JP2019082444A - 異常検出装置、異常検出方法、プログラム - Google Patents

異常検出装置、異常検出方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両と軌道のどちらで異常が発生しているのかを判定する。【解決手段】軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得し、複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が閾値以上となった車両の異常判定を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、異常検出装置、異常検出方法、プログラムに関する。
軌道を走行する車両や軌道に生じた異常を検出する技術が知られている。例えば特許文献1には車両の加速度から異常有無を判断する技術が開示されている。また特許文献2には車両の加速度をフィルタ処理し、MT(マハラノビス・タグチ)法により車両の異常を判定する技術が開示されている。
特許第5691319号公報 特開2006−160153号公報 特開2008−108250号公報
しかしながら上述の技術は車両と軌道のどちらで異常が発生しているのかを判定することができない。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する異常検出装置、異常検出方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、異常検出装置は、軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得する計測値取得部と、前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった車両の異常判定を行う異常判定部と、を備えることを特徴とする。
上述の異常検出装置において、前記計測値取得部は、前記入力加速度と前記軌道の位置との対応関係を取得し、前記異常判定部は、前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には、少なくとも前記軌道の上下変位量と前記車両の構成部材の状態量と加速度との関係を含む前記車両のモデル式と、前記入力加速度とに基づいて、前記軌道の上下変位量を逆推定し、所定閾値以上の上下変位量とその上下変位量が発生した前記軌道の位置とを特定してよい。
また上述の異常検出装置において、前記計測値取得部は、前記入力加速度と前記軌道の位置との対応関係を取得し、前記異常判定部は、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には、少なくとも前記軌道の上下変位量と前記車両の構成部材の状態量と加速度との関係を含む前記車両のモデル式と、前記入力加速度とに基づいて、前記構成部材の状態量を逆推定し、所定閾値以上の前記状態量を示す前記構成部材を異常箇所と特定してよい。
また上述の異常検出装置において、前記異常判定部は、前記車両において閾値以上の前記入力加速度を検出しない場合において、少なくとも前記軌道の上下変位量と前記車両の構成部材の状態量と加速度との関係を含む前記車両のモデル式と、前記入力加速度とに基づいて、前記構成部材の状態量を逆推定し、所定閾値以上の前記状態量を示す前記構成部材を異常箇所と特定してよい。
本発明の第2の態様によれば、異常検出方法は、軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得し、前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった車両の異常判定を行うことを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、異常検出装置のコンピュータを、軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得する計測値手段、前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった車両の異常判定を行う異常判定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、車両と軌道のどちらで異常が発生しているのかを判定することができる。
異常検出装置を備えた異常検出システムの構成を示す図である。 異常検出装置のハードウェア構成を示す図である。 異常検出装置の機能ブロック図である。 異常検出装置の処理フローを示す図である。 車両モデルの第一の例を説明する図である。 車両モデルの第二の例を説明する図である。 車両モデルの第三の例を説明する第一の図である。 車両モデルの第三の例を説明する第二の図である。 車両モデルの第三の例を説明する第三の図である。
以下、本発明の一実施形態による異常検出装置を図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による異常検出装置を備えた異常検出システムの構成を示す図である。
この図で示すように異常検出システム100は異常検出装置1と異常検出装置1に通信接続される加速度センサ2a,2bとから構成される。加速度センサ2aは車体10にもうけられる。加速度センサ2bは台車11に設けられる。異常検出装置1は図1においては列車の外部に図示されているが、列車内に設けられていてもよい。異常検出装置1は列車の外部に設けられる場合には、例えば管制室などに設置されてよい。異常検出装置1が列車外に設けられている場合には加速度センサ2a、2bから得られた計測値を異常検出装置1に送信する送信機能が列車に設けられていてよい。なお加速度センサ2a、加速度センサ2bを総称した場合は加速度センサ2と呼ぶこととする。列車は車体10、台車11、タイヤ12等を備えた車両3が複数連結されていてよい。図1で示す列車は車両3が3台連結されて軌道L上を走行する様子を示している。
図2は本実施形態による異常検出装置のハードウェア構成を示す図である。
この図で示すように異常検出装置1はコンピュータであり、CPU101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ハードディスクドライブ(HDD)104などの記憶部、ユーザインタフェース105、通信モジュール106、データベース装置107等のハードウェアによって構成されてよい。
図3は本実施形態による異常検出装置の機能ブロック図である。
異常検出装置1のCPU101はユーザ操作に基づいて、記憶している異常検出プログラムを実行する。これにより異常検出装置1には、制御部31、計測値取得部32、異常判定部33、位置検出部34の各機能が備わる。
制御部31は他の機能を制御する。
計測値取得部32軌道を走行する複数nの車両3の入力加速度を取得する。本実施形態において計測値取得部32は列車を構成する3台の各車両3の加速度センサ2a、2bそれぞれから加速度を取得する。
異常判定部33は、複数nの車両3の全てにおいて閾値以上の入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の異常判定を行う。また異常判定部33は、複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両3において閾値以上の入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が閾値以上となった車両3の異常判定を行う。
位置検出部34は地上子やGPS衛星から送信された信号を取得して、その信号に含まれる情報に基づいて列車の位置を検出する。
図4は異常検出装置の処理フローを示す図である。
列車が走行している間、異常検出装置1の計測値取得部32は各加速度センサ2から、加速度センサ2のIDとその加速度センサ2が設けられている車両3のIDと、車両3により構成される列車のIDと、を含む加速度情報を取得する(ステップS101)。また計測値取得部32は位置検出部34から位置情報(座標)を取得する(ステップS102)。計測値取得部32は加速度センサ2のIDと取得した加速度情報と、位置情報と、時刻とを対応付けてデータベース装置107の加速度テーブルへ記録する(ステップS103)。
これにより、時刻、加速度センサ2aの加速度、加速度センサ2bの加速度、それら加速度を取得したタイミングにおいて位置検出部34から取得した位置、各センサID、車両ID、列車IDとが、紐づいてデータベース装置107の加速度テーブルへ記録される。異常判定部33は所定のタイミングでデータベース装置107に記録された情報を読み取り、異常判定処理を開始する(ステップS104)。異常判定処理を開始する所定のタイミングは、例えば列車が軌道Lの始点から終点まで走行し終えた直後でもよいし、1週間や1カ月などの所定の期間毎に設けられたタイミングであってもよい。なお異常検出装置1には列車IDと、その列車を構成する車両IDとを関連付けた列車情報をデータベース装置107の列車管理テーブルに記録している。
異常判定部33は閾値以上の加速度に紐づく車両IDと列車IDとを特定する。加速度の閾値は軌道Lや車両3の1つまたは複数の構成部材が異常であると判定するための加速度の下限閾値である。異常判定部33は特定した車両IDと列車IDのうちの、列車IDを用いて、その列車を構成する全ての車両IDを列車管理テーブルから取得する。異常判定部33は列車管理テーブルから取得した全ての車両IDについて閾値以上の加速度が検出されたかを判定する(ステップS105)。全ての車両IDについて閾値以上の加速度が検出された場合、異常判定部33は軌道Lが異常であると判定する(ステップS106)。また列車を構成するn台に対応する各車両IDのうち、n−1台以下の1つまたは複数の車両3の車両IDについて閾値以上の加速度が検出された場合、異常判定部33はそれら1つまたは複数の車両3が異常であると判定する(ステップS107)。
異常判定部33は軌道Lが異常であると判定すると、少なくとも軌道Lの凹凸による上下方向の変位量と車両3の1つまたは複数の構成部材の状態量と加速度との関係を含む車両3のモデル式に、閾値以上の加速度を代入して、軌道Lの凹凸による上下方向の変位量を逆推定する(ステップS108)。また異常判定部33は閾値以上の加速度が検出された軌道Lの位置情報を特定する(ステップS109)。異常判定部33は算出した軌道Lの凹凸による上下方向の変位量と、その位置情報を出力する(ステップS110)。これにより管理者は、上下方向の変位量と位置情報とに基づいて、軌道Lの状態とその位置を特定し、点検、修理等を行う。
異常判定部33は車両3が異常であると判定すると、その車両3の加速度センサ2で得られた閾値以上の加速度を上記モデル式に代入して、車両3の1つまたは複数の構成部材の状態量を逆推定する(ステップS111)。異常判定部33はこの状態量が閾値以上となる構成部材を特定する(ステップS112)。異常判定部33は構成部材の状態量が閾値以上となる車両3のIDと、その車両3が連結される列車のIDと、判定対象の車両のIDと、状態量が閾値以上となる構成部材のIDとを出力する(ステップS113)。これにより管理者は、列車ID、車両ID、構成部材IDを基づいて、どの列車の度の車両3のどの構成部材に異常が発生しているのかを特定し、点検、修理等を行う。
図5は車両モデルの第一の例を説明する図である。
図5で示すように、軌道Lの上下方向の変位量X、車体10の変位量X、車体10の質量M、台車11の質量M、台車11の変位量X、車体10と台車11との間に設けられる緩衝装置(ダンパや空気バネ)を構成するバネ成分のバネ定数K、緩衝装置を構成するダンパ成分の減衰係数C、タイヤのバネ成分バネ定数K、当該タイヤのダンパ成分の減衰係数Cとすると、車両モデルはモデル式(1)により表すことができる。モデル式(1)における右辺はタイヤに加わる力を示す。なおモデル式(1)内の記号の上に付与されるダッシュは微分、2ダッシュは二階微分を示す。なおモデル式(1)において変位量Xの二階微分で示す値が加速度センサ2aで計測された加速度である。またモデル式(1)において変位量Xの二階微分で示す値(加速度)が加速度センサ2bで計測された加速度である。なお変位量X,Xの微分値(速度)は加速度の積分で求められ、また変位量X1,X2は変位量X,Xの微分値(速度)を積分して求めることができる。
Figure 2019082444
異常判定部33は、モデル式(1)に質量M,M、計測した加速度X’’,X’’、算出した速度X’,X’、算出した変位量X1,、正常な場合のバネ定数K,K、正常な場合の減衰係数C,C等を代入して、連立方程式が成り立つ場合のタイヤ12の上下方向の変位量やバネ定数や減衰係数を最適化計算により求める逆推定を行う。異常判定部33は、軌道Lが異常と判定した場合には、逆推定の結果、タイヤ12の上下方向の変位量Xを特定し出力する。また異常判定部33は、車両が異常と判定した場合には、逆推定の結果、正常な場合のバネ定数K,Kや減衰係数C,Cと乖離する値となったバネ定数や減衰係数に対応するタイヤ、減衰装置などの構成部材を異常箇所と特定する。
図6は車両モデルの第二の例を説明する図である。
異常判定部33は、モデル式(1)の代わりにモデル式(2)を用いてもよい。図6で示すモデル式の説明図は車体10の前方と後方のそれぞれに備わる台車11とタイヤ12に加わる力を別々のモデル式で表した場合の例である。車両3の前後の中心位置から前方の台車の中心位置までの距離をLと、車両3の前後の中心位置から後方の台車の中心位置までの距離をLと、車両3の前後の中心位置を基準に前後方向の傾きをθとする。また車体10の変位をX、車体10の質量M、車体10の慣性モーメントI、前方の台車11の質量m11、前方の車体10と台車11との間に設けられる緩衝装置(ダンパや空気バネ)を構成するバネ成分のバネ定数をK12、ダンパ成分の減衰係数をC12、タイヤのバネ定数をK11、当該タイヤの減衰係数をC11、前方のタイヤ12の上下方向の変位量(軌道の凹凸量)をx11とする。また後方の台車11の質量をm21、後方の車体10と台車11との間に設けられる緩衝装置(ダンパや空気バネ)を構成するバネ成分のバネ定数をK22、ダンパの減衰係数をC22、後方のタイヤのバネ定数をK21、当該タイヤの減衰係数をC21、後方のタイヤ12の上下方向の変位量(軌道の凹凸量)をx21とする。この場合、モデル式は図6で示すモデル式(2)のように示すことができる。
Figure 2019082444
異常判定部33は、モデル式(1)を利用した逆推定と同様に、モデル式(2)に質量M、慣性モーメントI、計測した加速度X’’、算出した速度X’、算出した変位量X、正常な場合のバネ定数k11,k12,k21,k22、正常な場合の減衰係数c11,c12,c21,c22等を代入して、連立方程式が成り立つ場合のタイヤ12の上下方向の変位量やバネ定数や減衰係数を最適化計算により求める逆推定を行う。異常判定部33は、軌道Lが異常と判定した場合には、逆推定の結果、タイヤ12の上下方向の変位量x11やx21を特定し出力する。また異常判定部33は、車両が異常と判定した場合には、逆推定の結果、正常な場合のバネ定数や減衰係数と乖離する値となったバネ定数や減衰係数に対応するタイヤ、減衰装置などの構成部材を異常箇所と特定する。
図7は車両モデルの第三の例を説明する第一の図である。
図8は車両モデルの第三の例を説明する第二の図である。
図9は車両モデルの第三の例を説明する第三の図である。
異常判定部33は、モデル式(1)やモデル式(2)の代わりにモデル式(3)を用いてもよい。図7、図8、図9で示すモデル式の説明図は車体10の前方と後方のそれぞれに備わる台車11に設けられた左右それぞれのタイヤ12に加わる力を別々のモデル式で表した場合の例である。
図7は車両3の前後左右の各4つのタイヤ12の上下方向の変位量zRf、zLf、zRr、zLrを示す。
図8は車両3の前方から後方方向をX軸、車体の左右方向をY軸、車体の垂直方向をZ軸とする空間座標におけるYZ平面の車両3の断面を示している。
図8で示すように車体10のYZ平面の中心位置を回転軸とした車体ロール角をθ、車両3の前方に設けられた台車11のYZ平面の中心位置を回転軸とした台車ロール角をθ、車両3の後方に設けられた台車11のYZ平面の中心位置を回転軸とした台車ロール角をθとする。
また図8で示すようにYZ平面の車体10の中心位置の垂線と車体10の左側緩衝装置または右側緩衝装置における空気バネの位置の垂線との距離をS1k、車体10の中心位置の垂線と車体10の左側緩衝装置または右側緩衝装置におけるダンパの位置の垂線との距離をS1cとする。またYZ平面の車体10の中心位置の垂線と左右タイヤ12の各垂線との距離をSとする。
また台車11の慣性モーメントをI2xとする。
図9は車両3の前方から後方方向をX軸、車体の左右方向をY軸、車体の垂直方向をZ軸とする空間座標におけるXZ平面の車両3の断面を示している。図9で示すように車体10のXZ平面の中心位置を回転軸とした車体ピッチ角をθ、車体10の上下方向の変位量をZ、車両3の前方に設けられた台車11の上下変位をZ、車両3の後方に設けられた台車11の上下変位をZとする。また車体10のロール方向の慣性モーメントをI1x、車体10のピッチ方向の慣性モーメントをI1y、XZ平面の車体10の中心位置の垂線と車体10の前方緩衝装置または後方緩衝装置におけるタイヤの垂線との距離をLとする。この場合、モデル式は式(3)のように示すことができ、モデル式(3)の各ベクトルは式(4)〜(8)のように表すことができる。
Figure 2019082444
Figure 2019082444
Figure 2019082444
Figure 2019082444
Figure 2019082444
Figure 2019082444
異常判定部33は、モデル式(1)や(2)を利用した逆推定と同様に、モデル式(3)に質量M,M、計測した加速度、算出した速度、加速度センサ2aの計測値に基づいて算出した変位量Z,Z,Z、正常な場合の変位量ZRf,ZRr、ZRf、ZRr、慣性モーメントI1x、I1y、I2x、計測した傾きθ、θ、θ、θ、正常な場合のバネ定数K、K、正常な場合の減衰係数C、C等を代入して、連立方程式が成り立つ場合の上下方向のタイヤ12の変位量や、バネ定数や減衰係数を最適化計算により求める逆推定を行う。異常判定部33は、軌道Lが異常と判定した場合には、逆推定の結果、タイヤ12の上下方向の変位量ZRf,ZRr、ZRf、ZRrを特定し出力する。また異常判定部33は、車両3が異常と判定した場合には、正常な場合のバネ定数や減衰係数と乖離する値となったバネ定数や減衰係数に対応するタイヤ、減衰装置などの構成部材を異常箇所と特定する。
なお上記のモデル式(1),(2),(3)は一例であって、他のモデル式によって逆推定を行い構成部材の異常を特定してよい。異常の特定対象は上記モデル式(1),(2),(3)においては車体10と台車11の緩衝装置を構成する空気バネやダンパ、タイヤ12などを想定しているが、他の構成部材を異常特定の対象としてよい。
また上述の例では複数の車両3が連結された列車の加速度を計測して処理を行う場合について説明している。しかしながら車両3は連結されておらず、1台ずつの車両3の複数を1まとまりとして、異常検出装置1がステップS105においてそれら1纏まりの全ての車両3の加速度が閾値以上かどうかを判定するようにしてもよい。
また上記の処理フローにおいては、閾値以上の加速度を検出した場合にモデル式(1),(2),(3)を用いて軌道の異常位置やタイヤ12の変位量の特定や異常な構成部材を特定している。しかしながら閾値以上の加速度を検出していない場合でも、一定間隔でそれらモデル式を用いた軌道の異常位置や変位量、異常な構成部材を特定するようにしてもよい。またこの結果をデータベース装置107に記録して、変化状態を判定し、構成部材の劣化の進行の判定や、劣化時期を記録した構成部材のバネ定数や減衰係数の変化に基づいて算出するようにしてもよい。
このような処理により、異常発生前に構成部材に異常が発生する可能性があることを推定することができる。また各構成部材の個別な計測は不要で、代表的な加速度計測結果のみで各構成部材の状態を判定することが可能となる。
上述の処理においては加速度センサ2により取得した加速度を用いて処理を行っているが、変位量や単位時間当たりの速度等を計測し、加速度に変換してもよい。また加速度を変位もしくは速度に置き換えて、閾値による判別、軌道凹凸、車両モデルの逆推定を行ってもよい。
また車両3は車体10の左右のガイドレールと接触する案内輪を設け、その案内輪がガイドレールに伝わる力のモデル式を用いて、ガイドレールや案内輪の異常を検出するものであってもよい。この場合、車体10の左右の少なくとも一点におけるモデル式は必要となる。なお、加速度等の計測点数を増やすことで、異常判定の精度を向上させることが可能となる。加速度の閾値は、rms(root mean square)値、最大値、周波数分析(1/3オクターブバンド分析)値の他に、これらのパラメータについて、初期状態からデータを蓄積し、MT法によって分析を行った上で、計算されたマハラノビス距離を閾値としてもよい。
また上述の処理を行うに当たり、軌道Lの施工時(初期)に、軌道(路面、ガイド)の凹凸量を計測しておき、その各位置における凹凸量に所定の値を加えた変位量を閾値としてよい。加速度センサ2の車体10における設置箇所については、1点の計測点から、カルマンフィルタ等を用いて他の計測箇所の加速度を推定することで、計測点を減らすようにしてもよい。モデル式を用いた最適化計算においては、例えば、計測した加速度と、解析モデルから算出される加速度との刻み時間ごとの誤差の2乗の累計を目的関数として、構成部材の状態量を示す各バネ定数や減衰係数や上下方向の変動量などの値が最も小さくなるように逆推定を実施すればよい。
上述の異常検出装置1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・異常検出装置
2,2a,2b・・・加速度センサ
3・・・車両
10・・・車体
11・・・台車
12・・・タイヤ
31・・・制御部
32・・・計測値取得部
33・・・異常判定部
34・・・位置検出部

Claims (6)

  1. 軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得する計測値取得部と、
    前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった車両の異常判定を行う異常判定部と、
    を備える異常検出装置。
  2. 前記計測値取得部は、前記入力加速度と前記軌道の位置との対応関係を取得し、
    前記異常判定部は、前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には、少なくとも前記軌道の上下変位量と前記車両の構成部材の状態量と加速度との関係を含む前記車両のモデル式と、前記入力加速度とに基づいて、前記軌道の上下変位量を逆推定し、所定閾値以上の上下変位量とその上下変位量が発生した前記軌道の位置とを特定する
    請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記計測値取得部は、前記入力加速度と前記軌道の位置との対応関係を取得し、
    前記異常判定部は、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には、少なくとも前記軌道の上下変位量と前記車両の構成部材の状態量と加速度との関係を含む前記車両のモデル式と、前記入力加速度とに基づいて、前記構成部材の状態量を逆推定し、所定閾値以上の前記状態量を示す前記構成部材を異常箇所と特定する
    請求項1または請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記異常判定部は、前記車両において閾値以上の前記入力加速度を検出しない場合において、少なくとも前記軌道の上下変位量と前記車両の構成部材の状態量と加速度との関係を含む前記車両のモデル式と、前記入力加速度とに基づいて、前記構成部材の状態量を逆推定し、所定閾値以上の前記状態量を示す前記構成部材を異常箇所と特定する
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の異常検出装置。
  5. 軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得し、
    前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった車両の異常判定を行う
    異常検出方法。
  6. 異常検出装置のコンピュータを、
    軌道を走行する複数nの車両の入力加速度を取得する計測値手段、
    前記複数nの車両の全てにおいて閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった軌道位置の軌道の異常判定を行い、前記複数nのうちのn−1以下の何れかの1または複数の車両において閾値以上の前記入力加速度を検出した場合には当該入力加速度が前記閾値以上となった車両の異常判定を行う異常判定手段、
    として機能させるプログラム。
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