JP2019071363A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)本発明の一態様に係る電力変換装置は、モータ(例えば、実施形態での第1モータ12および第2モータ13)に対して電力を授受する電力変換回路を構成する半導体モジュール(例えば、実施形態でのパワーモジュール21)と、平面視において前記半導体モジュールと重なるように配置され、前記半導体モジュールを制御する制御部(例えば、実施形態での電子制御ユニット28)と、前記半導体モジュールと前記制御部との間に配置されたリアクトル(例えば、実施形態でのリアクトル22)と、前記リアクトルに流れる電流を検出するとともに、前記半導体モジュールと前記制御部との間に配置された電流検出部(例えば、実施形態での第3電流センサ27)と、前記電流検出部と前記制御部とを接続する接続線(例えば、実施形態での信号線64,75)と、を備える。
さらに、上記(3)の場合、温度検出素子と制御部とを容易に、かつ効率的に接続することができる。
さらに、上記(4)の場合、電流検出部と制御部とを容易に、かつ効率的に接続することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1の構成を模式的に示す側面図である。図2は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1を搭載する車両10の一部の構成を示す図である。
バッテリ11は、バッテリケースと、バッテリケース内に収容される複数のバッテリモジュールと、を備えている。バッテリモジュールは、直列に接続される複数のバッテリセルを備えている。バッテリ11は、電力変換装置1の直流コネクタ1aに接続される正極端子PBおよび負極端子NBを備えている。バッテリ11の正極端子PBおよび負極端子NBは、バッテリケース内において直列に接続される複数のバッテリモジュールの正極端および負極端に接続されている。
パワーモジュール21は、第1モータ12および第2モータ13に対して電力を授受する電力変換回路を構成する半導体モジュールを備えている。パワーモジュール21は、半導体素子から成る半導体モジュールとして、第1電力変換回路部31と、第2電力変換回路部32と、第3電力変換回路部33と、を備えている。第1電力変換回路部31は、第1の3相コネクタ1bによって第1モータ12の3相のステータ巻線に接続されている。第1電力変換回路部31は、バッテリ11から第3電力変換回路部33を介して入力される直流電力を3相交流電力に変換する。第2電力変換回路部32は、第2の3相コネクタ1cによって第2モータ13の3相のステータ巻線に接続されている。第2電力変換回路部32は、第2モータ13から入力される3相交流電力を直流電力に変換する。
第1電力変換回路部31は、バッテリ11から第3電力変換回路部33を介して入力される直流電力を3相交流電力に変換し、第1モータ12の3相のステータ巻線への通電を順次転流させることで、3相のステータ巻線に交流のU相電流、V相電流、およびW相電流を通電する。
第2電力変換回路部32は、第2モータ13の回転に同期がとられた各相のトランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)駆動によって、第2モータ13の3相のステータ巻線から出力される3相交流電力を直流電力に変換する。
第3電力変換回路部33は、第1モータ12又は第2モータによる回生電力によってバッテリ11を充電する場合には、第1モータ12又は第2モータの出力電圧を降圧して正極端子PB及び負極端子NB側からバッテリ11側へ出力することが可能である。
第3電力変換回路部33は、昇圧時において、第2トランジスタS2がオン(導通)および第1トランジスタS1がオフ(遮断)に設定される第1状態と、第2トランジスタS2がオフ(遮断)および第1トランジスタS1がオン(導通)に設定される第2状態とを交互に切り替える。
第1平滑コンデンサ41は、バッテリ11の正極端子PBと負極端子NBとの間に接続されている。第1平滑コンデンサ41は、第3電力変換回路部33の回生時における第1トランジスタS1および第2トランジスタS2のオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。
抵抗器24は、第1電力変換回路部31および第2電力変換回路部32の各々の正極端子PIおよび負極端子NI間、並びに第3電力変換回路部33の正極端子PVおよび負極端子NV間に接続されている。
第1電流センサ25、第2電流センサ26、および第3電流センサ27の各々は、信号線によって電子制御ユニット28に接続されている。例えば、信号線の形状は、ピン状に形成されており、回路基板61の孔部(不図示)に挿入された状態で回路基板61に対して半田付けされている。
電子制御ユニット28は、例えば第3電流センサ27によって検出される電流値が所定の閾値を超えないように、第3電力変換回路部33を制御することで、第3電力変換回路部33を構成する第1トランジスタS1および第2トランジスタS2を保護することが可能である。
また、第3電力変換回路部33が、複数のチョッパ回路を並列接続して構成されたインターリーブ回路である場合には、複数のチョッパ回路の各リアクトルに電流センサを接続して、各リアクトルに流れる電流値を均等化するように制御しても良い。
例えば、電子制御ユニット28は、第1電流センサ25の電流検出値と第1モータ12に対するトルク指令値に応じた電流目標値とを用いる電流のフィードバック制御などを実行し、ゲートドライブユニット29に入力する制御信号を生成する。
例えば、電子制御ユニット28は、第2電流センサ26の電流検出値と第2モータ13に対する回生指令値に応じた電流目標値とを用いる電流のフィードバック制御などを実行し、ゲートドライブユニット29に入力する制御信号を生成する。
パワーモジュール21および回路基板61の配列方向においてパワーモジュール21から見てリアクトル22の反対側には、パワーモジュール21が搭載される冷却部66が配置されている。冷却部66は、冷媒が流通する冷媒流路と、パワーモジュール21の表面に接触する搭載面とを備えている。例えば、冷却部66の冷媒流路は、ウォータージャケットによって形成されている。
さらに、第3電流センサ27と回路基板61とを接続する信号線64と、第1電流センサ25および第2電流センサ26の各々と回路基板61とを接続する信号線65とは、ピン状に形成されているので、容易かつ効率的な接続を行うことができる。
さらに、パワーモジュール21の少なくとも一面を冷却する冷却部66を備えるので、パワーモジュール21を適正に冷却することができる。
上述した実施形態において、電力変換装置1は、パワーモジュール21が搭載される1つの冷却部66を備えるとしたが、これに限定されない。
図3に示すように、第1変形例に係る電力変換装置1は、パワーモジュール21および回路基板61の配列方向においてパワーモジュール21の両面を両側から挟み込む2つの冷却部66を備えている。2つの冷却部66は、パワーモジュール21および回路基板61の配列方向においてパワーモジュール21から見てリアクトル22の反対側に配置される第1冷却部66aと、パワーモジュール21とリアクトル22との間に配置される第2冷却部66bである。
第1バスバー51および第2バスバー52は、パワーモジュール21の側面上から引き出されている。第1バスバー51および第2バスバー52の第1電流センサ25および第2電流センサ26は、パワーモジュール21の側面の直近に配置されている。第1電流センサ25および第2電流センサ26の各々は信号線65によって回路基板61と接続されている。
図4に示すように、第2変形例に係る電力変換装置1は、電子制御ユニット28が搭載された第1回路基板71と、ゲートドライブユニット29が搭載された第2回路基板72とを備えている。パワーモジュール21と、第1回路基板71と、第2回路基板72とは、平面視において重なるように配置されている。パワーモジュール21と第2回路基板72とを接続するゲート信号用の信号線73は、パワーモジュール21および第2回路基板72の相互の対向面上から引き出され、パワーモジュール21と第2回路基板72との間に配置されている。パワーモジュール21および第2回路基板72の配列方向においてパワーモジュール21から見て第2回路基板72の反対側には、パワーモジュール21を搭載する冷却部66が配置されている。
図5に示すように、第3変形例に係る電力変換装置1は、パワーモジュール21および第1回路基板71の配列方向においてパワーモジュール21を両側から挟み込む2つの冷却部66を備えている。2つの冷却部66は、第1冷却部66aおよび第2冷却部66bである。2つの冷却部66は、パワーモジュール21および第1回路基板71の配列方向においてパワーモジュール21から見てリアクトル22の反対側に配置される第1冷却部66aと、パワーモジュール21とリアクトル22との間に配置される第2冷却部66bである。
なお、上述した実施形態において、電力変換装置1は、第1モータ12および第2モータ13の2つのモータとの電力授受を制御する第1電力変換回路部31および第2電力変換回路部32を備えるとしたが、これに限定されない。電力変換装置1は、1つまたは複数のモータを制御するように構成されてもよい。
Claims (4)
- モータに対して電力を授受する電力変換回路を構成する半導体モジュールと、
平面視において前記半導体モジュールと重なるように配置され、前記半導体モジュールを制御する制御部と、
前記半導体モジュールと前記制御部との間に配置されたリアクトルと、
前記半導体モジュールと前記制御部との間に配置され、前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部と前記制御部とを接続する接続線と、
を備える、
ことを特徴とする電力変換装置。 - 前記半導体モジュールと前記制御部との間に配置され、前記半導体モジュールに流れる電流を検出する第2の電流検出部と、
前記第2の電流検出部と前記制御部とを接続する第2の接続線と、
を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記半導体モジュールと前記制御部との間に配置され、前記リアクトルの温度を検出する温度検出素子と、
前記温度検出素子と前記制御部とを接続する第3の接続線と、
を備える
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。 - 前記接続線の形状は、ピン状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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