JP2019077030A - 研磨システム付き刃物スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、フレームと、刃物を受けるための保持装置と、刃物の刃を研磨するための研磨システムとを備える刃物スタンドであって、研磨システムは、ベース部と、ベース部と一体をなす少なくとも1つの研磨具とを備え、ベース部は、ベース部がフレームの内部にある収納位置と、ベース部が部分的にフレームの外に出る把持位置との間でフレームに対して可動である刃物スタンドに関する。【解決手段】本発明によれば、ベース部は1つの磁性要素によって研磨システムに対して保持され、ベース部は、その把持位置にあるときは、刃の研磨作業を行うために刃物スタンドから分離することが可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、特に包丁および/またはその他の台所用具、たとえばハサミなどを含む刃物製品を保持するためのスタンドに関する。本発明は、より詳細には、刃物の刃の研磨システムを備える、包丁立てのような刃物スタンドに関する。
Figure 2019077030
刃物の刃は、繰り返し使用した後、刃の切れ味を改善するために必要とする。そのため、刃を定期的に研いでその切れ味をよみがえらせるために、研磨用具を台所に用意しておくことが重要である。
フレーム、刃物を受けるための保持装置、およびその刃物の刃を研ぐための研磨システムを備える刃物スタンドが知られている(たとえば、特許文献1参照)。研磨システムは、ベース部と、ベース部と一体をなす少なくとも1つの研磨具とを備える。ベース部は、ベース部がフレームの内部に来る収納位置と、ベース部がフレームの外に出る把持位置との間でフレームに対して可動である。
このような研磨システムのベース部は、刃物スタンドに対して引込式となっている。ベース部は、研磨具がフレームの内部に収納されており、研磨作業を行うためアクセスすることができない収納位置と、研磨具がフレームから出て刃と係合できるようになる把持位置との間でフレーム上を回転可能に取り付けられている。このような刃物スタンドは、刃物の刃の研磨作業を行うときは展開可能であるとともに、それ以外の時間はフレームの中に収納して保管することもできる研磨システムを備える。
しかし、このような研磨システムのベース部はフレームと一体をなしているため、すなわち研磨システムとフレームとの間には常に物理的なつながりがあるため、フレームから分離することはできない。ユーザは刃物スタンドの近くの厳密な位置で刃の研磨作業を行うことを余儀なくされ、アクセスを制限される。
さらに、ユーザが刃物の刃を研磨できるほど十分なスペースがない場所にスタンドが置かれているときは、研磨作業を行うためのより広いスペースを確保するために、ユーザは一般に、重量のあるスタンド全体を移動させなければならない。また、多数の刃物が入ったスタンドをユーザが持って移動させることは危険でもある。スタンドの移動中に刃物がスタンドから滑り落ちる恐れがある。
米国特許出願公開第2013237137号明細書 米国特許第3137276号明細書
本発明の目的は、上述の不都合に対処して、刃物スタンドからの取外しまたは引抜きが可能で、より安全に利用するために人間工学的に改善された脱着可能な研磨システムを備える刃物スタンドを提案することにある。
本発明のもう1つの目的は、実現するのにシンプルで経済的な設計の研磨システム付き刃物スタンドを提案することにある。
これらの目的は、フレームと、刃物を受けるための保持装置と、前記刃物の刃を研磨するための研磨システムとを備える刃物スタンドであって、研磨システムは、ベース部と、ベース部と一体をなす少なくとも1つの研磨具とを備え、ベース部は、ベース部がフレームの内部にある収納位置と、ベース部が部分的にフレームの外に出る把持位置との間でフレームに対して可動であり、ベース部は少なくとも1つの磁性要素によって研磨システムに対して保持され、ベース部は、その把持位置にあるときは、刃の研磨作業を行うために刃物スタンドから分離することが可能である刃物スタンドによって果たされる。
このような構造では、少なくとも1つの研磨具が装備されたベース部は、スタンドのフレーム内に収納して保管することで台所の収納スペースを節約できるとともに、スタンドから分離することで、作業面の縁など、ふさわしい場所で良好な利用条件のもとでユーザが刃物の刃の研磨作業を行うことができる。そのため、研磨システムはフレームと一体ではなく、すなわち、研磨システムはフレームから取り外して独立したものとなることが可能で、そのときには研磨システムとフレームとの間には物理的なつながりは全くなくなる。
さらに、少なくとも1つの磁性要素によるベース部の保持は、非常にシンプルかつ直観に即した利用をもたらす。ベース部がその把持位置で研磨システムに対して保持されているときは、ユーザは簡単な動作でベース部をスタンドから容易かつ迅速に分離することができる。
「把持位置」という表現は、本発明においては、部分的にフレームの外に出たベース部には、ユーザが容易につかむことのできる把持ゾーンがあることをいうものとして理解する必要がある。
「分離する」という用語は、本発明では、取り外す、結合を解除する、切り離す、引き離す、すなわち物理的につながっていない状態または独立した状態として理解する必要がある。
好ましくは、ベース部は2つの磁性要素によって、または1つの磁性要素と1つの強磁性要素によって、研磨システムに保持される。
その2つの磁性要素の一方、またはその磁性要素もしくはその強磁性要素はフレームと一体をなし、もう一方の要素はベース部と一体をなす。その2つの要素は、ベース部をスタンド内に保持するために互いに引き付け合うように構成される。
好ましくは、ベース部はその収納位置とその把持位置との間でフレームに対して並進可能である。
そのため、ユーザはベース部を押すことによってベース部をその収納位置からその把持位置まで移動させ、そこでさらに追加の力を加えることで、その少なくとも1つの磁性要素の引力に打ち勝ってスタンドからベース部を分離させることができる。それとは逆に、ユーザがベース部をその把持位置まで近づけることで、ベース部はそこでその少なくとも1つの磁性要素によって引き付けられ、スタンドに保持される。ユーザは次いでベース部を押して、ベース部をその把持位置からその収納位置に移動させる。
有利には、ベース部はフレームの垂直な延長方向に対して直角をなす横断方向に並進可能である。
そのため、フレームを水平面上に置いたとき、ベース部を水平に引き出し、水平にしまうことができる。
好ましくは、研磨システムはノック式ボールペン型の格納機構を備え、収納位置にあるベース部に圧力を加えることでベース部を把持位置に移動させ、またその逆を行うことができる。
ノック式ボールペン型の格納機構の利用によって、ベース部を押すだけでベース部をその収納位置と把持位置との間で迅速に操作することができる。ノック式ボールペン型の格納機構は、コンパクトで効率のよいシステムである。
さらに、このような格納機構を利用することで、ベース部の外側面に把持ボタンを設けずにすませることができる。
好ましい実施形態では、格納機構はキャップ、カムおよびピストンを備え、ピストンは、ベース部がその収納位置にある引込位置と、ベース部がその把持位置にある出位置との間でフレームに対して並進可能であり、ベース部は、その少なくとも1つの磁性要素によってピストンに対して保持される。
ベース部がその少なくとも1つの磁性要素によってピストンに対して保持されているときには、ベース部は格納機構のピストンの並進運動に従う。
好ましくは、その少なくとも1つの磁性要素はピストンと一体をなし、ベース部は強磁性プレートを備え、その少なくとも1つの磁性要素は、その強磁性プレートに対して引力を及ぼしてベース部をピストンに対して保持する。
強磁性プレートの面積は、その少なくとも1つの磁性要素の面積よりも広い。強磁性プレートは、ベース部保持のための良好な接触を果たす目的で、ピストンの中心に完璧に位置決めさせる必要はない。そのため、このような構造は、その少なくとも1つの磁性要素による良好な保持を果たしつつ、強磁性プレートの製造および位置決めの許容差を吸収することができる。その結果、このような構造は安価であり、実施も容易となる。
有利には、ベース部はプラスチック製本体を備え、強磁性プレートはそのプラスチック製本体の内部に設けられる。
強磁性プレートは、酸化されやすい可能性のある強磁性材料からなる。そのため、強磁性プレートはプラスチック製本体によって酸化から守られる。
好ましくは、研磨システムは、収納位置におけるベース部の保持装置を備える。
格納機構のピストンは、その引込位置にあるときには位置を保持されない。実際、引込位置にあるピストンは、格納機構の構造によって自由行程を有する。ベース部は、収納位置にあるときにはピストンと一体をなす。そのため、ベース部もまた、その収納位置にあるときは自由行程を有する。保持装置はベース部をその収納位置に保持することができ、ベース部がその自由行程で移動できないようにする。その結果、ベース部は保持装置によってその収納位置において動きを固定される。
好ましくは、保持装置は、自由端に突起を有するブレードと、ベース部の底面壁に配設されたボスとを備え、突起がボスと協働してベース部がその収納位置にあるときにベース部を保持できるようにする。
Figure 2019077030
好ましくは、格納機構は工具なしで刃物スタンドから取り外すことができる。
格納機構は、部品の手入れ、交換および/または修理のために、工具なしで容易に分解できるように設計される。
本発明の目的、態様および利点は、添付の図面を参照しながら、限定的でない例として紹介する本発明の具体的な実施形態についての以下の説明によって、よりよく理解されよう。
本発明の具体的な実施形態による刃物スタンドの斜視図である。 ベース部がその収納位置にあるときの図1の研磨システムの斜視図である。 ベース部がその把持位置にあるときの図1の研磨システムの斜視図である。 図2のIV−IV切断線による研磨システムの断面図である。 図3のV−V切断線による研磨システムの断面図である。 プラスチック製本体とあわせた状態の図3のベース部の斜視図である。 プラスチック製本体を外した状態の図6のベース部の斜視図である。 図1の格納機構の分解図である。
以下に説明する本発明の具体的な実施形態は、刃物の刃の研磨システムを備える、包丁立てのような刃物スタンドに関する。図1に示すとおり、直角平行六面体の形のスタンド1は、包丁などの刃物製品を受けて保持するための保持装置3を備えている。スタンド1は、垂直な延長方向22に延びるフレーム2をさらに備えている。保持装置3は、クリッピングシステム32を介してフレーム2の上方に脱着可能に設けられている。フレーム2は、ガラスまたはスチレンアクリロニトリル共重合体(SAN)のような透明な素材で製造された側面壁20を備え、フレーム2内に挿入されている刃物の種類が側面壁20を通してユーザにわかるようにされる。
スタンド1は、スタンド1の下部、フレーム2下方に配設された、刃物の刃の研磨システム4を備えている。図2に示すように、研磨システム4は、フレーム2下方に設けられた基部44を備えている。基部44はフレーム2から取り外すことができるようになっており、それによって研磨システム4全体の手入れを容易にすることができる。
図2から図5に示すように、研磨システム4は、基部44の内部に設けられたベース部40を備えている。ベース部40は、フレーム2の垂直な延長方向22に対して直角をなす横断方向11に、基部44に対して並進可能である。ベース部40は、図2、図4に示すようにベース部40がフレーム2の内部にある収納位置と、図3、図5に示すようにベース部40が部分的にフレーム2の外に出ている把持位置との間で可動である。
図4および図5を参照すると、研磨システム4は、基部44の側面壁440に設けられた格納機構42を備えている。格納機構42は、ノック式ボールペン型のシステムである。格納機構42は、ばね42D、カム42B、キャップ42Aおよびピストン42Cを備えている。こうした格納機構の原理は、当業者にはよく知られているものである(たとえば、特許文献2参照)。そのため、本発明では、格納機構42の原理について詳しく説明しない。
さらに、格納機構42は、ピストン42Cの円筒形のキャビティ42c内に設けられた円板形の磁性要素41を備えている。磁性要素とは、あらゆる強磁性材料に対して引力を及ぼすことができる永久磁石のことをいう。磁性要素41はたとえば、ネオジム磁石であり得る。ベース部40は、ベース部40の底面壁435に垂直に配設された強磁性プレート401を備えている。磁性要素41は強磁性プレート401に対して引力を及ぼして、格納機構42のピストン42Cに対してベース部40を保持できるようにする。ベース部40は、プラスチック製本体402を備えている。強磁性プレート401は、プラスチック製本体402の内部に設けられている。プラスチック製本体402は、磁性要素41と強磁性プレート401との間に配置された中間壁402aを備えており、磁性要素41と強磁性プレート401とが直接接することがないようにする。それにより、強磁性プレート401は、プラスチック製本体402によって酸化から守られる。
格納機構42のピストン42Cは、ベース部40がその収納位置にある入位置と、ベース部40がその把持位置にある出位置との間で横断方向11に並進可能である。ベース部40が磁性要素41によってピストン42Cに対して保持されているときには、ベース部40はピストン42Cの並進運動に従う。格納機構42は、ベース部40のプラスチック製本体402を押すだけで、ベース部40をその収納位置と把持位置との間で迅速に操作することができる。
図4および図5に示すように、研磨システム4は、収納位置におけるベース部40の保持装置43を備えている。ベース部40がその収納位置にある入位置にピストン42Cがあるとき、格納機構42のピストン42Cは位置を保持されず、格納機構42の構造によって自由行程を有する。図8に示されるように、ピストン42Cのこの自由行程は、キャップ42Aの溝42aの幾何学形状に特に関係する。そのため、ピストン42Cがその入位置にあるとき、収納位置にあるベース部40も自由行程を有する。したがって、保持装置43はベース部40をその収納位置に保持し、ベース部40がその自由行程を移動できないようにすることができる。
図4および図5を参照すると、保持装置43は、一方の自由端432に突起433を有するブレード431と、ベース部40の底面壁435に配設されたボス434とを備えている。ベース部40がその収納位置にあるとき、ブレード431の自由端432の突起433はボス434の背後に配置されて、ベース部40をその収納位置でブロックすることができる。ベース部40のプラスチック製本体402をその収納位置で押すと、格納機構42のばね42Dは、ベース部40に復帰力を加えてブレード431の変形をもたらし、突起433がボス434の下方を通過して、ベース部40がその収納位置を離れて把持位置に向かうことを可能にする。
さらに、研磨システム4は、ベース部40に設置された2つの研磨具40aを備え、その2つの研磨具40aはベース部40と一体をなす。円筒形の2つの研磨具40aは、タングステンなど、超高硬度材料によって製造される。それぞれの研磨具40aは、上端部40Hと下端部40Bとを備えている。図6および図7に示すように、2つの研磨具40aの2つの上端部40Hの間に刃物の刃の挿入口40Eが形成されている。2つの研磨具40aは、横断方向11と直角をなす長手方向33にV字形の研磨ゾーンを形成するように横並びに設けられている。
使用時、ユーザは、刃物の刃の研磨作業を行おうとするときは、まず収納位置にあるベース部40のプラスチック製本体402の外側面402bを指で横断方向11に押す。ユーザの操作を受けて、格納機構42のばね42Dが圧縮されて、ベース部40に作用する復帰力を回復してブレード431の変形をもたらし、それによって突起433がボス434の下方を通過することを可能にする。それにより、ベース部40は、その収納位置を離れてその把持位置に向かう。ベース部40のプラスチック製本体402が部分的にフレーム2の外に出る把持位置にベース部40が到達すると、ユーザは、フレーム2から出たプラスチック製本体402の把持ゾーンをつかんでベース部40全体を引くことで、磁性要素41の引力に打ち勝ってベース部40をスタンド1から分離させることができる。そして、ユーザは研磨具40aを含むベース部40を、作業面の縁など、ふさわしい場所に持って行き、そこで刃物の刃の研磨作業を行うことができる。
研磨作業が終了した後、ユーザはベース部40をつかんでフレーム2内のその把持位置に近づける。すると、ベース部40は、磁性要素41によって格納機構42に引き付けられ保持される。次いで、ユーザはベース部40を押して、それをその把持位置から収納位置に移動させ、ブレード431の突起433がボス434の背後を通って、ベース部40をその収納位置で固定させる。これにより、ベース部40はフレーム2内に収納される。
本発明が、あくまでも例としてのみ取り上げて説明し図示した実施形態だけにいささかも限定されるものでないことは言うまでもない。とりわけ、様々な要素の構成の観点からの変更や、技術的等価物での置換えによる変更などは、それによって本発明の保護対象領域から外れることなく可能である。
変形実施形態では、研磨システムに対するベース部の保持は、互いに引き付け合う2つの磁性要素であって、一方はベース部と一体をなし、他方は格納機構と一体をなす磁性要素によって行うことができる。
変形実施形態では、ベース部はフレームの垂直な延長方向に並進可能である。
1 スタンド
2 フレーム
3 保持装置
4 研磨システム
11 横断方向
20 側面壁
22 延長方向
32 クリッピングシステム
40 ベース部
40a 研磨具
40B 下端部
40E 刃の挿入口
40H 上端部
41 磁性要素
42 格納機構
42a 溝
42A キャップ
42B カム
42c キャビティ
42C ピストン
42D ばね
43 保持装置
44 基部
401 強磁性プレート
402 本体
402a 中間壁
402b 外側面
431 ブレード
432 自由端
433 突起
434 ボス
435 底面壁
440 側面壁

Claims (10)

  1. − フレーム(2)と、
    − 刃物を受けるための保持装置(3)と、
    − 前記刃物の刃を研磨するための研磨システム(4)と
    を備える刃物スタンド(1)であって、
    前記研磨システムは、ベース部(40)と、前記ベース部(40)と一体をなす少なくとも1つの研磨具(40a)とを備え、前記ベース部(40)は、前記ベース部(40)が前記フレーム(2)の内部にある収納位置と、前記ベース部(40)が部分的に前記フレーム(2)の外に出る把持位置との間で前記フレーム(2)に対して可動である刃物スタンド(1)において、
    前記ベース部(40)は少なくとも1つの磁性要素(41)によって前記研磨システム(4)に対して保持され、前記ベース部(40)は、その把持位置にあるときは、刃の研磨作業を行うために前記刃物スタンド(1)から分離することが可能であることを特徴とする刃物スタンド(1)。
  2. 前記ベース部(40)は2つの磁性要素によって、または1つの磁性要素(41)と1つの強磁性要素によって、前記研磨システム(4)に保持されることを特徴とする請求項1に記載の刃物スタンド(1)。
  3. 前記ベース部(40)はその収納位置とその把持位置との間で前記フレーム(2)に対して並進可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の刃物スタンド(1)。
  4. 前記ベース部(40)は前記フレーム(2)の垂直な延長方向(22)に対して直角をなす横断方向(11)に並進可能であることを特徴とする請求項3に記載の刃物スタンド(1)。
  5. 前記研磨システム(4)はノック式ボールペン型の格納機構(42)を備え、収納位置にある前記ベース部(40)に圧力を加えることで前記ベース部(40)を把持位置に移動させ、またその逆を行うことができることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の刃物スタンド(1)。
  6. 前記格納機構(42)はキャップ(42A)、カム(42B)およびピストン(42C)を備え、前記ピストン(42C)は、前記ベース部(40)がその収納位置にある引込位置と、前記ベース部(40)がその把持位置にある出位置との間で前記フレーム(2)に対して並進可能であり、前記ベース部(40)は、前記少なくとも1つの磁性要素(41)によって前記ピストン(42C)に対して保持されることを特徴とする請求項5に記載の刃物スタンド(1)。
  7. 前記少なくとも1つの磁性要素(41)は前記ピストン(42C)と一体をなし、前記ベース部(40)は強磁性プレート(401)を備え、前記少なくとも1つの磁性要素(41)は、前記強磁性プレート(401)に対して引力を及ぼして前記ベース部(40)を前記ピストン(42C)に対して保持することを特徴とする請求項6に記載の刃物スタンド(1)。
  8. 前記ベース部(40)はプラスチック製本体(402)を備え、前記強磁性プレート(401)は前記プラスチック製本体(402)の内部に設けられることを特徴とする請求項7に記載の刃物スタンド(1)。
  9. 前記研磨システム(4)は、収納位置における前記ベース部(40)の保持装置(43)を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の刃物スタンド(1)。
  10. 前記保持装置(43)は、自由端(432)に突起(433)を有するブレード(431)と、前記ベース部(40)の底面壁(435)に配設されたボス(434)とを備え、前記突起(433)が前記ボス(434)と協働して前記ベース部(40)をその収納位置に保持できるようにすることを特徴とする請求項8に記載の刃物スタンド(1)。
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