JP2019073387A - 水中設置システム及び水中設置方法 - Google Patents

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金子 貴一
Kiichi Kaneko
貴一 金子
岳史 谷口
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Abstract

【課題】潜水士の目視によらず吊荷の向きを変更できる水中設置システム等の提供。【解決手段】起重機船のクレーンから延びるワイヤにより吊荷を水中に吊り下げて目標位置に設置する水中設置システムにおいて、モータの駆動により前記吊荷の向きを変更制御可能なジャイロ機構と、前記吊荷の向きを検出可能な方位計と、前記モータの駆動により前記吊荷の向きを変更する制御装置とを備える水中設置システムが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、起重機船のクレーンから延びるワイヤにより吊荷を水中に吊り下げて目標位置に設置する水中設置システム及び水中設置方法に関する。
従来の水中設置システムが、例えば、下記特許文献1に記載されている。起重機船のクレーンで水中に吊荷を目標位置に設置する際には、吊荷の向きが目標方向を向くように調整することが必要になる。同文献に記載の水中設置システムは、モータの駆動により吊荷の向きを変更制御可能なジャイロ機構(同文献では「水中吊荷旋回装置」)を備えている。この水中設置システムでは、潜水士が水中の吊荷を目視し、目視結果に基づいて自身の所持する水中仕様の操作リモコンを操作してジャイロ機構のモータを制御することで、吊荷が目標方向を向くように吊荷の向きを調整するようになっている。
上記従来の技術であれば、例えば、水中で潜水士が介錯ロープ等を用いて吊荷の向きを目標方向に調整する場合に比べて、潜水士の作業負担が軽減される。
特開2013-238002号公報
しかし、上記従来の技術では、水中における吊荷の向きの変更には、潜水士による吊荷の目視が依然として必要であった。
本発明は、上記実情に鑑み、潜水士の目視によらず吊荷の向きを変更できる水中設置システム及び水中設置方法を提供することを目的とする。
本発明の1つの実施形態によれば、
起重機船のクレーンから延びるワイヤにより吊荷を水中に吊り下げて目標位置に設置する水中設置システムにおいて、
モータの駆動により前記吊荷の向きを変更制御可能なジャイロ機構と、
前記吊荷の向きを検出可能な方位計と、
前記モータの駆動により前記吊荷の向きを変更する制御装置とを備える水中設置システムが提供される。
本発明の1つの実施形態によれば、潜水士の目視によらず吊荷の向きを変更できる水中設置システム及び水中設置方法が得られる。
水中設置システムの全体を示す概要図である。 ジャイロ機構の概要図であり、旋回モーメントが生じていない状態を示す図である。 ジャイロ機構の概要図であり、旋回モーメントが生じている状態を示す図である。 耐水圧容器内の構造等を模式的に示す模式図である。 操作リモコンを示す図である。 吊荷の制御構成図である。 吊荷を左旋回させる際に表示装置に表示する情報の一例を示す画面図である。 吊荷を右旋回させる際に表示装置に表示する情報の一例を示す画面図である。
以下、本発明の一例である実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は水中設置システムの全体を示す概要図である。図1には、海面がラインWLで模式的に示されている。
水中設置システム1は、起重機船2のクレーン3から延びるワイヤ4により吊荷5を水中に吊り下げて目標位置に設置するためのシステムである。吊荷5の一例としては、例えば、四脚形状をした消波ブロック5Aがある。消波ブロック5A(コンクリート製ブロック)は、海洋の護岸工事等に用いられる。
消波ブロック5Aは、ジャイロ機構7に1点以上で吊り下げられるようになっていると好適である。消波ブロック5Aをジャイロ機構7に1点で吊り下げる場合には、ジャイロ機構7と消波ブロック5Aとの間は相対回転が生じないように剛結合とする。また、図1に示すように、消波ブロック5Aをジャイロ機構7に2点以上で吊り下げる場合には、ジャイロ機構7と消波ブロック5Aとの間は、ロープやチェーンのような索状の吊り具を用いることができる。
水中設置システム1には、ジンバル用モータ13(「モータ」に相当)の制御により水中で吊荷5の向きを変更させるジャイロ機構7と、吊荷5の向きを検出可能なジャイロコンパス6(方位計の一例)と、ジャイロコンパス6の検出結果に基づいてジャイロ機構7を操作可能な操作部21と、が備えられている。
図2は、ジャイロ機構の概要図であり、旋回モーメントが生じていない状態を示す図である。図3は、ジャイロ機構の概要図であり、旋回モーメントMが生じている状態を示す図である。図2及び図3には、第1回転軸心X、第1回転軸心Xと直交する第2回転軸心Y、及び第1回転軸心X及び第2回転軸心Yに直交するモーメント軸心Zが示される。図4は、耐水圧容器内の構造等を模式的に示す模式図である。図4では、ジンバル11が水平状態であるときのフライホイル12が実線で示されるとともに、ジンバル11が水平状態から回転されたときのフライホイル12が一点鎖線で模式的に示されている。
ジャイロ機構7は、筐体70に支持される。尚、筐体70は、耐水圧容器24内に固定されるが、耐水圧容器24で代替されてもよい。
ジャイロ機構7には、第1回転軸心Xに固定されるジンバル11、第2回転軸心Yに固定されるフライホイル12、ジンバル11を第1回転軸心Xを中心に回転させるジンバル用モータ13、フライホイル12を第2回転軸心Yを中心に回転させるフライホイル用モータ14等が備えられている。ジンバル11が水平状態であるとき、モーメント軸心Zは鉛直方向(重力方向)に一致する。
ジャイロ機構7は、繰り出しと巻き取りが可能なワイヤ4に吊り下げられている。なお、ワイヤ4には、スイベル機構16が取り付けられている。
ジャイロ機構7の動作について説明する。ジャイロ機構7では、フライホイル12が、フライホイル用モータ14により第2回転軸心Y周りに高速で回転している。そして、ジンバル用モータ13を駆動して、ジンバル11により第1回転軸心Xを支点としてフライホイル12を傾動させることで(矢印R3参照)、モーメント軸心Z周りに、ジャイロモーメントMが発生する。ジャイロ機構7を支持する筐体70は、フライホイル12とジンバル11とにより発生した旋回モーメントMを受けて鉛直軸心周りに回転し、吊荷である吊荷5を鉛直軸心周りに旋回させる。
一方、ジャイロ機構7では、ジンバル11を回転させて、フライホイル12に係る第1回転軸心Xを鉛直向きに、モーメント軸心Zを水平向きにし、かつ、その後にジンバル11をフリーにすることにより、吊荷5に作用する鉛直軸心周りのモーメントが消失する。これにより、吊荷5の旋回が停止する。そして、ジンバル11をフリーにすると、潮流や波によって吊荷5が回転しようとするときは、フライホイル12の回転軸(第2回転軸心Y)が、常に水平となり、現状の向きに留まろうとする。
本実施例では、ジャイロ機構7は、耐水圧容器24内に収容される。耐水圧容器24は、例えば、水深50mの圧力に耐えうるものであることが好ましい。本実施例では、一例として、耐水圧容器24は、基台9に固定される。例えば、耐水圧容器24は、基台9上の直方体状に骨材を組んだフレーム10に固定される。耐水圧容器24は、ジャイロ機構7のジンバル用モータ13やフライホイル用モータ14等の他、ジャイロコンパス6を収容する。
ジャイロコンパス6は、吊荷5の向きとして、具体的に、吊荷5の方位(絶対角度)を検出可能となっている。これにより、例えば、基準方位(例えば北N)に対する揺動角なども算出可能となる。
ジャイロコンパス6は、吊荷5の中心の鉛直上方に位置する箇所に配置されていると好ましい。ジャイロコンパス6は、基台9に対して固定される。ジャイロコンパス6は、基台9に対して回転不能な任意の部品や部材に設けられてよい。ジャイロコンパス6は、好ましくは、図4に示すように、耐水圧容器24内に設けられる。
ジャイロ機構7には、起重機船2上の制御室(図示せず)から延びるケーブル25が電気的に接続される。
ケーブル25は、着脱可能な耐水圧コネクタ26により接続状態と分離状態に切り換え自在となっている。
耐水圧コネクタ26には、雌コネクタ26Aと、雌コネクタ26Aに接続可能な雄コネクタ26Bと、が備えられている。雄コネクタ26Bは、耐水圧容器24側に設けられる。但し、雄雌が逆であってもよい。即ち、雌コネクタ26Aが耐水圧容器24側に設けられてもよい。耐水圧容器24と、耐水圧コネクタ26及びケーブル25と、の間に、浸水防止用のシール処理が施される。
ケーブル25は、モータ等に電力を供給する送電ケーブル25A(電源用のケーブル相当)と、モータ等に対する信号の送受信を行う信号ケーブル25B(制御信号用のケーブル相当)と、に分離して別体に形成されている。なお、これに代えて、送電ケーブル25Aと信号ケーブル25Bとを、多芯ケーブルとして一体的に形成してもよい。
なお、ジンバル用モータ13やフライホイル用モータ14に対する給電を送電ケーブル25Aで行う構成に代えて、耐水圧容器24内にバッテリを備え、そのバッテリからジンバル用モータ13やフライホイル用モータ14に給電を行う構成としてもよい。
なお、クレーン3の中間部には、ケーブル25を案内する滑車18が設けられている。ケーブル25は、ケーブル用リール装置19により巻き取りと繰り出しを自在に行うことができる。
ワイヤ4の巻き取りと繰り出しを行う場合、ワイヤ4の繰り出し量にケーブル25の繰り出し量が対応するように、ケーブル25の巻き取りと繰り出しが行われる。これにより、ケーブル25が弛むことが防止される。
また、信号ケーブル25Bでジンバル用モータ13やフライホイル用モータ14へ制御信号を送信する構成に代えて、制御信号を送受信可能な無線機を備えるようにしてもよい。この場合、起重機船上の船上無線機と、耐水圧容器24内の容器内無線機と、を備える。船上無線機と容器内無線機とは、超音波や電磁波等で通信を行う。尚、無線での制御は、ケーブル18が無い場合に操作リモコン22とジャイロ機構7とで通信する方法や、ケーブル18がある場合に操作リモコン22と起重機船2上の別の操作部21(例えばパーソナルコンピュータなど)とで通信する方法がありえる。
図5は、操作リモコン22の一例を示す図である。図6は、吊荷5の制御系の一例を示す構成図である。吊荷5の制御系は、例えば、起重機船2の制御室(図示せず)内に設置されてよい。
水中設置システム1には、ジャイロコンパス6の検出結果に基づく吊荷5の向き及び吊荷5の目標方向を表示する表示装置20が備えられている。表示装置20としては、例えば、モバイル端末のディスプレイが挙げられる。モバイル端末としては、例えば、ノートパソコン、タブレット端末等が挙げられる。なお、表示装置20として、据置型のディスプレイを採用してもよい。
図7は、吊荷を左旋回させる際に表示装置に表示する情報の一例を示す画面図である。図8は、吊荷を右旋回させる際に表示装置に表示する情報の一例を示す画面図である。なお、図7には、吊荷5を左旋回させる際に表示装置20に表示される情報の一例が示され、図8には、吊荷5を右旋回させる際に表示装置20に表示される情報の一例が示される。図7及び図8では、吊荷5の向きを表す情報801、及び、フライホイル用モータ14の状態(平面、正面、側面からの模式的な絵と、回転数や速度など)を表す情報802とともに、操作リモコン22の操作状態を示す情報800も表示されている。船上の作業員は、表示装置20を通じて、吊荷5の現状の向き等を視覚的に認識できる。
操作部21の一例としては、人為操作に基づいてジンバル用モータ13を操作する操作リモコン22である。操作部21は、その他、起重機船2上のパーソナルコンピュータや、起重機船2上のユーザが備える携帯端末等により実現されてもよい。尚、操作リモコン22は、図5に示すように、機械式のリモコンであってもよいし、表示装置20に設定されるタッチスイッチによるリモコン(図7の情報800参照)であってもよい。後者の場合、図7の情報800は、タッチスイッチによるリモコンとして機能する。尚、図7の情報800は、タッチスイッチに代えて、カーソルやポインタによる操作が可能なスイッチであってもよい。
操作部21としては、ジャイロコンパス6の検出結果に基づいて吊荷5が目標方向となるようにジンバル用モータ13を制御するコントローラ23(図6参照)が備えられている。
〔水中設置システムの組み立て手順について〕
まず、ケーブル25用のケーブル用リール装置19を、クレーン3のジブの根元に設置する。
次に、クレーン3のジブの中間付近の箇所に、ケーブル25用の滑車18を設置する。
次に、ケーブル用リール装置19からケーブル25を繰り出して、ケーブル25を滑車18の上側に通して、ケーブル25の端部を起重機船2の甲板に下ろす。
次に、ケーブル25をジャイロ機構7に接続する。即ち、耐水圧コネクタ26によりケーブル25をジャイロ機構7に電気的に接続する。
次に、ジャイロ機構7を第2玉掛けワイヤ31とフック33で吊る。なお、ジャイロ機構7側の第2玉掛けワイヤ31は、予め据え付けされている。
〔水中設置方法について〕
以下、起重機船2に設けられたクレーン3により吊荷5を吊り下げて水中に設置する水中設置方法を説明する。
先ず、ジャイロ機構7を起動する。即ち、ジャイロ機構7のフライホイル用モータ14を駆動し、フライホイル12を高速で回転させる。すると、フライホイル12の慣性モーメントにより、吊荷5の旋回角度が保持される。
次に、ジャイロ機構7の下部の第1玉掛けワイヤ30を使って、吊荷5を玉掛けする。図1には、二点鎖線でワイヤ4の巻取り前の状態が示される。
次に、クレーン3におけるワイヤ4を巻取って吊荷5を吊り上げ、クレーン3を旋回させて吊荷5を目標位置の直上に移動させる。目標位置の直上への旋回は、GPS装置71からの情報に基づいて実現されてもよい。尚、ジャイロ機構7の起動は、この段階で実行されてもよい。
次に、ワイヤ4を繰り出して、吊荷5を下降させて水没させる。この際、吊荷5の目標位置の水深が浅い場合は、耐水圧容器24は水没しない。一方、吊荷5の目標位置の水深が深い場合は、耐水圧容器24は水没する。
吊荷5を目標位置に設置するまでの工程において、水中設置方法は、ジャイロコンパス6を用いて吊荷5の向きを検出し、ジャイロ機構7のジンバル用モータ13の駆動により吊荷5の向きを変更することを含む。吊荷5の向きの目標値(目標方向)は、吊荷5ごとに、予め設計図から導出又は設定される。具体的には、ジャイロコンパス6で検出される吊荷5の向きが目標方向となるように調整すべく、ジャイロ機構7を制御する。これにより、吊荷5を鉛直軸心周りに旋回させ、吊荷5の向きが目標方向になったところで、吊荷5の旋回を停止する。
吊荷5を目標位置に設置するまでの工程において、水中設置方法は、更に、検出された吊荷5の向きを表示装置20上に表示することを含んでもよい。この場合、作業員は、表示装置20の画面から各種情報を得ながら、操作リモコン22を用いて吊荷5の向きを変更できる(図7及び図8参照)。この際、吊荷5の目標方向が表示装置20上に表示されてもよい。この場合、作業者は、両者の関係を見ながら、操作リモコン22を操作できる。また、変形例では、吊荷5毎に事前に方位設定しておくておくこともでき、自動制御することもできる。
このようにして吊荷5が目標位置に目標方向で設置されると、潜水士が、吊荷5に掛けられた第1玉掛けワイヤ30を吊荷5から取り外す。これにより、水中の目標箇所に吊荷5を目標方向に設置する作業が完了する。なお、第1玉掛けワイヤ30を自動的に接合解除する解除機構を設け、起重機船2上から解除機構に超音波等の無線通信で解除機構を作動させる構成にしてもよい。この場合、潜水士が第1玉掛けワイヤ30を手操作で取り外す作業負担が削減される。
上記した水中設置方法であれば、潜水士が介錯ロープを操作して吊荷5の向きを手動調節することや、潜水士が吊荷5の向きの調整のために吊荷5の目視や水中リモコンの操作を行う作業負荷が削減される。
以上、本発明の好ましい実施形態の一例について説明したが、本発明は上記した内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において他にも種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施例では、方位計として、ジャイロコンパス6が用いられるが、これに限られない。例えば、基台9上の2点以上の位置を計測することで、方位が導出(計測)されてもよい。この場合、方位の計測に用いる位置の計測には、USBL(Ultra Short Base Line)方式測位装置等が使用されてもよい。
1 水中設置システム
2 起重機船
3 クレーン
4 ワイヤ
5 吊荷
5A 消波ブロック
6 ジャイロコンパス
7 ジャイロ機構
9 基台
10 フレーム
11 ジンバル
12 フライホイル
13 ジンバル用モータ
14 フライホイル用モータ
16 スイベル機構
18 滑車
19 ケーブル用リール装置
20 表示装置
21 操作部
22 操作リモコン
23 コントローラ
24 耐水圧容器
25 ケーブル
25A 送電ケーブル
25B 信号ケーブル
26 耐水圧コネクタ
26A 雌コネクタ
26B 雄コネクタ
30 ワイヤ
31 ワイヤ
32 ワイヤ
33 フック

Claims (7)

  1. 起重機船のクレーンから延びるワイヤにより吊荷を水中に吊り下げて目標位置に設置する水中設置システムにおいて、
    モータの駆動により前記吊荷の向きを変更制御可能なジャイロ機構と、
    前記吊荷の向きを検出可能な方位計と、
    前記モータの駆動により前記吊荷の向きを変更する制御装置とを備える水中設置システム。
  2. 前記起重機船に設けられ、前記方位計の検出結果に基づいて前記吊荷の向きを表示する表示装置を更に備える請求項1に記載の水中設置システム。
  3. 前記起重機船に設けられ、前記モータへ駆動指令を送出可能な操作リモコンを更に備える請求項2に記載の水中設置システム。
  4. 前記ジャイロ機構を収容する耐水圧容器を更に備え、
    前記方位計が、前記耐水圧容器に収容されている請求項2または3に記載の水中設置システム。
  5. 前記モータが前記耐水圧容器に収容され、
    前記モータがケーブルにより前記耐水圧容器の外部に接続され、
    前記耐水圧容器の壁面に前記ケーブルを接続または分離自在な水中コネクタが設けられる請求項4に記載の水中設置システム。
  6. 前記ケーブルが、電源用のケーブルと、制御信号用のケーブルとを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の水中設置システム。
  7. 起重機船のクレーンから延びるワイヤにより吊荷を水中に吊り下げて目標位置に設置する水中設置方法において、
    モータの駆動により前記吊荷の向きを変更制御可能なジャイロ機構を介して、前記吊荷を水中に吊り下げ、
    方位計を用いて、前記吊荷の向きを検出し、
    前記モータの駆動により前記吊荷の向きを変更することを含む水中設置方法。
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