JP2002243249A - 空気調和システム - Google Patents

空気調和システム

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JP2002243249A
JP2002243249A JP2001034841A JP2001034841A JP2002243249A JP 2002243249 A JP2002243249 A JP 2002243249A JP 2001034841 A JP2001034841 A JP 2001034841A JP 2001034841 A JP2001034841 A JP 2001034841A JP 2002243249 A JP2002243249 A JP 2002243249A
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air
air conditioner
heat source
terminal
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JP2001034841A
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Hiroshi Miyauchi
拓 宮内
Yukio Tobi
幸生 鳶
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置等の空気調和端末を、携帯電話
端末等の外部通信手段を用いインターネットを利用して
良好に遠隔操作できること。 【解決手段】 熱源機13と、この熱源機からの温水を
利用して空気調和を実行する第1空気調和装置1、第2
空気調和装置2、床暖房ユニット3、浴室乾燥暖房機4
及び熱源機13が集中コントローラ38により集中制御
される空気調和システム10において、上記集中コント
ローラは、インターネットに接続可能な機能を有し、携
帯電話端末41から送信されたメール信号を、インター
ネットプロバイダのサーバ40及びインターネットを経
て取り込んで、空気調和装置、床暖房ユニット、浴室乾
燥暖房機、熱源機等を制御するよう構成されたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱源機からの温水
を利用して空気調和を実行する、空気調和装置や床暖房
ユニット等の空気調和端末を制御する空気調和システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱源機からの温水を利用して暖房
運転を実行する空気調和装置や、上記温水を利用して床
暖房を実行する床暖房ユニット等の各種の空気調和端末
が、単一の建築物(家屋等)に装備されている場合、こ
れらの空気調和端末は、通信線を用いて熱源機及び集中
コントローラと接続されている。この集中コントローラ
が、上記通信線を介して、空気調和端末及び熱源機を集
中制御(集中管理)している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、家人が外出
先から電話等を用いて複数台の空気調和端末を簡単に遠
隔操作する手段は、現在存在していない。
【0004】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、空気調和端末を、外部通信手段を用
いインターネットを利用して良好に遠隔操作できる空気
調和システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、熱源機と、この熱源機からの温水を利用して空気調
和を実行する空気調和端末とが集中コントローラにより
集中制御される空気調和システムにおいて、上記集中コ
ントローラは、インターネットに接続可能な機能を有
し、外部通信手段から送信された信号をインターネット
を介して取り込んで、上記熱源機及び上記空気調和端末
を制御するよう構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記空気調和端末が複数台設置され、
集中コントローラまたは熱源機には、上記空気調和端末
が設置された据付エリア毎に各空気調和端末に付された
識別コードが格納され、外部通信手段からの信号によ
り、据付エリアに設置された複数台の空気調和端末が据
付エリア毎にグループ制御されることを特徴とするもの
である。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記空気調和端末が複数台設置され、
各空気調和端末には、自己の据付エリアを特定する信号
を出力可能な特定手段が設けられ、この特定手段からの
信号を用いて、集中コントローラまたは熱源機が各空気
調和端末の据付エリアを認識し、外部通信手段からの信
号により、据付エリアに設置された複数台の空気調和端
末が据付エリア毎にグループ制御されることを特徴とす
るものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、上記据付エリアが、建築物の
部屋であることを特徴とするものである。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、上記集中コントロー
ラは、空気調和端末の各種情報を、インターネットを介
して外部通信手段へ送信し得るよう構成されたことを特
徴とするものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに記載の発明において、上記外部通信手段
が、携帯電話端末を含む移動通信端末またはコンピュー
タであることを特徴とするものである。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の発明において、上記空気調和端末
が、熱源機からの温水を利用する空気調和装置、床暖房
ユニット、浴室乾燥暖房機を有するものであることを特
徴とするものである。
【0012】請求項1、4、6または7に記載の発明に
は、次の作用がある。
【0013】集中コントローラが、外部通信手段から送
信された信号をインターネットを介して取り込んで、熱
源機及び空気調和端末を制御するよう構成されたことか
ら、外部通信手段により、熱源機及び空気調和端末を良
好に遠隔操作することができる。
【0014】請求項2に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0015】外部通信手段からの信号により、据付エリ
アに設置された複数台の空気調和端末が据付エリア毎に
グループ制御されることから、複数台設置された空気調
和端末を混乱なく遠隔操作でき、これらの空気調和端末
を無駄なく有効に使用することができる。
【0016】請求項3に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0017】複数台の各空気調和端末に、自己の据付エ
リアを特定する信号を出力可能な特定手段が設けられ、
この特定手段からの信号を用いて、集中コントローラま
たは熱源機が各空気調和端末の据付エリアを認識するこ
とから、各空気調和端末に接続された配管や配線によっ
て空気調和端末の据付エリアを認識する場合に比べ、空
気調和端末の据付エリアの認識を簡単且つ確実に実行で
きる。
【0018】請求項5に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0019】集中コントローラが、空気調和端末の各種
情報を、インターネットを介して外部通信手段へ送信し
得るよう構成されたことから、外部通信手段を用いた熱
源機及び空気調和端末の遠隔操作に際し、その操作の有
効性を当該外部通信手段を用いて確認できる。このた
め、この外部通信手段による不用意な重複操作を未然に
回避できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0021】〔A〕第1の実施の形態 図1は、本発明に係る空気調和システムの第1の実施の
形態を示す通信ネットワーク図である。
【0022】空気調和システム10は、熱源機13から
の温水を、第1空気調和装置1及び第2空気調和装置2
等の複数台の空気調和装置、複数台の床暖房ユニット
3、1台の浴室乾燥暖房機4等の空気調和端末へ供給し
て空気調和を実行し、更に、熱源機13からの温水を風
呂及び給湯栓(ともに図示せず)へ供給するものであ
る。
【0023】上記第1空気調和装置1及び第2空気調和
装置2等の空気調和装置は、温水を利用して暖房運転を
実行するものであり、第1空気調和装置1は、1台の室
外ユニットに1台の室内ユニットが、また第2空気調和
装置2は、1または複数台の室外ユニットに複数台の室
内ユニットが、それぞれ設置されたものである。
【0024】このうち、第1空気調和装置1は、図2に
示すように、室外機11及び室内機12を有してなり、
室外機11の室外冷媒配管14と室内機12の室内冷媒
配管15とが、連結配管16及び17を介して連結され
ている。
【0025】上記室外機11は室外に配置され、室外冷
媒配管14に圧縮機18が配設され、この室外冷媒配管
14における圧縮機18の吸込側にアキュムレータ19
及びマフラ20が、圧縮機18の側から順次配設され、
また、室外冷媒配管14における圧縮機18の吐出側に
室外熱交換器21及び電動膨張弁22が、圧縮機18の
側から順次配設されて構成される。室外熱交換器21に
は、この室外熱交換器21へ向かって送風する室外ファ
ン(不図示)が隣接して配置されている。
【0026】上記室内機12は室内に設置され、室内冷
媒配管15に室内冷媒熱交換器23が配設されるととも
に、室内温水熱交換器24を有して構成される。これら
の室内冷媒熱交換器23及び室内温水熱交換器24によ
り室内熱交換器25が構成される。また、室内機12内
では、室内熱交換器25近傍に、この室内熱交換器25
へ室内空気を送風する室内ファン(不図示)が配置され
ている。
【0027】前記熱源機13は、熱源機給水配管28か
ら供給された給水を加熱して温水を作る。この温水は、
室内機12の室内温水熱交換器24と熱源機13との間
で循環可能とされる。
【0028】つまり、熱源機13と室内温水熱交換器2
4は、熱源機13から室内温水熱交換器24へ温水を送
る温水往き配管29と、室内温水熱交換器24から熱源
機13へ温水を戻す温水戻り配管30とによって接続さ
れる。そして、温水往き配管29に、この温水往き配管
29内を流れる温水の流量を調整する流量可変弁31が
配設されている。熱源機13から室内温水熱交換器24
へ温水が供給されることによって、この室内温水熱交換
器24を通過する室内空気が熱交換により加熱される。
【0029】図示しないリモートコントローラ等により
冷房運転が選択して指令された場合には、流量可変弁3
1を閉弁操作させるとともに、室外機11の圧縮機1
8、室外ファン及び室内ファンを起動させる。これによ
り、室内機12の室内冷媒熱交換器23が蒸発器として
機能し、この室内冷媒熱交換器23により、室内機12
内へ導かれた室内空気が冷却されて室内を冷房する。
【0030】また、リモートコントローラ等により暖房
運転が選択して指令された場合には、室外機11の圧縮
機18及び室外ファンを停止させるとともに、室内ファ
ンを稼働させ、更に流量可変弁31を開弁操作させて、
熱源機13からの温水を室内温水熱交換器24との間で
循環させる。この室内温水熱交換器24により、室内フ
ァンによって室内機12内に導かれた室内空気が加熱さ
れて室内を暖房する。
【0031】また、図1に示す床暖房ユニット3は、熱
源機13との間で温水を循環させて床を暖房し、輻射熱
により室内を暖房するものである。更に、浴室乾燥暖房
機4は、熱源機13との間で温水を循環して、この温水
熱を利用して浴室を暖房するものである。
【0032】さて、この空気調和システム10では、熱
源機13は、第1空気調和装置1及び第2空気調和装置
2等の複数台の空気調和装置と通信線33を用いて接続
され、また、床暖コントローラ34を介して複数台の床
暖房ユニット3と通信線33により接続されている。浴
室乾燥暖房機4はこの暖房機専用の仕様の通信線60を
介して熱源機13と接続され、又、通信線61を介して
浴室乾燥暖房機4のリモートコントローラ35に接続さ
れている。更に、熱源機13は、風呂リモートコントロ
ーラ36及び台所リモートコントローラ37と、これら
のコントローラに専用の仕様の通信線62を用いて接続
されている。
【0033】床暖コントローラ34は、接続された床暖
房ユニット3を制御するものである。浴室乾燥暖房機リ
モートコントローラ35は、浴室乾燥暖房機4による浴
室の空調を制御するものであり、また、風呂リモートコ
ントローラ36は、浴槽内の湯量、湯温等を制御するも
のである。更に、台所リモートコントローラ37は例え
ば台所に設置されて、第1空気調和装置1及び第2空気
調和装置2等の複数台の空気調和装置、複数台の床暖房
ユニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機13を
制御するものである。
【0034】この熱源機13には、更に専用仕様の通信
線63を介して集中コントローラ38が接続されてい
る。この集中コントローラ38は、通信線33、60を
用いて、第1空気調和装置1及び第2空気調和装置2等
の複数台の空気調和装置、複数台の床暖房ユニット3、
1台の浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機13へ制御信
号を送信して、これらの機器(第1空気調和装置1、第
2空気調和装置2、床暖房ユニット3、浴室乾燥暖房機
4、風呂、熱源機13)を集中制御(集中管理)する。
【0035】しかも、この集中コントローラ38は、イ
ンターネットに接続可能なモデム(不図示)を搭載し、
公衆回線39(例えば電話回線)を介してインターネッ
トプロバイダのサーバ40に接続されてインターネット
に接続可能とされる。一方、外部通信手段としての移動
通信端末、例えばメール機能を備えた携帯電話端末41
や、PHF(Personal Handyphone System)端末は、基
地局42と無線により接続される。そして、この基地局
42が公衆回線43を介して、インターネットプロバイ
ダのサーバ40と同一または異なったインターネットプ
ロバイダーのサーバーに接続される。
【0036】従って、集中コントローラ38は、携帯電
話端末41等の移動通信端末から送信された、予め設定
されたメール信号を、基地局42、公衆回線43、39
及びインターネットプロバイダのサーバ40を介しイン
ターネットを経由して取り込み可能とされる。集中コン
トローラ38は、インターネットを経由して取り込んだ
メール信号を制御信号に変換して、第1空気調和装置
1、第2空気調和装置2等の複数台の空気調和装置、複
数台の床暖房ユニット3、1台の浴室乾燥暖房機4及び
風呂へ送信(転送)し、これらの機器(空気調和装置、
床暖房ユニット3、浴室乾燥暖房機4及び風呂)を制御
する。
【0037】これにより、単一の建築物(家屋等)に装
備された第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等の
空気調和装置、床暖房ユニット3、浴室乾燥暖房機4及
び風呂が、携帯電話端末41等を用いて遠隔操作可能に
構成される。
【0038】単一の建築物に第1空気調和装置1、第2
空気調和装置2等の空気調和装置及び床暖房ユニット3
が複数台設置されている場合、これらの空気調和装置
(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)及び床
暖房ユニット3には、これらが据え付けられた据付エリ
アとしての部屋毎に、各部屋を表示する識別コードが付
されている。この識別コードが、熱源機13と集中コン
トローラ38の少なくとも一方に格納される。
【0039】従って、携帯電話端末41等を用いた上述
の遠隔操作に際しては、集中コントローラ38は、各部
屋に設置された複数台の空気調和装置(第1空気調和装
置1、第2空気調和装置2等)及び複数台の床暖房ユニ
ット3を上記識別コードを用いて識別し、携帯電話端末
41から送信されたメール信号に基づき、複数台の空気
調和装置(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2
等)及び複数台の床暖房ユニット3を、部屋毎に一括ま
たは連携してグループ制御するよう構成される。
【0040】更に、集中コントローラ38は、第1空気
調和装置1、第2空気調和装置2等の複数台の空気調和
装置及び複数台の床暖房ユニット3、並びに浴室乾燥暖
房機4及び風呂などの機器の情報を、インターネットプ
ロバイダのサーバ40、公衆回線39、43及び基地局
42を介してインターネットを経由し、携帯電話端末4
1等の移動通信端末へ送信し得るよう構成されている。
上記機器の情報は、例えば、設定温度や運転開始設定時
間等の設定情報や、機器に発生した不具合に関するサー
ビス情報である。
【0041】このため、携帯電話端末41等を用いて第
1空気調和装置1、第2空気調和装置2等の空気調和装
置、床暖房ユニット3及び風呂などの機器を遠隔操作す
る際に、これらの機器の設定情報を、上記遠隔操作の前
後に、携帯電話端末41等の移動通信端末を用いて確認
することが可能となる。また、第1空気調和装置1、第
2空気調和装置2等の空気調和装置、床暖房ユニット
3、浴室乾燥暖房機4または風呂等に発生した不具合
を、サービスマン等の作業者が、携帯電話端末41等の
移動通信端末を用いて事前に確認することが可能とな
る。
【0042】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果〜を奏する。
【0043】集中コントローラ38が、携帯電話端末
41等の移動通信端末から送信されたメール信号をイン
ターネットを介して取り込んで制御信号に変換し、第1
空気調和装置1、第2空気調和装置2等の空気調和装
置、床暖房ユニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱
源機13を制御するよう構成されたことから、携帯電話
端末41等の移動通信端末によって、第1空気調和装置
1及び第2空気調和装置2等の空気調和装置、床暖房ユ
ニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機13を良
好に遠隔操作することができる。
【0044】携帯電話端末41等の移動通信端末から
の信号により、建築物の各部屋に設置された複数台の第
1空気調和装置1、第2空気調和装置2等の空気調和装
置、及び床暖房ユニット3が部屋毎に一括または連携し
てグループ制御されることから、複数台設置された第1
空気調和装置1、第2空気調和装置2等の空気調和装置
及び床暖房ユニット3を混乱なく遠隔操作でき、これら
の第1空気調和装置1及び第2空気調和装置2等の空気
調和装置及び床暖房ユニット3を無駄なく有効に使用す
ることができる。
【0045】集中コントローラ38は、第1空気調和
装置1、第2空気調和装置2等の空気調和装置、床暖房
ユニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機13の
設定情報及びサービス情報を、インターネットを介し
て、携帯電話端末41等の移動通信端末へ送信し得るよ
う構成されたことから、この携帯電話端末41等の移動
通信端末を用いた空気調和装置(第1空気調和装置1、
第2空気調和装置2等)、床暖房ユニット3、浴室乾燥
暖房機4、風呂及び熱源機13の遠隔操作に際し、その
操作の有効性を、携帯電話端末41等を用いて確認する
ことができる。このため、この携帯電話端末41等の移
動通信端末による不用意な重複操作を未然に回避でき
る。
【0046】集中コントローラ38が、空気調和装置
(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)、床暖
房ユニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機13
の設定情報を、インターネットを介して携帯電話端末4
1等の移動通信端末へ送信し得るよう構成されているの
で、この携帯電話端末41等による操作後に、空気調和
装置(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)、
床暖房ユニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機
13が保護動作等で携帯電話端末41等による操作を無
効にしていることの確認も、この携帯電話端末41等の
移動通信端末を用いて実施できる。
【0047】集中コントローラ38が、空気調和装置
(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)、床暖
房ユニット3、浴室乾燥暖房機4、風呂及び熱源機13
のサービス情報(これらの機器に発生した不具合に関す
る情報)を、インターネットを介して携帯電話端末41
等の移動通信端末へ送信し得るよう構成されたので、サ
ービスマン等の作業者が携帯電話端末41等の移動通信
端末を用いて、空気調和装置(第1空気調和装置1、第
2空気調和装置2等)、床暖房ユニット3、浴室乾燥暖
房機4、風呂及び熱源機13の不具合を、現場へ出向く
前に認識することができる。
【0048】〔B〕第2の実施の形態(図3) 図2は、本発明に係る空気調和システムの第2の実施の
形態を示す通信ネットワーク接続図である。この第2の
実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部
分は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0049】この第2の実施の形態の空気調和システム
50では、外部通信手段がパーソナルコンピュータ51
等のコンピュータである。このようなパーソナルコンピ
ュータ51は、第1の実施の形態の携帯電話端末41等
の移動通信端末と一体化されて、無線によりインターネ
ットに接続することも可能であるが(例えばモバイルコ
ンピュータ等)、この第2の実施の形態では、電話回線
等の公衆回線52を用いて、インターネットプロバイダ
のサーバ40を介しインターネットに接続されたもので
ある。
【0050】従って、この第2の実施の形態において
も、前記第1の実施の形態の効果〜と同様な効果を
奏する。
【0051】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、次のような第3の実施の形態がある。
【0052】つまり、単一の建築物に第1空気調和装置
1、第2空気調和装置2等の空気調和装置及び床暖房ユ
ニット3が複数台設置されている場合、各空気調和装置
(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)、床暖
房ユニット3が据え付けられた据付エリアとしての部屋
を特定するために、これら複数台の空気調和装置及び複
数台の床暖房ユニット3のそれぞれの制御基板等に、特
定手段としてのスイッチ(例えばディップスイッチ)ま
たは切替装置が設置されている。
【0053】この場合には、前記第1及び第2の実施の
形態に示すように、空気調和装置(第1空気調和装置
1、第2空気調和装置2等)、床暖房ユニット3が据え
付けられた部屋毎の識別コードが、熱源機13と集中コ
ントローラ38の少なくとも一方に格納されるのではな
く、空気調和装置(第1空気調和装置1、第2空気調和
装置2等)、床暖房ユニット3が所定の部屋に据え付け
られた後に、各空気調和装置(第1空気調和装置1、第
2空気調和装置2等)、床暖房ユニット3の上記スイッ
チまたは切替装置が、据え付けられた部屋を特定するよ
う操作されて、その特定信号が通信線33を介し、集中
コントローラ38または熱源機13へ送信される。
【0054】従って、携帯電話端末41またはパーソナ
ルコンピュータ51等を用いた複数台の空気調和装置
(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)、床暖
房ユニット3の遠隔操作に際しては、集中コントローラ
38は、各部屋に設置された複数台の空気調和装置(第
1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)及び複数台
の床暖房ユニット3を、上記各スイッチまたは切替装置
からの特定信号を用いて識別し、携帯電話端末41また
はパーソナルコンピュータ51等の外部通信手段から送
信されたメール情報に基づき、複数台の空気調和装置
(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2等)及び複
数台の床暖房ユニット3を、部屋毎に一括または連携し
てグループ制御するよう構成される。
【0055】従って、この第3の実施の形態の場合に
は、次の効果を奏する。
【0056】複数台の各空気調和装置(第1空気調和
装置1、第2空気調和装置2等)、床暖房ユニット3
に、自己が据え付けられた部屋を特定する特定信号を出
力可能なスイッチまたは切替装置が設けられ、このスイ
ッチまたは切替装置からの特定信号を用いて、集中コン
トローラ38または熱源機13が、空気調和装置(第1
空気調和装置1、第2空気調和装置2等)、床暖房ユニ
ット3が据え付けられた部屋を認識することから、各空
気調和装置(第1空気調和装置1、第2空気調和装置2
等)、床暖房ユニット3に接続された配管や配線によっ
て、これらの空気調和装置(第1空気調和装置1、第2
空気調和装置2等)、床暖房ユニット3が据え付けられ
た部屋を認識する場合に比べ、空気調和装置(第1空気
調和装置1、第2空気調和装置2等)、床暖房ユニット
3が据え付けられた部屋の認識を簡単且つ確実に実行で
きる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る空気調和シ
ステムによれば、空気調和端末を、外部通信手段を用い
インターネットを利用して良好に遠隔操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和システムの第1の実施の
形態を示す通信ネットワーク図である。
【図2】図1の空気調和装置を示す管路図である。
【図3】本発明に係る空気調和システムの第2の実施の
形態を示す通信ネットワーク図である。
【符号の説明】
1 第1空気調和装置(空気調和端末) 2 第2空気調和装置(空気調和端末) 3 床暖房ユニット(空気調和端末) 4 浴室乾燥暖房機(空気調和端末) 10 空気調和システム 13 熱源機 33、60、61、62、63 通信線 38 集中コントローラ 40 インターネットプロバイダのサーバ 41 携帯電話端末(移動通信端末、外部通信手段) 50 空気調和システム 51 パーソナルコンピュータ(外部通信端末)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 506 506 (72)発明者 鳶 幸生 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BA05 3L070 AA00 DE09 3L072 AB06 AE10 3L113 CB40 DA30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源機と、この熱源機からの温水を利用
    して空気調和を実行する空気調和端末とが集中コントロ
    ーラにより集中制御される空気調和システムにおいて、 上記集中コントローラは、インターネットに接続可能な
    機能を有し、外部通信手段から送信された信号をインタ
    ーネットを介して取り込んで、上記熱源機及び上記空気
    調和端末を制御するよう構成されたことを特徴とする空
    気調和システム。
  2. 【請求項2】 上記空気調和端末が複数台設置され、集
    中コントローラまたは熱源機には、上記空気調和端末が
    設置された据付エリア毎に各空気調和端末に付された識
    別コードが格納され、外部通信手段からの信号により、
    据付エリアに設置された複数台の空気調和端末が据付エ
    リア毎にグループ制御されることを特徴とする請求項1
    に記載の空気調和システム。
  3. 【請求項3】 上記空気調和端末が複数台設置され、各
    空気調和端末には、自己の据付エリアを特定する信号を
    出力可能な特定手段が設けられ、この特定手段からの信
    号を用いて、集中コントローラまたは熱源機が各空気調
    和端末の据付エリアを認識し、外部通信手段からの信号
    により、据付エリアに設置された複数台の空気調和端末
    が据付エリア毎にグループ制御されることを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和システム。
  4. 【請求項4】 上記据付エリアが、建築物の部屋である
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の空気調和シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記集中コントローラは、空気調和端末
    の各種情報を、インターネットを介して外部通信手段へ
    送信し得るよう構成されたことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の空気調和システム。
  6. 【請求項6】 上記外部通信手段が、携帯電話端末を含
    む移動通信端末またはコンピュータであることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の空気調和システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記空気調和端末が、熱源機からの温水
    を利用する空気調和装置、床暖房ユニット、浴室乾燥暖
    房機を有するものであることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかに記載の空気調和システム。
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