JP2019073120A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、上記手段、特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
<第1実施形態>
はじめに、図1〜図4を参照して、第1実施形態の車両用空調装置について説明する。
空調部24は、空気の温度調節を行う部分である。空調部24の内部には、空気の除湿及び冷却を行うエバポレータ、空気の加熱を行うヒータコア、エバポレータ及びヒータコアのそれぞれを流れる空気の流量を調整するエアミックスドア等が配置されている。
埃センサ30は、吸気中のPM2.5等の粒子を含む埃の濃度を測定する。具体的には、図2に示されるように、埃センサ30は、ケース31と、発光素子32と、受光素子33とを有している。ケース31における空気導入室213に面する外壁には、開口部310が形成されている。ケース31内の空間は、この開口部310から導入される空気が通過する空気通路311となっている。発光素子32及び受光素子33は、ケース31内の空気通路311に配置されている。発光素子32は、空気通路311内に光を発する。発光素子32から発せられた光の一部は、空気通路311内に導入された空気中の埃により散乱される。受光素子33は、埃により散乱された散乱光を受光するとともに、受光した光量に応じた電気信号を出力する。すなわち、受光素子33から出力される電気信号は、空気通路311内を流れる空気に含まれる埃の濃度により変化する。埃センサ30は、受光素子33から出力される電気信号を、埃濃度検出値として出力する。なお、以下では、受光素子33から出力される電気信号を「出力値」とも称する。
なお、ECU60は、車両の複数のドアにそれぞれ設けられる窓を開閉させることもできる。具体的には、ECU60は、車両の窓開閉装置70に指令信号を送信することにより、車両の乗員の操作によらずに自動的に車両の複数のドアのそれぞれの窓を開閉させることができる。
次に、図3を参照して、このECU60により実行される故障判定処理の具体的な手順について説明する。なお、ECU60は、車両にダイアグ装置80が接続された際に図3に示される処理を開始する。
ECU60は、ステップS11の処理として、ダイアグ装置80から大気の埃濃度Th1の情報を取得してメモリ62に記憶させる。その後、ECU60は、ステップS12の処理として、車両の全てのドアの窓を閉状態にした後、ステップS13の処理として、予め定められた時間T10だけの期間、空調ユニット20を内気循環モードに設定し、且つブロワ装置22を駆動させる。これにより、車室内の空気がフィルタ25を通過するため、車室内の空気が徐々に浄化される。本実施形態では、このステップS12及びS13に示される処理が車室内浄化制御に相当する。ECU60は、ステップS13の処理を完了した後、ステップS14の処理として、埃センサ30から出力される検出信号に基づいて第1埃濃度検出値DC1を取得し、これをメモリ62に記憶させる。すなわち、第1埃濃度検出値DC1は、車室内の空気が清浄な状態であるときに埃センサ30により検出される埃の濃度に相当する。
図4に示されるように、例えば時刻t10でECU60が図3に示される処理を開始したとすると、ECU60は、まず、車両の全てのドアの窓が閉状態であって、且つ内気循環モードに空調ユニット20が設定されている状態でブロワ装置22を駆動させる車室内浄化制御を実行する。この車室内浄化制御の実行により車室内の空気が浄化されるため、時刻t10以降、埃センサ30の検出値が徐々に低下する。また、車室内浄化制御は、時刻t10から所定時間T10が経過する時刻t11までの期間、継続されるため、埃センサ30の検出値は、車室内の空気が清浄な状態であるときの値に収束する。そして、時刻t11の時点でECU60が埃センサ30の検出値を第1埃濃度検出値DC1として取得する。
(1)ECU60は、車室内浄化制御の実行後の埃センサ30の検出値、及び大気導入制御の実行後の埃センサの検出値に基づいて埃センサ30の故障の有無を判定する。具体的には、ECU60は、車室内浄化制御の実行により埃センサ30の故障の有無を判定した後、大気導入制御の実行により埃センサ30の故障の有無を判定する。これにより、埃センサ30の故障の有無を判定することができる。
次に、図5を参照して、第1実施形態の車両用空調装置10の変形例について説明する。
図5に示されるように、本変形例のECU60は、ステップS11の処理を実行した後、ステップS30の処理として、現在から所定時間前までの期間に車両の全てのドアの窓が閉状態であって、且つ空調ユニット20が内気循環モードに設定されている状態であって、且つブロワ装置22が駆動している状態が継続しているか否かを判断する。ECU60は、ステップS30の処理で肯定判断した場合には、ステップS12及びS13の処理を実行することなく、ステップS14以降の処理を実行する。一方、ECU60は、ステップS30の処理で否定判断した場合には、ステップS12以降の処理を実行する。
次に、図6及び図7を参照して、車両用空調装置10の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態の車両用空調装置10との相違点を中心に説明する。
具体的には、本実施形態のECU60は、図3に示される処理に代えて、図6に示される処理を実行する。図6に示されるように、ECU60は、ステップS11の処理を実行した後、ステップS40の処理として、車両の複数のドアのうちの少なくとも一つのドアの窓を開状態にした後、所定時間T11だけ待機する。その後、ECU60は、ステップS41の処理として、埃センサ30から出力される検出信号に基づいて第2埃濃度検出値DC2を取得し、これをメモリ62に記憶させる。
図7に示されるように、例えば時刻t20でECU60が図3に示される処理を開始したとすると、ECU60は、まず、車両の複数のドアのうちの少なくとも一つのドアの窓を開状態にする大気導入制御を実行する。この大気導入制御の実行により、車室内に大気が導入されるため、時刻t20以降、埃センサ30の検出値が徐々に増加する。また、大気導入制御は、時刻t20から所定時間T11が経過する時刻t21までの期間、継続されるため、埃センサ30の検出値は、大気の埃濃度に相当する値に収束する。そして、時刻t22の時点でECU60が埃センサ30の検出値を第2埃濃度検出値DC2として取得する。
その後、ECU60は、時刻t23の時点で、車両の全てのドアの窓が閉状態であって、且つ内気循環モードに空調ユニット20が設定されている状態でブロワ装置22を駆動させる車室内浄化制御を実行する。この車室内浄化制御の実行により車室内の空気が浄化されるため、時刻t23以降、埃センサ30の検出値が徐々に低下する。また、車室内浄化制御は、時刻t23から所定時間T10が経過する時刻t24までの期間、継続されるため、埃センサ30の検出値は、車室内の空気が清浄な状態であるときの値に収束する。そして、時刻t24の時点でECU60が埃センサ30の検出値を第1埃濃度検出値DC1として取得する。
以上説明した本実施形態の車両用空調装置10によれば、第1実施形態の車両用空調装置10と同一又は類似の作用及び効果を得ることができる。
次に、図8及び図9を参照して、車両用空調装置10の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態の車両用空調装置10との相違点を中心に説明する。
具体的には、ECU60は、図3に示される処理に代えて、図8に示される処理を実行する。なお、図8に示される処理が実行される前に、サンプルエアを埃センサ30に供給するためのサンプルエア供給装置が作業者等により空気導入室213の開口部214の近傍に設置される。
(3)埃の濃度が既知のサンプルエアを用いて埃センサ30の故障の有無を判定することができるため、大気の埃の濃度を用いる場合と比較すると、埃センサ30の故障の判定精度を向上させることができる。
次に、図10を参照して、第3実施形態の車両用空調装置10の第1変形例について説明する。
図10に示されるように、本変形例のECU60は、ステップS10の処理を実行した後、ステップS60の処理として、現在から所定時間前までの期間に車両の全てのドアの窓が閉状態であって、且つ空調ユニット20が内気循環モードに設定されている状態であって、且つブロワ装置22が駆動している状態が継続しているか否かを判断する。ECU60は、ステップS60の処理で肯定判断した場合には、ステップS12及びS13の処理を実行することなく、ステップS14以降の処理を実行する。一方、ECU60は、ステップS30の処理で否定判断した場合には、ステップS12以降の処理を実行する。
次に、図11及び図12を参照して、第3実施形態の車両用空調装置10の第2変形例について説明する。
本変形例のECU60は、図8に示される処理に代えて、図11に示される処理を実行する。図11に示されるように、ECU60は、ステップS10,S14,S50,S16の処理を順に実行する。なお、ステップS14の処理によりECU60が取得する第1埃濃度検出値DC1は、車室内浄化制御を実行していない状態での車室内の埃の濃度、すなわち実環境の埃の濃度である。本実施形態では、第1埃濃度検出値DC1が実環境の埃濃度の検出値に相当する。
図12に示されるように、ECU60は、時刻t40の時点で第1埃濃度検出値DC1を取得した後、時刻t41の時点でサンプルエア供給制御を実行する。このサンプルエア供給制御の実行により、埃センサ30にサンプルエアが供給されるため、時刻t41以降、埃センサ30の検出値が徐々に増加する。また、サンプルエア供給制御は、時刻t41から所定時間T11が経過する時刻t42までの期間、継続されるため、埃センサ30の検出値は、第1埃濃度検出値DC1にサンプルエアの埃濃度を加算した値に収束する。そして、時刻t42の時点でECU60が埃センサ30の検出値を第2埃濃度検出値DC2として取得する。
<第4実施形態>
次に、図13を参照して、車両用空調装置10の第4実施形態について説明する。以下、第1実施形態の車両用空調装置10との相違点を中心に説明する。
(5)ECU60は、光量調整制御を実行した後の受光素子の出力値に基づいて埃センサ30の故障の有無を判定する。これにより、埃センサ30の故障の有無を判定することができる。
次に、図14及び図15を参照して、車両用空調装置10の第5実施形態について説明する。以下、第1実施形態の車両用空調装置10との相違点を中心に説明する。
図14に示されるように、ECU60は、まず、ステップS90の処理として、発光素子32を点灯させた後、ステップS91の処理として、受光素子33の出力値V1を取得する。本実施形態では、ステップS90の処理が発光制御に相当する。その後、ECU60は、ステップS92の処理として、受光素子33の出力値V1が所定の閾値Vth1以上であるか否かを判断する。閾値Vth1は、埃センサ30の動作を保証することの可能な値となるように実験等により設定されており、メモリ62に予め記憶されている。閾値Vth1は、例えば工場出荷時における受光素子33の出力値を初期値としたとき、この初期値よりも所定値だけ小さい値に設定される。
図15に示されるように、工場出荷時の受光素子33の出力値を初期値VIとしたとき、受光素子33の出力値は、時間の経過に伴って徐々に低下していく。これは、発光素子32や受光素子33の経年劣化や、それらへの埃や塵等の堆積によるものである。ECU60は、図14に示される処理を実行した際に、受光素子33の現在の出力値V1が閾値Vth1未満である場合には、埃センサ30が故障状態であると判定する。
(6)ECU60は、発光制御を実行した際に受光素子33の出力値V1を取得するとともに、取得した受光素子33の出力値V1が閾値Vth1以下であるか否かに基づいて埃センサ30の故障の有無を判定する。これにより、埃センサ30の故障の有無を判定することができる。
次に、図16及び図17を参照して、車両用空調装置10の第6実施形態について説明する。以下、第1実施形態の車両用空調装置10との相違点を中心に説明する。
図16に示されるように、ECU60は、まず、ステップS100の処理として、発光素子32の輝度を調整、具体的には発光素子32の輝度を通常使用時の輝度よりも増加させた後、ステップS101の処理として、受光素子33の出力値V2を取得する。本実施形態では、ステップS100の処理が輝度調整制御に相当する。その後、ECU60は、ステップS102の処理として、受光素子33の出力値V2が所定の閾値Vth2以上であるか否かを判断する。閾値Vth2は、受光素子33の出力値が固着しているか否かを判定することができるように実験等により設定されており、メモリ62に予め記憶されている。閾値Vth2は、例えば工場出荷時における受光素子33の出力値を初期値としたとき、この初期値よりも所定値だけ大きい値に設定される。
図17に示されるように、工場出荷時の受光素子33の出力値を初期値VIとしたとき、受光素子33が正常であれば、発光素子32の輝度を通常使用時の輝度よりも増加させると、受光素子33の出力値が通常値よりも増加する。そのため、ECU60は、輝度調整制御を実行した際に、受光素子33の現在の出力値V2が閾値Vth2以上である場合には、埃センサ30が正常状態であると判定する。
(7)ECU60は、輝度調整制御を実行した際に受光素子33の出力値V2を取得するとともに、取得した受光素子33の出力値V2が閾値Vth2異常であるか否かに基づいて埃センサ30の故障の有無を判定する。これにより、埃センサ30の故障の有無を判定することができる。
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・空調ユニット20における埃センサ30の位置は適宜変更可能である。
・ECU60が提供する手段及び/又は機能は、実体的なメモリに記憶されたソフトウェア及びそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組み合わせにより提供することができる。例えばECU60がハードウェアである電子回路により提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路により提供することができる。
20:空調ユニット
22:ブロワ装置
25:フィルタ
30:埃センサ
32:発光素子
33:受光素子
60:ECU(故障判定部,報知部)
311:空気通路
Claims (15)
- 車室内の空調を行う空調ユニット(20)と、
前記空調ユニットを流れる空気に含まれる埃の濃度を検出するとともに、検出された埃の濃度に応じた検出値を出力する埃センサ(30)と、
前記埃センサに故障が生じているか否かを判定する故障判定部(60)と、を備え、
前記故障判定部は、
前記埃センサの検出値を変化させる所定の制御を実行するとともに、前記所定の制御の実行後の前記埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記所定の制御として、車室内の空間が閉状態であって、且つ車室内の空気を循環させる内気循環モードに前記空調ユニットが設定されている状態で、車室内に送風される空気流を生成する前記空調ユニットのブロワ装置(22)を駆動させる車室内浄化制御を実行し、
前記車室内浄化制御の実行後の前記埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
現在から所定時間前までの期間に、車室内の空間が閉状態であって、且つ前記空調ユニットが前記内気循環モードに設定されている状態であって、且つ前記ブロワ装置が駆動している状態が継続されている場合には、前記車室内浄化制御を実行せずに前記埃センサにより埃の濃度を検出し、当該埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項2に記載の車両用空調装置。 - 前記車室内浄化制御を実行する前に、前記空調ユニット内に設けられるフィルタ(25)の交換を促す報知を行う報知部(60)を更に備える
請求項2又は3に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記所定の制御として、車室内の空間を開状態にすることにより大気を車室内に導入する大気導入制御を実行し、
前記大気導入制御の実行後の前記埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記所定の制御として、車室内の空間を開状態にすることにより大気を車室内に導入する大気導入制御を更に実行し、
前記大気導入制御の実行後の前記埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を更に判定する
請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記車室内浄化制御の実行により前記埃センサの故障の有無を判定した後、前記大気導入制御の実行により前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項6に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記大気導入制御の実行により前記埃センサの故障の有無を判定した後、前記車室内浄化制御の実行により前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項6に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記所定の制御として、埃の濃度が既知のサンプルエアを前記埃センサに供給するサンプルエア供給制御を実行し、
前記サンプルエア供給制御の実行後の前記埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記所定の制御として、車室内の空間が閉状態であって、且つ車室内の空気を循環させる内気循環モードに前記空調ユニットが設定されている状態で、車室内に送風される空気流を生成する前記空調ユニットのブロワ装置を駆動させる車室内浄化制御を更に実行し、
前記車室内浄化制御を実行した後に前記サンプルエア供給制御の実行により前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項9に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
現在から所定時間前までの期間に、車室内の空間が閉状態であって、且つ前記空調ユニットが前記内気循環モードに設定されている状態であって、且つ前記ブロワ装置が駆動している状態が継続されている場合には、前記車室内浄化制御を実行せずに前記サンプルエア供給制御を実行した後に前記埃センサにより埃の濃度を検出し、当該埃センサの検出値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項10に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記サンプルエア供給制御を実行する前に前記埃センサにより実環境の埃の濃度を検出し、当該実環境の埃の濃度の検出値と、前記サンプルエア供給制御の実行後の前記埃センサの検出値とに基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項9に記載の車両用空調装置。 - 前記埃センサは、
前記空調ユニット内の空気が通過する空気通路(311)と、
前記空気通路内に光を発する発光素子(32)と、
前記発光素子から発せられた光が前記空気通路内の埃により散乱された散乱光を受光するとともに、受光した光量に応じた電気信号を前記埃センサの検出値として出力する受光素子(33)と、を有し、
前記故障判定部は、
前記所定の制御として、前記受光素子により受光される光量を変化させる光量調整制御を実行し、
前記光量調整制御を実行した後の前記受光素子の出力値に基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記光量調整制御として、前記発光素子から光を発する発光制御を実行し、
前記発光制御を実行した際に前記受光素子の出力値を取得するとともに、取得した前記受光素子の出力値が所定の閾値以下であるか否かに基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項13に記載の車両用空調装置。 - 前記故障判定部は、
前記光量調整制御として、前記発光素子から発せられる光の輝度を増加させる輝度調整制御を実行し、
前記輝度調整制御を実行した際に前記受光素子の出力値を取得するとともに、取得した前記発光素子の出力値が所定の閾値以上であるか否かに基づいて前記埃センサの故障の有無を判定する
請求項13に記載の車両用空調装置。
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