JP2019083880A - 走査型レーザ検眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じた場合であっても、眼底画像を良好に取得する。【解決手段】 SLO光源を有し、ライン状光束を被検眼眼底に投光する投光光学系と、被検眼眼底上において前記ライン状光束を走査するための光スキャナと、検出器を有し、ライン状光束による被検眼眼底からの反射光束を受光する受光光学系と、を備え、被検眼眼底を走査して被検眼眼底の眼底画像を得る走査型レーザ検眼鏡であって、被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、ライン状光束が投光されるように配置された反射部材と、反射部材によって反射された反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有する調整手段と、を備える。【選択図】 図1

Description

本開示は、被検眼眼底を走査して被検眼眼底の眼底画像を得る走査型レーザ検眼鏡に関する。
走査型レーザ検眼鏡として、ラインスキャンSLO(SLO:Scanning Laser Ophthalmoscope)が知られている。ラインスキャンSLOは、ライン状(線状)の光束によって眼底を走査し、その反射光束を検出器で受光することによって、眼底のSLO画像を得ることができる。従来のラインスキャンSLOとしては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特表2005−529669号公報 特開平8−206079号公報
ところで、装置の運搬や装置の使用(例えば、装置の使用によって装置内部に熱が生じる等)等によって、投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じる場合があった。この場合に、受光光学系における検出器に被検眼からの反射光束が良好に受光できなくなり、眼底画像を良好に撮影することが困難となる場合があった。
本開示は、上記従来技術に鑑み、投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じた場合であっても、眼底画像を良好に取得することができる走査型レーザ検眼鏡を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
本開示の走査型レーザ検眼鏡は、SLO光源を有し、ライン状光束を被検眼眼底に投光する投光光学系と、前記被検眼眼底上において前記ライン状光束を走査するための光スキャナと、検出器を有し、前記ライン状光束による前記被検眼眼底からの反射光束を受光する受光光学系と、を備え、前記被検眼眼底を走査して前記被検眼眼底の眼底画像を得る走査型レーザ検眼鏡であって、前記被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、前記ライン状光束が投光されるように配置された反射部材と、前記反射部材によって反射された反射光束を前記検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、前記検出器における前記反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有する調整手段と、を備えることを特徴とする。
SLO装置の光学系の一例を示す図である。 SLO装置の制御系の一例を示す図である。 SLO装置における光検出器のキャリブレーション時の光学系の一例を示す図である。 光検出器の移動位置毎に受光される反射光束の輝度分布の変化を示す図である。
以下、本実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本実施形態に係る走査型レーザ検眼鏡の構成について説明する図である。例えば、本実施形態において、走査型レーザ検眼鏡(例えば、SLO装置1)として、例えば、ライン走査型検眼鏡(ラインスキャンSLO)が用いられてもよい。ラインスキャンSLOは、例えば、ライン状の光束を走査させることによって被検眼眼底の共焦点画像を得る装置であって、ライン状光束の短手方向に関して共焦点光学系であってもよい。以下、被検眼の眼底を撮像する場合を例として説明する。
なお、本実施形態においては、被検眼の奥行き方向をZ方向、奥行き方向に垂直(被検者の顔面と同一平面)な平面上の水平方向成分をX方向、鉛直方向成分をY方向として説明する。
<概要>
本開示の実施形態に係る走査型レーザ検眼鏡(以下、SLO装置と記載)の概要について説明する。例えば、本実施形態に関わるSLO装置は、被検眼眼底を走査して被検眼眼底の眼底画像を得る。例えば、SLO装置は、投光光学系(例えば、投光光学系10)を備える。また、例えば、SLO装置は、光スキャナ(例えば、光スキャナ40)を備える。また、例えば、SLO装置は、受光光学系(例えば、受光光学系20)を備える。また、例えば、SLO装置は、反射部材(例えば、反射部材100)を備える。また、例えば、SLO装置は、調整手段(例えば、制御部70)を備える。
例えば、投光光学系は、SLO光源(例えば、SLO光源12)を有し、ライン状光束を被検眼眼底に投光する。例えば、光スキャナは、被検眼眼底上においてライン状光束を走査するために用いられる。例えば、受光光学系は、検出器(例えば、光検出器22)を有し、ライン状光束による被検眼眼底からの反射光束を受光する。例えば、反射部材は、被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、ライン状光束が投光されるように配置される。例えば、調整手段は、反射部材によって反射された反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構(例えば、駆動機構150)を有する。すなわち、調整手段は、駆動機構を制御し、反射部材によって反射された反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、反射光束の受光位置を移動させる。
例えば、本実施形態において、走査型レーザ検眼鏡は、被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、ライン状光束が投光されるように配置された反射部材と、反射部材によって反射された反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有する調整手段を備える。これによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させることができるため、投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じた場合であっても、受光光学系における検出器に被検眼からの反射光束を良好に受光させることができる。すなわち、投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じた場合であっても、眼底画像を良好に取得することができる。
例えば、投光光学系は、各種部材を有してもよい。この場合、例えば、SLO光源から出射されたライン状光束が各種部材を介して被検眼眼底に投光されるようにしてもよい。例えば、各種部材としては、レンズ、ミラー、絞り、等の少なくともいずれかを用いてもよい。もちろん、各種部材としては、上記部材に限定されず、異なる部材が用いられてもよい。
例えば、SLO光源は、レーザ光源であってもよい。また、例えば、SLO光源は、SLD(スーパー・ルミネッセント・ダイオート)光源であってもよい。例えば、SLO光源は、被検眼眼底と共役な位置に配置されてもよい。なお、例えば、SLO光源は、赤外光又は可視光の少なくともいずれかを発する光源であってもよい。なお、例えば、SLO光源として、赤外光を発する光源を用いた場合、無散瞳状態での撮影に有利である。また、SLO光源として、白色光源を用いられてもよく、この場合、カラー撮影に有利である。
例えば、ライン状光束を被検眼眼底に投光する場合、ライン状(スリット状)の光束を出射する光源を用いてもよい。例えば、点光源を用いてもよい。この場合、例えば、点光源を複数並べて配置することによって、ライン状光束を投光するようにしてもよい。また、例えば、点光源から照射されたスポット状の光束を走査することによって、ライン状光束を投光するようにしてもよい。また、例えば、点光源から投光されたスポット状の光束を部材によって拡散させることによって、ライン状光束を投光するようにしてもよい。もちろん、例えば、SLO光源としては、上記光源とは異なる種々の種類の光源を用いて、ライン状光束を投光するようにしてもよい。
例えば、受光光学系は、各種部材を有してもよい。この場合、例えば、被検眼眼底からのライン状光束の反射光束が各種部材を介して、検出器に受光されるようにしてもよい。例えば、各種部材としては、レンズ、ミラー、絞り、等の少なくともいずれかを用いてもよい。もちろん、各種部材としては、上記部材に限定されず、異なる部材が用いられてもよい。
例えば、検出器は、一次元受光素子(一次元カメラ)であってもよい。また、例えば、検出器としては、一次元CCDセンサーであってもよい。また、例えば、検出器としては、一次元CMOSセンサーであってもよい。もちろん、例えば、検出器としては、上記検出器とは異なる種類の検出器を用いて、反射光束を投光するようにしてもよい。例えば、異なる種類の検出器として、二次元受光素子であってもよい。二次元受光素子を用いる場合、二次元受光素子の少なくとも一部の領域を用いるようにしてもよい。この場合、例えば、二次元受光素子の全体の領域を用いるようにしてもよい。また、この場合、例えば、二次元受光素子の1ラインの画素のみを用いてもよい。すなわち、一次元受光素子のようにして用いてもよい。なお、例えば、検出器は、被検眼眼底と共役な位置に配置されてもよい。
例えば、光スキャナは、被検眼眼底に対し所定方向にライン状光束を走査してもよい。例えば、走査方向としては、鉛直方向(Y方向)と、水平方向(X方向)との少なくともいずれかであってもよい。
例えば、光スキャナとしては、反射ミラー(ガルバノミラー、ポリゴンミラー、レゾナントスキャナ)の他、光の進行(偏向)方向を変化させる音響光学素子(AOM)等の少なくともいずれかが用いられてもよい。
例えば、光スキャナは、投光光学系と受光光学系との共通光路に配置されてもよい。この場合、光スキャナは、SLO光源からのライン状光束をスキャンすると共に、被検眼限定からの反射光束をデスキャンする。なお、例えば、光スキャナは、被検眼瞳孔と共役な位置に配置されてもよい。もちろん、光スキャナは上記位置に配置される構成に限定されない。例えば、光スキャナは任意の位置に配置することができる。
例えば、反射部材は、被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、ライン状光束が投光されるように配置される。例えば、反射部材は、投光光学系においてライン状光束が被検眼眼底に投光される投光光路の光路外に配置されるようにしてもよい。これによって、被検眼眼底に投光されるライン状光束及びその反射光束が反射部材によってけられてしまうことや光量が減光されてしまうことを抑制することができ、容易な構成で良好な眼底画像を取得することができる。
例えば、反射部材が光路外に配置される場合、反射部材は投光光路の光路外に固定配置されていてもよい。また、例えば、反射部材が光路外に配置される場合、反射部材は投光光路の光路外から所定の位置に移動可能に配置されていてもよい。
例えば、反射部材が光路外から移動可能に配置される場合、反射部材は、投光光路の光路外の範囲において、移動されるようにしてもよい。この場合、反射部材は、反射部材に投光されたライン状光束の反射方向を変更可能に移動できるようにしてもよい。また、例えば、反射部材が光路外から移動可能に配置される場合、反射部材は、投光光路の光路外から投光光路の光路内に配置されるようにしてもよい。すなわち、反射部材は、投光光路に挿抜されるように配置されていてもよい。この場合、例えば、反射部材が光路内に配置されている場合に、例えば、ライン状光束の少なくとも一部を反射するとともに、残りの光束を少なくとも被検眼眼底に向けて透過するようにしてもよい。
また、例えば、反射部材は、投光光学系おいてライン状光束が被検眼眼底に投光される投光光路の光路内に配置されるようにしてもよい。この場合、例えば、ライン状光束の少なくとも一部を反射するとともに、残りの光束を少なくとも被検眼眼底に向けて透過するようにしてもよい。
例えば、反射部材としては、反射部材に投光されたライン状光束を、ライン状光束が反射部材に投光された際の方向と同一の方向に反射する反射部材であってもよい。この場合、例えば、反射部材は、再帰性反射部材等であってもよい。例えば、反射部材は、反射部材に投光されたライン状光束を、ライン状光束が反射部材に投光された際の方向と同一の方向に反射するようにしてもよい。なお、本実施形態において、同一とは、略同一を含む。これによって、余分な反射部材等を必要とせず、容易な構成で検出器へ反射光束を導光することができる。
また、例えば、反射部材としては、反射部材に投光されたライン状光束を反射できる反射部材であってもよい。この場合、例えば、ミラー(例えば、ハーフミラー、全反射ミラー、ビームスプリッタ等)、レンズ、模型眼等であってもよい。なお、反射部材としてミラーを用いる場合、反射光束を検出器に向けて導光するための部材が設けられるようにしてもよい。
例えば、調整手段は、反射部材によって反射された反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有する。すなわち、例えば、調整手段は、駆動機構を制御して、検出器における反射光束の受光位置を移動させる。
例えば、調整手段は、受光結果として輝度情報を用いてもよい。この場合、例えば、調整手段は、検出器によって検出された反射光束の輝度情報(輝度値)に基づいて、駆動機構を制御して、検出器における反射光束の受光位置を移動させるようにしてもよい。もちろん、受光結果として、輝度情報とは異なる情報が用いられるようにしてもよい。
例えば、調整手段は、駆動機構を制御して、光スキャナによるライン状光束の走査方向と同一の方向に、検出器における反射光束の受光位置を移動させるようにしてもよい。なお、本実施形態において、同一とは、略同一を含む。もちろん、調整手段は、光スキャナによるライン状光束の走査方向と同一の方向に、検出器における反射光束の受光位置を移動させるとともに、他の方向にも移動させるようにしてもよい。例えば、他の方向として、光スキャナによるライン状光束の走査方向と直交する方向、被検眼の奥行き方向等の少なくともいずれかであってもよい。
例えば、駆動機構は、SLO装置が備える各部材の少なくともいずれかの部材を制御することによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させる構成であってもよい。例えば、各部材は、SLO光源、検出器、光学部材等の少なくともいずれかであってもよい。この場合、例えば、調整手段は、SLO光源を移動させることによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有するようにしてもよい。また、この場合、例えば、調整手段は、検出器を移動させることによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有するようにしてもよい。また、この場合、例えば、調整手段は、投光光学系と受光光学系の少なくともいずれかの光学系における光学部材を移動させることによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有するようにしてもよい。また、この場合、例えば、調整手段は、投光光学系と受光光学系の少なくともいずれかの光学系における光学部材とは異なる光学部材が挿抜されることによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有してもよい。
なお、駆動機構は上記構成に限定されない。例えば、調整手段は、検出器における反射光束の受光位置を移動させることが可能な駆動機構を有する構成であればよい。なお、例えば、駆動機構は、上記駆動機構の少なくともいずれかの駆動機構であってもよい。例えば、駆動機構は、上記駆動機構の内、1つを備える構成であってもよい。また、例えば、駆動機構は、上記駆動機構の内、複数の駆動機構が組み合わされた構成であってもよい。一例として、駆動機構は、SLO光源の移動と、検出器の移動と、を行うようにしてもよい。
例えば、SLO装置は、投光光路と、ライン状光束を反射部材に投光する光路と、を切換える制御手段(例えば、制御部70)を備えてもよい。例えば、走査型レーザ検眼鏡は、投光光路と、ライン状光束を反射部材に投光する光路と、を切換える制御手段を備えるようにしてもよい。これによって、ライン状光束を容易に反射部材に投光することができる。
例えば、制御手段は、SLO装置が備える各部材の少なくともいずれかの部材を制御することによって、ライン状光束を反射部材に投光する光路に向けてライン状光束を投光するようにしてもよい。一例として、例えば、制御手段は、光スキャナを制御して、ライン状光束を反射部材に投光する光路に向けてライン状光束を投光するようにしてもよい。これによって、眼底画像の取得のために用いられる光スキャナを用いて、反射部材にライン状光束を投光することができるため、反射部材へライン状光束を投光するための専用の部材を必要とせず、容易な構成で良好な眼底画像を取得することができる。
また、例えば、制御手段は、光スキャナを制御して、反射部材によって反射された反射光束を検出器に向けて導光させるようにしてもよい。例えば、制御手段は、光スキャナを制御して、反射部材によって反射された反射光束を検出器に向けて導光させるようにしてもよい。これによって、眼底画像の取得のために用いられる光スキャナを用いて、反射光束を検出器に導光することができるため、検出器へ反射光束を導光するための専用の部材を必要とせず、容易な構成で良好な眼底画像を取得することができる。
なお、例えば、制御手段は、光スキャナを制御して、反射部材上でライン状光束を走査し、反射部材上で走査されたライン状光束の反射光束を検出器に向けて導光させるようにしてもよい。この場合、例えば、調整手段は、反射部材上で走査されたライン状光束の反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、駆動機構を制御し、検出器における反射光束の受光位置を移動させるようにしてもよい。これによって、反射部材上での走査された複数の反射光束の受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させることができるため、より良好に検出器における反射光束の受光位置を移動させることができる。すなわち、複数の反射光束の受光結果を用いて受光位置の移動を行うことで、ノイズ等の影響が抑制されるため、より良好に反射光束の受光することができるように、受光位置を移動させることができる。
例えば、反射部材上で走査されたライン状光束の反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果として、走査されたライン状光束の反射光束が平均化処理された結果が用いられるようにしてもよい。この場合、例えば、演算手段(例えば、制御部70)によって走査されたライン状光束の反射光束の輝度値の平均値が算出されるようにしてもよい。また、例えば、反射部材上で走査されたライン状光束の反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果として、走査されたライン状光束の反射光束が加算処理された結果が用いられるようにしてもよい。この場合、例えば、演算手段によって走査されたライン状光束の反射光束の輝度値の加算値が算出されるようにしてもよい。もちろん、例えば、反射部材上で走査されたライン状光束の反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果として、走査されたライン状光束の反射光束の平均化処理又は加算処理と異なる処理による結果が用いられるようにしてもよい。例えば、反射部材上で走査されたライン状光束の反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果として、走査されたライン状光束の反射光束の内、もっとも輝度値が高かった反射光束の輝度値が用いられるようにしてもよい。
<実施例>
本開示の典型的な実施例の1つについて、図面を参照して説明する。図1は、SLO装置1の光学系の一例を示す図である。なお、本実施例においては、被検眼の奥行き方向をZ方向、奥行き方向に垂直(被検者の顔面と同一平面)な平面上の水平方向成分をX方向、鉛直方向成分をY方向として説明する。
<光学系>
例えば、本実施例に係るSLO装置1は、投光光学系10と、受光光学系20と、光路分離部材30と、結像レンズ35と、光スキャナ40と、対物レンズ45と、駆動機構(アクチュエータ)50と、演算制御器(演算制御部)70と、反射部材100と、駆動機構150(アクチュエータ)と、を備えてもよい。
例えば、投光光学系10は、対物レンズ45を介してライン状光束を眼底に投光するために設けられてもよい。投光光学系10は、例えば、SLO光源12と、円柱レンズ14と、を備えてもよい。
例えば、SLO光源12は、レーザ光源であってもよいし、SLD(スーパー・ルミネッセント・ダイオート)光源であってもよい。光源の形状としては、点状の光源が用いられてもよい。SLO光源12は、被検眼眼底と共役な位置に配置されてもよい。なお、SLO光源12は、赤外光又は可視光の少なくともいずれかを発する光源であってもよい。なお、SLO光源12として、赤外光を発する光源を用いた場合、無散瞳状態での撮影に有利である。また、SLO光源12として、白色光源を用いられてもよく、この場合、カラー撮影に有利である。
例えば、円柱レンズ14は、SLO光源12からの光を一次元方向に関して収束させるために設けられてもよい。例えば、円柱レンズ14は、例えば、光スキャナ40の走査方向に直交する方向に関して屈折力を備え、光スキャナ40の走査方向には屈折力を備えない構成であってもよい。円柱レンズ14は、走査方向に直交する方向に関してSLD光源12からの光を収束させるために設けられてもよい。なお、屈折力を備えていない方向に関して、SLD光源12からの光は発散される。もちろん、光学系全体の構成によって、上記構成の変容は可能である。本実施例においては、円柱レンズ14として、Y方向に屈折力を備える場合を例に挙げて説明する。すなわち、本実施例において、円柱レンズ14は、走査方向(本実施例においてはX方向)に直交するY方向に関してSLD光源12からの光を収束させるために設けられる。
例えば、受光光学系20は、ライン状光束による被検眼からの光を、対物レンズ45を介して受光するために設けられてもよい。受光光学系20は、例えば、光検出器22を備えてもよい。光検出器22としては、例えば、一次元受光素子(一次元カメラ)であってもよく、一次元CCDセンサー、一次元CMOSセンサー等が用いられてもよい。光検出器22は、被検眼眼底と共役な位置に配置されてもよい。なお、本実施例では、光路分離部材30からの光は、平面ミラー24を介して光検出器22に受光される。もちろん、平面ミラー24を設けず、光路分離部材30からの光が直接的に光検出器22に入射されてもよい。
例えば、光路分離部材30は、投光光学系10の光路と受光光学系20の光路を分離するために設けられてもよい。光路分離部材30は、投光光学系10の光軸と受光光学系の光軸とが光路分離部材30の下流側において同軸になるように配置されてもよい。図1では、SLO光源12、光検出器22は、光路分離部材30を介して、結像レンズ35の光軸の延長線上に配置されている。
例えば、光路分離部材30は、SLO光源12からの光及び被検眼からの光の一方を反射し、他方を透過(光の通過を含む)する特性を備えていてもよい。光路分離部材30は、例えば、光反射部と光透過部を備えてもよく、光反射部と光透過部の一方が中心部に形成され、他方が周辺部に形成された構成であってもよい。この場合、光路分離部材30は、SLO光源12からの光及び被検眼からの光の一方を中心部にて透過し、他方を周辺部にて反射してもよい。また、光路分離部材30は、SLO光源12からの光及び被検眼からの光の一方を中心部にて反射し、他方を周辺部にて透過してもよい。
なお、図1においては、光路分離部材30は、SLO光源12からの光を透過して被検眼側に導くと共に、被検眼側からの光を反射して光検出器22側に導く。この場合、角膜及びレンズ系からの反射光は、SLO光源12側に向かうので、光検出器22へのノイズ光が軽減される。
例えば、光路分離部材30としては、ホールミラーであってもよく、ホールミラーは、中心部に開口が形成され、周辺部は、ミラー面が形成されている。なお、ホールミラーに限定されず、光透過板(例えば、ガラス板)が用いられ、光透過板の周辺部にミラー面がコーティングされた構成であってもよい。光路分離部材30は、ハーフミラーであってもよい。
例えば、結像レンズ35は、SLO光源12からの光を対物レンズ45の前側焦点位置にて一旦結像させると共に、被検眼からの光を光検出器22上で結像させるために設けられてもよい。結像レンズ35は、例えば、一群のレンズから構成されていてもよい。結像レンズ35は、光スキャナ40の上流に配置されてもよい。結像レンズ35は、投光光学系10と受光光学系20との共通光路に配置されてもよい。結像レンズ35は、光スキャナ40と光路分離部材30との間に配置されてもよい。なお、本実施例では、投光光学系10に関して、SLO光源12側を上流側、被検眼側を下流側とし、受光光学系20に関して、光検出器22側を上流側、被検眼側を下流側とする。
例えば、光スキャナ40は、ライン状光束によって被検眼を走査するために設けられてもよい。光スキャナ40は、被検眼に対し所定方向にライン状光束を走査してもよい。走査方向としては、例えば、鉛直方向(Y方向)であってもよいし、水平方向(X方向)であってもよい。なお、本実施例においては、X方向に走査する場合を例に挙げて説明する。
例えば、光スキャナ40は、ガルバノミラーであり、ミラーの反射角度が駆動機構によって任意に調整される。SLO光源12から出射された光の反射(進行)方向は、光スキャナ40によって変化され、被検眼上で走査される。光スキャナ40としては、反射ミラー(ガルバノミラー、ポリゴンミラー、レゾナントスキャナ)の他、光の進行(偏向)方向を変化させる音響光学素子(AOM)等が用いられてもよい。
例えば、光スキャナ40は、投光光学系10と受光光学系20との共通光路に配置されてもよい。この場合、光スキャナ40は、SLO光源12からの光をスキャンすると共に、被検眼からの光をデスキャンする。光スキャナ40は、例えば、対物レンズ45と光路分離部材30との間に配置されてもよい。なお、光スキャナ40は、被検眼瞳孔と共役な位置に配置されてもよい。
例えば、光スキャナ40は、結像レンズ35における下流側の焦点位置に配置されてもよい。この結果、光スキャナ40の上流の光路に関して、テレセントリック光学系が形成される。これによって、視度補正時での撮影倍率の変化を抑制できる。
例えば、本実施形態においては、投光光学系10おいてライン状光束が被検眼眼底に投光される投光光路L1と、ライン状光束を反射部材100に投光する光路L2と、が切換えられる。例えば、光スキャナ40は、投光光学系10おいてライン状光束が被検眼眼底に投光される投光光路L1と、ライン状光束を反射部材100に投光する光路L2と、を切り換えるための光学部材として用いられる。
例えば、対物レンズ45は、光スキャナ40からの光を被検眼(眼底)に導くと共に、被検眼からの反射光を光スキャナ40に戻すために設けられてもよい。対物レンズ45は、少なくとも一枚の対物レンズを含む一群のレンズから構成されてもよく、例えば、対物レンズ一群によって、光スキャナは、被検眼の瞳孔と共役な位置に配置されてもよい(ただし、図1では1つのレンズのみを図示している)。これによって、対物光学系が一群のレンズからなり、対物光学系が、複数のレンズ群からなる必要が無く、結果として、光学構成を簡略化できる。なお、本実施例において、一群のレンズとは、一枚のレンズの他、少なくとも2枚以上のレンズが互いに近接した位置に配置されて一枚のレンズとして機能するレンズ構成、として規定される。なお、対物レンズ45は、投光光学系10と受光光学系20との共通光路に配置されてもよい。
例えば、駆動機構50は、眼底撮影時において、被検眼眼底に対するフォーカスを調整するために設けられてもよい。この場合、駆動機構50は、例えば、被検眼の視度を補正するために設けられてもよい。
例えば、駆動機構50は、SLO光源12及び光検出器22を少なくとも含む光学部材群55を、光スキャナ40及び対物レンズ45に対して移動させてもよい。光学部材群55は、例えば、SLO光源12及び光検出器22を少なくとも含み、光路分離部材30よりも上流側に配置された光学部材群であってもよい(図1参照)。
例えば、駆動機構50は、被検眼の視度を補正する方向に関して、光学部材群55を移動させてもよい。駆動機構50は、アクチュエータであってもよく、例えば、モータの駆動によって光学部材群55を移動させてもよい。
例えば、駆動機構50は、光学部材群55を一体的に移動させてもよい。この結果、投受光系を含んで一体的に視度補正が可能となり、視度補正に関して高精度な制御を行う必要は必ずしもない。この場合、駆動機構50は、光路分離部材30よりもSLO光源12側に配置された投光光学系10と、光路分離部材30よりも光検出器22側に配置された受光光学系20と、を一体的に移動させてもよい。例えば、光学部材群55は、一つのステージ上に配置され、駆動機構50は、ステージを移動させてもよい。
例えば、駆動機構50は、光路分離部材30を光学部材群55と共に移動させてもよい(図1参照)。これによって、投光光学系10と受光光学系20の間の光軸ずれの可能性を軽減できる。
例えば、駆動機構50は、対物レンズ45、光スキャナ40、及び結像レンズ35に対して、光学部材群55を一体的に移動させてよい(図1参照)。これによって、視度補正に関して高精度な制御が不要であると共に、可動部位を比較的小さくできる。また、前述のように、光スキャナ40の上流に関して結像レンズ35によってテレセントリック光学系が構成された場合、光学部材群55が移動されたとしても、撮影倍率の変化が抑制される。
例えば、SLO光源12から発せられた光(例えば、レーザ光)は、円柱レンズ14によって一次元方向に関してコリメートされた後、光路分離部材30を透過する。光路分離部材30を透過した光は、結像レンズ35によって収束された後、光スキャナ40によって反射方向が変えられる。光スキャナ40によって偏向された光は、ミラー42及び対物レンズ45を介して被検眼眼底に照射される。
この場合、光スキャナ40によって走査される方向の光に関して、光スキャナ40からの光は、ミラー42を介して一旦集光された後、対物レンズ45を介して被検眼眼底Er上で集光される。また、光スキャナ40の走査方向と直交する方向に関して、円柱レンズ14からの光は、結像レンズ35によって光スキャナ40上で一旦集光された後、ミラー42によって反射される。ミラー42によって反射された光は、対物レンズ45を介して瞳孔上で一旦集光された後、被検眼眼底Erに照射される。この結果、被検眼眼底Er上には、ライン状(線上)の光束が投光される。被検眼眼底Er上では、光スキャナ40の走査方向に関してライン状の光束が走査される。本実施例においては、制御部70は、光スキャナ40を駆動させて、被検眼眼底Er上でX方向に関してライン状の光束が走査される。
被検眼眼底Erで反射した光は、対物レンズ45、ミラー42、光スキャナ40、結像レンズ35、光路分離部材30、ミラー24を経て、光検出器22によって受光される。本実施例の構成は、光路分離部材30からの光を、共焦点開口を介さずに光検出器22に検出させているが、光検出器22が眼底共役位置に配置されることで、共焦点性が保持される。もちろん、光検出器22の前にスリット光が配置されてもよい。
例えば、光検出器22によって検出された受光信号は、制御部70に入力される。制御部70(図2参照)は、光検出器22にて得られた受光信号に基づいて被検眼の正面画像(SLO画像)を生成する。生成された正面画像はメモリ72に記憶される。なお、SLO画像の取得は、光スキャナ40による走査によって行われる。正面画像は、光スキャナ40の走査位置と受光信号との位置関係に基づいて生成されてもよい。なお、制御部70は、光スキャナ40を繰り返し駆動させることによって、正面画像の動画像を得るようにしてもよい。
例えば、反射部材100は、被検眼眼底Erの共役位置に配置される。すなわち、例えば、反射部材100の反射面が被検眼眼底Erと共役な位置となるように配置される。例えば、反射部材は、SLO光源12から投光されたライン状光束を反射して、光検出器22に導光する。本実施例において、反射部材100としては、反射部材100に投光されたライン状光束を、ライン状光束が反射部材100に投光された際の方向と同一の方向に反射する反射部材を用いる。例えば、反射部材100は、投光光学系10おいてライン状光束が被検眼眼底Erに投光される投光光路L1の光路外に配置される。なお、本実施形態においては、光スキャナ40から反射部材100までの光軸と、投光光学系10におけるSLO光源12から光スキャナ40までの光軸と、を略同軸する。
例えば、駆動機構150は、光検出器22の位置を被検眼眼底Erからの反射光束に対して移動させる。例えば、駆動機構150は、アクチュエータであってもよく、例えば、モータの駆動によって光検出器22を移動させてもよい。
例えば、駆動機構150は、光検出器22を光スキャナ40の走査方向と同一の方向に移動させる。本実施例において、例えば、駆動機構150は、光検出器22をX方向に移動させる。なお、本実施例においては、光検出器22をX方向に移動させる構成を例に挙げて説明するがこれに限定されない。例えば、駆動機構150は、光検出器22のX方向の移動に加えて、Y方向とZ方向との少なくともいずれかに光検出器22を移動可能としてもよい。
例えば、駆動機構150には、光検出器22の1画素あたりの寸法に考慮して、数ミクロンもしくはナノオーダーで位置調整可能なものが好ましい。また、例えば、駆動機構150としては、精密な位置調整ができるように、圧電(ピエゾ)素子やステッピングモータを利用したものが考えられる。
例えば、本実施例において、SLO装置1は、光検出器22の位置調整(キャリブレーション)を行う。例えば、光検出器22の位置調整を行う場合、光スキャナ40の角度を変更して、反射部材100に導光する。例えば、SLO光源12から発せられた光(例えば、レーザ光)は、円柱レンズ14によって一次元方向に関してコリメートされた後、光路分離部材30を透過する。光路分離部材30を透過した光は、結像レンズ35によって収束された後、光スキャナ40によって反射方向が変えられる。光スキャナ40によって偏向された光は、ミラー42及び対物レンズ45を介して被検眼眼底Erに照射される。このとき、光スキャナ40が所定の角度に走査された場合、光は被検眼Eへ向かう途中で、光スキャナ40によって反射され、反射部材100へ向かう。この結果、反射部材100上には、ライン状(線上)の光束が投光される。反射部材100に投光され、反射部材100で反射した反射光束は、光スキャナ40、結像レンズ35、光路分離部材30、ミラー24を経て、光検出器22によって受光される。
<制御系>
図2は、SLO装置1の制御系の一例を示す図である。例えば、制御部70は、CPU(プロセッサ)、RAM、ROM等を備えてもよい(図2参照)。例えば、制御部70のCPUは、SLO装置1の制御を司る。RAMは、各種情報を一時的に記憶する。制御部70のROMには、SLO装置1の動作を制御するための各種プログラム、初期値等が記憶されている。例えば、制御部70には、SLO光源12、光検出器22、光スキャナ40、駆動機構50、駆動機構150等が接続されている。
また、例えば、制御部70には、メモリ72、操作部74、および表示部75等が電気的に接続されてもよい。メモリ72には、電源の供給が遮断されても記憶内容を保持できる非一過性の記憶媒体が用いられてもよい。例えば、ハードディスクドライブ、フラッシュROM、および、SLO装置1に着脱可能に装着されるUSBメモリ等が、メモリ72として使用されてもよい。メモリ72には、撮影されたSLO画像、光検出器22のキャリブレーションを行うための受光結果(反射部材100によって反射された反射光束の光検出器22による受光結果)が記憶されてもよい。
例えば、制御部70は、表示部75を制御してもよく、例えば、生成されたSLO画像を表示部75に表示するようにしてもよい。操作部74には、検者による各種操作指示が入力されてもよく、操作部74としては、検者からの指示を受け付けるためのユーザー・インタフェース(例えば、マウス、タッチパネル、ジョイスティック等)が用いられてもよい。操作部74は、例えば、被検眼に対するフォーカス調整スイッチ、SLO画像をキャプチャーするためのレリーズスイッチとして用いられてもよい。
<制御動作>
以上のような構成を備える装置において、その動作を簡単に説明する。初めに、光検出器22のキャリブレーションについて説明する。例えば、本実施例において、SLO装置1は、光検出器22のキャリブレーションを時間に応じて実施している。例えば、制御部70は、時間を計測し、時間に応じて、SLO装置1における光検出器22のキャリブレーションを定期的に行う。例えば、光検出器22のキャリブレーションは、被検眼眼底の撮影時を除くタイミング(時間)で行われる。すなわち、被検眼眼底の撮影時を除いた撮影の空き時間において、所定の時間間隔(周期)にて、光検出器22のキャリブレーションが行われる。
例えば、本実施例において、光スキャナ40による走査の有無に基づいて、被検眼眼底画像の撮影中か否かの判定が行われる。例えば、制御部70は、スキャン開始スイッチが操作され、光スキャナ40の走査開始のトリガ信号を受信すると、撮影中であると判定する。また、制御部70は、スキャン終了スイッチが操作され、光スキャナ40の走査終了のトリガ信号を受信すると、撮影が終了した判定する。すなわち、制御部70は、装置の電源が入れられた時から光スキャナ40の走査開始のトリガ信号を受信するまでの時間を撮影が行われていない空き時間として判定する。また、制御部70は、走査終了のトリガ信号を受信した後から次の光スキャナ40の走査開始のトリガ信号を受信するまでの時間を,撮影が行われていない空き時間として判定する。
例えば、制御部70は、空き時間と判定した時間内において、所定の時間間隔で光検出器22のキャリブレーションを行う。本実施例において、例えば、所定の時間間隔は10分が用いられる。すなわち、制御部70は、空き時間において、10分毎に1回の間隔で光検出器22のキャリブレーションを行う。なお、本実施形態においては、10分間に1回の間隔でポラライザ調整を行う構成としたがこれに限定されない。例えば、5分や1時間の時間間隔で行ってもよい。もちろん、検者が任意に実施するようにしてもよい。
なお、光検出器22のキャリブレーションを実施するタイミングとしては上記タイミングに限定されない。例えば、被検眼眼底の撮影中において実施するようにしてもよい。また、例えば、光検出器22による受光結果が良好でない場合に、光検出器22のキャリブレーションを実施するようにしてもよい。
以下、光検出器22のキャリブレーションについて説明する。図3は、SLO装置1における光検出器22のキャリブレーション時の光学系の一例を示す図である。例えば、制御部70は、光検出器22のキャリブレーションを開始するタイミングとなると、光検出器22のキャリブレーションを開始する。
例えば、制御部70は、光スキャナ40を制御して、投光光路L1外の反射部材100に向けてライン状光束を投光すると共に、反射部材100によって反射された反射光束を光検出器22側に向けて導光させる。すなわち、制御部70は、SLO光源12から出射された光が光スキャナ40で反射された際に、反射部材100に導かれるように、光スキャナ40のガルバノミラーを所定の角度に調整する。
光スキャナ40のガルバノミラーの角度が調整され、SLO光源12から出射された光が反射部材100に導かれるようになると、制御部70は、光検出器22のキャリブレーションを開始する。
初めに、例えば、制御部70は、フォーカス調整を行う。例えば、制御部70は、反射部材100の反射面の位置にフォーカス位置を調整する。例えば、制御部70は、駆動機構50を駆動させ、駆動機構50の駆動によって少なくとも光学部材群55が移動される結果、反射部材100に対するライン状光束のフォーカス状態が調整される。なお、反射部材100に対するフォーカス位置は、予め、求められている。もちろん、反射部材100に対するフォーカス位置は、光検出器22による反射部材100からの反射光束の受光結果に基づいて、求めるようにしてもよい。
例えば、制御部70は、フォーカス調整が完了すると、次いで、駆動機構150を駆動させ、光検出器22の位置を移動させる。例えば、光検出器22の位置が移動されることによって、反射光束の受光位置が変化する。例えば、制御部70は、光検出器22の位置を移動開始位置に移動させる。なお、光検出器22の移動開始位置は、光検出器22が移動可能な範囲における限界位置が設定される。例えば、光検出器22が移動可能な範囲における限界位置は、移動が可能な範囲の一端又は他端の2つの限界位置がある。例えば、移動開始位置の決定は、キャリブレーションを開始する際の光検出器22の位置から2つの限界位置の内でより光検出器22が近い側の位置が選択されるようにしてもよい。例えば、制御部70は、2つの限界位置の内、一方の限界位置を移動開始位置として決定し、移動させる。もちろん、移動開始位置は、異なる基準によって設定されるようにしてもよい。
例えば、制御部70は、2つの限界位置の内、一方の限界位置を移動開始位置として選択し、光検出器22を移動開始位置に移動させる。例えば、制御部70は、光検出器22を移動開始位置に移動されると、他方の限界位置(移動開始位置に設定されていない方の限界位置)に向けて光検出器22を移動させる。
例えば、制御部70は、光検出器22の移動中において、反射部材100からの反射光束を受光していく。例えば、制御部70は、光検出器22の移動位置毎に受光される反射光束の受光結果に基づいて、光検出器22のキャリブレーションを行う。
例えば、光検出器22の各画素毎に受光される受光結果に基づいて、光検出器22を移動させる位置を設定する。本実施例において、例えば、受光結果として、輝度値が用いられる。例えば、制御部70は、光検出器22の各移動位置毎に受光される輝度値に基づいて、光検出器22を移動させる位置を設定する。
本実施例において、例えば、制御部70は、各移動位置毎における平均輝度値を取得する。例えば、制御部70は、所定の移動位置において、光検出器22の各画素毎に受光された輝度値を平均化処理して、所定の移動位置における平均輝度値を算出する。このようにして、例えば、制御部70は移動位置毎の平均輝度値を順に算出していく。
図4は、光検出器22の移動位置毎に受光される反射光束の輝度分布の変化を示す図である。例えば、制御部70は、輝度分布から、平均輝度値がもっとも高い輝度値(ピーク)を検出する。例えば、制御部70は、平均輝度値のピークに対応する移動位置へ光検出器22を移動させる。なお、一般的には、反射光束をもっとも良好に受光できるとされるときの光検出器22の位置が、平均輝度値のピークが検出される位置となる。以上のようにして、光検出器22のキャリブレーションが完了される。
なお、本実施例においては、平均輝度値のピークに対応する移動位置へ光検出器22を移動させる構成としたがこれに限定されない。例えば、光検出器22を移動させる位置としては、平均輝度値が所定の閾値以上であった移動位置へ光検出器22を移動させるようにしてもよい。例えば、所定の閾値以上の平均輝度値に対応する移動位置が複数ある場合には、平均輝度値が所定の閾値以上であった移動位置の中から、所定の移動位置を選択するようにしてもよい。例えば、所定の移動位置を選択する場合には、移動位置の内、中間に位置する移動位置に移動させるようにしてもよい。もちろん、例えば、所定の移動位置を選択する場合には、移動位置の内、中間に位置する移動位置に移動させる構成に限定されず、任意の位置に移動させるようにしてもよい。なお、例えば、所定の閾値は、予め設定された閾値であってもよい。例えば、予め、シミュレーションや実験等によって検出器に被検眼からの反射光束を良好に受光させることができる閾値が設定されるようにしてもよい。
上記のようにして、光検出器22のキャリブレーションが実施されている。次いで、
撮影動作について説明する。例えば、検者は、図示無き前眼部カメラで撮影された画面で、撮影光軸が被検眼上に一致するようにアライメントする。次に、検者は、図示なき固視標投影光学系によって投影される固視灯を被検者に注視させ、所望の撮影部位に誘導する。眼底のSLO画像が表示部75に表示されると、検者は、操作部74を用いて、表示部75上のSLO画像に基づいて眼底にフォーカスを合わせる。
ここで、制御部70は、操作部74からの操作信号に基づいて駆動機構50の駆動を制御する。例えば、制御部70は、操作部74から入力される操作方向及び操作量に応じて、駆動機構50を被検眼のプラス方向又はマイナス方向(例えば、光学部材群55を光スキャナ40および対物光学系に対して近づける方向、又はこれらから離れる方向)に移動させる。駆動機構50の駆動によって少なくとも光学部材群55が移動される結果、眼底及び光検出器22に対するライン光束のフォーカス状態が調整される。これによって、SLO画像のフォーカス状態が調整され、フォーカスが合ったSLO画像が得られる。なお、視度補正は、手動操作に限定されるものではなく、オートフォーカスが行われてもよい。
上記のようにして被検眼の視度が補正された後、検者は、表示部75上に表示されるSLO画像の動画像を見ながら、各種撮影条件を調整する。検者は、操作部74を用いてSLO画像をキャプチャーする。この場合、制御部70は、操作部74からの操作信号に基づいてSLO画像をキャプチャーし、キャプチャーされたSLO画像をメモリ72に記憶させる。
以上示したように、例えば、光源及び光検出器を少なくとも含む光学部材群を、光スキャナ及び対物光学系(例えば、対物レンズ)に対して移動させる場合、視度補正時において、Z方向(つまり、光軸に沿う方向)における対物光学系と被検眼との相対位置を再度調整する必要が必ずしもない。これによって、例えば、被検眼と装置との位置関係を維持させることが可能である。また、視度補正機構における可動部が比較的小さくて済む。
また、例えば、対物光学系を一群のレンズによって構成すると共に、光スキャナの上流に結像光学系(例えば、結像レンズ)を設け、結像光学系よりも上流側に配置された光学部材群を移動させた場合、対物光学系を簡略化できると共に、視度補正機構における可動部が比較的小さくて済む。
また、例えば、SLO装置は、被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、ライン状光束が投光されるように配置された反射部材と、反射部材によって反射された反射光束を検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有する調整手段を備える。これによって、検出器における反射光束の受光位置を移動させることができるため、投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じた場合であっても、受光光学系における検出器に被検眼からの反射光束を良好に受光させることができる。すなわち、投光光学系や受光光学系における各部材の位置関係にずれが生じた場合であっても、眼底画像を良好に取得することができる。
また、例えば、反射部材は、投光光学系おいてライン状光束が被検眼眼底に投光される投光光路の光路外に配置されるようにしてもよい。これよって、被検眼眼底に投光されるライン状光束及びその反射光束が反射部材によってけられてしまうことや光量が減光されてしまうことを抑制することができ、容易な構成で良好な眼底画像を取得することができる。
また、例えば、SLO装置は、投光光路と、ライン状光束を反射部材に投光する光路と、を切換えるようにしてもよい。これによって、ライン状光束を容易に反射部材に投光することができる。
また、例えば、制御部は、光スキャナを制御して、ライン状光束を反射部材に投光する光路に向けてライン状光束を投光するようにしてもよい。これによって、眼底画像の取得のために用いられる光スキャナを用いて、反射部材にライン状光束を投光することができるため、反射部材へライン状光束を投光するための専用の部材を必要とせず、容易な構成で良好な眼底画像を取得することができる。
また、例えば、制御部は、光スキャナを制御して、反射部材によって反射された反射光束を検出器に向けて導光させるようにしてもよい。これによって、眼底画像の取得のために用いられる光スキャナを用いて、反射光束を検出器に導光することができるため、検出器へ反射光束を導光するための専用の部材を必要とせず、容易な構成で良好な眼底画像を取得することができる。
また、例えば、反射部材は、反射部材に投光されたライン状光束を、ライン状光束が反射部材に投光された際の方向と同一の方向に反射するようにしてもよい。これによって、余分な光学部材等を必要とせず、容易な構成で検出器へ反射光束を導光することができる。
<変容例>
なお、反射部材100に投光されたライン状光束が走査されるようにしてもよい。この場合、例えば、制御部70は、光スキャナ40を制御して、反射部材100上でライン状光束を走査し、反射部材100上で走査されたライン状光束の反射光束を光検出器22に向けて導光させるようにしてもよい。また、例えば、制御部70は、反射部材100上で走査されたライン状光束の反射光束を光検出器22によって受光することで得られる受光結果に基づいて、駆動機構150を制御し、光検出器22における反射光束の受光位置を移動させるようにしてもよい。なお、受光結果としては、走査された際の受光結果が平均化処理されるようにしてもよい。すなわち、所定の移動位置における受光結果として、走査されることで得られた受光結果(例えば、輝度値)を平均化処理して、用いるようにしてもよい。これによって、反射部材上での走査された複数の反射光束の受光結果に基づいて、検出器における反射光束の受光位置を移動させることができるため、より良好に検出器における反射光束の受光位置を移動させることができる。すなわち、複数の反射光束の受光結果を用いて受光位置の移動を行うことで、ノイズ等の影響が抑制されるため、より良好に反射光束の受光することができるように、受光位置を移動させることができる。
なお、上記説明においては、駆動機構50は、光路分離部材30を光学部材群55と共に移動させるものとしたが、これに限定されず、視度補正に関して、光路分離部材30は、光スキャナ40及び対物レンズ45に対して固定であってもよい。
また、視度補正機構として、光路分離部材30よりも上流に配置された光学部材を全て移動させる必要は必ずしもなく、例えば、駆動機構50は、図1におけるSLO光源12、円柱レンズ14、光検出器22のみを移動させても、視度補正として一定の効果は得られる。つまり、ある程度の視度補正が可能であればよい。
なお、上記投光光学系においては、SLO光源12として点状の光源を設け、円柱レンズ14を用いてライン状の光束を生成したが、ライン状光束を生成するための光学部材は、これに限定されない。例えば、SLO光源12としてライン状の光源を設けることによってライン状光束を生成してもよい。この場合、円柱レンズを用いる必要は必ずしもない。なお、ライン状の光源としては、点光源が一次元的に配列された構成の他、線発光型の光源が用いられてもよい。他の構成としては、スリット開口を眼底共役位置に設けると共に、スリット開口の後方に光源を設け、スリット開口を照明することによってライン状の光源を形成するようにしてもよい。
なお、上記投光光学系において、SLO光源1として、出射波長が異なる複数の光源が設けられてもよい。この場合、例えば、赤外光源と可視光源とが設けられ、ダイクロイックミラー等を用いて、各光源からの出射光束が結合されてもよい。
なお、上記構成においては、対物光学系として対物レンズ45が用いられ、結像光学系として結像レンズ35が用いられたが、対物光学系と結像光学系の少なくともいずれかは、ミラー系(例えば、凹面ミラー)が用いられてもよい。対物光学系と結像光学系の少なくともいずれかに関し、レンズ系とミラー系を組み合わせた構成が用いられてもよい。
なお、上記構成においては、光路分離部材30に関して、投光光学系10が透過方向に配置され、受光光学系20が反射方向に配置されたが、これに限定されず、投光光学系10が反射方向に配置され、受光光学系20が透過方向に配置されてもよい。光路分離部材30として、例えば、中心部に光反射部を備え、周辺部に光透過部を備える構成が用いられてもよい。また、光路分離部材30として、例えば、周辺部に光反射部を備え、中心部に光透過部を備える構成が用いられてもよい。この場合、光路分離部材30の構成に合わせて、適宜、投光光学系10及び受光光学系20の光学配置が設計されうる。
なお、SLO装置1は、他の装置との複合装置であってもよい。この場合、例えば、対物レンズ45と光スキャナ40との間に光路分離部材(例えば、ダイクロイックミラー、ハーフミラー等)を設け、互いの光軸を同軸にしてもよい。
例えば、SLO装置1は、OCT光学系(光コヒーレンストモグラフィー光学系)を備えてもよい。SLO画像は、OCTの位置決め等に用いられてもよい。この場合、視度補正において対物レンズ45と被検眼との相対位置を調整する必要が必ずしもないので、SLO画像及びOCT画像をスムーズに撮影できる。また、ラインスキャンSLOの場合、SLO画像を得る際のフレームレートを高速化できるので、OCT光のトラッキング速度を高速化できる。
例えば、SLO装置1は、治療用レーザ照射光学系を備えてもよい。SLO画像は、治療用レーザの位置決めに用いられてもよい。この場合、視度補正において対物レンズ45と被検眼との相対位置を調整する必要が必ずしもないので、レーザ照射をスムーズに行うことができる。また、ラインスキャンSLOの場合、SLO画像を得る際のフレームレートを高速化できるので、治療用レーザのトラッキング速度を高速化させることができる。
なお、上記説明においては、眼底を撮影する構成を例として説明したが、これに限定されず、前眼部を撮影する構成であっても、本実施例の適用は可能である。この場合、駆動機構50は、被検眼前眼部に対するフォーカスを調整するために設けられてもよい。
1 SLO装置
10 投光光学系
12 SLO光源
20 受光光学系
22 光検出器
30 光路分離部材
35 結像レンズ
40 光スキャナ
45 対物レンズ
50 駆動機構
55 光学部材群
100 反射部材
150 駆動機構

Claims (7)

  1. SLO光源を有し、ライン状光束を被検眼眼底に投光する投光光学系と、
    前記被検眼眼底上において前記ライン状光束を走査するための光スキャナと、
    検出器を有し、前記ライン状光束による前記被検眼眼底からの反射光束を受光する受光光学系と、
    を備え、
    前記被検眼眼底を走査して前記被検眼眼底の眼底画像を得る走査型レーザ検眼鏡であって、
    前記被検眼眼底の共役位置に配置される反射部材であって、前記ライン状光束が投光されるように配置された反射部材と、
    前記反射部材によって反射された反射光束を前記検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、前記検出器における前記反射光束の受光位置を移動させる駆動機構を有する調整手段と、
    を備えることを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
  2. 請求項1の走査型レーザ検眼鏡において、
    前記反射部材は、前記投光光学系おいて前記ライン状光束が前記被検眼眼底に投光される投光光路の光路外に配置されることを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
  3. 請求項2の走査型レーザ検眼鏡において、
    前記投光光路と、前記ライン状光束を前記反射部材に投光する光路と、を切換える制御手段を備えることを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
  4. 請求項3の走査型レーザ検眼鏡において、
    前記制御手段は、前記光スキャナを制御して、前記ライン状光束を前記反射部材に投光する前記光路に向けて前記ライン状光束を投光することを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
  5. 請求項4の走査型レーザ検眼鏡において、
    前記制御手段は、前記光スキャナを制御して、前記反射部材によって反射された反射光束を前記検出器に向けて導光させることを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
  6. 請求項5の走査型レーザ検眼鏡において、
    前記制御手段は、前記光スキャナを制御して、前記反射部材上で前記ライン状光束を走査し、前記反射部材上で走査された前記ライン状光束の反射光束を前記検出器に向けて導光させ、
    前記調整手段は、前記反射部材上で走査された前記ライン状光束の反射光束を前記検出器によって受光することで得られる受光結果に基づいて、前記駆動機構を制御し、前記検出器における前記反射光束の受光位置を移動させることを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
  7. 請求項1〜6のいずれかの走査型レーザ検眼鏡において、
    前記反射部材は、前記反射部材に投光された前記ライン状光束を、前記ライン状光束が前記反射部材に投光された際の方向と同一の方向に反射することを特徴とする走査型レーザ検眼鏡。
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