JP2019082304A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱調理器に、ユーザが所望する調理条件に従った自動調理を実行させることができる技術を開示する。【解決手段】 加熱調理器は、加熱部と、操作部と、表示部と、制御部と、を備える。制御部は、第1のレシピデータと、第1の調理モードと、第1の調理条件と、を記憶しており、第1のレシピデータ及び第1の調理モードに従った自動調理を開始するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、第1のレシピデータ及び第1の調理条件に基づいて、加熱部の動作を制御し、当該自動調理が終了する場合に、第1の調理条件を変更可能であることを示す画面を表示部に表示させ、第1の調理条件を変更するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、ユーザによって変更された第1の調理条件を、第1の調理条件として記憶する。【選択図】図3

Description

本明細書で開示する技術は、加熱調理器に関する。
特許文献1には、自動調理を実行可能な加熱調理器が開示されている。加熱調理器は、調理物を加熱する加熱部と、ユーザによる操作を受け付ける操作部と、表示部と、制御部と、を備える。制御部は、第1のレシピデータを記憶している。制御部は、第1のレシピデータに対応する調理条件を設定するための操作がユーザによって操作部に実行され、第1のレシピデータに従った自動調理を開始するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、第1のレシピデータ及びユーザによって設定された調理条件に基づいて、加熱部の動作を制御する。
特開2014−206327号公報
自動調理が完了した後において、ユーザが、今回の自動調理による調理物の出来栄えに不満を持つ場合がある。この場合、ユーザは、次回の自動調理では、今回の調理条件とは異なる調理条件で自動調理が実行されることを所望する。特許文献1の加熱調理器では、ユーザは、加熱調理器に自動調理を実行させる際に、ユーザが所望する調理条件を設定する。この場合、ユーザは、今回の自動調理が完了してから、期間を空けて、次に加熱調理器に自動調理を実行させるための操作を操作部に実行するまでの間、ユーザが所望する調理条件を記憶しておく必要がある。このため、ユーザは、次に、加熱調理器に自動調理を実行させる前に、ユーザが所望する調理条件を忘れてしまう可能性がある。
本明細書では、加熱調理器に、ユーザが所望する調理条件に従った自動調理を実行させることができる技術を開示する。
本明細書が開示する加熱調理器は、調理物を加熱する加熱部と、ユーザによる操作を受け付ける操作部と、表示部と、制御部と、を備える。前記制御部は、第1のレシピデータと、前記第1のレシピデータに関する第1の調理モードと、前記第1の調理モードに対応する第1の調理条件と、を記憶しており、前記第1のレシピデータ及び前記第1の調理モードに従った自動調理を開始するための操作が前記ユーザによって前記操作部に実行される場合に、前記第1のレシピデータ及び前記第1の調理条件に基づいて、前記加熱部の動作を制御し、当該自動調理が終了する場合に、前記第1の調理モードに対応する前記第1の調理条件を変更可能であることを示す画面を前記表示部に表示させ、前記第1の調理条件を変更するための操作が前記ユーザによって前記操作部に実行される場合に、前記ユーザによって変更された前記第1の調理条件を、前記第1の調理モードに対応する前記第1の調理条件として記憶する。
上記の構成によると、制御部は、第1のレシピデータ及び第1の調理モードに従った自動調理が終了する場合に、第1の調理モードに対応する第1の調理条件を変更可能であることを示す画面を表示部に表示する。ユーザは、第1の調理条件に基づいて自動調理された調理物の出来栄えに不満を持つ場合、自動調理が完了した後に、第1の調理条件を変更するための操作を操作部に実行する。この場合、制御部は、ユーザによって変更された第1の調理条件を、第1の調理モードに対応する第1の調理条件として記憶する。そして、次に、第1のレシピデータ及び第1の調理モードに従った自動調理を開始するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、制御部は、ユーザによって変更された第1の調理条件に基づいて、加熱部の動作を制御する。従って、ユーザが、自身の所望する第1の調理条件を記憶しなくても、加熱調理器に、ユーザによって変更された第1の調理条件に従った自動調理を実行させることができる。
制御部は、さらに、第1のレシピデータとは異なる第2のレシピデータと、第2のレシピデータに関する第2の調理モードと、第2の調理モードに対応する第2の調理条件と、を記憶しており、第2のレシピデータ及び第2の調理モードに従った自動調理を開始するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、第2のレシピデータ及び第2の調理条件に基づいて、加熱部の動作を制御し、当該自動調理が終了する場合に、第2の調理モードに対応する第2の調理条件を変更可能であることを示す画面を表示部に表示させ、第2の調理条件を変更するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、ユーザによって変更された第2の調理条件を、第2の調理モードに対応する第2の調理条件として記憶する。
上記の構成によると、制御部は、第2のレシピデータ及び第2の調理モードに従った自動調理が終了する場合に、第2の調理モードに対応する第2の調理条件を変更可能であることを示す画面を表示部に表示する。ユーザは、第2の調理条件に基づいて自動調理された調理物の出来栄えに不満を持つ場合、自動調理が完了した後に、第2の調理条件を変更するための操作を操作部に実行する。この場合、制御部は、ユーザによって変更された第2の調理条件を、第2の調理モードに対応する第2の調理条件として記憶する。そして、次に、第2のレシピデータ及び第2の調理モードに従った自動調理を開始するための操作がユーザによって操作部に実行される場合に、制御部は、ユーザによって変更された第2の調理条件に基づいて、加熱部の動作を制御する。従って、ユーザが、自身の所望する第2の調理条件を記憶しなくても、加熱調理器に、ユーザによって変更された第2の調理条件に従った自動調理を実行させることができる。
第1の調理条件は、自動調理の調理時間であってもよい。第1の調理条件を変更可能であることを示す画面が表示部に表示されている状態において、ユーザは、操作部を操作することによって、調理時間を、所定の単位時間毎に変更することができてもよい。
例えば加熱能力等の他の調理条件の変更に比べて、調理時間の変更は、自動調理による調理物の出来栄えに及ぼす影響を、ユーザが感覚的に把握しやすい。従って、ユーザは、所定の単位時間毎に調理時間を変更することで、自動調理による調理物の出来栄えを適切に調整することができる。
実施例に係る加熱調理器を手前側から見た斜視図である。 実施例に係る加熱調理器の制御構成を示す図である。 実施例において、調理名「トースト」及び調理モード「標準」に従った自動調理が実行される場合に、加熱調理器の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 実施例において、調理名「焼き魚」及び調理モード「標準」に従った自動調理が実行される場合に、加熱調理器の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
(実施例)
(加熱調理器2の構成)
図1及び図2を参照して、加熱調理器2について説明する。図1に示すように、加熱調理器2は、システムキッチンに組み込んで使用されるガス燃焼式のビルトインコンロである。加熱調理器2は、前面4aがシステムキッチンの手前側に露出する本体4と、本体4の上部に配置されており、システムキッチンのカウンタトップに露出する天板6と、を備えている。天板6には、調理物を収容する調理対象物である鍋やフライパン等の調理容器を支持する3つの五徳8a、8b、8cと、それぞれの五徳8a、8b、8cに対応して設けられており、それぞれの五徳8a、8b、8cに支持された調理対象物を加熱する3つのコンロバーナ10a、10b、10cと、それぞれのコンロバーナ10a、10b、10cに対応して設けられている温度センサ12a、12b、12cと、が設けられている。コンロバーナ10aには、ガス供給路(図示省略)が接続されている。ガス供給路には、コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整するための流量調整弁(図示省略)が設けられている。コンロバーナ10aは、コンロバーナ10aにガスが供給されている状態でイグナイタ(図示省略)を動作させることで、点火する。コンロバーナ10aへのガスの供給量を調整することで、コンロバーナ10aの加熱量を調整することができる。そして、コンロバーナ10aへのガスの供給が停止されることで、コンロバーナ10aは消火される。コンロバーナ10b、10cは、コンロバーナ10aと同様の構造を有する。
本体4は、本体4の内部に設けられて調理物を収容するグリル庫20と、本体4の前面4aに配置されてグリル庫20を開閉するグリル扉22と、本体4の前面4aにおいてグリル扉22の右側に設けられたコンロ操作部24と、本体4の前面4aにおいてグリル扉22の左側に設けられたグリル操作部26と、を備えている。なお、グリル庫20の内部には、グリル庫20内に収容した調理物を加熱するグリルバーナ20a(図2参照)が設けられている。加熱調理器2では、本体4の前面4aと天板6の上面が、ユーザに対して露出する外面を構成する。
コンロ操作部24は、加熱調理器2の電源スイッチ40と、3つの加熱量操作部42a、42b、42cと、パネル操作部44と、を備える。加熱量操作部42a、42b、42cは、それぞれ、コンロバーナ10a、10b、10cに対応する。加熱量操作部42aは、コンロバーナ10aの点火及び消火を行うとともに、コンロバーナ10aの加熱量の調整を行うための操作部である。加熱量操作部42aは、オルタネイト型のスイッチである。ユーザによって加熱量操作部42aを消火位置から点火位置に移動させるための操作(以下では、「点火操作」と呼ぶ)が実行されると、コンロバーナ10aが点火され、ユーザによって加熱量操作部42aを点火位置から消火位置に移動させるための操作(以下では、「消火操作」と呼ぶ)が実行されると、コンロバーナ10aが消火される。点火位置とは、加熱量操作部42aの前面が本体4の前面4aよりも前方に突出している位置であり、消火位置とは、加熱量操作部42aが本体4内に収容されている位置である。また、ユーザは、加熱量操作部42aが点火位置に位置している状態において、加熱量操作部42aを時計方向又は反時計方向に操作することで、コンロバーナ10aの加熱量を調整することができる。加熱量操作部42b、42cは、加熱量操作部42aと同じ構造を有する。
パネル操作部44は、表示部46と、加熱温度操作部48a、48bと、自動調理選択操作部50a、50bと、加熱時間操作部52a、52b、52cと、レシピ選択操作部54と、調理モード選択操作部56と、を備える。表示部46には、各コンロバーナ10a、10b、10cの動作状態などが表示される。加熱温度操作部48aは、通常の調理においてコンロバーナ10aによって加熱される加熱対象物の温度(例えば、180℃)を設定するための操作部である。加熱時間操作部52aは、通常の調理におけるコンロバーナ10aの加熱時間(例えば、5分)を設定するための操作部である。自動調理選択操作部50aは、コンロバーナ10aを利用した自動調理による調理を選択するための操作部である。加熱温度操作部48b、自動調理選択操作部50b、加熱時間操作部52bは、コンロバーナ10bに対応する操作部である点を除いて、それぞれ、加熱温度操作部48a、自動調理選択操作部50a、加熱時間操作部52aと同様の機能を有する。レシピ選択操作部54は、自動調理で調理する調理名を選択するための操作部であり、「△」スイッチ及び「▽」スイッチで構成される。調理モード選択操作部56は、自動調理で調理される調理物の出来栄え、例えば、焼き加減などを調整するための操作部であり、「+」スイッチ及び「−」スイッチで構成される。加熱時間操作部52cは、コンロバーナ10cに対応する操作部である点を除いて、加熱時間操作部52aと同様の機能を有する。
グリル操作部26は、加熱量操作部60と、パネル操作部62と、を備える。ユーザは、加熱量操作部60を操作することによって、グリルバーナ20aの点火及び消火を行うとともに、グリルバーナ20aの加熱量の調整を行うことができる。加熱量操作部60の構造は、コンロ操作部24の加熱量操作部42aと同様である。
パネル操作部62は、表示部64と、自動調理選択操作部66と、レシピ選択操作部68と、調理モード選択操作部70と、を備える。表示部64には、グリルバーナ20aの動作状態などが表示される。自動調理選択操作部66、レシピ選択操作部68、調理モード選択操作部70の機能はグリルバーナ20aに対応する操作部である点を除いて、それぞれ、自動調理選択操作部50a、レシピ選択操作部54、調理モード選択操作部56と同様の機能を有する。
続いて、図2を参照して、加熱調理器2の制御構成について説明する。なお、図2では、説明を分かり易くするために、コンロバーナ10b、10c、温度センサ12b、12c、加熱量操作部42b、42c、加熱温度操作部48b、自動調理選択操作部50b、及び、加熱時間操作部52b、52cについて図示を省略している。また、以下では、図1で説明した構成については説明を省略する。
加熱調理器2は、制御部100を備える。制御部100は、メモリ110を備える。メモリ110は、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどによって構成される。制御部100は、メモリ110に格納されているプログラム(図示省略)に従って、加熱調理器2の各構成要素の動作を制御する。また、メモリ110には、複数個のレシピデータ120と、調理モードテーブル122と、が記憶されている。レシピデータ120は、自動調理を実行するためのデータである。
調理モードテーブル122では、メモリ110に記憶されているレシピデータ120に対応する調理名と、その調理名に関連する調理モードと、それぞれの調理モードに対応する調理条件と、が対応付けられている。本実施例において、調理条件は、自動調理の調理時間である。調理モードには、主に、「強め」、「標準」、「弱め」が記憶される。各調理モードに対応する調理時間は、「強め」>「標準」>「弱め」の関係にある。調理モードが同じ場合であっても、調理名が異なれば、調理時間は異なる。例えば、調理名「トースト」の調理モード「弱め」、「標準」、「強め」のそれぞれに対応する調理時間は3分、4分、5分であり、調理名「焼き魚」の調理モード「弱め」、「標準」、「強め」のそれぞれに対応する調理時間は8分、10分、12分である。
(自動調理;図3、図4)
続いて、図3、図4を参照して、制御部100によって実行される自動調理について説明する。
(ケースA;図3)
ケースAでは、調理名「トースト」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に従った自動調理が実行される。ケースAの初期状態では、加熱調理器2の電源はONされている。また、調理モードテーブル122において、調理名「焼き魚」及び「トースト」に関連する調理モードと、それぞれの調理モードに対応する調理時間が記憶されている。
制御部100は、自動調理選択操作部66がユーザによって操作されると、自動調理の調理名と、自動調理の調理モードと、を設定するための設定画面を表示部64に表示する(図3(a)参照)。設定画面には、白抜き文字で表示される調理名(「トースト」)と、黒字で表示される調理名(「焼き魚」及び「ノンフライからあげ」)と、白抜き文字で表示される調理名に対応する調理モード(「標準」)と、が表示される。白抜き文字で表示される調理名が、自動調理の調理名である。ユーザは、レシピ選択操作部68及び調理モード選択操作部70を操作することによって、自動調理の調理名及び調理モードを選択することができる。
次いで、制御部100は、ユーザによって自動調理を開始するための操作(以下では、「自動調理開始操作」と呼ぶ)が実行されると、自動調理を開始する。具体的には、制御部100は、点火操作がユーザによって加熱量操作部60に実行される場合に、調理名「トースト」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば4分)に従った自動調理を開始する。そして、制御部100は、自動調理が完了するまでの時間(以下では、「完了時間」と呼ぶ)を表示部64に表示させる(図3(b)参照)。調理名「トースト」及び調理モード「標準」に対応する完了時間は、4分である。
次いで、制御部100は、調理名「トースト」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば4分)に従った自動調理が終了すると、グリルバーナ20aを消火する。また、制御部100は、自動調理が終了する場合に、ブザー(図示省略)等の報知手段を利用して、自動調理が終了したことをユーザに報知する。また、制御部100は、変更画面を表示部64に表示させる(図3(c)参照)。変更画面には、調理モード選択操作部70(詳細には「+」スイッチ及び「−」スイッチ)を操作することで、調理モードテーブル122に記憶されている調理名「トースト」の調理モード「標準」に対応する調理時間(4分)を変更することが可能であることをユーザに知らせるためのメッセージが表示される。
制御部100は、調理モード選択操作部70へのユーザの操作に応じて、変更画面上の秒数を変更する。本実施例において、ユーザは、調理モード選択操作部70を操作することで、調理時間を所定の単位時間(例えば10秒)毎に増減させることができる。ユーザは、調理モード選択操作部70の「+」スイッチを操作することによって、調理時間を10秒ずつ増加させることができ、「−」スイッチを操作することによって、調理時間を10秒ずつ減少させることができる。ユーザによって「+」スイッチが2回操作されると、制御部100は、「+20秒」を変更画面に表示させる(図3(d))。また、制御部100は、変更画面を表示部64に表示させた後において、調理モード選択操作部70がユーザによって操作されると、ユーザによって変更された調理時間(本ケースでは、4分20秒)を、調理名「トースト」の調理モード「標準」に対応する調理時間として、調理モードテーブル122に記憶させる。なお、制御部100は、変更画面を表示部64に表示してから所定時間(例えば30秒)を経過しても、調理モード選択操作部70がユーザによって操作されない場合、調理名「トースト」の調理モード「標準」に対応する調理時間(本ケースでは4分)を変更しない。変形例において、グリル操作部26は、調理名「トースト」の調理モード「標準」に対応する調理時間を維持するためのスイッチを備えてもよい。この場合、制御部100は、当該スイッチがユーザによって操作される場合に、調理名「トースト」の調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば4分)を変更しない。
次いで、制御部100は、自動調理選択操作部66がユーザによって再び操作されると、設定画面を表示部64に表示する。この場合、設定画面上の調理モードには「標準(+20秒)」が表示される(図3(e)参照)。これにより、ユーザは、前回の自動調理が終了した後に自身で変更した調理モード「標準」に対応する調理時間を確認することができる。そして、制御部100は、ユーザによって自動調理開始操作が実行されると、調理名「トースト」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に対応する調理時間(本ケースでは4分20秒)に従った自動調理を開始する。
(ケースAの効果)
制御部100は、調理名「トースト」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に従った自動調理が終了する場合に、調理モード「標準」に対応する調理時間を変更可能であることを示す変更画面を表示部64に表示する(図3(c)参照)。ユーザは、調理モード「標準」に対応する調理時間(4分)に基づいて自動調理されたトーストの出来栄えに不満を持つ場合、自動調理が完了した後に、調理モード「標準」に対応する調理時間を変更する。この場合、制御部100は、ユーザによって変更された調理時間(4分20秒)を、調理名「トースト」の調理モード「標準」に対応する調理時間として、調理モードテーブル122に記憶させる。そして、次に、調理名「トースト」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に従った自動調理を開始するための操作がユーザによって実行される場合に、制御部100は、ユーザによって変更された調理時間(4分20秒)に基づいて、グリルバーナ20aの動作を制御する。従って、ユーザは、ユーザが、自身の所望する調理時間(4分20秒)を記憶しなくても、加熱調理器2に、ユーザによって変更された調理時間(4分20秒)に従った自動調理を実行させることができる。
例えば加熱量等の他の調理条件の変更に比べて、調理時間の変更は、自動調理による調理物の出来栄えに及ぼす影響を、ユーザが感覚的に把握しやすい。従って、ユーザは、自動調理が終了した後に、所定の単位時間(10秒)毎に調理時間を変更することで、次の自動調理による調理物の出来栄えを適切に調整することができる。
(ケースB;図4)
ケースBでは、調理名「焼き魚」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に従った自動調理が実行される。ケースBの初期状態では、加熱調理器2の電源はONされている。また、調理モードテーブル122において、調理名「焼き魚」及び「トースト」に関連する調理モードと、それぞれの調理モードに対応する調理時間が記憶されている。
制御部100は、自動調理選択操作部66がユーザによって操作されると、自動調理の調理名と、自動調理の調理モードと、を設定するための設定画面を表示部64に表示する(図4(a)参照)。そして、制御部100は、自動調理の調理名を選択するための操作がレシピ選択操作部68にユーザによって実行されると、自動調理の調理名を変更する。具体的には、図4(a)において、レシピ選択操作部68の「△」スイッチがユーザによって1回操作されると、「トースト」が黒字に変更され、「トースト」の上に表示されている「焼き魚」が白抜き文字に変更される(図4(b)参照)。また、制御部100は、設定画面上の調理モードを、「焼き魚」に対応する調理モードに変更する。これにより、自動調理の調理名として「焼き魚」が選択され、調理モードとして「標準」が選択されている状態になる。
次いで、制御部100は、ユーザによって自動調理開始操作が実行されると、調理名「焼き魚」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば10分)に従った自動調理を開始し、完了時間を表示部64に表示する(図4(c)参照)。調理名「焼き魚」及び調理モード「標準」に対応する完了時間は、10分である。
制御部100は、調理名「焼き魚」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば10分)に従った自動調理が終了すると、グリルバーナ20aを消火する。そして、制御部100は、ブザー(図示省略)等の報知手段を利用して、自動調理が終了したことをユーザに報知する。そして、制御部100は、変更画面を表示部64に表示する(図4(d)参照)。変更画面には、調理モード選択操作部70(詳細には「+」スイッチ及び「−」スイッチ)を操作することで調理モードテーブル122に記憶されている、調理名「焼き魚」の調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば10分)を変更することが可能であることをユーザに知らせるためのメッセージが表示される。
制御部100は、調理モード選択操作部70へのユーザの操作に応じて、変更画面上の秒数を変更する。ユーザによって「−」スイッチが2回操作されると、制御部100は、「−20秒」を変更画面に表示させる(図4(e)参照)。また、制御部100は、変更画面を表示部64に表示させた後において、調理モード選択操作部70がユーザによって操作されると、ユーザによって変更された調理時間(本ケースでは、9分40秒)を、調理名「焼き魚」の調理モード「標準」に対応する調理時間として、調理モードテーブル122に記憶させる。なお、制御部100は、変更画面を表示部64に表示してから所定時間(例えば30秒)を経過しても、調理モード選択操作部70がユーザによって操作されない場合、調理名「焼き魚」の調理モード「標準」に対応する調理時間(本ケースでは10分)を変更しない。変形例において、グリル操作部26は、調理名「焼き魚」の調理モード「標準」に対応する調理時間を維持するためのスイッチを備えてもよい。この場合、制御部100は、当該スイッチがユーザによって操作される場合に、調理名「焼き魚」の調理モード「標準」に対応する調理時間(例えば10分)を変更しない。
次いで、制御部100は、自動調理選択操作部66がユーザによって再び操作されると、設定画面を表示部64に表示する(図4(a)参照)。そして、制御部100は、自動調理の調理名として「焼き魚」を選択するための調理名選択操作がユーザによってレシピ選択操作部68に実行されると、自動調理の調理名を「焼き魚」に変更する。この場合、設定画面上の調理モードには「標準(−20秒)」が表示される(図4(f)参照)。これにより、ユーザは、前回の自動調理が終了した後に自身で設定した調理モード「標準」の調理時間を確認することができる。そして、制御部100は、ユーザによって自動調理開始操作が実行されると、調理名「焼き魚」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に対応する調理時間(本ケースでは9分40秒)に従った自動調理を開始する。
(ケースBの効果)
制御部100は、調理名「焼き魚」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に従った自動調理が終了する場合に、調理モード「標準」に対応する調理時間を変更可能であることを示す変更画面を表示部64に表示する(図4(d)参照)。ユーザは、調理モード「標準」に対応する調理時間(10分)に基づいて自動調理された焼き魚の出来栄えに不満を持つ場合、自動調理が完了した後に、調理モード「標準」に対応する調理時間を変更する。この場合、制御部100は、ユーザによって変更された調理時間(9分40秒)を、調理名「焼き魚」の調理モード「標準」に対応する調理時間として、調理モードテーブル122に記憶させる。そして、次に、調理名「焼き魚」のレシピデータ120及び調理モード「標準」に従った自動調理を開始するための操作がユーザによって実行される場合に、制御部100は、ユーザによって変更された調理時間(9分40秒)に基づいて、グリルバーナ20aの動作を制御する。従って、ユーザが、自身の所望する調理時間(9分40秒)を記憶しなくても、加熱調理器2に、ユーザによって変更された調理時間(9分40秒)に従った自動調理を実行させることができる。
上述のように、調理モード「標準」に従った自動調理が終了する場合に、制御部100は、変更画面を表示部64に表示させる(図3(c)、図4(d)参照)。制御部100は、調理モード「弱め」に従った自動調理が終了する場合も、変更画面を表示部64に表示させる。そして、制御部100は、変更画面を表示部64に表示させた後において、調理モード選択操作部70がユーザによって操作されると、ユーザによって変更された調理時間を、調理モード「弱め」に対応する調理時間として、調理モードテーブル122に記憶させる。また、制御部100は、調理モード「強め」に従った自動調理が終了する場合も、変更画面を表示部64に表示させる。そして、制御部100は、変更画面を表示部64に表示させた後において、調理モード選択操作部70がユーザによって操作されると、ユーザによって変更された調理時間を、調理モード「強め」に対応する調理時間として、調理モードテーブル122に記憶させる。
(対応関係)
コンロバーナ10a〜10c、グリルバーナ20aが、「加熱部」の一例である。コンロ操作部24、及び、グリル操作部26が、「操作部」の一例である。表示部46、64が、「表示部」の一例である。調理名「トースト」のレシピデータ120、調理名「トースト」の調理モード、調理名「トースト」の調理モードに対応する調理時間が、それぞれ、「第1のレシピデータ」、「第1の調理モード」、「第1の調理条件」の一例である。調理名「焼き魚」のレシピデータ120、調理名「焼き魚」の調理モード、調理名「焼き魚」の調理モードに対応する調理時間が、それぞれ、「第2のレシピデータ」、「第2の調理モード」、「第2の調理条件」の一例である。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)制御部100のメモリ110に、1個のレシピデータ120のみが記憶されていてもよい。この場合、調理モードテーブル122では、当該レシピデータ120に対応する調理名と、その調理名に関連する調理モードと、それぞれの調理モードに対応する調理条件と、が対応付けられていればよい。
(第2変形例)「第1の調理条件」は、自動調理の加熱量であってもよい。この場合、調理モードテーブル122では、調理時間に代えて、加熱量が調理モードに対応付けられる。また、制御部100は、自動調理が完了した後に、自動調理の加熱量を変更することが可能であることをユーザに知らせるためのメッセージを含む変更画面を表示部64に表示させる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :加熱調理器
4 :本体
4a :前面
6 :天板
8 :五徳
10 :コンロバーナ
12 :温度センサ
20 :グリル庫
20a :グリルバーナ
22 :グリル扉
24 :コンロ操作部
26 :グリル操作部
40 :電源スイッチ
42 :加熱量操作部
44 :パネル操作部
46 :表示部
48 :加熱温度操作部
50 :自動調理選択操作部
52 :加熱時間操作部
54 :レシピ選択操作部
56 :調理モード選択操作部
60 :加熱量操作部
62 :パネル操作部
64 :表示部
66 :自動調理選択操作部
68 :レシピ選択操作部
70 :調理モード選択操作部
100 :制御部
110 :メモリ
120 :レシピデータ
122 :調理モードテーブル

Claims (3)

  1. 自動調理を実行可能な加熱調理器であって、
    調理物を加熱する加熱部と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作部と、
    表示部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1のレシピデータと、前記第1のレシピデータに関する第1の調理モードと、前記第1の調理モードに対応する第1の調理条件と、を記憶しており、
    前記第1のレシピデータ及び前記第1の調理モードに従った自動調理を開始するための操作が前記ユーザによって前記操作部に実行される場合に、前記第1のレシピデータ及び前記第1の調理条件に基づいて、前記加熱部の動作を制御し、
    当該自動調理が終了する場合に、前記第1の調理モードに対応する前記第1の調理条件を変更可能であることを示す画面を前記表示部に表示させ、
    前記第1の調理条件を変更するための操作が前記ユーザによって前記操作部に実行される場合に、前記ユーザによって変更された前記第1の調理条件を、前記第1の調理モードに対応する前記第1の調理条件として記憶する、
    加熱調理器。
  2. 前記制御部は、さらに、
    前記第1のレシピデータとは異なる第2のレシピデータと、前記第2のレシピデータに関する第2の調理モードと、前記第2の調理モードに対応する第2の調理条件と、を記憶しており、
    前記第2のレシピデータ及び前記第2の調理モードに従った自動調理を開始するための操作が前記ユーザによって前記操作部に実行される場合に、前記第2のレシピデータ及び前記第2の調理条件に基づいて、前記加熱部の動作を制御し、
    当該自動調理が終了する場合に、前記第2の調理モードに対応する前記第2の調理条件を変更可能であることを示す画面を前記表示部に表示させ、
    前記第2の調理条件を変更するための操作が前記ユーザによって前記操作部に実行される場合に、前記ユーザによって変更された前記第2の調理条件を、前記第2の調理モードに対応する前記第2の調理条件として記憶する、
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1の調理条件は、前記自動調理の調理時間であり、
    前記第1の調理条件を変更可能であることを示す画面が前記表示部に表示されている状態において、前記ユーザは、前記操作部を操作することによって、前記調理時間を、所定の単位時間毎に変更することができる、請求項1または2に記載の加熱調理器。
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