JP2019084701A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】漏出した液体によって不具合が生じる虞を低減できる液体噴射装置を提供すること。【解決手段】液体噴射装置は、液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、液体噴射ヘッドに供給する液体を収容する複数の液体収容体を上下に重なる状態で装着可能な装着部18と、を備え、装着部は、装着される液体収容体を上下に仕切るための仕切部材40と、通電可能に構成される電装部材52と、を有し、仕切部材は、仕切部材を上下に貫通する貫通部41を有し、貫通部は、貫通部の縁部分42が貫通部よりも下方に位置する電装部材と上下に重ならない位置に位置する。【選択図】図6
Description
本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの液体噴射装置に関する。
液体噴射装置の一例として、特許文献1には、液体を収容する液体収容体としてのインクカートリッジが上下に複数重なる状態で装着されるインクカートリッジ装着部を有する記録装置が記載されている。このインクカートリッジ装着部は、液体が漏出した際に、漏出した液体を回収するべくその液体をインクカートリッジ装着部の下方に向けて滴下させるための開口部を有している。
特許文献1の記録装置においては、漏出した液体が滴下する際に、記録装置が有する部材に液体が付着する場合がある。こうした記録装置において、液体が付着する部材によっては不具合を生じることがある。
本発明の目的は、漏出した液体によって不具合が生じる虞を低減できる液体噴射装置を提供することにある。
上記課題を解決する液体噴射装置は、液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドに供給する前記液体を収容する複数の液体収容体を上下に重なる状態で装着可能な装着部と、を備え、前記装着部は、装着される前記液体収容体を上下に仕切るための仕切部材と、通電可能に構成される電装部材と、を有し、前記仕切部材は、前記仕切部材を上下に貫通する貫通部を有し、前記貫通部は、前記貫通部の縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する前記電装部材と上下に重ならない位置に位置する。
以下、液体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、液体の一例であるインクを噴射することによって用紙などの媒体に文字、写真などの画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、液体噴射装置11は、筐体12と、媒体99を収容可能なカセット13と、媒体99を支持可能な支持台14とを備える。液体噴射装置11は、液体を噴射可能な液体噴射ヘッド15と、液体噴射ヘッド15に液体を供給するための供給流路16と、液体収容体17が着脱可能とされる装着部18と、制御部19と、を備える。カセット13、支持台14、液体噴射ヘッド15、供給流路16、装着部18及び制御部19は、筐体12内に配置される。制御部19は、液体噴射装置11を統括的に制御する。
カセット13は、筐体12に対して着脱可能に構成される。カセット13は、奥行方向Yへの移動に伴って装着され、奥行方向Yの反対方向への移動に伴って装着部18から取り外される。奥行方向Yとは、例えば液体噴射装置11の前面から背面に向かう方向である。そのため、本実施形態のカセット13は、液体噴射装置11の前面から着脱される。カセット13に収容される媒体99は、筐体12内に配置される不図示のローラーによって、筐体12内を搬送される。
支持台14は、カセット13よりも上方に位置する。支持台14は、例えばカセット13から搬送された媒体99を支持する。液体噴射ヘッド15は、支持台14よりも上方に位置する。液体噴射ヘッド15は、筐体12内において幅方向Xに往復移動するキャリッジ21に保持される。幅方向Xは、奥行方向Y及び重力方向Zとは異なる方向である。キャリッジ21は、筐体12内において幅方向Xに延びるガイド軸22に支持される。ガイド軸22は、キャリッジ21の移動を案内する。
液体噴射ヘッド15は、液体を噴射可能なノズル23を有する。液体噴射ヘッド15は、キャリッジ21とともに移動する際、支持台14に支持される媒体99にノズル23から液体を噴射する。このようにして、液体噴射ヘッド15は、媒体99に印刷する。
装着部18は、カセット13よりも下方に位置する。液体収容体17は、液体を収容可能な容器である。装着部18は、装着された液体収容体17と接続可能な接続部25を有する。液体収容体17に収容される液体は、接続部25を通じて供給可能な状態となる。すなわち、接続部25は、液体収容体17から液体噴射ヘッド15に向けて液体を供給可能に構成される。
液体収容体17は、液体噴射ヘッド15に供給する液体を収容する。液体収容体17は、奥行方向Yへの移動に伴って装着部18に装着され、奥行方向Yの反対方向への移動に伴って装着部18から取り外される。本実施形態の液体収容体17は、カセット13と同様に、液体噴射装置11の前面から着脱される。
装着部18は、複数の液体収容体17を上下に重なる状態で装着可能に構成される。本実施形態の装着部18は、複数の液体収容体17を上下2段に分けて装着可能に構成される。なお、装着部18は、複数の液体収容体17を3段以上に分けて装着可能に構成されてもよい。
装着部18における下段には、幅方向Xに並ぶ状態で液体収容体17が3つ装着される。装着部18における上段には、他の3つの液体収容体17と比較して大容量となる液体収容体17が1つ装着される。大容量の液体収容体17は、他の液体収容体17と比較して幅方向Xにおける長さが長い。
複数の液体収容体17は、それぞれ異なる種別の液体を収容する。本実施形態において、大容量の液体収容体17は、使用頻度の高いブラックのインクを収容する。その他の3つの液体収容体17は、例えばシアン、マゼンタ、イエローなどのカラーインクを収容する。本実施形態において、装着部18の下段に位置する液体収容体17を下段側液体収容体17a、装着部18の上段に位置する液体収容体17を上段側液体収容体17bと呼ぶことがある。すなわち、装着部18において、下段側液体収容体17aは、上段側液体収容体17bと重力方向Zに並ぶように位置する。
供給流路16は、装着部18に装着される液体収容体17から液体噴射ヘッド15に向けて液体を供給するための流路である。供給流路16は、第1流路形成部材27と、第2流路形成部材28と、第1流路形成部材27と第2流路形成部材28とを繋ぐ継手部材29とを有する。
第1流路形成部材27は、装着部18と継手部材29とを接続する。第2流路形成部材28は、継手部材29と液体噴射ヘッド15とを接続する。第1、第2流路形成部材27、28は、例えば撓み変位可能なチューブである。第1、第2流路形成部材27、28は、装着部18に装着可能な液体収容体17の数に対応して複数設けられる。継手部材29は、複数の第1、第2流路形成部材27、28と接続される。
図2に示すように、装着部18は、フレーム部材30と、仕切部材40と、接続ユニット50とを有する。フレーム部材30は、例えば板金で設けられ、筐体12の内底部に取り付けられる。フレーム部材30を板金で設けることにより、筐体12の剛性が向上する。フレーム部材30は、装着部18に装着される液体収容体17を支持する。装着部18に装着される液体収容体17は、フレーム部材30の上方に位置する。
仕切部材40は、例えば樹脂で構成される板状の部材である。仕切部材40を樹脂で設けることにより、装着部18の重量が軽くなる。仕切部材40は、フレーム部材30に取り付けられる。仕切部材40は、フレーム部材30に取り付けられることによって、液体収容体17が装着される空間を上下に区画する。すなわち、装着部18において、仕切部材40よりも下方の空間は、下段側液体収容体17aを装着可能な空間とされる。そのため、下段側液体収容体17aは、フレーム部材30と仕切部材40とに挟まれるように装着され、フレーム部材30上に配置される。装着部18において、仕切部材40よりも上方の空間は、上段側液体収容体17bを装着可能な空間とされる。上段側液体収容体17bは、仕切部材40上に配置される。
仕切部材40は、装着部18に装着される複数の液体収容体17を上下に仕切るための部材である。装着部18が液体収容体17を3段以上に分けて装着可能に構成される場合、仕切部材40は複数設けられる。
接続ユニット50は、装着部18に装着される液体収容体17と接続可能とされる。接続部25は、接続ユニット50の構成要素の一部である。接続ユニット50は、奥行方向Yにおいて奥寄りに配置される。
接続ユニット50は、装着可能な液体収容体17の数に対応して設けられる。本実施形態の装着部18は、4つの接続ユニット50を有する。接続ユニット50は、フレーム部材30に3つ、仕切部材40に1つ取り付けられている。本実施形態において、下段側液体収容体17aと接続される接続ユニット50を下段側接続ユニット50a、上段側液体収容体17bと接続される接続ユニット50を上段側接続ユニット50bと呼ぶことがある。下段側接続ユニット50aは、幅方向Xに並ぶ状態でフレーム部材30に取り付けられる。上段側接続ユニット50bは、仕切部材40において幅方向Xの中央位置に取り付けられる。
接続ユニット50は、第1流路形成部材27の一端と接続される。そのため、液体収容体17に収容される液体は、液体収容体17と接続部25とが接続されることにより、接続ユニット50を通じて供給流路16に流れる。
装着部18に装着された液体収容体17と液体噴射ヘッド15との間において、部材同士が接続される部分である繋ぎ目から液体が漏出することがある。例えば、接続部25は、液体収容体17と接続ユニット50とを接続する繋ぎ目である。接続部25においては、装着部18に対して液体収容体17を着脱する際に液体が漏出する可能性が高い。
供給流路16は、複数の部材から構成されるため、繋ぎ目を有する。例えば、供給流路16において、第1流路形成部材27と継手部材29とが接続される部分、継手部材29と第2流路形成部材28とが接続される部分が、繋ぎ目とされる。
接続ユニット50は、複数の部材から構成されるため、供給流路16と同様に繋ぎ目を有する。接続ユニット50は、接続部25の他に、例えば逆止弁、ダイアフラムポンプ、バッファー等を有する。逆止弁は、接続ユニット50から液体収容体17に向けて液体が流入することを抑制するための弁である。ダイアフラムポンプは、液体収容体17に収容される液体を吸引及び吐出するためのポンプである。バッファーは、液体収容体17から供給された液体を貯留するための部材である。これらの部材同士を接続する部分は、接続ユニット50における繋ぎ目とされる。
こうした繋ぎ目から液体が漏出すると、その液体は、筐体12内において下方に流れ落ちる。そのため、液体噴射装置11は、筐体12の内底部に、漏出した液体を検出するための検出部60を備える。
検出部60は、筐体12の底壁12a上に設けられ、装着部18よりも下方に配置される。検出部60は、底壁12a上において奥行方向Yの奥寄りに配置される。検出部60は、検出器61と、誘導部62とを有する。検出器61は、例えばセンサーであり、制御部19と電気的に接続される。検出器61は、液体が付着することにより液体を検出する。検出器61は、液体を検出すると、制御部19に向けて信号を発信する。これにより、制御部19は、液体が漏出していることを把握する。
誘導部62は、筐体12の底壁12aに滴下した液体を検出器61に向けて誘導する。誘導部62は、幅方向Xに延びる検出部分62aと、検出部分62aの両端から奥行方向Yとは反対方向に延びる延設部分62bとを有する。検出器61は、誘導部62において検出部分62aに接触するように配置される。そのため、検出部分62aは、検出器61の検出対象である。本実施形態の検出器61は、複数設けられ、検出部分62aに沿うように間隔をおいて配置される。
誘導部62は、液体を吸収する吸収部材63を有する。吸収部材63は、例えば帯状に設けられる。吸収部材63は、その吸収力により、延設部分62bが液体を吸収した場合にその液体を延設部分62bから検出部分62aへと誘導する。延設部分62bに吸収された液体が検出部分62aに浸透すると、検出器61が液体を検出する。このようにして、検出器61は、漏出した液体を検出する。
フレーム部材30は、漏出した液体を滴下させるための孔31を有する。フレーム部材30に漏出した液体は、この孔31を通じて筐体12の底壁12aに滴下し、検出部60により検出される。
フレーム部材30は、漏出した液体を集積するための集積溝32を有する。集積溝32は、幅方向Xに延びる溝であり、フレーム部材30に漏出した液体を集積する。孔31は、フレーム部材30において、集積溝32の両端に連なって配置される。これにより、集積溝32によって集積された液体が孔31を通じて効率よく筐体12の底壁12aに滴下される。
孔31は、誘導部62の一部と上下に重なるように位置することが好ましい。本実施形態では、孔31の直下に誘導部62の延設部分62bが位置している。こうすると、孔31から滴下する液体が誘導部62によって検出器61に誘導されるため、漏出した液体を速やかに検出できる。
仕切部材40は、漏出した液体を滴下させるための貫通部41を有する。貫通部41は、例えば、仕切部材40を上下に貫通する孔である。すなわち、貫通部41は、下段側液体収容体17aが装着される空間と、上段側液体収容体17bが装着される空間とを連通する。仕切部材40に漏出した液体は、この貫通部41を通じてフレーム部材30、又は筐体12の底壁12aに滴下する。フレーム部材30に滴下した液体は、フレーム部材30が有する孔31を通じて筐体12の底壁12aに滴下する。
図3及び図4に示すように、装着部18は、液体収容体17が装着される際にその移動をガイドするガイド板71を有する。ガイド板71は、フレーム部材30及び仕切部材40のそれぞれに取り付けられる。ガイド板71は、奥行方向Yに延びる複数のガイド溝72を有し、着脱時における液体収容体17の移動をガイドする。
貫通部41は、上段側接続ユニット50bの位置と対応するように配置される。貫通部41は、奥行方向Yにおいて、上段側接続ユニット50bの手前寄りに配置される。3つの下段側接続ユニット50aのうち、幅方向Xにおいて中央に位置する下段側接続ユニット50aと接続する第1流路形成部材27は、仕切部材40の貫通部41を通過するように延びている。すなわち、本実施形態の貫通部41は、供給流路16を筐体12内で引き回すための通路を兼ねている。
図5に示すように、接続ユニット50は、接続部25と、ガイドロッド51と、接続端子52とを有する。接続部25は、例えば、装着時に液体収容体17に挿入される供給針である。接続部25は、奥行方向Yとは反対方向に向かって延びるように設けられる。
ガイドロッド51は、接続部25と同様、奥行方向Yとは反対方向に延びるように設けられる。ガイドロッド51は、幅方向Xにおいて接続部25を挟み込むように2つ設けられる。ガイドロッド51は、装着時に液体収容体17に挿入されることによって、その液体収容体17の奥行方向Yにおける移動をガイドする。液体収容体17は、ガイドロッド51にガイドされることによって、接続部25と安定して接続される。
接続端子52は、ガイドロッド51よりも上方に配置され、制御部19と接続される。接続端子52は、装着時において、液体収容体17が有する回路基板と電気的に接続される。液体収容体17が有する回路基板とは、液体収容体17が収容する液体の種別、残量、製造年月日などの情報が記録された基板である。制御部19は、接続端子52に回路基板が接続されると、回路基板に対して情報の読み出し及び書き込みをする。すなわち、接続端子52は、通電可能に構成される電装部材の一例である。
装着部18は、接続ユニット50が有するバッファー内の液体の残量を記録する液体残量基板を有してもよい。この場合、制御部19は、バッファー内の液体の残量を管理するために、液体残量基板に対して情報の読み出し及び書き込みをする。すなわち、液体残量基板は、通電可能に構成される電装部材の一例である。
電装部材とは、装着部18が機能するにあたって電気が流れる部材のことである。そのため、電装部材には、接続端子52及び液体残量基板の他に、その他の基板、モーター、センサー等が含まれる。
筐体12内において液体が漏出する際、接続端子52などの電装部材に液体が付着すると、接触不良、通電不良などの不具合が生じる虞がある。そのため、漏出した液体が接続端子52などの電装部材に付着することは好ましくない。すなわち、仕切部材40が有する貫通部41は、貫通部41よりも下方に位置する接続端子52に滴下しないように配置されることが好ましい。
図6に示すように、貫通部41は、その縁部分42が貫通部41よりも下方に位置する接続端子52と上下に重ならない位置に位置する。すなわち、貫通部41は、その縁部分42が、下段側接続ユニット50aの接続端子52と上下に重ならない位置に設けられる。
仕切部材40に液体が漏出した場合、その液体は、貫通部41の縁部分42を伝うようにして滴下する。そのため、貫通部41の縁部分42と下段側接続ユニット50aの接続端子52とを重力方向Z、つまり上下方向においてずらして配置することによって、貫通部41から滴下する液体が下段側接続ユニット50aの接続端子52に付着する虞が低減される。本実施形態の貫通部41は、貫通部41よりも下方に位置する接続端子52と上下に重ならない位置に位置する。
図7に示すように、貫通部41は、その縁部分42が、貫通部41よりも下方に位置する接続部25と上下に重ならない位置に位置する。すなわち、貫通部41は、その縁部分42が、下段側接続ユニット50aの接続部25と上下に重ならない位置に設けられる。貫通部41の縁部分42と下段側接続ユニット50aの接続部25とを重力方向Z、つまり上下方向においてずらして配置することによって、貫通部41から滴下する液体が下段側接続ユニット50aの接続部25に付着する虞が低減される。本実施形態の貫通部41は、貫通部41よりも下方に位置する接続部25と上下に重ならない位置に位置する。
接続ユニット50は、接続部25よりも下方となる位置に、接続部25から漏出する液体を受けるための受止部53を有してもよい。この場合、接続部25から漏出する液体を受止部53が受け止めると、その液体は、受止部53を伝って奥行方向Yの奥側に向けて流れ落ちる。上段側接続ユニット50bの受止部53が液体を受け止めると、その液体は、仕切部材40上において貫通部41よりも奥行方向Yの奥側に流れ落ちる。その後、漏出した液体は、奥行方向Yにおいて奥側となる縁部分42を伝って貫通部41から滴下する。
次に、以上のように構成された液体噴射装置11の作用及び効果について説明する。
(1)仕切部材40の上方から液体が漏出すると、その液体は仕切部材40上に流れ落ちる。仕切部材40上に漏出した液体は、貫通部41を通じて滴下する。このとき、液体は、貫通部41の縁部分42を伝って滴下する。液体が滴下する際、電気が流れる部材である接続端子(電装部材)52にその液体が付着することは好ましくない。この点、上記実施形態によれば、貫通部41の縁部分42が接続端子(電装部材)52と上下に重ならないため、貫通部41から滴下する液体が接続端子(電装部材)52に付着する虞を低減できる。したがって、漏出した液体によって不具合が生じる虞を低減できる。
(1)仕切部材40の上方から液体が漏出すると、その液体は仕切部材40上に流れ落ちる。仕切部材40上に漏出した液体は、貫通部41を通じて滴下する。このとき、液体は、貫通部41の縁部分42を伝って滴下する。液体が滴下する際、電気が流れる部材である接続端子(電装部材)52にその液体が付着することは好ましくない。この点、上記実施形態によれば、貫通部41の縁部分42が接続端子(電装部材)52と上下に重ならないため、貫通部41から滴下する液体が接続端子(電装部材)52に付着する虞を低減できる。したがって、漏出した液体によって不具合が生じる虞を低減できる。
(2)貫通部41は、接続端子(電装部材)52と上下に重ならない位置に位置する。すなわち、貫通部41と貫通部41よりも下方に位置する接続端子(電装部材)52とが上下で互いにずれた位置に位置するため、貫通部41から滴下する液体が接続端子(電装部材)52に付着する虞をより低減できる。
(3)装着部18に装着される液体収容体17が接続部25に接続されることによって、接続部25を通じて液体収容体17から液体噴射ヘッド15に液体が供給される。複数の液体収容体17が装着可能な装着部18においては、それぞれ種別の異なる液体を収容する複数の液体収容体17が装着される場合がある。この場合、貫通部41から滴下する液体が、貫通部41よりも下方に位置する接続部25に付着すると、種別の異なる液体が混ざり合う虞がある。この点、上記実施形態によれば、貫通部41の縁部分42が貫通部41よりも下方に位置する接続部25と上下に重ならないため、貫通部41から滴下する液体が接続部25に付着する虞を低減できる。
(4)貫通部41は、貫通部41よりも下方に位置する接続部25と上下に重ならない位置に位置する。すなわち、貫通部41と貫通部41よりも下方に位置する接続部25とが上下で互いにずれた位置に位置するため、貫通部41から滴下する液体が接続部25に付着する虞をより低減できる。
(5)装着部18の下方に配置され、液体が付着したことを検出可能な検出器61を有する検出部60を備える。これにより、漏出した液体を検出器61によって検出できる。そのため、液体が漏出していることをユーザーに報知できる。
(6)誘導部62は、液体を吸収可能な吸収部材63を有する。これにより、貫通部41から滴下する液体が、吸収部材63によって吸収されることによって検出器61へ誘導されるため、漏出した液体を一層速やかに検出できる。
上記実施形態は、以下に示す変更例のように変更してもよい。上記実施形態に含まれる構成と下記変更例に含まれる構成とを任意に組み合わせてもよいし、下記変更例に含まれる構成同士を任意に組み合わせてもよい。
・図8に示すように、仕切部材40は、貫通部41に向けて下方に傾斜する傾斜部81を有してもよい。この変更例において、傾斜部81は、奥行方向Yにおいて貫通部41よりも奥側に配置される。こうすると、接続部25から漏出する液体を貫通部41に向けて効果的に流すことができる。傾斜部81は、貫通部41の縁部分42と連なるように設けられる。なお、傾斜部81は、奥行方向Yにおいて貫通部41よりも手前側に配置されてもよいし、奥側と手前側の両方に配置されてもよい。また、傾斜部81は、幅方向Xにおいて貫通部41と隣り合うように配置されてもよい。
この変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(7)仕切部材40に液体が漏出した際、その液体が傾斜部81に沿って流れることによって、漏出した液体を貫通部41に向けて導くことができる。
(7)仕切部材40に液体が漏出した際、その液体が傾斜部81に沿って流れることによって、漏出した液体を貫通部41に向けて導くことができる。
・図9に示すように、仕切部材40は、貫通部41に向けて延びる溝82を有してもよい。この変更例において、溝82は、奥行方向Yにおいて貫通部41よりも奥側に配置される。溝82は、貫通部41の縁部分42と連なるように設けられる。仕切部材40に漏出した液体が溝82に流入すると、溝82の毛細管力によって貫通部41に向けて流れる。そのため、接続部25から漏出する液体を貫通部41に向けて効果的に流すことができる。なお、溝82は、奥行方向Yにおいて貫通部41よりも手前側に配置されてもよい。溝82は、幅方向Xにおいて貫通部41と隣り合うように配置されてもよい。溝82は、複数設けられてもよい。
この変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(8)仕切部材40に液体が漏出した際、その液体が溝82に流れ込むことによって、貫通部41に向けて液体を導くことができる。
(8)仕切部材40に液体が漏出した際、その液体が溝82に流れ込むことによって、貫通部41に向けて液体を導くことができる。
・図10に示すように、装着部18は、貫通部41を通じて液体が直接筐体12の底壁12aに滴下する構成でもよい。
・図10に示すように、貫通部41は、貫通部41の縁部分42が、誘導部62の一部と上下に重なる位置に位置することが好ましい。すなわち、検出部60は、検出器61に接触するとともにその一部が貫通部41の縁部分42と上下に重なる位置に位置する誘導部62を有することが好ましい。こうすると、貫通部41から筐体12の底壁12aに液体が滴下する場合に、誘導部62によって液体が検出器61へ誘導されるため、漏出した液体が速やかに検出される。
・図10に示すように、貫通部41は、貫通部41の縁部分42が、誘導部62の一部と上下に重なる位置に位置することが好ましい。すなわち、検出部60は、検出器61に接触するとともにその一部が貫通部41の縁部分42と上下に重なる位置に位置する誘導部62を有することが好ましい。こうすると、貫通部41から筐体12の底壁12aに液体が滴下する場合に、誘導部62によって液体が検出器61へ誘導されるため、漏出した液体が速やかに検出される。
この変更例によれば、以下の効果を得ることができる。
(9)貫通部41から滴下した液体が誘導部62によって検出器61へ誘導されるため、漏出した液体を速やかに検出できる。
(9)貫通部41から滴下した液体が誘導部62によって検出器61へ誘導されるため、漏出した液体を速やかに検出できる。
・貫通部41は、奥行方向Yにおいて上段側接続ユニット50bの手前側に配置される構成に限らない。例えば、図4、図6及び図7に示すように、奥行方向Yにおいて上段側接続ユニット50bの奥側に貫通部45を配置してもよい。この場合、貫通部41を設けてもよいし、設けなくともよい。貫通部45は、貫通部41と同様、その縁部分42が下段側接続ユニット50aの接続端子52と上下に重ならない位置に位置する。貫通部45においても、傾斜部81及び溝82を設けてもよい。
・貫通部41は、仕切部材40の一部を切り欠いて形成される切欠部でもよい。
・装着部18に装着される複数の液体収容体17は、それぞれ同じ種別の液体を収容していてもよい。
・装着部18に装着される複数の液体収容体17は、それぞれ同じ種別の液体を収容していてもよい。
・装着部18に装着可能な液体収容体17の数は、5つ以上でもよいし、3つ以下でもよい。
・カセット13は、装着部18より下方に位置しても良い。
・カセット13は、装着部18より下方に位置しても良い。
・装着部18において、下段側に大容量の液体収容体17が装着されてもよい。また、装着部18に装着される液体収容体17はそれぞれ同じ容量でもよい。装着部18において、上段側に複数の液体収容体17が装着されてもよい。装着部18に装着される液体収容体17の数、レイアウトは自由に変更できる。
・検出部60は、検出器61が1つだけ設けられる構成でもよい。
・誘導部62は、検出部分62a及び延設部分62bを有する溝を備えてもよい。この場合、誘導部62は、吸収部材63を備えてもよいし、備えなくともよい。誘導部62が吸収部材63及び溝を備える場合、吸収部材63を溝にはめ込むように配置すると、漏出した液体を一層速やかに検出できる。
・誘導部62は、検出部分62a及び延設部分62bを有する溝を備えてもよい。この場合、誘導部62は、吸収部材63を備えてもよいし、備えなくともよい。誘導部62が吸収部材63及び溝を備える場合、吸収部材63を溝にはめ込むように配置すると、漏出した液体を一層速やかに検出できる。
・吸収部材63を網状に形成し、網の交差部分を検出部分62aとしてもよい。
・吸収部材63を十字状に形成し、その交差部分を検出部分62aとしてもよい。
・吸収部材63の延設部分62bは、上下方向に引き回してもよい。この構成によれば、液体が漏出しやすい任意の位置に延設部分62bを配置することができる。
・吸収部材63を十字状に形成し、その交差部分を検出部分62aとしてもよい。
・吸収部材63の延設部分62bは、上下方向に引き回してもよい。この構成によれば、液体が漏出しやすい任意の位置に延設部分62bを配置することができる。
・検出部分62aと延設部分62bは、例えば、多孔質体によって一体に形成してもよいし、不織布などからなる検出部分62aに対して別体である糸または紐などからなる延設部分62bを接続することによって形成してもよい。
・液体噴射ヘッド15は、幅方向Xに長尺に設けられるラインヘッドでもよい。
・液体噴射ヘッド15が噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、液体噴射ヘッド15が液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射してもよい。
・液体噴射ヘッド15が噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などでもよい。例えば、液体噴射ヘッド15が液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材または色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射してもよい。
・媒体99は用紙に限らず、プラスチックフィルムまたは薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛でもよい。媒体99はTシャツなど、任意の形状の衣類等でもよいし、食器または文具のような任意の形状の立体物でもよい。
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
[思想1]
液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドに供給する前記液体を収容する複数の液体収容体を上下に重なる状態で装着可能な装着部と、を備え、
前記装着部は、装着される前記液体収容体を上下に仕切るための仕切部材と、通電可能に構成される電装部材と、を有し、
前記仕切部材は、前記仕切部材を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部は、前記貫通部の縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する前記電装部材と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする液体噴射装置。
[思想1]
液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドに供給する前記液体を収容する複数の液体収容体を上下に重なる状態で装着可能な装着部と、を備え、
前記装着部は、装着される前記液体収容体を上下に仕切るための仕切部材と、通電可能に構成される電装部材と、を有し、
前記仕切部材は、前記仕切部材を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部は、前記貫通部の縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する前記電装部材と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする液体噴射装置。
仕切部材の上方から液体が漏出すると、その液体は仕切部材に流れ落ちる。仕切部材に漏出した液体は、貫通部を通じて滴下する。このとき、液体は、貫通部の縁部分を伝って滴下する。液体が滴下する際、電気が流れる部材である電装部材にその液体が付着することは好ましくない。この点、上記構成によれば、貫通部の縁部分が貫通部よりも下方に位置する電装部材と上下に重ならないため、貫通部から滴下する液体が電装部材に付着する虞を低減できる。したがって、漏出した液体によって不具合が生じる虞を低減できる。
[思想2]
前記貫通部は、前記電装部材と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする[思想1]に記載の液体噴射装置。
前記貫通部は、前記電装部材と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする[思想1]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、貫通部と貫通部よりも下方に位置する電装部材とが上下で互いにずれた位置に位置するため、貫通部から滴下する液体が電装部材に付着する虞をより低減できる。
[思想3]
前記装着部は、装着される前記液体収容体がそれぞれ接続されるための複数の接続部を有し、
前記接続部は、接続された前記液体収容体から前記液体噴射ヘッドに向けて前記液体を供給可能に構成され、
前記貫通部は、前記貫通部の前記縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する接続部と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする[思想1]又は[思想2]に記載の液体噴射装置。
前記装着部は、装着される前記液体収容体がそれぞれ接続されるための複数の接続部を有し、
前記接続部は、接続された前記液体収容体から前記液体噴射ヘッドに向けて前記液体を供給可能に構成され、
前記貫通部は、前記貫通部の前記縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する接続部と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする[思想1]又は[思想2]に記載の液体噴射装置。
装着部に装着される液体収容体が接続部に接続されることによって、接続部を通じて液体収容体から液体噴射ヘッドに液体が供給される。複数の液体収容体が装着可能な装着部においては、それぞれ種別の異なる液体を収容する複数の液体収容体が装着される場合がある。この場合、貫通部から滴下する液体が、貫通部よりも下方に位置する接続部に付着すると、種別の異なる液体が混ざり合う虞がある。この点、上記構成によれば、貫通部の縁部分が貫通部よりも下方に位置する接続部と上下に重ならないため、貫通部から滴下する液体が接続部に付着する虞を低減できる。
[思想4]
前記貫通部は、前記貫通部よりも下方に位置する前記接続部と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする[思想3]に記載の液体噴射装置。
前記貫通部は、前記貫通部よりも下方に位置する前記接続部と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする[思想3]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、貫通部と貫通部よりも下方に位置する接続部とが上下で互いにずれた位置に位置するため、貫通部から滴下する液体が接続部に付着する虞をより低減できる。
[思想5]
前記仕切部材は、前記貫通部に向けて延びる溝を有することを特徴とする[思想1]から[思想4]のうち何れか1つに記載の液体噴射装置。
前記仕切部材は、前記貫通部に向けて延びる溝を有することを特徴とする[思想1]から[思想4]のうち何れか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、仕切部材に液体が漏出した際、その液体が溝に流れ込むことによって、貫通部に向けて液体を導くことができる。
[思想6]
前記仕切部材は、前記貫通部に向けて下方に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする[思想1]から[思想5]のうち何れか1つに記載の液体噴射装置。
[思想6]
前記仕切部材は、前記貫通部に向けて下方に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする[思想1]から[思想5]のうち何れか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、仕切部材に液体が漏出した際、その液体が傾斜部に沿って流れることによって、貫通部に向けて液体を導くことができる。
[思想7]
前記装着部の下方に配置され、前記液体が付着したことを検出可能な検出器を有する検出部を備えることを特徴とする[思想1]から[思想6]のうち何れか1つに記載の液体噴射装置。
[思想7]
前記装着部の下方に配置され、前記液体が付着したことを検出可能な検出器を有する検出部を備えることを特徴とする[思想1]から[思想6]のうち何れか1つに記載の液体噴射装置。
この構成によれば、漏出した液体を検出器によって検出できる。そのため、液体が漏出していることをユーザーに報知できる。
[思想8]
前記検出部は、前記検出器に接触するとともにその一部が前記貫通部の前記縁部分と上下に重なる位置に位置する誘導部を有することを特徴とする[思想7]に記載の液体噴射装置。
[思想8]
前記検出部は、前記検出器に接触するとともにその一部が前記貫通部の前記縁部分と上下に重なる位置に位置する誘導部を有することを特徴とする[思想7]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、貫通部から滴下した液体が、誘導部によって検出器へ誘導されるため、漏出した液体を速やかに検出できる。
[思想9]
前記誘導部は、前記液体を吸収可能な吸収部材を有することを特徴とする[思想8]に記載の液体噴射装置。
[思想9]
前記誘導部は、前記液体を吸収可能な吸収部材を有することを特徴とする[思想8]に記載の液体噴射装置。
この構成によれば、貫通部から滴下した液体が、吸収部材によって吸収されることによって検出器へ誘導されるため、漏出した液体をより一層速やかに検出できる。
11…液体噴射装置、12…筐体、12a…底壁、13…カセット、14…支持台、15…液体噴射ヘッド、16…供給流路、17…液体収容体、17a…下段側液体収容体、17b…上段側液体収容体、18…装着部、19…制御部、21…キャリッジ、22…ガイド軸、23…ノズル、25…接続部、27…第1流路形成部材、28…第2流路形成部材、29…継手部材、30…フレーム部材、31…孔、32…集積溝、40…仕切部材、41…貫通部、42…縁部分、45…貫通部、50…接続ユニット、50a…下段側接続ユニット、50b…上段側接続ユニット、51…ガイドロッド、52…接続端子(電装部材)、53…受止部、60…検出部、61…検出器、62…誘導部、62a…検出部分、62b…延設部分、63…吸収部材、71…ガイド板、72…ガイド溝、81…傾斜部、82…溝、99…媒体。
Claims (9)
- 液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドに供給する前記液体を収容する複数の液体収容体を上下に重なる状態で装着可能な装着部と、を備え、
前記装着部は、装着される前記液体収容体を上下に仕切るための仕切部材と、通電可能に構成される電装部材と、を有し、
前記仕切部材は、前記仕切部材を上下に貫通する貫通部を有し、
前記貫通部は、前記貫通部の縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する前記電装部材と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする液体噴射装置。 - 前記貫通部は、前記電装部材と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記装着部は、装着される前記液体収容体がそれぞれ接続されるための複数の接続部を有し、
前記接続部は、接続された前記液体収容体から前記液体噴射ヘッドに向けて前記液体を供給可能に構成され、
前記貫通部は、前記貫通部の前記縁部分が前記貫通部よりも下方に位置する接続部と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。 - 前記貫通部は、前記貫通部よりも下方に位置する前記接続部と上下に重ならない位置に位置することを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
- 前記仕切部材は、前記貫通部に向けて延びる溝を有することを特徴とする請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記仕切部材は、前記貫通部に向けて下方に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記装着部の下方に配置され、前記液体が付着したことを検出可能な検出器を有する検出部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記検出部は、前記検出器に接触するとともにその一部が前記貫通部の前記縁部分と上下に重なる位置に位置する誘導部を有することを特徴とする請求項7に記載の液体噴射装置。
- 前記誘導部は、前記液体を吸収可能な吸収部材を有することを特徴とする請求項8に記載の液体噴射装置。
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Cited By (3)
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JP2021088133A (ja) * | 2019-12-05 | 2021-06-10 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
JP2021091185A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | セイコーエプソン株式会社 | 装着ユニット、液体吐出装置 |
US11472189B2 (en) | 2019-12-12 | 2022-10-18 | Seiko Epson Corporation | Mounting unit and liquid ejection apparatus |
-
2017
- 2017-11-02 JP JP2017212825A patent/JP2019084701A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7459493B2 (ja) | 2019-12-05 | 2024-04-02 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
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