JP2019085239A - 用紙搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ピックアップローラーの清掃の頻度を向上する。【解決手段】ローラーホルダー40は、ピックアップローラー軸31および搬送ローラー軸21を回転可能に支持している。ローラーホルダー40は、搬送ローラー軸21を支点として揺動する。清掃部材50は、ピックアップローラー30の外周面を清掃する。ピックアップローラー30が手差しトレイ8に向けて下降する方向にローラーホルダー40が移動するときに、回転するピックアップローラー30の外周面に清掃部材50が接触して清掃する。ピックアップローラー30が最上位の用紙に接触する位置では、清掃部材50がピックアップローラー30の外周面から離れる。【選択図】図5
Description
本開示は、用紙搬送装置に関する。
従来、用紙を搬送する用紙搬送装置において、用紙が積載される用紙積載台から用紙を繰り出すピックアップローラーを備える構成が知られている。ピックアップローラーにユーザーが触れることによる汚れの付着、紙粉の付着などに起因して、ピックアップローラーの摩擦力が低下すると、紙詰まり、用紙の重送などが発生しやすくなる。そのため、ピックアップローラーを定期的に清掃することが求められている。
特開2011−136830号公報(特許文献1)には、シート部材を給送する給送ローラの汚れの除去に関し、給紙トレイが抜き出されると、ローラ面がクリーニングパッドに接触して、ローラ面における接触部分の汚れがクリーニングパッドによって除去される、と記載されている。
上記文献に記載の技術では、給紙トレイの挿抜時にしかローラの清掃が行なわれないため、清掃頻度が少なく十分ではない。
本開示では、ピックアップローラーの清掃の頻度を向上できる用紙搬送装置が提供される。
本開示に従うと、用紙を搬送する用紙搬送装置が提供される。用紙搬送装置は、用紙積載台と、ピックアップローラーと、ピックアップローラー軸と、搬送ローラーと、搬送ローラー軸と、ローラーホルダーと、清掃部材とを備えている。用紙積載台に、用紙が積載される。ピックアップローラーは、用紙積載台の上方に配置されている。ピックアップローラーは、用紙積載台に積載された最上位の用紙の上面に当接して、該用紙を用紙積載台から繰り出す。ピックアップローラーは、ピックアップローラー軸に固定されている。搬送ローラーは、ピックアップローラーに対し用紙の搬送方向の下流に配置されている。搬送ローラーは、ピックアップローラーにより繰り出された用紙を搬送する。搬送ローラーは、搬送ローラー軸に固定されている。ローラーホルダーは、ピックアップローラー軸および搬送ローラー軸を回転可能に支持している。ローラーホルダーは、搬送ローラー軸を支点として揺動する。清掃部材は、ピックアップローラーの外周面を清掃する。ピックアップローラーが用紙積載台に向けて下降する方向にローラーホルダーが移動するときに、回転するピックアップローラーの外周面に清掃部材が接触して清掃する。ピックアップローラーが最上位の用紙に接触する位置では、清掃部材がピックアップローラーの外周面から離れる。
上記の用紙搬送装置は、搬送ローラー軸を回転させる駆動力をローラーホルダーへ伝達する駆動力伝達部をさらに備えている。搬送ローラーの回転駆動に連動して、ピックアップローラーが下降する。
上記の用紙搬送装置は、搬送ローラー軸を回転させる駆動力をピックアップローラー軸へ伝達する第2の駆動力伝達部をさらに備えている。搬送ローラーの回転駆動に連動して、ピックアップローラーが回転する。
上記の用紙搬送装置は、搬送ローラーの外周面を清掃する第2の清掃部材をさらに備えている。ピックアップローラーが用紙積載台に向けて下降する方向にローラーホルダーが移動するときに、回転する搬送ローラーの外周面に第2の清掃部材が接触して清掃する。
上記の用紙搬送装置は、清掃部材を保持する保持部材をさらに備えている。保持部材は、ピックアップローラー軸に対して相対移動可能である。保持部材は、ピックアップローラーよりも下方に突出する突出部を有している。ピックアップローラーが用紙積載台に向けて下降する方向にローラーホルダーが移動するときに、ピックアップローラーが最上位の用紙に接触する以前に突出部が最上位の用紙に接触することで、保持部材がピックアップローラー軸に対して上方へ相対移動して清掃部材がピックアップローラーの外周面から離れる。
上記の用紙搬送装置は、清掃部材を保持し、ピックアップローラー軸に対して相対移動可能である、保持部材と、保持部材の移動を規制する規制部材とをさらに備えている。ピックアップローラーが用紙積載台に向けて下降する方向にローラーホルダーが移動するときに、ピックアップローラーが最上位の用紙に接触する以前に保持部材が規制部材に接触することで、保持部材がピックアップローラー軸に対して上方へ相対移動して清掃部材がピックアップローラーの外周面から離れる。
上記の用紙搬送装置において、清掃部材は、ピックアップローラーを覆う板状の形状を有している。清掃部材は、ピックアップローラーに接触するローラー接触面を有している。ローラー接触面の曲率がピックアップローラーの曲率以上である。
本開示に係る用紙搬送装置によれば、ピックアップローラーの清掃の頻度を向上することができる。
以下に、図面を参照しつつ、用紙搬送装置の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
(画像形成装置)
図1は、画像形成装置の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)100の全体構成を示す斜視図である。図1に示されるように、MFP100は、原稿を光学的に読み取って画像データを得る画像読取部2と、画像データに基づいて用紙上に画像を印刷する画像形成部6とを備えている。MFP100の本体の上面には、画像読取部2に原稿を送るフィーダー4が配置されている。MFP100の下部には、画像形成部6に供給される印刷用紙を格納するための、4台の給紙カセット9が配置されている。MFP100の中央部には、画像形成部6によって画像を形成された印刷用紙が排出されるトレイ5が配置されている。
(画像形成装置)
図1は、画像形成装置の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)100の全体構成を示す斜視図である。図1に示されるように、MFP100は、原稿を光学的に読み取って画像データを得る画像読取部2と、画像データに基づいて用紙上に画像を印刷する画像形成部6とを備えている。MFP100の本体の上面には、画像読取部2に原稿を送るフィーダー4が配置されている。MFP100の下部には、画像形成部6に供給される印刷用紙を格納するための、4台の給紙カセット9が配置されている。MFP100の中央部には、画像形成部6によって画像を形成された印刷用紙が排出されるトレイ5が配置されている。
MFP100の本体の前面側には、操作パネル300が装着されている。操作パネル300は、ヒンジ300Aによって回動可能にMFP100の本体に設置されている。
MFP100の右側面には、手差しトレイ8が設けられている。手差しトレイ8は、開閉可能である。図1には、手差しトレイ8が閉じた状態が示されている。手差しトレイ8は、後述する図2に示されるように、開いた状態を取ることもできる。開いた状態の手差しトレイ8の上には、印刷用紙が載置され得る。
(用紙搬送装置10)
図2は、MFP100を部分的に拡大した斜視図である。図2には、手差しトレイ8を開いた状態が示されている。図2に示す矢印A1は、印刷用紙の搬送方向を示す。手差しトレイ8の根元部分には、ローラーホルダー40が配置されている。ローラーホルダー40は、詳細を後述する搬送ローラー20およびピックアップローラー30を保持している。ピックアップローラー30および搬送ローラー20によって手差しトレイ8から搬送される印刷用紙は、搬送面47に沿って移動する。
図2は、MFP100を部分的に拡大した斜視図である。図2には、手差しトレイ8を開いた状態が示されている。図2に示す矢印A1は、印刷用紙の搬送方向を示す。手差しトレイ8の根元部分には、ローラーホルダー40が配置されている。ローラーホルダー40は、詳細を後述する搬送ローラー20およびピックアップローラー30を保持している。ピックアップローラー30および搬送ローラー20によって手差しトレイ8から搬送される印刷用紙は、搬送面47に沿って移動する。
手差しトレイ8は、規制部材81,82を有している。手差しトレイ8上では、規制部材81と規制部材82との間に、印刷用紙が配置される。手差しトレイ8は、本実施の形態における、印刷用紙が積載される用紙積載台の一例である。規制部材81,82は、印刷用紙の搬送方向に交わる方向(以降、「幅方向」という)において、印刷用紙の位置を規制する。図2において、両矢印A2は、当該幅方向を示す。規制部材81,82は、幅方向においてスライド移動することによって、2以上の種類の印刷用紙のサイズのそれぞれに対応する。
規制部材81の幅方向のスライド移動と、規制部材82の幅方向のスライド移動とは、互いに連動している。手差しトレイ8は、規制部材81と規制部材82とのスライド移動を連携させる部材(図示しない)を含んでいる。当該部材により、規制部材81と規制部材82とのいずれか一方を幅方向にスライド移動させる操作によって、他方も連動して幅方向にスライド移動する。たとえば、規制部材81を規制部材82に近づける方向に移動させると、規制部材82も規制部材81に近づく方向に移動する。規制部材81を規制部材82から離れる方向に移動させると、規制部材82も規制部材81から離れる方向に移動する。
図3は、ローラーホルダー40の内部構造を示す斜視図である。図3においては、ローラーホルダー40は図示を省略されており、ローラーホルダー40の内部に収容されている各構成が図示されている。図3に示すように、本実施の形態の用紙搬送装置10は、ピックアップローラー30と、搬送ローラー20と、トルクリミッタ22と、タイミングベルト23と、戻しばね24とを主に備えている。
ピックアップローラー30は、手差しトレイ8の上方に配置されている。ピックアップローラー30は、ピックアップローラー軸31に固定されている。ピックアップローラー軸31は、ローラーホルダー40によって回転可能に支持されている。ピックアップローラー30とピックアップローラー軸31とは、一体として回転可能に構成されている。
搬送ローラー20は、ピックアップローラー30に対し印刷用紙の搬送方向の下流に配置されている。搬送ローラー20は、搬送ローラー軸21に固定されている。搬送ローラー軸21は、ローラーホルダー40によって回転可能に支持されている。搬送ローラー20と搬送ローラー軸21とは、一体として回転可能に構成されている。搬送ローラー軸21とピックアップローラー軸31とは、平行に配置されている。
トルクリミッタ22は、搬送ローラー軸21に固定されている。トルクリミッタ22は、ローラーホルダー40と連結されている。トルクリミッタ22は、搬送ローラー軸21の回転をローラーホルダー40に伝達可能に構成されている。トルクリミッタ22は、本実施の形態における、搬送ローラー軸21を回転させる駆動力をローラーホルダー40へ伝達する駆動力伝達部の一例である。
タイミングベルト23は、搬送ローラー軸21とピックアップローラー軸31との両方に巻き掛けられている。タイミングベルト23は、搬送ローラー軸21の回転をピックアップローラー軸31に伝達可能に構成されている。タイミングベルト23は、本実施の形態における、搬送ローラー軸21を回転させる駆動力をピックアップローラー軸31へ伝達する駆動力伝達部の一例である。タイミングベルト23に替えて、搬送ローラー軸21に固定されたギヤとピックアップローラー軸31に固定されたギヤとの噛み合いによって駆動力を伝達する構成としてもよい。
搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されることにより、搬送ローラー軸21は回転する。搬送ローラー軸21を回転させる駆動力は、トルクリミッタ22を経由して、ローラーホルダー40に伝達される。搬送ローラー軸21を回転させる駆動力はまた、タイミングベルト23を経由して、ピックアップローラー30へ伝達される。
駆動力の作用によって、ローラーホルダー40は、搬送ローラー軸21を支点として揺動して、ピックアップローラー30が手差しトレイ8に向けて下降する方向に移動する。搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されて、ピックアップローラー30が手差しトレイ8上に積載された最上位の印刷用紙の上面に当接するときの、ピックアップローラー30およびローラーホルダー40の配置を、本明細書では接触位置と称する。
戻しばね24は、搬送ローラー軸21に固定されている。搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されてローラーホルダー40が移動することで、戻しばね24に付勢力が蓄えられる。
搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されなくなると、ローラーホルダー40は、戻しばね24の付勢力の作用によって、搬送ローラー軸21を支点として逆方向に揺動して、ピックアップローラー30が上昇して手差しトレイ8から離れる方向に移動する。搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されていないとき、ピックアップローラー30は、戻しばね24の付勢力の作用によって、印刷用紙から離れた位置に配置される。搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されていないときのピックアップローラー30およびローラーホルダー40の配置を、本明細書では待機位置と称する。
(清掃部材50の構成)
図4は、接触位置にある用紙搬送装置10を、搬送ローラー軸21およびピックアップローラー軸31の軸方向に見た模式図である。図4に示すように、用紙搬送装置10は、清掃部材50と、保持部材60とをさらに備えている。清掃部材50は、ピックアップローラー30の近傍に配置されている。図4に示す清掃部材50は、ピックアップローラー30の上方に配置されている。清掃部材50は、ピックアップローラー30を上方から覆う、湾曲した板状の形状を有している。清掃部材50は、湾曲の内側が下方を向いてピックアップローラー30に対向し、湾曲の外側が上方を向いてローラーホルダー40に対向するように、配置されている。
図4は、接触位置にある用紙搬送装置10を、搬送ローラー軸21およびピックアップローラー軸31の軸方向に見た模式図である。図4に示すように、用紙搬送装置10は、清掃部材50と、保持部材60とをさらに備えている。清掃部材50は、ピックアップローラー30の近傍に配置されている。図4に示す清掃部材50は、ピックアップローラー30の上方に配置されている。清掃部材50は、ピックアップローラー30を上方から覆う、湾曲した板状の形状を有している。清掃部材50は、湾曲の内側が下方を向いてピックアップローラー30に対向し、湾曲の外側が上方を向いてローラーホルダー40に対向するように、配置されている。
清掃部材50は、ピックアップローラー30の構成材料よりも弾性率の小さい材料で構成されている。たとえば清掃部材50は、フェルト部材、コルク部材、不織布、または粘着性を有する樹脂部材などで構成されている。
清掃部材50の湾曲の内側面は、ローラー接触面51を構成している。ローラー接触面51は、下方を向いている。ローラー接触面51は、ピックアップローラー30に対向している。用紙搬送装置10が接触位置にあるとき、ローラー接触面51はピックアップローラー30に接触しておらず、ローラー接触面51とピックアップローラー30の外周面32との間には隙間が形成されている。
清掃部材50が湾曲した形状を有しているため、ローラー接触面51もまた湾曲形状を有している。清掃部材50がピックアップローラー30に接触していないときのローラー接触面51の曲率は、ピックアップローラー30の曲率以上である。
保持部材60は、清掃部材50を保持している。保持部材60は、長穴状の開口61が形成された部分を有している。保持部材60は、長穴の長手方向が上下方向に延びるように配置されている。図4に示す保持部材60は、長円状の形状を有する部分を有している。長穴は、長円に替えて、丸穴を長く伸ばした形状であってもよい。保持部材60の開口に、ピックアップローラー軸31が挿通されている。これにより保持部材60は、ピックアップローラー軸31と係合している。
ピックアップローラー軸31が挿通されている開口61が丸穴ではなく長穴状であるため、保持部材60はピックアップローラー軸31に対して相対移動可能である。保持部材60は、ピックアップローラー軸31を支点として、上下方向に移動可能である。
保持部材60の長穴状の開口61の上端は、ピックアップローラー30よりも上方に配置されている。当該上端に、清掃部材50が保持されている。保持部材60の長穴状の開口61の下端は、ピックアップローラー30よりも下方に突出している。用紙搬送装置10が接触位置にあるとき、保持部材60の開口61の下端は、手差しトレイ8上に積載された最上位の印刷用紙の上面に当接しているか、または手差しトレイ8の上面に当接している。
図5は、待機位置にある用紙搬送装置10を軸方向に見た模式図である。用紙搬送装置10が待機位置にあるとき、清掃部材50のローラー接触面51とピックアップローラー30の外周面32との間には隙間が形成されず、ローラー接触面51はピックアップローラー30に面接触している。ローラー接触面51がピックアップローラー30に接触することで、清掃部材50はピックアップローラー30から応力を受ける。清掃部材50は、ピックアップローラー30の外周面32に沿って曲率を小さくするように変形して、ピックアップローラー30の外周面32に面接触している。
なお、清掃部材50の材質によっては、微視的にはローラー接触面51の全体がピックアップローラー30に接触していない場合もあるが、巨視的にローラー接触面51がピックアップローラー30の外周面32に接触していれば、ローラー接触面51はピックアップローラー30に面接触していると言える。
(清掃部材50の清掃動作)
次に、清掃部材50がピックアップローラー30を清掃する動作について説明する。手差しトレイ8に積載された印刷用紙の搬送を開始するとき、図5に示す待機位置にある用紙搬送装置10に対し、図示しない回転駆動源から搬送ローラー軸21に駆動力が伝達される。駆動力を受けた搬送ローラー軸21が回転する。搬送ローラー軸21と一体に、搬送ローラー20が回転する。
次に、清掃部材50がピックアップローラー30を清掃する動作について説明する。手差しトレイ8に積載された印刷用紙の搬送を開始するとき、図5に示す待機位置にある用紙搬送装置10に対し、図示しない回転駆動源から搬送ローラー軸21に駆動力が伝達される。駆動力を受けた搬送ローラー軸21が回転する。搬送ローラー軸21と一体に、搬送ローラー20が回転する。
搬送ローラー軸21から、タイミングベルト23を介して、駆動力がピックアップローラー軸31に伝達される。駆動力を受けたピックアップローラー軸31が回転する。ピックアップローラー軸31と一体に、ピックアップローラー30が回転する。
図5に示すように清掃部材50がピックアップローラー30の外周面32に面接触した状態で、ピックアップローラー30が回転する。ピックアップローラー30が清掃部材50に対して摺動することにより、ピックアップローラー30の外周面32の全体が清掃される。
搬送ローラー軸21から、トルクリミッタ22を介して、駆動力がローラーホルダー40に伝達される。駆動力を受けたローラーホルダー40は、搬送ローラー軸21を支点として回転し、ピックアップローラー30が下降する方向に移動する。清掃部材50を保持する保持部材60の開口61の下端が、手差しトレイ8上に積載された最上位の印刷用紙の上面よりも上方に位置している間は、清掃部材50がピックアップローラー30に接触している状態が維持されるため、ピックアップローラー30の清掃が継続される。
保持部材60の下端が最上位の印刷用紙の上面に当接すると、保持部材60および清掃部材50の移動が妨げられる。保持部材60および清掃部材50は、ピックアップローラー30に対して相対移動する。保持部材60および清掃部材50は、ピックアップローラー軸31に対して、相対的に上方に移動する。保持部材60が押し上げられて清掃部材50がピックアップローラー30の外周面32から離れることで、清掃部材50によるピックアップローラー30の清掃がされなくなる。
ピックアップローラー30は、さらに下降して、最上位の印刷用紙の上面に当接する。ピックアップローラー30が印刷用紙に接触すると、トルクリミッタ22により給紙圧が発生する。ピックアップローラー30が印刷用紙に接触した状態で回転することにより、印刷用紙が繰り出される。繰り出された印刷用紙がピックアップローラー30の下流側の搬送ローラー20の回転によってさらに搬送されることにより、画像形成部6(図1)への印刷用紙の供給が行なわれる。
印刷用紙の搬送が終了すると、回転駆動源が停止し、搬送ローラー軸21に駆動力が伝達されなくなる。搬送ローラー20が回転を停止し、ピックアップローラー30も回転を停止する。ローラーホルダー40は、戻しばね24に蓄えられた弾性エネルギーの作用で、搬送ローラー軸21を支点として、ピックアップローラー30が上昇する方向に移動する。保持部材60は、自重で、ピックアップローラー軸31に対して相対的に下方に移動し、ピックアップローラー30の外周面32に清掃部材50が接触する。
ピックアップローラー30の上昇中、および用紙搬送装置10が接触位置にあるときには、ピックアップローラー30の外周面32に清掃部材50が接触しているが、ピックアップローラー30が回転を停止しているため、ピックアップローラー30の全体が清掃部材50で清掃されることはない。
(作用および効果)
上述した説明と一部重複する記載もあるが、本実施の形態の特徴的な構成および作用効果についてまとめて記載すると、以下の通りである。
上述した説明と一部重複する記載もあるが、本実施の形態の特徴的な構成および作用効果についてまとめて記載すると、以下の通りである。
図4,5に示すように、ピックアップローラー30が固定されたピックアップローラー軸31と搬送ローラー20が固定された搬送ローラー軸21とを回転可能に支持するローラーホルダー40は、搬送ローラー軸21を支点として揺動する。図4に示すように、ピックアップローラー30が手差しトレイ8に向けて下降する方向にローラーホルダー40が移動するときに、回転するピックアップローラー30の外周面32に清掃部材50が接触して、ピックアップローラー30を清掃する。
手差しトレイ8からの印刷用紙の供給時にピックアップローラー30が回転駆動されて待機位置から下降するとき、ピックアップローラー30に接触している清掃部材50によって、ピックアップローラー30が清掃される。通常の印刷が行なわれる度に、ピックアップローラー30の清掃が行なわれるので、従来に比べてピックアップローラー30の清掃の頻度を向上することができる。したがって、紙粉などによるピックアップローラー30の表面摩擦力の低下を抑制でき、紙詰まり、用紙の重送などの発生を抑制することができる。
印刷用紙を搬送するための搬送ローラー20およびピックアップローラー30の回転によって自動的に清掃が行なわれるので、ピックアップローラー30の清掃のためにユーザーが特別な操作を行なう必要がなく、ユーザーの利便性が向上する。
図4に示すように、ピックアップローラー30が最上位の印刷用紙に接触する位置では、清掃部材50がピックアップローラー30の外周面32から離れる。手差しトレイ8に積載された印刷用紙にピックアップローラー30が当接するよりも前に、清掃部材50はピックアップローラー30から離れている。清掃部材50がピックアップローラー30に常時接触しないため、ピックアップローラー30の外周面32の磨き過ぎを抑制できる。清掃部材50がピックアップローラー30による印刷用紙の繰り出しに対する抵抗にならないので、用紙搬送時の駆動源への負荷を抑制することができる。
また図3に示すように、用紙搬送装置10は、搬送ローラー軸21を回転させる駆動力をローラーホルダー40へ伝達するトルクリミッタ22を備えている。搬送ローラー20の回転駆動に連動してピックアップローラー30を下降することができ、ピックアップローラー30を下降させるための駆動源を別に必要としないので、用紙搬送装置10の構成を簡素化することができる。
また図3に示すように、用紙搬送装置10は、搬送ローラー軸21を回転させる駆動力をピックアップローラー軸31へ伝達するタイミングベルト23をさらに備えている。搬送ローラー20の回転駆動に連動してピックアップローラー30を回転することができ、ピックアップローラー30を回転させるための駆動源を別に必要としないので、用紙搬送装置10の構成を簡素化することができる。
また図4,5に示すように、清掃部材50を保持する保持部材60は、ピックアップローラー軸31に対して相対可能である。保持部材60は、長穴状の開口61を有している。開口61の下端は、ピックアップローラー30よりも下方に突出している。ピックアップローラー30が下降するときに、ピックアップローラー30が最上位の印刷用紙に接触する以前に開口61の下端が最上位の印刷用紙に接触することで、保持部材60がピックアップローラー軸31に対して上方へ相対移動して、清掃部材50がピックアップローラー30の外周面32から離れる。このようにすれば、手差しトレイ8への印刷用紙の積載量に関わらず、ピックアップローラー30が最上位の印刷用紙に接触する以前に、清掃部材50を確実にピックアップローラー30から離すことができる。
また図4,5に示すように、清掃部材50は、ピックアップローラー30を覆う湾曲した板状の形状を有している。清掃部材50は、ピックアップローラー30に接触するローラー接触面51を有している。ローラー接触面51の曲率が、ピックアップローラー30の曲率以上である。このようにすれば、ピックアップローラー30と清掃部材とを面接触させることができるので、清掃面を広く確保することができる。清掃部材50の広い清掃面の一部分とピックアップローラー30とが接触すればピックアップローラー30を清掃することができるので、清掃部材50とピックアップローラー30との位置ずれの許容値を大きくすることができる。
[実施の形態2]
図6は、実施の形態2に係る用紙搬送装置10を、搬送ローラー軸21およびピックアップローラー軸31の軸方向に見た模式図である。実施の形態1と比較して、実施の形態2の用紙搬送装置10は、清掃部材50を保持する保持部材60の構成において異なっている。
図6は、実施の形態2に係る用紙搬送装置10を、搬送ローラー軸21およびピックアップローラー軸31の軸方向に見た模式図である。実施の形態1と比較して、実施の形態2の用紙搬送装置10は、清掃部材50を保持する保持部材60の構成において異なっている。
具体的には、保持部材60は、ピックアップローラー軸31と係合していない。保持部材60は、搬送ローラー軸21を支点として揺動可能に構成されている。ローラーホルダー40の上面には、切欠き部41が形成されている。保持部材60は、清掃部材50を収容する収容部分62を有している。収容部分62は、切欠き部41の内部に配置されている。保持部材60は、ローラーホルダー40に対して相対移動可能に構成されており、したがって保持部材60は、ピックアップローラー軸31に対して相対移動可能に構成されている。
保持部材60は、下方に突出する突出部63を有している。突出部63の先端64は、ピックアップローラー30よりも下方に突出している。図6には、手差しトレイ8に積載された印刷用紙Sが模式的に図示されており、手差しトレイ8は図示を省略されている。手差しトレイ8に積載された印刷用紙Sのうちの最上位の用紙S1に、ピックアップローラー30が対向しており、突出部63の先端64もまた対向している。
用紙搬送装置10が待機位置にある状態で、保持部材60の収容部分62は、切欠き部41の底部に当接している。待機位置から、ピックアップローラー30が手差しトレイ8に向けて下降する方向にローラーホルダー40が移動を開始するときに、保持部材60は、ローラーホルダー40と一体に下降する。突出部63の先端64が最上位の用紙S1に接触することで、保持部材60は停止する。
このときピックアップローラー30は最上位の用紙S1に未だ接触していないので、ピックアップローラー30を支持するローラーホルダー40は、下降を継続する。保持部材60は、搬送ローラー軸21を支点として、ローラーホルダー40に対して相対移動する。保持部材60が停止しておりピックアップローラー30が下降を継続しているため、保持部材60は、ピックアップローラー軸31に対して上方へ相対移動する。この相対移動によって、清掃部材50がピックアップローラー30の外周面32から離れる。
実施の形態2の用紙搬送装置10によっても、手差しトレイ8への印刷用紙の積載量に関わらず、ピックアップローラー30が最上位の印刷用紙に接触する以前に、清掃部材50を確実にピックアップローラー30から離すことができる。
[実施の形態3]
図7は、実施の形態3に係る用紙搬送装置10を部分的に拡大した斜視図である。図8は、図7に示す用紙搬送装置10を軸方向に見た模式図である。実施の形態2と同様に、実施の形態3の保持部材60は、ピックアップローラー軸31と係合せず、搬送ローラー軸21を支点として揺動可能に構成されている。実施の形態3の保持部材60は、実施の形態2と異なり、突出部63を有していない。
図7は、実施の形態3に係る用紙搬送装置10を部分的に拡大した斜視図である。図8は、図7に示す用紙搬送装置10を軸方向に見た模式図である。実施の形態2と同様に、実施の形態3の保持部材60は、ピックアップローラー軸31と係合せず、搬送ローラー軸21を支点として揺動可能に構成されている。実施の形態3の保持部材60は、実施の形態2と異なり、突出部63を有していない。
図7,8に示すように、ローラーホルダー40の外部に、突起65が設けられている。突起65は、搬送ローラー軸21およびピックアップローラー軸31と平行に、図1に両矢印A2で示す幅方向に延びている。突起65は、保持部材60の下方に配置されている。突起65は、ローラーホルダー40とは別の構造物として設けられており、搬送ローラー軸21を支点として揺動するローラーホルダー40の配置に関わらず、手差しトレイ8に対する突起65の相対位置は不変である。
待機位置から、ピックアップローラー30が手差しトレイ8に向けて下降する方向にローラーホルダー40が移動を開始するときに、保持部材60は、ローラーホルダー40と一体に下降する。保持部材60が突起65に接触するまで、清掃部材50はピックアップローラー30に接触している。保持部材60が突起65に接触することで、保持部材60は停止する。突起65は、保持部材60の移動を規制する規制部材として機能している。
このときピックアップローラー30は最上位の用紙S1に未だ接触していないので、ピックアップローラー30を支持するローラーホルダー40は、下降を継続する。保持部材60は、搬送ローラー軸21を支点として、ローラーホルダー40に対して相対移動する。保持部材60が停止しておりピックアップローラー30が下降を継続しているため、保持部材60は、ピックアップローラー軸31に対して上方へ相対移動する。この相対移動によって、清掃部材50がピックアップローラー30の外周面32から離れる。
実施の形態3の用紙搬送装置10によっても、手差しトレイ8への印刷用紙の積載量に関わらず、ピックアップローラー30が最上位の印刷用紙に接触する以前に、清掃部材50を確実にピックアップローラー30から離すことができる。実施の形態1,2と異なり、接触位置において、保持部材60は印刷用紙Sに接触しておらず、最上位の用紙S1から離れて上方に配置されている。そのため、ピックアップローラー30によって繰り出される印刷用紙Sに対して、保持部材60の負荷がかかることがない。したがって、印刷用紙Sの搬送を正常に行なうことができる。
実施の形態2および3では、保持部材60は搬送ローラー軸21を支点として揺動可能に構成されているが、この構成に替えて、保持部材60をピックアップローラー軸31を支点として揺動可能に構成してもよい。
[実施の形態4]
図9は、実施の形態4に係る用紙搬送装置10を軸方向に見た模式図である。実施の形態1〜3では、手差しトレイ8に積載された印刷用紙を繰り出すピックアップローラー30の清掃について説明した。実施の形態4に係る用紙搬送装置10は、ピックアップローラー30を清掃する清掃部材50に加えて、搬送ローラー20の外周面を清掃する第2の清掃部材52をさらに備えている。
図9は、実施の形態4に係る用紙搬送装置10を軸方向に見た模式図である。実施の形態1〜3では、手差しトレイ8に積載された印刷用紙を繰り出すピックアップローラー30の清掃について説明した。実施の形態4に係る用紙搬送装置10は、ピックアップローラー30を清掃する清掃部材50に加えて、搬送ローラー20の外周面を清掃する第2の清掃部材52をさらに備えている。
第2の清掃部材52は、清掃部材50のピックアップローラー30に対する接触および離隔と連動して、搬送ローラー20に接触しまたは搬送ローラー20から離れる。清掃部材50と、第2の清掃部材52とは、図示しないリンク機構によって連結されている。または、清掃部材50と第2の清掃部材52とが一体のクリーニングパッドを構成してもよい。
待機位置から、ピックアップローラー30が手差しトレイ8に向けて下降する方向にローラーホルダー40が移動を開始するときに、回転する搬送ローラー20の外周面に第2の清掃部材52が接触して、搬送ローラー20を清掃する。ピックアップローラー30が最上位の用紙S1に接触する位置では、第2の清掃部材52が搬送ローラー20の外周面から離れる。
実施の形態4の構成により、通常の印刷が行なわれる度に、搬送ローラー20の清掃が行なわれるので、搬送ローラー20の清掃の頻度を向上できる。印刷用紙を搬送するための搬送ローラー20の回転によって自動的に清掃が行なわれるので、搬送ローラー20の清掃のためにユーザーが特別な操作を行なう必要がない。印刷用紙にピックアップローラー30が当接するよりも前に第2の清掃部材52が搬送ローラー20から離れることで、搬送ローラー20の磨き過ぎを抑制できる。また、第2の清掃部材52が搬送ローラー20による印刷用紙の搬送に対する抵抗になることを回避できるので、駆動源への負荷を抑制することができる。
これまでの実施の形態の説明においては、手差しトレイ8に積載された印刷用紙を搬送する用紙搬送装置10について説明したが、この例に限られるものではない。たとえば、図1に示す給紙カセット9から印刷用紙を搬送する装置に、実施の形態の思想を適用してもよい。また、図1に示す画像読取部2に原稿を送るフィーダー4に、実施の形態の思想を適用してもよい。
以上のように各実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の構成を適宜組み合わせてもよい。また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2 画像読取部、4 フィーダー、5 トレイ、6 画像形成部、8 手差しトレイ、9 給紙カセット、10 用紙搬送装置、20 搬送ローラー、21 搬送ローラー軸、22 トルクリミッタ、23 タイミングベルト、24 戻しばね、30 ピックアップローラー、31 ピックアップローラー軸、32 外周面、40 ローラーホルダー、41 切欠き部、47 搬送面、50 清掃部材、51 ローラー接触面、52 第2の清掃部材、60 保持部材、62 収容部分、63 突出部、64 先端、65 突起、81,82 規制部材、300 操作パネル、S 印刷用紙、S1 最上位の用紙。
Claims (7)
- 用紙を搬送する用紙搬送装置であって、
前記用紙が積載される用紙積載台と、
前記用紙積載台の上方に配置され、前記用紙積載台に積載された最上位の前記用紙の上面に当接して該用紙を前記用紙積載台から繰り出す、ピックアップローラーと、
前記ピックアップローラーが固定されたピックアップローラー軸と、
前記ピックアップローラーに対し前記用紙の搬送方向の下流に配置され、前記ピックアップローラーにより繰り出された前記用紙を搬送する、搬送ローラーと、
前記搬送ローラーが固定された搬送ローラー軸と、
前記ピックアップローラー軸および前記搬送ローラー軸を回転可能に支持し、前記搬送ローラー軸を支点として揺動する、ローラーホルダーと、
前記ピックアップローラーの外周面を清掃する清掃部材とを備え、
前記ピックアップローラーが前記用紙積載台に向けて下降する方向に前記ローラーホルダーが移動するときに、回転する前記ピックアップローラーの外周面に前記清掃部材が接触して清掃し、
前記ピックアップローラーが前記最上位の用紙に接触する位置では前記清掃部材が前記ピックアップローラーの外周面から離れる、用紙搬送装置。 - 前記搬送ローラー軸を回転させる駆動力を前記ローラーホルダーへ伝達する駆動力伝達部をさらに備え、
前記搬送ローラーの回転駆動に連動して前記ピックアップローラーが下降する、請求項1に記載の用紙搬送装置。 - 前記搬送ローラー軸を回転させる駆動力を前記ピックアップローラー軸へ伝達する第2の駆動力伝達部をさらに備え、
前記搬送ローラーの回転駆動に連動して前記ピックアップローラーが回転する、請求項1または2に記載の用紙搬送装置。 - 前記搬送ローラーの外周面を清掃する第2の清掃部材をさらに備え、
前記ピックアップローラーが前記用紙積載台に向けて下降する方向に前記ローラーホルダーが移動するときに、回転する前記搬送ローラーの外周面に前記第2の清掃部材が接触して清掃する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。 - 前記清掃部材を保持する保持部材をさらに備え、
前記保持部材は、前記ピックアップローラー軸に対して相対移動可能であり、前記ピックアップローラーよりも下方に突出する突出部を有し、
前記ピックアップローラーが前記用紙積載台に向けて下降する方向に前記ローラーホルダーが移動するときに、前記ピックアップローラーが前記最上位の用紙に接触する以前に前記突出部が前記最上位の用紙に接触することで、前記保持部材が前記ピックアップローラー軸に対して上方へ相対移動して前記清掃部材が前記ピックアップローラーの外周面から離れる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。 - 前記清掃部材を保持し、前記ピックアップローラー軸に対して相対移動可能である、保持部材と、
前記保持部材の移動を規制する規制部材とをさらに備え、
前記ピックアップローラーが前記用紙積載台に向けて下降する方向に前記ローラーホルダーが移動するときに、前記ピックアップローラーが前記最上位の用紙に接触する以前に前記保持部材が前記規制部材に接触することで、前記保持部材が前記ピックアップローラー軸に対して上方へ相対移動して前記清掃部材が前記ピックアップローラーの外周面から離れる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。 - 前記清掃部材は、前記ピックアップローラーを覆う板状の形状を有し、前記ピックアップローラーに接触するローラー接触面を有し、
前記ローラー接触面の曲率が前記ピックアップローラーの曲率以上である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017215282A JP2019085239A (ja) | 2017-11-08 | 2017-11-08 | 用紙搬送装置 |
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JP2017215282A Pending JP2019085239A (ja) | 2017-11-08 | 2017-11-08 | 用紙搬送装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019085239A (ja) |
-
2017
- 2017-11-08 JP JP2017215282A patent/JP2019085239A/ja active Pending
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