JP2019083128A - 車両用灯具、制御装置及び制御方法 - Google Patents

車両用灯具、制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二次元的に走査される光によって路面上に配光パターン及び描画パターンを投影できる、車両用灯具、制御装置及び制御方法を提供する。【解決手段】車両灯具は、波長変換部材と、波長変換部材上に射出した光を二次元的に走査することで所定の配光パターンを形成する配光パターン形成部と、波長変換部材上に射出した光を二次元的に走査することで所定の情報を示す描画パターンを形成する描画パターン形成部と、配光パターン及び描画パターンを路面に投影する投影光学系と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用灯具、制御装置及び制御方法に関するものである。
従来、二次元的に走査される光によって路面に配光パターンを投影する車両用灯具が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2016−219206号公報
ところで、車両用灯具において、例えば、運転時の安全性を向上させるため、路面に所定の情報を示す画像(描画パターン)を投影することも考えられる。しかしながら、上記特許文献1に示す車両用灯具では、路面上に配光パターンとともに描画パターンを合わせて投影する技術は想定されておらず、新たな技術の提供が望まれていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、二次元的に走査される光によって路面上に配光パターン及び描画パターンを投影できる、車両用灯具、制御装置及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第一態様に従えば、被投影部材と、前記被投影部材上に射出した光を二次元的に走査することで所定の配光パターンを形成する配光パターン形成部と、前記被投影部材上に射出した光を二次元的に走査することで所定の情報を示す描画パターンを形成する描画パターン形成部と、前記配光パターン及び前記描画パターンを路面に投影する投影光学系と、を備える車両用灯具が提供される。
本態様の車両用灯具によれば、二次元的に走査される光によって所定の配光パターンとともに描画パターンを路面に同時に投影することができる。これにより、運転者は、所定の配光パターン(例えば、ハイビーム用配光パターン)によって路面状況を良好に認識するとともに、描画パターンに基づく情報に基づいてより快適かつ安全に車両を運転することが可能となる。
また、上記車両用灯具において、前記配光パターン形成部は、第1光源部と、前記第1光源部から射出した光を前記被投影部材上で走査する第1偏向部と、を含み、前記描画パターン形成部は、第2光源部と、前記第2光源部から射出した光を前記被投影部材上で走査する第2偏向部と、を含んでおり、前記第2光源部から射出された光が前記被投影部材を照明する照明領域の大きさは、前記第1光源部から射出された光が前記被投影部材を照明する照明領域の大きさよりも小さいのが望ましい。
また、被投影部材上に集光された第2光源部から出射された光のスポット径は、被投影部材上に集光された第1光源部から出射された光のスポット径よりも小さくしている。よって、被投影部材に描画された描画パターンに対応する二次元像を構成する第2光源部から出射された光のスポット径は、配光パターンに対応する二次元像を構成する第1光源部から出射された光のスポット径よりも小さくなる。描画パターンは配光パターンよりも高解像、すなわち、高い分解能を有したものとなる。
したがって、描画パターンは、配光パターンに比べて高い解像度を有するので、所定の情報に応じた種々の画像を路面上に形成することができる。
また、上記車両用灯具において、複数の前記配光パターン形成部を備えるのが望ましい。
この構成によれば、複数の配光パターンを重ね合わせることで所定の照度分布を有した配光パターン(例えば、ハイビーム用配光パターン)を形成することができる。
また、上記車両用灯具において、前記配光パターン形成部及び前記描画パターン形成部は、車両前方に位置する仮想スクリーン上に前記配光パターン及び前記描画パターンをそれぞれ形成し、前記描画パターン形成部は、前記仮想スクリーン上において、前記配光パターンの照度分布のピーク値の半分以下となる領域に前記描画パターンを形成するのが望ましい。
この構成によれば、配光パターン及び描画パターンが重なる場合であっても、配光パターン及び描画パターンの照度差が確保される。よって、描画パターンは配光パターン上に重なった場合でも、十分な明るさを有することで視認性に優れたものとなる。
また、上記車両用灯具において、前記投影光学系の光軸方向から平面視した状態において、前記描画パターン形成部は、前記投影光学系に対して鉛直上下方向の上側に配置されているのが望ましい。
この構成によれば、描画パターン形成部が投影光学系に対して鉛直上下方向の上側に位置することで、仮想スクリーン上において水平軸の下方に描画パターンを形成し易くすることができる。
また、上記車両用灯具において、前記被投影部材は波長変換部材であるのが望ましい。
この構成によれば、波長変換部材で波長変換した光を用いて配光パターン及び描画パターンを形成できる。
また、上記車両用灯具において、前記配光パターン形成部が前記被投影部材に走査する光のスポットより前記描画パターン形成部が前記被投影部材に走査する光のスポットが小さいのが望ましい。
この構成によれば、配光パターンよりも高解像、すなわち、高い分解能を有した描画パターンを形成できる。
また、上記車両用灯具において、前記描画パターン形成部は、前記配光パターン形成部よりも前記被投影部材までの光路長が短くなるよう配置されるのが望ましい。
この構成によれば、配光パターンよりも高解像、すなわち、高い分解能を有した描画パターンを形成する構成を実現できる。
本発明の第二態様に従えば、被投影部材と、前記被投影部材に上に射出した光を二次元的に走査することでパターンを形成する複数のパターン形成部と、前記被投影部材に形成されたパターンを投影する投影光学系と、を備える車両用灯具を制御する制御装置であって、前記複数のパターン形成部の少なくとも一つはハイビーム配光を形成するように制御し、他の少なくても一つを所定の図面もしくは文字を描画するよう制御する制御装置が提供される。
本態様の制御装置によれば、二次元的に走査される光によってハイビーム配光とともに、所定の図面もしくは文字を描画する描画パターンを同時に投影させるように車両用灯具を制御することができる。
本発明の第三態様に従えば、被投影部材と、前記投影部材に上に射出した光を二次元的に走査することでパターンを形成する複数のパターン形成部と、前記被投影部材に形成されたパターンを投影する投影光学系と、を備える車両用灯具を制御する制御方法であって、前記複数のパターン形成部の少なくとも一つはハイビーム配光を形成するように制御し、他の少なくても一つを所定の図面もしくは文字を描画するよう制御する制御方法が提供される。
本態様の制御方法によれば、二次元的に走査される光によってハイビーム配光とともに、所定の図面もしくは文字を描画する描画パターンを同時に投影させるように車両用灯具を制御できる。
本発明によれば、二次元的に走査される光によって路面上に配光パターン及び描画パターンを投影できる、車両用灯具、制御装置及び制御方法を提供できる。
実施形態の車両用灯具の概略構成を示す斜視図である。 車両用灯具の概略構成を示す平面図である。 仮想スクリーン上に形成されるハイビーム用配光パターン及び描画パターンを示す図である。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具、制御装置及び制御方法について図面を参照しながら説明する。
以下の説明で用いる図面は、特徴を分かり易くするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態の車両用灯具1は、車両から路面に向けて光を照射する装置である。図1は本実施形態の車両用灯具1の概略構成を示す斜視図である。以下、図面においてXYZ座標系を用いる場合もある。X方向は車両の左右方向に相当し、Y方向はX方向に直交し、車両の鉛直上下方向に相当し、Z方向はX方向及びY方向に直交し、車両の前後方向に相当する。
本実施形態の車両用灯具1は、図1に示すように、波長変換部材(被投影部材)2と、第1配光パターン形成部3と、第2配光パターン形成部4と、第3配光パターン形成部5と、描画パターン形成部6と、投影光学系7と、制御部(制御装置)9とを備えている。車両用灯具1の照明光軸AXはZ方向に一致している。投影光学系7の光軸は照明光軸AXに一致している。
波長変換部材2は、後述するように第1配光パターン形成部3、第2配光パターン形成部4、第3配光パターン形成部5及び描画パターン形成部6各々から出射される各レーザー光を励起光(青色光)として受けて当該レーザー光の一部を異なる波長の蛍光(黄色光)に変換する部材である。波長変換部材2は照明光軸AX上に配置されている。
本実施形態において、波長変換部材2は、例えば、蛍光体からなる。蛍光体は、入射した励起光(青色光)の一部を蛍光体粒子によって蛍光(黄色光)に波長変換するとともに、残りの励起光を拡散させながら透過させる。すなわち、波長変換部材2からは、白色の光が出射される。
本実施形態において、第1配光パターン形成部3、第2配光パターン形成部4及び第3配光パターン形成部5(以下、これらを総称して、複数の配光パターン形成部3〜5と称す場合もある)は、車両用灯具1に正対する仮想スクリーン上に、所定の配光パターン(例えば、ハイビーム用配光パターン)を形成する。ここで、仮想スクリーンとは、車両前面から約25m前方に仮想的に配置される。
本実施形態において、複数の配光パターン形成部3〜5、および描画パターン形成部6はそれぞれ制御部9によって制御されている。制御部9は複数の配光パターン形成部3〜5及び描画パターン形成部6の点灯制御を行っている。
制御部9は複数の配光パターン形成部3〜5の光源を中心が明るく周囲ほど暗くなるハイビーム用配光パターンを形成するよう制御する。
また、制御部9は不図示の検知部により遮光対象(対向車、歩行者、など)の情報をもらうことで、複数の配光パターン形成部3〜5の光源に対しハイビーム用配光パターンから遮光対象位置の遮光をする制御を行う。
また、制御部9は車両の曲がる運転情報をもらうことで複数の配光パターン形成部3〜5の光源に対し曲がる方向に対し明るくする制御を行う。
また、制御部9は描画パターン形成部6の光源を、所定の図形(矢印、横棒、等)や文字を形成するよう制御する。
制御部9の各光源への制御は後述の光偏向部21a〜21cや、光偏向部14と同期し、走査が行われている位置に応じて光源の輝度の増減、ないし点灯・不点灯の切り替えにて行われる。
図2は、車両用灯具1の概略構成を示す平面図である。図2は車両用灯具1を照明光軸AX方向(Z方向)から視た図である。図2に示すように、複数の配光パターン形成部3〜5は照明光軸AXの周囲に配置されており、それぞれ照明光軸AXから等しい距離に配置されている。照明光軸AX方向から見て、複数の配光パターン形成部3〜5は、照明光軸AXの回りに90度おきに位置を違えて配置されている。
投影光学系7の光軸方向(照明光軸AX)から平面視した状態において、描画パターン形成部6は、投影光学系7に対して鉛直上下方向の上側(+Y側)に配置されている。
また、第1配光パターン形成部3は、投影光学系7に対して車両左右方向の右側(+X方向)に配置され、第2配光パターン形成部4は投影光学系7に対して車両左右方向の左側(−X方向)に配置され、第3配光パターン形成部5は、投影光学系7に対して鉛直上下方向の下側(−Y側)に配置されている。
本実施形態において、複数の配光パターン形成部3〜5は、各々が形成したパターンを重ね合わせることで後述するようにハイビーム用途に適したハイビーム用配光パターンを形成する。また、描画パターン形成部6は、仮想スクリーン上に、所定の情報(例えば、車両の進行方向を促す矢印の画像等)を示す描画パターンを形成する。
このように本実施形態の車両用灯具1は、二次元的に走査される光によってハイビーム用配光パターンとともに描画パターンを路面に同時に投影することができる。これにより、運転者は、ハイビーム用配光パターンによって路面状況を良好に認識するとともに、描画パターンに基づく情報に基づいてより快適かつ安全に車両を運転することが可能となる。
図3は複数の配光パターン形成部3〜5が形成するハイビーム用配光パターンHPを示す図である。図3に示す仮想スクリーンSCにおいて、横軸Hは車両の水平方向に対応し、縦軸Vは車両の垂直方向(鉛直上下方向)に対応する。すなわち、仮想スクリーンSCにおける横軸Hは図1、2のX方向に対応し、仮想スクリーンSCにおける縦軸Vは図1、2のY方向に対応する。
図3に示すように、ハイビーム用配光パターンHPは、仮想スクリーンSC上において、水平面よりも若干上向きに形成される。また、ハイビーム用配光パターンHPは、第1配光パターンP1、第2配光パターンP2及び第3配光パターンP3が互いに重なり合うことで形成される。第1配光パターンP1は第1配光パターン形成部3により形成され、第2配光パターンP2は第2配光パターン形成部4により形成され、第3配光パターンP3は第3配光パターン形成部5により形成される。
制御部9は後述の光偏向部21a〜21cを制御することによって、ハイビーム用配光パターンHPを形成する第1〜3配光パターンP1〜P3の範囲を制御する。光偏向部21a〜21cの波長変換部材2に対する走査範囲は、第1〜3配光パターンP1〜P3の各々が仮想スクリーンSC上において照射範囲の1/2を超えた(好ましくは2/3以上の)範囲が水平面より上になるよう制御部9により制御される。
第1配光パターンP1は、ハイビーム用配光パターンHP内において上下方向の中心付近に位置する。また、第2配光パターンP2はハイビーム用配光パターンHP内において第1配光パターンP1の周囲に位置する。また、第3配光パターンP3はハイビーム用配光パターンHP内において第2配光パターンP2の周囲に位置する。
ハイビーム用配光パターンHPは、中心領域C1、周辺領域C2及び周辺領域C3を含む。ハイビーム用配光パターンHPの中心部に位置する中心領域C1は、第1配光パターンP1、第2配光パターンP2及び第3配光パターンP3が重なって形成されるので、照度が最も高くなる。
また、中心領域C1の周囲に位置する周辺領域C2は、第1配光パターンP1及び第2配光パターンP2が重なって形成されるので、中心領域C1よりも照度が低くなる。また、周辺領域C2の周囲に位置する周辺領域C3は、第3配光パターンP3のみで形成されるので、周辺領域C2よりも照度がより低くなる。
すなわち、ハイビーム用配光パターンHPは、中心部から周囲部に向かうにつれて照度を低下させる照度分布を有している。
図1に戻って、第1配光パターン形成部3は、励起光源部(第1光源部)20と、光偏向部(第1偏向部)21aと、ミラー22aと、を含む。励起光源部20は、励起光源20aと、集光レンズ20bとを有する。
励起光源20aは、例えば、励起光R1として青色域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光を放出するレーザーダイオード等の半導体発光素子である。また、励起光源20aは、LEDであってもよい。励起光源20aから出射された励起光R1は、集光レンズ20bにより集光された状態で光偏向部21aに入射する。
光偏向部21aは、励起光源部20から出射された励起光R1を偏向することで波長変換部材2上において二次元的(水平方向及び垂直方向)に走査する。ここで、波長変換部材2上における励起光R1の走査方向は、仮想スクリーンSC上における水平方向(横軸H)及び垂直方向(縦軸V)に対応している。
本実施形態において、光偏向部21aで偏向された励起光R1はミラー22aを介して波長変換部材2上に集光した状態で入射する。
光偏向部21aは、例えば、MEMSスキャナである。光偏向部21aの駆動方式には、例えば、圧電方式、静電方式、電磁方式があるが、いずれの方式を採用してもよい。本実施形態では、光偏向部21aとして圧電方式の光偏向器を用いた。
なお、圧電方式には、例えば、1軸非共振タイプ、1軸共振タイプ、2軸非共振タイプ、2軸共振タイプがあるが、いずれの方式を採用してもよい。
第2配光パターン形成部4は、第1配光パターン形成部3と同様の構成を有する。具体的に第2配光パターン形成部4は、励起光源部(第1光源部)30と、MEMSスキャナからなる光偏向部(第1偏向部)21bと、ミラー22bと、を含む。励起光源部30は、励起光源30aと、集光レンズ30bとを有する。
励起光源30aは、励起光源20aと同様、レーザーダイオード等の半導体発光素子であって、励起光R2として青色域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光を放出する。励起光源30aから出射された励起光R2は、集光レンズ30bにより集光された状態で光偏向部21bに入射する。
光偏向部21bは、励起光源30aから出射された励起光R2を偏向することで波長変換部材2上において二次元的に(水平方向及び垂直方向に)走査する。本実施形態において、光偏向部21bで偏向された励起光R2はミラー22bを介して波長変換部材2上に集光した状態で入射する。光偏向部21bの偏向角(励起光R2を反射するMEMSミラーの振れ角)は、光偏向部21aの偏向角よりも大きい。
第3配光パターン形成部5は、第1配光パターン形成部3及び第2配光パターン形成部4と同様の構成を有する。具体的に第2配光パターン形成部4は、励起光源部(第1光源部)10cと、MEMSスキャナからなる光偏向部(第1偏向部)21cと、ミラー22cと、を含む。励起光源部40は、励起光源40aと、集光レンズ40bとを有する。
励起光源40aは、励起光源20aと同様、レーザーダイオード等の半導体発光素子であって、励起光R3として青色域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光を放出する。励起光源40aから出射された励起光R3は、集光レンズ30bにより集光された状態で光偏向部21cに入射する。
光偏向部21cは、励起光源40aから出射された励起光R3を偏向することで波長変換部材2上において二次元的に走査する。本実施形態において、光偏向部21cで偏向された励起光R3はミラー22cを介して波長変換部材2上に集光した状態で入射する。光偏向部21cの偏向角(励起光R3を反射するMEMSミラーの振れ角)は、光偏向部21bの偏向角よりも大きい。すなわち、光偏向部21a〜21cの各偏向角は、この順に大きくなっている。これにより、光偏向部21a〜21cは、上述した第1〜第3配光パターンP1〜P3を形成可能である。
波長変換部材2には、二次元的に走査された励起光R1によって第1配光パターンP1に対応する二次元像が描画される。この二次元像は、波長変換部材2を透過(通過)する励起光R2と該励起光R2によって生成された蛍光(黄色光)との混色によって白色光(第1配光パターンP1)を形成する。
また、波長変換部材2には、二次元的に走査された励起光R2により第2配光パターンP2に対応する二次元像が描画される。この二次元像は、波長変換部材2を透過(通過)する励起光R2と該励起光R2によって生成された蛍光(黄色光)との混色によって白色光(第2配光パターンP2)を形成する。
また、波長変換部材2には、二次元的に走査された励起光R3により第3配光パターンP3に対応する二次元像が描画される。この二次元像は、波長変換部材2を透過(通過)する励起光R3と該励起光R3によって生成された蛍光(黄色光)との混色によって白色光(第3配光パターンP3)を形成する。
投影光学系7は、像面が平面になるように収差(像面湾曲)が補正され、かつ色収差が補正された4枚のレンズ7A,7B,7C,7Dからなる投影レンズとして構成されている。
本実施形態において、波長変換部材2は平板形状の蛍光体から構成され、像面(平面)に沿って配置される。波長変換部材2は、投影光学系7の合成焦点位置の近傍に配置されている。このように4枚のレンズからなる投影光学系7を用いることで、一枚の凸レンズを用いる場合と比べて収差の影響を除去することができる。
なお、投影光学系7は、像面が平面になるように収差(像面湾曲)が補正されていない1枚の非球面レンズからなる投影レンズとして構成されていてもよい。この場合、波長変換部材2は、像面湾曲に対応して湾曲した形状のものが用いられ、像面湾曲に沿って配置される。
投影光学系7は、波長変換部材2に描画された第1配光パターンP1、第2配光パターンP2及び第3配光パターンP3にそれぞれ対応する二次元像を前方に投影して、車両用灯具1に正対した仮想スクリーンSC上に、第1配光パターンP1、第2配光パターンP2及び第3配光パターンP3を形成する。これにより、図3に示したように、第1配光パターンP1、第2配光パターンP2及び第3配光パターンP3は、仮想スクリーンSC上で互いに重なり合うことでハイビーム用配光パターンHPを形成する。
続いて、描画パターン形成部6の構成について説明する。描画パターン形成部6は、仮想スクリーンSC上に、所定の情報(例えば、車両の進行方向を促す矢印の画像)を示す描画パターンを形成する。
図3には、仮想スクリーンSC上に形成されるハイビーム用配光パターンHPも示している。図3に示すように、描画パターンBPは、仮想スクリーンSC上において、水平軸(横軸H)よりも下方に形成され、ハイビーム用配光パターンHP及び描画パターンBPは、互いの外周辺が接した状態となっている。すなわち、ハイビーム用配光パターンHP及び描画パターンBPは、互いに重ならない状態となっている。
制御部9は後述の光偏向部14を制御することによって、描画パターンBPの範囲を制御する。光偏向部14の波長変換部材2に対する走査範囲は、仮想スクリーンSC上において照射範囲の1/2を超えた(好ましくは2/3以上の)範囲が水平面より下になるよう制御部9により制御される。
図3では描画パターンBPの照射範囲が仮想スクリーンSC上にて完全に水平面(横軸Hで規定される水平軸)を下回るように制御されている。このような配光パターン(各配光パターンP1〜P3)と描画パターンBPの照射範囲の違いは、配光パターンの目的が主に前方照射で、描画パターンの目的が道路への描画にあるためである。
仮想スクリーンSC上に描画パターンBPを形成する描画パターン形成部6は、複数の配光パターン形成部3〜5と同様の構成を有する。描画パターン形成部6は、励起光源部(第2光源部)13と、光偏向部(第2偏向部)14と、ミラー15と、を含む。励起光源部13は、励起光源13aと、集光レンズ13bとを有する。
励起光源13aは、例えば、励起光Rとして青色域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光を放出するレーザーダイオード等の半導体発光素子である。励起光源13aから出射された励起光Rは、集光レンズ13bにより集光された状態で光偏向部14に入射する。
光偏向部14は、励起光源13aから出射された励起光Rを偏向することで波長変換部材2上において二次元的に(水平方向及び垂直方向に)走査する。本実施形態において、光偏向部14で偏向された励起光Rはミラー15を介して波長変換部材2上に集光した状態で入射する。
波長変換部材2には、二次元的に走査された励起光Rによって描画パターンBPに対応する二次元像が描画される。二次元像は、波長変換部材2を透過(通過)する励起光Rと該励起光Rによって生成された蛍光(黄色光)との混色によって白色光となる。すなわち、投影光学系7は、波長変換部材2に描画された描画パターンBPに対応する二次元像を前方に投影して、仮想スクリーンSC上に白色光からなる描画パターンBPを形成する。
波長変換部材2上に形成された二次元像は投影光学系7で反転されることで描画パターンBPを形成する。描画パターンBPは、図3に示したように、水平軸(横軸H)よりも下方に位置するため、描画パターンBPに対応する二次元像は波長変換部材2上において鉛直方向の上側(+Y側)に位置する。
本実施形態において、描画パターン形成部6は、投影光学系7に対して鉛直上下方向の上側(+Y側)に位置するため、波長変換部材2上の鉛直方向上側に二次光源を形成することは比較的容易となる。よって、描画パターン形成部6は、仮想スクリーンSC上において水平軸(横軸H)の下方に描画パターンBPを位置させることができる。
ところで、本実施形態の車両用灯具1において、描画パターン形成部6において励起光Rが波長変換部材2を照明する照明領域の大きさは、複数の配光パターン形成部3〜5において励起光R1〜R3が波長変換部材2を照明する照明領域の大きさよりも小さい。
また、波長変換部材2上に集光される励起光Rのスポット径は、波長変換部材2上に集光される励起光R1〜R3の集光スポット径よりも小さくなっている。
ここで、励起光Rのスポット径は、集光レンズ13bの焦点距離によって調整可能である。本実施形態において、波長変換部材2に励起光Rを集光させる集光レンズ13bの焦点距離は、波長変換部材2に励起光R1〜R3をそれぞれ集光させる集光レンズ20b,30b、40bの焦点距離よりも短く設定されている。これにより、波長変換部材2上に集光される励起光Rのスポット径は、励起光R1〜R3のスポット径に対して相対的に小さくなる。
波長変換部材2に描画された描画パターンBPに対応する二次元像を構成する励起光Rのスポット径は、波長変換部材2に描画された各配光パターンP1〜P3に対応する二次元像を構成する励起光R1〜R3のスポット径よりも小さい。
なお、本実施形態において励起光R1〜R3のスポット径は同じになるようにしている。複数の配光パターン形成部3〜5の集光レンズ20b、30b、40bは焦点距離が同じものを使用している。また、波長変換部材2に対しミラー22a〜22c、光偏向部21a〜21c、励起光源部20,30,40の配置間隔は等しく配置される。
これに対し描画パターン形成部6の集光レンズ13bは焦点距離が短いため、波長変換部材2に対し、ミラー15、光偏向部14、励起光源部13の配置間隔は配光パターン形成部3〜5よりも短くなるよう配置される。すなわち、描画パターン形成部6は、配光パターン形成部3〜5よりも、励起光源から波長変換部材2までの光路長が短くなるよう配置されている。
また、描画パターンBPの大きさは各配光パターンP1〜P3の大きさよりも小さい。したがって、描画パターンBPは、各配光パターンP1〜P3よりも高解像、すなわち、高い分解能を有したものとなる。描画パターンBPは、各配光パターンP1〜P3に比べて高い解像度を有するので、所定の情報に応じた種々の画像を形成することができる。
また、描画パターンBPを構成する複数のスポット光は、それぞれ小さいスポット径の励起光R、すなわち高輝度の励起光R1を波長変換部材2に入射することで生成されるため、相対的に高い輝度を有している。このように描画パターンBPは高輝度の光を配光パターンP1〜P3よりも小さい領域に集めるため、配光パターンP1〜P3よりも高い照度を有する。
また、本実施形態において、描画パターンBPは、仮想スクリーンSC上において、ハイビーム用配光パターンHPの照度分布のピーク値の半分以下となる領域に形成されている。具体的に、描画パターンBPは、ハイビーム用配光パターンHPと重ならない位置に配置されている。したがって、運転者は、描画パターンBPに基づく情報を良好に認識することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、複数の配光パターン形成部3〜5が形成する所定の配光パターンとしてハイビーム用配光パターンを例に挙げたが、ロービーム用配光パターンを形成してもよい。
また、上記実施形態では、ハイビーム用配光パターンHP及び描画パターンBPが互いに重ならない場合について説明したが、ハイビーム用配光パターンHP及び描画パターンBPが互いに重なるように形成されていてもよい。
この場合において、描画パターン形成部6は、仮想スクリーンSC上において、ハイビーム用配光パターンHPの照度分布のピーク値の半分以下となる領域に描画パターンBPを形成するのが好ましい。ハイビーム用配光パターンHPの照度分布は、仮想スクリーンSC上の中心部(横軸Hと縦軸Vとの交点)において照度のピーク値を持ち、中心部から離れるに従って徐々に低下する。
このようにすれば、ハイビーム用配光パターンHP及び描画パターンBPが重なる場合であっても、ハイビーム用配光パターンHP及び描画パターンBPの照度差が確保される。よって、描画パターンBPはハイビーム用配光パターンHP上に重なった場合でも、十分な明るさを有することで視認性に優れたものとなる。
また、上記実施形態では、複数(3つ)の配光パターン形成部3〜5を用いて所定の配光パターン(ハイビーム用配光パターン)を形成する場合を例に挙げたが、配光パターン形成部の数はこれに限定されない。すなわち、配光パターン形成部は1つであってもよいし、2つ或いは4つ以上であってもよい。
同様に、上記実施形態では、描画パターン形成部6を1つのみ用いて描画パターンを形成する場合を例に挙げたが、描画パターン形成部を複数設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、励起光として可視域(例えば、発光波長が450nm)のレーザー光を用いたが、近紫外域(例えば、発光波長が405nm)のレーザー光を用いてもよい。近紫外域のレーザー光を励起光として用いる場合、波長変換部材2として近紫外域のレーザー光によって励起されて赤、緑、青の3色の光を発光する蛍光体が用いられる。このとき、波長変換部材2には、二次元的に走査する近紫外域のレーザー光により配光パターンに対応する二次元像が描画される。なお、近紫外域のレーザー光が照射された場合、波長変換部材2には、近紫外域のレーザー光による発光(赤、緑、青の3色の光)の混色によって白色(疑似白色)の二次元像が形成される。
また、上記実施形態では、励起光源(青色光)と波長変換部材2から射出される蛍光(黄色光)との組み合わせで白色光としたが、光源から白色光を直接射出するようにしてもよい。
例えばRGBの光を合波したレーザー光を用いてもよい。この場合、波長変換部材2の代わりに波長変換機能はないが光拡散機能を有する板状部材を配置する。このように光拡散機能を有することで、レーザー光が直接外部に照射されることを防止できる。また、上記実施形態において、波長変換部材2は光拡散機能を有している。このように波長変換部材2であっても光拡散機能を有する板状部材であっても、投影光学系7によって投影される配光パターンおよび描画パターンの二次光源像が描写される被投影部材として機能する。
1…車両用灯具、2…波長変換部材(被投影部材)、3…配光パターン形成部、6…描画パターン形成部、7…投影光学系、9…制御部、10c,20,30…励起光源部(第1光源部)、13…励起光源部(第2光源部)、14…光偏向部(第2偏向部)、21a,21b,21c…光偏向部(第1偏向部)、BP…描画パターン、P1,P2,P3…配光パターン、HP…ハイビーム用配光パターン、BP…描画パターン、SC…仮想スクリーン、AX…照明光軸。

Claims (10)

  1. 被投影部材と、
    前記被投影部材上に射出した光を二次元的に走査することで所定の配光パターンを形成する配光パターン形成部と、
    前記被投影部材上に射出した光を二次元的に走査することで所定の情報を示す描画パターンを形成する描画パターン形成部と、
    前記配光パターン及び前記描画パターンを投影する投影光学系と、
    を備える
    車両用灯具。
  2. 前記配光パターン形成部は、第1光源部と、前記第1光源部から射出した光を前記被投影部材上で走査する第1偏向部と、を含み、
    前記描画パターン形成部は、第2光源部と、前記第2光源部から射出した光を前記被投影部材上で走査する第2偏向部と、を含んでおり、
    前記第2光源部から射出された光が前記被投影部材を照明する照明領域の大きさは、前記第1光源部から射出された光が前記被投影部材を照明する照明領域の大きさよりも小さい
    請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 複数の前記配光パターン形成部を備える
    請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. 前記配光パターン形成部及び前記描画パターン形成部は、車両前方に位置する仮想スクリーン上に前記配光パターン及び前記描画パターンをそれぞれ形成し、
    前記描画パターン形成部は、前記仮想スクリーン上において、前記配光パターンの照度分布のピーク値の半分以下となる領域に前記描画パターンを形成する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  5. 前記投影光学系の光軸方向から平面視した状態において、前記描画パターン形成部は、前記投影光学系に対して鉛直上下方向の上側に配置されている
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  6. 前記被投影部材は波長変換部材である
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  7. 前記配光パターン形成部が前記被投影部材に走査する光のスポットより前記描画パターン形成部が前記被投影部材に走査する光のスポットが小さい
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  8. 前記描画パターン形成部は、前記配光パターン形成部よりも前記被投影部材までの光路長が短くなるよう配置される
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  9. 被投影部材と、
    前記被投影部材に上に射出した光を二次元的に走査することでパターンを形成する複数のパターン形成部と、
    前記被投影部材に形成されたパターンを投影する投影光学系と、を備える車両用灯具を制御する制御装置であって、
    前記複数のパターン形成部の少なくとも一つはハイビーム配光を形成するように制御し、他の少なくても一つを所定の図面もしくは文字を描画するよう制御する
    制御装置。
  10. 被投影部材と、
    前記投影部材に上に射出した光を二次元的に走査することでパターンを形成する複数のパターン形成部と、
    前記被投影部材に形成されたパターンを投影する投影光学系と、
    を備える車両用灯具を制御する制御方法であって、
    前記複数のパターン形成部の少なくとも一つはハイビーム配光を形成するように制御し、他の少なくても一つを所定の図面もしくは文字を描画するよう制御する
    制御方法。
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