JP2019076485A - 昇降天板付き什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降天板を支持する昇降支持部材が邪魔にならず、高い支持強度を確保できる昇降天板付き什器を提供する。【解決手段】対面カウンター1は、床面に立設された縦ビーム5と、縦ビーム5の上部に固定された固定天板6とを備えた固定カウンター2を有する。固定カウンター2に対向する昇降カウンター3は、縦ビーム5に第一取付ブラケット22及び第二取付ブラケット23を介して連結された伸縮可能な昇降支持部材14と、昇降支持部材14の上部に固定された天板ブラケット15と、天板ブラケット15に固定された昇降天板16と、を備えた。昇降支持部材14は固定天板6の後端面近傍に固定した。固定カウンター2の固定天板6の両側部に側板12を設けて固定天板6を固定した。側板12は固定天板6と昇降天板16の両側部に配設した。縦ビーム5と昇降支持部材14の間の隙間Kに昇降天板の後部から後側幕板25を垂下させた。【選択図】図12

Description

本発明は、例えばオフィスや金融機関等の受付や窓口等に設置されている対面式カウンター等を含む昇降天板付き什器に関する。
従来、対面式カウンターとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この対面式カウンターでは、支持板の上部に天板を設けた基本ユニットの左右端部に側板を連結している。特許文献2に記載された対面カウンターでは、天板を支持する脚部が昇降可能になっている。脚部は天板の安定のために前後方向中央に降下しており、下端部に床面に着座する基台が前後方向に延びている。
また、特許文献3に記載された対面式カウンターでは、係員用のテーブル板と顧客用テーブル板が対向して配設され、顧客用テーブル板を昇降可能としている。この対面式カウンターは、左右の側板間に、係員用のテーブル板と顧客用テーブル板が対向して配設されている。両サイドの側板は中空形状とされ、係員側の約片側半分の内側に係員用のテーブル板の脚部を昇降できる。顧客側の約半分の内側にも顧客用のテーブル板の脚部を昇降できるようにしている。この対面式カウンターは、顧客の混み具合等、窓口の業務形態に応じて係員用テーブル板と顧客用テーブル板とを個別に昇降できるようになっている。
特開2008−119269号公報 特開2017−86436号公報 特開2006−158731号公報
ところで、特許文献1に記載の対面式カウンターでは、天板を支持する脚部を必要としないが、天板の高さ調整ができない。そのため窓口の業務形態に応じて天板の高さを調整することができなかった。
一方、特許文献2に記載の対面式カウンターは天板の下側に脚部と基台があるため、使用者の邪魔になることがあった。また、特許文献3に記載の対面式カウンターでは、高さ調整できる脚部が、係員用テーブル板と顧客用テーブル板に亘って前後方向に延びている側部の中空部内で個別に昇降作動するため脚部が大きく嵩張ってしまい、使用者の邪魔になるという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、昇降天板を支持する昇降支持部材が使用者の邪魔にならず、しかも高い支持強度を確保できるようにした昇降天板付き什器を提供することを目的とする。
本発明による昇降天板付き什器は、床面に立設された固定支持部材と、固定支持部材に支持された固定天板と、床面に立設され且つ固定天板の左右端部に連結された側板と、昇降天板と、固定支持部材または側板に連結されていて昇降天板を昇降可能な昇降支持部材と、昇降支持部材の上部に支持された昇降天板と、を備え、側板は昇降天板の左右端部に対向する位置まで延びていることを特徴とする。
本発明によれば、固定支持部材に昇降支持部材を対向して配設させ、昇降支持部材を伸縮させることで昇降天板を昇降させることができ、しかも昇降支持部材は固定天板側に配設して固定支持部材に連結するか、側板に連結するため、昇降天板の下方空間のスペースを広く空けることができ、使用者の邪魔にならない。また、昇降天板及び昇降支持部材を設けた什器が倒れたり揺動したりすることを側板によって規制できる。
また、固定支持部材と昇降支持部材との間に隙間が形成され、隙間内に昇降天板の後端部から垂下する幕板が設置されていることが好ましい。
昇降支持部材を固定支持部材側に設置することで固定支持部材との間に小さな隙間が形成されていても、この隙間に昇降天板から幕板を垂下して固定するため、固定天板に対して昇降天板を昇降させた際にも昇降天板と一体に昇降する幕板によって隙間を小さく維持することができ、紙等の薄物を含む異物が固定天板と昇降天板との隙間に挟まれることを阻止できる。
また、昇降支持部材の前面側に昇降支持部材を覆うフロントパネル部材が設置されていてもよい。
フロントパネル部材によって昇降支持部材を隠すことができるため、美観を維持して意匠性を向上できる。
また、昇降支持部材の非昇降部が固定支持部材に連結されていてもよい。
昇降支持部材の床面側に設置した非昇降部を固定支持部材に連結することで、昇降支持部材によって昇降天板の奥側である固定天板側を支持する片持ち支持としても支持強度が高く昇降天板の倒れを防止できる。
本発明によれば、固定支持部材に対向配置した昇降支持部材を昇降させることで昇降天板を昇降させることができ、しかも昇降支持部材は固定天板側に配設して固定支持部材に連結するか、側板に連結するため、昇降天板の下方空間のスペースを空けることができ、使用者の邪魔にならない。しかも昇降天板に荷重がかかっても倒れを防止できる。
本発明の第一実施形態による昇降天板付き対面カウンターを示す要部斜視図である。 対面カウンターの固定カウンターに昇降カウンターを組み立てる工程の側面図である。 対面カウンターにおける昇降カウンターの分解斜視図である。 固定カウンターに昇降支持部材を取り付けた状態の斜視図である。 昇降支持部材に取り付ける縦ビームの要部分解図である。 昇降支持部材の下部ブラケット及び固定筒部と縦ビームの取り付け構成を示す要部説明図である。 下部ブラケットの拡大図であり、(a)は後面側を固定枠部の下部横ビームに固定された図、(b)は前面側を第二横ビームに固定された図である。 昇降カウンターを後面側から見た斜視図である。 図8におけるガイド部材の拡大図である。 (a)はガイド部材を後側幕板に固定した構造を示す斜視図、(b)はガイド部材に嵌め込んだガイドピンと縦ビームの折り曲げ片とを示す同図(a)のA−A線水平断面図である。 対面カウンターの昇降天板が降下位置にある状態の側断面図である。 昇降天板が上昇位置にある状態の側断面図である。 第二実施形態による対面カウンターを示す要部模式図であり、(a)は要部縦断面図、(b)は要部水平断面図である。 変形例による昇降カウンターの模式図である。
以下、本発明の実施形態による昇降天板付き対面カウンターを、添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の第一実施形態による昇降天板付き対面カウンター1である。この対面カウンター1は、例えば金融機関や市役所等の公共施設、病院やオフィス等で顧客と係員とが対面して面談する場合に用いられる。この対面カウンター1は、係員が対面する固定カウンター2と顧客が対面する昇降カウンター3とが向い合せで対向して配設されている。
この対面カウンター1は係員が固定カウンター2に着座して対面し、顧客は着座する場合と立つ場合のいずれかの姿勢で係員に対面できる。例えば窓口が顧客で混雑している場合には、昇降カウンター3を固定カウンター2より高い位置に保持して顧客が立って対応する。窓口の顧客が少ない場合には、昇降カウンター3を固定カウンター2と同じ高さ位置に調整して顧客も着座して対応する。一般に昇降カウンター3の高さ調整は営業時間外に行われる。
次に対面カウンター1の具体的構成について説明する。
本明細書の対面カウンター1では、固定カウンター側、即ち図2の側面図における左側を後方、後側とし、昇降カウンター側、即ち、図2で右側を前方、前側とする。そして、これに直交する水平方向を左右方向とする。図2〜図4において、固定カウンター2は例えば断面コの字状の縦ビーム5が床面から起立して設置されている。縦ビーム5は幅方向両側に一対設けられており、その上部には高さが一定の固定テーブルとして固定天板6が連結されている。一対の縦ビーム5の上下端部には上部横ビーム7a及び下部横ビーム7bがそれぞれ連結されている。一対の縦ビーム5と上部横ビーム7a及び下部横ビーム7bとで略四角形枠状の補強枠体8が形成されている。
縦ビーム5は、例えば図10に示すように、断面略コの字状の部材が例えば二重に重ねて形成されており、内側の縦ビーム5Aと外側の縦ビーム5Bを有している。内側の縦ビーム5Aは、昇降カウンター3側に位置する第一リブ5aと、これに対向する第二リブ5bと、第一リブ5a及び第二リブ5bを連結するウェブ5cとを有している。外側の縦ビーム5Bも同様な構成を有している。なお、縦ビーム5はいずれか一方の縦ビーム5Aまたは5Bだけで形成されていてもよい。
縦ビーム5及び上部横ビーム7aの上部に固定天板6の前端部6aが固定されている。固定天板6の下部には、固定枠体8の後ろ側に固定幕板9が垂下して固定され、その下部には横ブラケット10が両端の縦ビーム5に連結されている。横ブラケット10は、上部横ビーム7a及び下部横ビーム7b間に配設され、昇降カウンター3を昇降させるための電気配線のコントローラが収納されている。
固定カウンター2の左右側部にはパネル状の側板12がそれぞれ配設され、各側板12の内面に形成されたレール溝12aに固定天板6の左右端部が嵌合されてねじ等で連結されている。縦ビーム5は側板12に連結されていない。なお、固定天板6に代えて、または固定天板6と共に縦ビーム5が側板12の内面に連結されていてもよい。側板12は固定カウンター2の両側部を囲うと共に固定天板6の上方に延びており、しかも昇降カウンター3の両側部を囲うように延びている。
図3、図4、図11、図12等に示すように、固定カウンター2の前側に隣接して配設された昇降カウンター3には、両側の縦ビーム5に対向する位置に昇降支持部材14がそれぞれ設置されている。各昇降支持部材14の上端部には前方に向けて延びる天板ブラケット15がそれぞれ連結されている。天板ブラケット15の上部には昇降天板16が固定されている。昇降天板16はその後端部16a近傍の下面に昇降支持部材14が固定され、前端部が前方に向けて延びている。
図2において、昇降支持部材14は昇降天板16を昇降可能に支持しており、その降下位置(本昇降カウンター3の使用設定範囲において昇降天板16を最も降下させた位置)で昇降天板16は固定天板6と同じ高さ位置に保持され(図11参照)、上昇位置(本昇降カウンター3の使用設定範囲において昇降天板16を最も上昇させた位置)で固定天板6よりも高い位置に保持されている(図12参照)。
図2、図5等に示す昇降支持部材14は、床面に着座する固定部材としての下部ブラケット18と、下部ブラケット18の上面18aにボルト等で固定される中空の固定筒部19と、固定筒部19内に進退可能に挿入されている昇降軸部20とで構成されている。昇降軸部20は例えば2段の昇降部材を有しており(図12参照)、略筒状で固定筒部19内に進退可能な第一昇降軸部20aと第一昇降軸部20a内に進退可能な第二昇降軸部20bとで構成されている。伸縮機構を固定筒部19と第一昇降軸部20aと第二昇降軸部20bで構成することで、伸長時に互いに重なる部分が長く確保できて剛性が高い。即ち、図11に示す昇降天板16が固定天板6と同一高さに降下した第一位置と図12に示す上昇した第二位置との間で、固定筒部19と第一昇降軸部20aと第二昇降軸部20bは互いに一部重複した長さに保持される。なお、昇降軸部20は1つの昇降部材で構成してもよいし、或いは上下3段以上の複数組の昇降部材で構成して伸縮可能としてもよい。
下部ブラケット18は図5〜図7に示されており、略四角形板状の上面18aに対して背面18bと両側面18cとが平板状で床面に垂下している。しかも、両側面18cは上面18aから床面に向けて後端側に傾斜する略直角三角形板状に形成されている。下部ブラケット18の前面は上面18aの幅方向中央から板状の中央支持部18dが床面に垂下しており、その両側と側面18cとの間は凹部をなす空間とされている。
図6において、下部ブラケット18の背面18bを固定枠体8に固定するに際し、中央支持部18dの左側では例えば2本のボルトbを縦ビーム5の上下に締め込み固定する。中央支持部18dの右側では背面18bをボルトbにより下部横ビーム7bに締め込み固定する。そのため、縦ビーム5の幅が小さくても固定枠体8の両側の下部角部において、縦ビーム5と下部横ビーム7bに複数のボルトbで下部ブラケット18を強固に固定できる。
また、背面18bの厚みを他より大きい厚みaに形成して縦ビーム5と固定筒部19との隙間を所定の距離aに設定し、縦ビーム5と昇降支持部材14との間に後述する後側幕板25を垂下させるための隙間Kが形成されている。
図7(a)、(b)において、両側の下部ブラケット18における中央支持部18dの下端面には、第二横ビーム17がボルトbで固定されている。そのため、両側の下部ブラケット18を挟んでその後側の下部横ビーム7bと前側の第二横ビーム17とが対向して平行に連結されている。
図5及び図6において、下部ブラケット18の上面18aにボルト等で固定された固定筒部19は角筒状であり、内部に昇降軸部20が進退可能である。しかも、固定筒部19の内部には昇降軸部20を昇降させるための駆動モータと配線等が収納されている。
固定筒部19は縦ビーム5に第一取付ブラケット22及び第二取付ブラケット23によって固定されている。第一取付ブラケット22は断面略コの字状に形成されていて、上下端部がボルトb等で縦ビーム5に固定されている。第一取付ブラケット22はスペーサとして縦ビーム5と固定筒部19の間に所定の距離aを開けられるように所定の厚みで屈曲して形成されている。
第一取付ブラケット22に当接する固定筒部19を介して、断面略コの字状の第二取付ブラケット23が縦ビーム5に取り付けられる。第二取付ブラケット23の一方の端部に設けたフックが縦ビーム5に形成されたスリット溝(図示せず)に係合し、他方の端部はボルトbを第一取付ブラケット22に捩じ込んで固定される。これにより、昇降支持部材14は縦ビーム5に対して所定距離aを開けて垂直に起立して固定され、しかも下部ブラケット18と固定筒部19の第二取付ブラケット23との上下二段で縦ビーム5に平行になるよう固定されている。
昇降支持部材14に対して昇降天板16が片持ち支持状態であっても、昇降天板16で受ける荷重は両側の昇降支持部材14及び縦ビーム5を介して側板12で受けることができる。昇降天板16は特に固定天板6より上昇した位置で、顧客が寄りかかる等で荷重を受けると強い倒れ込み荷重を受けるが、上述した取付構造で高強度に支持される。
図11及び図12等において、固定カウンター2の縦ビーム5と昇降カウンター3の昇降支持部材14との間に距離aの隙間Kを形成するが、昇降天板16の後端部16aの下面には後側幕板25が固定されて垂下され、昇降天板16の後端部16aと後側幕板25とは面一に形成されている。そのため、固定天板6と昇降天板16及び後側幕板25との間には例えば5mm以下のわずかな隙間しかなく、紙等の書類や薄物の異物が入りにくい。
特に、固定天板6の厚み方向の前端部6aにモヘア等の繊維材の束を固定して昇降天板16または後側幕板25に当接させれば、紙等の薄物が隙間に進入することをより確実に阻止できる。
昇降支持部材14を挟んで後側幕板25の前側には前側幕板26が昇降天板16の下面に固定されて垂下している。前側幕板26と後側幕板25は昇降天板16の幅方向略全長に延びており、その上下方向の長さは、図2及び図11に示す昇降天板16の降下位置で、第一取付ブラケット22及び第二取付ブラケット23に当接しない程度の長さに設定されている。前側幕板26及び後側幕板25の下端部は連結部材27によって互いに連結されている。
そのため、前側幕板26及び後側幕板25と昇降天板16と連結部材27とで側面視略四角形枠状に連結されており、前側幕板26及び後側幕板25を高強度に保持できる。昇降天板16が昇降した際に後側幕板25が揺動して固定天板6に接触することを確実に阻止できる。連結部材27は前側幕板26及び後側幕板25の下端部において、幅方向両端部と中間部に設けられているが、少なくとも1カ所に設けていれば前側幕板26及び後側幕板25の固定強度を確保できる。
なお、前側幕板26及び後側幕板25の下端部に連結部材27は必ずしも設けなくてもよい。この場合でも、前側幕板26及び後側幕板25の上端部を昇降天板16の下面にボルト等で連結しているので昇降時の揺動を抑制できる。
また、昇降支持部材14を前側幕板26及び後側幕板25で挟んでいることで、固定筒部19及び昇降軸部20の接続部等に顧客の足や膝等が接触することから保護できる。
次に図8〜図10において、固定カウンター2に隣接する昇降カウンター3の後部が開示されている。図において、昇降カウンター3の後側幕板25における下端部の幅方向両側にはガイド部材30がそれぞれ固定されている。ガイド部材30は例えば略階段状に形成されており、その下片部30aが後側幕板25の下面に当接してボルトbで固定され、基板部30bが後側幕板25の後面に当接していると共にその上側リブ30cが外側に折れ曲がっている。
基板部30bは幅方向外側に延びていて、その一端部は縦ビーム5の第一リブ5aをガイド面として挟んで後ろ側に折れ曲がる段付き部30dを形成している。この段付き部30dには縦ビーム5の第一リブ5aに当接するガイドピン32がガイド部として固着されている(図10(b)参照)。
そのため、昇降カウンター3の昇降天板16が昇降すると、後側幕板25も一体に昇降するため、その両端部に固定したガイド部材30のガイドピン32が縦ビーム5の第一リブ5aに当接しながら摺動する。しかも、固定カウンター2の前面側の固定天板6及び縦ビーム5と昇降カウンター3の後面側の後側幕板25との間の隙間内にガイド部材30が配設され、ガイド部材30はその上側リブ30cが隙間を埋めて昇降天板16と一体に昇降可能となる。
固定カウンター2と昇降カウンター3の後側幕板25との隙間はガイド部材30によって連携されて一定間隔に保持されている。なお、ガイド部材30は金属製であり、ガイドピン32は縦ビーム5の第一リブ5aを擦過しないように例えばナイロン等の樹脂製とされている。
本実施形態による対面カウンター1では、固定カウンター2の縦ビーム5と昇降カウンター3の昇降支持部材14との隙間K内に後側幕板25が配設されている。更に、縦ビーム5と後側幕板25との隙間にガイド部材30の上側リブ30cが配設されて埋めている。そのため、固定天板6と昇降天板16及び後側幕板25との隙間内に紙等の書類が挟まったり落下したりすることを阻止できる。
図1乃至図3、図11等において、昇降カウンター3における昇降天板16の下空間には昇降支持部材14に近接する位置に板状のフロントパネル34が設置されている。図12に示すように、フロントパネル34はその後面側に下部係止片34aと上部係止片34bが設けられている。下部係止片34aは下部ブラケット18の中央支持部18dに形成したスリット18eに係合させられ、上部係止片34bは第二取付ブラケット23に形成したスリット23aに係合させられている。そのため、フロントパネル34は着脱が容易である。
そのため、フロントパネル34は、例えばその下端部が床面上または床面から若干浮いて保持され、その上端部は降下位置にある昇降天板16の天板ブラケット15より若干下側に位置している。フロントパネル34によって昇降天板16の下部空間の奥側に位置する両側の昇降支持部材14と前側幕板26の下側の空間と前側幕板26の大部分とが覆われているため、顧客側から昇降支持部材14や前側幕板26やその下側の空間等がほとんど目視できず、意匠性が向上する。
また、昇降天板16が上昇した場合には、前側幕板26も昇降天板16と一体に上昇するため、前側幕板26と昇降支持部材14の下部がフロントパネル34に覆われる。
本実施形態による対面カウンター1は上述した構成を有しており、一例として次のように組み立てることができる。
対面カウンター1の組立に際して、予め固定カウンター2の両側部に側板12を配設し、レール溝12aに固定天板6を固定させる。昇降カウンター3は一対の昇降支持部材14の上部に昇降天板16を固定して一体化する。昇降支持部材14の前後には後側幕板25と前側幕板26が設置されている。そして、図2に示すように、後付けで昇降カウンター3を両側板12の間に挿入して固定カウンター2に連結できる。
その際、図3、図5に示すように、固定カウンター2における固定枠体8の縦ビーム5に昇降カウンター3の昇降支持部材14を対向させ、昇降支持部材14の下部ブラケット18を縦ビーム5及び下部横ビーム7bにボルトbで連結すると共に、縦ビーム5に固定した第一取付ブラケット22に固定筒部19を当接させて第二取付ブラケット23を縦ビーム5及び第一取付ブラケット22に係止、固定させる。
後側幕板25の下端部における左右両端部にガイド部材30をボルトbで固定する。両側のガイド部材30における基板部30bの段付き部30dで縦ビーム5の第一リブ5aの一部を覆い、ガイドピン32を第一リブ5aに当接させて昇降可能に係止させる。第一リブ5aは後側幕板25と段付き部30dのガイドピン32との間に保持される。次に、昇降天板16の下部空間の奥側にフロントパネル34を取り付け、下部係止片34aと上部係止片34bを下部ブラケット18と第二取付ブラケット23にそれぞれ係止させることで、前面側をフロントパネル34で覆うことができる。
得られた対面カウンター1では、側板12の間に設けた昇降カウンター3の昇降天板16が昇降支持部材14の伸縮作動によって縦ビーム5との隙間を一定に維持しながら昇降できる。しかも、側板12によって昇降カウンター3の倒れや揺れを規制できる。
上述したように、本実施形態による対面カウンター1は次の作用効果を奏する。
(1)昇降位置に関わらず、昇降天板16及び後側幕板25と固定天板6との間の隙間を小さく維持できる。更に、後側幕板25の両側端部に固定されたガイド部材30のガイドピン32が縦ビーム5の第一リブ5aをガイドとして上下方向に摺動可能であるため、昇降天板16の昇降位置に関わらず固定天板6との隙間を小さく一定に維持でき、この小さな隙間内に紙等の書類を挟むことを防止できる。
しかも、固定天板6の前端部6aに繊維束を取り付けて隙間を埋めることで紙等の書類等が隙間内に入り込むことをより確実に阻止できる。
(2)昇降カウンター3は昇降天板16の後端部を昇降支持部材14で支持するため、昇降カウンター3側の昇降天板16の下側の空間が広くなり、昇降カウンター3側に対面する顧客の足元が広く圧迫することを防止できる。
(3)しかも、昇降天板16を後端部で片持ち式に支持する昇降支持部材14はその下部側の2カ所で縦ビーム5に固定され、固定天板6を介して両側の側板12で支持できる。そのため、昇降天板16に前倒れ方向の荷重がかかっても側板12で強固に支えることができて、昇降カウンター3の安定した支持ができる。また、昇降カウンター3は両側の側板12で倒れや揺れを規制できる。
(4)昇降カウンター3の昇降天板16を支持する昇降支持部材14は、下端部に設けた下部ブラケット18の上に固定筒部19とその内部を進退可能な昇降軸部20として第一昇降軸部20a及び第二昇降軸部20bを設けたため、第一昇降軸部20a及び第二昇降軸部20bのストロークが短くて固定筒部19内に納まる重複長さを確保できて、昇降支持部材14の剛性が高く昇降天板16の支持強度が高い。
(5)昇降カウンター3の昇降支持部材14はその前後を前側幕板26と後側幕板25で囲う構成であるため、対面した顧客の足が昇降支持部材14に接触したりすることから保護できる。しかも、前側幕板26と後側幕板25は昇降天板16と連結部材27で上下端部を連結することで保持強度が高く、昇降天板16の昇降時に後側幕板25が固定天板6との間で揺動したりしない。
また、後側幕板25は縦ビーム5と昇降支持部材14の間の隙間K内に位置するため、隙間Kを更に小さい隙間に規制できて紙等の異物を挟んだりしにくい。
(6)更に、前側幕板26を設けたため、顧客側から昇降支持部材14や空間等が露出することを防止できて安全性と意匠性が高い。
また、昇降カウンター3の昇降天板16の下部空間を覆うフロントパネル34を昇降支持部材14に係止させたため、昇降支持部材14や下部空間の前側幕板26等を覆って美観と意匠性を向上できる。しかもフロントパネル34は昇降支持部材14と縦ビーム5と固定天板6を介して側板12に支持されるため、支持強度が高い。
なお、本発明は上述の第一実施形態による対面カウンター1に限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の他の実施形態や変形例等について説明するが、上述した実施形態と同一または同様な部品や部材等には同一の符号を用いて説明を行う。
上述した実施形態では、対面カウンター1は後方に設けた固定カウンター2の前側に昇降カウンター3を対面して設置したが、本発明による第一の什器は固定カウンター2に限定されない。例えば第一の什器として固定カウンター2に代えて棚や壁等を設けてもよく、棚や壁等に対面して昇降天板16を有する昇降カウンター3を第二什器として設けて昇降天板16を昇降可能に保持してもよい。
また、対面カウンター1の第二実施形態として、固定カウンター2に代えて昇降カウンター3をもう1つの昇降カウンター3に対面して逆向きに設けてもよい。第二実施形態による対面カウンター1Aを図13(a)、(b)に示す模式図に基づいて説明する。
本実施形態による対面カウンター1Aは、上述した第一実施形態における固定カウンター2に代えて昇降カウンター3と同様な構成を備えた第二昇降カウンター3Aが設置されている。図13に示す例では、第二昇降カウンター3Aは、昇降支持部材14Aとして下部ブラケット18の上部に固定筒部19Aと第一及び第二昇降軸部20a、20bからなる昇降軸部20Aとを備えている。昇降軸部20Aの上端に天板ブラケット15Aが設置され、その上に昇降天板16Aが固定されている。
昇降カウンター3及び第二昇降カウンター3Aにおける各昇降天板16,16Aの対向する各後端部16a、16aの下面には後側幕板25、25Aがそれぞれ垂下されている。昇降カウンター3及び第二昇降カウンター3Aの昇降天板16,16Aの間、後側幕板25,25Aの間には、紙等の書類の進入を阻止する小さい一定距離の隙間が設定されている。その側部には一対の後側幕板25、25Aを囲うように水平断面視略コの字状のガイド部材37が配設されている。ガイド部材37は両側の側壁ガイド37a、37bの内面がそれぞれ後側幕板25,25Aに対向し、外面に昇降支持部材14、14Aの固定筒部19、19Aが連結されている。
このような構成において、第二昇降カウンター3Aが固定保持された状態で、一方の昇降天板16が昇降すると後側幕板25はガイド部材37の側壁ガイド37aに沿って昇降するため、他方の後側幕板25A及び昇降天板16Aとの隙間は一定に保持される。また、一方の昇降カウンター3が固定保持された状態で、他方の昇降天板16Aが昇降すると後側幕板25Aはガイド部材37の側壁ガイド37bに沿って昇降するため、同様に一方の後側幕板25及び昇降天板16との隙間は一定に保持される。
なお、本実施形態では、後側幕板25,25Aは側壁ガイド37a、37bの内面に沿って面接触して昇降するが、第一実施形態のように後側幕板25,25Aまたは側壁ガイド37a、37bにガイドピン32を設けてもよい。
従って、対面カウンター1Aにおける昇降カウンター3及び第二昇降カウンター3Aのいずれか一方が昇降した場合でも、隙間が小さい一定の距離に維持されるため、紙等の書類が隙間内に進入するおそれを低減できる。
次に図14は上述した各実施形態の第一変形例を示すものであり、対面カウンター1の昇降カウンター3のみが開示されている。上述した実施形態における昇降支持部材14では、床面に底上げ部材として下部ブラケット18が設置され、その上面18aに固定筒部19と進退可能な昇降軸部20が配設されているが、本変形例では上下逆に構成した。即ち、天板ブラケット15の下部に底上げ部材として上部ブラケット40が連結され、その下部に固定筒部19が下向きに固定され、固定筒部19内に進退可能な昇降軸部20が設置されている。昇降軸部20の第二昇降軸部20bの下端部が床面に着座している。
この場合、昇降支持部材14を縦ビーム5に連結する第一取付ブラケット22及び第二取付ブラケット23は下部の第二昇降軸部20bに設けられている。
そのため、昇降天板16の降下位置では、昇降軸部20が第一取付ブラケット22及び第二取付ブラケット23の取付部を除いて固定筒部19に収納された状態に保持され、昇降天板16は固定天板6と同一高さ位置に保持されている。そして、昇降時には昇降軸部20の第一昇降軸部20a及び第二昇降軸部20bが固定筒部19から突出して、上部ブラケット40を介して昇降天板16を上昇させることができる。
この第一変形例は第二実施形態の二つの昇降カウンター3、第二昇降カウンター3Aにも適用できる。
なお、上述した実施形態において、昇降カウンター3の後側幕板25に設けたガイド部材30は、固定カウンター2の断面略コの字型の縦ビーム5に形成したガイド面としての第一リブ5aにガイドピン32が当接し、第一リブ5aにガイドされながら昇降天板16と一体に昇降するように構成した。しかしながら、縦ビーム5は必ずしも断面略コの字型に形成されていなくてもよい。
例えば、縦ビーム5は断面略L字型や断面略平板状等の適宜の形状を採用でき、その際、第一リブ5aを有していなくてもよい。縦ビーム5にガイドされてガイドピン32が上下動できればよい。また、例えば、縦ビーム5にガイド面として別部材を固定し、別部材をガイド面としてこれに沿ってガイドピン32が上下に摺動するようにしてもよい。その際、別部材のガイド面はガイドピン32と後側幕板25との間に配設されていることが好ましい。
また、ガイド部材30を固定する部材として後側幕板25,25Aを設けずに昇降天板16または昇降支持部材14、14Aに直接、または他の仲介部材を介して間接的にガイド部材30を取り付けてもよい。昇降支持部材14の下部ブラケット18は非昇降部に含まれる。なお、本発明において、縦ビーム5は固定支持部材に含まれる。
1、1A 対面カウンター
2 固定カウンター
3 昇降カウンター
3A 第二昇降カウンター
5 縦ビーム
5a 第一リブ
6 固定天板
7 横ビーム
12 側板
14,14A 昇降支持部材
15,15A 天板ブラケット
16,16A 昇降天板
18 下部ブラケット
19 固定筒部
20,20A 昇降軸部
22 第一取付ブラケット
23 第二取付ブラケット
25 後側幕板
26 前側幕板
27 連結部材
30、37 ガイド部材
32 ガイドピン
34 フロントパネル

Claims (4)

  1. 床面に立設された固定支持部材と、
    前記固定支持部材に支持された固定天板と、
    床面に立設され且つ前記固定天板の左右端部に連結された側板と、
    昇降天板と、
    前記固定支持部材または前記側板に連結されていて前記昇降天板を昇降可能な昇降支持部材と、
    前記昇降支持部材の上部に支持された昇降天板と、を備え、
    前記側板は前記昇降天板の左右端部に対向する位置まで延びていることを特徴とする昇降天板付き什器。
  2. 前記固定支持部材と前記昇降支持部材との間に隙間が形成され、前記隙間内に前記昇降天板の後端部から垂下する幕板が設置されている請求項1に記載された昇降天板付き什器。
  3. 前記昇降支持部材の前面側に前記昇降支持部材を覆うフロントパネルが設置されている請求項1または2に記載された昇降天板付き什器。
  4. 前記昇降支持部材の非昇降部が前記固定支持部材に連結されている請求項1から3のいずれか1項に記載された昇降天板付き什器。
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