JP2019078414A - 浴室システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが温泉地での入浴を疑似的に体験するときの浴室内の気温や湿度を適切に調整することで、当該疑似的な体験のリアル感を高めることができる浴室システムを提供する。【解決手段】浴室システム1は、浴室BR内の空調に関する運転を実行可能な空調装置3を備えており、この空調装置3の制御装置32は、浴室BR内の室温及び湿度を、ユーザが指定した温泉地における当日又はその直前の実際の気温及び湿度に近づけるように、空調装置3の運転制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、浴室内の環境を制御するシステムに関する。
従来、例えば特許文献1、2に見られるように、浴槽内の湯温、浴槽内の湯への入浴剤の配合、浴室内で表示させる映像、浴室内で発生させる音響等を、ユーザにより指定された温泉地に適合させて自動的に制御することで、ユーザが所望の温泉地での入浴を疑似的に体験し得るようにしたシステムが提案されている。
特開2007−229295号公報 特開2004−301378号公報
ところで、実際の温泉地で露天風呂等に入浴した場合、風呂の湯の状態や周辺の景色、音響状態以外にも、入浴時における風呂の周辺の実際の気温、湿度等の環境状態が、入浴者が受ける印象に大きな影響を及ぼすと考えられる。
このため、ユーザが自宅等の浴室で疑似的な温泉入浴を体験する場合、リアル感を極力高める上では、浴室内の室温、湿度等の環境状態を、温泉地における現実の環境状態に、極力近い状態にすることが望ましいと考えられる。
しかしながら、前記特許文献1,2に見られるシステムでは、浴室内の空調は行われるものの、該空調は、温泉地での風呂の周辺の実際の気温や湿度を考慮して行われるものではない。このため、前記特許文献1,2に見られるシステムでは、ユーザの入浴時における浴室内の温度や湿度が、実際の温泉地における現実の気温や湿度と乖離したものとなりやすい。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、ユーザが温泉地での入浴を疑似的に体験するときの浴室内の気温や湿度を適切に調整することで、当該疑似的な体験のリアル感を高めることができる浴室システムを提供することを目的とする。
本発明の浴室システムは、上記の目的を達成するために、浴室内の室温及び湿度の少なくとも一方の状態量から成る浴室内環境状態量を調整する機能を有する空調装置と、
ユーザが指定した温泉地を示す情報である温泉地指定情報を取得する温泉地指定情報取得部と、
前記温泉地指定情報により示される温泉地における当日又はその直前の実際の気温及び湿度のうち、前記浴室内環境状態量と同種の状態量の値を示す情報を少なくとも含む実環境情報を外部ネットワークを介して取得する実環境情報取得部と、
前記浴室内環境状態量の値を、前記実環境情報により示される値に近づけるように前記空調装置の運転制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
なお、本発明において、前記「当日」というのは、前記ユーザが浴室で入浴を行う当日を意味する。
かかる本発明によれば、ユーザが入浴を行う浴室内の室温及び湿度の一方又は両方が、ユーザが指定した温泉地における当日又はその直前の実際の気温及び湿度に近いものとなるように空調装置の運転制御が行われる。このため、ユーザは、実際の温泉地に現実に所在しているような感覚で入浴を行うことができる。
よって、本発明によれば、ユーザが温泉地での入浴を疑似的に体験することのリアル感を高めることができる。
また、本発明では、前記空調装置は、前記浴室内の風速を調整する機能をさらに有し、前記実環境情報取得部が取得する前記実環境情報は、前記温泉地指定情報により示される温泉地における当日又はその直前の実際の風速を示す情報を含み、前記制御部は、前記浴室内環境状態量の値を、前記実環境情報により示される値に近づけることに加えて、前記浴室内の風速を前記実環境情報により示される風速に近づけるように前記空調装置の運転制御を行うように構成されていることが好ましい。
これによれば、ユーザが入浴を行う浴室内の室温及び湿度の一方又は両方に加えて、浴室内の風速が、ユーザが指定した温泉地における当日又はその直前の実際の風速に近いものとなるように空調装置の運転制御が行われる。
このため、ユーザが温泉地での入浴を疑似的に体験することのリアル感をより一層高めることができる。
本発明の実施形態の浴室システムの全体構成を示す図。 実施形態の浴室システムに備えた浴室リモコンの機能的構成を示すブロック図。 実施形態の浴室システムに備えた台所リモコンの機能的構成を示すブロック図。
本発明の一実施形態を図1〜図3を参照して以下に説明する。図1に示すように、本実施形態の浴室システム1は、任意の住戸Hに備えられたシステムである。該浴室システム1は、住戸Hの浴室BR内の浴槽BTへの湯はりを行う湯はり運転等の風呂運転と、浴室BR、台所等の給湯対象箇所(カラン、シャワー等が配置された箇所)への給湯を行う給湯運転とを実行可能な風呂給湯装置2と、浴室BR内の空調に係る種々の運転(冷房運転、暖房運転等)を実行可能な空調装置3とを備える。
なお、風呂給湯装置2が実行する風呂運転には、湯はり運転のほか、浴槽BT内の湯水の追い焚きを行う追い焚き運転、浴槽BTへの足し湯を行う足し湯運転、浴槽BT内の湯水の保温を行う保温運転等が含まれ得る。
風呂給湯装置2は、湯水の加熱を行う熱源機10と、熱源機10の作動制御等を行う機能を有する制御装置11と、風呂給湯装置2の運転操作用のリモコン12,13と、種々の映像を表示可能な映像表示器14とを含む。
映像表示器14は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等により構成され、浴室BRに設置されている。なお、映像表示器14は、テレビ受像機の機能を含んでいてもよい。また、映像表示器14は、浴槽BTの壁面等に映像を投影するプロジェクタにより構成されていてもよい。
熱源機10は、本実施形態では、湯水を加熱するために、図示を省略するバーナ及び熱交換器を内蔵した公知の構成の燃焼式の熱源機であり、水道水等の給湯用水を熱源機10に導入するための給水配管15と、加熱した給湯用水を浴室BR、台所等の給湯対象箇所に供給するための給湯配管16と、加熱した給湯用水を浴槽BTに供給したり、浴槽BT内の湯水を浴槽BTとの間で循環させるための浴槽配管17とが接続されている。
この熱源機10は、給湯運転時には、給水配管15から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱し、加熱した給湯用水(湯)を給湯配管16を介して給湯対象箇所に供給する。また、湯はり運転時、あるいは足し湯運転時には、熱源機10は、給水配管15から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱し、加熱した給湯用水(湯)を浴槽配管17を介して浴槽BTに供給する。また、追い焚き運転時、あるいは保温運転時には、熱源機10は、浴槽BT内の湯水を浴槽配管17を介して循環させつつ、該湯水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱する。
制御装置11は、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成され、熱源機10に搭載されている。該制御装置11(以降、風呂給湯制御装置11という)は、リモコン12,13及び後述する空調制御装置32(空調装置3の制御装置32)のそれぞれとの間で相互に通信し得るように、リモコン12,13及び空調制御装置32のそれぞれに有線接続されていると共に、映像表示器14に表示させる映像情報を該映像表示器14に送信し得るように該映像表示器14に有線接続されている。
なお、風呂給湯制御装置11と、リモコン12,13及び空調制御装置32のそれぞれとの間の通信方式は、有線通信に限らず、Wi-Fi(登録商標)もしくはBluetooth(登録商標)等の無線通信方式であってもよい。
そして、風呂給湯制御装置11は、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)により実現される機能として、前記給湯運転及び風呂運転に係る熱源機10の作動制御(熱源機10に搭載されている種々の制御機器の作動制御)を行う機能、リモコン12,13及び空調制御装置32と通信を行う機能、映像表示器14で表示させる映像情報を該映像表示器14に送信する機能、種々の演算処理を実行する機能等を有する。この場合、風呂給湯制御装置11は、空調制御装置32との通信を行うことで、空調装置3の作動を間接的に制御することも可能である。
また、本実施形態では、風呂給湯制御装置11は、その動作モードとして、浴室BRで入浴するユーザに、該ユーザが希望する温泉地での温泉入浴を疑似的に体験させるための温泉入浴モードを有しており、該温泉入浴モードでは、後述する如く、風呂運転に係る制御処理を実行すると共に、空調装置3の所要の運転を行わせる指令を空調制御装置32に送信する。
リモコン12,13のうち、リモコン12は、浴室BRに設置されるリモコン、リモコン13は、浴室BR以外の箇所、例えば台所に設置されるリモコンである。以降、リモコン12を浴室リモコン12、リモコン13を台所リモコン13という。
浴室リモコン12は、本実施形態では、例えば図2に示す如く構成されている。すなわち、浴室リモコン12は、該浴室リモコン12の動作に関する制御処理を実行可能なリモコン制御部12aと、複数の操作スイッチにより構成される操作部12bと、種々の情報を表示する表示部12cと、音声、警報音、メロディ等の種々の音響情報を出力する発音部12dと、浴室BRの室温を検出する温度センサ12eと、浴室BRの湿度を検出する湿度センサ12fとを備える。
表示部12cは、液晶表示器、LED表示器等により構成され、発音部12dは、スピーカ等により構成される。
リモコン制御部12aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成される。そして、リモコン制御部12aは、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)によって実現される機能として、操作部12bから入力される操作信号に基づいて該操作部12bの操作を認識する機能、温度センサ12e及び湿度センサ12fのそれぞれから入力される検出信号に基づいて、浴室BRの実際の室温及び湿度の検出値をそれぞれを認識する機能、表示部12c及び発音部12dのそれぞれの動作を制御する機能、風呂給湯制御装置11及び台所リモコン13のそれぞれと通信を行う機能、種々の演算処理を実行する機能等を有する。
なお、本実施形態では、温度センサ12e及び湿度センサ12fによりそれぞれ検出される浴室BRの室温及び湿度の両方が本発明における浴室内環境状態量に相当する。
台所リモコン13は、本実施形態では、例えば図3に示す如く構成されている。すなわち、台所リモコン13は、その動作に関する制御処理を実行可能なリモコン制御部13aと、複数の操作スイッチにより構成される操作部13bと、種々の情報を表示する表示部13cと、音声、警報音、メロディ等の種々の音響情報を出力する発音部13dと、Wi-Fi(登録商標)もしくはBluetooth(登録商標)等の無線通信方式で外部との無線通信を行う通信部13eとを備える。
表示部13cは、液晶表示器、LED表示器等により構成され、発音部13dは、スピーカ等により構成される。
通信部13eは、本実施形態では、インターネット、公衆通信網等により構成される外部ネットワークNW(広域ネットワーク)に接続し得るように住戸Hに設置されたルータ20と無線通信を行うことが可能である共に、該ルータ20を介して外部ネットワークNW側と通信を行うことが可能である。さらに、通信部13eは、住戸Hのユーザが使用するスマートフォン等の通信端末22と、ルータ20を介して、あるいは、外部ネットワークNW及びルータ20を介して、あるいは、直接的に通信を行うことも可能である。
この場合、通信端末22としては、スマートフォン以外に、フィーチャーフォン、タブレット端末、パソコン等も利用し得る。また、通信端末22とルータ20との間の通信、あるいは、ルータ20と外部ネットワークNWとの間の通信は、無線通信及び有線通信のいずれでもよい。
なお、通信部13eは、LANケーブル等を介してルータ20もしくは通信端末22と有線通信を行い得るように構成されていてもよい。また、通信部13eは、ルータとしての機能を併せもつように構成されていてもよい。この場合には、ルータ20は不要である。
ここで、上記通信端末22に関して補足すると、本実施形態では、通信部13eと通信を行い得る通信端末22は、所定のサービスアプリケーションがあらかじめインストールされており、さらに該サービスアプリケーションを起動した状態にて、通信部13eとの通信接続を確立し得るように、初期設定がなされた通信端末である。
そして、通信端末22と通信部13eとの通信接続が確立された状態では、通信端末22は、その操作に応じて風呂給湯装置2の運転操作を行ったり、外部の所定のサーバ24から取得した後述の温泉地情報を通信部13eを介して台所リモコン13のリモコン制御部13aに送信することが可能である。
また、通信端末22は、インストールされたサービスアプリケーションが起動されている状態では、外部の所定のサーバ24に外部ネットワークNWを介してアクセスして、該サーバ24から種々の温泉地に関する情報である温泉地情報を取得することが可能である。
上記サーバ24は、多数の温泉地に関する温泉地情報を記憶保持しており、通信端末22等からの要求に応じて、保有する温泉地のリスト情報や、指定された任意の温泉地に関する温泉地情報を送信し得るように構成されている。
この場合、サーバ24が提供する温泉地情報には、各温泉地の所在地を示す情報、各温泉地の代表的な浴場の温泉成分を示す情報(又は該温泉成分に適合する代表的な入浴剤の種類情報)、各温泉地の代表的な浴場の湯温を示す情報、各温泉地の現状の実際の気温、湿度及び風速を示す情報(以降、実環境情報という)、各温泉地の現状の代表的な景色を示す映像情報、各温泉地の代表的な浴場で聞こえ得る音を示す音響情報等が含まれる。この場合、実環境情報、映像情報、音響情報は、定期的に(例えば所定時間毎に)、更新される。
なお、温泉地情報を提供するサーバ24は、複数のサーバ24であってもよい。例えば、温泉地情報のうちの実環境状況を提供するサーバと、該実環境情報以外の温泉地情報を提供するサーバとは各別のサーバであってもよい。また、映像情報及び音響情報の更新の間隔は、季節毎、月毎等、実環境情報の更新の間隔よりも長期のスパンであってもよい。
台所リモコン13のリモコン制御部13aは、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成される。そして、リモコン制御部13aは、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)によって実現される機能として、操作部13bから入力される操作信号に基づいて該操作部13bの操作状態を認識する機能、表示部13c及び発音部13dのそれぞれの動作を制御する機能、風呂給湯制御装置11及び浴室リモコン12のそれぞれと通信を行う機能、通信部13eを介して外部との通信を行う機能、種々の演算処理を実行する機能等を有する。
この場合、リモコン制御部13aは、通信部13eと通信端末22との通信接続が確立された状態では、サーバ24から通信端末22が取得した温泉地情報を、該通信端末22から通信部13eを介して受信したり、該通信端末22から風呂給湯装置2の運転に関する指令情報を通信部13eを介して受信することが可能である。
また、通信部13eが外部ネットワークNW側と通信を行い得る状態では、リモコン制御部13aは、通信端末22と同様に外部ネットワークNWを介して前記サーバ24にアクセスして、該サーバ24から温泉地情報を取得することも可能である。
なお、通信部13eと同様の通信部を浴室リモコン12に搭載してもよい。そして、該浴室リモコン12のリモコン制御部12aが該通信部を介して通信端末22あるいは外部ネットワークNW側のサーバ24と通信し得るようにしてもよい。
本実施形態では、浴室システム1の構成要素としての風呂給湯装置2は上記の如く構成されている。
次に、空調装置3は、本実施形態では、浴室BR内の空調に係る運転として、浴室BR内の暖房を行う暖房運転、浴室BR内の冷房を行う冷房運転、浴室BRの除湿を行う除湿運転、浴室BRの換気を行う換気運転、浴室BRへの外気の送風を行う送風運転、浴室BRへのミスト噴霧を行うミスト運転等を実行可能な空調装置である。該空調装置3は、浴室BRの天井部に設置される空調本体部30及びミスト噴霧器31と、空調本体部30の作動制御等を行う機能を有する制御装置32(以降、空調制御装置32という)と、空調装置3の図示を省略する運転操作用のリモコン(以降、空調リモコンという)とを備える。なお、空調本体部30及びミスト噴霧器31のそれぞれは、浴室BRの壁に設置されていてもよい。
図示は省略するが、空調本体部30には、上記の各運転を実現するために、ヒートポンプユニット、ミスト噴霧器31に湯水を供給する給水装置、送風機、風路切換用のダンパー等が搭載されている。
空調制御装置32は、マイコン、メモリ、インターフェース回路等を含む電子回路ユニットにより構成され、空調本体部30に搭載されている。そして、空調制御装置32は、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)により実現される機能として、空調リモコン及び前記風呂給湯制御装置11のそれぞれとの通信を行う機能、空調リモコンの操作に応じて該空調リモコンから与えられる運転指令、あるいは、前記風呂給湯制御装置11との通信により該風呂給湯制御装置11から与えられる運転指令に応じて空調装置3の運転に係る空調本体部30の作動制御(空調本体部30に搭載されている種々の制御機器の作動制御)を行う機能等を有する。
なお、空調装置3の空調本体部30は、ミスト噴霧器31に供給する湯水、あるいは暖房用の温水が、風呂給湯装置2の熱源機10から供給されるように構成されていてもよい。また、空調装置3は、ミスト運転の代わりに、又はミスト運転に加えて、加湿した空気を浴室BRに送風する加湿運転を行い得るように構成されていてもよい。
また、空調本体部30には、浴室BR内に室温を検出する温度センサと、浴室BR内の湿度を検出する湿度センサとのうちの一方又は両方が搭載されていてもよい。その場合には、浴室リモコン12に備えた前記温度センサ12e及び湿度センサ12fの一方又は両方を省略し得る。
また、空調制御装置32及び浴室リモコン12を、例えば、Wi-Fi(登録商標)もしくはBluetooth(登録商標)等の無線通信方式で相互に通信し得るように構成してもよい。この場合、浴室リモコン12に空調リモコンの機能を付加したり、風呂給湯制御装置11と空調制御装置32との間の通信を浴室リモコン12を介して行うようにしてもよい。
補足すると、本実施形態では、本発明における温泉地指定情報取得部及び実環境情報取得部は、風呂給湯制御装置11及びリモコン制御部12a,13aの全体の機能により実現される。また、本実施形態では、空調制御装置32が、本発明における制御部としての機能を有するものである。
次に、以上説明した構成を有する浴室システム1の作動(特に、温泉入浴モードでの作動)を説明する。
本実施形態では、住戸Hで入浴しようとするユーザが、浴室リモコン12又は台所リモコン13の所定の操作(操作部12b又は13bの操作)を行うことで、リモコン制御部12a又は12bから風呂給湯制御装置11に温泉入浴モードの起動指令が与えられる。そして、これに応じて風呂給湯制御装置11の温泉入浴モードが起動する。
あるいは、上記ユーザが通信端末22のサービスアプリケーションを起動した状態で、該通信端末22の所定の操作を行うことで、該通信端末22から、台所リモコン13の通信部13e及びリモコン制御部13aを介して風呂給湯制御装置11に温泉入浴モードの起動指令が与えられる。そして、これに応じて風呂給湯制御装置11の温泉入浴モードが起動する。
次に、ユーザは、浴室リモコン12又は台所リモコン13で、あるいは、通信端末22で、所望の温泉地を風呂給湯制御装置11に対して指定するための操作(以降、温泉地指定操作という)を行う。
この場合、浴室リモコン12又は台所リモコン13での温泉地指定操作は、例えば次のように行われる。すなわち、ユーザは、まず、指定可能な温泉地の候補のリストを浴室リモコン12又は台所リモコン13で表示させるための所定の操作を、該浴室リモコン12又は台所リモコン13の操作部12b又は13bで実行する。
この操作を示す信号が、リモコン制御部12a又は13aから風呂給湯制御装置11に与えられる。このとき、風呂給湯制御装置11が、通信部13eを備えるリモコンとしての台所リモコン13のリモコン制御部13aに、温泉地の候補のリストの取得を指令する。
これに応じて、該リモコン制御部13aは、通信部13e及び外部ネットワークNWを介してサーバ24にアクセスし、該サーバ24から温泉地の候補のリストを取得(受信)する。そして、該リストが浴室リモコン12及び台所リモコン13のうち、当該リストの表示の要求操作が行われたリモコン12又は13の表示部12c又は13cで表示され、あるいは、両方のリモコン12,13の表示部12c,13cで表示される。
次いで、ユーザは、表示されたリストの中から、所望の温泉地を選択して、該温泉地を風呂給湯制御装置11に対して指定するための所定の操作を、浴室リモコン12及び台所リモコン13のうち、前記リストが表示されたリモコン12又は13の操作部12b又は13bで実行する。
この操作により指定された温泉地を示す温泉地指定情報(温泉地の名称、識別コード等)が、当該操作が行われたリモコン12又は13のリモコン制御部12a又は13aから風呂給湯制御装置11に与えられる。これにより、ユーザの所望の温泉地が、風呂給湯制御装置11に対して指定される。
また、通信端末22での温泉地指定操作は、例えば次のように行われる。すなわち、ユーザは、まず、指定可能な温泉地の候補のリストを通信端末22で表示させるための所定の操作を、該通信端末22(サービスアプリケーションが起動された状態の通信端末22)で実行する。
このとき、通信端末22は、外部ネットワークNWを介してサーバ24にアクセスし、該サーバ24から温泉地の候補のリストを取得(受信)する。そして、該リストが通信端末22で表示される。
次いで、ユーザは、表示されたリストの中から、所望の温泉地を選択して、該温泉地を風呂給湯制御装置11に対して指定するための所定の操作を、通信端末22で実行する。この操作に応じて、通信端末22は、指定された温泉地を示す温泉地指定情報(温泉地の名称、識別コード等)を台所リモコン13の通信部13eに送信する。そして、該温泉地指定情報は、通信部13eからリモコン制御部13aを介して風呂給湯制御装置11に与えられる。これにより、ユーザの所望の温泉地が、風呂給湯制御装置11に対して指定される。
なお、ユーザが所望する温泉地が、温泉入浴モードの起動前等に既に確定している場合には、ユーザが該温泉地を示す情報(温泉地指定情報)を浴室リモコン12又は台所リモコン13又は通信端末22で直接的に入力することで、該温泉地を風呂給湯制御装置11に対して指定し得るようにしてもよい。
上記の如くユーザの所望の温泉地が指定された後、風呂給湯制御装置11は、以下に説明する制御処理を実行する。
まず、風呂給湯制御装置11は、台所リモコン13のリモコン制御部13aに、指定された温泉地に関する温泉地情報を取得することを指令する。これに応じて、リモコン制御部13aは、通信部13e及び外部ネットワークNWを介してサーバ24から温泉地情報(指定された温泉地に関する温泉地情報)を取得し、該温泉地情報を風呂給湯制御装置11に転送する。
あるいは、リモコン制御部13aは、通信部13eを介して通信端末22に、温泉地情報の取得を指令する。このとき、通信端末22は、外部ネットワークNWを介してサーバ24から温泉地情報(指定された温泉地に関する温泉地情報)を取得し、該温泉地情報を通信部13eを介してリモコン制御部13aに転送する。該温泉地情報は、さらに、リモコン制御部13aから風呂給湯制御装置11に転送される。
ここで、台所リモコン13のリモコン制御部13aが上記の如くサーバ24から取得した温泉地情報に含まれる前記実環境情報(気温、湿度、風速)は、指定された温泉地における最新の情報である。換言すれば、リモコン制御部13aがサーバ24から取得する実環境情報は、所望の温泉地を指定したユーザが浴室BRで入浴しようとする当日もしくはその直前の実環境情報である。
次いで、風呂給湯制御装置11は、取得した温泉地情報のうち、該温泉地の代表的な浴場の湯温を示す情報により特定される湯温を目標温度(浴槽BT内の湯の目標温度)として、風呂給湯装置2の湯はり運転を実行するように(あるいは、湯はり運転及び保温運転を順次実行するように)、熱源機10の作動制御を実行する。
さらに、風呂給湯制御装置11は、湯はり運転と並行して、取得した温泉地情報のうち、温泉地の代表的な浴場の温泉成分を示す情報により特定される種類の入浴剤を、浴槽BT内に投入すべき旨の案内情報を、浴室リモコン12又は台所リモコン13から報知させる。該案内情報の報知は、浴室リモコン12又は台所リモコン13の表示部12c又は13cでの表示、あるいは、発音部12d又は13dからの音声出力によりなされる。この案内情報の報知に応じて、ユーザは、指示された入浴剤を浴槽BT内に投入する。
なお、風呂給湯装置2が、種々の入浴剤を浴槽BT内、又は浴槽配管17に投入し得る装置を備える場合には、該装置を制御することで、浴槽BT内、又は浴槽配管17への所要の入浴剤の投入を行うようにしてもよい。
次に、湯はり運転が終了すると、風呂給湯制御装置11は、取得した温泉地情報に含まれる映像情報を浴室BR内の映像表示器14により表示させると共に、該温泉地情報に含まれる音響情報を浴室リモコン12の発音部13dから出力させる。
さらに風呂給湯制御装置11は、取得した温泉地情報に含まれる実環境情報により示される気温、湿度、風速を、浴室BR内で実現すべき環境目標として、該環境目標を空調制御装置32に指令する。このとき、空調制御装置32は、浴室BR内の環境(室温、湿度、風速)を、指令された環境目標に極力近づけるように、空調装置3の運転制御を行う。
具体的には、空調制御装置32は、浴室リモコン12の温度センサ12e及び湿度センサ12fにより検出される浴室BRの室温及び湿度の検出値を、風呂給湯制御装置11との通信を通じて逐次取得する。
そして、空調制御装置32は、浴室BRの室温の検出値が、実環境情報により示される気温よりも所定値以上、高い場合には、空調装置3の冷房運転を適宜実行するように空調本体部30の作動制御を行い、室温の検出値が、実環境情報により示される気温よりも所定値以上、低い場合には、空調装置3の暖房運転を適宜実行するように、空調本体部30の作動制御を行う。
また、空調制御装置32は、浴室BRの湿度の検出値が、実環境情報により示される湿度よりも所定値以上、高い場合には、空調装置3の除湿運転又は換気運転を適宜実行するように空調本体部30の作動制御を行い、湿度の検出値が、実環境情報により示される湿度よりも所定値以上、低い場合には、空調装置3のミスト運転(又は加湿運転)を適宜実行するように、空調本体部30の作動制御を行う。
また、空調制御装置32は、浴室BR内の風速が、実環境情報により示される風速に一致もしくはほぼ一致する風速になるように、空調本体部30の送風機の風量を制御する。
温泉入浴モードでは、以上の如く浴槽BTへの湯はりが行われると共に、該浴槽BTにユーザの所望の温泉地に適合する種類の入浴剤を投入することが行われる。そして、湯はり後には、映像表示器14にユーザの所望の温泉地に対応する映像が表示されると共に、浴室リモコン12の発音部12dから、該温泉地に対応する音響情報が出力される。
さらに、温泉地の実環境情報により示される気温、湿度、風速を、浴室BR内で実現すべき環境目標として、浴室BR内の室温、湿度、風速が当該環境目標に近づくように空調装置3の運転が行われる。
これにより浴室BRで入浴を行うユーザは、実際の温泉地で入浴しているような感覚で、疑似的な温泉入浴を体験することができる。特に、浴室BR内の室温、湿度、風速が、実際の温泉地での現状の気温、湿度、風速に近いものとなるため、疑似的な温泉入浴のリアル感を高めることができる。
なお、以上説明した実施形態では、浴室システム1の構成要素として、風呂給湯装置2を備えたが、該風呂給湯装置2の代わりに、風呂運転の機能だけを有する装置を備えてもよい。さらに、本発明の浴室システム1は、風呂運転機能を有する装置を必須の構成要件とするものではなく、風呂運転機能を有する装置は、浴室システム1とは別の装置であってもよい。
また、前記熱源機10は、燃焼式の熱源機に限らず、電気式の熱源機(ヒートポンプ方式のものを含む)であってもよく、あるいは、燃焼式と電気式とを複合させた熱源機であってもよい。
1…浴室システム、3…空調装置、11…風呂給湯制御装置(温泉地指定情報取得部、実環境情報取得部)、12a,13a…リモコン制御部(温泉地指定情報取得部、実環境情報取得部)、32…空調制御装置(制御部)、BR…浴室。

Claims (2)

  1. 浴室内の室温及び湿度の少なくとも一方の状態量から成る浴室内環境状態量を調整する機能を有する空調装置と、
    ユーザが指定した温泉地を示す情報である温泉地指定情報を取得する温泉地指定情報取得部と、
    前記温泉地指定情報により示される温泉地における当日又はその直前の実際の気温及び湿度のうち、前記浴室内環境状態量と同種の状態量の値を示す情報を少なくとも含む実環境情報を外部ネットワークを介して取得する実環境情報取得部と、
    前記浴室内環境状態量の値を、前記実環境情報により示される値に近づけるように前記空調装置の運転制御を行う制御部とを備えることを特徴とする浴室システム。
  2. 請求項1記載の浴室システムにおいて、
    前記空調装置は、前記浴室内の風速を調整する機能をさらに有し、
    前記実環境情報取得部が取得する前記実環境情報は、前記温泉地指定情報により示される温泉地における当日又はその直前の実際の風速を示す情報を含み、
    前記制御部は、前記浴室内環境状態量の値を、前記実環境情報により示される値に近づけることに加えて、前記浴室内の風速を前記実環境情報により示される風速に近づけるように前記空調装置の運転制御を行うように構成されていることを特徴とする浴室システム。
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