JP2019080343A - 無線システムにおいてコヒーレンスエリアを利用するためのシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、以下に続く現在特許出願中の米国特許出願の一部継続出願である。
1.クラスター間干渉を除去する方法
下記では、複数の分散送信アンテナを用いて空間内にゼロRFエネルギを有する場所を生成する無線周波数(RF)無線通信システムを説明する。M個の送信アンテナが使用される場合には、所定の場所に(M−1)個までのゼロRFエネルギ点を生成することができる。本発明の一実施形態において、ゼロRFエネルギ点は、無線デバイスであり、送信アンテナは、送信機と受信機の間のチャネル状態情報(CSI)を認識している。一実施形態において、CSIは、受信機で計算されて送信機にフィードバックされる。チャネル相互性を利用するように仮定する別の実施形態において、CSIは、受信機からのトレーニングを用いて送信機において計算される。送信機は、同時に送信される干渉信号を決定するためにCSIを利用することができる。一実施形態において、送信アンテナにおいてゼロRFエネルギ点を発生させるために、ブロック対角化(BD)事前符号化が使用される。
を認識していると仮定する。簡略化のために、全てのユーザに単一アンテナが装備されていると仮定するが、同じ方法は、ユーザ毎に複数個の受信アンテナに拡張することができる。K個のユーザの場所にゼロRFエネルギを生成する事前符号化重み
が、以下の条件を満たすように計算される。
ここで、0K×1は、全てゼロのエントリを有するベクトルであり、Hは、M個の送信アンテナからのチャネルベクトル
をK個のユーザに組み合わせることによって次式として得られるチャネル行列である。
一実施形態において、チャネル行列Hの特異値分解(SVD)が計算され、事前符号化重みwは、Hのヌル部分空間(ゼロ特異値によって識別される)に対応する右特異ベクトルとして定められる。送信アンテナは、上記に定めた重みベクトルを用いてRFエネルギを送信し、同時にk番目のユーザにおいて受信される信号が次式で与えられるように、K個のユーザの場所においてK個のゼロRFエネルギ点を生成する。
ここで、
は、k番目のユーザにおける加法白色ガウスノイズ(AWGN)である。一実施形態において、チャネル行列Hの特異値分解(SVD)が計算され、事前符号化重みwは、Hのヌル部分空間(ゼロ特異値によって識別される)に対応する右特異ベクトルとして定められる。
・DIDOクライアント
・DIDO分散アンテナ
・DIDO基地送受信機局(BTS)
・DIDO基地局ネットワーク(BSN)
全てのBTSは、DIDOクラスターと呼ぶ所定のカバレージエリアにサービスを提供する複数の分散アンテナにBSNを通じて接続される。本特許出願では、近いDIDOクラスターの間の干渉を除去するためのシステム及び方法を説明する。図1に示すように、主DIDOクラスターが、隣接クラスターからの干渉によって影響を受けるクライアント(又はターゲットクライアント)(すなわち、マルチユーザDIDOシステムによるサービス提供を受けるユーザデバイス)をホストすると仮定する。
ここで、k=1,...,Kであり、Kは、干渉ゾーン8010A、8010B内のクライアント数であり、Uは、主DIDOクラスター内のクライアント数であり、Cは、干渉DIDOクラスター412〜413の個数であり、Icは、干渉クラスターc内のクライアント数である。更に、
は、クライアントkのデバイスにおいてM個の送信DIDOアンテナ及びN個の受信アンテナを仮定した場合のこのクライアントにおける受信データ信号を含むベクトルであり、
は、主DIDOクラスター内のクライアントkへの送信データストリームのベクトルであり、
は、主DIDOクラスター内のクライアントuへの送信データストリームのベクトルであり、
は、c番目の干渉DIDOクラスター内のクライアントiへの送信データストリームのベクトルであり、
は、クライアントkのN個の受信アンテナにおける(AWGN)のベクトルであり、
は、主DIDOクラスター内のM個の送信DIDOアンテナからクライアントkにおけるN個の受信アンテナへのDIDOチャネル行列であり、
は、c番目の干渉DIDOクラスター内のM個の送信DIDOアンテナからクライアントkにおけるN個の受信アンテナへのDIDOチャネル行列であり、
は、主DIDOクラスター内のクライアントkに対するDIDO事前符号化重みの行列であり、
は、主DIDOクラスター内のクライアントuに対するDIDO事前符号化重みの行列であり、
は、c番目の干渉DIDOクラスター内のクライアントiに対するDIDO事前符号化重みの行列である。
以下の条件が満たされるように、隣接DIDOクラスター内の事前符号化重み行列が設計される(式3)。
事前符号化行列Wc,iを計算するために、M個の送信アンテナから干渉クラスター内のIc個のクライアント、並びに干渉ゾーン内のクライアントkへのダウンリンクチャネルが推定され、干渉クラスター内のDIDO BTSによって事前符号化行列が計算される。干渉クラスター内の事前符号化行列を計算するのにBD法が使用される場合には、隣接クラスター内のi番目のクライアントに対する重みを計算するために以下の有効チャネル行列が構成される(式4)。
ここで、
は、i番目のクライアントに対応する行を除去した干渉クラスターcに関するチャネル行列
から得られる行列である。条件(式2)及び(式3)を(式1)に代入すると、クラスター内干渉及びクラスター間干渉が除去されたターゲットクライアントkにおける受信データストリームが得られる(式5)。
隣接クラスターにおいて計算される(式1)内の事前符号化重みWc,iは、事前符号化されたデータストリームをこれらのクラスター内の全てのクライアントに送信し、同時に干渉ゾーン内のターゲットクライアントに対する干渉を事前相殺するように設計される。ターゲットクライアントは、その主クラスターからの事前符号化されたデータのみを受信する。異なる実施形態において、ダイバーシティ利得を得るために、同じデータストリームが、主クラスターと隣接クラスターの両方からターゲットクライアントに送られる。この場合に、(式5)の信号モデルは、次式として表される(式6)。
ここで、Wc,kは、c番目のクラスター内のDIDO送信機から干渉ゾーン内のターゲットクライアントkへのDIDO事前符号化行列である。(式6)の方法は、隣接クラスター間の時間同期を必要とし、この時間同期は、大規模システムにおいて得るには複雑である場合があるが、それにも関わらず、ダイバーシティ利得の利点が実施コストを正当化する場合には、全く実現可能であることに注意しなければならない。
ここで、INRは、INR=SNR/SIRとして定められる干渉対ノイズ比であり、SIRは、信号対干渉比である。
ここで、信号対干渉(SIR)は、SIR=((1−D)/D)4として導出される。IDCIをモデル化するのに、i)IDCIがない理想的な場合に、ii)条件(式3)を満たすように干渉クラスター内でBD事前符号化を用いてIDCIが事前相殺され、iii)IDCIがあり、隣接クラスターによって事前相殺されていないという3つのシナリオを考察する。
・SIR推定1101:主DIDOクラスターからの信号電力を推定し(すなわち、受信した事前符号化されたデータに基づいて)、隣接DIDOクラスターからの干渉プラスノイズ信号電力を推定する。単一キャリアDIDOシステムでは、短い無音期間を用いてフレーム構造を設計することができる。例えば、無音期間は、チャネル状態情報(CSI)フィードバック中のチャネル推定のためのトレーニングと事前符号化されたデータ送信の間に定めることができる。一実施形態において、主クラスター内のDIDOアンテナからの無音期間中に、隣接クラスターからの干渉プラスノイズ信号電力が測定される。実際のDIDOマルチキャリア(OFDM)システムでは、直流(DC)オフセットと、送信側及び受信側におけるフィルタリングに起因する帯域エッジにおける減衰とを阻止するために、一般的にヌルトーンが使用される。マルチキャリアシステムを使用する別の実施形態において、干渉プラスノイズ信号電力はヌルトーンから推定される。帯域エッジにおける送信/受信フィルタ減衰を補償するために、補正係数を使用することができる。主クラスターからの信号プラス干渉及びノイズ電力(PS)と、隣接クラスターからの干渉プラスノイズ電力(PIN)とが推定されると、クライアントコンピュータは、SINRを次式として計算する(式9)。
あるいは、SINR推定値は、無線信号電力を測定するために一般的な無線通信システム内に使用される受信信号強度指示値(RSSI)から導出される。(式9)におけるメトリックは、ノイズ電力レベルと干渉電力レベルとを区別することができないことを見ることができる。例えば、無干渉環境内で遮蔽(すなわち、主クラスター内の全てのDIDO分散アンテナからの信号電力を減衰させる障害物の背後にあること)による影響を受けるクライアントは、クラスター間干渉による影響を受けない場合であっても、低いSINRを推定する可能性がある。提案する方法に対してより信頼性が高いメトリックは、次式のように計算されるSIRである(式10)。
ここで、PNはノイズ電力である。実際のマルチキャリアOFDMシステムでは、(式10)のノイズ電力PNは、主クラスター及び隣接クラスターからの全てのDIDOアンテナが同じヌルトーンセットを使用すると仮定して、ヌルトーンから推定される。干渉プラスノイズ電力(PIN)は、上述したように無音期間から推定される。最後に、データトーンから信号プラス干渉及びノイズ電力(PS)が導出される。これらの推定値から、クライアントは(式10)でSIRを計算する。
・隣接クラスターにおけるチャネル推定1102〜1103:図11の1102で、(式10)で推定されたSIRが所定の閾値(SIRT)よりも小さいと決定された場合には、クライアントは、隣接クラスターからのトレーニング信号を受信し始める。SIRTは、データ送信に使用される変調及びFEC符号化手法(MCS)に依存することに注意しなければならない。クライアントのMCSに依存して異なるSIRターゲットが定められる。異なるクラスターからのDIDO分散アンテナが時間同期化される場合には(すなわち、同じパルス毎秒、PPSの時間基準にロックされる)、1103において、クライアントは、トレーニングシーケンスを利用してチャネル推定値を隣接クラスター内のDIDOアンテナに供給する。隣接クラスターにおけるチャネル推定のためのトレーニングシーケンスは、主クラスターからのトレーニングに対して直交するように設計される。代替的に、異なるクラスター内のDIDOアンテナが時間同期化されない場合には、異なるDIDOクラスターにおける時間同期において直交シーケンス(良好な相互相関特性を有する)が使用される。クライアントが隣接クラスターの時間/周波数基準にロックすると、1103においてチャネル推定が実施される。
・IDCI事前符号化1104:隣接クラスター内のDIDO BTSにおいてチャネル推定値が利用可能になると、(式3)の条件を満たすようにIDCI事前符号化が計算される。隣接クラスター内のDIDOアンテナは、これらのアンテナのクラスター内のクライアントにのみ事前符号化されたデータストリームを送信し、同時に図4の干渉ゾーン410内のクライアントへの干渉を事前相殺する。クライアントが、図4のB型干渉ゾーン410内に位置する場合には、このクライアントへの干渉は複数のクラスターによって発生し、IDCI事前符号化は、全ての隣接クラスターによって同時に実施されることを見ることができる。
以下では、別々のエリア内に位置する分散アンテナ、又は異なるタイプのサービス(すなわち、低移動性サービス又は高移動性サービス)を提供する分散アンテナが集まっているDIDOクラスターを横切って移動するクライアントに対する異なるハンドオフ方法を説明する。
一実施形態において、DIDOシステムにおけるハンドオフ方法に対する基本方針として、上述のクラスター間干渉を除去するためのIDCI事前符号化器が使用される。セルラーシステムにおける従来のハンドオフは、異なる基地局によってサービス提供を受けるセル間で継ぎ目なく切り換えを行うクライアントに対して考えられている。DIDOシステムでは、ハンドオフは、クライアントが1つのクラスターから別のものに接続を失うことなく移動することを可能にする。
・C1−DIDO事前符号化及びC2−DIDO事前符号化:クライアントが、C1内で干渉ゾーンから離れて位置するときには、クラスターC1とC2の両方が、個々に従来のDIDO事前符号化を用いて作動する。
・C1−DIDO事前符号化及びC2−IDCI事前符号化:クライアントが干渉ゾーンに向けて移動するときに、そのSIR又はSINRは劣化する。ターゲットSINRT1に達すると、ターゲットクライアントは、C2内の全てのDIDOアンテナからのチャネルを推定し始め、CSIをC2のBTSに供給する。C2内のBTSは、IDCI事前符号化を計算してC2内の全てのクライアントに送信し、同時にターゲットクライアントへの干渉を阻止する。ターゲットクライアントは、干渉ゾーンに存在する限り、そのCSIをC1とC2の両方に供給し続けることになる。
・C1−IDCI事前符号化及びC2−DIDO事前符号化:クライアントがC2に向けて移動するときに、そのSIR又はSINRは、再度ターゲットに達するまで低下し続ける。ターゲットに達した時点で、クライアントは、隣接クラスターに切り換えると決定する。この場合に、C1は、IDCI事前符号化を用いてターゲットクライアントの方向に向けてゼロ干渉を生成するように、ターゲットクライアントからのCSIを用い始め、それに対して隣接クラスターは、このCSIを従来のDIDO事前符号化に対して使用する。一実施形態において、SIR推定値がターゲットに近づく時に、クラスターC1及びC2は、クライアントがDIDO事前符号化手法とIDCI事前符号化手法の両方の場合のSIRを推定することを可能にするために、これらの両方を交互に試行する。次に、クライアントは、ある誤り率性能メトリックを最大にするために最良の手法を選択する。この方法が適用される場合には、ハンドオフ方式における転換点は、図12の三角形を有する曲線と菱形を有する曲線との交点で発生する。一実施形態は、アレイ利得を与えるために隣接クラスターも同じく事前符号化されたデータストリームをターゲットクライアントに送信する(式6)で記載した修正を加えたIDCI事前符号化法を使用する。この手法を使用すると、クライアントは、転換点において両方の方式におけるSINRを推定する必要がないので、ハンドオフ方式は単純化される。
・C1−DIDO事前符号化及びC2−DIDO事前符号化:クライアントがC2に向けて干渉ゾーンから抜け出る時に、主クラスターC1は、このターゲットクライアントに対する干渉をIDCI事前符号化を用いて事前相殺するのを停止し、C1内に残っている全てのクライアントへの従来のDIDO事前符号化に切り換えて戻す。本出願人のハンドオフ方式におけるこの最後の転換点は、ターゲットクライアントからC1への不要なCSIフィードバックを回避し、それによってフィードバックチャネルにそのようなオーバーヘッドを低減するのに有利である。一実施形態において、2のターゲットSINRT2が定められる。SINR(又はSIR)がこのターゲットよりも大きいと、方式は、C1−DIDO及びC2−DIDOに切り換わる。一実施形態において、クラスターC1は、クライアントがSINRを推定するのを可能にするために、DIDO事前符号化とIDCI事前符号化との間で交替し続ける。次に、クライアントは、上からターゲットSINRT1により接近するC1の方法を選択する。
DIDOシステムは、ダウンリンクチャネルを通じたデータストリームを事前符号化するために、閉ループ送信手法を使用する。閉ループ手法は、フィードバックチャネルを通じた待ち時間によって本質的に制限される。実際のDIDOシステムでは、高い処理電力を有する送受信機によって計算時間を短縮することができ、待ち時間の殆どは、BTSから分散アンテナにCSI及びベースバンド事前符号化されたデータを供給するときにDIDO BTSによって導入されることが予想される。BSNは、以下に限定されるものではないが、デジタル加入者線(DSL)、ケーブルモデム、ファイバリング、T1線、ファイバ同軸混成(HFC)ネットワーク、及び/又は固定無線(例えば、WiFi)を含む様々なネットワーク技術で構成することができる。一般的に、専用ファイバは、非常に大きい帯域幅と、可能性として局所ドメイン内でミリ秒よりも短い低い待ち時間とを有するが、DSL及びケーブルモデム程には広く配備されていない。現在、DSL接続及びケーブルモデム接続は、米国では、一般的に10〜25msの間のラストマイル待ち時間を有するが、非常に広範囲にわたって配備されている。
ここで、fdは、最大ドップラーシフトであり、λは、キャリア周波数に対応する波長であり、θは、送信機クライアント方向を示すベクトルと速度ベクトルの間の角度である。
電力制御を使用するDIDOシステムのブロック図を図17に示している。最初に、全てのクライアント(1,...,U)に対する1つ又は複数のデータストリーム(sk)に、DIDO事前符号化ユニットによって発生させた重みが乗算される。事前符号化されたデータストリームには、入力チャネル品質情報(CQI)に基づいて電力制御ユニットによって計算された電力調整係数が乗算される。CQIは、クライアントからDIDO BTSにフィードバックされ、又はアップリンクダウンリンクチャネル相互性を仮定してアップリンクチャネルから導出されるかのいずれかである。異なるクライアントに対するU個の事前符号化されたストリームは、次に、組み合わされ、1つのデータストリームがM個の送信アンテナの各々に対するM個のデータストリーム(tm)に多重化される。最後にストリームtmは、デジタル/アナログ変換器(DAC)、無線周波数(RF)ユニット、電力増幅器(PA)に送られ、最後にアンテナに送られる。
ここで、k=1,...,Uであり、Uは、クライアント数であり、Poが平均送信電力、Noがノイズ電力である時に、SNR=Po/Noであり、αkは、経路損失/遮蔽係数である。経路損失/遮蔽をモデル化するために、以下の単純化したモデルを使用する(式13)。
ここで、a=4は、経路損失累乗指数であり、経路損失は、クライアントのインデックスと共に増加すると仮定する(すなわち、クライアントは、DIDOアンテナから増大する距離のところに位置する)。
・低電力(LP)送信機:いずれかの高さのいずれかの場所(すなわち、屋内又は屋外)に位置し、1Wの最大送信電力及び5Mbpsの消費者品質ブロードバンド(例えば、DSL、ケーブルモデム、ファイバトゥーザホーム(FTTH))バックホール接続を有するもの。
・高電力(HP)送信機:約10メートルの高さにあり、100Wの送信電力及び市販の品質ブロードバンド(例えば、光ファイバリング)バックホールを有する建築物装着アンテナ(DIDO無線リンクを通じて利用可能なスループットと比較して実質的に「無制限の」データ速度を有する)。
ここで、
は、MPE平均化時間であり、tnは、電力密度Snを有する放射線への露出期間である。
「制御式」露出では、平均時間は6分であり、それに対して「非制御式」露出では、平均時間は30分まで長くなる。この場合に、(式14)の平均電力密度が、「非制御式」露出における30分平均に関するFCC制限を満たす限り、あらゆる電力源に対してMPE制限よりも大きい電力レベルで送信を行うことが許される。
)よりも大きい電力レベル(So)でクライアントに送信を行うNa>K個の作動DIDOアンテナを有する。1つの方法は、図24に示すラウンド−ロビンスケジューリング方針に従って全てのアンテナグループにわたって反復する。別の実施形態において、誤り率又はスループットを最適化するために、クラスター選択において異なるスケジューリング技術(すなわち、案分公平スケジューリング[引用文献8])が使用される。
ここで、toは、アンテナグループが作動している期間であり、TMPE=30分は、FCC指針[引用文献2]によって定められている平均時間である。(式15)における比は、全てのDIDOアンテナからの平均送信電力がMPE制限(
)を満たすように定められたグループの負荷係数(DF)である。負荷係数は、以下の定義に従って作動クライアント数、グループ数、及びグループ毎の作動アンテナ数に依存する(式16)。
電力制御及びアンテナグループ分けを使用するDIDOシステムにおいて得られるSNR利得(単位dB)は、次式のように負荷係数の関数として表される(式17)。
(式17)の利得は、全てのDIDOアンテナにわたるGdBの追加送信電力の代償として得られることを見ることができる。一般的に、Ng個全てのグループのNa個全てからの合計送信電力は、次式として定められる(式18)。
ここで、Pijは、次式によって与えられるアンテナ毎の送信電力である(式19)。
更に、Sij(t)は、j番目のグループ内のi番目の送信アンテナにおける電力スペクトル密度である。一実施形態において、(式19)の電力スペクトル密度は、全てのアンテナが、誤り率性能又はスループット性能を最適化するように設計される。
ここで、Hは、DIDO BTSに対して利用可能なチャネル推定行列である。
・計算利得:DIDO事前符号化は、クラスター内の全てのグループ内でのみ計算される。例えば、BD事前符号化が使用される場合には、特異値分解(SVD)は複雑度O(n3)を有し、ここで、nは、チャネル行列Hの最小次元である。Hをブロック対角行列に簡約化することができる場合には、SVDは、全てのブロックに対して低い複雑度で計算される。実際に、チャネル行列が、n=n1+n2であるような次元n1及びn2を有する2つのブロック行列に分割される場合には、SVDの複雑度は、O(n1 3)+O(n2 3)<O(n3)でしかない。Hが対角行列である極端な場合には、DIDOリンクは複数のSISOリンクに簡約化され、SVD計算を必要としない。
・低いCSIフィードバックオーバーヘッド:DIDOアンテナ及びクライアントがグループに分割される場合には、一実施形態において、同じグループ内だけでクライアントからアンテナへのCSIが計算される。TDDシステムでは、チャネル相互性を仮定して、アンテナグループ分けは、チャネル行列Hを計算するためのチャネル推定値個数を低減する。CSIが無線リンクを通じてフィードバックされるFDDシステムでは、アンテナグループ分けは、更に、DIDOアンテナとクライアントの間の無線リンクを通じたフィードバックオーバーヘッドの低減をもたらす。
本発明の一実施形態において、DIDOアップリンクチャネルにおいて異なる多重アクセス技術が定められる。これらの技術は、CSIをフィードバックするか又はクライアントからDIDOアンテナにアップリンクを通じてデータストリームを送信するのに使用することができる。以下では、フィードバックCSI及びデータストリームをアップリンクストリームと呼ぶ。
・マルチ入力マルチ出力(MIMO):アップリンクストリームは、クライアントからDIDOアンテナに開ループMIMO多重化手法を用いて送信される。この方法は、全てのクライアントが時間/周波数同期化されると仮定する。一実施形態において、クライアント間の同期は、ダウンリンクからのトレーニングを用いて達成され、全てのDIDOアンテナは、同じ時間/周波数基準クロックにロックされると仮定される。異なるクライアントにおける遅延広がりの変化は、MIMOアップリンク手法の性能に影響を及ぼす可能性がある、異なるクライアントのクロック間のジッターを発生させる可能性があることに注意しなければならない。クライアントがMIMO多重化手法を用いてアップリンクストリームを送った後に、受信DIDOアンテナは、共チャネル干渉を相殺し、アップリンクストリームを個々に復調するために、非線形(すなわち、最大尤度ML)受信機又は線形(すなわち、ゼロ強制、最小二乗平均誤差)受信機を使用することができる。
・時分割多重アクセス(TDMA):異なるクライアントが、異なる時間スロットに割り振られる。全てのクライアントが、そのクライアントの時間スロットが利用可能である時にアップリンクストリームを送る。
・周波数分割多重アクセス(FDMA):異なるクライアントが、異なるキャリア周波数に割り振られる。マルチキャリア(OFDM)システムでは、トーンの部分集合が、アップリンクストリームを同時に送信する異なるクライアントに割り振られ、それによって待ち時間が低減する。
・符号分割多重アクセス(CDMA):全てのクライアントが、異なる擬似ランダムシーケンスに割り振られ、符号ドメインにおいてクライアント間の直交性が達成される。
無線チャネルの時間選択性、周波数選択性、及び空間選択性を利用するDIDOシステムのためのリンク適応方法は、米国特許第7,636,381号明細書に定められている。下記では、無線チャネルの時間/周波数選択性を利用するマルチキャリア(OFDM)DIDOシステムにおけるリンク適応用の本発明の実施形態を説明する。
ここで、n=0,...,L−1は、チャネルタップのインデックスであり、Lは、チャネルタップ数であり、β=1/σDSは、チャネル遅延広がり(σDS)に反比例するチャネル干渉帯域幅の指標であるPDP累乗指数である。低いβ値は、周波数フラットチャネルをもたらし、それに対して高いβ値は、周波数選択性チャネルを生成する。(式21)のPDPは、L個全てのチャネルタップにおける合計平均電力が統一されるように正規化される(式22)。
図27は、遅延ドメイン又は瞬間PDPにわたる低周波数選択性チャネル(β=1を仮定した)の振幅(上側のプロット図)と、DIDO2X2システムにおける周波数ドメインにわたるもの(下側のプロット図)を示している。第1の下付き文字は、クライアントを示し、第2の下付き文字は、送信アンテナを示している。図28には、高周波数選択性チャネル(β=0.1の)を示している。
・CSI推定:3171において、DIDO BTSは、全てのユーザからのCSIを受信する。ユーザには、1つ又は複数の受信アンテナを装備することができる。
・DIDO事前符号化:3172において、BTSは、全てのユーザに対するDIDO事前符号化重みを計算する。一実施形態において、これらの重みを計算するのにBDが使用される。事前符号化重みは、トーン毎に計算される。
・リンク−品質メトリックの計算:3173において、BTSは、周波数ドメインリンク品質メトリックを計算する。OFDMシステムでは、メトリックは、CSIと、全てのトーンに対するDIDO事前符号化重みとで計算される。本発明の一実施形態において、リンク−品質メトリックは、全てのOFDMトーンにわたる平均SNRである。この方法は、LA1(平均SNR性能に基づく)として定められる。別の実施形態において、リンク−品質メトリックは、(式23)の有効チャネルの周波数応答である。この方法は、LA2(周波数ダイバーシティを利用するトーン毎の性能に基づく)として定められる。全てのクライアントが単一アンテナを有する場合には、周波数ドメイン有効チャネルは、図29に示すものである。クライアントが複数の受信アンテナを有する場合には、リンク−品質メトリックは、全てのトーンにおける有効チャネル行列のFrobeniusノルムとして定められる。代替的に、全てのクライアントに対して、複数のリンク−品質メトリックは、(式23)の有効チャネル行列の特異値として定められる。
・ビットローディングアルゴリズム:3174において、リンク−品質メトリックに基づいて、BTSは、異なるクライアント及び異なるOFDMトーンに対するMCSを決定する。LA1法では、図30のRayleighフェーディングチャネルに対するSNR閾値に基づいて、全てのクライアント及び全てのOFDMトーンに対して同じMCSが使用される。LA2では、チャネル周波数ダイバーシティを利用するために、異なるMCSが異なるOFDMに割り振られる。
・事前符号化されたデータ送信:3175において、BTSは、ビットローディングアルゴリズムから導出されたMCSを用いてDIDO分散アンテナからクライアントに事前符号化されたデータストリームを送信する。事前符号化されたデータには、異なるトーンに対するMCSをクライアントに通信するために、1つのヘッダが取り付けられる。例えば、8つのMCSが利用可能であり、OFDM符号がN=64個のトーンを用いて定められる場合には、現在のMCSを全てのクライアントに通信するのにlog2(8)*N=192ビットが必要である。これらのビットを符号にマップするために4−QAM(2ビット/符号のスペクトル効率)が使用されると仮定すると、MCS情報をマップするのに192/2/N=1.5個のOFDM符号しか必要とされない。別の実施形態において、複数のサブキャリア(又はOFDMトーン)が部分帯域にグループ分けされ、制御情報に起因するオーバーヘッドを低減するために、同じMCSが、同じ部分帯域内の全てのトーンに割り振られる。更に、MCSは、チャネル利得(干渉時間に比例する)の時間変化に基づいて調節される。固定された無線チャネル(低いドップラー効果によって特徴付けられる)では、MCSは、チャネル干渉時間の全ての部分において計算し直され、それによって制御情報に必要とされるオーバーヘッドが低減する。
DIDOシステムの計算複雑度は、殆どが集中型プロセッサ又はBTSに局在化する。最も計算上高価な演算は、全てのクライアントのCSIからのこれらのクライアントに対する事前符号化重みの計算である。BD事前符号化が使用される場合には、BTSは、システム内のクライアント数と同数の特異値分解(SVD)演算を実施しなければならない。複雑度を軽減する1つの手法は、SVDが全てのクライアントに対して別々のプロセッサ上で計算される並列化処理によるものである。
ここで、Huは、システム内の他のDIDOクライアントに対応するチャネル行列である。
ここで、θkは、ユーザkに対して最適化されるパラメータセットであり、
は、重み内挿行列であり、
は、行列のFrobeniusノルムを表している。最適化問題は、次式のように書かれる(式26)。
ここで、Θkは、求解可能な最適化問題セットであり、θk,optは最適解である。
ここで、nは、OFDMトーンインデックスであり、Aは、トーン部分集合である。
ここで、0≦l≦(L0−1)であり、L0は、パイロットトーン数であり、N0=NFFT/L0である時に、cn=(n−1)/N0である。次に、(式28)の重み行列は、全てのアンテナからの統一的な電力送信を確実にするために、
であるように正規化される。N=1(クライアント毎に単一の受信アンテナ)である場合には、(式28)の行列は、ノルムに対して正規化されたベクトルになる。本発明の一実施形態において、パイロットトーンは、OFDMトーンの範囲で一様に選択される。別の実施形態において、パイロットトーンは、内挿誤差を最小にするために、CSIに基づいて適応的に選択される。
[引用文献1]A.Forenza及びS.G.Perlman著「System and method for distributed antenna wireless communications」、2009年12月2日出願の「System and method for distributed antenna wireless communications」という名称の米国特許出願出願番号第12/630,627号明細書
下記では、所定のユーザへの無線リンクを生成し、同時に他のユーザに対する干渉を抑制するように協働して作動する複数の分散送信アンテナを使用する無線周波数(RF)通信システム及び方法を説明する。異なる送信アンテナの間の調整は、ユーザクラスター化を用いて可能になる。ユーザクラスターは、所定のユーザが確実に検出することができる信号(すなわち、ノイズレベル又は干渉レベルよりも大きい受信信号強度)を有する送信アンテナ部分集合である。システム内の全てのユーザが、それ自体のユーザクラスターを定める。同じユーザクラスター内の送信アンテナによって送られた波形はコヒーレントに結合し、ターゲットユーザの場所においてRFエネルギを生成し、これらのアンテナによって到達可能なあらゆる他のユーザの場所においてゼロRF干渉点を生成する。
)を認識していると仮定する。簡略化のために、全てのユーザには、単一アンテナが装備されていると仮定するが、同じ方法は、ユーザ毎の複数の受信アンテナに拡張することができる。M個の送信アンテナからK個のユーザへのチャネルベクトル(
)を次式のように合成することによって得られるチャネル行列Hを考える。
ユーザkへのRFエネルギを生成する事前符号化重み(
)が、以下の条件を満たすように計算される。
ここで、
は、行列Hのk番目の行を除去することによって得られるユーザkの有効チャネル行列であり、0K×1は、全てゼロのエントリを有するベクトルである。
・DIDOクライアント:1つ又は複数のアンテナが装備されたユーザ端末。
・DIDO分散アンテナ:事前符号化されたデータストリームを複数のユーザに送信し、それによってユーザ間干渉を抑制するように協働して作動する送受信機。
・DIDO基地送受信機局(BTS):DIDO分散アンテナへの事前符号化された波形を発生させる集中型プロセッサ。
・DIDO基地局ネットワーク(BSN):BTSをDIDO分散アンテナ又は他のBTSに接続する有線バックホールDIDO分散アンテナは、BTS又はDIDOクライアントの場所に対するこれらのアンテナの空間分布に基づいて異なる部分集合にグループ分けされる。図36に示すように、3タイプのクラスターが定められる。
・スーパークラスター3640:このクラスターは、全てのBTSとそれぞれのユーザの間の往復待ち時間が、DIDO事前符号化ループの制約条件内に収まるように、1つ又は複数のBTSに接続したDIDO分散アンテナのセットである。
・DIDOクライアント3641:このクラスターは、同じBTSに接続したDIDO分散アンテナセットである。スーパークラスターが1つのBTSのみを含む場合には、その定義はDIDOクラスターと一致する。
・ユーザクラスター3642:このクラスターは、事前符号化されたデータを所定のユーザに協働して送信するDIDO分散アンテナのセットである。
a.リンク品質測定:全てのDIDO分散アンテナと全てのユーザの間のリンク品質がBTSに報告される。リンク−品質メトリックは、信号対ノイズ比(SNR)又は信号対干渉プラスノイズ比(SINR)から構成される。一実施形態において、DIDO分散アンテナは、トレーニング信号を送信し、ユーザは、このトレーニングに基づいて受信信号品質を推定する。トレーニング信号は、ユーザが異なる送信機の間で区別を付けることができるように、時間ドメイン、周波数ドメイン、又は符号ドメインにおいて直交するように設計される。代替的に、DIDOアンテナは、1つの特定の周波数(すなわち、ビーコンチャネル)において狭帯域信号(すなわち、単一のトーン)を送信し、ユーザは、このビーコン信号に基づいてリンク品質を推定する。図38aに示すようにデータを首尾良く復調するために、1つの閾値が、ノイズレベルよりも高い最小信号振幅(又は電力)として定められる。この閾値よりも小さいいかなるリンク−品質メトリックもゼロであると仮定する。リンク−品質メトリックは、有限のビット数にわたって量子化され、送信機にフィードバックされる。異なる実施形態において、アップリンク(UL)経路損失とダウンリンク(DL)経路損失の間の相互性を仮定して、トレーニング信号又はビーコンがユーザから送られ、リンク品質は、DIDO送信アンテナにおいて推定される(図38bの場合のように)。経路損失相互性は、UL周波数帯域とDL周波数帯域が比較的近い場合に、時分割複信(TDD)システム(同じ周波数のULチャネルとDLチャネルを有する)及び周波数分割複信(FDD)システムにおいて現実的な仮定であることに注意しなければならない。全てのBTSが、異なるDIDOクラスターにわたって全てのアンテナ/ユーザ結合の間のリンク品質を認識するように、リンク−品質メトリックに関する情報は、図37に示すようにBSNを通じて異なるBTSの間で共有される。
b.ユーザクラスターの定義:DIDOクラスター内の全ての無線リンクのリンク−品質メトリックは、BSNを通じて全てのBTSの間で共有されるリンク品質行列へのエントリである。図37のシナリオにおけるリンク品質行列の一例を図39に示している。リンク品質行列は、ユーザクラスターを定めるのに使用される。例えば、図39は、ユーザU8に対するユーザクラスターの選択を示している。最初に、ユーザU8に対して非ゼロリンク−品質メトリックを有する送信機(すなわち、作動送信機)の部分集合が識別される。これらの送信機は、ユーザU8に対するユーザクラスターに集まっている。次に、このユーザクラスター内の送信機からの他のユーザに対する非ゼロエントリを含む部分行列が選択される。リンク−品質メトリックは、ユーザクラスターを選択するためだけに使用されるので、2ビットだけで量子化することができ(すなわち、図38の閾値を超える状態か又は下回る状態かを識別するために)、それによってフィードバックオーバーヘッドが軽減されることに注意しなければならない。
c.BTSへのCSI報告:ユーザクラスターが選択されると、このユーザクラスター内の全ての送信機からのCSIが全てのBTSに対して利用可能にされる。CSI情報は、BSNを通じて全てのBTSの間で共有される。TDDシステムでは、ULチャネルを通じたトレーニングからCSIを導出するように、UL/DLチャネル相互性を利用することができる。FDDシステムでは、全てのユーザからBTSへのフィードバックチャネルが必要である。フィードバック量を軽減するために、リンク品質メトリックの非ゼロエントリに対応するCSIしかフィードバックされない。
d.DIDO事前符号化:最後に、異なるユーザクラスターに対応する全てのCSI部分行列にDIDO事前符号化が適用される(例えば、関連の米国特許出願に記載されているように)。一実施形態において、有効チャネル行列
の特異値分解(SVD)が計算され、ユーザkに対する事前符号化重みwkが、
のヌル部分空間に対応する右特異ベクトルとして定められる。代替的に、M>kであり、SVDが、有効チャネル行列を
として分解する場合には、ユーザkに対するDIDO事前符号化重みは次式によって与えられる。
ここで、uoは、列が
のヌル部分空間の特異ベクトルである行列である。基本的な線形代数学の考察から、行列
のヌル部分空間内の右特異ベクトルは、ゼロ固有値に対応するCの固有ベクトルに等しいことを見ることができる。
ここで、有効チャネル行列は、SVDに従って
として分解される。この場合に、
のSVDを計算することに対する1つの変形は、Cの固有値分解を計算することである。
べき乗法等の固有値分解を計算するためのいくつかの方法が存在する。Cのヌル部分空間に対応する固有ベクトルにしか興味がないので、反復によって説明される逆べき乗法を使用する。
ここで、初回の反復におけるベクトル(ui)は、ランダムベクトルである。ヌル部分空間の固有値(λ)が既知(すなわち、ゼロ)である場合、逆べき乗法は収束するのに1回の反復しか必要とせず、それによって計算複雑度が軽減される。この場合に、事前符号化重みベクトルを次式のように書く。
ここで、u1は、1に等しい実数エントリを有するベクトルである(すなわち、事前符号化重みベクトルは、C-1の列の和である)。DIDO事前符号化の計算は、1回の行列反転を必要とする。Strassenのアルゴリズム[引用文献1]又はCoppersmith−Winogradのアルゴリズム[引用文献2、3]等の行列反転の複雑度を軽減するためのいくつかの数値解が存在する。Cは、定義によってエルミート行列であるので、別の手法は、Cをその実数成分と虚数成分に分解し、[引用文献4、第11.4節]の方法に従って実数行列の行列反転を計算することである。
[引用文献1]S.Robinson著「Toward an Optimal Algorithm for Matrix Multiplication」、SIAM News、第38巻、第9号、2005年11月
ここで、
は、送信信号を説明する偏波ベクトルであり、
は、送信アレイ及び受信アレイそれぞれを説明する偏波ベクトル位置であり、
は、次式によって与えられる送信ベクトル位置と受信ベクトル位置の間のシステム応答を説明する行列である。
ここで、
は、それぞれ送信アレイ応答及び受信アレイ応答であり、
は、エントリが送信方向
と受信方向
の間の複素利得であるチャネル応答行列である。DIDOシステムでは、ユーザデバイスは、1つ又は複数のアンテナを有することができる。簡略化のために、理想的な等方性パターンを有する単一アンテナ受信機を仮定し、システム応答行列を次式のように書き直す。
ここでは、送信アンテナパターン
しか着目していない。
ここで、
であり、Pは、アンテナアレイを定める空間であり、
であり、
ここで、
である。無偏波アンテナに対しては、アレイ応答を考察することは、上述の積分核を考察することと同等である。以下では、異なるタイプのアレイのための積分核の式に対して閉形であることを示している。
長さL(波長によって正規化された)の無偏波線形アレイと、z軸に沿って向けられ、原点を中心とするアンテナ要素とに対して、積分核は、[引用文献29]によって与えられている。
ここで、
である。ブロードサイドアレイでは
であり、エンドファイアでは
であることを見ることができる。
半径R(波長によって正規化された)の球形アレイに対する積分核は、[引用文献29]によって与えられる。
球形アレイの分解能とその面積Aの間の関係を図43に示している。中央の球体は、面積Aの球形アレイである。単位球体上へのチャネルクラスターの投影は、クラスターの角度広がりに比例するサイズを有する異なる散乱領域を定める。「コヒーレンスエリア」と呼ぶ各クラスター内のサイズ1/Aのエリアは、アレイの放射場の基底関数の投影を表し、波ベクトルドメインにおけるアレイの分解能を定める。
従来の複数入力複数出力(MIMO)システムにおける自由度数をアレイサイズの関数として計算することで始める。無偏波線形アレイ並びにWiFiシステムに対する「IEEE 802」.11nにおける屋内、及びセルラーシステムに対する3GPP−LTE規格における屋外という2タイプのチャネルモデルを考える。[引用文献3]の屋内チャネルモードは、範囲[2,6]内のクラスター数と、範囲[15°,40°]内の角度広がりとを定める。市街地マイクロ屋外チャネルモデルは、約6個のクラスターと、基地局において約20°の角度広がりとを定める。
高速無線サービスへの高まる要求、及び増加するセルラー電話加入者数は、無線産業界において過去30年にわたって初期のアナログ音声サービス(AMPS[引用文献1〜2])からデジタル音声(GSM[引用文献3〜4]、IS−95CDMA[引用文献5])、データトラフィック(EDGE[引用文献6]、EV−DO[引用文献7])、及びインターネット走査検索(WiFi[引用文献8〜9]、WiMax[引用文献10〜11]、3G[引用文献12〜13]、4G[引用文献14〜15])をサポートする規格に急激な技術革命をもたらした。これらの年代を通したこの無線技術の成長は、以下の2つの主な手法によって可能にされている。
i)出現する新しい規格をサポートするために、連邦通信委員会(FCC)[引用文献16]は、新しいスペクトルを割り当てている。例えば、第1世代AMPSシステムでは、増加するセルラークライアント数をサポートするために、FCCによって割り当てられたチャネル数は、1983年の初期の333から1980年代末期の416まで増加した。更に、最近では、1985年に遡ってFCCによって割り当てられた無認可のISM帯域の使用により、WiFi、Bluetooth(登録商標)、及びジグビー等の技術の商業化が可能になった[引用文献17]。
ii)無線産業界は、より高いデータ速度のリンク及びより大きい加入者数をサポートするために、限られた利用可能スペクトルをより効率的に利用する新しい技術を作り出している。無線分野における1つの大きな革命は、改善されたスペクトル効率に起因して所定の周波数帯域において大幅に高い通話量を可能にした1990年代のアナログAMPSシステムからデジタルD−AMPS及びGSM(登録商標)への移行であった。別の急激な転換は、2000年代初めに、複数入力複数出力(MIMO)等の空間処理技術によってもたらされ、それまでの無線ネットワークに4倍優るデータ速度改善をもたらし、様々な規格(すなわち、WiFiのための「IEEE 802」.11n、WiMaxのための「IEEE 802」.16、4G−LTEのための3GPP)によって採用されている。
i)新しいタイプの無線運用(すなわち、認可対無認可)を可能にし、及び/又は新しいRF電力放出量制限を満たすためのスペクトル再構成可能性。この特徴は、認可スペクトル対無認可スペクトルの使用に向けて予め計画を立てる必要はなく、必要な場合にいつでもスペクトルオークションを可能にする。更に、この特徴は、FCCによって施行される新しい電力放出量レベルを満たすように送信電力レベルを調節することを可能にする。
ii)新しい技術が提供される時に、既存の技術との干渉を回避しながら、帯域を動的に再割り当てすることができるような同じ帯域内で作動する異なる技術の共存(すなわち、ホワイトスペースと無線マイクロフォン、WiFiとBluetooth/ジグビー)。
iii)より高いスペクトル効率と、より良好なカバレージと、より高いQoSを要求する新しいタイプのサービス(すなわち、HDビデオストリーミング)をサポートするための改善された性能とを提供することができるより高度な技術にシステムが移行する際の無線基盤構造の滑らかな進化。
[引用文献1]Wikipedia、「Advanced Mobile Phone System」、http://en.wikipedia.org/wiki/Advanced_Mobile_Phone_System
[引用文献1]A.A.M.Saleh及びR.A.Valenzuela著「A statistical model for indoor multipath propagation」、IEEE Jour.Select.Areas in Comm.、第195巻、SAC−5、第2号、128〜137ページ、1987年2月
Claims (34)
- 無線チャネル内のコヒーレンスエリアを利用して異なるユーザへの複数の非干渉データストリームを生成する複数ユーザ(MU)−複数アンテナシステム(MAS)。
- 事前符号化が、異なるユーザに対して別々のコヒーレンスエリアを生成するために使用されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 非線形事前符号化又は線形事前符号化が、異なるユーザに対して非干渉チャネルを生成するために使用されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 前記非線形事前符号化は、dirty−paper符号化(DPC)又はTomlinson−Harashima事前符号化を含み、前記線形事前符号化は、ブロック対角化(BD)又はゼロ強制ビーム形成(ZF−BF)を含むことを特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 限定フィードバック技術が、前記ユーザから前記MU−MASにチャネル状態情報(CSI)を送るために使用されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- コードブックが、送信アレイの放射場にわたる基底関数に基づいて構築されることを特徴とする請求項4に記載のシステム。
- 前記事前符号化は、前記無線チャネルがドップラー効果に起因して変化するときに前記ユーザに対する非干渉コヒーレンスエリアを生成するために継続的に更新されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 前記コヒーレンスエリアのサイズが、ユーザの分布に基づいて動的に調節されることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 分散入力分散出力(DIDO)システムであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 複数ユーザ(MU)−複数アンテナシステム(MAS)において無線チャネル内のコヒーレンスエリアを利用して異なるユーザへの複数の非干渉データストリームを生成する段階、
を含むことを特徴とする方法。 - 送信の前にデータストリームを事前符号化して異なるユーザに対して別々のコヒーレンスエリアを生成する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。 - 非線形事前符号化又は線形事前符号化が、異なるユーザに対して非干渉チャネルを生成するために使用されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記非線形事前符号化は、dirty−paper符号化(DPC)又はTomlinson−Harashima事前符号化を含み、前記線形事前符号化は、ブロック対角化(BD)又はゼロ強制ビーム形成(ZF−BF)を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 限定フィードバック技術を用いて前記ユーザから前記MU−MASにチャネル状態情報(CSI)を送る段階、
を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 送信アレイの放射場にわたる基底関数に基づいてコードブックを構築する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 前記無線チャネルがドップラー効果に起因して変化するときに前記ユーザに対して非干渉コヒーレンスエリアを生成するために前記事前符号化を継続的に更新する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - ユーザの分布に基づいてコヒーレンスエリアのサイズを動的に調節する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 前記MU−MASシステムは、分散入力分散出力(DIDO)システムであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- マルチユーザ無線スペクトルの計画的な進化及び廃用化を可能にするシステムであって、
互いに通信可能に結合された1つ又は複数の集中型プロセッサと、
有線又は無線接続を通じて前記集中型プロセッサに通信可能に結合された1つ又は複数の分散ノードであって、該CPが、進化するネットワークアーキテクチャ設計に従って該分散ノードの構成を動的に調節する前記1つ又は複数の分散ノードと、
を含むことを特徴とするシステム。 - 前記分散ノードは、それらの識別番号と他の再構成可能システムパラメータとを前記集中型プロセッサと共有することを特徴とする請求項19に記載のシステム。
- 全ての分散ノードに関する情報が、全ての集中型プロセッサによって共有されるデータベースに格納されることを特徴とする請求項20に記載のシステム。
- 前記再構成可能システムパラメータは、電力放出量、周波数帯域、変調/符号化手法を含むことを特徴とする請求項20に記載のシステム。
- 前記分散ノードは、ソフトウエア定義型無線であることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
- 前記ソフトウエア定義型無線は、ベースバンド信号処理のためのアルゴリズムを実行するFPGA、DSP、GPU、及び/又はGPCPUを含むことを特徴とする請求項23に記載のシステム。
- 前記ソフトウエア定義型無線は、前記集中型プロセッサによって遠隔的に再構成されることを特徴とする請求項24に記載のシステム。
- 前記分散ノードは、クラウド無線システムが、進化する無線アーキテクチャに適応するときに定期的又は瞬時に再構成されることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
- マルチユーザ無線スペクトルの計画的な進化及び廃用化を可能にする方法であって、
1つ又は複数の集中型プロセッサを互いに通信可能に結合する段階と、
1つ又は複数の分散ノードを有線又は無線接続を通じて前記集中型プロセッサに通信可能に結合する段階であって、該CPが、進化するネットワークアーキテクチャ設計に従って該分散ノードの構成を動的に調節する前記通信可能に結合する段階と、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記分散ノードは、それらの識別番号と他の再構成可能システムパラメータとを前記集中型プロセッサと共有することを特徴とする請求項27に記載の方法。
- 全ての分散ノードに関する情報が、全ての集中型プロセッサによって共有されるデータベースに格納されることを特徴とする請求項28に記載の方法。
- 前記再構成可能システムパラメータは、電力放出量、周波数帯域、変調/符号化手法を含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
- 前記分散ノードは、ソフトウエア定義型無線であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
- 前記ソフトウエア定義型無線は、ベースバンド信号処理のためのアルゴリズムを実行するFPGA、DSP、GPU、及び/又はGPCPUを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 前記ソフトウエア定義型無線は、前記集中型プロセッサによって遠隔的に再構成されることを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 前記分散ノードは、クラウド無線システムが、進化する無線アーキテクチャに適応するときに定期的又は瞬時に再構成されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
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