JP2019072161A5 - - Google Patents

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従来、設定機能付きのパチンコ遊技機がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−200902号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、演出を行う演出制御基板に対して設定値を特定可能な設定値指定コマンドを送信して、設定値を演出制御基板に通知して設定示唆演出を制御するようにしており、これら設定示唆演出を制御する演出制御基板は、遊技の進行を制御するのではなく演出を制御する基板であることにより、遊技の進行を制御する遊技制御基板よりも基板をケース等から取り出して解析することが容易であることから、演出制御基板に記憶されている設定値が改竄されてしまうと、不適切な設定示唆演出が行われてしまう畏れがあるという問題がある。
よって、本発明は、記憶されている設定値が改竄されてしまうことを防ぐことができる遊技機を提供することを目的とする。
手段1に記載の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
前記有利状態に制御される確率に関する設定値(例えば、設定値1〜設定値3のいずれか)の設定を許可するための設定許可状態に制御可能な設定許可状態制御手段(例えば、CPU103がSa13の設定変更処理を実行する部分)と、
設定された設定値に応じた確率により前記有利状態に制御可能な遊技制御手段(例えば、CPU103が図5に示すてプロセス制御処理を実行する部分)と、
前記遊技制御手段から送信される制御情報に基づいて演出の制御を行う演出制御手段(例えば、演出制御用CPU120が図20−46に示す朝いち背景演出(設定値示唆演出)を実行する部分)と、
可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、を備え、
前記保留記憶手段に保留記憶が記憶されている場合に、前記設定許可状態に制御されるときに、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶が消去され、
前記遊技制御手段は、前記設定値を特定可能な前記制御情報として、前記設定許可状態において設定された設定値と異なる数値であって該設定値にもとづいた設定特定値を含む設定値制御情報(例えば、設定値指定コマンド)を送信可能であって(例えば、CPU103が設定値変換処理の110SG303の処理の実行後にコマンド制御処理(S27)を実行する部分)、
前記演出制御手段は、前記遊技制御手段から送信された前記設定値制御情報に含まれる設定特定値を記憶する(例えば、演出制御用CPU120が図20−45に示す設定値更新処理の110SG313の処理を実行する部分)とともに、該設定特定値から特定した設定値に関する演出を実行可能である(例えば、パチンコ遊技機1に電源が投入されてから1時間が経過するまでや、100回の変動表示が実行されるまで朝いち背景演出(設定値示唆演出)を実行する部分)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、記憶されている設定値が改竄されてしまうことを防ぐことができる。

Claims (1)

  1. 遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
    前記有利状態に制御される確率に関する設定値の設定を許可するための設定許可状態に制御可能な設定許可状態制御手段と、
    設定された設定値に応じた確率により前記有利状態に制御可能な遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段から送信される制御情報に基づいて演出の制御を行う演出制御手段と、
    可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
    を備え、
    前記保留記憶手段に保留記憶が記憶されている場合に、前記設定許可状態に制御されるときに、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶が消去され、
    前記遊技制御手段は、
    前記設定値に応じて可変表示パターンを選択して実行可能であり、
    前記設定値を特定可能な前記制御情報として、前記設定許可状態において設定された設定値と異なる数値であって該設定値にもとづいた設定特定値を含む設定値制御情報を送信可能であって、
    前記演出制御手段は、前記遊技制御手段から送信された前記設定値制御情報に含まれる設定特定値を記憶するとともに、該設定特定値から特定した設定値に応じた演出を実行可能である、
    ことを特徴とする遊技機。
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