JP2019081023A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
この種の遊技機では、鋼製の遊技球を用いて遊技を行うため、発射された遊技球が摩擦したり衝突したりすることによって静電気を帯びることがある。さらに、帯電した遊技球が遊技盤上に設けられた各部材に接触すると、接触した部材を介して遊技盤の裏面に配置されている基板に放電されて基板に実装された電子部品を破損する、またはノイズとして伝送されて制御上のエラー要因になる虞がある。
このような静電気による不具合を防止するための構成を備えた遊技機が、従来から存在している。この種の遊技機として下記の特許文献1を例示する。
まず、本実施形態の遊技機10の概要について、図1と図4と図12と図13を用いて説明する。図1は、遊技機10の正面図である。図4は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図である。図12と図13は、電チューユニット500の分解図である。
本実施形態の遊技機10は、いわゆるパチンコ遊技機であり、発射装置と、遊技盤と、装飾部材と、プリント基板と、を備える。
本実施形態に係る発射装置は、遊技者による発射ハンドル31の操作に応じて遊技球を遊技領域50aに発射させる構成であり、発射ハンドル31を除く部分については遊技盤50に内包され遊技者から視認不能になっている。
本実施形態に係る遊技盤は遊技盤50によって実現され、本実施形態に係る遊技領域は遊技領域50aである。
本実施形態に係る装飾部材は第二部材520によって実現され、本実施形態に係る露出部分は前面部525の一部であり、本実施形態に係る突起部は位置決めピン521及び位置決めピン522である。
ここでプリント基板とは、銅箔等の導電体によって配線パターンが印刷された基板である。プリント基板には、集積回路や抵抗器等の電子素子が実装されてもよく、実装された電子素子に係る配線の一部が配線パターンによって実現されてもよい。また、ここで位置決め部とは、装飾部材に設けられた突起部が挿入されることによって、周辺の構成要素に対するプリント基板の位置を固定する構成をいう。
本実施形態に係るプリント基板は電チュー基板540によって実現され、本実施形態に係る位置決め部は電チュー基板540に設けられた位置決め部LH1及び位置決め部LH2である。
従って、本実施形態の遊技機10は、静電気によって帯電した遊技球からの放電による不具合を防止することができる。
以下、本実施形態に係る遊技機10についてより詳しく説明する。
まず、図1から図8を用いて遊技領域50aの構成について説明する。
図1は、遊技機10の正面図である。図2は、図1に示す領域IIに配設されるLED群を示す図である。図3は、図1に示す領域IIIに配設される操作ボタン群及びその周辺を示す俯瞰図である。図4は、遊技機10内に設置される遊技盤50を示す図である。図5は、図4に示す領域Vの拡大図であって、ゲート63と第二領域77とが閉鎖されている状態を示す図である。図6は、図4に示す領域Vを遊技機の右手前方向から視た図である。図7は、ゲート63と第二領域77とが開放されている状態を示す図である。図8は、図7に示す領域を遊技機10の右手前方向から視た図である。
なお、図1から図8に図示される各構成は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。
前枠20は、遊技領域50aを覆うように配置された透明部材25を備え、透明部材25によって遊技領域50a及び遊技盤50を透視保護している。
前枠20は、遊技球を貯留する上球受け皿27及び下球受け皿29を備え、上球受け皿27と下球受け皿29は上下に離間して前枠20と一体的に設けられている。
前枠20は、下球受け皿29の右側方に発射ハンドル31を備え、発射ハンドル31の操作によって、上球受け皿27に貯留された遊技球が遊技領域50aに向けて発射されるようになっている。本明細書においては、発射ハンドル31の操作によって遊技球を遊技領域50aに発射させる構成を発射装置と称する。
また、上球受け皿27の側方には、図示しないモータ等のアクチュエータにより動作する可動装飾体22が設けられている。
一般的に、遊技機10の遊技者はメイン液晶装置81に表示される演出図柄の変動演出により当該遊技の興趣を喚起されており、メイン液晶装置81は遊技者にとって視認しやすい位置に配置されている。
なお、本実施形態における図柄表示装置90に係るLEDの配置や数は図2に示すとおりであるが、これは一具体例であって、図柄表示装置90に係るLEDの配置や数はこの例に制限されるものではない。
第1特別図柄表示装置91は8個のLEDから構成され、第2特別図柄表示装置92の左側に位置する。また、第2特別図柄表示装置92は8個のLEDから構成され、第1特別図柄表示装置91の右側に位置する。第1特別図柄表示装置91及び第2特別図柄表示装置92はLEDの発光パターンにより特別図柄を表示する。
普通図柄表示装置93は、第1特別図柄表示装置91及び第2特別図柄表示装置92より少ない数(例えば、2個)のLEDの発光パターンにより普通図柄を表示する。
なお、図2に示すように、図柄表示装置90は、第1特別図柄表示装置91、第2特別図柄表示装置92、及び普通図柄表示装置93の表示に用いられないLEDも含んでおり、特別図柄及び普通図柄の他にも、保留されている乱数の数や大当り遊技のラウンド回数等の情報も表示しうる。
第1特別図柄は、「特図1」と略称される場合があり、第2特別図柄は、「特図2」と略称される場合がある。また、特別図柄は、「特図」と略称される場合がある。
なお、以下、普通図柄のことを「普図」と略して表記する場合がある。
また、以下の説明において、普通図柄表示装置93を変動表示させた後に普通図柄を停止表示させる図柄変動ゲームを「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
或いは、以下の説明において、上述のメイン液晶装置81に表示される演出図柄の変動表示は、「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」や「普通図柄に係る図柄変動ゲーム」と区別して「演出図柄に係る図柄変動ゲーム」と称する場合がある。
なお、以下の説明において、単に「図柄変動ゲーム」と称した場合には、特段の説明がない限り「特別図柄に係る図柄変動ゲーム」を意味する。
ここで風車52とは、遊技球の落下の方向に変化を与えるための機構で、釘状のものをいう。
第1始動口57に係る入賞が判定された場合の少なくとも一部において、第1特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。
なお、図4には図示しないが、本実施形態に係る遊技領域50aは、第2流路Yから転動した場合に比べて、第1流路Xから転動した場合に多くの遊技球が第1始動口57に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。
第2始動口59に係る入賞が判定された場合の少なくとも一部において、第2特別図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。
なお、図4には図示しないが、本実施形態に係る遊技領域50aは、第1流路Xから転動した場合に比べて、第2流路Yから転動した場合に多くの遊技球が第2始動口59に向けて転動するように、遊技釘等の障害物が配置されているものとする。
普通電動役物61は、第2始動口59に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態に可換に遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL4の作動により開放状態または閉鎖状態のいずれかに遷移する。なお、普通電動役物61の制御については、後に詳述する。
普通電動役物61は、開放状態にある場合にチューリップのように見えることから一般的に「電動チューリップ」と称され、省略して「電チュー」と称される場合もある。
大入賞口55の上方には特別電動役物65が配設されている。特別電動役物65は、大入賞口55に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態に可換に遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL1の作動により開放状態または閉鎖状態のいずれかに遷移する。
特別電動役物65が開放状態である場合には、大入賞口55への遊技球の入球が容易となるため、賞球を獲得できる機会が大幅に増大しうる。
なお、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が大入賞口55に向けて転動するように各障害物が配置されている。
なお、本実施形態において、第2流路Yから転動する場合と比較して、第1流路Xから転動する場合に多くの遊技球が普通入賞口67に向けて転動するように各障害物が配置されている。
第一流路71は、仕切り部材70によって構成される流路の中で最も上側に位置するものである。
第二流路72は、上流側にゲート63が設けられている流路である。ゲート63にはカウントスイッチSW4が付設されており、カウントスイッチSW4が遊技球の入球を検知した場合の少なくとも一部において、普通図柄に係る図柄変動ゲームを始動させる始動条件が成立する。なお、本実施形態においては、ゲート63への遊技球の入球(カウントスイッチSW4の検知)は賞球の払出条件に含まれていない。すなわち、本実施形態のゲート63に遊技球が入球しても賞球は零である。
第三流路73は、第一流路71および第二流路72の下流側に位置する遊技球の流路であって、第一流路71を通過した遊技球と第二流路72を通過した遊技球のいずれもが流下する。
第四流路74は、上流側に大入賞口56が設けられている流路である。大入賞口56にはカウントスイッチSW8が付設されており、カウントスイッチSW8の検知を契機として大入賞口56に係る入賞が判定されて、大入賞口56に対応付けられた賞球が付与される。大入賞口55の上方には特別電動役物66が配設されている。特別電動役物66は、大入賞口56に遊技球への入球が容易である開放状態又は入球が困難である閉鎖状態に可換に遷移する部材であり、ソレノイドコイルSOL2の作動により開放状態または閉鎖状態のいずれかに遷移する。
なお、図6に示すように特別電動役物66が閉じていることによって大入賞口56が閉鎖されている状態が、本実施形態における特別電動役物66の閉鎖状態である。また、図8に示すように特別電動役物66が開いていることによって大入賞口56が開放されている状態が、本実施形態における特別電動役物66の開放状態である。
特別電動役物66が開放状態である場合には、大入賞口56への遊技球の入球が容易となるため、賞球を獲得できる機会が大幅に増大しうる。なお、本実施形態において、第1流路Xから転動する場合と比較して、第2流路Yから転動する場合に多くの遊技球が大入賞口56に向けて転動するように各障害物が配置されている。
図5は、振分部材75が第二領域77を閉鎖している状態を示しており、当該状態において第四流路74に流下した遊技球は第一領域76に振り分けられて入球する。
図7は、振分部材75が第二領域77を開放している状態を示しており、当該状態において第四流路74に流下した遊技球は第二領域77に振り分けられて入球する。
振分部材75が第二領域77を閉鎖するか開放するかについては、例えば実行中の大当り遊技の契機となった図柄変動ゲームにおいて停止表示された特別図柄に基づいて決定してもよく、他の方式で決定してもよい。
なお、カウントスイッチSW9の検知を契機として付与される所定の特典は、上記の例に限られず、例えば大当り遊技の付与であってもよい。
次に、電チューユニット500の構成について、図9から図15を用いて説明する。
図9は、電チューユニット500の正面図である。図10は、電チューユニット500の背面図である。図11から図13は、電チューユニット500の分解図である。図14は、電チュー基板540の一面を示す模式図である。図15は、電チュー基板540の他面を示す模式図である。
なお、図11は、電チューユニット500を7種の構成要素に分割したものである。また、図12と図13とは、図11に図示した構成要素のうち、第一部材510と、普通電動役物61a及び普通電動役物61bと、第二部材520と、透過カバー530と、を一つに組み合わせて図示しており、第三部材550と、カウントスイッチSW1及びカウントスイッチSW2と、第四部材560と、を一つに組み合わせて図示している。
電チューユニット500は、図9に示す正面部分については遊技盤50の表面(遊技領域50a)から露出し、図10に示す背面部分については遊技盤50の内部に包摂されるように、遊技盤50に組み込まれる。
第一部材510には、転動してきた遊技球の受け皿になる構成や、受け止めた遊技球を第1始動口57や第2始動口59に誘導する構成が形成されている。
ただし、第二部材520を同塗料で塗装する場合には、上記の突起部に相当する位置決めピン521及び位置決めピン522に対してマスキングして塗装するため、少なくとも位置決めピン521及び位置決めピン522については絶縁性が保たれるように工夫されている。
なお、第二部材520を介して静電気が導電する不具合をより確実に防止する観点から、第二部材520は、露出部分を除く部分については導電体を含む塗料が塗装されていないことが好ましい。
これにより、電チュー基板540は、第二部材520と第三部材550とに挟持されて、その位置が固定される。
また、位置決めピン521及び位置決めピン522は、図13に示すように、フランジ部524から離間した台座部523の一面から突出している。
電チュー基板540は、当該一面に当接するように、第二部材520と第三部材550とによって挟持される。
このように、台座部523が設けられている分、位置決めピン521及び位置決めピン522が、塗装された露出部分(前面部525)から離間しているので、前面部525から位置決めピン521及び位置決めピン522まで静電気が伝わりにくくなる。
透過カバー530は、透過性を有する樹脂によって形成されている。これにより、電チュー基板540に実装された発光素子の発光が、遊技機10の正面側から視認可能になっている。
電チュー基板540の他面には、図15に示すように、6つの抵抗素子R1〜R6が実装されている。なお、図15に示す電チュー基板540の他面は、電チューユニット500が遊技盤50に組み込まれた場合において、遊技盤50の後方に向く面である。
より具体的には、不図示の他の基板から直流電源(例えば18V)が供給され、他面に設けられたコネクタ部CNの第1端子P1は、スルーホールH4を介して、一面に実装された発光素子D1〜D6に接続されている。
不図示の他の基板に実装されている集積回路から制御信号が伝送され、他面に設けられたコネクタ部CNの第2端子P2は、抵抗素子R3とスルーホールH2とを介して、発光素子D1〜D3に接続されており、抵抗素子R4とスルーホールH5とを介して、発光素子D4〜D6に接続されている。
不図示の他の基板に実装されている集積回路から制御信号が伝送され、他面に設けられたコネクタ部CNの第3端子P3は、抵抗素子R1とスルーホールH1とを介して、発光素子D1〜D3に接続されており、抵抗素子R6とスルーホールH7とを介して、発光素子D4〜D6に接続されている。
不図示の他の基板に実装されている集積回路から制御信号が伝送され、他面に設けられたコネクタ部CNの第4端子P4は、抵抗素子R2とスルーホールH3とを介して、発光素子D1〜D3に接続されており、抵抗素子R5とスルーホールH6とを介して、発光素子D4〜D6に接続されている。
なお、本実施形態ではプリント基板に設けられたスルーホールが複数である実施態様を示したが、プリント基板に設けられたスルーホールが一つである実施態様によって本発明を実施してもよい。
電チュー基板540に設けられたスルーホールH1〜H7の中で、コネクタ部CNに比べて位置決め部LH1に近接する位置に設けられているスルーホールは、スルーホールH1である。一方で、位置決め部LH1に比べてコネクタ部CNに近接する位置に設けられているスルーホールは、スルーホールH2〜H7である。即ち、前者のスルーホールは後者のスルーホールより少ない。
このように、電チュー基板540に設けられたスルーホールH1〜H7は、全体として位置決め部LH1よりコネクタ部CNに近接しがちに構成されている。従って、位置決め部LH1に挿入される位置決めピン521が仮に帯電したとしても、スルーホールH1〜H7が全体として受ける帯電の影響は低いものになる。
即ち、スルーホールH2に係る配線パターンの一部が、スルーホールH2を位置決め部LH1から遠ざかるような構成(位置決め部LH1を迂回した構成)になっている。
即ち、導電体の塗料が塗装された第二部材520を介して位置決めピン521に静電気が帯電することが懸念されるため、位置決めピン521に最近接しているスルーホールH1から位置決めピン521までの距離は、コネクタ部CNからスルーホールH3までの距離より長くしている。
このように位置決めピン521とスルーホールH1とが近接しているため、仮に位置決めピン521まで静電気が伝導して位置決めピン521が帯電した場合には、位置決めピン521とスルーホールH1とは非接触の関係にあるにも関わらず、スルーホールH1も帯電して、スルーホールH1に接続されている集積回路を破損させる場合がある。
しかしながら、上述のように、位置決めピン521まで静電気が伝導しないように種々の工夫が施されているため、当該集積回路の破損を防止することができる。
また、第三部材550と第四部材560とは組み合わされることによって、第一誘導部553と第三誘導部561とを含む誘導路が形成され、当該誘導路は第1始動口57から入球した遊技球をカウントスイッチSW1の検知口に誘導することができる。
また、第三部材550と第四部材560とは組み合わされることによって、第二誘導部554を含む誘導路が形成され、当該誘導路は第2始動口59から入球した遊技球をカウントスイッチSW2の検知口に誘導することができる。
動力伝達部562は、普通電動役物61aの後方に設けられた突起部611と、普通電動役物61bの後方に設けられた突起部612と、に連結している。動力伝達部562は、ソレノイドコイルSOL4の作動に応じて突起部611と突起部612とを下方から上方に移動させることができ、この移動に伴って普通電動役物61a及び普通電動役物61bは開放される。或いは、動力伝達部562は、ソレノイドコイルSOL4の停止に応じて突起部611と突起部612とを上方から下方に移動させることができ、この移動に伴って普通電動役物61a及び普通電動役物61bは閉鎖される。
次に、電チュー基板に係る配線パターンの比較について、図14と図15と図20と図21を用いて説明する。
図14は、電チュー基板540の一面を示す模式図である。図15は、電チュー基板540の他面を示す模式図である。図20は、静電気対策を考慮せずに設計された電チュー基板の一面を示す模式図である。図21は、静電気対策を考慮せずに設計された電チュー基板の他面を示す模式図である。
また、図21に示す電チュー基板の他面には、電チュー基板540と同じ数(6つ)の抵抗素子R11〜R16が実装されている。
上述したように、スルーホールは、近接している部材(例えば、位置決めピン)が帯電した場合に、非接触であっても帯電することがあり、当該スルーホールに接続している電子部品の破損要因になりうる。このようなリスクを低減するため、本実施形態に係る電チュー基板540は、より少ない数のスルーホールによって、同じ数の発光素子を制御可能な配線パターンを実現している。
換言すれば、電チュー基板540の配線パターンは、スルーホールH1から位置決めピン521の表面までの距離が長くなるように配慮した設計になっており、スルーホールH1が帯電しがたい構成を実現している。
次に、遊技機10の制御構成について説明する。
図16は、遊技機10の主要な電気的構成を示すブロック図である。
図17は、遊技機10の主要な制御構成を示す機能ブロック図である。
なお、図16及び図17で図示される各構成及び各機能は、本実施形態の遊技機10を説明する上で必要なものを挙げたに過ぎず、ここに図示しない構成及び機能を遊技機10に追加してもよい。また、遊技機10はここに図示する構成及び機能の全部を必ずしも備えなくてもよく、本発明の効果を阻害しない範囲で一部の構成又は機能が省かれても良い。
より具体的には、メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201、RAM102又はRAM202、ROM103又はROM203などを有している。メイン制御基板100及びサブ制御基板200は、CPU101又はCPU201がROM103又はROM203から読み出した制御プログラムを実行し、RAM102又はRAM202に種々のデータを書き込み又は読み出しを行うことにより種々の機能を実現する。
図16では、一つのサブ制御基板200が図示されているが、サブ制御基板200は、複数の基板で形成されていてもよい。サブ制御基板200が複数の基板で形成される場合、メイン制御基板100に複数のサブ制御基板200が並列に接続されていてもよいし、メイン制御基板100に対して複数のサブ制御基板200が階層的に接続されていてもよい。
また、各機能構成を実現する基板は、図17に示される基板に限定されるものではなく、メイン制御基板100若しくはサブ制御基板200又は他の基板上で実現されてもよい。
始動口入球時処理部110は、第1始動口57または第2始動口59に遊技球が入球した時に大当り遊技の当否判定に用いる乱数を取得すると共に所定の処理を実行する。
特図遊技制御部120は、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する。
普図遊技制御部130は、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する。
遊技状態制御部140は、大当り遊技を制御する機能、確変状態や変短状態を管理し、これらの付与や解除(通常遊技状態への移行)を制御する機能を有する。
図柄表示制御部150は、特別図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された特別図柄、又は、普通図柄に係る図柄変動ゲームの結果として選択された普通図柄、を図柄表示装置90に表示させる。
情報伝送部190は、メイン制御基板100で実現される各機能構成にて生成された制御情報(コマンド)をサブ制御基板200上で実現される機能構成(例えば、演出制御部210等)に伝送する。情報伝送部190によって伝送されるコマンドには、特図抽選や普図抽選の結果、確変状態の有無、変短状態の有無、保留されている乱数に関する情報、大当り遊技の実行に関する情報等が含まれてもよい。
演出制御部210は、照明装置35による点灯(点滅)演出、またはスピーカ33による音声演出についても制御することができ、これらの演出表示、点灯演出、音声演出等を組み合わせて遊技者の興趣を喚起することができる。また、演出制御部210は、プッシュボタン37にて受け付けた遊技者の操作に応じて各種演出を可変に切り替えることもできる。
以下、始動口の入球時処理を制御する始動口入球時処理部110について詳述する。
始動口入球時処理部110は、特図保留制御部111と、事前判定部112と、を有する。
また、特図保留制御部111は、第2始動口59に遊技球が入球した時、すなわち第2始動口59に入賞した時に、保留されている乱数M2の数が保留上限数(例えば、4個)に達していない場合には乱数M2を取得して保留させる。
特図保留制御部111は、第1始動口57の入賞を契機として取得される乱数M1と、第2始動口59の入賞を契機として取得される乱数M2と、を区別して保留する。
このとき、図柄表示制御部150は、特図保留制御部111の制御に応じて、保留されている乱数の数をLEDの発光パターンによって図柄表示装置90に表示させてもよい。
また、演出制御部210は、情報伝送部190を介して入力したコマンドに応じて、保留されている乱数の個数に等しい数の演出画像(以下、保留玉と称す)を、メイン液晶装置81またはサブ液晶装置82に表示させてもよい。
また、事前判定部112は、事前判定の他に、事前判定の結果に基づく演出に関する処理を実行してもよい。ここで「事前判定の結果に基づく演出」とは、例えば、事前判定の対象となった乱数を表す保留玉の色彩や形態等を変化させる演出や、事前判定の対象となった乱数を表す保留玉が表示されている期間(いわゆる先読みゾーン)にわたって実行される演出等が挙げられる。
以下、特別図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する特図遊技制御部120について詳述する。
特図遊技制御部120は、当否判定部121と、特図選択部122と、リーチ抽選部123と、変動パターン決定部124と、を有する。
このような処理を、以下の説明において優先処理と称する場合がある。
より具体的には、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122は乱数抽選を行うことによって当選を示す特別図柄(当選図柄)を選択する。すなわち、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122は、予め複数とおりに用意されている当選図柄のうちいずれか一つを選択する。
或いは、当否判定部121によって落選が判定された場合、特図選択部122はハズレを示す特別図柄(ハズレ図柄)を一意に決定する。
当否判定部121によって乱数M2が判定された場合、特図選択部122によって選択された特別図柄は、後述する第2特別図柄表示制御部152によって第2特別図柄表示装置92に表示される。
なお、当否判定部121によって落選が判定された場合、その判定に起因する図柄変動ゲームの結果はハズレであるため、当該図柄変動ゲームでリーチ演出を実行したとしても最後に仮停止する列の演出図柄は他の列の演出図柄と異なる種別になる。
また、当否判定部121によって当選が判定された場合、その判定に起因する図柄変動ゲームの結果は当選であるため、リーチ抽選部123による抽選が行われずとも、当該図柄変動ゲームの実行中には原則としてメイン液晶装置81においてリーチ演出が行われ、さらに最後に仮停止する列の演出図柄が他の列の演出図柄と同種になる。
変動パターン決定部124によって決定された変動パターンは、第1特別図柄表示制御部151または第2特別図柄表示制御部152に対する制御情報として出力され、当該制御情報を入力した第1特別図柄表示制御部151または第2特別図柄表示制御部152は当該制御情報が示す時間にわたって特別図柄に係る図柄変動ゲームを実行する。
また、変動パターン決定部124によって決定された変動パターンは、情報伝送部190を介して伝送されるコマンドとして演出制御部210に出力され、当該コマンドを入力した演出制御部210は当該コマンドに含まれる変動パターンを用いて演出(リーチ演出等)を制御する。より具体的には、演出制御部210は、入力した変動パターン(変動時間情報)が示す時間内に、当該変動パターンに基づく演出図柄に係る図柄変動ゲームを終了させるように演出図柄の変動態様およびそれに付随する演出態様を決定して実行する。
これにより、演出制御部210は、特別図柄に係る図柄変動ゲームが実行時間内に、当該図柄変動ゲームに対する演出の実行を収めることができる。
以下、普通図柄に係る図柄変動ゲームに関する制御を実行する普図遊技制御部130について詳述する。
普図遊技制御部130は、普図保留制御部131と、普図抽選部132と、普通電役制御部133と、を有する。
普通電役制御部133は、変短制御部144によって変短状態が付与されているとき、開放状態をとる時間が単位時間あたりで増加するように普通電動役物61を制御する。すなわち、普通電役制御部133の制御は、後述する変短制御部144による変短状態の付与に起因して変動する。
以下、大当り遊技、確変状態、及び変短状態を制御する遊技状態制御部140について詳述する。
遊技状態制御部140は、大当り制御部141と、確変制御部143と、変短制御部144と、を有している。
ここで確変状態とは、当否判定部121による当否判定の当選確率が通常遊技状態より高確率になる遊技状態をいう。
ここで変短状態とは、以下の少なくとも一つが行われる遊技状態をいう。
(i)普図抽選部132による抽選の当選確率が通常遊技状態より高確率になる。
(ii)普通電動役物61の開放時間が通常遊技状態より延長される。
(iii)普通電動役物61の開放回数が通常遊技状態より増加される。
(iv)普通図柄表示装置93における一回あたりの変動表示時間が通常遊技状態より短縮される。
なお、本実施形態に係る確変状態の付与条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の付与条件はこの例に限られない。例えば、特定の特別図柄(当選図柄)が図柄表示装置90に停止表示されたことに起因する大当り遊技の終了を契機として、確変制御部143は確変状態を付与してもよい。
なお、本実施形態に係る確変状態の解除条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の解除条件はこの例に限られない。例えば、特別図柄に係る図柄変動ゲームの回数に関わらず大当り遊技に当選することのみを契機として、確変制御部143は確変状態を解除してもよい。或いは、確変状態を解除するか否かを決定する抽選(転落抽選)に当選することを契機として、確変制御部143は確変状態を解除してもよい。
なお、本実施形態に係る変短状態の付与条件は一具体例であって、本発明の実施に係る遊技機における確変状態の付与条件はこの例に限られない。例えば、大当り制御部141によって実行される大当り遊技が終了した場合の一部を契機として、変短制御部144は変短状態を付与してもよい。
なお、変短制御部144による変短状態の解除条件は、確変状態の解除条件と同一の条件であってもよいし、異なる条件であってもよい。本実施形態に即していえば、変短状態の解除に係る所定回数は、確変状態の解除に係る所定回数と同一の回数であってもよいし、異なる回数であってもよい。
まず、当否判定部121によって当選が判定された場合、特図選択部122によって特別図柄が選択され、選択された特別図柄が第1特別図柄表示装置91または第2特別図柄表示装置92に停止表示された後に、大当り制御部141は大当り遊技を開始させる。
大当り遊技が開始されると、大当り制御部141は演出制御部210に大当り遊技の開始を示すオープニング演出に関するコマンドを情報伝送部190を介して演出制御部210に出力する。演出制御部210は当該コマンドに従い所定時間(オープニング時間)にわたってオープニング演出を実行する。なお、本実施形態に係るオープニング演出では、遊技者に右打ちを推奨する等して、大入賞口55および大入賞口56に向かう第2流路Yへの遊技球の打ち出しを促すことが好ましい。
オープニング演出の終了後には、大入賞口55または大入賞口56が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定回数(ラウンド回数)を上限として複数回行われる。ラウンド遊技では、大入賞口55が所定回数(例えば1回)開放される。また、開放された大入賞口55または大入賞口56に規定個数の遊技球が入球した後、または規定時間(ラウンド遊技時間)が経過後に、大入賞口55または大入賞口56が閉鎖されてそのラウンド遊技が終了する。
ラウンド遊技の終了後には、大入賞口55または大入賞口56が所定時間(インターバル時間)だけ閉鎖され、次のラウンド遊技の開始と共に再び大入賞口55または大入賞口56が開放される。
特別電役制御部142は、大当り制御部141から受けた制御情報に従って、特別電動役物65または特別電動役物66を開放させる。
特別電役制御部142は、特別電動役物65を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口55に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW7の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部142は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL1を作動させて特別電動役物65を閉鎖させる。
或いは、特別電役制御部142は、特別電動役物66を開放させている間、1回のラウンド遊技中に大入賞口56に入球した遊技球の個数をカウントスイッチSW8の検知に基づいて監視している。そして、特別電役制御部142は、監視している入賞した遊技球が上限数に達したとき、ソレノイドコイルSOL2を作動させて特別電動役物66を閉鎖させる。
規定のラウンド回数が終了すると、大当り制御部141は情報伝送部190を介して演出制御部210に大当り遊技の終了を示すエンディング演出に関するコマンドを出力する。演出制御部210は入力したコマンドに従い所定時間(エンディング時間)にわたってエンディング演出を実行し、大当り制御部141は大当り遊技を終了させる。
以下、各図柄に係る図柄変動ゲームと演出表示について詳述する。
図柄表示制御部150は、第1特別図柄表示制御部151と、第2特別図柄表示制御部152と、普通図柄表示制御部153と、を有する。
第1特別図柄表示制御部151は、第1特別図柄表示装置91における特別図柄の変動表示と停止表示を制御する。
第2特別図柄表示制御部152は、第2特別図柄表示装置92における特別図柄の変動表示と停止表示を制御する。
普通図柄表示制御部153は、普通図柄表示装置93における普通図柄の変動表示と停止表示を制御する。
ただし、複数回の特別図柄に係る図柄変動ゲームにわたって連続性を有している演出表示が実行される場合や、一回の特別図柄に係る図柄変動ゲームに対して複数回の演出図柄の変動表示が実行される場合もある。前者の代表例はいわゆる連続演出と称される演出表示であり、後者の代表例はいわゆる擬似連演出と称される演出表示である。
次に、上記で説明した各種処理の処理手順について、図18又は図19を用いて説明する。なお、上述した図1から図19に図示されている各構成要素に触れて説明する場合があるので、これらの図面も適宜参照されたい。
なお、これらのフローチャートで図示される処理手順は、本発明の処理手順やその実行タイミングを限定するものではない。このため、本発明に関する処理を実施するときには、その複数の処理手順は内容的に支障のない範囲で変更することができ、また複数の処理の実行タイミングの一部または全部が互いに重複していてもよい。
また、図18又は図19に図示される各処理は、本発明の説明に必要な主たる処理であって、遊技機10によって実行される全ての処理を示すものではない。
第1始動口57又は第2始動口59への入球がカウントスイッチSW1又はカウントスイッチSW2で検知されるまで(ステップS102のNO)、ステップS104以降の処理は行われないまま待機となる。
また、第1始動口57又は第2始動口59への入球が検知されたとしても(ステップS102のYES)、特図保留制御部111による保留数が上限に達していれば(ステップS104のYES)、ステップS106以降の処理は行われないまま待機となる。
また、事前判定部112が事前判定を行わない場合(ステップS110のNO)、ステップS112の処理は行われないままステップS114の処理に移行する。
まず、特図遊技制御部120は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する(ステップS202)。ここで「変動開始条件」とは、(i)ステップS202の判定時において特別図柄に係る図柄変動ゲームが実行されていないこと、(ii)ステップS202の判定時において大当り遊技が実行されていないこと、(iii)ステップS202の判定時において保留記憶が1個以上存在すること等が挙げられる。
ステップS202の判定が否定されるとき(ステップS202のNO)、ステップS204以降の処理は実行されずに、その図柄変動開始処理は終了となる。
ステップS204において、当否判定部121は、特図保留制御部111に保留記憶されている順番で乱数M1又は乱数M2を読み出してもよいし、一方を他方に優先して読み出してもよい。
ここでステップS206に含まれる処理としては、具体的には、上述した当否判定部121による当否判定や特図選択部122による特別図柄の選択が少なくとも含まれる。また、(i)変短状態が付与されているか否か、(ii)演出図柄をリーチ目で停止させるか否か、(iii)特定の演出を行うか否か等の判定処理が、ステップS206の処理に含まれてもよい。
変動パターン決定部124は、ステップS206の処理結果及びステップS208で特定された保留数を用いて変動パターンを決定する(ステップS210)。
ここまで図1から図19を用いて説明される実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
例えば、遊技盤50の裏面側に突起部が設けられ、当該突起部が挿通されることによってプリント基板の位置が固定されてもよい。
例えば、装飾部材の裏面は平面であって、当該平面上のいずれかの位置に突起部が設けられてもよい。
装飾部材は、例えば、いわゆる演出用役物(装飾可動体)として設けられた部材であってもよいし、遊技領域50aに障害物として設けられた部材であってもよい。
(1)遊技球を発射する発射装置と、前記発射装置によって発射された遊技球が転動する遊技領域を表面とする遊技盤と、前記遊技領域に露出している露出部分と、前記遊技盤の内部または裏面側に設けられた突起部と、を有し、前記露出部分および前記突起部の少なくとも一部が樹脂によって形成されている装飾部材と、前記突起部が挿入されている位置決め部を有するプリント基板と、を備え、前記装飾部材は、前記露出部分の少なくとも一部については導電体を含む塗料が塗装されており、少なくとも前記突起部については前記塗料が塗装されていない遊技機。
(2)前記装飾部材は、前記露出部分を除く部分については前記塗料が塗装されていない(1)に記載の遊技機。
(3)前記装飾部材は、前記露出部分の裏面に起立して設けられた台座部を有しており、前記突起部は、前記露出部分の裏面から離間した前記台座部の一面から突出しており、前記プリント基板は、前記一面に当接している(1)または(2)に記載の遊技機。
(4)前記プリント基板は、前記プリント基板の一面に設けられた配線パターンと、前記プリント基板の他面に設けられた配線パターンと、を接続する一または複数のスルーホールを有しており、前記突起部を基準として最も近接しているスルーホールから前記突起部の表面までの距離が、前記突起部の全長より短い(1)から(3)のいずれか一つに記載の遊技機。
(5)前記装飾部材には、始動口である開口が設けられている(1)から(4)のいずれか一つに記載の遊技機。
15 外枠
20 前枠
21 ヒンジ機構
22 可動装飾体
23 シリンダ錠
25 透明部材
27 上球受け皿
29 下球受け皿
31 発射ハンドル
32 上枠部
33(33a、33b) スピーカ
34、36 左右側枠部
35(35a、35b、35c) 照明装置
37 プッシュボタン
38a、38b、38c、38d カーソルボタン
38e 玉貸ボタン
38f 返却ボタン
39 球抜き機構
50 遊技盤
50a 遊技領域
51 外レール
52 風車
53 内レール
55、56 大入賞口
57 第1始動口
59 第2始動口
61(61a、61b) 普通電動役物
611、612 突起部
63 ゲート
65、66 特別電動役物
67(67a、67b、67c) 普通入賞口
69 アウト口
70 仕切り部材
71 第一流路
72 第二流路
73 第三流路
74 第四流路
75 振分部材
76 第一領域
77 第二領域
81 メイン液晶装置
82 サブ液晶装置
90 図柄表示装置
91 第1特別図柄表示装置
92 第2特別図柄表示装置
93 普通図柄表示装置
100 メイン制御基板
101 CPU
102 RAM
103 ROM
110 始動口入球時処理部
111 特図保留制御部
112 事前判定部
120 特図遊技制御部
121 当否判定部
122 特図選択部
123 リーチ抽選部
124 変動パターン決定部
130 普図遊技制御部
131 普図保留制御部
132 普図抽選部
133 普通電役制御部
140 遊技状態制御部
141 大当り制御部
142 特別電役制御部
143 確変制御部
144 変短制御部
150 図柄表示制御部
151 第1特別図柄表示制御部
152 第2特別図柄表示制御部
153 普通図柄表示制御部
190 情報伝送部
200 サブ制御基板
201 CPU
202 RAM
203 ROM
210 演出制御部
500 電チューユニット
510 第一部材
520 第二部材
521 位置決めピン
522 位置決めピン
523 台座部
524 フランジ部
525 前面部
530 透過カバー
540 電チュー基板
550 第三部材
551 第一挿通口
552 第二挿通口
553 第一誘導部
554 第二誘導部
560 第四部材
561 第三誘導部
562 動力伝達部
LH1、LH2 位置決め部
SOL1、SOL2、SOL4 ソレノイドコイル
SW1、SW2、SW4、SW51、SW52、SW53、SW7、SW8、SW9 カウントスイッチ
X 第1流路
Y 第2流路
Claims (5)
- 遊技球を発射する発射装置と、
前記発射装置によって発射された遊技球が転動する遊技領域を表面とする遊技盤と、
前記遊技領域に露出している露出部分と、前記遊技盤の内部または裏面側に設けられた突起部と、を有し、前記露出部分および前記突起部が樹脂によって形成されている装飾部材と、
前記突起部が挿入されている位置決め部を有するプリント基板と、を備え、
前記装飾部材は、前記露出部分の少なくとも一部については導電体を含む塗料が塗装されており、少なくとも前記突起部については前記塗料が塗装されていない遊技機。 - 前記装飾部材は、前記露出部分を除く部分については前記塗料が塗装されていない請求項1に記載の遊技機。
- 前記装飾部材は、前記露出部分の裏面に起立して設けられた台座部を有しており、
前記突起部は、前記露出部分の裏面から離間した前記台座部の一面から突出しており、
前記プリント基板は、前記一面に当接している請求項1または2に記載の遊技機。 - 前記プリント基板は、前記プリント基板の一面に設けられた配線パターンと、前記プリント基板の他面に設けられた配線パターンと、を接続する一または複数のスルーホールを有しており、
前記突起部を基準として最も近接しているスルーホールから前記突起部の表面までの距離が、前記突起部の全長より短い請求項1から3のいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記装飾部材には、始動口である開口が設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技機。
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