JP2019075871A - 固定子枠、固定子及び回転電機 - Google Patents

固定子枠、固定子及び回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】固定子の冷却効率に優れた固定子枠を提供すること。【解決手段】固定子枠22は、回転電機の固定子を冷却する機能を備える略筒形状の固定子枠であって、冷媒の流路23として、軸方向の一端側から他端側に向けて、外周面の周方向に沿って螺旋状に設けられる螺旋溝230と、軸方向の一端側及び他端側において螺旋溝230の端部とそれぞれ連通し、外周面の周方向に沿って環状に設けられる環状溝と、を備え、螺旋溝230は、軸方向の一端側及び他端側の領域では溝深さが浅く、軸方向の中央付近の領域では溝深さが深くなる。【選択図】図3

Description

本発明は、固定子枠、固定子及び回転電機に関する。
回転子及び固定子を備える電動機等の回転電機において、固定子は、巻線が配置される鉄心と、その外周面に装着される固定子枠とから構成される。回転電機を駆動すると、鉄損等の熱損失により固定子等が発熱する。そこで、固定子を冷却するために、固定子枠と、その外側に嵌合されるハウジングとの間に冷媒の流通する流路を設けた構造が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−15578号公報
上記特許文献1の固定子において、固定子枠の外周面には螺旋状の溝が設けられている。その固定子枠の外側に略筒形状のハウジングを嵌合させると、固定子枠の外周面に設けられた溝の開口部分がハウジングの内周面により塞がれる。これにより、固定子(固定子枠)の外周面とハウジングの内周面との間に、冷媒の流通可能な流路が形成される。
上述した固定子枠においては、冷媒の流通量を増やして、固定子の冷却効率をより向上させることが求められている。
本発明の目的は、固定子の冷却効率に優れた固定子枠、固定子枠及び回転電機を提供することである。
(1)本発明は、回転電機の固定子を冷却する機能を備える略筒形状の固定子枠であって、冷媒の流路(例えば、後述する流路23)として、軸方向の一端側から他端側に向けて、外周面の周方向に沿って螺旋状に設けられる螺旋溝(例えば、後述する螺旋溝230)と、軸方向の一端側及び他端側において前記螺旋溝の端部とそれぞれ連通し、外周面の周方向に沿って環状に設けられる環状溝(例えば、後述する環状溝240)と、を備え、前記螺旋溝は、軸方向の一端側及び他端側の領域では溝深さが浅く、軸方向の中央付近の領域では溝深さが深くなる固定子枠(例えば、後述する固定子枠22)に関する。
(2) (1)の固定子枠において、軸方向の両端部に位置する前記螺旋溝の外側の溝山(例えば、後述する溝山231)は、前記環状溝に向けて縮径するテーパ部(例えば、後述するテーパ部232)を有していてもよい。
(3) (1)又は(2)の固定子枠において、前記螺旋溝は、一条溝又は多条溝のいずれでもよい。
(4)また、本発明は、(1)〜(3)までのいずれかの固定子枠と、前記固定子枠の内周側に設けられる略筒形状の鉄心(例えば、後述する鉄心21)と、を備える固定子(例えば、後述する固定子20)に関する。
(5)また、本発明は、(4)の固定子と、回転軸(例えば、後述する回転軸32)に支持され、前記固定子の内周側に設けられる回転子(例えば、後述する回転子30)と、を備える回転電機(例えば、後述する電動機1)に関する。
本発明によれば、固定子の冷却効率に優れた固定子枠、固定子枠及び回転電機を提供できる。
実施形態の電動機1の構成を説明する断面図である。 流路23を一条の螺旋溝230により構成した場合の概念図である。 固定子枠22に形成された流路23の形状を示す概念図である。 固定子枠22の外周面に形成された螺旋溝230の溝深さの分布を示す概念図である。 実施形態における螺旋溝230の形成方法を示す概念図である。 従来例における螺旋溝230の形成方法を示す概念図である。 固定子枠22の一端側の端部に位置する螺旋溝230に形成されたテーパ部232を示す概念図である。 固定子枠22を軸回りに一回転させた場合のテーパ部232の形状を示す概念図である。 固定子枠22を軸回りに一回転させた場合のテーパ部232の形状を示す概念図である。 固定子枠22を軸回りに一回転させた場合のテーパ部232の形状を示す概念図である。 固定子枠22を軸回りに一回転させた場合のテーパ部232の形状を示す概念図である。 螺旋溝123の軸方向の両端部に一般的な環状溝124を形成した固定子枠122の概念図である。 流路23を多条の螺旋溝330により構成した場合の概念図である。 螺旋溝230を三角形の溝形状とした例を示す部分側面図である。 螺旋溝230を台形の溝形状とした例を示す部分側面図である。 螺旋溝230を半円形の溝形状とした例を示す部分側面図である。 螺旋溝230を矩形の溝形状とした例を示す部分側面図である。 固定子枠22の外周面に形成された螺旋溝230Aの溝深さの分布を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書に添付した図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。また、図面においては、部材等の断面を示すハッチングを適宜に省略する。
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「方向」等の用語については、その用語の厳密な意味に加えて、ほぼ平行、ほぼ直交等とみなせる程度の範囲、概ねその方向とみなせる範囲を含む。
また、後述する回転軸32の回転中心となる線を「回転軸線S」と呼称し、この回転軸線Sに沿う方向を「軸方向」ともいう。
本実施形態では、図1等の図面に、X、Yの互いに直交する座標系を記載した。この座標系においては、電動機1の軸方向をX方向とし、径方向をY方向とする。なお、電動機1の軸方向及び径方向は、後述する固定子20、鉄心21及び固定子枠22の軸方向及び径方向とも一致する。
まず、本実施形態の固定子枠22を備える回転電機としての電動機1について説明する。
図1は、本実施形態の電動機1の構成を説明する断面図である。なお、図1に示す電動機1の構成は一例であり、本発明に係る固定子枠を適用可能であれば、どのような構成であってもよい。
図1に示すように、電動機1は、フレーム10と、固定子20と、回転子30と、回転軸32と、軸受13と、を備える。
フレーム10は、電動機1の外装部材であり、フレーム本体11と、軸穴12と、を備える。
フレーム本体11は、固定子20を包囲すると共に保持する筐体である。フレーム本体11は、軸受13を介して回転子30を保持する。フレーム本体11は、供給口14、排出口15及び孔部16を備える。
供給口14は、固定子枠22の流路23(後述)に冷媒を供給するための開口であり、冷媒の供給配管(不図示)に接続されている。排出口15は、流路23を流通した冷媒を排出させるための開口であり、冷媒の排出配管(不図示)に接続されている。なお、導入部230a及び排出部230bは、図1に示すように、開口方向(冷媒の出入りする方向)を固定子枠22の径方向(Y方向)とする形態に限定されない。導入部230a及び排出部230bの開口方向は、軸方向(X方向)でもよい。
孔部16は、固定子20から引き出された動力線27を貫通させるための開口である。
軸穴12は、回転軸32(後述)が貫通する穴である。
固定子20は、回転子30を回転させるための回転磁界を形成する複合部材である。固定子20は、全体として円筒形に形成され、フレーム10の内部に固定されている。固定子20は、鉄心21と、固定子枠22と、を備える。
鉄心21は、内側に巻線26を配置可能な部材である。鉄心21は、円筒形に形成され、固定子20の内側に配置されている。鉄心21は、内側面に複数の溝(不図示)が形成され、この溝に巻線26が配置される。なお、巻線26の一部は、鉄心21の軸方向(X方向)において、鉄心21の両端部から突出している。鉄心21は、例えば、電磁鋼板等の薄板を複数枚重ねて積層体とし、この積層体を接着、かしめ等で一体化することにより作製される。鉄心21は、回転子30のトルクにより生じる反力を受け止めるために、固定子枠22(後述)と強固に接合されている。
固定子枠22は、その内側に、鉄心21を保持する部材である。固定子枠22は、略筒形状に形成され、固定子20の外側に配置されている。固定子枠22は、外周面に、流路23を備える。流路23は、軸方向(X方向)の一端側から他端側に向けて、固定子枠22の外周面の周方向に沿って螺旋状に形成された溝である。より具体的には、流路23は、固定子枠22の外周面に形成された一条又は多条の螺旋溝である。流路23には、鉄心21から伝わる熱を冷却するための冷媒(不図示)が流通する。フレーム本体11(フレーム10)の供給口14から供給された冷媒(不図示)は、固定子枠22の外周面を螺旋状に旋回しながら流路23内を流通することにより熱交換した後、フレーム本体11の排出口15から外部に排出される。
ここで、固定子枠22に形成された流路23の形状について説明する。
図2は、流路23を一条の螺旋溝230により構成した場合の概念図である。
図2に示すように、本実施形態の流路23は、固定子枠22の外周面に一条の螺旋溝230として形成されている。この一条の螺旋溝230は、一つの導入部230aと一つの排出部230bを備える。また、固定子枠22において、軸方向(X方向)の両端部には、外周面の周方向に沿って環状溝240が形成されている。環状溝240は、軸方向の一端側及び他端側において、螺旋溝230の導入部230a及び排出部230bとそれぞれ連通すると共に、冷媒の供給口14及び排出口15(図1参照)とも連通する。
図2に示す流路23において、軸方向(X方向)の一端側の環状溝240から導入部230aへ導入された冷媒(不図示)は、固定子枠22の外周面を螺旋状に沿うように流路23内を流通した後、排出部230bから他端側の環状溝240を経て外部に排出される。なお、図2は、一条の螺旋溝により構成された流路23の一般的な形態を説明するための図であり、螺旋溝230の形状、溝深さの他、環状溝240の形状等は、後述する実施形態とは異なる。
再び、図1を参照して電動機1の構成について説明する。
図1に示すように、固定子20の鉄心21からは、巻線26と電気的に接続された動力線27が引き出されている。この動力線27は、電動機1の外部に設置された電源装置に接続される(不図示)。電動機1の動作時に、例えば、鉄心21に三相交流電流が供給されることにより、回転子30を回転させるための回転磁界が形成される。
回転子30は、固定子20により形成された回転磁界との磁気的な相互作用により回転する部品である。回転子30は、固定子20の内周側に設けられる。
回転軸32は、回転子30を支持する部材である。回転軸32は、回転子30の軸中心を貫通するように挿入され、回転子30に固定される。回転軸32には、一対の軸受13が嵌合されている。軸受13は、回転軸32を回転自在に支持する部材であり、フレーム本体11に設けられる。回転軸32は、フレーム本体11及び軸受13により、回転軸線Sを中心として回転自在に支持されている。また、回転軸32は、軸穴12を貫通し、例えば、切削工具、外部に設置された動力伝達機構、減速機構等(いずれも不図示)に接続される。
図1に示す電動機1において、固定子20(鉄心21)に三相交流電流を供給すると、回転磁界が形成された固定子20と回転子30との間の磁気的な相互作用により回転子30に回転力が発生し、その回転力が回転軸32を介して外部に出力される。
次に、固定子枠22の外周面に形成された流路23について説明する。
図3は、固定子枠22に形成された流路23の形状を示す概念図である。なお、図3は、固定子枠22に形成された流路23の一部の形状を示している。
図4は、固定子枠22の外周面に形成された螺旋溝230の溝深さの分布を示す概念図である。
図5Aは、本実施形態における螺旋溝230の形成方法を示す概念図である。図5Bは、従来例における螺旋溝230の形成方法を示す概念図である。
図3に示すように、固定子枠22の外周面には、軸方向(X方向)の一端側から他端側に向けて、外周面の周方向に沿って流路23が設けられている。流路23は、一条の螺旋溝230により構成される。本実施形態の螺旋溝230は、片側が傾斜面となる直角三角形の溝形状を有する。なお、図3では、固定子枠22において、後述するように、軸方向の両端部に位置する螺旋溝230にテーパ部232(後述)が形成される前の状態を示している。
螺旋溝230は、図4に示すように、軸方向(X方向)の一端側の領域A1及び他端側の領域A2では溝深さが浅く、軸方向の中央付近の領域A3では溝深さが深くなるように形成されている。具体的には、螺旋溝230は、図4に示すように、一端側の領域A1から中央付近の領域A3に向けて、溝深さが直線状に深くなるように形成されている。同様に、螺旋溝230は、他端側の領域A2から中央付近の領域A3に向けて、溝深さが直線状に深くなるように形成されている。螺旋溝230の中央付近の領域A3においては、溝深さは一定である。螺旋溝230は、中央付近の領域A3において、溝深さが最も深くなるように形成されている。
次に、上述した螺旋溝230の形成方法の一例を、図5Aを参照して説明する。図5Aは、図4に示す領域A1、領域A3、領域A2の順に工具200を移動させる例を示している。
図5Aに示すように、固定子枠22を回転させながら、バイト等の工具200を固定子枠22の回転速度に同期した送り速度(以下、「同期送り速度」ともいう)で軸方向に移動させることにより、固定子枠22の外周面を切削できる。具体的には、開始地点STから、工具200による切削を開始し、領域A1では、溝深さが徐々に深くなるように、矢印D1で示す軌跡に沿って工具200を移動させる。領域A3では、溝深さが一定となるように、矢印D2で示す軌跡に沿って工具200を移動させる。領域A2では、溝深さが徐々に浅くなるように、矢印D3で示す軌跡に沿って工具200を移動させ、終了地点FNで工具200を固定子枠22から離す。
上記のような手順で工具200を移動させることにより、固定子枠22の軸方向の一端側から他端側に向けて、図3に示すような形状の螺旋溝230を形成できる。本実施形態の手法による螺旋溝230の形成方法によれば、螺旋溝230を、領域A1〜A2までの間に形成できる。
ここで、従来の手法による螺旋溝230の形成方法の一例を、図5Bを参照して説明する。図5Bにおいて、工具200を移動させる順番は、図5Aと同じとする。
従来の手法による螺旋溝230の形成方法では、固定子枠22の軸方向の一端側から他端側に向けて一定の溝深さの螺旋溝230を形成する。このような螺旋溝230を形成するには、図5Bに示すように、工具200を所定の深さまで軸方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に送り込んで、その位置から軸方向に沿って移動させる必要がある。
具体的には、工具200を固定子枠22の軸方向の一端側から、矢印D11で示す軌跡に沿って軸方向と直交する方向に送り込んで、工具200の先端を所定の深さまで移動させる。そして、その位置から工具200の送り速度が同期送り速度となるように加速しながら、開始地点STから工具200による切削を開始する。切削を開始する固定子枠22の一端側では、工具200が固定子枠22に送り込まれた位置から、実際に切削を開始するまでの間(領域A11)は、螺旋溝230が形成されない、いわゆる逃げ領域となる。
続いて、領域A12では、同じ溝深さを維持したまま、矢印D12で示す軌跡に沿って工具200を移動させる。そして、切削が固定子枠22の軸方向の他端側に近づいて、切削が終了すると、工具200の送り速度を徐々に減速させ、終了地点FNまで移動したときに、矢印D13に示す軌跡に沿って工具200を移動させ、固定子枠22から離す。
上記のような手順で工具200を移動させることにより、固定子枠22の領域A12に、溝深さが一定の螺旋溝230を形成できる。切削を終了する固定子枠22の他端側では、工具200による切削が終了した位置から、工具200が固定子枠22から離れるまでの間(領域A13)は、螺旋溝230が形成されない、いわゆる逃げ領域となる。したがって、従来の手法による螺旋溝230の形成方法によれば、螺旋溝230は、領域A12のみに形成される。
次に、螺旋溝230の両端部に形成されたテーパ部232について説明する。
図6は、固定子枠22の一端側の端部に位置する螺旋溝230に形成されたテーパ部232を示す概念図である。図7A〜図7Dは、図6に示す固定子枠22を軸回りに一回転させた場合のテーパ部232の形状を示す概念図である。
図6に示すように、固定子枠22の軸方向の一端側の端部に位置する螺旋溝230の外側の溝山231には、テーパ部232が形成されている。テーパ部232は、環状溝240に向けて縮径するように傾斜した部分である。具体的には、テーパ部232は、軸方向(X方向)の右側から左側に向けて径が小さくなるような傾斜を有する。なお、図示していないが、固定子枠22の軸方向の他端側の端部に位置する螺旋溝230の外側の溝山にも、同様にテーパ部232が形成されている。この他端側の溝山に形成されたテーパ部232は、軸方向(X方向)の左側から右側に向けて径が小さくなるような傾斜を有する。
なお、前述したように、固定子枠22の軸方向の一端側の端部に位置する環状溝240は、フレーム本体11の供給口14及び排出口15(図1参照)とそれぞれ連通している。そのため、供給口14から供給された冷媒(不図示)は、環状溝240から螺旋溝230の一端側の端部に形成されたテーパ部232に入り込み、固定子枠22の外周面に沿って流路23内を流通する。そして、冷媒は、螺旋溝230の他端側の端部に形成されたテーパ部232から、他端側の環状溝24を経て排出口15に向けて排出される。
テーパ部232は、図7A〜図7Dに示すように、固定子枠22の周方向に沿って形成されている。図7Aは、固定子枠22の基準位置におけるテーパ部232を示している。なお、基準位置は、説明の都合上において定めた位置である。図7Bは、固定子枠22を基準位置から矢印方向に120°回転させた場合のテーパ部232を示している。図7Cは、固定子枠22を基準位置から矢印方向に240°回転させた場合のテーパ部232を示している。図7Dは、固定子枠22を基準位置から矢印方向に360°回転させた場合のテーパ部232を示している(実質的に図7Aと同じ)。図7A〜図7Dに示すように、テーパ部232は、周方向に沿って環状に設けられており、螺旋状には設けられていない。
ここで、螺旋溝の軸方向の両端部に一般的な環状溝を形成した場合について説明する。図8は、螺旋溝123の軸方向の両端部に一般的な環状溝124を形成した固定子枠122の概念図である。なお、図8では、上述した本実施形態と同等の部分には、符号の一部に同一の番号を付して、重複する説明を適宜に省略する。図8に示す固定子枠122において、螺旋溝123の溝深さは、軸方向の一端側から他端側にかけて一定である。
図8に示すように、従来の一般的な環状溝124は、固定子枠122の一端側及び他端側の両端部において、軸方向(X方向)と直交するY方向に平行な形状(平行溝)となる。そのため、環状溝124と螺旋溝123との交点では、一端側の部分拡大図(二点鎖線円)に示すように、螺旋溝123の端部が薄く鋭利になる。そのため、固定子枠122を電動機に組み込んだり、電動機を移動したりした場合に、螺旋溝123の薄い端部が変形しやすくなる。これを解消するため、螺旋溝123の薄い端部をフライス加工等で除去することもできるが、コストが高くなるという課題が生じる。これに対して、本実施形態の固定子枠22は、螺旋溝230の一端側及び他端側の端部にテーパ部232を有するため、図7A〜図7Dに示すように、螺旋溝230の端部が薄くなることがなく、十分な強度を得ることができる。また、螺旋溝230の一端側及び他端側の端部は、テーパ部232を介してそれぞれの側の環状溝240と連通するため、冷媒を流路23内にスムーズに流通させることができる。
上述した本実施形態の固定子枠22において、螺旋溝230は、軸方向(X方向)の一端側の領域A1及び他端側の領域A2では溝深さが浅く、軸方向の中央付近の領域では溝深さが深くなるように形成されている(図3等参照)。このような形状の螺旋溝230は、図5Aで説明したように、固定子枠22の軸方向の一端側から他端側にかけてのほぼ全域に形成できる。そのため、図5Bで説明したように、軸方向の一端側から他端側に向けて一定の溝深さの螺旋溝を形成する場合に比べて、軸方向における流路23の範囲をより広くできる。したがって、本実施形態の固定子枠22によれば、固定子20の冷却効率をより向上させることができる。
とくに、本実施形態の固定子枠22は、扁平型の電動機に適している。扁平型の電動機とは、固定子枠22の直径と軸方向の長さとの比率が、およそ1:1以下となる電動機である。このような扁平型の電動機では、固定子枠22(固定子20)軸方向の長さが短いため、図5Bで示すように、従来の手法による螺旋溝230の形成方法では、軸方向における流路23の範囲を十分に確保できない。しかし、本実施形態の固定子枠22では、軸方向における流路23の範囲をより広くできるため、扁平型の電動機であっても、固定子の冷却効率をより向上させることができる。
また、本実施形態の固定子枠22は、螺旋溝230の一端側及び他端側の端部にテーパ部232を有する(図6参照)。これによれば、螺旋溝230の端部が薄くなることがないため、軸方向の全域に亘って螺旋溝230の十分な強度を得ることができる。そのため、固定子枠22を電動機1に組み込んだり、電動機1を移動したりした場合でも、螺旋溝230の端部が変形しにくくなる。また、螺旋溝230の端部にフライス加工等を施す必要がないため、コストが高くなることを抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
実施形態においては、流路23を一条の螺旋溝230により構成した場合について説明したが、これに限定されない。図9は、流路23を多条の螺旋溝330により構成した場合の概念図である。図9では、テーパ部232等の図示を省略する。
図9に示すように、多条の螺旋溝330は、複数の導入部330aと複数の排出部330bとを備える。各導入部330aから導入された冷媒は、固定子枠22の外周面を螺旋状に沿うように、それぞれの流路23内を流通した後、対応する各排出部330bから外部に排出される。図9に示すように、流路23を多条の螺旋溝330とした構成において、軸方向の一端側及び他端側に設けられたテーパ部232(不図示)は、各螺旋溝と連通する。
実施形態においては、流路23の螺旋溝230を、片側に傾斜面が形成された略台形の溝形状とした例について説明したが、これに限定されない。図10A〜図10Dは、螺旋溝230における溝形状の他の例を示す部分側面図である。螺旋溝230は、例えば、図10Aに示すように、両側が傾斜面となる三角形(V字形)の溝形状であってもよいし、図10Bに示すように、底辺を挟んで両側が傾斜面となる台形の溝形状であってもよい。また、螺旋溝230は、例えば、図10Cに示すように、半円形(U字形)の溝形状であってもよいし、図10Dに示すように、矩形(凹形)の溝形状であってもよい。また、螺旋溝230は、上記例に限らず、冷媒を適切に流通させることが可能であれば、どのような溝形状であってもよい。また、螺旋溝230は、異なる溝形状を組み合わせた溝形状であってもよい。
実施形態においては、螺旋溝230を、図4に示すように、軸方向(X方向)の一端側の領域A1及び他端側の領域A2では溝深さが浅く、軸方向の中央付近の領域A3では溝深さが深くなるように形成した例について説明したが、これに限定されない。図11は、固定子枠22の外周面に形成された螺旋溝230Aの溝深さの分布を示す概念図である。
図11に示す螺旋溝230Aは、一端側の領域A1から中央付近の領域A3に向けて、溝深さが曲線状に徐々に深くなるように形成されている。同様に、螺旋溝230Aは、他端側の領域A2から中央付近の領域A3に向けて、溝深さが曲線状に徐々に深くなるように形成されている。螺旋溝230Aの中央付近の領域A3においては、溝深さが曲線状に徐々に深くなり、中央部で最も深くなるように形成されている。この螺旋溝230Aのように、軸方向の全域において溝深さが曲線状に変化するような構成としてもよい。
また、実施形態では、本発明に係る固定子枠及び固定子を適用可能な回転電機として電動機を例をとして説明したが、これに限定されない。回転電機は、発電機であってもよい。
1:電動機、20:固定子、22:固定子枠、23:流路、30:回転子、230:螺旋溝、231:溝山、232:テーパ部、240:環状溝

Claims (5)

  1. 回転電機の固定子を冷却する機能を備える略筒形状の固定子枠であって、
    冷媒の流路として、軸方向の一端側から他端側に向けて、外周面の周方向に沿って螺旋状に設けられる螺旋溝と、
    軸方向の一端側及び他端側において前記螺旋溝の端部とそれぞれ連通し、外周面の周方向に沿って環状に設けられる環状溝と、
    を備え、
    前記螺旋溝は、軸方向の一端側及び他端側の領域では溝深さが浅く、軸方向の中央付近の領域では溝深さが深くなる、固定子枠。
  2. 軸方向の両端部に位置する前記螺旋溝の外側の溝山は、前記環状溝に向けて縮径するテーパ部を有する、請求項1に記載の固定子枠。
  3. 前記螺旋溝は、一条溝又は多条溝である、請求項1又は請求項2に記載の固定子枠。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の固定子枠と、
    前記固定子枠の内周側に設けられる略筒形状の鉄心と、
    を備える固定子。
  5. 請求項4に記載の固定子と、
    回転軸に支持され、前記固定子の内周側に設けられる回転子と、
    を備える回転電機。
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