JP2019075902A - ステータ構造およびレゾルバ - Google Patents

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【課題】ポッティング剤の注入処理における作業効率を向上させること。【解決手段】実施形態のステータ構造は、環状の本体部と、本体部から径方向に延在する複数のティースとを有するステータコアと、複数のティースをステータコアの軸方向の両側から覆うインシュレータと、インシュレータを介して複数のティースのそれぞれに巻回される複数のコイルと、インシュレータに形成され、コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部を有する端子が設けられる端子台部と、コイルを軸方向の一方側から覆い、端子台部を軸方向の一方側から覆う端子台カバー部が設けられる第1コイルカバーと、コイルを軸方向の他方側から覆う第2コイルカバーと、を備え、第1コイルカバーは、複数のコイルそれぞれの周囲に充填されるポッティング剤を一方側から注入する第1注入口と、絡げ部の周囲に充填されるポッティング剤を一方側から注入する第2注入口とが設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ構造およびレゾルバに関する。
従来、モータや発電機などの回転電機の回転角度を検出するレゾルバが知られている。かかるレゾルバは、たとえば、環状に形成された本体部の内周側から中心に向かって延在する複数のティースを備えたステータコアと、かかるステータコアの内側で複数のティースに対向配置されるロータとを備える。また、複数のティースにはインシュレータを介して複数のコイルがそれぞれ巻回され、かかる複数のコイルを保護するために、軸方向の両側から複数のコイルを覆う1対のコイルカバーが設けられる。
そして、樹脂のポッティング剤をコイルに塗布し、ポッティング処理を施すことによって1対のコイルカバーを接着する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。さらに、コイルを構成する巻線の末端が絡げられる端子を保護するため、かかる端子が収納された容器部にワニスを流し込んで封止する技術が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2003−209946号公報 特開2013−51749号公報
しかしながら、従来の技術では、ポッティング剤で1対のコイルカバーを接着するとともに、同じポッティング剤で端子を封止しようとした場合、コイルの周囲にポッティング剤を注入する方向と、端子の周囲にポッティング剤を注入する方向とが異なることから、同一工程ですべての注入処理を行うことができなかった。したがって、ポッティング剤の注入処理における作業効率が低いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ポッティング剤の注入処理における作業効率を向上させることができるステータ構造およびレゾルバを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るステータ構造は、ステータコアと、インシュレータと、複数のコイルと、端子台部と、第1コイルカバーと、第2コイルカバーとを備える。前記ステータコアは、環状の本体部と、前記本体部から径方向に延在する複数のティースとを有する。前記インシュレータは、前記複数のティースを前記ステータコアの軸方向の両側から覆う。前記複数のコイルは、前記インシュレータを介して前記複数のティースのそれぞれに巻回される。前記端子台部は、前記インシュレータに形成され、前記コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部を有する端子が設けられる。前記第1コイルカバーは、前記コイルを前記軸方向の一方側から覆い、前記端子台部を前記軸方向の前記一方側から覆う端子台カバー部が設けられる。前記第2コイルカバーは、前記コイルを前記軸方向の他方側から覆う。そして、前記第1コイルカバーは、前記複数のコイルそれぞれの周囲に充填されるポッティング剤を前記一方側から注入する第1注入口と、前記絡げ部の周囲に充填される前記ポッティング剤を前記一方側から注入する第2注入口とが設けられる。
本発明の一態様によれば、ポッティング剤の注入処理における作業効率を向上させることができる。
図1は、実施形態に係るステータ構造の構成を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るステータ構造の構成を示す上面図である。 図3は、図2におけるA−A線断面図である。 図4は、実施形態に係るステータ構造において第1コイルカバーおよび第2コイルカバーを組み付ける前の状態を示す斜視図である。
以下、実施形態に係るステータ構造およびレゾルバについて図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態によりステータ構造およびレゾルバの用途が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(ステータ構造の詳細)
最初に、実施形態に係るステータ構造1の詳細について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るステータ構造1の構成を示す斜視図であり、図2は、実施形態に係るステータ構造1の構成を示す上面図であり、図3は、図2におけるA−A線断面図である。
図1に示すステータ構造1の内側に図示しないロータを設けることにより、実施形態に係るレゾルバが得られる。実施形態に係るレゾルバは、VR(Variable Reluctance)型レゾルバであり、ロータは、回転電機の出力軸に固定され、かかる出力軸の回転に伴って回転する。これにより、回転電機の出力軸の回転角度を検出することができる。
図1に示すように、ステータ構造1は、ステータコア10と、インシュレータ20と、複数のコイル30と、端子台部40と、第1コイルカバー50と、第2コイルカバー60とを備える。
ステータコア10は、電磁鋼板などの鋼板を複数枚積層した積層構造を有する。ステータコア10は、本体部11と、複数のティース12とを有する。本体部11は、環状であり、実施形態では円環状である。複数のティース12は、本体部11の内周側から本体部11の中心に向かって(すなわち、径方向に)延在する。
なお、以降においては、図1に示すように、ステータコア10の径方向、軸方向および周方向を規定して説明する。ここで、「径方向」とは、ステータコア10の内側で回転するロータの回転軸と直交する方向であり、「軸方向」とは、ロータの回転軸の軸方向と一致する方向であり、「周方向」とは、ロータの回転方向と一致する方向である。
インシュレータ20は、絶縁性の部材であり、たとえば、絶縁性樹脂の射出成形によって形成される。インシュレータ20は、たとえば、ステータコア10が内部に埋め込まれるようなインサート成形で形成され、ステータコア10を軸方向の両側から覆っている。
複数のコイル30は、インシュレータ20を介して、複数のティース12のそれぞれに巻回される。かかるコイル30は、励磁巻線と出力巻線とにより構成される。また、コイル30の出力巻線は、sin相の出力信号を出力するsin相出力巻線と、cos相の出力信号を出力するcos相出力巻線とにより構成される。
端子台部40は、インシュレータ20に形成され、かかるインシュレータ20から径方向の外側に延在する。端子台部40には、複数(実施形態では6個)の端子41が支持される。かかる端子41は、金属などの導電性の部材である。端子41は、一端に端子台部40から軸方向に突出して立設する絡げ部41aを有し、かかる絡げ部41aに対して、対応するコイル30を構成する巻線の末端が絡げられる。
たとえば、6個の端子41の絡げ部41aには、励磁巻線の巻き始めと、励磁巻線の巻き終わりと、sin相出力巻線の巻き始めと、sin相出力巻線の巻き終わりと、cos相出力巻線の巻き始めと、cos相出力巻線の巻き終わりとがそれぞれ絡げられる。
そして、巻線の末端が絡げられた絡げ部41aに、たとえば、TIG(Tungsten Inert Gas)溶接を施すことにより、巻線と絡げ部41aとを電気的に接続することができる。
また、端子41の他端は、端子台部40から径方向の外側に延在するリード線保持部42に収容される。かかるリード線保持部42には、図4に示すように、溝状の挿入部が複数形成され、かかる挿入部に外部装置(図示せず)から延びるリード線100が挿入されて保持される。
そして、かかる挿入部には端子41の他端が露出して設けられていることから、リード線100を挿入部に挿入することにより、リード線100と端子41とを電気的に接続することができる。たとえば、リード線100と端子41とが接触する部分に抵抗溶接を施すことにより、リード線100と端子41とを電気的に接続することができる。
第1コイルカバー50は、軸方向の一方側(図1では上側)からティース12に巻回されたコイル30を覆い、コイル30を保護するカバーである。第1コイルカバー50は、絶縁性樹脂の射出成形によって成形される。
また、第1コイルカバー50には、端子台部40およびリード線保持部42に対応する位置に端子台カバー部51が形成される。そして、かかる端子台カバー部51には、複数の端子41を囲む位置に筒状の壁部51aが形成される。
第2コイルカバー60は、軸方向の他方側(図1では下側)からティース12に巻回されたコイル30を覆い、コイル30を保護するカバーである。第2コイルカバー60は、絶縁性樹脂の射出成形によって成形される。
ここで、実施形態では、ステータコア10と、インシュレータ20と、第1コイルカバー50と、第2コイルカバー60とで、複数のコイル30のそれぞれの周囲にポッティング剤90(図3参照)を充填する複数の容器部70が形成される。
そして、かかる容器部70に対してポッティング剤90を充填してから所定の熱処理を施すことにより、第1コイルカバー50と第2コイルカバー60とを接着することができる。また、容器部70にポッティング剤90を充填して、コイル30をポッティング剤90で覆うことにより、外部から侵入するオイルなどからコイル30を保護することができる。
また、実施形態では、図3に示すように、端子台部40と端子台カバー部51の壁部51aとで、複数の端子41における絡げ部41aの周囲にポッティング剤90を充填する容器部80が形成される。
そして、かかる容器部80に対してポッティング剤90を充填して、絡げ部41aをポッティング剤90で覆うことにより、外部から侵入するオイルなどから絡げ部41aを保護することができる。
さらに、実施形態では、容器部70に対してポッティング剤90を注入する複数の第1注入口70aと、容器部80に対してポッティング剤90を注入する第2注入口80aとが、すべて軸方向の一方側(図では上側)を向いて形成される。
これにより、すべての容器部70および容器部80に対して、軸方向の一方側からすべての注入処理を行うことができる。すなわち、実施形態では、複数のノズルを軸方向の一方側から一度に第1注入口70aおよび第2注入口80aに挿入することにより、すべての容器部70および容器部80に対する注入処理を同一作業工程で行うことができる。
したがって、実施形態によれば、ポッティング剤90の注入処理における作業効率を向上させることができる。なお、ポッティング剤90は、所定の粘度に調製された樹脂であり、たとえば、ポリアクリルなどの可撓性を有する材料が好ましい。
また、実施形態では、第1注入口70aおよび第2注入口80aをすべて軸方向に向けて形成することにより、第1注入口70aおよび第2注入口80aから注入処理を行う際に、特殊な作業台に固定して作業しにくい方向から注入処理を施すことなく、ステータ構造1を作業台にそのまま置いて、上側から注入処理を行うことができる。
したがって、実施形態によれば、第1注入口70aおよび第2注入口80aをすべて軸方向に向けて形成することにより、ステータ構造1にポッティング剤90の注入処理を行う際の作業性を向上させることができる。
さらに、実施形態では、図2に示すように、複数のティース12の周囲にそれぞれ形成される容器部70のすべてに第1注入口70aが形成されるとよい。
ここで、もし仮に、容器部70のすべてに第1注入口70aが形成されておらず、複数の容器部70で一つの第1注入口70aが共用され、対応する容器部70同士が内部でつながっているとする。この場合、かかる共用の第1注入口70aから内部でつながっている複数の容器部70に注入処理を行うと、それぞれの容器部70でポッティング剤90の注入状態が略均等にはならないことから、コイル30の信頼性などに悪影響を与える可能性がある。
一方で、実施形態では、容器部70のすべてに第1注入口70aが形成されることから、各容器部70においてポッティング剤90の注入状態を略均等にすることができる。したがって、実施形態によれば、ステータ構造1の信頼性を向上させることができる。
(ステータ構造の組立工程)
つづいて、実施形態に係るステータ構造1の組立工程について、図4を参照しながら説明する。図4は、実施形態に係るステータ構造1において第1コイルカバー50および第2コイルカバー60を組み付ける前の状態を示す斜視図である。
図3に示すように、ステータコア10が内部に埋め込まれるようなインサート成形で形成されたインシュレータ20を介して、複数のティース12のそれぞれにコイル30が巻回される。また、隣接するティース12の間には、間隙13が形成される。
そして、この構造体に対して、軸方向における両側から第1コイルカバー50と第2コイルカバー60とが組み付けられる。
第1コイルカバー50は、環状の外側環状部50aと、かかる外側環状部50aの内側に設けられる環状の内側環状部50bとを有する。また、第1コイルカバー50には、外側環状部50aと内側環状部50bとの間に複数の第1注入口70aが周方向に等間隔に形成され、外側環状部50aと内側環状部50bとの間において、第1注入口70aが形成されない部位に下方に延在する複数の支柱部50cが周方向に等間隔に設けられる。
さらに、かかる支柱部50cの先端50caには、後述する支柱部60bの先端60baと嵌合する凸部50cbが形成されている。
第2コイルカバー60は、環状の本体部60aを有する。また、第2コイルカバー60には、本体部60aの内側から上方に延在する複数の支柱部60bが周方向に等間隔に設けられる。さらに、かかる支柱部60bの先端60baには、上述の支柱部50cの先端50caに形成された凸部50cbと嵌合する凹部60bbが形成されている。
そして、ステータ構造1の組立工程では、上述の構造体を、第1コイルカバー50と第2コイルカバー60とで上下から挟み込む。この際、第1コイルカバー50の支柱部50cをステータコア10に形成される間隙13に挿入するとともに、第2コイルカバー60の支柱部60bを同様に間隙13に挿入する。
ここで、支柱部50cの先端50caの凸部50cbと支柱部60bの先端60baの凹部60bbとが嵌まり合って、隣接するティース12の先端部の間を塞ぐとともに、コイル30の周囲を第1コイルカバー50と第2コイルカバー60とで囲むことにより、コイル30の周囲に先に説明した容器部70が形成される。積層構造からなるステータコア10の積層寸法のバラツキは、この凸部50cbと凹部60bbとの嵌合によって調整することができる。なお、凸部50cbと凹部60bbは、逆の構成であっても勿論よい。
そして、かかる容器部70は、第1コイルカバー50と第2コイルカバー60の他に、ステータコア10と、インシュレータ20とで構成され、第1注入口70a以外にポッティング剤90が漏れるような隙間がないように形成される。
これにより、ポッティング剤90が容器部70に注入される際に、ポッティング剤90が容器部70から漏れることを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。たとえば、実施形態では、インシュレータ20が一体で形成された例について示したが、インシュレータ20を軸方向に2つに分割して形成し、かかる2つのインシュレータでステータコア10を挟み込むように設けてもよい。
また、実施形態では、インナーロータ型のレゾルバに本発明を適用した場合について示したが、アウターロータ型のレゾルバに本発明を適用してもよい。
以上のように、実施形態に係るステータ構造1は、ステータコア10と、インシュレータ20と、複数のコイル30と、端子台部40と、第1コイルカバー50と、第2コイルカバー60とを備える。ステータコア10は、環状の本体部11と、本体部11から径方向に延在する複数のティース12とを有する。インシュレータ20は、複数のティース12をステータコア10の軸方向の両側から覆う。複数のコイル30は、インシュレータ20を介して複数のティース12のそれぞれに巻回される。端子台部40は、インシュレータ20に形成され、コイル30を構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部41aを有する端子41が設けられる。第1コイルカバー50は、コイル30を軸方向の一方側から覆い、端子台部40を軸方向の一方側から覆う端子台カバー部51が設けられる。第2コイルカバー60は、コイル30を軸方向の他方側から覆う。そして、第1コイルカバー50は、複数のコイル30それぞれの周囲に充填されるポッティング剤90を一方側から注入する第1注入口70aと、絡げ部41aの周囲に充填されるポッティング剤90を一方側から注入する第2注入口80aとが設けられる。これにより、ポッティング剤90の注入処理における作業効率を向上させることができる。
また、実施形態に係るステータ構造1において、第1コイルカバー50および第2コイルカバー60それぞれは、隣接するティース12の間に形成される間隙13に配置され、隣接するティース12の先端部の間を塞ぐ複数の支柱部50c、60bを有し、第1コイルカバー50のそれぞれの支柱部50cの先端50caと、第2コイルカバー60のそれぞれの支柱部60bの先端60baとが嵌合する。これにより、ポッティング剤90が容器部70に注入される際に、ポッティング剤90が容器部70から漏れることを抑制することができる。
また、実施形態に係るステータ構造1において、全てのコイル30の周囲に、第1注入口70aが形成される。これにより、ステータ構造1の信頼性を向上させることができる。
また、実施形態に係るレゾルバは、ロータと、上述のステータ構造1とを備える。これにより、ポッティング剤90の注入処理における作業効率を向上させたレゾルバを実現することができる。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 ステータ構造、10 ステータコア、11 本体部、12 ティース、20 インシュレータ、30 コイル、40 端子台部、41 端子、41a 絡げ部、50 第1コイルカバー、51、端子台カバー部、60 第2コイルカバー、70 容器部、70a 第1注入口、80 容器部、80a 第2注入口、90 ポッティング剤

Claims (4)

  1. 環状の本体部と、前記本体部から径方向に延在する複数のティースとを有するステータコアと、
    前記複数のティースを前記ステータコアの軸方向の両側から覆うインシュレータと、
    前記インシュレータを介して前記複数のティースのそれぞれに巻回される複数のコイルと、
    前記インシュレータに形成され、前記コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部を有する端子が設けられる端子台部と、
    前記コイルを前記軸方向の一方側から覆い、前記端子台部を前記軸方向の前記一方側から覆う端子台カバー部が設けられる第1コイルカバーと、
    前記コイルを前記軸方向の他方側から覆う第2コイルカバーと、
    を備え、
    前記第1コイルカバーは、前記複数のコイルそれぞれの周囲に充填されるポッティング剤を前記一方側から注入する第1注入口と、前記絡げ部の周囲に充填される前記ポッティング剤を前記一方側から注入する第2注入口とが設けられる、ステータ構造。
  2. 前記第1コイルカバーおよび前記第2コイルカバーそれぞれは、隣接する前記ティースの間に形成される間隙に配置され、隣接する前記ティースの先端部の間を塞ぐ複数の支柱部を有し、
    前記第1コイルカバーのそれぞれの前記支柱部の先端と、前記第2コイルカバーのそれぞれの前記支柱部の先端とが嵌合する、請求項1に記載のステータ構造。
  3. 全ての前記コイルの周囲に、前記第1注入口が形成される、請求項1または2に記載のステータ構造。
  4. ロータと、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載のステータ構造と、
    を備える、レゾルバ。
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