JP2021061650A - 素子モジュール - Google Patents

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雄基 小杉山
Yuki Kosugiyama
雄基 小杉山
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Abstract

【課題】熱移動に必要とされる部材の大きさに起因するモジュール全体の大型化を抑制する。【解決手段】電力変換装置は、素子モジュールMU1を備える。素子モジュールMU1は、2組のハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULと、冷却体82と、第1伝熱体83及び第2伝熱体84とを備える。冷却体82は、各トランジスタUH,ULの厚さ方向におけるコレクタ側に配置され、第1伝熱体83及び第2伝熱体84は、エミッタ側に配置される。第1伝熱体83及び第2伝熱体84は、各トランジスタUH,ULのエミッタ側の表面及び冷却体82に熱的に接続される。第1伝熱体83及び第2伝熱体84の各々は、伝熱方向(例えば、Y軸方向)で熱的に区分された各第1部位83a,84a及び各第2部位83b,84bを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、素子モジュールに関する。
従来、ヒートパイプ等の熱輸送部の熱輸送方向における第1端側(受熱部)に配置された半導体素子と、熱輸送部の熱輸送方向の第2端側(放熱部)に配置された熱伝達部及び放熱器とを備える半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この半導体装置の熱輸送部は、受熱部と放熱部との間の熱輸送方向に延びる形状に形成され、半導体素子に発生した熱を放熱器へと輸送する。
国際公開第2011/064841号
ところで、上記従来技術に係る半導体装置においては、熱輸送部をヒートパイプによって構成する場合、ヒートパイプが延びる方向(つまり熱輸送方向)における受熱部と放熱部との間の長さに起因して、半導体装置が大型化するおそれがある。このような半導体装置において、熱輸送部の大きさに起因する装置全体の大型化を抑制することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、熱移動に必要とされる部材の大きさに起因するモジュール全体の大型化を抑制することが可能な素子モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る素子モジュール(例えば、実施形態での素子モジュール2,2a)は、複数のスイッチング素子(例えば、実施形態での各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WL,S1,S2)と、前記複数のスイッチング素子の厚さ方向の第1面側(例えば、実施形態でのコレクタ側の表面CS側)に配置される冷却体(例えば、実施形態での冷却体82)と、前記複数のスイッチング素子の厚さ方向の第2面側(例えば、実施形態でのエミッタ側の表面ES側)に配置されるとともに、前記第2面及び前記冷却体に熱的に接続され、前記複数のスイッチング素子から前記冷却体へ熱を移動させる伝熱体(例えば、実施形態での第1伝熱体83、第2伝熱体84、ハイ側伝熱体92、ロー側伝熱体93)と、を備え、前記伝熱体は、前記複数のスイッチング素子のうちの第1のスイッチング素子(例えば、実施形態での第1ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH1,UL1)の前記第2面及び第2のスイッチング素子(例えば、実施形態での第2ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH2,UL2)の前記第2面に接続されるとともに、前記第1のスイッチング素子の側と前記第2のスイッチング素子の側とに区分されている。
(2)上記(1)に記載の素子モジュールでは、前記第1のスイッチング素子の側と前記第2のスイッチング素子の側とは対称に形成されてもよい。
(3)上記(2)に記載の素子モジュールでは、前記第1のスイッチング素子の側と前記第2のスイッチング素子の側とは伝熱方向が対称に設定されてもよい。
上記(1)によれば、複数のスイッチング素子から冷却体へ熱を移動させる伝熱体は、第1及び第2のスイッチング素子の各々に対応して区分されているので、熱移動に必要とされる伝熱体の大きさが増大することを抑制し、モジュール全体の大型化を抑制することができる。
また、複数のスイッチング素子の厚さ方向の第1面側には冷却体が配置され、第2面側には冷却体に熱を移動させる伝熱体が配置されているので、複数のスイッチング素子は冷却体によって両面(第1面及び第2面)から冷却される。これにより、例えばスイッチング素子を片面側からのみ冷却する場合に比べて、冷却性能を向上させながら、例えばスイッチング素子の両面側に1対の冷却体を配置する場合に比べて、厚さの増大を抑制することができる。
上記(2)の場合、例えば第1のスイッチング素子の側と第2のスイッチング素子の側とが非対称に形成されている場合に比べて、伝熱体の伝熱効率を向上させることができるとともに、熱分布の均衡性を容易に向上させることができる。
上記(3)の場合、第1のスイッチング素子の側と第2のスイッチング素子の側とにおける熱分布の均衡性を容易に向上させることができる。
本発明の実施形態に係る素子モジュールの構成を模式的に示す斜視図。 本発明の実施形態に係る素子モジュールを厚さ方向から見た平面図。 図2に示すA−A線の位置で厚さ方向に平行な平面で切断した断面図である。 図2に示すB−B線の位置で厚さ方向に平行な平面で切断した断面図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置を搭載する車両の一部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の各トランジスタのゲートとゲートドライブユニットとの間に接続されるゲート抵抗を示す図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係るパワーモジュールの第1電力変換回路部又は第2電力変換回路部の一部を厚さ方向から見た平面図。 本発明の実施形態の第2変形例に係るパワーモジュールの一部を厚さ方向から見た平面図。
以下、本発明の素子モジュールの一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態による素子モジュールは、例えば、モータとバッテリとの間の電力授受を制御する電力変換装置を構成する。例えば、電力変換装置は、電動車両等に搭載されている。電動車両は、電気自動車、ハイブリッド車両及び燃料電池車両等である。電気自動車は、バッテリを動力源として駆動する。ハイブリッド車両は、バッテリ及び内燃機関を動力源として駆動する。燃料電池車両は、燃料電池を動力源として駆動する。
図1は、本発明の実施形態に係る素子モジュール2の構成を模式的に示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る素子モジュール2を厚さ方向から見た平面図である。図3は、図2に示すA−A線の位置で厚さ方向に平行な平面で切断した断面図である。図4は、図2に示すB−B線の位置で厚さ方向に平行な平面で切断した断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1を搭載する車両10の一部の構成を示す図である。図6は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1の各トランジスタのゲートとゲートドライブユニット29との間に接続されるゲート抵抗を示す図である。
<車両>
図5に示すように、車両10は、素子モジュール2によって構成される電力変換装置1に加えて、バッテリ11と、走行駆動用の第1モータ12と、発電用の第2モータ13とを備える。
バッテリ11は、例えば、車両10の動力源である高圧のバッテリである。バッテリ11は、バッテリケースと、バッテリケース内に収容される複数のバッテリモジュールとを備えている。バッテリモジュールは、直列又は並列に接続される複数のバッテリセルを備えている。
バッテリ11は、電力変換装置1の直流コネクタ1aに接続される正極端子PB及び負極端子NBを備えている。正極端子PB及び負極端子NBは、バッテリケース内において直列に接続される複数のバッテリモジュールの正極端及び負極端に接続されている。
第1モータ12は、バッテリ11から供給される電力によって回転駆動力(力行動作)を発生させる。第2モータ13は、回転軸に入力される回転駆動力によって発電電力を発生させる。第2モータ13は、内燃機関の回転動力が伝達可能に構成されている。例えば、第1モータ12及び第2モータ13の各々は、3相交流のブラシレスDCモータである。3相は、U相、V相、及びW相である。第1モータ12及び第2モータ13の各々は、インナーロータ型である。
各モータ12,13は、界磁用の永久磁石を有する回転子と、回転子を回転させる回転磁界を発生させるための3相のステータ巻線を有する固定子と、をそれぞれ備えている。第1モータ12の3相のステータ巻線は、電力変換装置1の第1の3相コネクタ1bに接続されている。第2モータ13の3相のステータ巻線は、電力変換装置1の第2の3相コネクタ1cに接続されている。
<電力変換装置>
電力変換装置1は、パワーモジュール21と、リアクトル22と、コンデンサユニット23と、抵抗器24と、第1電流センサ25と、第2電流センサ26と、第3電流センサ27と、電子制御ユニット28と、ゲートドライブユニット29とを備えている。
パワーモジュール21は、複数の素子モジュール2によって構成されている。パワーモジュール21は、第1電力変換回路部31と、第2電力変換回路部32と、第3電力変換回路部33と、を備えている。第1電力変換回路部31は、第1の3相コネクタ1bによって第1モータ12の3相のステータ巻線に接続されている。第1電力変換回路部31は、バッテリ11から第3電力変換回路部33を介して入力される直流電力を3相交流電力に変換する。第2電力変換回路部32は、第2の3相コネクタ1cによって第2モータ13の3相のステータ巻線に接続されている。第2電力変換回路部32は、第2モータ13から入力される3相交流電力を直流電力に変換する。第2電力変換回路部32によって変換された直流電力は、バッテリ11及び第1電力変換回路部31の少なくとも一方に供給することが可能である。
第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々は、ブリッジ接続される複数のスイッチング素子によって形成されるブリッジ回路を備えている。例えば、スイッチング素子は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、又はMOSFET(Metal Oxide Semi-conductor Field Effect Transistor)等のトランジスタである。例えば、ブリッジ回路においては、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULと、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLと、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLとが、それぞれブリッジ接続されている。後述するように、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々は、3相の各相で複数のスイッチング素子によって構成された素子モジュール2を備えている。
ハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHは、コレクタが正極バスバーPIに接続されてハイサイドアームを構成している。各相においてハイサイドアームの各正極バスバーPIは、コンデンサユニット23の正極バスバー50pに接続されている。
ローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLは、エミッタが負極バスバーNIに接続されてローサイドアームを構成している。各相においてローサイドアームの各負極バスバーNIは、コンデンサユニット23の負極バスバー50nに接続されている。
各相においてハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHのエミッタは、接続点TIにおいてローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLのコレクタに接続されている。
第1電力変換回路部31の各相において接続点TIを形成する第1バスバー51は第1入出力端子Q1に接続されている。第1入出力端子Q1は、第1の3相コネクタ1bに接続されている。第1電力変換回路部31の各相の接続点TIは、第1バスバー51、第1入出力端子Q1、及び第1の3相コネクタ1bを介して第1モータ12の各相のステータ巻線に接続されている。
第2電力変換回路部32の各相において接続点TIを形成する第2バスバー52は第2入出力端子Q2に接続されている。第2入出力端子Q2は、第2の3相コネクタ1cに接続されている。第2電力変換回路部32の各相の接続点TIは、第2バスバー52、第2入出力端子Q2、及び第2の3相コネクタ1cを介して第2モータ13の各相のステータ巻線に接続されている。
ブリッジ回路は、各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのコレクタ−エミッタ間においてエミッタからコレクタに向けて順方向となるように接続されるダイオードを備えている。
第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々は、ゲートドライブユニット29から各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLのゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号に基づき、各相のトランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)を切り替える。第1電力変換回路部31は、バッテリ11から第3電力変換回路部33を介して入力される直流電力を3相交流電力に変換し、第1モータ12の3相のステータ巻線への通電を順次転流させることで、3相のステータ巻線に交流のU相電流、V相電流、及びW相電流を通電する。第2電力変換回路部32は、第2モータ13の回転に同期がとられた各相のトランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)駆動によって、第2モータ13の3相のステータ巻線から出力される3相交流電力を直流電力に変換する。
第3電力変換回路部33は、電圧コントロールユニットである。第3電力変換回路部33は、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子を備えている。例えば、第3電力変換回路部33は、ハイサイドアームの第1トランジスタS1及びローサイドアームの第2トランジスタS2を備えている。後述するように、第3電力変換回路部33は、複数のスイッチング素子(つまり第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2)によって構成された素子モジュール2を備えている。
第1トランジスタS1は、コレクタが正極バスバーPVに接続されてハイサイドアームを構成している。ハイサイドアームの正極バスバーPVは、コンデンサユニット23の正極バスバー50pに接続されている。第2トランジスタS2は、エミッタが負極バスバーNVに接続されてローサイドアームを構成している。ローサイドアームの負極バスバーNVは、コンデンサユニット23の負極バスバー50nに接続されている。コンデンサユニット23の負極バスバー50nは、バッテリ11の負極端子NBに接続されている。ハイサイドアームの第1トランジスタS1のエミッタはローサイドアームの第2トランジスタS2のコレクタに接続されている。第3電力変換回路部33は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の各々のコレクタ−エミッタ間においてエミッタからコレクタに向けて順方向となるように接続されるダイオードを備えている。
ハイサイドアームの第1トランジスタS1とローサイドアームの第2トランジスタS2との接続点を形成する第3バスバー53は、リアクトル22に接続されている。リアクトル22の両端は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の接続点と、バッテリ11の正極端子PBとに接続されている。リアクトル22は、コイルと、コイルの温度を検出する温度センサとを備えている。温度センサは、信号線によって電子制御ユニット28に接続されている。
第3電力変換回路部33は、ゲートドライブユニット29から第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の各々のゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号に基づき、トランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)を切り替える。
第3電力変換回路部33は、昇圧時において、第2トランジスタS2がオン(導通)及び第1トランジスタS1がオフ(遮断)に設定される第1状態と、第2トランジスタS2がオフ(遮断)及び第1トランジスタS1がオン(導通)に設定される第2状態とを交互に切り替える。第1状態では、順次、バッテリ11の正極端子PB、リアクトル22、第2トランジスタS2、バッテリ11の負極端子NBへと電流が流れ、リアクトル22が直流励磁されて磁気エネルギーが蓄積される。第2状態では、リアクトル22に流れる電流が遮断されることに起因する磁束の変化を妨げるようにしてリアクトル22の両端間に起電圧(誘導電圧)が発生する。リアクトル22に蓄積された磁気エネルギーによる誘導電圧はバッテリ電圧に重畳されて、バッテリ11の端子間電圧よりも高い昇圧電圧が第3電力変換回路部33の正極バスバーPVと負極バスバーNVとの間に印加される。
第3電力変換回路部33は、回生時において、第2状態と、第1状態とを交互に切り替える。第2状態では、順次、第3電力変換回路部33の正極バスバーPV、第1トランジスタS1、リアクトル22、バッテリ11の正極端子PBへと電流が流れ、リアクトル22が直流励磁されて磁気エネルギーが蓄積される。第1状態では、リアクトル22に流れる電流が遮断されることに起因する磁束の変化を妨げるようにしてリアクトル22の両端間に起電圧(誘導電圧)が発生する。リアクトル22に蓄積された磁気エネルギーによる誘導電圧は降圧されて、第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間の電圧よりも低い降圧電圧がバッテリ11の正極端子PBと負極端子NBとの間に印加される。
コンデンサユニット23は、第1平滑コンデンサ41と、第2平滑コンデンサ42と、ノイズフィルタ43と、を備えている。
第1平滑コンデンサ41は、バッテリ11の正極端子PBと負極端子NBとの間に接続されている。第1平滑コンデンサ41は、第3電力変換回路部33の回生時における第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2のオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。
第2平滑コンデンサ42は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の正極バスバーPI及び負極バスバーNI間、並びに第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間に接続されている。第2平滑コンデンサ42は、正極バスバー50p及び負極バスバー50nを介して、複数の正極バスバーPI及び負極バスバーNI、並びに正極バスバーPV及び負極バスバーNVに接続されている。第2平滑コンデンサ42は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。第2平滑コンデンサ42は、第3電力変換回路部33の昇圧時における第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2のオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。
ノイズフィルタ43は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の正極バスバーPI及び負極バスバーNI間、並びに第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間に接続されている。ノイズフィルタ43は、直列に接続される2つのコンデンサを備えている。2つのコンデンサの接続点は、車両10のボディグラウンド等に接続されている。
抵抗器24は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の正極バスバーPI及び負極バスバーNI間、並びに第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間に接続されている。
第1電流センサ25は、第1電力変換回路部31の各相の接続点TIを成し、第1入出力端子Q1と接続される第1バスバー51に配置され、U相、V相、及びW相の各々の電流を検出する。第2電流センサ26は、第2電力変換回路部32の各相の接続点TIを成すとともに第2入出力端子Q2と接続される第2バスバー52に配置され、U相、V相、及びW相の各々の電流を検出する。第3電流センサ27は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の接続点を成すとともにリアクトル22と接続される第3バスバー53に配置され、リアクトル22に流れる電流を検出する。
第1電流センサ25、第2電流センサ26、及び第3電流センサ27の各々は、信号線によって電子制御ユニット28に接続されている。
電子制御ユニット28は、第1モータ12及び第2モータ13の各々の動作を制御する。例えば、電子制御ユニット28は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって所定のプログラムが実行されることにより機能するソフトウェア機能部である。ソフトウェア機能部は、CPU等のプロセッサ、プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、及びタイマー等の電子回路を備えるECU(Electronic Control Unit)である。なお、電子制御ユニット28の少なくとも一部は、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路であってもよい。例えば、電子制御ユニット28は、第1電流センサ25の電流検出値と第1モータ12に対するトルク指令値に応じた電流目標値とを用いる電流のフィードバック制御等を実行し、ゲートドライブユニット29に入力する制御信号を生成する。例えば、電子制御ユニット28は、第2電流センサ26の電流検出値と第2モータ13に対する回生指令値に応じた電流目標値とを用いる電流のフィードバック制御等を実行し、ゲートドライブユニット29に入力する制御信号を生成する。制御信号は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLをオン(導通)/オフ(遮断)駆動するタイミングを示す信号である。例えば、制御信号は、パルス幅変調された信号等である。
ゲートドライブユニット29は、電子制御ユニット28から受け取る制御信号に基づいて、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLを実際にオン(導通)/オフ(遮断)駆動するためのゲート信号を生成する。例えば、ゲートドライブユニット29は、制御信号の増幅及びレベルシフト等を実行して、ゲート信号を生成する。
ゲートドライブユニット29は、第3電力変換回路部33の第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の各々をオン(導通)/オフ(遮断)駆動するためのゲート信号を生成する。例えば、ゲートドライブユニット29は、第3電力変換回路部33の昇圧時における昇圧電圧指令又は第3電力変換回路部33の回生時における降圧電圧指令に応じたデューティー比のゲート信号を生成する。デューティー比は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の比率である。
図6に示すように、ゲートドライブユニット29は、例えば、集積回路60と、複数のゲート抵抗61と、を備える。複数のゲート抵抗61は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々における各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLのゲート、並びに、第3電力変換回路部33における各トランジスタS1,S2のゲートに接続されている。集積回路60と、各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WL,S1,S2及び複数のゲート抵抗61とは、信号線62によって接続されている。
<素子モジュール>
パワーモジュール21は、例えば、上述した第1、第2及び第3電力変換回路部31,32,33のハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子によって形成される素子モジュール2を備えている。
第1電力変換回路部31において、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは素子モジュールMU1を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLは素子モジュールMV1を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLは素子モジュールMW1を形成している。
第2電力変換回路部32において、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは素子モジュールMU2を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLは素子モジュールMV2を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLは素子モジュールMW2を形成している。
第3電力変換回路部33において、ハイサイドアームの第1トランジスタS1及びローサイドアームの第2トランジスタS2は素子モジュールMSを形成している。
以下に、各素子モジュールMU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2,MSの詳細について説明する。なお、各素子モジュールMU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2,MSは、例えば、同一の構成を有しているので、代表の一例として、第1電力変換回路部31のU相のハイサイドアームU相トランジスタUH及びローサイドアームU相トランジスタULから成る素子モジュールMU1の構成について説明する。
なお、以下において、3次元空間で互いに直交するX軸、Y軸、及びZ軸の各軸方向は、各軸に平行な方向である。例えば図1に示すように、素子モジュールMU1の厚さ方向は、Z軸方向と平行である。ハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子の配列方向、つまりハイサイドアームU相トランジスタUH及びローサイドアームU相トランジスタULが並んで配置される方向は、X軸方向と平行である。Y軸方向は、Z軸方向及びY軸方向に直交している。
図1及び図2に示すように、素子モジュールMU1は、例えば、2組のハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULと、絶縁基板81と、正極バスバーPI及び負極バスバーNIと、第1バスバー51と、冷却体82と、第1伝熱体83及び第2伝熱体84と、導電スペーサー85と、導電性のワイヤー86と、第1信号端子87及び第2信号端子88と、を備える。
2組のハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは、第1ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH1,UL1と、第2ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH2,UL2とである。例えば、2組のハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは、絶縁基板81に搭載されるとともに、電気的絶縁性の樹脂材料を用いたモールド成型により形成される樹脂モールド体(図示略)に固定されている。樹脂モールド体は、素子モジュールMU1の全ての構成部品を、樹脂材料によって固定している。
素子モジュールMU1は、後述する第1伝熱体83及び第2伝熱体84の伝熱方向(例えば、Y軸方向)において、第1ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH1,UL1側と第2ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH2,UL2側とが対称形状(例えば、X−Z平面に対する面対称形状)に形成されている。
絶縁基板81は、電気的に絶縁性の基板と、基板の両面に設けられる導電体と、を備える。例えば、絶縁基板81は、DCB(Direct Copper Bonding)基板である。DCB基板は、セラミックス基板81aと、セラミックス基板81aの厚さ方向の両面に設けられる第1銅板81b及び第2銅板81cと、第3銅板81d、第4銅板81e、第5銅板81f、第6銅板81g、第7銅板81h、第8銅板81i、第9銅板81j及び第10銅板81kと、を備えている。第1銅板81b及び第2銅板81cと、第3銅板81d、第4銅板81e、第5銅板81f、第6銅板81g、第7銅板81h、第8銅板81i、第9銅板81j及び第10銅板81kとは、セラミックス基板81aを厚さ方向の両側から挟み込むとともに、セラミックス基板81aによって電気的に絶縁されている。第1銅板81b及び第2銅板81cは、相互に所定間隔を置いて離れて配置されることによって、電気的に絶縁されている。第3銅板81d、第4銅板81e、第5銅板81f、第6銅板81g、第7銅板81h、第8銅板81i、第9銅板81j及び第10銅板81kは、相互に所定間隔を置いて離れて配置されることによって、電気的に絶縁されている。
絶縁基板81において、第1銅板81b及び第2銅板81cの表面は、冷却体82に接触する冷却面を備える。第3銅板81dの表面は、第1ハイサイドアームU相トランジスタUH1を搭載する搭載面を備え、第4銅板81eの表面は、第1ローサイドアームU相トランジスタUL1を搭載する搭載面を備える。第5銅板81fの表面は、第2ハイサイドアームU相トランジスタUH2を搭載する搭載面を備え、第6銅板81gの表面は、第2ローサイドアームU相トランジスタUL2を搭載する搭載面を備える。
第7銅板81hの表面は、導電スペーサー85を介して第1伝熱体83の第1部位83aに接続される伝熱面を備え、第8銅板81iの表面は、第1伝熱体83の第2部位83bに接続される伝熱面を備える。第9銅板81jの表面は、導電スペーサー85を介して第2伝熱体84の第1部位84aに接続される伝熱面を備え、第10銅板81kの表面は、第2伝熱体84の第2部位84bに接続される伝熱面を備える。
図3及び図4に示すように、絶縁基板81上においてハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは、Z軸方向において互いに表裏が同じ向きの状態で配置されている。例えば、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは、Z軸方向において各コレクタ側の表面CSを絶縁基板81側に向けるとともに、各エミッタ側の表面ESを各第1伝熱体83及び第2伝熱体84側に向けて配置されている。Z軸方向から見て、2つのハイサイドアームU相トランジスタUH(UH1,UH2)は、X軸方向の負方向側においてY軸方向に沿って並ぶように配置され、2つのローサイドアームU相トランジスタUL(UL1,UL2)は、X軸方向の正方向側においてY軸方向に沿って並ぶように配置されている。
正極バスバーPI、負極バスバーNI及び第1バスバー51の各々は、例えば、銅板などのように板状に形成された導電体である。第1バスバー51は、例えば、絶縁基板81を介して電気的に接続される接続部51a及び入出力部51bを備える。
第1ハイサイドアームU相トランジスタUH1のコレクタ側の表面CSは、Z軸方向において第3銅板81dの搭載面に対向し、導電性の接合材によって第3銅板81dの表面と電気的に接合されている。第2ハイサイドアームU相トランジスタUH2のコレクタ側の表面CSは、Z軸方向において第5銅板81fの搭載面に対向し、導電性の接合材によって第5銅板81fの表面と電気的に接合されている。例えば、接合材は、はんだなどである。正極バスバーPIは、導電性の接合材によって、第3銅板81d及び第5銅板81fの表面と電気的に接合されている。つまり、各ハイサイドアームU相トランジスタUH1,UH2のコレクタと正極バスバーPIとは、各第3銅板81d及び第5銅板81fを介して電気的に接続されている。
第1及び第2ハイサイドアームU相トランジスタUH1,UH2の各エミッタ側の表面ESは、第1バスバー51と電気的に接続されている。例えば、第1ハイサイドアームU相トランジスタUH1のエミッタ側の表面ESに導電性の接合材によって電気的に接合された第1バスバー51の接続部51aは、第4銅板81eを介して入出力部51bに電気的に接続されている。第2ハイサイドアームU相トランジスタUH2のエミッタ側の表面ESに導電性の接合材によって電気的に接合された第1バスバー51の接続部51aは、第6銅板81gを介して入出力部51bに電気的に接続されている。
第1ローサイドアームU相トランジスタUL1のコレクタ側の表面CSは、Z軸方向において第4銅板81eの搭載面に対向し、導電性の接合材によって第4銅板81eの表面と電気的に接合されている。第2ローサイドアームU相トランジスタUL2のコレクタ側の表面CSは、Z軸方向において第6銅板81gの搭載面に対向し、導電性の接合材によって第6銅板81gの表面と電気的に接合されている。つまり各ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2のコレクタと第1バスバー51とは、各第4銅板81e及び第6銅板81gを介して電気的に接続されている。
第1及び第2ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2の各エミッタ側の表面ESは、導電スペーサー85を介して負極バスバーNIと電気的に接続されている。導電スペーサー85は、Z軸方向における負極バスバーNIと各ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2との間に配置され、導電性の接合材によって負極バスバーNI及び各ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2のエミッタ側の表面ESと電気的に接合されている。
正極バスバーPIは、例えば、素子モジュールMU1のハイサイドアーム側においてX軸方向の負方向側に絶縁基板81の外部に突出し、Y軸方向に沿って延びている。
負極バスバーNIは、例えば、素子モジュールMU1のローサイドアーム側においてX軸方向の正方向側に絶縁基板81の外部に突出し、Y軸方向に沿って延びている。
第1バスバー51の入出力部51bは、例えば、素子モジュールMU1のローサイドアーム側においてX軸方向の正方向側に絶縁基板81の外部に突出し、Y軸方向に沿って延びている。
冷却体82は、例えばウォータージャケットなどの冷却器である。冷却体82の内部には、冷媒が流通する冷媒流路が形成されている。冷却体82は、冷媒流路を形成する壁面の一部にヒートシンクとして機能する複数のフィンを備えている。
冷却体82は、例えば、Z軸方向において、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULの各コレクタ側の表面CS側に配置されている。冷却体82は、接合材によって、絶縁基板81の第1銅板81b及び第2銅板81cの表面と熱的に接合されている。
絶縁基板81の第1銅板81bは、Y軸方向の正方向側において、Z軸方向に第1ハイサイドアーム及び第1ローサイドアームU相トランジスタUH1,UL1の反対側に配置されている。絶縁基板81の第2銅板81cは、Y軸方向の負方向側において、Z軸方向に第2ハイサイドアーム及び第2ローサイドアームU相トランジスタUH2,UL2の反対側に配置されている。
第1伝熱体83及び第2伝熱体84は、例えばヒートパイプである。各伝熱体83,84のZ軸方向の厚さは、冷却体82のZ軸方向の厚さよりも小さく形成されている。各伝熱体83,84は、例えば、Z軸方向において、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULの各エミッタ側の表面ES側に配置されている。
第1伝熱体83は、Z軸方向から見て第1バスバー51の接続部51aを介して第1及び第2ハイサイドアームU相トランジスタUH1,UH2と重なるように配置され、電気的絶縁性の絶縁接合材89によって接続部51aの表面と熱的に接合されている。第2伝熱体84は、Z軸方向から見て負極バスバーNI及び導電スペーサー85を介して第1及び第2ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2と重なるように配置され、電気的絶縁性の絶縁接合材89によって負極バスバーNIの表面と熱的に接合されている。
第1伝熱体83及び第2伝熱体84の外形は、例えば、Y軸方向に延びる板状に形成されている。第1伝熱体83及び第2伝熱体84の各々は、伝熱方向(例えば、Y軸方向)で熱的に区分された各第1部位83a,84a及び各第2部位83b,84bを備える。各第1部位83a,84a及び各第2部位83b,84bは、例えば、単一のヒートパイプにおいて伝熱方向の中央部に加締め加工等の2次的な加工が実施されることによって形成されている。
第1伝熱体83の第1部位83aにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、絶縁接合材89及び第1バスバー51の接続部51aを介して第1ハイサイドアームU相トランジスタUH1のエミッタ側の表面ESに熱的に接続されている。第1部位83aにおけるY軸方向の負方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサー85を介して第7銅板81hに熱的に接続されている。
第1伝熱体83の第2部位83bにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサー85を介して第9銅板81jに熱的に接続されている。第2部位83bにおけるY軸方向の負方向側の端部は、絶縁接合材89及び第1バスバー51の接続部51aを介して第2ハイサイドアームU相トランジスタUH2のエミッタ側の表面ESに熱的に接続されている。
第2伝熱体84の第1部位84aにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサー85を介して第8銅板81iに熱的に接続されている。第1部位84aにおけるY軸方向の負方向側の端部は、絶縁接合材89、負極バスバーNI及び導電スペーサー85を介して第1ローサイドアームU相トランジスタUL1のエミッタ側の表面ESに熱的に接続されている。
第2伝熱体84の第2部位84bにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、絶縁接合材89、負極バスバーNI及び導電スペーサー85を介して第2ローサイドアームU相トランジスタUL2のエミッタ側の表面ESに熱的に接続されている。第2部位84bにおいて、Y軸方向の負方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサー85を介して第10銅板81kに熱的に接続されている。
パワーモジュール21の駆動時において、第1伝熱体83は、第1バスバー51の接続部51a、導電スペーサー90及び絶縁基板81を介して、第1及び第2ハイサイドアームU相トランジスタUH1,UH2から冷却体82へ熱を移動させる。第1伝熱体83の第1部位83aにおける伝熱方向と第2部位83bにおける伝熱方向とは、互いに逆方向に設定されている。
パワーモジュール21の駆動時において、第2伝熱体84は、導電スペーサー90、負極バスバーNI及び絶縁基板81を介して、第1及び第2ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2から冷却体82へ熱を移動させる。第2伝熱体84の第1部位84aにおける伝熱方向と第2部位84bにおける伝熱方向とは、互いに逆方向に設定されている。
また、第1ハイサイドアームU相トランジスタUH1に対する第1伝熱体83の第1部位83aにおける伝熱方向と、第1ローサイドアームU相トランジスタUL1に対する第2伝熱体84の第1部位84aにおける伝熱方向とは、互いに逆方向に設定されている。
第2ハイサイドアームU相トランジスタUH2に対する第1伝熱体83の第2部位83bにおける伝熱方向と、第2ローサイドアームU相トランジスタUL2に対する第2伝熱体84の第2部位84bにおける伝熱方向とは、互いに逆方向に設定されている。
図1及び図2に示すように、各ハイサイドアームU相トランジスタUH1,UH2の信号端子(例えば、制御信号が入力される制御端子であるゲート端子など)は、導電性のワイヤー86によって絶縁基板81上の第1信号端子87に電気的に接続されている。各ローサイドアームU相トランジスタUL1,UL2の信号端子は、導電性のワイヤー86によって絶縁基板81上の第2信号端子88に電気的に接続されている。
第1信号端子87及び第2信号端子88の各々の外形は、例えば、Z軸方向に延びるピン状に形成されている。第1信号端子87及び第2信号端子88は、ゲートドライブユニット29(例えば、集積回路60が実装される基板など)に接続されている。
以上において、第1電力変換回路部31のU相の素子モジュールMU1について説明したが、第1電力変換回路部31のV相及びW相の各素子モジュールMV1,MW1は、各U相トランジスタUH,ULの代わりに、各V相トランジスタVH,VL又は各W相トランジスタWH,WLを備えている。第2電力変換回路部32の各相の素子モジュールMU2,MV2,MW2は、第1バスバー51の代わりに、第2バスバー52を備えている。
第3電力変換回路部33の素子モジュールMSは、第1電力変換回路部31のU相の素子モジュールMU1に比べて、各U相トランジスタUH,ULの代わりに、第1及び第2トランジスタS1,S2を備え、正極バスバーPI及び負極バスバーNIの代わりに、正極バスバーPV及び負極バスバーNVを備え、第1バスバー51の代わりに、第3バスバー53を備えている。
上述したように、本実施形態の素子モジュール2によれば、第1伝熱体83及び第2伝熱体84の各々は、伝熱方向(例えば、Y軸方向)で熱的に区分された各第1部位83a,84a及び各第2部位83b,84bを備える。これにより、例えば第1伝熱体83及び第2伝熱体84の各々が複数の部位に区分されていない場合に比べて、素子モジュール2の全体の大型化を抑制することができる。
また、各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WL,S1,S2の厚さ方向におけるコレクタ側には冷却体82が配置され、エミッタ側には冷却体82に熱を移動させる第1伝熱体83及び第2伝熱体84が配置されている。これにより、各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WL,S1,S2は冷却体82によって両面側(コレクタ側及びエミッタ側)から冷却され、例えば片面側からのみ冷却される場合に比べて、冷却性能を向上させることができる。また、例えば各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WL,S1,S2の両面側に1対の冷却体を配置する場合に比べて、冷却体82よりも薄く形成される各伝熱体83,84を片面側に配置することにより、全体としての厚さの増大を抑制することができる。
また、素子モジュール2は、第1伝熱体83及び第2伝熱体84の伝熱方向(例えば、Y軸方向)において、第1の各トランジスタUH1,VH1,WH1,UL1,VL1,WL1側と第2の各トランジスタUH2,VH2,WH2,UL2,VL2,WL2側とが面対称形状に形成されている。これにより、各伝熱体83,84における第1部位83a,84aの伝熱方向と第2部位83b,84bの伝熱方向とは互いに逆方向となり、伝熱効率を向上させることができるとともに、熱分布の均衡性を容易に向上させることができる。
また、第1及び第2伝熱体83,84の各第1部位83a,84aの伝熱方向は相互に逆方向に設定され、第1及び第2伝熱体83,84の各第2部位83b,84bの伝熱方向は相互に逆方向に設定されている。これにより、素子モジュール2の全体における熱分布の均衡性を、より一層、向上させることができる。
以下、実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態において、パワーモジュール21の第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32を構成する各素子モジュールMU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2は、2組のハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子を備えるとしたが、これに限定されない。例えば、各素子モジュールMU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2は、1組のハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子を備えてもよい。
図7は、実施形態の第1変形例に係るパワーモジュール21の第1電力変換回路部31又は第2電力変換回路部32の一部を厚さ方向から見た平面図である。
図7に示すように、第1変形例の第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々は、3相の各相で1組のハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子を備える各素子モジュールMU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2によって構成されている。
以下に、第1変形例の第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の詳細について説明する。なお、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32は、例えば、同一の構成を有しているので、代表の一例として、第1電力変換回路部31の構成について説明する。なお、上述した実施形態と同一部分については、説明を簡略又は省略する。
第1変形例の第1電力変換回路部31は、3相の各相で1組のハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子を備える各素子モジュールMU1,MV1,MW1から成る複合的な素子モジュール2aを備える。
素子モジュール2aは、例えば、各素子モジュールMU1,MV1,MW1を構成する各1組のハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子及び各絶縁基板91と、正極バスバーPI及び負極バスバーNIと、第1バスバー51と、冷却体82と、ハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93と、導電スペーサー(図示略)と、導電性のワイヤー86と、第1信号端子87及び第2信号端子88と、を備える。
第1変形例において、U相の素子モジュールMU1は、絶縁基板91に実装された1組のハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULを備える。V相の素子モジュールMV1は、絶縁基板91に実装された1組のハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLを備える。W相の素子モジュールMW1は、絶縁基板91に実装された1組のハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLを備える。
3つの素子モジュールMU1,MV1,MW1は、後述するハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93の伝熱方向(例えば、Y軸方向)に順次に並んで配置されている。伝熱方向(例えば、Y軸方向)で隣り合う素子モジュールMU1,MV1と隣り合う素子モジュールMV1,MW1との各々は、各境界位置で伝熱方向に直交する平面に対して対称形状(例えば、X−Z平面に対する面対称形状)に形成されている。
各素子モジュールMU1,MV1,MW1の絶縁基板91は、セラミックス基板91aと、セラミックス基板91aの厚さ方向の両面に設けられる冷却体側銅板(図示略)と、第11銅板91p、第12銅板91q、第13銅板91r及び第14銅板91sと、を備えている。第11銅板91p、第12銅板91q、第13銅板91r及び第14銅板91sは、相互に所定間隔を置いて離れて配置されることによって、電気的に絶縁されている。
絶縁基板91上においてハイサイドアーム及びローサイドアームの各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLは、Z軸方向において互いに表裏が同じ向きの状態で配置されている。例えば、各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLは、Z軸方向において各コレクタ側の表面(図示略)を絶縁基板91側に向けるとともに、各エミッタ側の表面(図示略)を各ハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93側に向けて配置されている。
各素子モジュールMU1,MV1,MW1におけるハイサイドアームのスイッチング素子(各トランジスタUH,VH,WH)のコレクタ側の表面は、導電性の接合材によって接合された第11銅板91pを介して正極バスバーPIと電気的に接続されている。エミッタ側の表面は、導電性の接合材によって第1バスバー51の接続部51aに接合されている。第1バスバー51の接続部51aは、第12銅板91qを介して第1バスバー51の入出力部51bに電気的に接続されている。
各素子モジュールMU1,MV1,MW1におけるローサイドアームのスイッチング素子(各トランジスタUL,VL,WL)のコレクタ側の表面は、導電性の接合材によって接合された第12銅板91qを介して第1バスバー51と電気的に接続されている。エミッタ側の表面は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサー(図示略)を介して負極バスバーNIと電気的に接続されている。
ハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93は、例えばヒートパイプである。各伝熱体92,93のZ軸方向の厚さは、冷却体82のZ軸方向の厚さよりも小さく形成されている。各伝熱体92,93は、例えば、Z軸方向において、各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLのエミッタ側に配置されている。
ハイ側伝熱体92は、Z軸方向から見て第1バスバー51の接続部51aを介してハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHと重なるように配置され、電気的絶縁性の絶縁接合材(図示略)によって接続部51aの表面と熱的に接合されている。
ロー側伝熱体93は、Z軸方向から見て負極バスバーNI及び導電スペーサー(図示略)を介してローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLと重なるように配置され、電気的絶縁性の絶縁接合材(図示略)によって負極バスバーNIの表面と熱的に接合されている。
ハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93の外形は、例えば、Y軸方向に延びる板状に形成されている。ハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93の各々は、伝熱方向(例えば、Y軸方向)で熱的に区分された各第1部位92a,93a、各第2部位92b,93b及び各第3部位92c,93cを備える。各第1部位92a,93a、各第2部位92b,93b及び各第3部位92c,93cは、例えば、単一のヒートパイプにおいて伝熱方向の2つの異なる部位に加締め加工等の2次的な加工が実施されることによって形成されている。
ハイ側伝熱体92の第1部位92aにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、絶縁接合材及び第1バスバー51の接続部51aを介してハイサイドアームU相トランジスタUHのエミッタ側の表面に熱的に接続されている。第1部位92aにおけるY軸方向の負方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサーを介して第13銅板91rに熱的に接続されている。
ハイ側伝熱体92の第2部位92bにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサーを介して第13銅板91rに熱的に接続されている。第2部位92bにおけるY軸方向の負方向側の端部は、絶縁接合材及び第1バスバー51の接続部51aを介してハイサイドアームV相トランジスタVHのエミッタ側の表面に熱的に接続されている。
ハイ側伝熱体92の第3部位92cにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、絶縁接合材及び第1バスバー51の接続部51aを介してハイサイドアームW相トランジスタWHのエミッタ側の表面に熱的に接続されている。第3部位92cにおけるY軸方向の負方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサーを介して第13銅板91rに熱的に接続されている。
ロー側伝熱体93の第1部位93aにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサーを介して第14銅板91sに熱的に接続されている。第1部位93aにおけるY軸方向の負方向側の端部は、絶縁接合材、負極バスバーNI及び導電スペーサーを介してローサイドアームU相トランジスタULのエミッタ側の表面に熱的に接続されている。
ロー側伝熱体93の第2部位93bにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、絶縁接合材、負極バスバーNI及び導電スペーサーを介してローサイドアームV相トランジスタVLのエミッタ側の表面に熱的に接続されている。第2部位93bにおいて、Y軸方向の負方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサーを介して第14銅板91sに熱的に接続されている。
ロー側伝熱体93の第3部位93cにおいて、Y軸方向の正方向側の端部は、導電性の接合材によって接合された導電スペーサーを介して第14銅板91sに熱的に接続されている。第3部位93cにおけるY軸方向の負方向側の端部は、絶縁接合材、負極バスバーNI及び導電スペーサーを介してローサイドアームW相トランジスタWLのエミッタ側の表面に熱的に接続されている。
ハイ側伝熱体92は、第1バスバー51の接続部51a、導電スペーサー90及び絶縁基板91を介して、ハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHから冷却体82へ熱を移動させる。ロー側伝熱体93は、導電スペーサー、負極バスバーNI及び絶縁基板91を介して、ローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLから冷却体82へ熱を移動させる。これにより、各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLは、厚さ方向の両側から冷却体82とハイ側伝熱体92又はロー側伝熱体93とによって冷却される。
第1変形例によれば、各伝熱体92,93において、隣り合う第1部位92a,93a及び第2部位92b,93bの相互の伝熱方向は逆方向となり、隣り合う第2部位92b,93b及び第3部位92c,93cの相互の伝熱方向は逆方向となるので、伝熱効率を向上させることができるとともに、熱分布の均衡性を容易に向上させることができる。
また、ハイ側及びロー側伝熱体92,93において、各第1部位92a,93aの伝熱方向は相互に逆方向に設定され、各第2部位92b,93bの伝熱方向は相互に逆方向に設定され、各第3部位92c,93cの伝熱方向は相互に逆方向に設定されている。これにより、素子モジュール2aの全体における熱分布の均衡性を、より一層、向上させることができる。
なお、上述した実施形態の第1変形例において第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32は、同一の構成を有するとしたが、これに限定されない。例えば、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32は、相互に対称形状に構成されてもよい。
図8は、実施形態の第2変形例に係るパワーモジュール21の一部を厚さ方向から見た平面図である。
図8に示すように、第2変形例の第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32は、ハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93の伝熱方向(例えば、Y軸方向)に並んで配置されている。伝熱方向(例えば、Y軸方向)で隣り合う第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32は、境界位置で伝熱方向に直交する平面に対して対称形状(例えば、X−Z平面に対する面対称形状)に構成されている。
第2変形例によれば、伝熱方向(例えば、Y軸方向)で隣り合う第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32は、面対称形状に構成されているので、パワーモジュール21の全体における熱分布の均衡性を向上させることができる。
上述した実施形態及び変形例において、第1伝熱体83及び第2伝熱体84並びにハイ側伝熱体92及びロー側伝熱体93は、ヒートパイプであるとしたが、これに限定されず、例えば、銅板などの熱伝導率が高い板状部材等でもよい。
上述した実施形態及び変形例において、第1バスバー51の接続部51a及び入出力部51bは、別体であるとしたが、これに限定されず、一体であってもよい。
上述した実施形態において、電力変換装置1は車両10に搭載されるとしたが、これに限定されず、他の機器に搭載されてもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電力変換装置、2,2a…素子モジュール、10…車両、11…バッテリ、12…第1モータ、13…第2モータ、21…パワーモジュール、31…第1電力変換回路部、32…第2電力変換回路部、33…第3電力変換回路部、83…第1伝熱体(伝熱体)、84…第2伝熱体(伝熱体)、92…ハイ側伝熱体(伝熱体)、93…ロー側伝熱体(伝熱体)、MU1,MV1,MW1,MU2,MV2,MW2,MS…素子モジュール、NI,NV…負極バスバー、PI,PV…正極バスバー、UH,VH,WH,S1…ハイサイドアームの各トランジスタ(スイッチング素子)、UL,VL,WL,S2…ローサイドアームの各トランジスタ(スイッチング素子)、UH1,UL1…第1ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタ(第1のスイッチング素子)、UH2,UL2…第2ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタ(第2のスイッチング素子)、CS…コレクタ側の表面(第1面)、ES…エミッタ側の表面(第2面)

Claims (3)

  1. 複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子の厚さ方向の第1面側に配置される冷却体と、
    前記複数のスイッチング素子の厚さ方向の第2面側に配置されるとともに、前記第2面及び前記冷却体に熱的に接続され、前記複数のスイッチング素子から前記冷却体へ熱を移動させる伝熱体と、
    を備え、
    前記伝熱体は、前記複数のスイッチング素子のうちの第1のスイッチング素子の前記第2面及び第2のスイッチング素子の前記第2面に接続されるとともに、
    前記第1のスイッチング素子の側と前記第2のスイッチング素子の側とに区分されている
    ことを特徴とする素子モジュール。
  2. 前記第1のスイッチング素子の側と前記第2のスイッチング素子の側とは対称に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の素子モジュール。
  3. 前記第1のスイッチング素子の側と前記第2のスイッチング素子の側とは伝熱方向が対称に設定されている
    ことを特徴とするは請求項2に記載の素子モジュール。
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