JP2019085236A - 船積み用雨除け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型の船舶にも対応できる安価な船積み用雨除け装置を提供する。【解決手段】船倉7の上部開口10を開閉するスライド式ハッチ11上に載置され、スライド式ハッチ11が開いて形成されるハッチ口13の一部を覆うと共に、シップローダ1からの荷を船倉7内に供給する船上シュート21と、スライド式ハッチ11上に載置され、ハッチ口13の他の部分を覆う蓋部材22とを備えるものである。【選択図】図2
Description
本開示は、穀物等の荷をシップローダで船積みするに際し、荷が降雨で濡れるのを防ぐ船積み用雨除け装置に関する。
荷役中の荷が降雨で濡れるのを防ぐ装置としては、特許文献1、2に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の装置は、岸壁に建屋を設け、この建屋に張出屋根を設ける。
また、特許文献2に記載の装置は、シップローダに吊り下げられた膜でハッチを覆う。
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、大型の船舶に対応するのは困難であると共に、設置費用が高いという課題がある。
また、特許文献2に記載の装置は、多数の機器にて構成されており、制御が複雑で高価であると共に、シップローダにも多くの改造を施さねばならず、改造費用が高いという課題がある。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、大型の船舶にも対応できる安価な船積み用雨除け装置を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、船倉の上部開口を開閉するスライド式ハッチ上に載置され、前記スライド式ハッチが開いて形成されるハッチ口の一部を覆うと共に、シップローダからの荷を前記船倉内に供給する船上シュートと、
前記スライド式ハッチ上に載置され、前記ハッチ口の他の部分を覆う蓋部材と、
を備えたことを特徴とする船積み用雨除け装置が提供される。
前記スライド式ハッチ上に載置され、前記ハッチ口の他の部分を覆う蓋部材と、
を備えたことを特徴とする船積み用雨除け装置が提供される。
好ましくは、前記船上シュートは、前記シップローダからの荷を水平方向に分散させる分散機構を備えるとよい。
好ましくは、前記船上シュートは、前記スライド式ハッチ上に載置される基部と、前記シップローダからの荷を前記船倉内に吐出するシュート本体部とを備え、
前記分散機構は、前記基部に設けられ前記シュート本体部を鉛直軸回りに回転自在に支持する回転支持部と、前記シュート本体部を回転駆動させる回転駆動部と、前記シュート本体部に設けられ吐出される荷を水平方向に案内する水平案内部とを備えるとよい。
前記分散機構は、前記基部に設けられ前記シュート本体部を鉛直軸回りに回転自在に支持する回転支持部と、前記シュート本体部を回転駆動させる回転駆動部と、前記シュート本体部に設けられ吐出される荷を水平方向に案内する水平案内部とを備えるとよい。
好ましくは、前記基部は、前記ハッチ口の一部を覆う板状に形成されるとよい。
好ましくは、前記船上シュートは、前記基部と前記シュート本体部との間の隙間を覆う環状蓋を備えるとよい。
好ましくは、前記船上シュートは、前記シュート本体部の荷入口を開閉自在に塞ぐホッパカバー装置を備えるとよい。
好ましくは、前記蓋部材は、板状に形成されると共に、前記ハッチ口上に複数並べて配置されるとよい。
好ましくは、前記船上シュートは、前記シップローダのシュート部から荷を受けるホッパ部を備え、
前記シュート部には、前記ホッパ部を上方から覆うテント部材が設けられるとよい。
前記シュート部には、前記ホッパ部を上方から覆うテント部材が設けられるとよい。
好ましくは、前記シップローダには、前記船上シュートを昇降自在に吊り上げる荷揚げ装置が設けられるとよい。
また、前記蓋部材は、前記スライド式ハッチの開閉方向における中間部が上方に膨らむように形成されてもよい。
本開示によれば、大型の船舶にも対応できる安価な船積み用雨除け装置を提供できる。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。図1は、シップローダ、船舶及び本実施の形態に係る船積み用雨除け装置の概略側面図である。図2は、船舶にセットされた船積み用雨除け装置を斜め上方から視た概略斜視図である。図3は、船舶にセットされた船積み用雨除け装置の側面断面図である。
まず、シップローダ及び船舶について説明する。
図1に示すように、シップローダ1は、岸壁2上に敷設されたレール3上を走行する走行部4と、走行部4に旋回自在に設けられた旋回部5と、旋回部5に俯仰自在に設けられたブーム6と、ブーム6の先端に吊下して設けられ穀物等の荷を船倉7内に供給するためのシュート部8とを備える。ブーム6には、岸壁2からの荷をシュート部8に移送するためのコンベア(図示せず)が設けられる。なお、荷は穀物に限るものではない。荷は、雨に濡れることが好ましくない他のバラ物であってもよい。
船舶9は、貨物船である。船舶9は、上部開口10を有する船倉7と、上部開口10を開閉するスライド式ハッチ11とを備える。スライド式ハッチ11は、船舶9の左右両側に対向して一対設けられると共に、それぞれ船幅方向にスライド自在に設けられる。すなわち、スライド式ハッチ11は、左右両開き式であり、対向端12を互いに突き合わせることで上部開口10を閉じ、対向端12を互いに離間させることで上部開口10を開く。また、スライド式ハッチ11は、任意の間隔で開けるように形成される。以後、スライド式ハッチ11が開いて形成される開口をハッチ口13という。また、スライド式ハッチ11は、磁性体である鋼材等で形成される。
次に、本実施の形態に係る船積み用雨除け装置について説明する。
図1及び図2に示すように、船積み用雨除け装置20は、スライド式ハッチ11上に載置され、ハッチ口13の一部を覆うと共に、シップローダ1からの荷を船倉7内に供給する船上シュート21と、スライド式ハッチ11上に載置され、ハッチ口13の他の部分を覆う蓋部材22とを備える。
図3に示すように、船上シュート21は、スライド式ハッチ11上に載置される基部23と、シップローダ1からの荷を船倉7内に吐出するシュート本体部24と、シップローダ1からの荷を水平方向に分散させる分散機構25とを備える。
基部23は、概ね矩形板状に形成される。また、基部23は、平面視長方形に形成される底板部26と、底板部26上に長手方向に延びると共に起立して設けられる複数のリブ27とを備える。底板部26は、スライド式ハッチ11間に長手方向に掛け渡される。基部23の中央部には、シュート本体部24を上下に挿通させる挿通孔28が形成されると共に、シュート本体部24の外周を覆う外管部29が上方に延びて設けられる。なお、基部23の形状はこれに限るものではない。例えば基部23はリブ27を有しない板状に形成されてもよく、ブロック状に形成されてもよい。
シュート本体部24は、シップローダ1のシュート部8から投下される荷を受けるホッパ部30と、筒状に形成されホッパ部30の下端に接続される鉛直案内部31とを備える。ホッパ部30は、上下に延びる筒状に形成されると共に、下端から上方に向かうにつれて拡径される。特にホッパ部30の上部は、シップローダ1のシュート部8より大径に形成される。これにより、船舶9が波等の影響で揺れた場合でも、シップローダ1のシュート部8がホッパ部30に当たることを防止又は抑制できる。鉛直案内部31は、鉛直方向に延びる筒状に形成される。鉛直案内部31は、外管部29内に外管部29と同軸に配置され、外管部29内を上下に貫通する。
また、ホッパ部30には、外管部29と鉛直案内部31との間の隙間を覆うための環状蓋32が設けられる。環状蓋32は、ホッパ部30の外周面から径方向外方に延びる環状の上蓋部33と、上蓋部33の外周から下方に延びる筒状の側蓋部34とを備える。側蓋部34は、外管部29の上端部外周を側方から覆う。すなわち、側蓋部34は、外管部29より大径に形成されると共に、外管部29の上端より下方に延びる。なお、環状蓋32は、鉛直案内部31に設けられてもよい。
また、シップローダ1のシュート部8には、荷役時にホッパ部30を上方から覆うためのテント部材35が設けられる。テント部材35は、シュート部8の外周から外周方向に延びる天板部36と、天板部36の外周端から下方に延びつつ拡径される傾斜板部37と、傾斜板部37の下端から下方に延びる筒状の側板部38とを備える。天板部36は、環状に形成され、内周端を溶接等によりシュート部8の外周に全周に亘って液密に設けられる。これにより、シュート部8を伝って流れ落ちる雨水を天板部36で遮ることができ、シュート部8から吐出される荷が濡れることを防止または抑制できる。また、天板部36は、シュート部8の下端から所定高さ上方に配置される。これにより、シュート部8がホッパ部30内に挿入されたとき、天板部36及び傾斜板部37がホッパ部30に干渉することを防止または抑制できる。側板部38は、ホッパ部30より大径に形成され、ホッパ部30の外周を覆う。これにより、降雨が風に乗って側方からホッパ部30内に回り込むことを防止または抑制できる。また、傾斜板部37及び側板部38は、側方から人体等が当たったとき、人体等を面で受け止め、人体等を保護する。
また、図7に示すように、シップローダ1には、船上シュート21を昇降自在に吊り上げる荷揚げ装置39が設けられる。荷揚げ装置39は、ホイストで構成され、シップローダ1のブーム6に設けられる。
図3に示すように、分散機構25は、基部23に設けられシュート本体部24を鉛直軸回りに回転自在に支持する回転支持部40と、シュート本体部24を回転駆動させる回転駆動部41と、シュート本体部24に設けられ吐出される荷を水平方向に案内する水平案内部42とを備える。
回転支持部40は、スラスト方向の荷重を受けることができると共にラジアル方向の荷重を受けることができるアンギュラ玉軸受等のベアリングにて構成される。回転支持部40は、内環43と、内環43の外周に配設される外環44と、内環43及び外環44の間に介在されるコロ45とを備える。なお、コロ45は、玉であってもよい。内環43は、挿通孔28と同じ内径に形成される。また、内環43は、挿通孔28と同軸に配置され、基部23の底面23aに固定される。なお、内環43の内径は挿通孔28より大きくても良く、小さくてもよい。外環44は、コロ45を介して内環43に支持される。また、外環44は内環43より下方に延長して形成される。外環44の下面には、外環44と鉛直案内部31とを一体に接続して外環44からの動力を鉛直案内部31に伝達する動力伝達部46が設けられる。動力伝達部46は、概ね円盤状に形成され、中央に鉛直案内部31を貫通させる孔を有する。動力伝達部46の外径は、外環44の外径より大きく形成される。動力伝達部46の内周端は、鉛直案内部31の外周面に溶接等によって全周に亘って液密に固定される。動力伝達部46の上面は、外環44の下面に溶接等によって全周に亘って液密に固定される。これにより、たとえ雨水が鉛直案内部31の外周面に沿って流れ落ち、動力伝達部46上に達した場合でも、雨水を外環44の内周側に止めておくことができる。そして、船倉7内への浸水を防止または抑制できる。また、外環44の外周には、ギア47が設けられる。
回転駆動部41は、ギヤードモータで構成される。回転駆動部41は、駆動軸41aを下向きにする姿勢で基部23に取り付けられる。駆動軸41aは、上方から下方に底板部26を貫通する。また、底板部26より下方の駆動軸41aには、ピニオンギア48が設けられる。ピニオンギア48は、ギア47に噛合され、外環44に回転駆動力を伝達する。また、底板部26には、ギア47及びピニオンギア48を覆うカバー部材49が設けられる。カバー部材49は、ピニオンギア48の外周を覆う側面部49aと、ピニオンギア48及びギア47を下方から覆う底面部49bとを備える。これにより、ピニオンギア48及びギア47から潤滑油等が飛散した場合であっても潤滑油等が船倉7内に落ちることを防止または抑制できる。また、回転駆動部41には、その上方を覆う傘部材50が設けられる。
また、基部23には、荷役を行わないときにホッパ部30の上端開口(荷入口)を覆うためのホッパカバー装置51が設けられる。ホッパカバー装置51は、基部23にブラケット52を介して起倒自在に設けられたアーム部53と、アーム部53の先端部に設けられたホッパ用カバー54と、アーム部53を起立方向又は傾倒方向に駆動させるアクチュエータ55とを備える。アーム部53は、倒されたときホッパ用カバー54をホッパ部30の上端開口上に位置させ、起立されたときホッパ用カバー54をホッパ部30の側方に待避させる。ホッパ用カバー54は、板状に形成されホッパ部30の上端開口を塞ぐ上部カバー部54aと、上部カバー部54aの外周縁から直交する方向に延びて形成されホッパ部30の側面を覆う側部カバー部54bとを備える。アクチュエータ55は、電動シリンダで構成される。なお、アクチュエータ55は、エアシリンダや油圧シリンダ等で構成されてもよく、電動モータとラックピニオン機構等を組み合わせて構成されてもよい。
また、基部23には、回転駆動部41及びアクチュエータ55をコントロールする制御部56が設けられる。制御部56には、外部から電源を得るためのコネクタ57が接続される。
図2に示すように、蓋部材22は、FRPにて軽量に形成されると共に、矩形板状に形成される。具体的には、蓋部材22は、平面視長方形に形成され、スライド式ハッチ11間に長手方向に掛け渡される。また、蓋部材22は、予めハッチ口13を十分塞ぐことができるだけの枚数が用意される。蓋部材22の長手方向の両端には、マグネットアンカー58を接続するための接続部材59が設けられる。接続部材59は、リングにて構成される。なお、接続部材59は、これに限るものではなく、ワイヤー、ロープ等の他のもので構成されてもよい。
次に、本実施の形態の作用について述べる。
図1及び図2に示すように、船舶9に船積み用雨除け装置20を設置する場合、まず、シップローダ1に設けた荷揚げ装置39を用い、岸壁2から船上に蓋部材22を積み込む。このとき、船上シュート21は、岸壁2に待機させておく。具体的には、図4に示すように、岸壁2上に一対のスタンド60を所定距離離間させて配置し、これらスタンド60上に船上シュート21の長手方向の両側を載せて待機させる。これにより、船上シュート21を安定して待機させることができ、船上シュート21への玉掛けを容易にできる。また、待機中の船上シュート21は、ホッパ部30の上端開口をホッパカバー装置51のホッパ用カバー54で覆った状態にしておく。これにより、ホッパ部30内が待機中に降雨で濡れることを防止または抑制できる。
つぎに、図5に示すように、閉じた状態の一対のスライド式ハッチ11上にその対向端12に沿って蓋部材22を一列に設置する。このとき、一方のスライド式ハッチ11(ここでは、図示右側のスライド式ハッチ11)上に蓋部材22の長手方向の一端部を予め決めた所定長さだけ載置させ、この蓋部材22の他の部分を他方のスライド式ハッチ11(ここでは、図示左側のスライド式ハッチ11)上に載せる。また蓋部材22の列の中央には、船上シュート21を設置するための設置スペース61を空けておく。なお、このとき、設置スペース61は別途用意した仮の蓋部材(図示せず)で塞いでおいてもよい。この場合、仮の蓋部材は、船上シュート21の基部23と同じサイズに形成しておくとよい。設置スペース61を予め正確な寸法で確保でき、設置スペース61に船上シュート21を容易かつ迅速に設置できる。
この後、一方のスライド式ハッチ11上にマグネットアンカー58をその磁力で固定し、そのマグネットアンカー58と接続部材59とをシャックル等で連結する。
この後、図6に示すように、スライド式ハッチ11を途中まで開いてスライド式ハッチ11間の間隔が所定間隔xのハッチ口13を形成する。ここで所定間隔xとは、蓋部材22の長手方向の寸法L1或いは船上シュート21の長手方向の寸法L2によって決まる寸法であり、L1及びL2よりも小さく、かつ、シュート本体部24を挿通可能な寸法に設定される。所定間隔xは、例えば約2mである。スライド式ハッチ11が開かれるとき、蓋部材22はマグネットアンカー58で固定された一方のスライド式ハッチ11に追従して移動し、他方のスライド式ハッチ11に対して摺動する。そして、スライド式ハッチ11間の間隔が所定間隔xのハッチ口13が形成されたとき、蓋部材22は一対のスライド式ハッチ11間に掛け渡された状態となる。この状態になったら、他方のスライド式ハッチ11にもマグネットアンカー58をその磁力で固定し、そのマグネットアンカー58と接続部材59とをシャックル等で連結する。
この後、図7に示すように、岸壁2に待機させておいた船上シュート21を荷揚げ装置39で吊り上げ、蓋部材22の列に空けておいた設置スペース61に船上シュート21を設置する。
この後、図8及び図9に示すように、各船倉7毎に上述の船積み用雨除け装置20の設置作業を繰り返し、荷を積む予定の全ての船倉7のスライド式ハッチ11上に蓋部材22及び船上シュート21を設置する。
この後、図10に示すように、いずれかの船上シュート21のホッパカバー装置51を作動させてホッパ部30の上端開口を開き、そのホッパ部30内にシップローダ1のシュート部8を挿入させる。具体的には、ホッパ部30の上端開口を開く作業は、ホッパカバー装置51のアクチュエータ55たる電動シリンダを伸長させることで行う。これにより、アーム部53が起立され、ホッパ用カバー54がホッパ部30の側方に待避される。また、ホッパ部30内にシップローダ1のシュート部8が挿入されるとき、ホッパ部30の上端開口は、テント部材35によって上方及び側方を覆われる。これにより、ホッパ部30内に降雨が浸入することは防止または抑制される。
この後、図3に示すように、船上シュート21の回転駆動部41を駆動させ、シップローダ1のシュート部8から荷を吐出させる。駆動された回転駆動部41は、ピニオンギア48からギア47に回転駆動力を伝達させ、シュート本体部24を鉛直軸回りに回転させる。また、シップローダ1のシュート部8から吐出された荷は、ホッパ部30を介して鉛直案内部31内に落下され、鉛直案内部31内から水平案内部42内に案内される。水平案内部42は、荷を回転中心軸上から径方向外方に案内すると共に、水平方向に吐出する。このとき、ホッパ部30はテント部材35によって覆われるため、荷が降雨で濡れることはない。また、水平案内部42は鉛直案内部31を中心として回転されるため、水平案内部42から吐出される荷は、周方向に分散されながら径方向外方に飛ばされ、船倉7内に概ね均等に積み込まれる。
船倉7内が荷で満たされたら、シップローダ1のシュート部8を上昇させてホッパ部30内からシュート部8を抜き去り、しかるのち、荷揚げ装置39を用いて船上シュート21を撤去する。船上シュート21を撤去する場合、まず、ホッパカバー装置51のアクチュエータ55たる電動シリンダを縮退させてホッパ部30の上端開口をホッパ用カバー54で閉じる。この後、図11に示すように、基部23にワイヤ等の索Wを玉掛けし、その索Wを荷揚げ装置39(図7参照)に掛け、荷揚げ装置39で船上シュート21を吊り上げる。船上シュート21がスライド式ハッチ11より上方に吊り上げられたら、スライド式ハッチ11を閉じ、蓋部材22を撤去する。また、船上シュート21は、岸壁2に残されているスタンド60上に戻す。
以降、各船倉7毎に上述の作業を繰り返す。
このように、船積み用雨除け装置20は、スライド式ハッチ11上に載置され、ハッチ口13の一部を覆うと共に、シップローダ1からの荷を船倉7内に供給する船上シュート21と、スライド式ハッチ11上に載置され、ハッチ口13の他の部分を覆う蓋部材22とを備えるものとした。このため、少ない部材で安価にハッチ口13を塞ぐことができ、大型の船舶9であっても容易に対応できる。
また、船上シュート21は、シップローダ1からの荷を水平方向に分散させる分散機構25を備えるものとした。このため、船倉7内に荷を概ね均等に積み込むことができる。そして、船倉7内に荷を山型に積み上げた場合のように船倉7内に無駄な空間が残るのを防止または抑制することができ、荷の運搬効率が落ちることを防止または抑制できる。
また、分散機構25は、基部23に設けられシュート本体部24を鉛直軸回りに回転自在に支持する回転支持部40と、シュート本体部24を回転駆動させる回転駆動部41と、シュート本体部24に設けられ吐出される荷を水平方向に案内する水平案内部42とを備えるものとした。このため、簡易な構造で安価に分散機構25を構成できる。
また、基部23は、ハッチ口13の一部を覆う板状に形成されるため、船上シュート21を設置した位置のハッチ口13から船倉7内に降雨が入ることを簡易な構造で防止または抑制できる。
また、船上シュート21は、基部23とシュート本体部24との間の隙間を覆う環状蓋32を備えるため、基部23とシュート本体部24との間の隙間から雨水が船倉7内に浸入することを防止または抑制できる。
また、船上シュート21は、シュート本体部24の上端開口を開閉自在に塞ぐホッパカバー装置51を備えるものとした。このため、岸壁2で待機中にあっては、ホッパ部30内が降雨で濡れることを防止または抑制できる。また、ハッチ口13上で待機中にあっては、ホッパ部30から船倉7内に降雨が浸入することを防止または抑制できる。
また、蓋部材22は、板状に形成されると共に、ハッチ口13上に複数並べて配置されるものとした。このため、蓋部材22の数を調整することで小さな船舶9から大きな船舶9まで容易に対応できる。
シップローダ1のシュート部8には、ホッパ部30を上方から覆うテント部材35が設けられるため、シュート部8からホッパ部30に荷を吐出しているとき、ホッパ部30に降雨が入ることを防止または抑制でき、荷が濡れることを防止または抑制できる。
シップローダ1には、船上シュート21を昇降自在に吊り上げる荷揚げ装置39が設けられるため、船上シュート21を設置スペース61に容易に配置できる。そして、シップローダ1を利用するため、船上シュート21を船舶9に積み込むための設備を安価に抑えることができる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)テント部材35は、溶接等によってシップローダ1のシュート部8に一体に設けられるものとしたが、シュート部8に着脱自在に設けられるものであってもよい。また、テント部材35は、外形を保持するための骨材(図示せず)と、骨材に張設される膜材(図示せず)とを備えるものであってもよい。
(2)カバー部材49は、ギア47及びピニオンギア48の周囲を完全に覆うものであってもよい。この場合、カバー部材49には、メンテナンス用の窓(図示せず)を設けると共に、窓を開閉自在に開く扉(図示せず)を設けるとよい。
(3)分散機構25は、他の構成のものであってもよい。例えば分散機構25は、水平案内部42を有さず、鉛直案内部31から吐出される荷を水平方向に跳ね飛ばす旋回羽根(図示せず)と、旋回羽根を回転させる駆動装置(図示せず)とを備えるものであってもよい。この場合、鉛直案内部31は基部23に一体に設けられるとよい。
(4)荷揚げ装置39は、シップローダ1とは独立して構成されてもよい。例えば荷揚げ装置39は、岸壁2上をシップローダ1と並行して走行するクレーン(図示せず)で構成されてもよい。
(5)図12に示すように、蓋部材22は、シート状に形成されてもよい。この場合、蓋部材22は、スライド式ハッチ11の両側に1枚ずつ配置されるとよい。また、シート状の蓋部材22を撤去する場合、図13に示すように、船上シュート21に蓋部材22をシャックル等で連結し、船上シュート21と一緒に吊り上げるとよい。蓋部材22を迅速かつ容易に撤去できる。
(6)蓋部材22は、スライド式ハッチ11の開閉方向における中間部が上方に膨らむように形成されてもよい。蓋部材22上に雨水が溜まることを防止または抑制でき、撤去時に船倉7内に雨水が流れ落ちることを防止または抑制できる。そして、蓋部材22が溜まった雨水で重くなることを防止または抑制でき、撤去作業が困難になることを防止または抑制できる。
(7)図15に示すように、蓋部材22にも船上シュート21の基部23と同様のリブ62が長手方向に延びて形成されてもよい。また、蓋部材22には、マグネットアンカー58を載置する載置エリア63が形成されてもよい。この場合、載置エリア63を形成する蓋部材22は、マグネットアンカー58の磁力がスライド式ハッチ11に及ぶ程度の厚さに形成されるとよい。蓋部材22とマグネットアンカー58を接続する手間を省くことができる。
(8)図16に示すように、蓋部材22には、隣接する蓋部材22と連結するための連結フック64が形成されてもよい。例えば、蓋部材22に長手方向に延びるリブ62が形成される場合、他の蓋部材22と隣接する位置のリブ62に連結フック64が形成されるとよい。この場合、連結フック64は、リブ62を下方に折り返して形成されるとよい。隣接する蓋部材22のリブ62に連結フック64を掛けることで位置合わせを容易に行うことができる。
(9)図17に示すように、蓋部材22は、蓋板65を複数一列に並べると共に隣接する蓋板65同士を屈曲自在に連結して形成されるものであってもよい。この場合、蓋板65同士は蝶番(図示せず)等で連結されるとよい。蓋部材22を一括して取り扱うことができる。
前述の各実施形態の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 シップローダ
7 船倉
10 上部開口
11 スライド式ハッチ
13 ハッチ口
20 船積み用雨除け装置
21 船上シュート
22 蓋部材
7 船倉
10 上部開口
11 スライド式ハッチ
13 ハッチ口
20 船積み用雨除け装置
21 船上シュート
22 蓋部材
Claims (10)
- 船倉の上部開口を開閉するスライド式ハッチ上に載置され、前記スライド式ハッチが開いて形成されるハッチ口の一部を覆うと共に、シップローダからの荷を前記船倉内に供給する船上シュートと、
前記スライド式ハッチ上に載置され、前記ハッチ口の他の部分を覆う蓋部材と、
を備えたことを特徴とする船積み用雨除け装置。 - 前記船上シュートは、前記シップローダからの荷を水平方向に分散させる分散機構を備えた請求項1に記載の船積み用雨除け装置。
- 前記船上シュートは、前記スライド式ハッチ上に載置される基部と、前記シップローダからの荷を前記船倉内に吐出するシュート本体部とを備え、
前記分散機構は、前記基部に設けられ前記シュート本体部を鉛直軸回りに回転自在に支持する回転支持部と、前記シュート本体部を回転駆動させる回転駆動部と、前記シュート本体部に設けられ吐出される荷を水平方向に案内する水平案内部とを備えた
請求項2に記載の船積み用雨除け装置。 - 前記基部は、前記ハッチ口の一部を覆う板状に形成された請求項3に記載の船積み用雨除け装置。
- 前記船上シュートは、前記基部と前記シュート本体部との間の隙間を覆う環状蓋を備えた請求項3又は4に記載の船積み用雨除け装置。
- 前記船上シュートは、前記シュート本体部の荷入口を開閉自在に塞ぐホッパカバー装置を備えた請求項3から5のいずれか一項に記載の船積み用雨除け装置。
- 前記蓋部材は、板状に形成されると共に、前記ハッチ口上に複数並べて配置される請求項1から6のいずれか一項に記載の船積み用雨除け装置。
- 前記船上シュートは、前記シップローダのシュート部から荷を受けるホッパ部を備え、
前記シュート部には、前記ホッパ部を上方から覆うテント部材が設けられた
請求項1から7のいずれか一項に記載の船積み用雨除け装置。 - 前記シップローダには、前記船上シュートを昇降自在に吊り上げる荷揚げ装置が設けられた請求項1から8のいずれか一項に記載の船積み用雨除け装置。
- 前記蓋部材は、前記スライド式ハッチの開閉方向における中間部が上方に膨らむように形成された請求項1から9のいずれか一項に記載の船積み用雨除け装置。
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