JP2019076295A - 餃子並べ入れトレー - Google Patents

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善樹 坂井
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善樹 坂井
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Abstract

【課題】トレー内で綺麗に整列された多数の餃子を、そのまま一気に焼鍋上に並べ入れ、並べ入れ時間の差による焼き上がりの不均衡をなくす。【解決手段】餃子並べ入れトレー1に次の手段を採用する。第1に、複数の餃子収納部を有するトレー本体2と、トレー本体2の底面に抜き差し自在に装着された耐熱底面シート3とによりなる。第2に、トレー本体2は、上面及び下面が開放された略方形のトレー枠と、トレー枠内に縦横の仕切板6,7により形成された餃子を整列収納する複数の収納空部8と、耐熱底面シート3の保持及び摺動のため形成されたシートスライドガイドとを有する。第3に、シートスライドガイドに耐熱底面シート3を抜き差し自在に装着し、耐熱底面シート3が差し込まれた状態で、収納空部8に餃子を収納し、焼鍋に入れた後、耐熱底面シート3を抜き取り、収納空部8に収納された複数の餃子を一気に焼鍋内に落とし入れる。【選択図】図1

Description

本発明は、主に一度に複数の餃子を焼くことができる業務用餃子焼器に使用する餃子並べ入れトレーに関するものであり、詳しくは、耐熱底面シートを抜き取ることにより、該トレーの餃子収納部に並べられた餃子を焼鍋上へ瞬時に並べ入れるトレーである。
従来より、餃子焼器で餃子を焼くには、餃子焼器の焼鍋上に餃子を並べていく必要がある。この作業は通常人手により行われているが、店舗での営業や、イベントで多くの餃子を短時間で焼き上げなければならない場合に、焼鍋上に大量の餃子を並べるには多くの時間がかかる上、焼鍋上へ綺麗に整列させることは大変な作業であった。時間がかかるということは、最初に焼鍋上に投入された餃子と最後に投入された餃子の間には焼き加減に差が生ずることであり、改善が求められていた。
餃子を焼鍋へ綺麗に並べるものとして、特許文献1に示されるような格子状の仕切板が開示されている。該仕切板は、食材を載せて加熱するプレート(焼鍋)に着脱自在に配置されるもので、この仕切板の格子間に複数の食材、例えば餃子を配列することにより、仕切板によって食材の移動を防止し、迅速にプレート上に食材を配置するというものである。しかし使用に際しては、餃子は各格子に順次投入されるため、最初の格子と最後の格子に投入される餃子には時間差が生ずる。従って、多量の餃子を並べる時間差による焼き上がりの不均衡は解消されず、且つ、仕切板は食材の加熱中はプレート上に載置されたままであり、食材取り出し時は蓋体に吸着保持されるという構造のため装置が大型化する難点を有していた。
そこで、特許文献2に示されるような、焼き上げ調理時間の短縮を図る餃子収納トレーが開示されている。該餃子収納トレーは、餃子を収納するトレー本体と餃子を出し入れする着脱仕切板とで構成される。餃子の焼き上げ調理時には、着脱仕切板は、その下部をトレー本体の底板の上面に当接させた状態で、トレー本体を引き抜きあるいは該仕切板をスライド移動することによって、餃子収納部に並べられている餃子を一挙又は列ごとに押し出して、トレー本体から餃子焼き上げ器に移す調理器具となっていた。
該餃子収納トレー内では、餃子を整列して並べることは可能であるが、餃子収納トレーから餃子焼き上げ器(餃子焼器の焼鍋)上に多量の餃子を一挙に移した際には、餃子は、餃子焼に適した配置に、きちんと整列されているものではない。従って、餃子を再度整列させてから焼き上げる必要があった。
特開2003−116722号公開特許公報 実用新案登録第3196254号登録実用新案公報
第1の課題は、耐熱底面シートを引き抜くことにより、餃子並べ入れトレーから餃子焼器の焼鍋上へ多数の餃子を一瞬の内に並べ入れ、並べ入れの時間差による焼き上がりの不均衡をなくすことのできる餃子並べ入れトレーとすることである。
第2の課題は、該トレー内で綺麗に整列された状態の餃子を、そのままの配置で焼鍋上に並べ入れることができるようにすることである。
上記課題を解決するために、第1の発明は餃子並べ入れトレーを次のように構成する。
第1に、複数の餃子収納部を有するトレー本体と、該トレー本体の底面に抜き差し自在に装着された可撓性ある耐熱底面シートとによりなる餃子並べ入れトレーとする。
第2に、トレー本体が、上面及び下面が開放された縦枠と横枠で形成された略方形のトレー枠と、該トレー枠内に縦横の仕切板により形成された餃子を整列収納する複数の収納空部と、耐熱底面シートを抜き差しする方向左右のトレー枠下面に耐熱底面シートの保持及び摺動のため形成された摺動保持ガイド部と、を有するものとする。
第3に、該摺動保持ガイド部に耐熱底面シートを抜き差し自在に装着し、耐熱底面シートが差し込まれた状態で、収納空部に餃子を収納し、焼鍋に入れた後、耐熱底面シートを抜き取り、収納空部に収納されていた複数の餃子を一気に焼鍋内に落とし入れるものとする。
第2の発明は、第1の発明におけるトレー枠の下部に、耐熱底面シートを餃子焼器の加熱面となる焼鍋から隔離するトレー脚を設けたことを特徴とする餃子並べ入れトレーである。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、トレー枠下面で、耐熱底面シートを抜き差しする方向で、同方向に向かう仕切板の下方で、収納餃子の落下の障害とならない位置に、耐熱底面シートの撓み防止ガイドを設けたことを特徴とする餃子並べ入れトレーである。
第4の発明は、第1又は第2又は第3の発明において、耐熱底面シートを抜き差しする方向前後のトレー枠下面の少なくとも一方の下面に、摺動保持ガイド部へ繋がる耐熱底面シートの挿入案内部を設けたことを特徴とする餃子並べ入れトレーである。
第5の発明は、第1又は第2又は第3の発明において、挿入案内部が、耐熱底面シートを抜き差しする方向前後のトレー枠下面の両側に設けられたことを特徴とする餃子並べ入れトレーである。
第6の発明は、第2乃至第5のうち何れかの発明において、トレー脚がチャンネル材の開放面を下向きに用いたものであることを特徴とする餃子並べ入れトレーである。
第1の発明は、次の効果を有する。
第1に、耐熱底面シートを抜き取ることにより、収納空部に収納された複数の餃子を一気に焼鍋内に落とし入れるので、焼鍋内での餃子の並べ入れ時間の差をなくし、均等なる焼き上がりを確保することができた。
第2に、仕切板により構成される収納空部に餃子を収納することにより、多数の餃子は、餃子並べ入れトレー内で綺麗に整列されているので、耐熱底面シートを抜き取ることにより、該トレー内の配置のまま餃子を焼鍋上に並べ入れることができ、綺麗に焼き上げることができた。
第2の発明は、トレー枠の下部に、耐熱底面シートを餃子焼器の加熱面となる焼鍋から隔離するトレー脚を設けたことにより、加熱面からの高熱が耐熱底面シートに直に伝わることがなく、耐熱底面シートの破損及び劣化を防ぐことができた。
第3の発明は、トレー枠下面で、耐熱底面シートを抜き差しする方向で、同方向に向かう仕切板の下方で、収納餃子の落下の障害とならない位置に、耐熱底面シートの撓み防止ガイドを設けたことにより、耐熱底面シートに多数の餃子を並べ入れても重みにより耐熱底面シートが撓み、焼鍋に接することがなくなった。
第4の発明は、耐熱底面シートを抜き差しする方向前後のトレー枠下面の少なくとも一方の下面に、摺動保持ガイド部へ繋がる耐熱底面シートの挿入案内部を設けたことにより、耐熱底面シートを摺動保持ガイド部に装着する際にスムーズに装着することを可能とした。
第5の発明は、挿入案内部が、耐熱底面シートを抜き差しする方向前後のトレー枠下面の両側に設けられたことにより、前方からでも後方からでも耐熱底面シートを摺動保持ガイド部に装着可能なので、使い勝手の優れたものとなった。
第6の発明は、トレー脚がチャンネル材の開放面を下向きに用いたものであることにより、トレー脚からの熱が、加熱面となる焼鍋方向に開放面のない普通の脚の場合よりも更に、耐熱底面シートに伝わりにくいものとなり、耐熱底面シートの劣化をより防ぐものとなった。
実施例にかかる餃子並べ入れトレーの分解斜視図 焼鍋内に餃子を並べた状態を示す参考斜視図 実施例にかかるトレー本体の平面図 1人前が一体密着状態でパッケージされた餃子に用いるトレー本体の平面図であり、(イ)は4人前餃子用の平面図であり、(ロ)は6人前餃子用の平面図である。 トレー本体中央付近の横断面図 耐熱底面シートを差し込んだ状態の右側縦枠付近の拡大断面図 耐熱底面シートを差し込んだ状態の平面図 同状態の底面図 トレー本体の縦断面図 耐熱底面シートを差し込んだ状態の挿入案内部付近の拡大断面図 焼鍋内に餃子並べ入れトレーを入れた状態の縦断面図 同横断面図
以下、図示の実施例と共に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施例にかかる餃子並べ入れトレーの分解斜視図であり、図中符号1は、餃子並べ入れトレーであって、図1に示されるように、餃子並べ入れトレー1は、複数の餃子を整列収納するトレー本体2と、トレー本体2より抜き差し自在に装着され、餃子を出し入れする耐熱底面シート3とによりなる。
尚、該餃子並べ入れトレー1は、一度に複数の餃子を焼くことができる業務用餃子焼器に使用することを前提に提案されたものである。図2が、本実施例を使用して業務用餃子焼器の焼鍋Y内に餃子Gを並べ入れた状態を示す参考斜視図である。
図3はトレー本体2の平面図であり、図1及び図3で明らかなように、トレー本体2は、耐熱底面シート3の抜き差し方向の左右となる左右の縦枠4と前後の横枠5とによりなる上下面開放の方形であるトレー枠内に、縦仕切板6,61と横仕切板7により餃子を整列収納するための収納空部8が形成されたものである。トレー本体2は、ステンレス等の金属で作られている。
図3に示す実施例での仕切板は、4枚の縦仕切板6,61と11枚の横仕切板7によりなる。これにより、餃子1個が収納される大きさの収納空部8が、横方向に5列、縦方向に12列の計60個形成されている。尚、中央2本の縦仕切板61は、トレー本体2の補強のため、その左右の縦仕切板6より太い部材を用いている。
図1及び図3に示す実施例より、収納空部8は60個設けられているが、60個に限定されるものではなく、所望の個数に決定することができる。更に、収納空部8の大きさも1個の餃子の大きさに限定されるものではなく、1人前の餃子(例えば6個)が一体密着状態でパッケージされた餃子などの場合、その収納空部8の大きさは図4(イ)(ロ)に示されるように複数個の餃子が密着してパッケージされたものに適する大きさである。
尚、図4(イ)はパッケージ餃子が4人前に対応するための平面図であり、図4(ロ)は6人前に対応するための平面図である。4人前の餃子並べ入れトレーは、1枚の縦仕切板6と1枚の横仕切板7により、パッケージ餃子が収納される収納空部8が、横方向に2列、縦方向に2列の計4個形成されている。6人前の餃子並び入れトレーは、2枚の縦仕切板6と1枚の横仕切板7により、パッケージ餃子が収納される収納空部8が、横方向に3列、縦方向に2列の計6個形成されている。
図5はトレー本体中央付近の横断面図であり、図6は耐熱底面シートを差し込んだ状態の右側縦枠付近の拡大断面図である。実施例での縦枠4は耐熱底面シート抜き差し方向に長尺なものであって、図6に示されるような断面L字状の鋼材41と断面逆L字状の鋼材42を上下で向かい合わせて角パイプ状に形成したものを用いている。尚、左右の縦枠4の上面中央付近には、トレー本体2を持ち上げ、移動するための把手40が取り付けられている。
実施例では、縦枠4の上面となる断面逆L字状の鋼材42の上部水平面を外方に向けて幅広に突出させて、係止辺43を形成し、図2に示される焼鍋Yの上部開口縁Y1の上面に該係止辺43の下面を当接させ、トレー本体2を焼鍋Yにセットすることができる。焼鍋Yが、係止辺43が係止め可能な上部開口縁Y1を有する場合、本実施例は、横トレー脚10及び縦トレー脚11を用いることなく耐熱底面シート3を焼鍋Yから隔離した位置に装着することができる。
左右の縦枠4の下部には、摺動保持ガイド部となるシートスライドガイド44が形成される。本実施例では、図6に示されるように、縦枠4を構成する断面L字状の鋼材41の下部水平面とその上部に位置する断面逆L字状の鋼材42の垂直面下端との間に断熱底面シート3が保持及び摺動可能な空間が、トレー枠内側に向かって左右対向するよう形成され、シートスライドガイド44となる。
尚、シートスライドガイド44となる断面L字状の鋼材41の下部水平面上で断熱底面シート3を摺動保持する。勿論、シートスライドガイド44は、このような構成とせず、縦枠4の下部に断面略コ字状のレール部材の開放面側を内側に向けて取り付けたものであってもよい。
図5及び図6に示されるように、縦枠4の下端には、縦トレー脚11が取り付けられている。縦トレー脚11の高さによりトレー本体2のシートスライドガイド44に挿入された断熱底面シート3と焼鍋Yの加熱面との間を隔離し、断熱底面シート3が過剰に加熱されることを防いでいる。実施例では、縦枠4の横幅(短尺方向の幅)と同じ幅のトレー脚とされている。尚、該縦トレー脚11は、チャンネルパイプ材の開放面を下向きにした形状となっている。こうした形状とすることにより、焼鍋Yからの熱が、トレー本体2、更には挿入されている耐熱底面シート3に伝わりにくいものとなっている。
図7は耐熱底面シート3を差し込んだ状態の平面図であり、図8は同状態の底面図である。図8に現れるように、差し込まれた耐熱底面シート3の下方位置に、耐熱底面シート3の撓みを防止するための撓み防止ガイド12が設けられている。撓みを防止することにより、耐熱底面シート3が垂れ下がって焼鍋Yの加熱面に接することを防止している。
撓み防止ガイド12は、次のように構成されている。
第1に、耐熱底面シート3を抜き差しする方向、即ち、縦枠4と平行方向で、横トレー脚10に、取り付けられている。
第2に、トレー枠下面の中央付近に2本設けられている。
第3に、縦仕切板61の下方の位置に設けられ、収納された餃子Gの落下の障害とならないようにされている。
第4に、撓み防止ガイド12の上面の高さは、シートスライドガイド44の高さと同じであり、更に、撓み防止ガイド12の下端は、横トレー脚10及び縦トレー脚11と同じ高さとなるようにされている。即ち、トレー本体2の脚としての機能も果たしている。よって、焼鍋Yからの熱影響を防止するため断面略コ字状で開放面を下方に向けたレールで作られている。勿論、本来目的とするところは耐熱底面シート3の撓み防止であるため、焼鍋Yの加熱面にとどかない低い高さであってもよい。
図1に示されるように、左右の縦枠4の間には、前後の横枠5と前後の横トレー脚10が設けられている。この前後の横枠5と前後の横トレー脚10で耐熱底面シート3の挿入案内部13を形成している。図9が横枠5と横トレー脚10が現れるトレー本体の縦断面図であり、図10が耐熱底面シートを差し込んだ状態の挿入案内部付近の拡大断面図である。
トレー本体2の前後に設けられた横枠5は、左右の縦枠4間に渡る横長の垂直平板で、下端は、前方上方に向かって曲折され、挿入案内部13の前方上部案内辺9とされている。尚、横枠5の上端は縦枠4の上部水平面である係止辺43と同じ高さであり、横枠5の下端即ち挿入案内部13の下端が、耐熱底面シート3をシートスライドガイド44に挿入しやすい高さ、即ちシートスライドガイド44の空間上端部とほぼ同じか、若しくは若干上の高さとされている。
前後の横枠5の下方位置には、横トレー脚10が設けられている。横トレー脚10は、左右の縦枠4の間で、縦枠4の前後端に、断面略コ字状のチャンネル材を開放部を下方に向けて連設したものであって、縦トレー脚11と同じ高さを有し、トレー本体2の脚を構成し、耐熱底面シート3を餃子焼器の加熱面となる焼鍋Yから隔離する役割を有する。
横トレー脚10は、上に位置する水平面が前後方向へ幅広に形成されている。該水平面の上面が、耐熱底面シート3をシートスライドガイド44へ案内する挿入案内部13の前方下部案内面14とされる。同時に、水平面の内側端辺(図10では右方に位置する後方端辺)を、内側に向かって傾斜辺として形成し、挿入案内部13の後方下部案内辺15としている。尚、水平面の外側端辺が、下方へ曲折され、縦トレー脚11と同じ高さに形成され脚として作用する。
横トレー脚10は、幅広の水平面が挿入案内部13の前方下部案内面14となるので、該前方下部案内面14が、シートスライドガイド44の空間下端部の高さ位置と同位置となり、前方下部案内面14と、挿入案内部13の下端である前方上部案内辺9との間に、耐熱底面シート3が挿入スライド可能な距離を設けられている。
図1に示されるように、餃子並べ入れトレー1は、トレー本体2と、耐熱底面シート3とによりなる。耐熱底面シート3は、トレーの底面となるようトレー本体2の長さより若干長く、左右のシートスライドガイド44内をスライド可能なる幅に形成されている。更に、餃子焼器の焼鍋Yに入れるため、調理のための加熱温度に対応する耐熱性を有し、図11に示されるように、焼鍋Yの縁に沿って曲折可能なる柔軟性及び可撓性を有するものである。尚、抜き差し方向の一方端部には、抜き取りの便利のためのつまみ部31が形成されている。
以下、餃子並べ入れトレー1の使用方法について説明する。
まず、耐熱底面シート3をつまみ部31と反対側端部より、トレー本体2の前面側の耐熱底面シート3の挿入案内部13に差し込む。このとき耐熱底面シート3は、前方上部案内辺9と前方下部案内面14により、シートスライドガイド44へと導かれる。
耐熱底面シート3は、シートスライドガイド44及び撓み防止ガイド12に沿ってスライド進行し、耐熱底面シート3の先端が背面側シートスライドガイド44の端部位置を超し、後方の横トレー脚10の上面に位置したあたりで、耐熱底面シート3がセットされる。
耐熱底面シート3がセットされた後、トレー本体2の縦仕切板6,61と横仕切板7とで形成された収納空部8に餃子Gを収納する。餃子が収納された餃子並べ入れトレー1を、トレー本体2の把手40を持って焼鍋Y内に入れる。
図11が焼鍋Y内に餃子並べ入れトレーを入れた状態の縦断面図である。耐熱底面シート3は、可撓性を有するため焼鍋Yの縁に沿って曲折される。尚、焼鍋Y内において耐熱底面シート3は、シートスライドガイド44及び撓み防止ガイド12により、図12に示すように焼鍋Yより隔離された上方に保持されているため、焼鍋Yの熱から守られている。
以上の準備完了後、耐熱底面シート3のつまみ部31を持って、耐熱底面シート3を引き抜く。これによりトレーの底面がなくなるため、餃子並べ入れトレイ1に収納されていた餃子Gは餃子焼器の焼鍋上に整列状態で配置される。その後、トレー本体1を把手40を持って焼鍋Yより取り出す。餃子焼器の鍋蓋を閉め、調理をスタートする。
1・・・・・・・・餃子並べ入れトレー
2・・・・・・・・トレー本体
3・・・・・・・・耐熱底面シート
31・・・・・・・つまみ部
4・・・・・・・・縦枠
40・・・・・・・把手
41・・・・・・・断面L字状の鋼材
42・・・・・・・断面逆L字状の鋼材
43・・・・・・・係止辺
44・・・・・・・シートスライドガイド
5・・・・・・・・横枠
6,61・・・・・縦仕切板
7・・・・・・・・横仕切板
8・・・・・・・・収納空部
9・・・・・・・・前方上部案内辺
10・・・・・・・横トレー脚
11・・・・・・・縦トレー脚
12・・・・・・・撓み防止ガイド
13・・・・・・・挿入案内部
14・・・・・・・前方下部案内面
15・・・・・・・後方下部案内辺
Y・・・・・・・・焼鍋
Y1・・・・・・・上部開口縁
G・・・・・・・・餃子

Claims (6)

  1. 複数の餃子収納部を有するトレー本体と、該トレー本体の底面に抜き差し自在に装着された可撓性ある耐熱底面シートとによりなる餃子並べ入れトレーであって、
    前記トレー本体が、
    上面及び下面が開放された縦枠と横枠で形成された略方形のトレー枠と、
    該トレー枠内に縦横の仕切板により形成された餃子を整列収納する複数の収納空部と、
    前記耐熱底面シートを抜き差しする方向左右のトレー枠下面に前記耐熱底面シートの保持及び摺動のため形成された摺動保持ガイド部と、
    を有し、
    該摺動保持ガイド部に前記耐熱底面シートを抜き差し自在に装着し、
    前記耐熱底面シートが差し込まれた状態で、前記収納空部に餃子を収納し、焼鍋に入れた後、前記耐熱底面シートを抜き取り、前記収納空部に収納されていた複数の餃子を一気に焼鍋内に落とし入れることを特徴とする餃子並べ入れトレー。
  2. 上記トレー枠の下部に、上記耐熱底面シートを餃子焼器の加熱面となる焼鍋から隔離するトレー脚を設けたことを特徴とする請求項1に記載の餃子並べ入れトレー。
  3. 上記トレー枠下面で、耐熱底面シートを抜き差しする方向で、同方向に向かう仕切板の下方で、収納餃子の落下の障害とならない位置に、上記耐熱底面シートの撓み防止ガイドを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の餃子並べ入れトレー。
  4. 上記耐熱底面シートを抜き差しする方向前後のトレー枠下面の少なくとも一方の下面に、上記摺動保持ガイド部へ繋がる上記耐熱底面シートの挿入案内部を設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の餃子並べ入れトレー。
  5. 上記挿入案内部が、上記耐熱底面シートを抜き差しする方向前後のトレー枠下面の両側に設けられたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の餃子並べ入れトレー。
  6. 上記トレー脚がチャンネル材の開放面を下向きに用いたものであることを特徴とする請求項2乃至5のうち何れかに記載の餃子並べ入れトレー。
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