JP2019077630A - 口腔用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】デキストラナーゼの保存安定性が優れ、かつ保存後も優れた口腔バイオフィルム除去効果を奏し、使用感も良い口腔用組成物を提供する。【解決手段】(A)α−オレフィンスルホン酸塩、(B)乳酸ナトリウム、及び(C)デキストラナーゼを含有することを特徴とする口腔用組成物。【選択図】なし
Description
本発明は、デキストラナーゼの保存安定性が優れ、かつ保存後も高い口腔バイオフィルム除去効果を与える口腔用組成物に関する。
口腔疾患は病原菌が原因で発症するが、この病原菌は歯面にプラークを形成して口腔内に定着し病原性を発揮する。そこで、口腔疾患の予防にはプラークコントロールが非常に重要である。プラークコントロール手段としては、プラークの形成抑制や殺菌等の手段もあるが、中でも重要なのがプラークの除去である。口腔内のプラークを除去する手段として、物理的作用又は化学的作用を利用した方法があるが、基本であるブラッシング等の物理的作用による除去は、物理的な力の及ぶ範囲が限られる。
プラークは、細菌凝集体と細菌外代謝物等からなるバイオフィルムであると考えられており、化学的なプラーク(バイオフィルム)の除去方法として、プラーク中のグルカンやタンパクを分解する酵素であるデキストラナーゼ等のグルカナーゼやプロテアーゼを用いる方法が開発されている。しかし、その効果は十分とは言い難く、平成23年度歯科疾患実態調査結果によると、依然としてう蝕、歯周病ともに非常に高い罹患率を維持している状況である。
プラークは、細菌凝集体と細菌外代謝物等からなるバイオフィルムであると考えられており、化学的なプラーク(バイオフィルム)の除去方法として、プラーク中のグルカンやタンパクを分解する酵素であるデキストラナーゼ等のグルカナーゼやプロテアーゼを用いる方法が開発されている。しかし、その効果は十分とは言い難く、平成23年度歯科疾患実態調査結果によると、依然としてう蝕、歯周病ともに非常に高い罹患率を維持している状況である。
ところで、界面活性剤は、洗浄作用を有することが一般的に知られ、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤をはじめとして各種界面活性剤が口腔用組成物に用いられている。しかし、デキストラナーゼ等のグルカナーゼは、特にアニオン性界面活性剤によって失活し易く、保存安定性の改善が効果向上には大切である。
特許文献1(特開平8−12543号公報)には、特定のノニオン性界面活性剤の配合によって、アニオン性界面活性剤を配合していてもデキストラナーゼの安定性(40℃で7日間保存後)が高く、歯垢除去効果が優れる口腔用組成物が提案されている。特許文献2(特開平11−100315号公報)には、デキストラナーゼにキシリトールを併用し、更にアルキロイルザルコシネートを配合した口腔用組成物が、デキストラナーゼの安定性(室温で半年間保存後)、歯垢抑制効果が高いことが提案されている。特許文献3(特開2001−316235号公報)では、カチオン性ポリマー等の配合によって、デキストラナーゼの口腔内滞留性が向上し、歯垢形成阻止効果を有するグルカナーゼ配合の液体口腔用組成物を提案している。
特許文献1(特開平8−12543号公報)には、特定のノニオン性界面活性剤の配合によって、アニオン性界面活性剤を配合していてもデキストラナーゼの安定性(40℃で7日間保存後)が高く、歯垢除去効果が優れる口腔用組成物が提案されている。特許文献2(特開平11−100315号公報)には、デキストラナーゼにキシリトールを併用し、更にアルキロイルザルコシネートを配合した口腔用組成物が、デキストラナーゼの安定性(室温で半年間保存後)、歯垢抑制効果が高いことが提案されている。特許文献3(特開2001−316235号公報)では、カチオン性ポリマー等の配合によって、デキストラナーゼの口腔内滞留性が向上し、歯垢形成阻止効果を有するグルカナーゼ配合の液体口腔用組成物を提案している。
一方、アニオン性界面活性剤にはバイオフィルム除去作用を有するものもあるが、その作用は十分ではなく、特許文献4(特開2015−20970号公報)には、α−オレフィンスルホン酸塩、デキストラナーゼ及び糖アルコールを組み合わせた口腔バイオフィルム除去剤が提案されている。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、デキストラナーゼの保存安定性が優れ、かつ保存後も高い口腔バイオフィルム除去効果を奏する口腔用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、口腔用組成物に(A)α−オレフィンスルホン酸塩と、(B)乳酸ナトリウムと、(C)デキストラナーゼとを配合すると、デキストラナーゼの保存安定性が優れ、かつ製剤を保存後においても高い口腔バイオフィルム除去効果が発揮され、また、味の良い使用感も得られることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、上述したようにデキストラナーゼによるバイオフィルム除去効果は十分ではなく、また、デキストラナーゼは一般的にアニオン性界面活性剤によって失活し易いと考えられており、一方で、アニオン性界面活性剤のα−オレフィンスルホン酸塩単独でのバイオフィルム除去作用は十分ではない。これに対して、本発明では、(A)、(B)及び(C)成分を組み合わせるとこれら三成分が相互作用し、意外にも、(B)成分によって、アニオン性界面活性剤が存在していても(C)成分の保存安定性が向上し、しかも、三成分の相乗的作用によってバイオフィルム除去作用が増強及び安定化し、これにより、長期間に亘って保存してもデキストラナーゼの安定性及びバイオフィルムの除去効果が共に優れる。口腔内のバイオフィルムは、様々な口腔内細菌の凝集体や細菌外代謝物で構築されており、例えばグルカン性のものだけでなく非グルカン性のものもあり、多種多様な性質をもつと考えられているが、本発明によれば、このような口腔内のバイオフィルムを高率で効果的に除去し、う蝕又は歯周病の予防又は抑制に有効な口腔用組成物を与えることができる。
本発明の作用効果は、後述の実施例にも示すように、(A)、(B)及び(C)成分を組み合わせることによってのみ得られる格別顕著なものであり、特に保存後のバイオフィルム除去効果は、デキストラナーゼとアニオン性界面活性剤とを単に併用したのでは悪くなって得ることができない。後述の比較例にも示すように、液体口腔用組成物において、(B)成分が配合されていないと、(A)及び(C)成分が配合され、更にカルボン酸塩のリンゴ酸ナトリウムが配合されていても、40℃で14日間保存後におけるデキストラナーゼの保存安定性及び保存後のバイオフィルム除去効果がいずれも×であった(比較例2、5)。また、(B)及び(C)成分が配合され、更にアニオン性界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムが配合されていても、(A)成分が配合されていないと、保存後のバイオフィルム除去効果が×であった(比較例1、4)。
特許文献4は、口腔用組成物を調製後のバイオフィルム除去効果に着目した発明であり、保存後の効果について触れておらず、しかも、乳酸ナトリウムについて何ら言及もされていない。特許文献4から、乳酸ナトリウムによる、デキストラナーゼの保存安定性の改善及び保存後のバイオフィルム除去効果の増強を想起することはできない。
特許文献4は、口腔用組成物を調製後のバイオフィルム除去効果に着目した発明であり、保存後の効果について触れておらず、しかも、乳酸ナトリウムについて何ら言及もされていない。特許文献4から、乳酸ナトリウムによる、デキストラナーゼの保存安定性の改善及び保存後のバイオフィルム除去効果の増強を想起することはできない。
従って、本発明は、下記の口腔用組成物を提供する。
〔1〕
(A)α−オレフィンスルホン酸塩、
(B)乳酸ナトリウム、及び
(C)デキストラナーゼ
を含有することを特徴とする口腔用組成物。
〔2〕
(A)/(B)が、質量比として1.5以下である〔1〕に記載の口腔用組成物。
〔3〕
(A)成分を0.01〜3質量%含有する〔1〕又は〔2〕に記載の口腔用組成物。
〔4〕
(B)成分を0.007〜10質量%、(C)成分を1〜200単位/g含有する〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔5〕
液体である〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔6〕
洗口剤である〔5〕に記載の口腔用組成物。
〔1〕
(A)α−オレフィンスルホン酸塩、
(B)乳酸ナトリウム、及び
(C)デキストラナーゼ
を含有することを特徴とする口腔用組成物。
〔2〕
(A)/(B)が、質量比として1.5以下である〔1〕に記載の口腔用組成物。
〔3〕
(A)成分を0.01〜3質量%含有する〔1〕又は〔2〕に記載の口腔用組成物。
〔4〕
(B)成分を0.007〜10質量%、(C)成分を1〜200単位/g含有する〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔5〕
液体である〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の口腔用組成物。
〔6〕
洗口剤である〔5〕に記載の口腔用組成物。
本発明によれば、デキストラナーゼの保存安定性が優れ、かつ保存後も優れた口腔バイオフィルム除去効果を奏し、使用感も良い口腔用組成物を提供することができる。この口腔用組成物は、う蝕、歯周病等の口腔疾患の予防又は抑制用として好適である。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明の口腔用組成物は、(A)α−オレフィンスルホン酸塩、(B)乳酸ナトリウム、及び(C)デキストラナーゼを含有することを特徴とする。
(A)α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数が14〜16のα−オレフィンスルホン酸のナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属塩を用いることができ、好ましくは炭素数14のα−オレフィンスルホン酸ナトリウム(テトラデセンスルホン酸ナトリウム)である。これらは市販品を使用でき、例えばライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製の商品名「KリポランPJ−400CJ」を用いることができる。なお、α−オレフィンスルホン酸塩は、副生物としてヒドロキシアルキルスルホン酸塩を含むことがあり、その割合は特に限定されるものではないが通常20質量%以下であるが、このようなα−オレフィンスルホン酸塩を本発明では用いることができる。
(A)α−オレフィンスルホン酸塩の配合量は、組成物全体の0.01〜3%(質量%、以下同様)が好ましく、より好ましくは0.1〜1%、更に好ましくは0.1〜0.5%である。配合量が0.01%以上であると、保存後に十分なバイオフィルム除去効果を得ることができる。3%以下であると、デキストラナーゼの保存安定性が十分に優れる。とりわけ配合量が0.5%以下であると、デキストラナーゼの保存安定性が更に優れ、また(A)成分による苦味も十分に抑えられ使用上好ましい。
(B)乳酸ナトリウムは、デキストラナーゼの保存安定性及びバイオフィルム除去効果の向上作用を奏する。
(B)乳酸ナトリウムの配合量は、(B)成分に対する(A)成分の配合割合を示す(A)/(B)が後述する範囲内となる量であることが好ましく、前記範囲内であれば特に限定されない。具体的に(B)成分の配合量は、好ましくは組成物全体の0.007〜10%、特に0.1〜10%、とりわけ1〜10%である。配合量が0.007%以上であると、デキストラナーゼの保存安定性及び保存後のバイオフィルム除去効果が十分に向上する。10%より多いと、異味(えぐ味)を感じる場合がある。
(B)乳酸ナトリウムの配合量は、(B)成分に対する(A)成分の配合割合を示す(A)/(B)が後述する範囲内となる量であることが好ましく、前記範囲内であれば特に限定されない。具体的に(B)成分の配合量は、好ましくは組成物全体の0.007〜10%、特に0.1〜10%、とりわけ1〜10%である。配合量が0.007%以上であると、デキストラナーゼの保存安定性及び保存後のバイオフィルム除去効果が十分に向上する。10%より多いと、異味(えぐ味)を感じる場合がある。
なお、本発明では、(B)乳酸ナトリウム以外のカルボン酸塩、例えばヒドロキシ酸塩でありジカルボン酸塩でもあるリンゴ酸ナトリウム等は、本発明の効果を妨げない範囲であれば配合してもよいが、配合し過ぎると(C)成分の保存安定性が低下するおそれがあり、配合する場合、その配合量は組成物全体の2%以下、特に1%以下がよい。また、配合せず0%であるとより好ましい。
本発明では、(B)成分に対する(A)成分の配合割合を示す(A)/(B)が、質量比として好ましくは1.5以下であり、特に1以下であり、また、より好ましくは0.01以上、特に0.05以上である。1.5以下であると、保存後のデキストラナーゼの安定性及びバイオフィルム除去効果が十分に優れ、また、苦味が十分に抑えられ使用感も良い。(A)/(B)比が大きすぎると、デキストラナーゼの保存安定性及び保存後のバイオフィルム除去効果が悪化する場合があり、また、小さすぎると保存後のバイオフィルム除去効果が悪くなる場合がある。
(C)デキストラナーゼとしては、ケトミウム属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、スピカリア属、ラクトバチルス属、セルビブリオ属等に属する公知のデキストラナーゼ生産菌より公知の方法により得られるデキストラナーゼを好適に使用できるが、他の微生物より生産されたデキストラナーゼも使用することができる。
市販品としては、第一三共プロファーマ(株)製のデキストラナーゼなどを用いることができる。
市販品としては、第一三共プロファーマ(株)製のデキストラナーゼなどを用いることができる。
(C)デキストラナーゼの配合量は、組成物全体に対して1〜200単位/g(U/g)が好ましく、より好ましくは2〜50単位/gである。1単位/g以上であると、十分なバイオフィルム除去効果を得ることができる。200単位/g以下であると、保存後のデキストラナーゼの安定性が十分に優れ、味もよい。
通常、デキストラナーゼは、10,000〜14,000単位/gのものが好ましく、例えばデキストラナーゼとして13,000単位/g品を使用した場合、その配合量は、組成物全体の0.0077〜1.54%が好適である。
ここで、デキストラナーゼ1単位とは、デキストランを基質として酵素反応を行った場合に、1分間あたりにグルコース1μmolに相当する遊離還元糖を生じるデキストラナーゼの量である。
通常、デキストラナーゼは、10,000〜14,000単位/gのものが好ましく、例えばデキストラナーゼとして13,000単位/g品を使用した場合、その配合量は、組成物全体の0.0077〜1.54%が好適である。
ここで、デキストラナーゼ1単位とは、デキストランを基質として酵素反応を行った場合に、1分間あたりにグルコース1μmolに相当する遊離還元糖を生じるデキストラナーゼの量である。
更に、(A)成分と(C)成分との配合割合を示す(A)/(C)は、特に限定されないが、例えば(C)デキストラナーゼとして13,000単位/g品を使用した場合、質量比として好ましくは0.3〜5、より好ましくは0.5〜5である。(A)/(C)の質量比が0.3以上であると、保存後のバイオフィルム除去効果がより優れ、5以下であると、十分な苦味抑制効果が得られ使用上好ましい。
本発明では、更に、ノニオン性界面活性剤を配合することが、(A)成分による苦味をより抑制できる点から、より好適である。
ノニオン性界面活性剤としては、例えばショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を使用し得る。
ノニオン性界面活性剤は、(A)成分のバイオフィルム除去作用を減弱させる作用が認められることがあるが、かかる作用が比較的小さい点で、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。更に、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のエチレンオキサイドの平均付加モル数は40〜100がよく、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのエチレンオキサイドの平均付加モル数は10〜40がよい。
ノニオン性界面活性剤としては、例えばショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を使用し得る。
ノニオン性界面活性剤は、(A)成分のバイオフィルム除去作用を減弱させる作用が認められることがあるが、かかる作用が比較的小さい点で、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。更に、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のエチレンオキサイドの平均付加モル数は40〜100がよく、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのエチレンオキサイドの平均付加モル数は10〜40がよい。
ノニオン性界面活性剤の好ましい配合量は、組成物全体の0.1〜5%、特に0.2〜3%である。0.1%以上であると、十分な苦味抑制効果が得られ、5%以下であると、保存後のバイオフィルム除去効果への悪影響を十分に防止できる。
更に、本発明では、(A)成分やノニオン性界面活性剤以外の界面活性剤、例えば(A)成分以外のアニオン性界面活性剤や、両性界面活性剤は、本発明の効果を妨げない範囲で配合してもよいが、配合しなくてもよい。
(A)成分以外のアニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩などが挙げられる。両性界面活性剤は、アルキルベタイン、酢酸ベタイン型、ベタイン型、イミダゾリン型、イミダゾリウムベタイン型等が挙げられる。
なお、(A)成分以外のアニオン性界面活性剤、特にラウリル硫酸ナトリウムは、配合する場合、その好ましい配合量は組成物全体の0.3%以下、特に0.1%以下であり、また、配合せず0%でもよい。
(A)成分以外のアニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩などが挙げられる。両性界面活性剤は、アルキルベタイン、酢酸ベタイン型、ベタイン型、イミダゾリン型、イミダゾリウムベタイン型等が挙げられる。
なお、(A)成分以外のアニオン性界面活性剤、特にラウリル硫酸ナトリウムは、配合する場合、その好ましい配合量は組成物全体の0.3%以下、特に0.1%以下であり、また、配合せず0%でもよい。
本発明の口腔用組成物は、液状等の液体、ペースト状等の形態で、練歯磨、液体歯磨等の歯磨剤、洗口剤、マウスウォッシュなどの剤型にすることが可能であり、通常の方法で調製し得るが、特に液体製剤、とりわけ洗口剤として好適である。この場合、剤型等に応じて上記成分以外にも適宜なその他の公知成分を、必要に応じて配合できる。例えば洗口剤等の液体製剤では、湿潤剤、増粘剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、香料、有効成分、pH調整剤、溶剤等を配合できる。
湿潤剤は、ソルビトール、キシリトール等の糖アルコール、グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコールが挙げられる。湿潤剤の配合量は、通常、組成物全体の2〜20%である。
なお、本発明において、糖アルコールの配合量は、組成物全体の4%以下、特に3%以下、とりわけ2%以下であってもよく、また、配合せず0%でもよい。
なお、本発明において、糖アルコールの配合量は、組成物全体の4%以下、特に3%以下、とりわけ2%以下であってもよく、また、配合せず0%でもよい。
増粘剤は、カラギーナン、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。配合量は、通常、組成物全体の0〜1%である。
甘味剤としては、キシリトール、マルチトール、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、アスパルテーム、ショ糖、果糖等を配合することができる。
着色剤は、青色1号、緑色3号、黄色4号、赤色105号など、安全性の高い水溶性色素を添加できる。防腐剤は、メチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸又はその塩等が挙げられる。
着色剤は、青色1号、緑色3号、黄色4号、赤色105号など、安全性の高い水溶性色素を添加できる。防腐剤は、メチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸又はその塩等が挙げられる。
香料は、ペパーミント油、スペアミント油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、クローブ油、タイム油、セージ油、カルダモン油、ローズマリー油、マジョラム油、レモン油、ナツメグ油、ラベンダー油、パラクレス油等の天然精油、及びL−メントール、カルボン、シンナミックアルデヒド、オレンジオイル、アネトール、1,8−シネオール、メチルサリシレート、オイゲノール、チモール、リナロール、リモネン、メントン、メンチルアセテート、シトラール、カンファー、ボルネオール、ピネン、スピラントール等の上記天然精油中に含まれる香料成分、また、エチルアセテート、エチルブチレート、イソアミルアセテート、ヘキサナール、ヘキセナール、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、ベンツアルデヒド、バニリン、エチルバニリン、フラネオール、マルトール、エチルマルトール、ガンマ/デルタデカラクトン、ガンマ/デルタウンデカラクトン、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド、メンチルラクテート、エチレングリコール−L−メンチルカーボネート等の香料成分、更には、いくつかの香料成分や天然精油を組み合わせてなる、アップル、バナナ、ストロベリー、ブルーベリー、メロン、ピーチ、パイナップル、グレープ、マスカット、ワイン、チェリー、スカッシュ、コーヒー、ブランデー、ヨーグルト等の調合フレーバーなどが挙げられる。香料は、組成物中に0.00001〜3%配合することができる。
有効成分は、殺菌剤、抗炎症剤、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ素含有化合物、水溶性銅化合物、ビタミン類、植物抽出物などが挙げられる。なお、これらの有効成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲とすることができる。
また、pH調整剤を添加してもよく、例えば水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸水素塩、炭酸塩などを添加できる。
溶剤としては、精製水が一般的に用いられる。また、エタノール等の炭素数1〜3の低級アルコール、プロピレングリコール等を配合してもよい。エタノールの好ましい配合量は、組成物全体の20%以下、特に10%以下であり、また、エタノールは無配合(0%)でもよい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。
[実施例、比較例]
表1〜3に示す組成の液体口腔用組成物(洗口剤)を常法によって調製し、下記方法で評価した。結果を表に併記した。
表1〜3に示す組成の液体口腔用組成物(洗口剤)を常法によって調製し、下記方法で評価した。結果を表に併記した。
<デキストラナーゼの保存安定性の評価方法>
液体口腔用組成物を40℃で14日間保存した後、これを被検液として酵素活性を測定した。
デキストラナーゼの力価測定は以下のように行った。
即ち、1%デキストラン溶液に上記被検液を加え、35℃で50分間反応させて、生じた還元糖量を、ソモギーネルソン法を用いて測定した。1分間に1μgのグルコースに相当する還元糖を遊離する酵素量を1ユニット(U)とした。
各液体口腔用組成物において、(A)及び(B)成分を含まない液体口腔用組成物のデキストラナーゼ残存率を基準として、各液体口腔用組成物のデキストラナーゼの残存率を求め、下記基準に従って、デキストラナーゼの保存安定性を評価した。
評価基準
◎:残存率130%以上
○:残存率110%以上130%未満
△:残存率100%以上110%未満
×:残存率100%未満
液体口腔用組成物を40℃で14日間保存した後、これを被検液として酵素活性を測定した。
デキストラナーゼの力価測定は以下のように行った。
即ち、1%デキストラン溶液に上記被検液を加え、35℃で50分間反応させて、生じた還元糖量を、ソモギーネルソン法を用いて測定した。1分間に1μgのグルコースに相当する還元糖を遊離する酵素量を1ユニット(U)とした。
各液体口腔用組成物において、(A)及び(B)成分を含まない液体口腔用組成物のデキストラナーゼ残存率を基準として、各液体口腔用組成物のデキストラナーゼの残存率を求め、下記基準に従って、デキストラナーゼの保存安定性を評価した。
評価基準
◎:残存率130%以上
○:残存率110%以上130%未満
△:残存率100%以上110%未満
×:残存率100%未満
<保存後のバイオフィルム除去効果の評価方法>
液体口腔用組成物を40℃で14日間保存した後、これをサンプルとして使用し、下記方法でバイオフィルム除去効果を評価した。
(1)モデルバイオフィルムの作製方法
直径7mm×厚さ3.5mmのハイドロキシアパタイト(HA)板(旭光学工業(株)製)を0.45μmのフィルターでろ過したヒト無刺激唾液で4時間処理したものをモデルバイオフィルム作製の担体に用い、培養液には、ベイサルメディウムムチン培養液(BMM)*1を用いた。モデルバイオフィルムを作製するために使用した菌株は、American Type Culture Collectionより購入したアクチノマイセス ヴィスコサス(Actinomyces viscosus)ATCC43146、ベイヨネラ パルビュラ(Veillonella parvula)ATCC17745、フゾバクテリウム ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)ATCC10953、ストレプトコッカス オラリス(Streptococcus oralis)ATCC10557、ストレプトコッカス ミュータンス(Streptococcus mutans)ATCC25175を用いた。これら5菌株は予めBMM3,000mLを入れたRotating Disk Reactor(培養槽)にそれぞれ1×107cfu/mL(cfu:colony forming units)になるように接種し、唾液処理したHA担体と共に37℃、嫌気的条件下(5vol%炭酸ガス、95vol%窒素)で24時間培養した。その後、同条件でBMM培地を置換率5vol%/時間の割合で連続的に供給し10日間培養を行い、HA表面に5菌種混合のモデルバイオフィルムを形成させた。
液体口腔用組成物を40℃で14日間保存した後、これをサンプルとして使用し、下記方法でバイオフィルム除去効果を評価した。
(1)モデルバイオフィルムの作製方法
直径7mm×厚さ3.5mmのハイドロキシアパタイト(HA)板(旭光学工業(株)製)を0.45μmのフィルターでろ過したヒト無刺激唾液で4時間処理したものをモデルバイオフィルム作製の担体に用い、培養液には、ベイサルメディウムムチン培養液(BMM)*1を用いた。モデルバイオフィルムを作製するために使用した菌株は、American Type Culture Collectionより購入したアクチノマイセス ヴィスコサス(Actinomyces viscosus)ATCC43146、ベイヨネラ パルビュラ(Veillonella parvula)ATCC17745、フゾバクテリウム ヌクレアタム(Fusobacterium nucleatum)ATCC10953、ストレプトコッカス オラリス(Streptococcus oralis)ATCC10557、ストレプトコッカス ミュータンス(Streptococcus mutans)ATCC25175を用いた。これら5菌株は予めBMM3,000mLを入れたRotating Disk Reactor(培養槽)にそれぞれ1×107cfu/mL(cfu:colony forming units)になるように接種し、唾液処理したHA担体と共に37℃、嫌気的条件下(5vol%炭酸ガス、95vol%窒素)で24時間培養した。その後、同条件でBMM培地を置換率5vol%/時間の割合で連続的に供給し10日間培養を行い、HA表面に5菌種混合のモデルバイオフィルムを形成させた。
(2)モデルバイオフィルムの除去効果
形成させたモデルバイオフィルムを、サンプル(液体口腔用組成物)2mLに3分浸漬した。その後、PBS(和光純薬工業(株)製)1mLで6回洗浄し、同バッファー2mLを添加した試験管(直径13mm×100mm)内で超音波処理(200μA、10秒間)により分散した。この分散液の波長550nmでの濁度(OD)を測定し、バイオフィルム残存量を測定した。
試験組成物のバイオフィルム除去効果は、下式により、コントロール(サンプルに浸漬しない以外は上記と同様に処理)に対する除去率を求め、この除去率から、下記基準に従って、保存後のバイオフィルム除去効果を評価した。
バイオフィルム除去率=
(コントロールの濁度−試験組成物処置の濁度)/コントロールの濁度×100
評価基準
◎:バイオフィルム除去率が90%以上
○:バイオフィルム除去率が80%以上90%未満
△:バイオフィルム除去率が70%以上80%未満
×:バイオフィルム除去率が70%未満
形成させたモデルバイオフィルムを、サンプル(液体口腔用組成物)2mLに3分浸漬した。その後、PBS(和光純薬工業(株)製)1mLで6回洗浄し、同バッファー2mLを添加した試験管(直径13mm×100mm)内で超音波処理(200μA、10秒間)により分散した。この分散液の波長550nmでの濁度(OD)を測定し、バイオフィルム残存量を測定した。
試験組成物のバイオフィルム除去効果は、下式により、コントロール(サンプルに浸漬しない以外は上記と同様に処理)に対する除去率を求め、この除去率から、下記基準に従って、保存後のバイオフィルム除去効果を評価した。
バイオフィルム除去率=
(コントロールの濁度−試験組成物処置の濁度)/コントロールの濁度×100
評価基準
◎:バイオフィルム除去率が90%以上
○:バイオフィルム除去率が80%以上90%未満
△:バイオフィルム除去率が70%以上80%未満
×:バイオフィルム除去率が70%未満
*1BMMの組成:1リットル中の質量で表す。
プロテオースペプトン(Becton and Dickinson社製):4g/L
トリプトン(Becton and Dickinson社製):2g/L
イーストエキス(Becton and Dickinson社製):2g/L
ムチン(Sigma社製):5g/L
ヘミン(Sigma社製):2.5mg/L
ビタミンK(和光純薬工業(株)製):0.5mg/L
KCl(和光純薬工業(株)製):1g/L
システイン(和光純薬工業(株)製):0.2g/L
蒸留水:残
(全量が1Lになるようにメスアップし、121℃で20分間オートクレーブした。)
プロテオースペプトン(Becton and Dickinson社製):4g/L
トリプトン(Becton and Dickinson社製):2g/L
イーストエキス(Becton and Dickinson社製):2g/L
ムチン(Sigma社製):5g/L
ヘミン(Sigma社製):2.5mg/L
ビタミンK(和光純薬工業(株)製):0.5mg/L
KCl(和光純薬工業(株)製):1g/L
システイン(和光純薬工業(株)製):0.2g/L
蒸留水:残
(全量が1Lになるようにメスアップし、121℃で20分間オートクレーブした。)
<使用感(苦味のなさ)>
サンプル(液体口腔用組成物)約10mLを口に含み、30秒間すすいだ後、洗口後の苦味について下記の5段階の評点基準で判定した。6名の平均点を求め、下記の評価基準に従って、使用感(苦味のなさ)を評価し、◎、○、△、×で示した。○以上を合格とした。
評点基準
5:苦味を感じない
4:殆ど苦味を感じない
3:やや苦味を感じるが問題ないレベルである
2:苦味を感じる
1:強い苦味を感じる
評価基準
◎:平均値が4点以上5点以下
○:平均値が3点以上4点未満
△:平均値が2点以上3点未満
×:平均値が1点以上2点未満
サンプル(液体口腔用組成物)約10mLを口に含み、30秒間すすいだ後、洗口後の苦味について下記の5段階の評点基準で判定した。6名の平均点を求め、下記の評価基準に従って、使用感(苦味のなさ)を評価し、◎、○、△、×で示した。○以上を合格とした。
評点基準
5:苦味を感じない
4:殆ど苦味を感じない
3:やや苦味を感じるが問題ないレベルである
2:苦味を感じる
1:強い苦味を感じる
評価基準
◎:平均値が4点以上5点以下
○:平均値が3点以上4点未満
△:平均値が2点以上3点未満
×:平均値が1点以上2点未満
使用原料の詳細を下記に示す。
(A)テトラデセンスルホン酸ナトリウム;商品名「KリポランPJ−400CJ」、
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製
(B)乳酸ナトリウム;和光純薬工業(株)製
(C)デキストラナーゼ;13,000単位/g品、三菱化学フーズ(株)製
(A)テトラデセンスルホン酸ナトリウム;商品名「KリポランPJ−400CJ」、
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製
(B)乳酸ナトリウム;和光純薬工業(株)製
(C)デキストラナーゼ;13,000単位/g品、三菱化学フーズ(株)製
表3に示すように、(A)、(B)又は(C)成分を欠く比較例では、保存後のバイオフィルム除去効果が悪く、(B)成分が配合されていない比較例2、5はデキストラナーゼの保存安定性も悪かったが、表1、2に示す(A)、(B)及び(C)成分を配合した液体口腔用組成物(実施例)は、デキストラナーゼの保存安定性が優れ、保存後もバイオフィルム除去効果が優れ、苦味が抑えられ使用感も良かった。
Claims (6)
- (A)α−オレフィンスルホン酸塩、
(B)乳酸ナトリウム、及び
(C)デキストラナーゼ
を含有することを特徴とする口腔用組成物。 - (A)/(B)が、質量比として1.5以下である請求項1記載の口腔用組成物。
- (A)成分を0.01〜3質量%含有する請求項1又は2記載の口腔用組成物。
- (B)成分を0.007〜10質量%、(C)成分を1〜200単位/g含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の口腔用組成物。
- 液体である請求項1〜4のいずれか1項記載の口腔用組成物。
- 洗口剤である請求項5記載の口腔用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017204945A JP2019077630A (ja) | 2017-10-24 | 2017-10-24 | 口腔用組成物 |
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ID=66628599
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JP2017204945A Pending JP2019077630A (ja) | 2017-10-24 | 2017-10-24 | 口腔用組成物 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019077630A (ja) |
-
2017
- 2017-10-24 JP JP2017204945A patent/JP2019077630A/ja active Pending
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