JP7079625B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
従来、ジェネレータ及びモータが収容される駆動装置ケースと、駆動装置ケースに搭載されるパワーコントロールユニットと、を備える車両用駆動ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両用駆動ユニットにおいて、パワーコントロールユニットは、ジェネレータ及びモータの各々に接続される2つのインバータ、2つのインバータを制御する制御部、及び電流センサなどを、ユニットケース内に備えている。
特開2016-140198号公報
ところで、上記従来技術に係る電力変換装置においては、ジェネレータ及びモータの各々に接続されるインバータなどの電子機器を構成する電子部品、例えば半導体素子、コンデンサ、及びリアクトルなどを効率的に冷却することによって、電子機器を小型化して、構成に要する費用を削減することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、冷却効率を向上させることが可能な電力変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る電力変換装置は、モータ(例えば、実施形態での第1モータ12及び第2モータ13)に対して電力を授受するスイッチング素子であるハイサイドアーム素子(例えば、実施形態でのハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WH)及びローサイドアーム素子(例えば、実施形態でのローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WL)からなる素子列(例えば、実施形態での各素子列PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2)と、前記素子列に電気的に接続されトランジスタを含む電圧変換用素子(例えば、実施形態での第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2)と、所定方向(例えば、実施形態での第3方向D3)において前記素子列を間に挟んで両側に配置され、冷媒が流通する冷媒流路(例えば、実施形態での冷媒流路77,90)が形成された第1放熱部(例えば、実施形態での第1放熱部71)及び第2放熱部(例えば、実施形態での第2放熱部72)と、前記所定方向において前記第1放熱部及び前記第2放熱部の各々に対して前記素子列とは反対側に配置された複数の回路構成部品(例えば、実施形態でのリアクトル22、コンデンサユニット23、及びDC-DCコンバータ30)と、を備え、前記第1放熱部が、前記素子列を搭載する搭載面(例えば、搭載面75A)を有し、前記複数の回路構成部品は、コンデンサ(例えば、実施形態でのコンデンサユニット23)と、前記電圧変換用素子に接続されて前記電圧変換用素子とともに電圧変換を行うリアクトル(例えば、実施形態でのリアクトル22)とを備え、前記リアクトルは、前記所定方向において前記第1放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置され、前記コンデンサは、前記所定方向において前記第2放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置されており前記複数の回路構成部品は、前記電圧変換用素子および前記リアクトルにより電圧変換が行われて前記素子列に供給される電源電圧を降圧可能な電圧変換器を備え、前記電圧変換器は、前記所定方向において前記第1放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置されており、前記電圧変換用素子の電源側接続端に電気的に接続される電源側コンデンサを備え、前記所定方向に交差する方向において、前記電源側コンデンサは、前記リアクトルと前記電圧変換器との間に配置されている。
(2)上記(1)に記載の電力変換装置では、前記複数の回路構成部品は、前記電圧変換用素子および前記リアクトルにより電圧変換が行われて前記素子列に供給される電源電圧(例えば、実施形態での第1バッテリ11の出力電圧)を降圧可能な電圧変換器(例えば、実施形態でのDC-DCコンバータ30)を備え、前記電圧変換器は、前記所定方向において前記第1放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置されてもよい。
(3)上記(2)に記載の電力変換装置では、前記電圧変換器は、前記リアクトルよりも前記冷媒流路の上流側に配置されてもよい。
(4)上記(1)から(3)の何れか1つに記載の電力変換装置では、前記所定方向から見て、前記電圧変換用素子は、前記リアクトルに重なる部分を有してもよい。
(5)上記(4)に記載の電力変換装置では、前記コンデンサは、前記電圧変換用素子の電源側接続端(例えば、実施形態での第3バスバー53及び負極バスバーNV)に電気的に接続される電源側コンデンサ(例えば、実施形態での第1平滑コンデンサ41)を備え、前記所定方向から見て、前記電源側コンデンサは、前記電圧変換用素子及び前記リアクトルに重なる部分を有してもよい。
(6)上記(2)又は(3)に記載の電力変換装置は、前記電圧変換用素子の電源側接続端(例えば、実施形態での第3バスバー53及び負極バスバーNV)に電気的に接続される電源側コンデンサ(例えば、実施形態での第1平滑コンデンサ41)を備え、前記所定方向に交差する方向(例えば、実施形態での第1方向D1)において、前記電源側コンデンサは、前記リアクトルと前記電圧変換器との間に配置されてもよい。
上記(1)によれば、素子列に対して、リアクトルは第1放熱部側に配置され、コンデンサは第2放熱部側に配置されるので、素子列に加えてリアクトル及びコンデンサを効率よく冷却することができ、各部品の冷却性に起因する大型化を抑制することができる。
さらに、上記(2)の場合、素子列に対して、電圧変換器及びリアクトルは第1放熱部側に配置されるので、第2放熱部においてコンデンサを配置可能な領域が小さくなることを抑制し、コンデンサを効率よく冷却することができる。
さらに、上記(3)の場合、電圧変換器をリアクトルよりも優先的に冷却することにより、例えば車両などにおける低圧系の補機類に電力を供給する電圧変換器を確実に保護することができる。
さらに、上記(4)の場合、電圧変換用素子とリアクトルとを電気的に接続する接続部材が長くなることを抑制し、効率的に配線することができる。
さらに、上記(5)の場合、電源側コンデンサと電圧変換用素子とを電気的に接続する接続部材が長くなることを抑制し、効率的に配線することができる。また、コンデンサは電源側コンデンサを備えるので、複数のコンデンサが存在する場合であっても集中的に配置することができ、大型化を抑制することができる。
さらに、上記(6)の場合、電源側コンデンサと、リアクトル及び電圧変換器と、を電気的に接続する接続部材が長くなることを抑制し、効率的に配線することができる。
本発明の実施形態に係る電力変換装置の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置のリアクトル及びDC-DCコンバータの第1放熱部に対する配置を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置の一部の構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る電力変換装置を搭載する車両の一部の構成を示す図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係る電力変換装置の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係る電力変換装置の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態の第3変形例に係る電力変換装置の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態の第4変形例に係る電力変換装置の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態の第5変形例に係る電力変換装置の一部の構成を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明の電力変換装置の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態による電力変換装置は、モータと第1バッテリとの間の電力授受を制御するとともに、第1バッテリの電圧の第2バッテリに対する降圧を制御する。例えば、電力変換装置は、電動車両等に搭載されている。電動車両は、電気自動車、ハイブリッド車両、及び燃料電池車両等である。電気自動車は、第1バッテリを動力源として駆動する。ハイブリッド車両は、第1バッテリ及び内燃機関を動力源として駆動する。燃料電池車両は、燃料電池を動力源として駆動する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1の構成を模式的に示す側面図である。図2は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1のリアクトル22及びDC-DCコンバータ30の第1放熱部71に対する配置を模式的に示す図である。図3は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1の一部の構成を模式的に示す斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る電力変換装置1を搭載する車両10の一部の構成を示す図である。
<車両>
図4に示すように、車両10は、電力変換装置1に加えて、第1バッテリ11(BATT)と、走行駆動用の第1モータ12(MOT)、発電用の第2モータ13(GEN)と、第2バッテリ14と、補機類15と、を備えている。
第1バッテリ11は、例えば、車両10の動力源である高圧のバッテリである。第1バッテリ11は、バッテリケースと、バッテリケース内に収容される複数のバッテリモジュールと、を備えている。バッテリモジュールは、直列に接続される複数のバッテリセルを備えている。第1バッテリ11は、電力変換装置1の直流コネクタ1aに接続される正極端子PB及び負極端子NBを備えている。正極端子PB及び負極端子NBは、バッテリケース内において直列に接続される複数のバッテリモジュールの正極端及び負極端に接続されている。
第1モータ12は、第1バッテリ11から供給される電力によって回転駆動力(力行動作)を発生させる。第2モータ13は、回転軸に入力される回転駆動力によって発電電力を発生させる。ここで、第2モータ13には、内燃機関の回転動力が伝達可能に構成されている。例えば、第1モータ12及び第2モータ13の各々は、3相交流のブラシレスDCモータである。3相は、U相、V相、及びW相である。第1モータ12及び第2モータ13の各々は、インナーロータ型である。各モータ12,13は、界磁用の永久磁石を有する回転子と、回転子を回転させる回転磁界を発生させるための3相のステータ巻線を有する固定子と、をそれぞれ備えている。第1モータ12の3相のステータ巻線は、電力変換装置1の第1の3相コネクタ1bに接続されている。第2モータ13の3相のステータ巻線は、電力変換装置1の第2の3相コネクタ1cに接続されている。
第2バッテリ14は、例えば、車両10の車載機器などの補機類を駆動する低圧のバッテリである。第2バッテリ14は、電力変換装置1のDC-DCコンバータ30を介して第1バッテリ11に接続されている。第2バッテリ14は、DC-DCコンバータ30から出力される電圧、つまり第1バッテリ11の出力電圧が降圧されて得られる電圧が印加される。
補機類15は、第2バッテリ14から出力される電圧、つまり補機類15の作動電圧によって駆動される。補機類15は、例えば、各種のセンサ及び電装機器などである。
<電力変換装置>
電力変換装置1は、パワーモジュール21(P/M)と、リアクトル22と、コンデンサユニット23と、抵抗器24と、第1電流センサ25と、第2電流センサ26と、第3電流センサ27と、電子制御ユニット28(MOT GEN ECU)と、ゲートドライブユニット29(G/D VCU ECU)と、DC-DCコンバータ30と、を備えている。
パワーモジュール21は、第1電力変換回路部31と、第2電力変換回路部32と、第3電力変換回路部33と、を備えている。第1電力変換回路部31は、第1の3相コネクタ1bによって第1モータ12の3相のステータ巻線に接続されている。第1電力変換回路部31は、第1バッテリ11から第3電力変換回路部33を介して入力される直流電力を3相交流電力に変換する。第2電力変換回路部32は、第2の3相コネクタ1cによって第2モータ13の3相のステータ巻線に接続されている。第2電力変換回路部32は、第2モータ13から入力される3相交流電力を直流電力に変換する。第2電力変換回路部32によって変換された直流電力は、第1バッテリ11及び第1電力変換回路部31の少なくとも一方に供給することが可能である。
第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々は、ブリッジ接続される複数のスイッチング素子によって形成されるブリッジ回路を備えている。例えば、スイッチング素子は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、又はMOSFET(Metal Oxide Semi-conductor Field Effect Transistor)等のトランジスタである。例えば、ブリッジ回路においては、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULと、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLと、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLとが、それぞれブリッジ接続されている。
ハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHは、コレクタが正極バスバーPIに接続されてハイサイドアームを構成している。各相においてハイサイドアームの各正極バスバーPIは、コンデンサユニット23の正極バスバー50pに接続されている。
ローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLは、エミッタが負極バスバーNIに接続されてローサイドアームを構成している。各相においてローサイドアームの各負極バスバーNIは、コンデンサユニット23の負極バスバー50nに接続されている。
各相においてハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHのエミッタは、接続点TIにおいてローサイドアームの各トランジスタUL,VL,WLのコレクタに接続されている。
第1電力変換回路部31の各相において接続点TIを形成する第1バスバー51は第1入出力端子Q1に接続されている。第1入出力端子Q1は、第1の3相コネクタ1bに接続されている。第1電力変換回路部31の各相の接続点TIは、第1バスバー51、第1入出力端子Q1、及び第1の3相コネクタ1bを介して第1モータ12の各相のステータ巻線に接続されている。
第2電力変換回路部32の各相において接続点TIを形成する第2バスバー52は第2入出力端子Q2に接続されている。第2入出力端子Q2は、第2の3相コネクタ1cに接続されている。第2電力変換回路部32の各相の接続点TIは、第2バスバー52、第2入出力端子Q2、及び第2の3相コネクタ1cを介して第2モータ13の各相のステータ巻線に接続されている。
ブリッジ回路は、各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのコレクタ-エミッタ間においてエミッタからコレクタに向けて順方向となるように接続されるダイオードを備えている。
第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々は、ゲートドライブユニット29から各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLのゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号に基づき、各相のトランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)を切り替える。第1電力変換回路部31は、第1バッテリ11から第3電力変換回路部33を介して入力される直流電力を3相交流電力に変換し、第1モータ12の3相のステータ巻線への通電を順次転流させることで、3相のステータ巻線に交流のU相電流、V相電流、及びW相電流を通電する。第2電力変換回路部32は、第2モータ13の回転に同期がとられた各相のトランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)駆動によって、第2モータ13の3相のステータ巻線から出力される3相交流電力を直流電力に変換する。
第3電力変換回路部33は、電圧コントロールユニット(VCU)である。第3電力変換回路部33は、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子を備えている。例えば、第3電力変換回路部33は、ハイサイドアームの第1トランジスタS1及びローサイドアームの第2トランジスタS2を備えている。
第1トランジスタS1は、コレクタが正極バスバーPVに接続されてハイサイドアームを構成している。ハイサイドアームの正極バスバーPVは、コンデンサユニット23の正極バスバー50pに接続されている。第2トランジスタS2は、エミッタが負極バスバーNVに接続されてローサイドアームを構成している。ローサイドアームの負極バスバーNVは、コンデンサユニット23の負極バスバー50nに接続されている。コンデンサユニット23の負極バスバー50nは、第1バッテリ11の負極端子NBに接続されている。ハイサイドアームの第1トランジスタS1のエミッタはローサイドアームの第2トランジスタS2のコレクタに接続されている。第3電力変換回路部33は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の各々のコレクタ-エミッタ間においてエミッタからコレクタに向けて順方向となるように接続されるダイオードを備えている。
ハイサイドアームの第1トランジスタS1とローサイドアームの第2トランジスタS2との接続点を形成する第3バスバー53は、リアクトル22に接続されている。リアクトル22の両端は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の接続点と、第1バッテリ11の正極端子PBとに接続されている。リアクトル22は、コイルと、コイルの温度を検出する温度センサとを備えている。温度センサは、信号線によって電子制御ユニット28に接続されている。
第3電力変換回路部33は、ゲートドライブユニット29から第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の各々のゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号に基づき、トランジスタ対のオン(導通)/オフ(遮断)を切り替える。
第3電力変換回路部33は、昇圧時において、第2トランジスタS2がオン(導通)及び第1トランジスタS1がオフ(遮断)に設定される第1状態と、第2トランジスタS2がオフ(遮断)及び第1トランジスタS1がオン(導通)に設定される第2状態とを交互に切り替える。第1状態では、順次、第1バッテリ11の正極端子PB、リアクトル22、第2トランジスタS2、第1バッテリ11の負極端子NBへと電流が流れ、リアクトル22が直流励磁されて磁気エネルギーが蓄積される。第2状態では、リアクトル22に流れる電流が遮断されることに起因する磁束の変化を妨げるようにしてリアクトル22の両端間に起電圧(誘導電圧)が発生する。リアクトル22に蓄積された磁気エネルギーによる誘導電圧はバッテリ電圧に重畳されて、第1バッテリ11の端子間電圧よりも高い昇圧電圧が第3電力変換回路部33の正極バスバーPVと負極バスバーNVとの間に印加される。
第3電力変換回路部33は、回生時において、第2状態と、第1状態とを交互に切り替える。第2状態では、順次、第3電力変換回路部33の正極バスバーPV、第1トランジスタS1、リアクトル22、第1バッテリ11の正極端子PBへと電流が流れ、リアクトル22が直流励磁されて磁気エネルギーが蓄積される。第1状態では、リアクトル22に流れる電流が遮断されることに起因する磁束の変化を妨げるようにしてリアクトル22の両端間に起電圧(誘導電圧)が発生する。リアクトル22に蓄積された磁気エネルギーによる誘導電圧は降圧されて、第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間の電圧よりも低い降圧電圧が第1バッテリ11の正極端子PBと負極端子NBとの間に印加される。
コンデンサユニット23は、第1平滑コンデンサ41と、第2平滑コンデンサ42と、ノイズフィルタ43と、を備えている。
第1平滑コンデンサ41は、第1バッテリ11の正極端子PBと負極端子NBとの間に接続されている。第1平滑コンデンサ41は、第3電力変換回路部33の回生時における第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2のオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。
第2平滑コンデンサ42は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の正極バスバーPI及び負極バスバーNI間、並びに第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間に接続されている。第2平滑コンデンサ42は、正極バスバー50p及び負極バスバー50nを介して、複数の正極バスバーPI及び負極バスバーNI、並びに正極バスバーPV及び負極バスバーNVに接続されている。第2平滑コンデンサ42は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。第2平滑コンデンサ42は、第3電力変換回路部33の昇圧時における第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2のオン/オフの切換動作に伴って発生する電圧変動を平滑化する。
ノイズフィルタ43は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の正極バスバーPI及び負極バスバーNI間、並びに第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間に接続されている。ノイズフィルタ43は、直列に接続される2つのコンデンサを備えている。2つのコンデンサの接続点は、車両10のボディグラウンド等に接続されている。
抵抗器24は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の正極バスバーPI及び負極バスバーNI間、並びに第3電力変換回路部33の正極バスバーPV及び負極バスバーNV間に接続されている。
第1電流センサ25は、第1電力変換回路部31の各相の接続点TIを成し、第1入出力端子Q1と接続される第1バスバー51に配置され、U相、V相、及びW相の各々の電流を検出する。第2電流センサ26は、第2電力変換回路部32の各相の接続点TIを成すとともに第2入出力端子Q2と接続される第2バスバー52に配置され、U相、V相、及びW相の各々の電流を検出する。第3電流センサ27は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の接続点を成すとともにリアクトル22と接続される第3バスバー53に配置され、リアクトル22に流れる電流を検出する。
第1電流センサ25、第2電流センサ26、及び第3電流センサ27の各々は、信号線によって電子制御ユニット28に接続されている。
電子制御ユニット28は、第1モータ12及び第2モータ13の各々の動作を制御する。例えば、電子制御ユニット28は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって所定のプログラムが実行されることにより機能するソフトウェア機能部である。ソフトウェア機能部は、CPU等のプロセッサ、プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、及びタイマー等の電子回路を備えるECU(Electronic Control Unit)である。なお、電子制御ユニット28の少なくとも一部は、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路であってもよい。例えば、電子制御ユニット28は、第1電流センサ25の電流検出値と第1モータ12に対するトルク指令値に応じた電流目標値とを用いる電流のフィードバック制御等を実行し、ゲートドライブユニット29に入力する制御信号を生成する。例えば、電子制御ユニット28は、第2電流センサ26の電流検出値と第2モータ13に対する回生指令値に応じた電流目標値とを用いる電流のフィードバック制御等を実行し、ゲートドライブユニット29に入力する制御信号を生成する。制御信号は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLをオン(導通)/オフ(遮断)駆動するタイミングを示す信号である。例えば、制御信号は、パルス幅変調された信号等である。
ゲートドライブユニット29は、電子制御ユニット28から受け取る制御信号に基づいて、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の各々の各トランジスタUH,VH,WH,UL,VL,WLを実際にオン(導通)/オフ(遮断)駆動するためのゲート信号を生成する。例えば、ゲートドライブユニット29は、制御信号の増幅及びレベルシフト等を実行して、ゲート信号を生成する。
ゲートドライブユニット29は、第3電力変換回路部33の第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の各々をオン(導通)/オフ(遮断)駆動するためのゲート信号を生成する。例えば、ゲートドライブユニット29は、第3電力変換回路部33の昇圧時における昇圧電圧指令又は第3電力変換回路部33の回生時における降圧電圧指令に応じたデューティー比のゲート信号を生成する。デューティー比は、第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2の比率である。
DC-DCコンバータ30は、直流コネクタ1aを介して第1バッテリ11の正極端子PB及び負極端子NBに接続される第1正極バスバー60p1及び第1負極バスバー60n1を備えている。DC-DCコンバータ30は、第2バッテリ14の正極端子及び負極端子に接続される第2正極バスバー60p2及び第2負極バスバー60n2を備えている。
なお、DC-DCコンバータ30は、電力変換装置1を構成する他の部品、例えばパワーモジュール21などと、同一のユニット内に配置されてもよいし、電力変換装置1を構成する他の部品が配置されるユニットの外部に配置されてもよい。
図3に示すように、パワーモジュール21の第1電力変換回路部31、第2電力変換回路部32、及び第3電力変換回路部33の各々において、対を成すハイサイドアーム及びローサイドアームのスイッチング素子は素子列を形成している。
第1電力変換回路部31において、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは素子列PU1を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLは素子列PV1を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLは素子列PW1を形成している。
第2電力変換回路部32において、ハイサイドアーム及びローサイドアームU相トランジスタUH,ULは素子列PU2を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームV相トランジスタVH,VLは素子列PV2を形成し、ハイサイドアーム及びローサイドアームW相トランジスタWH,WLは素子列PW2を形成している。
第3電力変換回路部33において、ハイサイドアームの第1トランジスタS1及びローサイドアームの第2トランジスタS2は素子列PSを形成している。
各素子列PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2,PSにおいて、ハイサイドアームのスイッチング素子とローサイドアームのスイッチング素子とは、例えば、所定の第1方向D1に直交する第2方向D2に並んで配置されている。
第1電力変換回路部31の3つの素子列PU1,PV1,PW1と、第2電力変換回路部32の3つの素子列PU2,PV2,PW2と、第3電力変換回路部33の1つの素子列PSとは、所定の第1方向D1において順次に並んで配置されている。さらに、第1電力変換回路部31の3つの素子列PU1,PV1,PW1は、第1方向D1に順次に並んで配置され、第2電力変換回路部32の3つの素子列PU2,PV2,PW2は、第1方向D1に順次に並んで配置されている。
図1及び図3に示すように、電力変換装置1は、所定の第1方向D1及び第2方向D2に直交する第3方向D3においてパワーモジュール21を両側から挟み込む第1放熱部71(W/J)及び第2放熱部72(W/J)と、2つの継手部73と、4つのシール部材74と、を備えている。例えば、第3方向D3は、パワーモジュール21の厚さ方向である。
第1放熱部71及び第2放熱部72の各々は、放熱ケース75と、放熱プレート76と、を備えている。
放熱ケース75の外形は、例えば矩形箱型に形成されている。放熱ケース75には、冷媒が流通する冷媒流路77が形成されている。冷媒流路77は、放熱ケース75の内部において凹溝を画定する壁部によって形成されている。第1放熱部71の冷媒流路77は、第1放熱部71の放熱ケース75に形成される冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bに通じている。冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bは、例えば、放熱ケース75の4つの隅部のうちで隣り合わない2つの隅部に形成されている。
第1放熱部71には、外部から冷媒が供給される冷媒供給管78及び外部に冷媒を排出する冷媒排出管79が接続されている。冷媒供給管78の内部流路は冷媒供給口75aに通じている。冷媒排出管79の内部流路は冷媒排出口75bに通じている。
第1放熱部71及び第2放熱部72の各々の放熱ケース75には、冷媒流路77として、例えば、第3方向D3から見て、冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨む位置間で並列的に分岐する、第1流路77a及び第2流路77bが形成されている。第3方向D3から見て、第1流路77aは、例えば、各素子列PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2,PSのハイサイドアームのスイッチング素子と重なり合うように第1方向D1に延びている。第3方向D3から見て、第2流路77bは、例えば、各素子列PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2,PSのローサイドアームのスイッチング素子と重なり合うように第1方向D1に延びている。
放熱ケース75においてパワーモジュール21に対して反対側を向く面は、パワーモジュール21以外の回路構成部品を搭載する搭載面75Aを構成している。電力変換装置1における回路構成部品は、例えば、リアクトル22、コンデンサユニット23、及びDC-DCコンバータ30などである。
放熱プレート76の外形は、例えば、放熱ケース75とほぼ同一の大きさを有する板状に形成されている。放熱プレート76は、放熱ケース75の壁部に接続され、凹溝の開口端を閉塞することによって冷媒流路77を密封する。放熱プレート76の4つの隅部のうちで隣り合わない2つの隅部には、放熱ケース75の冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨んで通じる2つの貫通孔76aが形成されている。
放熱プレート76において放熱ケース75に対して反対側を向く面は、パワーモジュール21を搭載する搭載面76Aを構成している。放熱プレート76は、厚さ方向(つまり第3方向D3)における搭載面76Aの反対側の表面76B上にヒートシンクとして機能する複数のフィンを備えている。複数のフィンは、放熱プレート76が放熱ケース75に組み付けられた状態で、冷媒流路77内に配置される。
継手部73は、例えば、第3方向D3から見て、冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨む位置に配置されている。継手部73には、第3方向D3において冷媒供給口75a又は冷媒排出口75bに臨んで通じる貫通孔73aが形成されている。
シール部材74は、放熱プレート76と継手部73との間に配置されている。シール部材74には、第3方向D3において放熱プレート76の貫通孔76a及び継手部73の貫通孔73aに臨んで通じる貫通孔74aが形成されている。シール部材74は、放熱プレート76の貫通孔76a及び継手部73の貫通孔73aを接続して密封するように、放熱プレート76と継手部73との間をシールする。
図1及び図2に示すように、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30の外形は、第1方向D1、第2方向D2、及び第3方向D3のうち少なくとも何れかにおける大きさが略同一となるように形成されている。例えば、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30の外形は、略同一形状に形成され、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、第1方向D1、第2方向D2、及び第3方向D3における大きさが略同一に形成されている。
リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、第1放熱部71の放熱ケース75の搭載面75Aに配置されている。つまり、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、第3方向D3において第1放熱部71に対してパワーモジュール21とは反対側に配置されている。
第1放熱部71の搭載面75Aにおいて、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、第1方向D1に並んで配置されている。DC-DCコンバータ30は、例えば、リアクトル22よりも冷媒流路77の上流側に配置されている。
第3方向D3から見て、パワーモジュール21の第3電力変換回路部33の素子列PSと、リアクトル22とは、相互に重なる部分を有している。
コンデンサユニット23は、第2放熱部72の放熱ケース75の搭載面75Aに配置されている。つまり、コンデンサユニット23は、第3方向D3において第2放熱部72に対してパワーモジュール21とは反対側に配置されている。
第2放熱部72の搭載面75Aにおいて、コンデンサユニット23の第1平滑コンデンサ41(C1)及び第2平滑コンデンサ42(C2)は、例えば、第1方向D1に並んで配置されている。第3方向D3から見て、第1平滑コンデンサ41と、パワーモジュール21の第3電力変換回路部33の素子列PS及びリアクトル22とは、相互に重なる部分を有している。
ゲートドライブユニット29が搭載された回路基板81(G/D)は、例えば、第3方向D3においてコンデンサユニット23に対して第2放熱部72とは反対側に配置されている。第3方向D3から見て、回路基板81は、少なくともパワーモジュール21と相互に重なる部分を有している。
パワーモジュール21と、回路基板81(G/D)とは、ゲート信号用の信号線82によって接続されている。例えば、信号線82の形状は、ピン状に形成されている。信号線82は、例えば、第3方向D3におけるパワーモジュール21及び回路基板81の相互の対向面上から引き出され、パワーモジュール21と回路基板81との間で第3方向D3と平行に延びている。
上述したように、本実施形態の電力変換装置1によれば、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は第1放熱部71に搭載され、コンデンサユニット23は第2放熱部72に搭載されているので、パワーモジュール21に加えて、コンデンサユニット23、リアクトル22、及びDC-DCコンバータ30を効率よく冷却することができる。これにより、電力変換装置1の複数の回路構成部品の各々が冷却性に起因して大型になることを抑制することができる。
また、第2放熱部72におけるコンデンサユニット23の配置についての自由度を高めることができるとともに、コンデンサユニット23を配置可能な領域の大きさを相対的に大きく確保することができる。これにより、コンデンサユニット23とパワーモジュール21の各素子列PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2,PSとを電気的に接続する接続部材(例えば、各正極バスバーPI,50p,PV、各負極バスバーNI,50n,NV、及び第3バスバー53など)が長くなること、接続部材の長さが位置によって不均一になること、又は接続部材のインダクタンスが部分的に大きくなること、などの不具合が生じることを抑制することができる。
また、コンデンサユニット23は、複数のコンデンサ(つまり第1平滑コンデンサ41及び第2平滑コンデンサ42)を備えているので、第2放熱部72において複数のコンデンサを集中的及び一体的に配置することができ、コンデンサユニット23の大型化を抑制することができる。これにより、第3方向D3においてコンデンサユニット23を間に挟んで配置されるパワーモジュール21及び回路基板81(G/D)を相互に接続する信号線82が長くなることを抑制することができる。さらに、信号線82の長さの増大を抑制することによって、信号線82に侵入する電磁ノイズの増大を抑制するとともに、信号線82のインダクタンスが増大することを抑制することができる。
また、パワーモジュール21と回路基板81との間には第2放熱部72が配置されているので、パワーモジュール21から回路基板81に向かう電磁ノイズを遮蔽することができる。
また、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、第1方向D1、第2方向D2、及び第3方向D3における大きさが略同一に形成されているので、第1放熱部71においてリアクトル22及びDC-DCコンバータ30を効率よく配置することができ、電力変換装置1の大型化を抑制することができる。
また、第3方向D3から見て、第1平滑コンデンサ41と、第3電力変換回路部33の素子列PSと、リアクトル22とは、相互に重なる部分を有することによって、互いに電気的に接続する接続部材が長くなることを抑制し、効率的に配線することができる。
また、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、第1放熱部71及び第2放熱部72の冷媒の流通経路において第2放熱部72よりも上流側の第1放熱部71に搭載されているので、コンデンサユニット23よりも優先的に冷却され、小型化することができる。
また、DC-DCコンバータ30を第1放熱部71に搭載するとともに、第1放熱部71においてDC-DCコンバータ30をリアクトル22よりも優先的に冷却することにより、低圧系の補機類15に電力を供給するDC-DCコンバータ30を確実に保護することができる。
以下、実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態において、ゲートドライブユニット29が搭載された回路基板81(G/D)は、第3方向D3においてコンデンサユニット23に積層されるように配置されるとしたが、これに限定されない。
図5は、本発明の実施形態の第1変形例に係る電力変換装置1の構成を模式的に示す側面図である。図5に示すように、第1変形例に係る電力変換装置1において、回路基板81は、第1方向D1にパワーモジュール21に並んで配置されている。回路基板81は、例えば、第1回路基板81a及び第2回路基板81bを備えている。第1回路基板81a及び第2回路基板81bは、第1方向D1の両側からパワーモジュール21を挟み込むように配置されている。
パワーモジュール21と第1回路基板81a及び第2回路基板81bの各々とを接続する各信号線82は、例えば、第1方向D1におけるパワーモジュール21と第1回路基板81a及び第2回路基板81bの各々との相互の対向面上から引き出され、パワーモジュール21と第1回路基板81a及び第2回路基板81bの各々との間で第1方向D1と平行に延びている。
この第1変形例によれば、パワーモジュール21と回路基板81とを接続する信号線82が長くなることを抑制し、信号線82に侵入する電磁ノイズの増大を抑制するとともに、信号線82のインダクタンスの増大を抑制することができる。
上述した実施形態において、電力変換装置1は、パワーモジュール21と回路基板81とを接続する信号線82を高圧の回路構成部品から遮蔽する遮蔽部材83を備えてもよい。
図6は、本発明の実施形態の第2変形例に係る電力変換装置1の構成を模式的に示す側面図である。図6に示すように、第2変形例に係る電力変換装置1は、パワーモジュール21と回路基板81との間において、第1方向D1における信号線82とコンデンサユニット23との間に遮蔽部材83を備えている。遮蔽部材83は、例えば、金属材料によって形成された板状部材である。
信号線82は、例えば、第1方向D1におけるパワーモジュール21の端面と、第3方向D3においてコンデンサユニット23に対向する回路基板81の表面と、から引き出されている。信号線82は、例えば、パワーモジュール21から第1方向D1に引き出された後に第3方向D3に屈曲して回路基板81に向かって延びている。
この第2変形例によれば、遮蔽部材83は、相対的に高電圧となるコンデンサユニット23に対して信号線82を遮蔽するので、信号線82に侵入する電磁ノイズの増大を抑制することができる。
上述した実施形態において、第1放熱部71及び第2放熱部72の各々における冷媒の流量は、冷却対象となる回路構成部品などに応じて、相互に異なる流量に設定されてもよい。
図7は、本発明の実施形態の第3変形例に係る電力変換装置1の構成を模式的に示す側面図である。図7に示すように、第3変形例に係る電力変換装置1において、第1放熱部71の厚さは第2放熱部72の厚さよりも大きく形成されることによって、第1放熱部71における冷媒の流量は、第2放熱部72における流量よりも大きくなるように設定されている。
この第3変形例によれば、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30は、コンデンサユニット23よりも優先的に冷却され、小型化することができる。
上述した実施形態において、コンデンサユニット23の第1平滑コンデンサ41(C1)及び第2平滑コンデンサ42(C2)は、第2放熱部72の搭載面75Aに搭載されるとしたが、これに限定されない。
図8は、本発明の実施形態の第4変形例に係る電力変換装置1の構成を模式的に示す側面図である。図8に示すように、第4変形例に係る電力変換装置1において、第2平滑コンデンサ42は第2放熱部72の搭載面75Aに搭載され、第1平滑コンデンサ41は第1放熱部71の搭載面75Aに搭載されている。第1放熱部71の搭載面75Aにおいて、第1平滑コンデンサ41は、例えば、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30の間に配置されている。リアクトル22、第1平滑コンデンサ41、及びDC-DCコンバータ30は、第1方向D1に順次に並んで配置されている。
この第4変形例によれば、第1平滑コンデンサ41と、リアクトル22及びDC-DCコンバータ30と、を電気的に接続する接続部材が長くなることを抑制し、効率的に配線することができる。
上述した実施形態において、第1放熱部71及び第2放熱部72の各々における冷媒流路77は、各素子列PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2,PSに対して、ハイサイドアームのスイッチング素子とローサイドアームのスイッチング素子とを並列的に冷却するように形成されるとしたが、これに限定されない。
図9は、本発明の実施形態の第5変形例に係る電力変換装置1の一部の構成を模式的に示す斜視図である。図9に示すように、第5変形例に係る電力変換装置1のパワーモジュール21において、第1電力変換回路部31の3つの素子列PU1,PV1,PW1と、第2電力変換回路部32の3つの素子列PU2,PV2,PW2とは、同相の素子列同士が第2方向に並ぶようにして、それぞれ第1方向D1に順次に並んで配置されている。第3電力変換回路部33の素子列PSは、ハイサイドアームの第1トランジスタS1及びローサイドアームの第2トランジスタS2を第2方向に並べて、第1方向D1における第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の隣に配置されている。
電力変換装置1は、第3方向D3においてパワーモジュール21を両側から挟み込む第1放熱部71(W/J)及び第2放熱部72(W/J)と、1つの継手部73と、2つのシール部材74と、を備えている。
第1放熱部71及び第2放熱部72の各々は、放熱ケース75と、放熱プレート76と、を備えている。
放熱ケース75の外形は、例えば矩形箱型に形成されている。放熱ケース75には、冷媒が流通する冷媒流路90が形成されている。冷媒流路90は、放熱ケース75の内部において凹溝を画定する複数の壁部によって形成されている。第1放熱部71の冷媒流路90は、第1放熱部71の放熱ケース75に形成される冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bに通じている。冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bは、例えば、放熱ケース75の4つの隅部のうちで第2方向D2に隣り合う2つの隅部に形成されている。
第1放熱部71及び第2放熱部72の各々の放熱ケース75には、冷媒流路90として、例えば、第3方向D3から見て、冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨む位置から第1方向D1に延びる、第3流路91及び第4流路92と、第3流路91と第4流路92との間で分岐して第2方向D2に延びる複数の分岐流路93と、が形成されている。第1放熱部71の冷媒流路90において、第3流路91は冷媒供給口75aに通じ、第4流路92は冷媒排出口75bに通じている。
複数の分岐流路93は、第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32の3相に対応する3つの分岐流路93u,93v,93wと、第3電力変換回路部33に対応する1つの分岐流路93sと、である。第3方向D3から見て、分岐流路93uは、U相の素子列PU1,PU2と重なり合うように第2方向D2に延びている。第3方向D3から見て、分岐流路93vは、V相の素子列PV1,PV2と重なり合うように第2方向D2に延びている。第3方向D3から見て、分岐流路93wは、W相の素子列PW1,PW2と重なり合うように第2方向D2に延びている。第3方向D3から見て、分岐流路93sは、素子列PSの第1トランジスタS1及び第2トランジスタS2と重なり合うように第2方向D2に延びている。
放熱ケース75においてパワーモジュール21に対して反対側を向く面は、パワーモジュール21以外の回路構成部品を搭載する搭載面75Aを構成している。電力変換装置1における回路構成部品は、例えば、リアクトル22、コンデンサユニット23、及びDC-DCコンバータ30などである。
放熱プレート76の外形は、例えば、放熱ケース75とほぼ同一の大きさを有する板状に形成されている。放熱プレート76は、放熱ケース75の壁部に接続され、凹溝の開口端を閉塞することによって冷媒流路90を密封する。放熱プレート76の4つの隅部のうちで第2方向D2に隣り合う2つの隅部には、放熱ケース75の冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨んで通じる2つの貫通孔76aが形成されている。
放熱プレート76において放熱ケース75に対して反対側を向く面は、パワーモジュール21を搭載する搭載面76Aを構成している。放熱プレート76は、厚さ方向(つまり第3方向D3)における搭載面76Aの反対側の表面76B上にヒートシンクとして機能する複数のフィンを備えている。複数のフィンは、放熱プレート76が放熱ケース75に組み付けられた状態で、冷媒流路90内に配置される。
継手部73は、例えば、第3方向D3から見て、冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨む位置に配置されている。継手部73には、第3方向D3において冷媒供給口75a及び冷媒排出口75bの各々に臨んで通じる各貫通孔73aが形成されている。
シール部材74は、放熱プレート76と継手部73との間に配置されている。シール部材74には、第3方向D3において放熱プレート76の貫通孔76a及び継手部73の貫通孔73aに臨んで通じる貫通孔74aが形成されている。シール部材74は、放熱プレート76の貫通孔76a及び継手部73の貫通孔73aを接続して密封するように、放熱プレート76と継手部73との間をシールする。
この第5変形例によれば、冷媒流路90の上流側と下流側との間における冷媒の温度勾配の増大を抑制することができる。また、第1モータ12及び第2モータ13の各々において、各相の冷却性能の差異が増大することを抑制し、均一な冷却を行うことができる。
なお、上述した実施形態において、電力変換装置1は車両10に搭載されるとしたが、これに限定されず、他の機器に搭載されてもよい。
なお、上述した実施形態において、電力変換装置1は、第1モータ12および第2モータ13の2つのモータとの電力授受を制御する第1電力変換回路部31及び第2電力変換回路部32を備えるとしたが、これに限定されない。電力変換装置1は、1つまたは複数のモータを制御するように構成されてもよい。
なお、上述した実施形態において、電力変換装置1は、走行駆動用の第1モータ12と発電用の第2モータ13との電力授受を制御するとしたが、これに限定されない。例えば、電力変換装置1は、空調装置などの電動コンプレッサに備えられるポンプ駆動用モータなどの他のモータを制御してもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電力変換装置、10…車両、11…バッテリ、12…第1モータ、13…第2モータ、21…パワーモジュール、22…リアクトル(回路構成部品)、23…コンデンサユニット(回路構成部品、コンデンサ)、25…第1電流センサ、26…第2電流センサ、27…第3電流センサ、28…電子制御ユニット、29…ゲートドライブユニット、30…DC-DCコンバータ(回路構成部品、電圧変換器)、31…第1電力変換回路部、32…第2電力変換回路部、33…第3電力変換回路部、41…第1平滑コンデンサ(電源側コンデンサ)、53…第3バスバー(電源側接続端)、70…冷媒流路、71…第1放熱部、72…第2放熱部、76A…搭載面、90…冷媒流路、D1…第1方向(所定方向)、D2…第2方向、D3…第3方向、PV…正極バスバー、NV…負極バスバー(電源側接続端)、PU1,PV1,PW1,PU2,PV2,PW2,PS…素子列、S1…第1トランジスタ(電圧変換用素子)、S2…第2トランジスタ(電圧変換用素子)、UH,VH,WH…ハイサイドアームの各トランジスタ(ハイサイドアーム素子)、UL,VL,WL…ローサイドアームの各トランジスタ(ローサイドアーム素子)

Claims (3)

  1. モータに対して電力を授受するスイッチング素子であるハイサイドアーム素子及びローサイドアーム素子からなる素子列と、
    前記素子列に電気的に接続されトランジスタを含む電圧変換用素子と、
    所定方向において前記素子列を間に挟んで両側に配置され、冷媒が流通する冷媒流路が形成された第1放熱部及び第2放熱部と、
    前記所定方向において前記第1放熱部及び前記第2放熱部の各々に対して前記素子列とは反対側に配置された複数の回路構成部品と、
    を備え、
    前記第1放熱部が、前記素子列を搭載する搭載面を有し、
    前記複数の回路構成部品は、コンデンサと、前記電圧変換用素子に接続されて前記電圧変換用素子とともに電圧変換を行うリアクトルとを備え、
    前記リアクトルは、前記所定方向において前記第1放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置され、
    前記コンデンサは、前記所定方向において前記第2放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置されており、
    前記複数の回路構成部品は、前記電圧変換用素子および前記リアクトルにより電圧変換が行われて前記素子列に供給される電源電圧を降圧可能な電圧変換器を備え、
    前記電圧変換器は、前記所定方向において前記第1放熱部に対して前記素子列とは反対側に配置されており、
    前記電圧変換用素子の電源側接続端に電気的に接続される電源側コンデンサを備え、
    前記所定方向に交差する方向において、前記電源側コンデンサは、前記リアクトルと前記電圧変換器との間に配置されている、
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電圧変換器は、前記リアクトルよりも前記冷媒流路の上流側に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記所定方向から見て、前記電圧変換用素子は、前記リアクトルに重なる部分を有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
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