクト管理装置11aから送信された発注候補情報、および、見積依頼に対する回答としてプロジェクト管理装置11aに送信した回答情報に基づくようにすればよい。
進捗入力画面の進捗入力部に進捗状況に関する情報が入力されると、遂行情報受付部2113が当該進捗状況に関する情報を受け付ける。
協力会社の担当者等は、進捗状況に関する情報の入力を完了すると、例えば、進捗入力画面に表示されている送信ボタンを、入力装置でクリック等し、送信指示を入力する。
遂行情報受付部2113は、送信指示を受け付けると、進捗状況に関する情報を遂行情報送信部2122aに出力する。このとき、遂行情報受付部2113は、進捗状況に関する情報に、例えば、発注番号およびタスクIDの情報を付与して遂行情報送信部2122aに出力するようにする。
遂行情報送信部2122aは、遂行情報受付部2113から出力された進捗状況に関する情報をプロジェクト管理装置11aに送信する。
プロジェクト管理装置11aの遂行情報受付部1115は、受注管理装置21aの遂行情報送信部2122aから送信された進捗状況に関する情報を受信し、当該情報を、遂行情報送信部1136に出力する。
具体的には、まず、管理者等は、進捗状況に関する情報が送信されたことを検知する。例えば、プロジェクト管理装置11aの遂行情報受付部1115が、進捗状況に関する情報を受信すると、表示制御部114が、表示装置12に、「進捗状況報告あり」と表示させる。なお、これは一例に過ぎず、例えば、制御部が、管理者側端末1aが備える音声出力装置から、「進捗状況報告あり」と音声出力させるようにしてもよいし、管理者側端末1aが備えるライト等の発光部を点灯または点滅させる等してもよい。プロジェクト管理装置11aは、受注管理装置21aから進捗状況に関する情報を受信したことを、管理者等に知らせることができるようになっていればよい。
管理者等は、入力装置等を操作して、遂行情報送信指示を入力する。管理者等は、例えば、表示装置12に表示されている、「送信ボタン」をクリック等することで、遂行情報送信指示を入力する。
プロジェクト管理装置11aの遂行情報送信部1136は、遂行情報送信指示が入力されると、サーバ3aに、遂行情報受付部1115が受け付けた、進捗状況に関する情報を送信する。
サーバ3aの遂行情報受信部344aは、遂行情報送信部1136から送信された進捗状況に関する情報を受信し、遂行情報登録部354aに出力する。遂行情報登録部354aは、当該進捗情報をタスクDB31のタスク関連情報に付与する。遂行情報登録部354aの具体的な動作は、実施の形態1で説明した、遂行情報登録部354の具体的な動作と同様である。
このように、発注先協力会社において、受注管理装置21aからプロジェクト管理装置11aに対して、進捗状況に関する情報が送信され、プロジェクト管理装置11aが、受注管理装置21aから受信した進捗状況に関する情報をサーバ3aに対して送信し、サーバ3aにて進捗状況に関する情報の登録を行うようにした。そして、管理者等は、例えば、プロジェクト管理装置11aからサーバ3aのタスクDB31を参照し、タスク関連情報に付与された進捗の情報を取得して表示装置12に表示させるようにすることで、発注先協力会社における発注タスクの進捗状況を確認することができる。
なお、各発注タスクについて、作業が完了するまで、適宜、当該ステップST2401の動作が行われる。
図24のフローチャートに戻る。
発注先協力会社において、発注タスクに関する作業が完了すると、受注管理装置21aは、成果物の納品を行う(ステップST2402)。
ステップST2402の動作について詳細に説明する。
発注協力会社の担当者等は、発注タスクに関する作業が完了すると、入力装置を操作し、表示装置22に表示された成果物入力画面から、成果物に関する情報を入力する。これにより、発注協力会社の担当者等は、発注タスクについての成果物の納品を行う。当該動作は、実施の形態1において図13のステップST1302で説明した、発注協力会社の担当者等による具体的な動作と同様である。
成果物入力部に成果物に関する情報が入力されると、遂行情報受付部2113が当該成果物に関する情報を受け付ける。
協力会社の担当者等は、上述したような、成果物に関する情報の入力を完了すると、例えば、成果物入力画面に表示されている送信ボタンを、入力装置でクリック等し、送信指示を入力する。
遂行情報受付部2113は、送信指示を受け付けると、成果物に関する情報を遂行情報送信部2122aに出力する。このとき、遂行情報受付部2113は、成果物に関する情報に、例えば、発注番号およびタスクIDの情報を付与して遂行情報送信部2122aに出力するようにする。
遂行情報送信部2122aは、遂行情報受付部2113から出力された成果物に関する情報を、プロジェクト管理装置11aに送信する。
プロジェクト管理装置11aの遂行情報受付部1115は、受注管理装置21aの遂行情報送信部2122aから送信された成果物に関する情報を受信し、当該情報を、遂行情報送信部1136に出力する。
具体的には、まず、管理者等は、成果物に関する情報が送信されたことを検知する。例えば、プロジェクト管理装置11aの遂行情報受付部1115が、成果物に関する情報を受信すると、表示制御部114が、表示装置12に、「納品あり」と表示させる。なお、これは一例に過ぎず、例えば、制御部が、管理者側端末1aが備える音声出力装置から、「納品あり」と音声出力させるようにしてもよいし、管理者側端末1aが備えるライト等の発光部を点灯または点滅させる等してもよい。プロジェクト管理装置11aは、受注管理装置21aから成果物に関する情報を受信したことを、管理者等に知らせることができるようになっていればよい。
管理者等は、入力装置等を操作して、遂行情報送信指示を入力する。管理者等は、例えば、表示装置12に表示されている、「送信ボタン」をクリック等することで、遂行情報送信指示を入力する。
プロジェクト管理装置11aの遂行情報送信部1136は、遂行情報送信指示が入力されると、サーバ3aに、遂行情報受付部1115が受け付けた、成果物に関する情報を送信する。
サーバ3aの遂行情報受信部344aは、プロジェクト管理装置11aの遂行情報送信部1136から送信された成果物に関する情報を受信すると、当該成果物に関する情報を、遂行情報登録部354aに出力する。
遂行情報登録部354aは、遂行情報受信部344aが受信した成果物情報を成果物DB33の成果物情報に登録する。遂行情報登録部354aの具体的な動作は、実施の形態1で説明した、遂行情報登録部354の具体的な動作と同様である。
このように、発注先協力会社において、受注管理装置21aからプロジェクト管理装置11aに対して成果物に関する情報が送信され、プロジェクト管理装置11aがサーバ3aに当該成果物に関する情報を登録させることで、発注協力会社から管理会社への納品が行われることになる。
図24のフローチャートに戻る。
ステップST2402において、成果物の納品が行われると、プロジェクト管理装置11aは、検収を行う(ステップST2403)。当該ステップST2403の動作は、適宜のタイミングで行われればよい。
ステップST2403の具体的な動作は、実施の形態1において説明した、図13のステップST1303の具体的な動作と同様である。
このように、発注先協力会社において、受注管理装置21aがプロジェクト管理装置11aに成果物に関する情報を送信し、プロジェクト管理装置11aがサーバ3aに対して、成果物に関する情報を登録させる。そして、プロジェクト管理装置11aでは、サーバ3aに登録された成果物に関する情報を取得し、管理者等に提供する。そして、管理者等が成果物に関する情報の内容確認を行うと、プロジェクト管理装置11aは、検収完了情報を受け付け、サーバ3aに検収済フラグを付与させる。これにより、管理者等は、発注先協力会社からの納品物の検収を行うことができる。
なお、以上の説明では、プロジェクト管理装置11aにおいて、受注管理装置21aから送信された成果物に関する情報を受信すると、当該成果物に関する情報をサーバ3aに登録し、その後、改めて、プロジェクト管理装置11aがサーバ3aから適宜のタイミングで成果物の関する情報を取得し、管理者等が成果物の検収を行った後、検収済である旨の情報をサーバ3aに付与するものとした。しかしながら、これに限らず、プロジェクト管理装置11aにおいて、受注管理装置21aから成果物に関する情報を受信すると、管理者等が成果物の検収を行い、検収済である旨の情報とともに受注管理装置21aから送信された成果物に関する情報を、サーバ3aに送信するようにしてもよい。
この場合、ステップST2402において、遂行情報受付部1115は、受注管理装置21aから受信した成果物に関する情報を、遂行情報表示制御部1141に出力するようにする。そして、遂行情報表示制御部1141は、遂行情報受付部1115から出力された情報に基づき、検収結果入力画面を表示させるようにする(ステップST2403)。
以上のようにして、プロジェクト管理システムでは、協力会社において、発注タスクの進捗状況の報告、または、成果物の納品等が行われ、管理会社において、管理者等は、発注タスクの進捗状況の確認、または、当該発注タスクの検収を行うことができる。
また、実施の形態2においても、実施の形態1のプロジェクト管理装置11同様、プロジェクト管理装置11aは、サーバ3aに登録されている各種情報に基づき、あらゆる情報を表示装置12に表示させることができる。
例えば、プロジェクト管理装置11aは発注先協力会社において、発注タスクを遂行する際の体制表を表示装置12に表示させることができる。
具体的な動作は、実施の形態1において説明した、体制表の表示動作と同様である。
また、実施の形態2においても、受注管理装置21aは、見積依頼に対する回答情報を受け付け、受け付けた回答情報をプロジェクト管理装置11aに送信する際、適宜、発注タスクを詳細化することができる。
受注管理装置21aの見積結果受付部2112は、追加したタスクに対する回答情報を受け付け、見積結果送信部2121aは、当該追加したタスクに対する回答情報を、プロジェクト管理装置11aに送信する。
このとき、見積結果送信部2121aは、追加したタスクの詳細情報をあわせて送信する。追加したタスクの詳細情報とは、例えば、どの発注タスクの下に追加されたのかという階層情報等である。
サーバ3aの見積結果登録部353aは、回答情報を登録する際、追加されたタスクがある場合は、プロジェクト管理装置11aから送信された、追加されたタスクの詳細情報に基づき、依頼管理DBに、追加タスク情報を登録しておく。
そして、発注先協力会社が決定され、発注先登録部352は、タスクDB31のタスク関連情報を登録する際、依頼管理情報に、当該追加タスク情報が登録されていれば、当該追加タスク情報に基づき、タスク関連情報に、追加されたタスクの情報を追加するようにする。
以上のように、実施の形態2によれば、プロジェクト管理システムは、プロジェクト管理装置11aにおいて、1つ以上のタスクのうち協力会社(組織)に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補協力会社の情報とを含む発注候補情報を受け付ける発注依頼受付部1111と、発注依頼受付部1111が受け付けた発注候補情報をサーバ3aに送信する発注候補情報送信部1131と、発注依頼受付部1111が発注候補情報を受け付けると、候補協力会社の受注管理装置21aに対して、発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する見積依頼送信部1134とを有し、サーバ3aにおいて、発注候補情報送信部1131から送信された発注候補情報に基づき、候補協力会社毎の、当該候補協力会社への発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行う依頼情報登録部351を有し、候補協力会社の受注管理装置21aにおいて、見積依頼送信部1134から送信された見積依頼通知を受信する第1の見積依頼受付部2111aと、見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける第1の見積結果受付部2112と、プロジェクト管理装置11aに対して、第1の見積結果受付部2112が受け付けた回答情報を送信する第1の見積結果送信部2121aとを有し、プロジェクト管理装置11aにおいて、第1の見積結果送信部2121aから送信された回答情報を受信する第2の見積結果受付部1114と、第2の見積結果受付部1114が受け付けた回答情報をサーバ3aに送信する第2の見積結果送信部1135とを有し、サーバ3aにおいて、第2の見積結果送信部1135から送信された回答情報を、発注タスクの遂行に係る見積結果情報として依頼管理情報に付与する見積結果登録部353aを有し、プロジェクト管理装置11aにおいて、サーバ3から候補協力会社毎の見積結果情報を取得する見積結果取得部1121と、候補協力会社のうち、発注タスクの遂行を依頼する発注先協力会社の指定を受け付ける発注先受付部1112と、発注先受付部1112が受け付けた発注先協力会社の情報をサーバ3aに送信する発注先情報送信部1132とを有し、サーバ3aにおいて、発注先情報送信部1132から送信された発注先協力会社の情報と、依頼管理情報とに基づき、タスク関連情報における、発注タスクの情報に、当該発注先協力会社に関する情報、および、当該発注先協力会社からの見積結果情報を付与する発注先登録部352とを有するように構成した。そのため、プロジェクト管理システムにおいて、協力会社等の外部の組織へのタスクの遂行の発注に係る一連の作業を行うことができる。
なお、上記の実施の形態1,2では、受注管理装置21,21aが送信する回答情報には、担当者情報が含まれるものとした。しかし、これは一例に過ぎず、担当者情報は、回答情報には含まれないようにしてもよい。
例えば、見積依頼が行われた時点では、候補協力会社では、担当者まで確定していないことも考えられる。この場合、候補協力会社の担当者等は、サーバ3またはプロジェクト管理装置11aに送信する回答情報に担当者情報は含めないようにしてもよい。
そして、例えば、自社が発注先協力会社に決定した場合に、適宜のタイミングで、発注先協力会社の担当者等が、受注管理装置21,21aから、サーバ3,3aのタスクDB31のタスク関連情報に対して、直接、あるいは、プロジェクト管理装置11aを介して、担当者情報を送信し、サーバ3,3aにおいて、制御部が、受信した担当者情報を登録するようにしてもよい。この場合、受注管理装置21,21aから送信される担当者情報には、例えば、発注タスクを特定する情報が付与されており、サーバ3,3aの制御部は、当該付与された発注タスクに紐付くタスク関連情報のタスクを特定し、担当者情報を登録するようにする。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1a 管理者側端末
2,2a 協力会社側端末
3,3a サーバ
11,11a プロジェクト管理装置
12,22 表示装置
21,21a 受注管理装置
31 タスクDB
32 依頼管理DB
33 成果物DB
34,34a 受信部
35,35a 登録部
36,1134 見積依頼送信部
341 依頼情報受信部
342 発注先情報受信部
343,343a 見積結果受信部
344,344a 遂行情報受信部
345 検収結果受信部
351 依頼情報登録部
352 発注先登録部
353,353a 見積結果登録部
354,354a 遂行情報登録部
355 検収結果登録部
111,111a,211,211a 受付部
1111 発注依頼受付部
1112 発注先受付部
1113 検収結果受付部
1114 見積結果受付部
1115 遂行情報受信部
112 情報取得部
1121 見積結果取得部
1122 遂行情報取得部
1123 担当者情報取得部
113,113a,212,212a 送信部
1131 発注候補情報送信部
1132 発注先情報送信部
1133 検収結果送信部
1135,2121,2121a 見積結果送信部
1136,2122,2122a 遂行情報送信部
114,213 表示制御部
1141 遂行情報表示制御部
1142 体制表表示制御部
2111,2111a 見積依頼受付部
2112 見積結果受付部
2113 遂行情報受付部

Claims (18)

  1. プロジェクトで実施する1つ以上のタスクの遂行を管理するプロジェクト管理装置と、前記1つ以上のタスクに関する情報を階層構造で保持するタスク関連情報を記憶するサーバと、1つ以上の組織にそれぞれ設置される受注管理装置とがネットワークを介して接続されるプロジェクト管理システムであって、
    前記プロジェクト管理装置において、
    前記1つ以上のタスクのうち前記組織に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補組織の情報とを含む発注候補情報を受け付ける発注依頼受付部と、
    前記発注依頼受付部が受け付けた発注候補情報を前記サーバに送信する発注候補情報送信部とを有し、
    前記サーバにおいて、
    前記発注候補情報送信部から送信された発注候補情報に基づき、前記候補組織毎の、当該候補組織への前記発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行う依頼情報登録部と、
    前記発注候補情報が送信されると、前記候補組織の受注管理装置に対して、前記発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する見積依頼送信部とを有し、
    前記候補組織の受注管理装置において、
    前記見積依頼送信部から送信された見積依頼通知を受信する見積依頼受付部と、
    前記見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける見積結果受付部と、
    前記サーバに対して、前記見積結果受付部が受け付けた回答情報を送信する見積結果送信部とを有し、
    前記サーバにおいて、
    前記見積結果送信部から送信された回答情報を、前記発注タスクの遂行に係る見積結果情報として、前記依頼管理情報に付与する見積結果登録部を有し、
    前記プロジェクト管理装置において、
    前記サーバから前記候補組織毎の前記見積結果情報を取得する見積結果取得部と、
    前記候補組織のうち、前記発注タスクの遂行を依頼する発注先組織の指定を受け付ける発注先受付部と、
    前記発注先受付部が受け付けた発注先組織の情報を前記サーバに送信する発注先情報送信部とを有し、
    前記サーバにおいて、
    前記発注先情報送信部から送信された発注先組織の情報と、前記依頼管理情報とに基づき、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に、当該発注先組織に関する情報、および、当該発注先組織からの前記見積結果情報を付与する発注先登録部を有する
    ことを特徴とするプロジェクト管理システム。
  2. 前記回答情報は、前記発注タスクを特定する情報と、前記候補組織を特定する情報と、前記発注タスクの遂行に係る期間および金額に関する情報とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のプロジェクト管理システム。
  3. 前記受注管理装置は、前記発注先組織に設置され、
    前記発注タスクの遂行に伴って生じた遂行情報を受け付ける遂行情報受付部と、
    前記サーバに対して、前記遂行情報受付部が受け付けた遂行情報を送信する遂行情報送信部とを有し、
    前記サーバは、
    前記遂行情報送信部から送信された遂行情報を、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に付与する遂行情報登録部とを有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプロジェクト管理システム。
  4. 前記プロジェクト管理装置は、
    前記タスク関連情報に付与された遂行情報を取得する遂行情報取得部と、
    前記遂行情報取得部が取得した遂行情報に基づき、当該遂行情報に関する画面を表示させる遂行情報表示制御部とを有する
    ことを特徴とする請求項3記載のプロジェクト管理システム。
  5. 前記遂行情報とは、前記発注タスクの進捗状況に関する情報である
    ことを特徴とする請求項3または請求項4記載のプロジェクト管理システム。
  6. 前記遂行情報とは、前記発注タスクを遂行する過程で生成された成果物に関する情報である
    ことを特徴とする請求項3または請求項4記載のプロジェクト管理システム。
  7. 前記プロジェクト管理装置は、
    前記タスク関連情報に付与されている前記成果物に関する情報が検収済みであることを示す検収完了情報を受け付ける検収結果受付部と、
    前記サーバに対して、前記検収結果受付部が受け付けた検収完了情報を送信する検収結果送信部とを有し、
    前記サーバは、
    前記検収結果送信部から送信された検収完了情報に基づき、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に、検収済であることを示す情報を付与する
    ことを特徴とする請求項6記載のプロジェクト管理システム。
  8. 前記タスク関連情報は前記発注タスクを遂行する担当者情報を含み、
    前記プロジェクト管理装置は、
    前記担当者情報を取得する担当者情報取得部と、
    前記担当者情報取得部が取得した担当者情報に基づき、前記発注タスクを遂行する担当者の体制表を表示させる体制表表示制御部とを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載のプロジェクト管理システム。
  9. プロジェクトで実施する1つ以上のタスクの遂行を管理するプロジェクト管理装置と、前記1つ以上のタスクに関する情報を階層構造で保持するタスク関連情報を記憶するサーバと、1つ以上の組織にそれぞれ設置される受注管理装置とがネットワークを介して接続されるプロジェクト管理システムであって、
    前記プロジェクト管理装置において、
    前記1つ以上のタスクのうち前記組織に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補組織の情報とを含む発注候補情報を受け付ける発注依頼受付部と、
    前記発注依頼受付部が受け付けた発注候補情報を前記サーバに送信する発注候補情報送信部と、
    前記発注依頼受付部が前記発注候補情報を受け付けると、前記候補組織の受注管理装置に対して、前記発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信する見積依頼送信部とを有し、
    前記サーバにおいて、
    前記発注候補情報送信部から送信された発注候補情報に基づき、前記候補組織毎の、当該候補組織への前記発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行う依頼情報登録部を有し、
    前記候補組織の受注管理装置において、
    前記見積依頼送信部から送信された見積依頼通知を受信する第1の見積依頼受付部と、
    前記見積依頼通知に対する回答情報を受け付ける第1の見積結果受付部と、
    前記プロジェクト管理装置に対して、前記第1の見積結果受付部が受け付けた回答情報を送信する第1の見積結果送信部とを有し、
    前記プロジェクト管理装置において、
    前記第1の見積結果送信部から送信された回答情報を受信する第2の見積結果受付部と、
    前記第2の見積結果受付部が受け付けた回答情報を前記サーバに送信する第2の見積結果送信部とを有し、
    前記サーバにおいて、
    前記第2の見積結果送信部から送信された回答情報を、前記発注タスクの遂行に係る見積結果情報として前記依頼管理情報に付与する見積結果登録部を有し、
    前記プロジェクト管理装置において、
    前記サーバから前記候補組織毎の前記見積結果情報を取得する見積結果取得部と、
    前記候補組織のうち、前記発注タスクの遂行を依頼する発注先組織の指定を受け付ける発注先受付部と、
    前記発注先受付部が受け付けた発注先組織の情報を前記サーバに送信する発注先情報送信部とを有し、
    前記サーバにおいて、
    前記発注先情報送信部から送信された発注先組織の情報と、前記依頼管理情報とに基づき、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に、当該発注先組織に関する情報、および、当該発注先組織からの前記見積結果情報を付与する発注先登録部を有する
    ことを特徴とするプロジェクト管理システム。
  10. 前記回答情報は、前記発注タスクを特定する情報と、前記候補組織を特定する情報と、前記発注タスクの遂行に係る期間および金額に関する情報とを含む
    ことを特徴とする請求項9記載のプロジェクト管理システム。
  11. 前記受注管理装置は、前記発注先組織に設置され、
    前記発注タスクの遂行に伴って生じた遂行情報を受け付ける第1の遂行情報受付部と、
    前記プロジェクト管理装置に対して、前記第1の遂行情報受付部が受け付けた遂行情報を送信する第1の遂行情報送信部とを有し、
    前記プロジェクト管理装置は、
    前記第1の遂行情報送信部から送信された遂行情報を受け付ける第2の遂行情報受付部と、
    前記第2の遂行情報受付部が受け付けた遂行情報を前記サーバに送信する第2の遂行情報送信部とを有し、
    前記サーバは、
    前記第2の遂行情報送信部から送信された遂行情報を、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に付与する遂行情報登録部とを有する
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載のプロジェクト管理システム。
  12. 前記プロジェクト管理装置は、
    前記タスク関連情報に付与された遂行情報を取得する遂行情報取得部と、
    前記遂行情報取得部が取得した遂行情報に基づき、当該遂行情報に関する画面を表示させる遂行情報表示制御部を有する
    ことを特徴とする請求項11記載のプロジェクト管理システム。
  13. 前記遂行情報とは、前記発注タスクの進捗状況に関する情報である
    ことを特徴とする請求項11または請求項12記載のプロジェクト管理システム。
  14. 前記遂行情報とは、前記発注タスクを遂行する過程で生成された成果物に関する情報である
    ことを特徴とする請求項11または請求項12記載のプロジェクト管理システム。
  15. 前記プロジェクト管理装置は、
    前記タスク関連情報に付与されている前記成果物に関する情報が検収済みであることを示す検収完了情報を受け付ける検収結果受付部と、
    前記サーバに対して、前記検収結果受付部が受け付けた検収完了情報を送信する検収結果送信部とを有し、
    前記サーバは、
    前記検収結果送信部から送信された検収完了情報に基づき、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に、検収済であることを示す情報を付与する
    ことを特徴とする請求項14記載のプロジェクト管理システム。
  16. 前記タスク関連情報は前記発注タスクを遂行する担当者情報を含み、
    前記プロジェクト管理装置は、
    前記担当者情報を取得する担当者情報取得部と、
    前記担当者情報取得部が取得した担当者情報に基づき、前記発注タスクを遂行する担当者の体制表を表示させる体制表表示制御部とを有する
    ことを特徴とする請求項9から請求項15のうちのいずれか1項記載のプロジェクト管理システム。
  17. プロジェクトで実施する1つ以上のタスクの遂行を管理するプロジェクト管理装置と、前記1つ以上のタスクに関する情報を階層構造で保持するタスク関連情報を記憶するサーバと、1つ以上の組織にそれぞれ設置される受注管理装置とがネットワークを介して接続されるプロジェクト管理システムにおけるプロジェクト管理方法であって、
    前記プロジェクト管理装置において、
    発注依頼受付部が、前記1つ以上のタスクのうち前記組織に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補組織の情報とを含む発注候補情報を受け付けるステップと、
    発注候補情報送信部が、前記発注依頼受付部が受け付けた発注候補情報を前記サーバに送信するステップとを有し、
    前記サーバにおいて、
    依頼情報登録部が、前記発注候補情報送信部から送信された発注候補情報に基づき、前記候補組織毎の、当該候補組織への前記発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行うステップと、
    見積依頼送信部が、前記発注候補情報が送信されると、前記候補組織の受注管理装置に対して、前記発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信するステップとを有し、
    前記候補組織の受注管理装置において、
    見積依頼受付部が、前記見積依頼送信部から送信された見積依頼通知を受信するステップと、
    見積結果受付部が、前記見積依頼通知に対する回答情報を受け付けるステップと、
    見積結果送信部が、前記サーバに対して、前記見積結果受付部が受け付けた回答情報を送信するステップとを有し、
    前記サーバにおいて、
    見積結果登録部が、前記見積結果送信部から送信された回答情報を、前記発注タスクの遂行に係る見積結果情報として前記依頼管理情報に付与するステップを有し、
    前記プロジェクト管理装置において、
    見積結果取得部が、前記サーバから前記候補組織毎の前記見積結果情報を取得するステップと、
    発注先受付部が、前記候補組織のうち、前記発注タスクの遂行を依頼する発注先組織の指定を受け付けるステップと、
    発注先情報送信部が、前記発注先受付部が受け付けた発注先組織の情報を前記サーバに送信するステップとを有し、
    前記サーバにおいて、
    発注先登録部が、前記発注先情報送信部から送信された発注先組織の情報と、前記依頼管理情報とに基づき、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報、当該発注先組織に関する情報、および、当該発注先組織からの前記見積結果情報を付与するステップを有する
    ことを特徴とするプロジェクト管理方法。
  18. プロジェクトで実施する1つ以上のタスクの遂行を管理するプロジェクト管理装置と、前記1つ以上のタスクに関する情報を階層構造で保持するタスク関連情報を記憶するサーバと、1つ以上の組織にそれぞれ設置される受注管理装置とがネットワークを介して接続されるプロジェクト管理システムにおけるプロジェクト管理方法であって、
    前記プロジェクト管理装置において、
    発注依頼受付部が、前記1つ以上のタスクのうち前記組織に遂行させる発注タスクの情報と、当該発注タスクの遂行を依頼する候補となる1つ以上の候補組織の情報とを含む発注候補情報を受け付けるステップと、
    発注候補情報送信部が、前記発注依頼受付部が受け付けた発注候補情報を前記サーバに送信するステップと、
    見積依頼送信部が、前記発注依頼受付部が前記発注候補情報を受け付けると、前記候補組織の受注管理装置に対して、前記発注タスクの遂行に係る見積依頼通知を送信するステップとを有し、
    前記サーバにおいて、
    依頼情報登録部が、前記発注候補情報送信部から送信された発注候補情報に基づき、前記候補組織毎の、当該候補組織への前記発注タスクの発注依頼に関する依頼管理情報の登録を行うステップを有し、
    前記候補組織の受注管理装置において、
    第1の見積依頼受付部が、前記見積依頼送信部から送信された見積依頼通知を受信するステップと、
    第1の見積結果受付部が、前記見積依頼通知に対する回答情報を受け付けるステップと、
    第1の見積結果送信部が、前記プロジェクト管理装置に対して、前記第1の見積結果受付部が受け付けた回答情報を送信するステップとを有し、
    前記プロジェクト管理装置において、
    第2の見積結果受付部が、前記第1の見積結果送信部から送信された回答情報を受信するステップと、
    第2の見積結果送信部が、前記第2の見積結果受付部が受け付けた回答情報を前記サーバに送信するステップとを有し、
    前記サーバにおいて、
    見積結果登録部が、前記第2の見積結果送信部から送信された回答情報を、前記発注タスクの遂行に係る見積結果情報として前記依頼管理情報に付与するステップを有し、
    前記プロジェクト管理装置において、
    見積結果取得部が、前記サーバから前記候補組織毎の前記見積結果情報を取得するステップと、
    発注先受付部が、前記候補組織のうち、前記発注タスクの遂行を依頼する発注先組織の指定を受け付けるステップと、
    発注先情報送信部が、前記発注先受付部が受け付けた発注先組織の情報を前記サーバに送信するステップとを有し、
    前記サーバにおいて、
    発注先登録部が、前記発注先情報送信部から送信された発注先組織の情報と、前記依頼管理情報とに基づき、前記タスク関連情報における前記発注タスクの情報に、当該発注先組織に関する情報、および、当該発注先組織からの前記見積結果情報を付与するステップとを有する
    ことを特徴とするプロジェクト管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023152807A1 (ja) * 2022-02-08 2023-08-17 株式会社日立製作所 計算機システム及び情報共有方法

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