JP2019088218A - 圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム - Google Patents

圃場作業支援端末、圃場作業機、および、圃場作業支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】圃場作業機に対する設置位置にかかわらず好適に操作を行うことができる圃場作業支援端末を実現する。【解決手段】圃場作業を支援する圃場作業支援端末1であって、タッチパネル式の表示部11と、機体位置情報取得部12と、表示制御部13と、通信部14と、を備え、表示制御部13は、自機位置表示部131とアイコン表示部132とを有し、各アイコンはタッチボタンとして機能し、かつ、アイコンごとに機能を割り当てられており、アイコン表示部は、表示部の左右一方側である第一側部に第一アイコン群を、他方側である第二側部に第二アイコン群を表示する第一表示モードと、左右のアイコンを逆転した第二表示モードと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、圃場作業支援端末、圃場作業支援端末を備えた圃場作業機、および、圃場作業支援プログラムに関する。
近年、圃場における農作業を支援するための種々のガイダンスシステムが用いられている。特に、圃場作業機による作業にあたっては、作業の重複や漏れが無く、かつ、効率的に作業を行えるように、作業者を案内するガイダンスシステムが用いられている。
作物の生育段階に応じて異なる作業を行うため、同一の圃場に対して、作業内容に応じた複数種類の圃場作業機を使い分ける場合がある。このような場合において、複数種類の圃場作業機間で共通のガイダンスシステムを用いることができると、作業履歴や圃場状況などの情報を共通して用いることができるため、作業者を効果的に案内できる。
特許文献1には、タッチパネル式液晶ディスプレイを備えた圃場作業機であって、各種レバー位置、道路の走行状況などに応じてディスプレイの設置位置を自在に設定できるものが開示されている。このようなディスプレイを採用した圃場作業支援端末を、複数の圃場作業機間で共通して利用すれば、各圃場作業機の形状や作業姿勢などの条件に応じて当該ディスプレイの設置位置を自在に設定できるため、いずれの圃場作業機を用いる場合であっても作業を行いやすい点で有利である。
特開2002−186309号明細書
また、特許文献1のようなタッチパネル式液晶ディスプレイでは、その設置位置は自在に設定できるものの、ディスプレイに表示される操作ボタンの配置は固定されていた。そのため、ディスプレイの設置位置によっては操作ボタンの操作を行いにくくなる場合があった。
上記に鑑み、圃場作業機に対する設置位置にかかわらず好適に操作を行うことができる圃場作業支援端末の実現が望まれる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援端末であって、タッチパネル式の表示部と、前記走行機体の位置を示す機体位置情報を取得する機体位置情報取得部と、前記表示部への表示を制御する表示制御部と、前記圃場作業機と通信を行う通信部と、を備え、前記表示制御部は、前記機体位置情報に基づいて前記表示部に表示された当該圃場上に前記走行機体の位置を表示する自機位置表示部と、第一アイコン群に属するアイコンおよび第二アイコン群に属するアイコンを前記表示部に表示するアイコン表示部と、を有し、それぞれの前記アイコンはタッチボタンとして機能し、かつ、アイコンごとにあらかじめ設定された機能を割り当てられており、前記アイコン表示部は、前記表示部の左右方向における一方側である第一側部に前記第一アイコン群を表示し、かつ、前記表示部の左右方向における他方側である第二側部に前記第二アイコン群を表示する第一表示モードと、前記第一側部に前記第二アイコン群を表示し、かつ、前記第二側部に前記第一アイコン群を表示する第二表示モードと、を有する。
また、本発明に係る圃場作業支援プログラムは、走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援プログラムであって、前記走行機体の位置を示す機体位置情報を取得する機体位置情報取得機能と、前記圃場作業機と通信を行う通信機能と、前記機体位置情報に基づいて表示部に表示された当該圃場上に前記走行機体の位置を表示する自機位置表示機能と、第一アイコン群に属するアイコンと第二アイコン群に属するアイコンとを前記表示部に表示するアイコン表示機能と、それぞれの前記アイコンをタッチボタンとして機能させる機能と、前記アイコンのそれぞれに、あらかじめ設定された機能を割り当てる機能と、前記表示部の左右方向における一方側である第一側部に前記第一アイコン群を表示し、かつ、前記表示部の左右方向における他方側である第二側部に前記第二アイコン群を表示する第一表示モードと、前記第一側部に前記第二アイコン群を表示し、かつ、前記第二側部に前記第一アイコン群を表示する第二表示モードと、を選択する機能と、をコンピューターに実現させる。
これらの構成によれば、圃場作業機に対する設置位置に応じて操作ボタンの配置を変更することができるため、使いやすいガイダンスシステムを提供することができる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記アイコンが、当該アイコンが有する機能の重要度に基づき、前記第一アイコン群に属するアイコンと、前記第一アイコン群に属するアイコンよりも前記重要度の低い前記第二アイコン群に属するアイコンとに、あらかじめ振り分けられていることが好ましい。
この構成によれば、たとえば、使用頻度が高い機能や、特に誤操作を避けるべき機能などが割り当てられたアイコンを、操作しやすい位置に配置することができるため、さらに使いやすいガイダンスシステムを提供することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記アイコンが、前記表示部に対する人為操作に基づいて、前記第一アイコン群に属するアイコンと、前記第二アイコン群に属するアイコンとに、振り分け可能であることが好ましい。
この構成によれば、作業者の好みや癖などに応じて、作業者ひとりひとりに最適化したアイコンの配置を実現できる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記アイコン表示部は、前記第一表示モードと前記第二表示モードとを選択するモード選択アイコンを表示し、かつ、前記モード選択アイコンに対する人為操作に基づいて前記第一表示モードおよび前記第二表示モードのいずれかを選択することが好ましい。
この構成によれば、第一表示モードと第二表示モードとの切替を簡単に行うことができるため、圃場作業支援端末を使用して作業を行う圃場作業機が替わるなどの理由で表示モードを変更する必要が生じたときに、簡単に表示モードを変更することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記圃場作業支援端末は、前記圃場作業機に備えられた乗員座席の幅方向中央部を挟んで、前記第一側部側の第一位置と前記第二側部側の第二位置との少なくとも2つの位置に着脱可能であり、前記アイコン表示部は、前記圃場作業支援端末が前記第一位置に設置されている場合には前記第一表示モードを選択し、かつ、前記圃場作業支援端末が前記第二位置に設置されている場合には前記第二表示モードを選択することが好ましい。
この構成によれば、圃場作業機に乗車する作業者と圃場作業支援端末との相対位置に応じて適切な表示モードを選択することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、前記アイコン表示部は、前記通信部を介して、前記圃場作業支援端末が設置された位置を認識することが好ましい。
この構成によれば、圃場作業機に圃場作業支援端末を設置するだけで、適切な表示モードを自動的に選択することができる。
本発明に係る圃場作業支援端末は、一態様として、上記のいずれかの態様の圃場作業支援端末を備えた圃場作業機であることが好ましい。
この構成によれば、使いやすいガイダンスシステムを備えた圃場作業機を提供することができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を含むガイダンスシステムにおける各構成要素の関係を表す図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態の第一表示モードの例。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態の第二表示モードの例。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を設置する圃場作業機が田植機である場合の第一位置および第二位置を示す上面図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を設置する圃場作業機が田植機である場合の第一位置および第二位置を示す前面図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を設置する圃場作業機がコンバインである場合の第一位置および第二位置を示す上面図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を設置する圃場作業機がキャビン仕様のトラクタである場合の第一位置および第二位置を示す上面図。 本発明に係る圃場作業支援端末の第一の実施形態を設置する圃場作業機がロプス仕様のトラクタである場合の第一位置および第二位置を示す上面図。
〔第一の実施形態〕
本発明に係る圃場作業支援端末の実施形態について、図1〜8を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係る圃場作業支援端末1が、水田P(圃場の一例)における一連の稲作作業を支援する場合を例について説明する。なお、圃場作業支援端末は、たとえば、畑作作業等の稲作作業以外の圃場作業の支援にも適用可能である。なお、以下の説明において、全球測位衛星システムをGNSSと記載する。
本実施形態に係る圃場作業支援端末1は、水田において、田植機2Aによる田植作業、および、コンバイン2Bによる収穫作業、を支援することができる圃場作業支援端末である。田植機2Aは走行機体21A、田植作業装置22A、乗員座席23A、および、GNSS24A、を備え、コンバイン2Bは走行機体21B、収穫作業装置22B、乗員座席23B、および、GNSS24B、を備える。ここで、田植機2Aおよびコンバイン2Bは圃場作業機の例であり、これらを圃場作業機2と総称する。また、田植作業装置22Aおよび収穫作業装置22Bは圃場作業装置の例である。なお、いずれの圃場作業機2においても、乗員座席23に着座した作業者を基準として、作業者の正面方向を「前方」、作業者の背面方向を「後方」、作業者の右手側を「右方」、作業者の左手側を「左方」と定義する。
図1に示すように、圃場作業支援端末1は、タッチパネル11(表示部の一例)、機体位置情報取得部12、表示制御部13、および、通信部14、を備える。表示制御部13は、自機位置表示部131およびアイコン表示部132を有する。
表示制御部13によってタッチパネル11に表示される表示内容3の例を図2、図3に示した。表示内容3は、圃場作業機2の自機位置31、ガイドライン32、作業軌跡33、第一アイコン群34、および、第二アイコン群35、を含む。
アイコン表示部132の第一表示モードにおいては、タッチパネル11の左側部111(第一側部の例)に第一アイコン群34が、タッチパネル11の右側部112(第二側部の例)に第二アイコン群35が、それぞれ表示される(図2)。一方、アイコン表示部132の第二表示モードにおいては、左側部111に第二アイコン群35が、右側部112に第一アイコン群34が表示される(図3)。第一表示モードおよび第二表示モードは、作業者の人為操作により、相互に切り替えることができる。第一アイコン群34には、方位を逆に判定してしまった状態を修正する機能に割り当てられたアイコン34A、作業軌跡33の色塗りを開始する機能に割り当てられたアイコン34B、作業軌跡33の色塗りを停止する機能に割り当てられたアイコン34C、ガイドライン32の誤差を補正する機能に割り当てられたアイコン34D、ホーム画面を呼び出す機能に割り当てられたアイコン34E、および、直前の操作を取り消す機能に割り当てられたアイコン34F、が属している。第一アイコン群34の各アイコンに割り当てられた各機能は、多くの作業者にとって使用頻度が高い。第二アイコン群35には、ガイダンス機能の実行および停止を制御する機能に割り当てられたアイコン35A、現在地を記憶する機能に割り当てられたアイコン35B、および、各種設定画面を呼び出す機能に割り当てられたアイコン35C、が属している。第二アイコン群35の各アイコンに割り当てられた各機能は、多くの作業者にとって使用頻度が低い機能である。つまり、使用頻度が高いアイコンは第一アイコン群34に、使用頻度が低いアイコンは第二アイコン群35に、それぞれ振り分けられている。
続いて、上記の圃場作業支援端末1の使用形態について説明する。まず、水田における田植作業にあたり、左手による端末操作を好む作業者Xは、田植機2A(図4、図5)の乗員座席23Aの左方に位置する予備苗台のフレームに設けられた田植機第一設置位置25A(第一位置の一例)に圃場作業支援端末1を設置し、人為操作によりアイコン表示部132を第一表示モードに設定する。これにより、作業者Xは、左手で操作しやすいタッチパネル11の左側部111に、使用頻度が高いアイコンが振り分けられた第一アイコン群34を表示した状態で、圃場作業支援端末1を使うことができる。
圃場作業支援端末1によるガイダンスを開始すると、表示制御部13は、機体位置情報取得部12が通信部14を介してGNSS24Aにより取得した自機位置31、田植作業を効率よく行うために推奨される走行ルートをあらわすガイドライン32、および、走行機体21Aの走行軌跡と田植作業装置22Aの作業幅とに基づいて認識される作業軌跡33、をタッチパネル11に表示する。作業者Xは、表示されたこれらの情報を参照して、田植作業の重複や漏れが無いように田植機2Aを走行させることができるため、効率よく田植作業を行うことができる。
一方、田植作業を実施する作業者が、右手による端末操作を好む作業者Yである場合、圃場作業支援端末1の設置位置を田植機2Aの乗員座席23Aの右方に位置する予備苗台のフレームに設けられた田植機第二設置位置26A(第二位置の一例)に変更するとともに、人為操作によりアイコン表示部132を第二表示モードに設定する。これにより、作業者Yは、右手で操作しやすいタッチパネル11の右側部112に、使用頻度が高いアイコンが振り分けられた第一アイコン群34を表示した状態で、圃場作業支援端末1を使うことができる。すなわち、作業者X、作業者Yの好みの違いにかかわらず、それぞれの作業者にとって操作がしやすい側に使用頻度が高いアイコンを表示した状態で圃場作業支援端末1を使用することができるので、好適に操作を行うことができる。
また、この圃場作業支援端末1は、コンバイン2Bによる収穫作業にも用いることができる。作業者Xはコンバイン2B(図6)の運転キャビン内に圃場作業支援端末1を設置する。コンバイン2Bにおいては、運転キャビンの左前方に収穫作業装置22Bが装着されているため、乗員座席23Bの左前方に設けられたコンバイン第一設置位置25Bに圃場作業支援端末1を設置すると、収穫作業装置22Bの作業状況を目視で確認する際に視界をさえぎってしまう。そのため作業者Xは、乗員座席23Bの右前方に設けられたコンバイン第二設置位置26Bに圃場作業支援端末1を設置する場合がある。この場合は、作業者Yが田植機2Aの左方側に圃場作業支援端末1を設置した場合とは異なり、アイコン表示部132を第一表示モードに設定することができる。このように設定することにより、作業者Xにとっては田植作業時と収穫作業時とにおいてアイコンの配置が同一になるため、誤操作を起こしにくくなる。
また、この圃場作業支援端末1は、トラクタにおける各種作業にも用いることができる。図7は、キャビン仕様のトラクタ2Cのキャビン内に圃場作業支援端末1を設置した例を示す。田植機2Aおよびコンバイン2Bの場合と同様に、圃場作業支援端末1を設置する位置は、乗員座席23Cの左前方に設けられたトラクタ第一設置位置25C、または、乗員座席23Cの右前方に設けられたトラクタ第二設置位置26C、から選択することができる。また、図8はロプス仕様のトラクタ2Dに圃場作業支援端末1を設置した例を示す。この場合も、乗員座席23Dの左右前方に設けられた第一および第二設置位置25D、26Dから、圃場作業支援端末1を設置する位置を選択することができる。なお、図1にはトラクタ2Cに耕耘作業装置22Cを、トラクタ2Dに代掻作業装置22Dを、それぞれ備える例を示した。また、それぞれ、走行機体21C、21D、および、GNSS24C、24D、を備える。
このように、本実施形態に係る圃場作業支援端末1は、田植機2Aおよびコンバイン2Bの双方に設置して作業を支援することができるとともに、作業者の好みの違いや、圃場作業機2の構造の違いに応じて、適切な表示モードに切り替えることができる。また、表示モードの切替は、人為操作により任意に行うことができる。以上の特徴によって、本実施形態に係る圃場作業支援端末1は使いやすいガイダンスシステムを提供することができる。なお、上記実施形態では、圃場作業支援端末1を複数の圃場作業機2で共用する場合を例に説明したが、それぞれの圃場作業機2にそれぞれ別個の圃場作業支援端末1を備えてもよい。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る圃場作業支援端末のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、圃場作業機が田植機2Aおよびコンバイン2Bである構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る圃場作業支援端末を設置する圃場作業機は、トラクタ、乗用管理機などの任意の圃場作業機であってよい。本発明によれば、それぞれの圃場作業機について、視界の確保や、他の操作手段の配置などの条件を考慮して、圃場作業支援端末を適切に設置することができるとともに、設置位置に応じた適切な表示モードに切り替えることができる。
上記の実施形態では、第一アイコン群34および第二アイコン群35に属するアイコンが、使用頻度に基づいてあらかじめ振り分けられている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、第一アイコン群および第二アイコン群のそれぞれに属するアイコンを、その重要度に基づいて振り分けるように構成してもよく、表示部に対する人為操作に基づいて振り分け可能なように構成してもよい。
上記の実施形態では、作業者Xまたは作業者Yが人為操作により第一表示モードと第二表示モードとを切り替える構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、圃場作業支援端末を第一位置または第二位置のいずれに設置したのかを認識する認識手段を設け、第一位置への設置を認識した場合には自動的に第一表示モードを選択し、第二位置への設置を認識した場合には自動的に第二表示モードを選択するように構成してもよい。このとき、上記の認識手段は、機械的な手段であってもよく、通信部を介した圃場作業機との通信による手段であってもよい。
上記の実施形態では、機体位置情報取得部12が通信部14を介してGNSS24による自機位置31を取得する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、圃場作業支援端末がGNSSなどの測位装置を備え、当該測位装置によって機体位置情報取得部が自機位置を取得するように構成してもよい。なお、圃場作業機、圃場作業支援端末のいずれに測位装置を備える場合であっても、機体位置情報取得部が、測位装置と圃場作業装置との設置位置の差異を考慮して自機位置情報を補正するように構成すると、より精密なガイダンスを行うことができる。
上記の実施形態では、圃場作業支援端末1が専用端末である構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、スマートフォンやタブレット端末などの汎用可搬端末に、機体位置情報取得機能と、通信機能と、自機位置表示機能と、アイコン表示機能と、各アイコンをタッチボタンとして機能させる機能と、各アイコンに機能を割り当てる機能と、第一表示モードと第二表示モードとを選択する機能と、を実現させるプログラムとして構成してもよい。あるいは、上記の機能を備える圃場作業支援端末を搭載した圃場作業機として構成してもよい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば圃場作業支援端末に利用することができる。
1 :圃場作業支援端末
11 :タッチパネル
111 :タッチパネル11の左側部
112 :タッチパネル11の右側部
12 :機体位置情報取得部
13 :表示制御部
131 :自機位置表示部
132 :アイコン表示部
14 :通信部
2 :圃場作業機
2A :田植機
2B :コンバイン
2C :トラクタ(キャビン仕様)
2D :トラクタ(ロプス仕様)
21 :走行機体
22 :圃場作業装置
22A :田植作業装置
22B :収穫作業装置
23 :乗員座席
24 :GNSS
25 :第一設置位置
26 :第二設置位置
3 :表示内容
31 :自機位置
32 :ガイドライン
33 :作業履歴
34 :第一アイコン群
34A〜34F :第一アイコン群に属するアイコン
35 :第二アイコン群
35A〜35C :第二アイコン群に属するアイコン

Claims (8)

  1. 走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援端末であって、
    タッチパネル式の表示部と、
    前記走行機体の位置を示す機体位置情報を取得する機体位置情報取得部と、
    前記表示部への表示を制御する表示制御部と、
    前記圃場作業機と通信を行う通信部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記機体位置情報に基づいて前記表示部に表示された当該圃場上に前記走行機体の位置を表示する自機位置表示部と、第一アイコン群に属するアイコンと第二アイコン群に属するアイコンとを前記表示部に表示するアイコン表示部とを有し、
    それぞれの前記アイコンはタッチボタンとして機能し、かつ、アイコンごとにあらかじめ設定された機能を割り当てられており、
    前記アイコン表示部は、前記表示部の左右方向における一方側である第一側部に前記第一アイコン群を表示し、かつ、前記表示部の左右方向における他方側である第二側部に前記第二アイコン群を表示する第一表示モードと、前記第一側部に前記第二アイコン群を表示し、かつ、前記第二側部に前記第一アイコン群を表示する第二表示モードとを有する圃場作業支援端末。
  2. 前記アイコンが、当該アイコンが有する機能の重要度に基づき、前記第一アイコン群に属するアイコンと、前記第一アイコン群に属するアイコンよりも前記重要度の低い前記第二アイコン群に属するアイコンとに、あらかじめ振り分けられている請求項1に記載の圃場作業支援端末。
  3. 前記アイコンが、前記表示部に対する人為操作に基づいて、前記第一アイコン群に属するアイコンと、前記第二アイコン群に属するアイコンとに、振り分け可能である請求項1または2に記載の圃場作業支援端末。
  4. 前記アイコン表示部は、前記第一表示モードと前記第二表示モードとを選択するモード選択アイコンを表示し、かつ、前記モード選択アイコンに対する人為操作に基づいて前記第一表示モードおよび前記第二表示モードのいずれかを選択する前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  5. 前記圃場作業支援端末は、前記圃場作業機に備えられた乗員座席の幅方向中央部を挟んで、前記第一側部側の第一位置と前記第二側部側の第二位置との少なくとも2つの位置に着脱可能であり、
    前記アイコン表示部は、前記圃場作業支援端末が前記第一位置に設置されている場合には前記第一表示モードを選択し、かつ、前記圃場作業支援端末が前記第二位置に設置されている場合には前記第二表示モードを選択する請求項1〜3のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末。
  6. 前記アイコン表示部は、前記通信部を介して、前記圃場作業支援端末が設置された位置を認識する請求項5に記載の圃場作業支援端末。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の圃場作業支援端末を備えた圃場作業機。
  8. 走行機体と圃場に対する作業を行う圃場作業装置とを備えた圃場作業機に設けられ当該圃場作業機による圃場作業を支援する圃場作業支援プログラムであって、
    前記走行機体の位置を示す機体位置情報を取得する機体位置情報取得機能と、
    前記圃場作業機と通信を行う通信機能と、
    前記機体位置情報に基づいて表示部に表示された当該圃場上に前記走行機体の位置を表示する自機位置表示機能と、
    第一アイコン群に属するアイコンと第二アイコン群に属するアイコンとを前記表示部に表示するアイコン表示機能と、
    それぞれの前記アイコンをタッチボタンとして機能させる機能と、
    前記アイコンのそれぞれに、あらかじめ設定された機能を割り当てる機能と、
    前記表示部の左右方向における一方側である第一側部に前記第一アイコン群を表示し、かつ、前記表示部の左右方向における他方側である第二側部に前記第二アイコン群を表示する第一表示モードと、前記第一側部に前記第二アイコン群を表示し、かつ、前記第二側部に前記第一アイコン群を表示する第二表示モードとを選択する機能と、
    をコンピューターに実現させる圃場作業支援プログラム。
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