JP2019080005A - 電子回路ユニットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図9は、本実施形態に係る電子回路ユニット1の全体を示す斜視図である。
本実施形態においては、電子回路ユニット1が有するコネクタ30の接続部32a,32bの開口方向(図8、図9の矢印A1方向)を前方として説明する。また、当該コネクタ30の端子37a,37b側(図8、図9の矢印A2方向)を後方として説明する。図8、図9の矢印A3方向を右方、図8、図9の矢印A4方向を左方として説明する。図9の上側を上方として説明する。
電子回路ユニット1は、基板10を有する。基板10は、第1電装品と第2電装品と第3電装品とを制御する制御部を有する。
第2電装品は、コントロールバルブ等の油圧装置に含まれる機器であって、電子回路ユニット1が操作量に基づいて演算した制御信号に基づいて油圧装置を作動させる機器である。この実施形態では、第2電装品は、ソレノイドである。
電子回路ユニット1は、基板10本体に実装された複数の電子部品11を有する。この複数の電子部品11は、例えば、CPU(中央演算処理ユニット)やメモリやソレノイドを駆動する電子回路(ドライバ)等である。
部22bとは、前後方向で対向する。第3壁部22cは、筐体20の右部を構成し、第1壁部22aと第2壁部22bの右部同士と連結している。第4壁部22dは、筐体20の左部を構成し、第1壁部22aと第2壁部22bの左部同士を連結している。第3壁部22cと第4壁部22dとは、横方向で対向する。
第1コネクタ30aには、第1ケーブル及び第2ケーブルの接続コネクタが接続される。言い換えると、第1コネクタ30aは、作業機の情報を伝送する接続コネクタを接続可能なコネクタ30である。第1コネクタ30aについて詳しく説明すると、図8に示すように、第1コネクタ30aは、コネクタハウジング31aと、端子37aとを有する。コネクタハウジング31aは、接続部32aと、基板取付部33aと、取付部34aと、固定部35aを有する。本実施形態において、第1コネクタ30aは、2つの接続部32aを有する。
ばよい。
クタ30bを基板10に固定する。なお、第2コネクタ30bと基板10との固定方法は特に限定されるものではなく、例えば、基板取付部33bに開口された孔と、当該孔にネジやボルトを挿入するような構成であってもよい。
さて、以下において、上述したような電子回路ユニット1の製造方法について説明する。図10に示すように、電子回路ユニット1の製造方法は、取付工程S1と、実装工程S2と、取外工程S3と、収納工程S4と、樹脂工程S5と、を含む。
図3に示すように、仮止工程S2aは、治具50に取り付けた第1コネクタ30a及び第2コネクタ30bを、基板10に仮止めする工程である。具体的に説明すると、第1コ
ネクタ30aの固定部35の貫通孔35a1に対応して基板10上に形成された第1固定孔13と、当該貫通孔35a1とを位置合わせする。第2コネクタ30bの爪部35b1を第2固定孔14に挿入して、第2コネクタ30bを基板10に固定する。係る場合、第1コネクタ30aの接続端子37a1及び第2コネクタ30bの接続端子37b1が、基板10に設けられたスルーホール12に挿入される。基板10の下面から第1固定孔13にネジ35a2を挿入して、第1コネクタ30aを基板10に固定する。
半田工程S2bは、仮止工程S2aで基板10に仮止めされた第1コネクタ30aの端子37a及び第2コネクタ30bの端子37bを、基板10に半田付けする工程である。具体的に説明すると、例えば、端子37a,37bの半田付けは、噴流半田槽を用いて行う。なお、半田付けの方法は、噴流半田槽に限定されず、例えば、スポットフロー、或いはその他の方法であってもよい。
を第1壁部22aに圧入する。具体的に説明すると、収納工程S4では、第1コネクタ30aの各板状部材34a1の外周側、及び第2コネクタ30bの各板状部材34b1の外周側を、筐体20に形成された係合溝26に圧入し、且つ基板10を筐体20に収納する。係る場合、第1コネクタ30aの取付部34aの上部と、第2コネクタ30bの取付部34bの上部と、筐体20の第1壁部22aの上部と、が面一となる。また、図8に示すように、第1コネクタ30aの取付部34aと、第2コネクタ30bの取付部34bとの位置は直線状に並んでいる。このため、第1コネクタ30aの取付部34a及び第2コネクタ30bの取付部34bを係合溝26に容易に圧入することができる。また、本実施形態では、治具50を用いて、第1コネクタ30aと第2コネクタ30bとの相対位置を正確に位置合わせした状態で第1コネクタ30a及び第2コネクタ30bを基板10に実装している。このため、第1コネクタ30a及び第2コネクタ30bを筐体20に圧入したときに接続端子37a1,37b1及び半田にストレスがかからない。これにより、作業機の長期間の使用期間中に、作業機の振動や、温度変化(温度サイクル)に起因する応力が繰り返し作用した場合であっても、コネクタ30の接続端子37a1,37b1及び半田にかかる負担を軽減し、クラックの発生や端子の接続不良等の不具合を防止することができる。
また、筐体20は、被取付部として、前記所定間隔に対応する溝幅を有する係合溝26を備え、収納工程S4では、対向配置された板状部材34a1,34b1を、筐体20に形成された係合溝26に挿入することにより取付部34a,34bを被取付部に取り付け
る。これにより、コネクタ30を筐体20に容易に取り付けることができる。
また、電子回路ユニット1は、作業機に搭載される電子回路ユニットであって、複数のコネクタ30は、作業機の情報を伝送する接続コネクタを接続可能な第1コネクタ30aと、映像信号を含む信号を伝送する接続コネクタを接続可能な第2コネクタ30bとを含む。これにより、過酷な環境下で使用される作業機に用いられる場合であっても、クラックの発生等に起因する作業機の情報伝達機能の低下や映像品位の低下などを抑制できる。
なお、上述した実施形態では、取付工程S1において、第1コネクタ30a及び第2コネクタ30bの全てのコネクタ30を治具50に取り付けたが、これに限るものではない。例えば、取付工程S1では複数のコネクタ30のうちの一部のコネクタを治具50に取り付け、
仮止工程S2aにおいて複数のコネクタ30のうちの他のコネクタを基板10に仮止し、基板10に仮止した前記他のコネクタに、前記一部のコネクタが取り付けられた治具50を取り付けるようにしてもよい。或いは、取付工程S1において複数のコネクタ30のうちの一部のコネクタを治具50に取り付け、仮止工程S2aにおいて治具50が取り付けられたコネクタを基板10に仮止し、基板10に仮止されているコネクタに取り付けられている治具50に複数のコネクタ30のうちの他のコネクタを取り付けて基板10に仮止するようにしてもよい。
えられる板状部材34a1,34b1はそれぞれ1枚であってもよく、3枚以上であってもよい。
また、本実施形態では、電子回路ユニット1が作業機の電装品の制御を行う制御部である構成について説明したが、これに限らず、例えば、各種信号を中継する中継部、各種情報を記録する記録部、各種情報の通信を行う通信部等であってもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
8 ポッティング材
10 基板
20 筐体
26 係合溝
30 コネクタ
34 取付部(鍔部)
34a1 板状部材
34b1 板状部材
37 端子
37a 端子(第1コネクタ)
37b 端子(第2コネクタ)
50 治具
S1 取付工程
S2 実装工程
S2b 半田工程
S2c 除去工程
S3 取外工程
S4 収納工程
S5 ポッティング工程(樹脂工程)
Claims (8)
- 複数のコネクタが実装された基板と、前記基板を収納した筐体とを備え、前記複数のコネクタに設けられた取付部が前記筐体に設けられた被取付部に取り付けられている電子回路ユニットの製造方法であって、
前記複数のコネクタの前記取付部に治具を取り付けることにより、前記コネクタ同士の位置決めを行う取付工程と、
前記治具を取り付けた前記複数のコネクタを前記基板に実装する実装工程と、
前記実装工程後に前記複数のコネクタから前記治具を取り外す取外工程と、
前記取外工程後に前記複数のコネクタの前記取付部を前記筐体の前記被取付部に取り付けて前記基板を前記筐体に収納する収納工程とを含む電子回路ユニットの製造方法。 - 前記取付部は、互いに所定間隔を隔てて対向配置された複数の板状部材を有し、
前記取付工程では、前記板状部材同士の間に前記冶具を嵌め込むことにより、前記治具を前記コネクタに取り付ける請求項1に記載の電子回路ユニットの製造方法。 - 前記筐体は、前記被取付部として、前記所定間隔に対応する溝幅を有する係合溝を備え、
前記収納工程では、対向配置された前記板状部材を、前記筐体に形成された前記係合溝に挿入することにより前記取付部を前記被取付部に取り付ける請求項2に記載の電子回路ユニットの製造方法。 - 前記実装工程では、前記複数のコネクタに設けられた端子を前記基板に半田付けする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子回路ユニットの製造方法。
- 前記実装工程は、
前記複数のコネクタを前記基板の外縁部よりも内側に配置して前記半田付けを行う半田工程と、
前記半田工程の後、前記基板の前記外縁部を除去することにより、前記取付部を含む前記コネクタの一部を前記基板の基板面上の領域の外側に配置する除去工程とを含む請求項4に記載の電子回路ユニットの製造方法。 - 複数のコネクタが実装された基板と、前記基板を収納した筐体と、前記複数のコネクタに取り付けられて前記コネクタ同士の位置決めを行う治具とを備え、前記治具は前記複数のコネクタに設けられた取付部に取り付けられており、前記治具が前記筐体に設けられた被取付部に取り付けられている電子回路ユニットの製造方法であって、
前記複数のコネクタの前記取付部に前記治具を取り付けることにより、前記コネクタ同士の位置決めを行う治具取付行程と、
前記治具を取り付けた前記複数のコネクタを前記基板に実装する実装工程と、
前記実装工程後に前記治具を前記筐体に取り付けて前記基板を前記筐体に収納する収納工程とを含む電子回路ユニットの製造方法。 - 作業機に搭載される電子回路ユニットの製造方法であって、
前記複数のコネクタは、
前記作業機の情報を伝送する接続コネクタを接続可能な第1コネクタと、
映像信号を含む信号を伝送する接続コネクタを接続可能な第2コネクタと、を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子回路ユニットの製造方法。 - 前記収納工程は、前記筐体に収容された前記基板を樹脂で覆うポッティング工程を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子回路ユニットの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021012925A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | ホシデン株式会社 | 防水型電子部品及びその組立方法 |
DE112022000960T5 (de) | 2021-10-12 | 2023-11-23 | Fuji Electric Co., Ltd. | Leistungswandlervorrichtung, steckverbinder-fixieraufbau und verfahren zum herstellen einer leistungswandlervorrichtung |
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JP7233325B2 (ja) | 2019-07-04 | 2023-03-06 | ホシデン株式会社 | 防水型電子部品及びその組立方法 |
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