JP2019080642A - 生体情報装置、トイレ用付帯装置及びトイレ装置 - Google Patents

生体情報装置、トイレ用付帯装置及びトイレ装置 Download PDF

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浩和 島▲崎▼
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浩和 島▲崎▼
弘明 渡邊
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弘明 渡邊
篤史 若松
Atsushi Wakamatsu
篤史 若松
季朗 嶋津
Sueo Shimazu
季朗 嶋津
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敬成 青山
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Abstract

【課題】生体情報装置の機能低下を防止する。【解決手段】生体情報装置34は、筐体28と、筐体28に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する発光素子45及び受光素子46と、透光性を有し、筐体28に対し発光素子45と受光素子46を覆う保護位置に取付け可能なカバー47と、筐体28に形成され、カバー47を保護位置に保持可能であり、且つカバー47に外力が付与されたときに保持を解除してカバー47が筐体28から離脱することを許容する第1保持突起37及び第2保持突起38とを備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、生体情報装置、トイレ用付帯装置及びトイレ装置に関する。
特許文献1には、指先から検出した生体情報に基づいて健康状態を簡易的に測定することが可能な手段として、血流の脈波を検出する脈波センサを設けたトイレ装置が開示されている。家庭のトイレ内はプライバシーが保たれて気持ちが落ち着き易く、また、排便後は副交感神経が優位になるため血流が安定し易い。したがって、脈波センサによる血流の検出をトイレで行うことは、検出精度を高めるという点で好ましい。特許文献1のトイレ装置では、脈波センサが便座の上面に設けられており、血流を検出する際には、便座に着座するだけで脈波の検出が行われるようになっている。
特開2017−006183号公報
上記の脈波センサは、上面が開口された筐体を便座内に埋め込み、その筐体内に発光部と受光部を収容し、筐体の上面の開口をカバー部で覆った形態である。カバー部は、発光部から発せられる検知光を透過させる必要があるため、カバー部の表面に汚れが付着すると、脈波の検出が正常に行われなくなる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、生体情報装置の機能低下を防止することを解決すべき課題としている。
第1の発明の生体情報装置は、
ベース部材と、
前記ベース部材に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子と、
透光性を有し、前記ベース部材に対し前記光電素子を覆う保護位置に取付け可能なカバーと、
前記ベース部材に形成され、前記カバーを前記保護位置に保持可能であり、且つ前記カバーに外力が付与されたときに保持を解除して前記カバーが前記ベース部材から離脱することを許容する保持部とを備えていることを特徴とする。
第2の発明のトイレ用付帯装置は、
便器装置に付帯して機能を発揮する装置本体と、
前記装置本体に設けられたベース部材と、
前記ベース部材に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子と、
透光性を有し、前記ベース部材に対し前記光電素子を覆う保護位置に取付け可能なカバーと、
前記ベース部材に形成され、前記カバーを前記保護位置に保持可能であり、且つ前記カバーに外力が付与されたときに保持を解除して前記カバーが前記ベース部材から離脱することを許容する保持部とを備えていることを特徴とする。
第3の発明のトイレ装置は、
便器本体と便座を有する便器装置と、
ベース部材と、
前記ベース部材に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子と、
透光性を有し、前記ベース部材に対し前記光電素子を覆う保護位置に取付け可能なカバーと、
前記ベース部材に形成され、前記カバーを前記保護位置に保持可能であり、且つ前記カバーに外力が付与されたときに保持を解除して前記カバーが前記ベース部材から離脱することを許容する保持部とを備えていることを特徴とする。
保持部によってカバーを保護位置に取り付けておくと、光電素子への異物の付着が防止されるので、光電素子による検知機能が維持される。カバーの表面が汚れた場合は、カバーに外力を付与すれば、カバーは、保持部による保持から解放されてベース部材から離脱することができる。カバーを取り外した後は、新規のカバー又は洗浄したカバーをベース部材に取り付けて保護位置に保持する。これにより、生体情報装置の機能を長期間に亘って維持することができる。
実施例1のトイレ装置の斜視図 多機能リモコンユニットの斜視図 筐体からカバーを外した状態をあらわす斜視図 カバーが保護位置に保持されている状態をあらわす斜視図 カバーが保護位置に保持されている状態をあらわす断面図 カバーが着脱許容位置へ変位した状態をあらわす斜視図 カバーが着脱許容位置へ変位した状態をあらわす断面図 実施例2において筐体からカバーを外した状態をあらわす斜視図 カバーが保護位置に保持されている状態をあらわす斜視図 カバーが保護位置に保持されている状態をあらわす断面図 カバーが着脱許容位置へ変位した状態をあらわす斜視図 カバーが着脱許容位置へ変位した状態をあらわす断面図
第1〜第3の発明は、前記カバーは、前記保持部による保持が解除されたときに、前記保護位置から、前記ベース部材に対する着脱が可能な着脱許容位置へ変位可能であってもよい。この構成によれば、カバーの表面が汚れた場合は、カバーを、外力の付与により保護位置から着脱許容位置へ変位させて、ベース部材から取り外す。カバーを外す際には、カバーを、一旦、着脱許容位置へ変位させるので、カバーが弾き飛んでしまう虞がない。
第1〜第3の発明は、前記ベース部材には、前記カバーが前記着脱許容位置にあるときに前記カバーの一部を前記ベース部材の外面側へ突出させる姿勢誘導部が形成されていてもよい。この構成によれば、カバーをベース部材に対して着脱する際の作業性が向上する。
第1〜第3の発明は、前記ベース部材に形成され、前記カバーの一部を載置させることで前記カバーを前記保護位置に支持する支持部と、前記ベース部材に形成され、前記カバーのうち前記支持部と非対応の領域と間隔を空けて対向する逃がし凹部と、前記ベース部材に形成され、前記支持部と前記逃がし凹部とを段差状に隣接させる支点部とを備え、前記姿勢誘導部が、前記逃がし凹部と前記支点部とを備えて構成されていてもよい。この構成によれば、保護位置のカバーのうち支持部と非対応の部位を、逃がし凹部側へ押圧すると、カバーは支点部を支点として着脱許容位置へシーソー状に変位する。これにより、カバーのうち支持部と対応する領域がベース部材の外面側へ突出する。
第1〜第3の発明は、前記ベース部材には、前記保護位置の前記カバーを、前記ベース部材の外面と平行に前記着脱許容位置側へスライドするようにガイドするガイド部が形成され、前記姿勢誘導部が、前記カバーのスライド方向に対して傾斜し、且つ前記ベース部材の外面に連なる傾斜面を備えていてもよい。この構成によれば、カバーが保護位置から着脱許容位置へスライドする過程で、カバーのスライド方向前端部が、傾斜面に摺接することによってベース部材の外面側へ誘導される。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図7を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図1〜3における斜め右下方、図4,6における斜め右上方、及び図5,7における右方を、前方と定義する。上下の方向については、図1〜7にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
本実施例1のトイレ装置10は、便器装置11と、多機能リモコンユニット20(請求項に記載のトイレ用付帯装置)とを備えて構成されている。便器装置11は、便鉢部13や排水路等が形成された便器本体12と、便器本体12の上面に取り付けられた便座14と、便器本体12の上面の開口部を開閉する便蓋15と、便器本体12に供給するための洗浄水を貯留する給水用タンク16を備えている。
トイレ装置10は、便器装置11に付帯して設けた電動装置17を備えている。図1には、電動装置17の一例として局部洗浄装置18が示されている。電動装置17は、多機能リモコンユニット20の可動リモコン27(リモコン機能部29)によって遠隔操作されるものである。局部洗浄装置18以外の電動装置17としては、便器洗浄装置(図示省略)、擬音装置(図示省略)、便蓋開閉装置(図示省略)、便座開閉装置(図示省略)、便座14暖房装置(図示省略)、温風装置(図示省略)、消臭装置(図示省略)等がある。
多機能リモコンユニット20は、トイレ室Rの左側の壁面Wに取り付けられている。多機能リモコンユニット20の取付け位置は、トイレの使用者(図示省略)が便座14に着座したままで多機能リモコンユニット20の可動リモコン27を操作することを考慮し、操作のし易さを優先して設定されている。即ち、多機能リモコンユニット20は、上下方向に関しては、便座14よりも上方の位置、即ち便座14への着座者の心臓に比較的近い高さに配置される。また、トイレ室Rの前後方向に関しては、便座14への着座者が、指先で操作部を操作しようとするときに、上半身を捻るなどの無理な体勢を強いられる虞のない位置に配置される。
多機能リモコンユニット20は、トイレットペーパーホルダ21と、トイレ用リモコン24(請求項に記載の装置本体)と、生体情報装置34とを一体化したものである。トイレットペーパーホルダ21は、壁面Wに固定されるホルダ本体部22と、2つのトイレットペーパーPを同軸状に並べて保持するアーム部23とを有している。
トイレ用リモコン24は、ホルダ本体部22の上面に重ねるように設けられている。トイレ用リモコン24は、ホルダ本体部22の上面に固定された格納部25と、格納部25に設けた可動リモコン27と、バッテリー(図示省略)とを備えている。格納部25は、全体として幅寸法(前後方向の寸法)が奥行寸法(壁面Wと直交する方向の寸法)より大きく、奥行寸法より高さ寸法の小さい偏平な直方形をなしている。格納部25の内部は、格納部25の正面に開口した格納空間26となっている。
可動リモコン27は、筐体28(請求項に記載のベース部材)と、リモコン機能部29と、生体情報装置34とを備えている。リモコン機能部29と生体情報装置34は筐体28によって一体化されている。筐体28の正面は、主操作面30となっており、筐体28の上面は副操作面32となっている。主操作面30には、電動装置17を遠隔操作するための複数の主操作部31が設けられている。副操作面32には、電動装置17を遠隔操作するための複数の副操作部33が設けられている。主操作面30、主操作部31、副操作面32及び副操作部33は、リモコン機能部29を構成する。筐体28は生体情報装置34を構成する。
可動リモコン27(生体情報装置34)は、格納空間26内に格納された格納位置(格納形態)と、格納部25の正面側に突出した露出位置(使用形態)との間で奥行き方向に水平にスライドし得るようになっている。可動リモコン27を格納位置と露出位置との間で移動させる手段としては、いずれかの主操作部31を押し操作することにより電動で行ってもよく、手動で押し引き操作してもよい。
可動リモコン27が格納位置にある状態では、主操作面30は格納部25の外部に露出するが、副操作面32の全領域が格納空間26内に収容される。可動リモコン27が露出位置にある状態では、図2に示すように、主操作面30と副操作面32の両方が格納空間26外に露出する。
生体情報装置34は、筐体28とセンサ35とモニター50と情報処理部51を備えて構成されており、センサ35の上面に指先を当てて指先の脈波を検出することで血管年齢を測定する血管年齢測定器である。センサ35とモニター50は筐体28の上面に設けられ、情報処理部51は筐体28の内部に収容されている。筐体28には、その副操作面32(上面)を浅く凹ませた形態の収容凹部36が形成されている。収容凹部36の平面視形状は概ね方形である。収容凹部36には、カバー47を筐体28に対し保護位置に保持するための手段として、1つの第1保持突起37(請求項に記載の保持部)と2つの第2保持突起38(請求項に記載の保持部)が形成されている。
第1保持突起37は、収容凹部36の内周面における後面部の幅方向中央部に位置している。2つの第2保持突起38は、収容凹部36の内周面における左右両側面部に位置している。前後方向における第2保持突起38の形成位置は、第1保持突起37よりも前方であり、且つ収容凹部36の前後方向中央よりも後方の位置である。
収容凹部36内には、カバー47を筐体28の上面と平行に載置した状態で支持するための手段として、収容凹部36の底面(平面視で目視可能であり、筐体28の上面と平行な面)の一部を高くした形態の支持部39が形成されている。支持部39の上面(カバー47を載置する面)は、第1保持突起37及び第2保持突起38より低い高さに設定されている。支持部39は、収容凹部36の内側面のうち後面部の全幅領域と、収容凹部36の内周面の左右両側面部における後端側領域とに沿うように形成され、支持部39の平面視形状は略U字形をなしている。
収容凹部36の前端部(支持部39より前方の領域)は、支持部39よりも低くなった逃がし凹部40となっている。支持部39の前端部上面と逃がし凹部40の底面とは、側面視において高低差があり、支持部39の上面の前端縁は、支持部39と逃がし凹部40を段差状に隣接させる支点部41となっている。支点部41は、カバー47をシーソー状に傾動させるときの支点となる。逃がし凹部40と支点部41は、後述するようにカバー47を保護位置から着脱許容位置へ変位させた際に、カバー47の一部を筐体28の上方へ持ち上げるための姿勢誘導部42を構成する。
センサ35は、筐体28のうち収容凹部36が形成されている部位と、フォトセンサ43と、フォトセンサ43の上面を覆って保護するカバー47とを備えて構成されている。上記した第1保持突起37と第2保持突起38と逃がし凹部40と支点部41は、収容凹部36に形成されているので、センサ35を構成している。
フォトセンサ43は、波長の異なる検知光を発する一対の発光素子45(請求項に記載の光電素子)と1つの受光素子46(請求項に記載の光電素子)を、透光性を有するモールド体44に内蔵した単一部材である。フォトセンサ43は、収容凹部36の底面のうち支持部39で囲まれた領域に埋設された状態で取り付けられている。フォトセンサ43の上面は、筐体28の上面(副操作面32)と平行な平面からなり、支持部39の上面と同じ高さか、それよりも僅かに低い高さに設定されている。
カバー47は、平板状をなし、透光性を有する合成樹脂材料からなる。カバー47の平面視形状は、収容凹部36の上面の開口領域の概ね全体を覆う形状である。カバー47は、常には、収容凹部36内に嵌合されている。収容凹部36に嵌合されたカバー47は、支持部39に載置された状態で支持される。カバー47を収容凹部36に適正に嵌合して筐体28に取り付けた状態では、フォトセンサ43の全領域がカバー47で覆われ、このときの筐体28に対するカバー47の取付け位置を保護位置と定義する。
カバー47の厚さ寸法は、筐体28の上面と支持部39の上面との高低差と同じ寸法である。したがって、カバー47が保護位置に取り付けられている状態では、カバー47の全体が収容凹部36内に収容され、カバー47の上面が筐体28の上面と同じ高さで隣接するように位置する。また、カバー47の前端部は、支持部39の前端より逃がし凹部40内に突出して浮いた状態となっている。つまり、カバー47の前端部と逃がし凹部40の底面との間には、支持部39の高さに相当する間隙が空けられている。
カバー47の外周面には、1つの第1保持凹部48と、2つの第2保持凹部49が形成されている。第1保持凹部48は、カバー47の外周面における後面部の幅方向中央部に位置している。2つの第2保持凹部49は、カバー47の外周面における左右両側面部に位置している。前後方向における第2保持凹部49の形成位置は、第1保持凹部48よりも前方であり、且つカバー47の前後方向中央よりも後方の位置である。
カバー47が保護位置に取り付けられている状態では、第1保持凹部48と第2保持凹部49が、夫々、対応する第1保持突起37と第2保持突起38に係止する。これら3箇所の係止によりカバー47が、筐体28に対し上方への相対変位を規制されるとともに、筐体28に対し前後方向への相対変位を規制される。また、筐体28とカバー47は合成樹脂製であって僅かに弾性変形することが可能なので、第1保持突起37と第1保持凹部48の係止、及び第1保持突起37と第1保持凹部48の係止は、カバー47に外力を付与することで解除され得るようになっている。
生体情報装置34やトイレ用リモコン24の副操作部33を使用しない間、トイレ用リモコン24と生体情報装置34のセンサ35は、格納部25内に格納されている。したがって、センサ35が格納部25に格納されている状態では、センサ35(カバー47)の上面(表面)に異物が付着する虞がない。
脈波を検出して血管年齢を測定する際には、格納部25に格納されているトイレ用リモコン24とセンサ35を検出可能な露出位置へ移動させ、カバー47(センサ35)の上面に指先を載せて当てる。すると、一方の発光素子45から発せられた検知光が動脈で反射して受光素子46で受光され、他方の発光素子45から発せられた検知光が静脈で反射して受光素子46で受光され、これらの検知光により動脈と静脈の脈波(生体情報)が検出される。情報処理部51では、センサ35で検出された脈波の情報に基づいて血管年齢が演算され、その演算結果が血管年齢の測定値としてモニター50に出力される。
また、センサ35は副操作面32に配置されているので、センサ35に指先を当てた状態のままで、副操作部33を操作することが可能である。また、センサ35が配置されている副操作面32は、主操作面30の近傍に位置しているので、センサ35に指先を当てたままで主操作部31を操作することも可能である。血管年齢の測定が終わったら、トイレ用リモコン24とセンサ35を格納部25内に格納する。
また、カバー47の上面には埃や皮脂等が付着することは避けられない。そのため、長期間に亘って生体情報装置34を使用した場合、カバー47の表面の汚れによって発光素子45と受光素子46との間における検知光の送受経路が遮られ、センサ35による脈波(生体情報)の検出が適正に行われなくなることが懸念される。そこで、本実施例1では、生体情報装置34の利用者がカバー47のメンテナンスを行えるようになっている。メンテナンスにより、汚れたカバー47を、筐体28から外して洗浄し、再び筐体28に取り付けることができるとともに、汚れたカバー47を新規のカバー47と交換することができる。
カバー47を筐体28から取り外す際には、指先でカバー47の前端部の上面を押す。このとき、第1保持突起37と第1保持凹部48の係止力及び第2保持突起38と第2保持凹部49の係止力を上回る下向きの押圧力を加える。カバー47の前端部は支持部39で支持されずに逃がし凹部40内で浮いた状態となっているので、前端部に下向きの外力を加えられたカバー47は、支点部41を支点として後端側が浮き上がるような形態でシーソー状に傾動し、着脱許容位置へ変位する。
カバー47が着脱許容位置へ変位した状態では、第1保持突起37と第1保持凹部48の係止が解除されるとともに、第2保持突起38と第2保持凹部49の係止が解除されるので、カバー47は筐体28から取り外すことができる。このとき、カバー47の後端部が筐体28の上面よりも上方へ突き出しているので、この突き出した後端部を指で摘むようにすれば、カバー47を簡単に筐体28から取り上げることができる。この後、洗浄済みのカバー47、又は新規のカバー47を筐体28(収容凹部36)に取り付ける。
本実施例1のトイレ装置10は、便器本体12と便座14を有する便器装置11と、便器装置11に付帯して設けた多機能リモコンユニット20(トイレ用付帯装置)とを備えて構成されている。多機能リモコンユニット20は、便器装置11に付帯することで機能を発揮するトイレ用リモコン24(装置本体)を備えている。トイレ用リモコン24には、指先を当てることで脈波(生体情報)を検出するセンサ35を備えた生体情報装置34が内蔵されている。
生体情報装置34は、トイレ用リモコン24に設けられた筐体28と、筐体28に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子(発光素子45及び受光素子46)と、カバー47とを有する。カバー47は、透光性を有し、筐体28に取り付けられて光電素子(発光素子45及び受光素子46)を覆う保護位置と、筐体28に対する着脱が許容された着脱許容位置との間で変位が可能となっている。さらに、筐体28には、カバー47を保護位置に保持可能であり、且つカバー47に対して外力が付与されたときに保持を解除する保持部(第1保持突起37及び第2保持突起38)が形成されている。
カバー47を保護位置に取り付けておくと、光電素子(フォトセンサ43の表面)への異物の付着が防止されるので、光電素子(発光素子45及び受光素子46)による検知機能が適正に維持される。カバー47の表面が汚れた場合は、カバー47に外力を付与すれば、カバー47は、保持部(第1保持突起37及び第2保持突起38)による保持から解放されるので、カバー47を筐体28から外すことが可能となる。
具体的には、保持部(第1保持突起37及び第2保持突起38)による保持から解放したカバー47は、保護位置から、一旦、着脱許容位置へ変位させ、その後、筐体28から取り外す。カバー47を取り外した後は、新規のカバー47又は洗浄したカバー47を筐体28に取り付けて保護位置に保持する。このようにすれば、生体情報装置34の機能を長期間に亘って適正に保つことができる。カバー47を外す際には、カバー47を、保護位置から、一旦、着脱許容位置へ変位させるので、カバー47が弾き飛んでしまう虞はない。
また、筐体28には、支持部39と姿勢誘導部42が形成されている。支持部39は、カバー47の一部を載置させることでカバー47を保護位置に支持するものである。姿勢誘導部42は、カバー47が着脱許容位置にあるときにカバー47の一部(後端部)をベース部材の外面側へ突出させる手段であり、逃がし凹部40と支点部41とによって構成されている。逃がし凹部40は、カバー47のうち支持部39と非対応の前端部領域と間隔を空けて対向する形態で筐体28に形成されている。支点部41は、支持部39の前端と逃がし凹部40とを段差状に隣接させる形態で筐体28に形成されている。
この構成によれば、保護位置に保持されているカバー47のうち支持部39と非対応の前端部を、逃がし凹部40側へ押圧すると、カバー47は支点部41を支点として着脱許容位置へシーソー状に変位する。このシーソー状に傾動に伴い、カバー47のうち支持部39と対応する後端側領域が筐体28の外面側(上方)へ突出する。したがって、カバー47を筐体28から取り外す際の作業性が良好である。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図8〜図12を参照して説明する。本実施例2の生体情報装置60は、センサ69を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
生体情報装置60は、実施例1と同様、トイレ用リモコン25(請求項に記載の装置本体)と一体化された形態で多機能リモコンユニット20に設けられたものである。生体情報装置60は、筐体61(請求項に記載のベース部材)とセンサ69とモニター(図示省略)と情報処理部(図示省略)を備えて構成され、センサ69で指先の脈波を検出することで血管年齢を測定する血管年齢測定器である。筐体61は、トイレ用リモコン25の可動リモコン27を構成するものであり、筐体61の上面は、実施例1と同じく、副操作面32となっている。
センサ69とモニターは副操作面32に設けられ、情報処理部は筐体61の内部に収容されている。筐体61には、その副操作面32(上面)を浅く凹ませた形態の収容凹部62が形成されている。収容凹部62の平面視形状は概ね方形である。収容凹部62の底面のうち前端部を除いた領域には、平面視形状が概ね方形の枠形状であり、筐体61の上面と平行をなす支持面63となっている。
収容凹部62の前端部には姿勢誘導部64が形成されている。姿勢誘導部64は、収容凹部62の底面における前端部(支持面63よりも前方の領域)を前方に向かって上る向きに傾けた形態の傾斜面65を有している。傾斜面65の前端縁(傾斜面65において最も高い部位)は、筐体61の上面(副操作面32)に対し鈍角をなして連なっている。傾斜面65の後端縁部は、収容凹部62の全幅に亘り支持面63の前端縁に対し鈍角をなして連なるストッパ66(請求項に記載の保持部)となっている。また、収容凹部62の内周面における後面部は、受け面67(請求項に記載の保持部)として機能する。
収容凹部62には、左右一対のガイド部68(請求項に記載の保持部)が形成されている。ガイド部68は、収容凹部62の左右両内側面の上端部から水平方向内側(収容凹部62の内側)へリブ状に突出し、且つ前後方向に直線状に延びた形態である。ガイド部68の前後方向における形成領域は、ストッパ66より後方の位置から、受け面67より前方の位置に至る範囲である。ストッパ66と受け面67とガイド部68は、カバー74を筐体61に対し保護位置に保持するための手段として機能する。
センサ69は、筐体61のうち収容凹部62が形成されている部位と、フォトセンサ70と、フォトセンサ70の上面を覆って保護するカバー74とを備えて構成されている。上記した傾斜面65(姿勢誘導部64)とストッパ66と受け面67とガイド部68は、収容凹部62に形成されているので、センサ69を構成している。
フォトセンサ70は、波長の異なる検知光を発する一対の発光素子71(請求項に記載の光電素子)と1つの受光素子72(請求項に記載の光電素子)を、透光性を有するモールド体73に内蔵した単一部材である。フォトセンサ70は、収容凹部62の底面のうち平面視において支持面63で囲まれた領域に埋設するように取り付けられている。フォトセンサ70の上面は、筐体61の上面(副操作面32)と平行な平面からなり、支持面63と同じ高さか、支持面63より僅かに低い高さに設定されている。
カバー74は、平面視形状が概ね方形の平板状をなし、透光性及び弾性を有する合成樹脂材料からなる。カバー74の前後長は支持面63の前後長と同じであり、カバー74の幅寸法(左右寸法)は収容凹部62の幅寸法と同じである。カバー74の上面には、その左右両側縁部を凹ませた形態のガイド凹部75が形成されている。ガイド凹部75は、前後方向に直線状に延びた形態である。
カバー74は、常には、収容凹部62内に収容されて保護位置に保持された状態で筐体61に取り付けられている。カバー74が保護位置に取り付けられた状態では、フォトセンサ70の上面の全領域がカバー74で覆われるとともに、傾斜面65の全領域がカバー74で覆われずに上方へ露出した状態となる。
カバー74の厚さ寸法は、筐体61の上面と支持面63との高低差と同じ寸法である。したがって、カバー74が保護位置に取り付けられている状態では、カバー74の全体が収容凹部62内に収容され、カバー74の上面が筐体61の上面と同じ高さで隣接するように位置する。
保護位置に取り付けられたカバー74は、支持面63に載置されるとともに、ガイド凹部75をガイド部68に嵌合させることで、筐体61に対し上下方向への相対変位を規制された状態に保持される。同時に、カバー74の後端面が受け面67に当接し、カバー74の前端縁がストッパ66に係止することで、カバー74は筐体61(収容凹部62)に対し前後方向及び左右方向への相対変位を規制される。
カバー74がストッパ66との係止によって前方への相対変位を規制される作用は、カバー74の剛性に起因している。したがって、保護位置に保持されているカバー74の上面に対して、カバー74の剛性を上回る前向きの外力を付与すると、カバー74は、側面視において湾曲するように弾性変形しながら前方へスライドし、カバー74がスライドするのに伴ってカバー74の前端部が傾斜面65に乗り上がっていく。
生体情報装置60やトイレ用リモコン25の副操作部を使用しない間、トイレ用リモコン25と生体情報装置60のセンサ69は、トイレ用リモコン25の格納部25内に格納されている。センサ69が格納部25に格納されている状態では、センサ69(カバー74)の上面(表面)に異物が付着する虞がない。
脈波を検出して血管年齢を測定する際には、格納部25に格納されているトイレ用リモコン25とセンサ69を検出可能な露出位置へ移動させ、カバー74(センサ69)の上面に指先を載せて当てる。すると、一方の発光素子71から発せられた検知光が動脈で反射して受光素子72で受光され、他方の発光素子71から発せられた検知光が静脈で反射して受光素子72で受光され、これらの検知光により動脈と静脈の脈波(生体情報)が検出される。情報処理部では、センサ69で検出された脈波の情報に基づいて血管年齢が演算され、その演算結果が血管年齢の測定値としてモニターに出力される。
また、カバー74の上面には埃や皮脂等が付着することは避けられない。そのため、長期間に亘って生体情報装置60を使用した場合、カバー74の表面の汚れによって発光素子71と受光素子72との間における検知光の送受経路が遮られ、センサ69による脈波(生体情報)の検出が適正に行われなくなることが懸念される。そこで、本実施例2では、生体情報装置60の利用者がカバー74のメンテナンスを行えるようになっている。メンテナンスにより、汚れたカバー74を、筐体61から外して洗浄し、再び筐体61に取り付けることができるとともに、汚れたカバー74を新規のカバー74と交換することができる。
カバー74を筐体61から取り外す際には、指先でカバー74の上面に下向きの押圧力と前向きの押圧力とを付与する。すると、指先とカバー74との間の摩擦力により、カバー74は、ガイド部68とガイド凹部75とを摺接させながら、筐体61に対して前方へ相対変位する。カバー74は前方への相対変位に伴って弾性変形し、カバー74の前端部は、傾斜面65上を摺接することによって、次第に高い位置へと変位していく。
カバー74の前方への相対変位が進むと、カバー74の前端部が傾斜面65の前端を通過し、カバー74の下面が傾斜面65の上端縁に摺接するようになる。カバー74の下面が傾斜面65の上端縁に摺接する間も、カバー74の前端部の位置は次第に高くなり、筐体61の上面(副操作面32)との間の上下間隔が大きくなっていく。
そして、カバー74の上面(ガイド凹部75)の後端がガイド部68の前端から外れると、カバー74は、筐体61に対して上方への相対変位、即ち、筐体61(収容凹部62)に対するカバー74の着脱が許容された状態となる。このときのカバー74の位置を着脱許容位置と定義する。カバー74が着脱許容位置へ変位した状態では、カバー74の前端部が筐体61の上面から斜め上前方へ突き出している。したがって、この突き出した前端部を指で摘むようにすれば、カバー74を簡単に筐体61から取り外すことができる。
この後、洗浄済みのカバー74、又は新規のカバー74を筐体61(収容凹部62)に取り付ける。カバー74を筐体61に取り付けるときも、カバー74の前端部を指で摘むようにすれば、カバー74を収容凹部62に対して位置合わせしながら取り付けることができるので、作業性が良好である。
本実施例2の生体情報装置60は、トイレ用リモコン25に設けられた筐体61と、筐体61に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子(発光素子71及び受光素子72)と、カバー74とを有する。カバー74は、透光性を有し、筐体61に取り付けられて光電素子(発光素子71及び受光素子72)を覆う保護位置と、筐体61に対する着脱が許容された着脱許容位置との間で変位が可能となっている。さらに、筐体61には、カバー74を保護位置に保持可能であり、且つカバー74に対して外力が付与されたときに保持を解除する保持部(ストッパ66、受け面67、ガイド部68)が形成されている。
カバー74を保護位置に取り付けておくと、光電素子(フォトセンサ70の表面)への異物の付着が防止されるので、光電素子(発光素子71及び受光素子72)による検知機能が適正に維持される。カバー74の表面が汚れた場合は、カバー74に外力を付与することによって、カバー74を、保護位置から着脱許容位置へ変位させて筐体61から取り外す。カバー74を取り外した後は、新規のカバー74又は洗浄したカバー74を筐体61に取り付けて保護位置に保持する。このようにすれば、生体情報装置60の機能を長期間に亘って適正に保つことができる。
また、筐体61には、ガイド部68と姿勢誘導部64とが形成されている。ガイド部68は、保護位置のカバー74を、筐体61の外面(上面)と平行に着脱許容位置側へスライドするようにガイドするものである。姿勢誘導部64は、カバー74が着脱許容位置にあるときにカバー74の前端部(一部)を筐体61の外面(上面)側へ突出させるものである。姿勢誘導部64は、カバー74のスライド方向に対して傾斜し、且つ筐体61の外面に連なる傾斜面65を備えている。
この構成によれば、カバー74が保護位置から着脱許容位置へスライドする過程で、カバー74のスライド方向前端部が、傾斜面65に摺接することによって筐体61の外面側へ誘導される。カバー74を筐体61に対して着脱する際には、カバー74のスライド方向前端部を指で摘むことができるので、カバー74を筐体61に対して着脱する際の作業性が向上する。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、トイレ用付帯装置が、多機能リモコンユニットであるが、トイレ用付帯装置は、便器本体に付帯する電動装置(便器洗浄装置、局部洗浄装置、擬音装置、便蓋開閉装置、便座開閉装置、便座暖房装置、温風装置、消臭装置等)を遠隔操作可能であってトイレ室の壁面に取り付けられる専用のトイレ用リモコン、リモコンを具備しないペーパーホルダ、便器本体の側方に設けられて上記電動装置を操作するための袖形アーム部、トイレ用リモコンを有する多機能キャビネット、トイレ用リモコンを有しないキャビネット、カウンター、タオル掛け、手洗い等であってもよい。
(2)上記実施例1,2では、センサ(生体情報装置)がトイレ用付帯装置に設けられているが、センサ(生体情報装置)はトイレ用付帯装置から独立した単独形態でトイレ室に設けられていてもよく、便器装置の便座に設けられていてもよい。
(3)上記実施例1,2では、生体情報機能部を構成するセンサと情報処理部とモニターが一体となって格納位置と露出位置との間で移動するようになっているが、センサのみが移動するようにしてもよく、センサとモニターのみが移動するようにしてもよい。
(4)上記実施例1,2では、生体情報装置が指先からの脈波(生体情報)に基づいて血管年齢を測定するものであるが、生体情報装置は、センサによって脈波以外の生体情報(心拍数、血圧、体温、静脈パターン、指紋等)を検出し、この検出結果に基づいて(ストレス度等の測定値や、個人を特定するための生体認証情報)を演算処理し、この演算結果を画像表示したり、演算結果に基づいてトイレ機器を作動させる制御信号を出力したりするものであってもよい。
(5)上記実施例1,2では、着脱許容位置ではカバーの一部がベース部材の外面側へ突出するようにしたが、着脱許容位置にあるときにカバーの全体がベース部材の外面側へ突出しない形態としてもよい。
10…トイレ装置
12…便器本体
14…便座
20…多機能リモコンユニット(トイレ用付帯装置)
24…トイレ用リモコン(装置本体)
28…筐体(ベース部材)
34…生体情報装置
37…第1保持突起(保持部)
38…第2保持突起(保持部)
39…支持部
40…逃がし凹部
41…支点部
42…姿勢誘導部
45…発光素子(光電素子)
46…受光素子(光電素子)
47…カバー
60…生体情報装置
61…筐体(ベース部材)
64…姿勢誘導部
64…傾斜面
66…ストッパ(保持部)
67…受け面(保持部)
68…ガイド部(保持部)
71…発光素子(光電素子)
72…受光素子(光電素子)
74…カバー

Claims (7)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子と、
    透光性を有し、前記ベース部材に対し前記光電素子を覆う保護位置に取付け可能なカバーと、
    前記ベース部材に形成され、前記カバーを前記保護位置に保持可能であり、且つ前記カバーに外力が付与されたときに保持を解除して前記カバーが前記ベース部材から離脱することを許容する保持部とを備えていることを特徴とする生体情報装置。
  2. 前記カバーは、前記保持部による保持が解除されたときに、前記保護位置から、前記ベース部材に対する着脱が可能な着脱許容位置へ変位可能であることを特徴とする請求項1記載の生体情報装置。
  3. 前記ベース部材には、前記カバーが前記着脱許容位置にあるときに前記カバーの一部を前記ベース部材の外面側へ突出させる姿勢誘導部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の生体情報装置。
  4. 前記ベース部材に形成され、前記カバーの一部を載置させることで前記カバーを前記保護位置に支持する支持部と、
    前記ベース部材に形成され、前記カバーのうち前記支持部と非対応の領域と間隔を空けて対向する逃がし凹部と、
    前記ベース部材に形成され、前記支持部と前記逃がし凹部とを段差状に隣接させる支点部とを備え、
    前記姿勢誘導部が、前記逃がし凹部と前記支点部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項3記載の生体情報装置。
  5. 前記ベース部材には、前記保護位置の前記カバーを、前記ベース部材の外面と平行に前記着脱許容位置側へスライドするようにガイドするガイド部が形成され、
    前記姿勢誘導部が、前記カバーのスライド方向に対して傾斜し、且つ前記ベース部材の外面に連なる傾斜面を備えていることを特徴とする請求項3記載の生体情報装置。
  6. 便器装置に付帯して機能を発揮する装置本体と、
    前記装置本体に設けられたベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、指先に検知光を反射させることで生体情報を検出する光電素子と、
    透光性を有し、前記ベース部材に対し前記光電素子を覆う保護位置に取付け可能なカバーと、
    前記ベース部材に形成され、前記カバーを前記保護位置に保持可能であり、且つ前記カバーに外力が付与されたときに保持を解除して前記カバーが前記ベース部材から離脱することを許容する保持部とを備えていることを特徴とするトイレ用付帯装置。
  7. 便器本体と便座を有する便器装置と、
    請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の生体情報装置とを備えていることを特徴とするトイレ装置。
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