JP2019069851A - 小物部品の定量供給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この定量供給装置は、複数の小物部品を貯留する貯留部(同文献の容器)と、略水平な回転軸周りに回転可能に貯留部に設けられた回転盤と、回転盤の前面に設けられていて貯留部内の小物部品を吸着するマグネットと、回転盤の前面に近接して設けられマグネットに吸着された部品をマグネットから分離させる分離部と、マグネットから分離して落下する部品を受け取る受皿と、を備える。
複数の前記小物部品を貯留する貯留部と、
前記貯留部内に配置されていて盤面方向に回転する回転盤であって、当該回転盤を貫通する貫通穴が形成されている回転盤と、
前記貫通穴に設けられている収容ポケット部材であって、当該収容ポケット部材を貫通しているとともに前記小物部品を所定数ずつ収容し当該収容した小物部品を下方に排出するポケット穴が形成されている収容ポケット部材と、
前記回転盤の下方に配置されている下側部材であって、当該下側部材を貫通する排出穴が形成されている下側部材と、
を備え、
前記収容ポケット部材の前記ポケット穴に前記小物部品が取り込まれ、且つ、前記ポケット穴の下端が前記下側部材により塞がれているときには、前記小物部品が前記ポケット穴に保持され、前記小物部品が前記排出穴と重なる位置に移動することにより、前記小物部品が前記排出穴を介して下方に排出されるようになっており、
前記回転盤と前記収容ポケット部材とが互いに別部材により構成されている小物部品の定量供給装置が提供される。
そして、回転盤と収容ポケット部材とが互いに別部材により構成されているので、収容ポケット部材が回転盤と一体形成されている場合と比べて、収容ポケット部材の加工が容易となり、また、各種の形状やサイズの小物部品に対応する複数種類の定量供給装置を製造するに際して、回転盤は同形状かつ同寸法のものを共用することができる。
図2は定量供給装置100の部分拡大の正面断面図(図3のA−A線に沿った断面図)である。
図3は定量供給装置100の一部分を回転盤20の上方から回転盤20の面直方向に視た図である。
図4は定量供給装置100の部分拡大の正面断面図(図5のA−A線に沿った断面図)であり、図2の状態と比べて回転盤20の角度が90度異なる状態を示す。
図5は定量供給装置100の一部分を回転盤20の上方から回転盤20の面直方向に視た図であり、図3の状態と比べて回転盤の角度が90度異なる状態を示す。
なお、図3及び図5においては、カバー部材57及びカバー固定部材58の図示を省略している。
図1から図3は回転盤20の回転角度が互いに等しく、図4と図5は回転盤20の回転角度が互いに等しい。
図6は図4の矢印A方向から視た定量供給装置100の構造を示す図である。
図7(a)、図7(b)及び図7(c)の各々は定量供給装置100の収容ポケット部材30を示す図であり、このうち図7(a)は収容ポケット部材30を当該収容ポケット部材30の軸方向に視た図、図7(b)は側面図、図7(c)は図7(a)のA−A線に沿った断面図である。
図8は定量供給装置100のブロック図である。
図9(a)から図12(b)の各々は定量供給装置100の一連の動作を説明するための模式図であり、このうち図9(a)は図3及び図5と同じ方向に定量供給装置100を視た図、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿った断面図である。ただし、図9(a)及び図9(b)の状態における回転盤20の回転角度は、図5の状態と比べて90度異なっている。
図10(a)は図9(a)と同じ方向に定量供給装置100を視た図であって図9(a)の状態から回転盤20が右回りに90度回転した状態を示し、図10(b)は図10(a)のB−B線に沿った断面図である。図11(a)は図10(a)と同じ方向に定量供給装置100を視た図であって図10(a)の状態から更に回転盤20が右回りに90度近く回転した状態を示し、図11(b)は図11(a)のB−B線に沿った断面図である。図12(a)は図10(a)及び図11(a)と同じ方向に定量供給装置100を視た図であって図10(a)の状態から更に回転盤20が右回りに90度回転した状態を示し、図12(b)は図12(a)のB−B線に沿った断面図である。
図9(a)から図12(b)の各図においては、カバー部材57の図示を省略している。
図9(a)、図11(a)及び図12(a)に示すB−B線は、収容ポケット部材30の移動経路に沿った弧状に延在している。
図13(a)、図13(b)、図13(c)及び図13(d)の各々は小物部品90の例を示す図である。
そして、回転盤20と収容ポケット部材30とが互いに別部材により構成されている。
より詳細には、例えば、回転盤20はステンレス等の金属により構成されており、収容ポケット部材30は樹脂により構成されている。
そして、回転盤20と収容ポケット部材30とが互いに別部材により構成されているので、収容ポケット部材30が回転盤20と一体形成されている場合と比べて、収容ポケット部材30の加工が容易となり、また、各種の形状やサイズの小物部品90に対応する複数種類の定量供給装置100を製造するに際して、回転盤20は同形状かつ同寸法のものを共用することができる。
また、収容ポケット部材30が回転盤20に対して着脱可能である場合には、小物部品90の形状やサイズに応じて異なる形状のポケット穴31を有する収容ポケット部材30を回転盤20に取り付けて用いることによって、定量供給装置100を複数種類の形状やサイズの小物部品90に対して共用することができる。
本実施形態の場合、定量供給装置100は一度に1個の小物部品90を排出穴41から下方に排出するように構成されている。このため、例えば、定量が5個の場合には、排出穴41から小物部品90を排出する動作が5回繰り返されることによって、定量の小物部品90を供給することができる。
小物部品90は、例えば、後述するように、取出皿81に供給される(払い出される)。
筐体10は、例えば、直方体形状の箱型に形成されており、当該筐体10の上端に開口10aが形成されている。
筐体10は、それぞれ平板状に形成されていて互いに対向して配置されている左右一対の第1壁部11及び第2壁部12と、それぞれ平板状に形成されていて互いに対向して配置されている前後一対の第3壁部及び第4壁部14と、平板状に形成されていて水平に配置され、当該筐体10の下端を塞いでいる底板部15と、を備えている。第1壁部11、第2壁部12、第3壁部及び第4壁部14の各々の板面は鉛直に配置されており、第1壁部11及び第2壁部12の板面と、第3壁部及び第4壁部14の板面とは、互いに直交して配置されている。
より詳細には、例えば、回転盤20に回転動力を付与する回転モータ73が、固定枠77等を介して間接的に筐体10によって保持されており、回転モータ73のモータ軸73aの上端部が、回転盤20に連結されているとともに回転盤20を保持している。モータ軸73aの軸方向は、回転盤20の軸方向と一致している。
図2に示すように、回転盤20の中央部には、中心穴22が形成されており、この中心穴22にモータ軸73aの上端部が差し込まれている。モータ軸73aの上端部は、Dカット形状に形成されており、中心穴22は、モータ軸73aと適合するDカット形状に形成されている。
各貫通穴21には、それぞれ収容ポケット部材30が設けられている。
収容ポケット部材30は、本体部32と、本体部32よりも小径に形成されていて本体部32から突出している凸部33と、を備えている。本体部32からの凸部33の突出方向は、ポケット穴31の軸方向における一方向である。ポケット穴31は、本体部32から凸部33に亘って収容ポケット部材30を貫通している。凸部33は、円盤状(高さが低い円柱状)に形成されており、ポケット穴31と同軸に配置されている。本体部32は、円盤(高さが低い円柱)から、当該円盤の一側部を、ポケット穴31の軸方向に対して平行な平面に沿って削ぎ落としたような形状である。なお、本体部32の弧状に湾曲した側面(側周面)は、凸部33及びポケット穴31と同軸に配置されている。
収容ポケット部材30は平面部30aを有するため、収容ポケット部材30を安定的にチャッキングした状態でポケット穴31等を精度良く加工(切削加工、研磨加工など)することができ、収容ポケット部材30の製造性が良好となる。
本体部32には、例えば、ビス(不図示)により収容ポケット部材30を回転盤20に固定するための一対の固定穴34が形成されている。固定穴34の下端部には、ビスの頭部を収容する座繰部34aが形成されている。
下側部材40は、筐体10に対して間接的に固定されている。従って、回転盤20は、回転モータ73の駆動によって、下側部材40及び筐体10に対して相対的に回転する。
図2から図5に示すように、排出穴41は、下側部材40の傾斜方向における上端部に配置されている。
このため、ポケット穴31に取り込まれた小物部品90を、より確実に、排出穴41を介して下方に排出することができるようになっている。
これにより、排出穴41に対して相対的に円弧状に移動するポケット穴31に取り込まれている小物部品90を、スムーズに排出穴41を介して下方に排出できるようになっている。
本体部32の下面と下側部材40の上面とのクリアランスは、ポケット穴31から下方に排出された小物部品90が本体部32の下面と下側部材40との間に挟まらない程度の小さい寸法に設定されている。
下側固定板45には、後述する第1排出スロープ16を配置するためのスロープ配置用開口46と、中央開口47とが形成されている。
回転モータ73のモータ軸73aは、中央開口47に挿通されている。
下側固定板45には固定枠77が固定されており、この固定枠77に回転モータ73が固定されている。
上側固定板25には、当該上側固定板25を貫通した円形の開口25aが形成されており、開口25a内に回転盤20が配置されている。回転盤20の上面20aは、上側固定板25の上面と面一に配置されている。
図3に示すように、上側固定板25は矩形状に形成されている。
上側固定板25は、筐体10に対して固定されている。
筐体10内の空間は、上側固定板25及び回転盤20によって上下に仕切られている。筐体10のうち、上側固定板25及び回転盤20よりも上側の部分が、小物部品90を貯留する貯留部18を構成している。貯留部18には、互いに同一の形状及びサイズの複数の小物部品90が収容される。
同様に、下側固定板45は、例えば、ボルト及びナットなどにより構成された止着具49を介して、上側固定板25に対して固定されている。
このように、定量供給装置100は、回転盤20の径方向に延在する弾性部材により構成され、回転盤20の回転に連動して回転する攪拌部材50を備えている。
攪拌部材50が弾性部材により構成されているため、小物部品90を適度に且つ十分に攪拌することができる。よって、回転盤20上に存在する小物部品90の流動が困難となる状態(小物部品90どうしがブリッジした状態)の発生を抑制することができる。
このため、回転盤20の回転に伴って、固定部材53及び攪拌部材50が回転するようになっている。
例えば、基端部52は、固定部材53の半径の長さ以上に亘って、固定部材53内に差し込まれている。これにより、固定部材53によって攪拌部材50をより安定的に保持でき、攪拌部材50の持つ弾性的な反撥力を十分に発揮しつつ、攪拌部材50によって小物部品90を攪拌することができる。
先端51は、回転盤20の外形線を越えていることも好ましく、このようにすることによって、より広範囲を攪拌部材50によって攪拌することができる。
背面側固定部材55の中央部には、当該背面側固定部材55を貫通する貫通穴55aが形成されており。貫通穴55aは、中心穴22と同様にDカット形状に形成されている。貫通穴55aの延長上に中心穴22が配置されている。回転モータ73のモータ軸73aは、貫通穴55aから中心穴22に亘って挿通されている。
なお、止着部材54は、貫通穴55a及び中心穴22(及びモータ軸73a)と干渉しないよう、固定部材53及び背面側固定部材55の軸中心部を避けて配置されている。
本実施形態の場合、図5に示すように、攪拌部材50の延在方向が、収容ポケット部材30どうしを結ぶ直線Lに対して直交している。
このような構成により、2つの収容ポケット部材30どうしの間の領域の小物部品90を攪拌部材50によりバランス良く攪拌することができるため、双方の収容ポケット部材30に対してそれぞれスムーズに小物部品90を供給することが可能となる。
収容量規制部材60は、回転盤20側の面(下面)が平坦な形状であり、より詳細には、例えば、扁平な円柱形状である。
連結部材61の他端部は、例えば、上側固定板25から起立した板状の起立部26(起立片)に対して固定されている。起立部26の板面は、前後を向いている。起立部26には当該起立部26の板面を貫通する固定穴26aが形成されている。
連結部材61の他端部に形成されたフック状の部分が、固定穴26aに挿通されたボルトと当該ボルトと螺合するナット等により構成された止着具27によって、起立部26に固定されている。
連結部材61は、回転盤20の傾斜方向に沿って延在している。つまり、連結部材61も回転盤20と同様に右上がりに傾斜して配置されている。
また、収容量規制部材60は、連結部材61の長手軸周りにおいて傾動可能となっている(図9(b)の矢印Dを参照)。
カバー部材57は、筐体10に対して直接固定されていてもよいが、本実施形態の場合、カバー固定部材58を介して筐体10に固定されている。カバー固定部材58は、カバー部材57の傾斜方向における上端部と第2壁部12とを相互に連結している。
貯留部18内の小物部品90は、貯留部18の側壁(本実施形態の場合、筐体10の第1壁部11)とカバー部材57の傾斜方向下端との間(図1等に示す流下開口19)から、回転盤20上に供給されるようになっている。
このため、回転盤20上に供給される小物部品90の数を適度に抑制できる。よって、回転盤20上に存在する小物部品90が多すぎて回転盤20上で小物部品90の流動が困難となる状態(小物部品90どうしがブリッジした状態)の発生を抑制することができる。
なお、貯留部18内の領域のうちカバー部材57及びカバー固定部材58よりも上方の領域からカバー部材57及びカバー固定部材58よりも下方の領域へと小物部品90が移動可能な開口は、流下開口19のみとなっている。このため、貯留部18内においてカバー部材57及びカバー固定部材58よりも上方の領域に存在する小物部品90は、流下開口19のみから回転盤20上に供給されるようになっている。
このように、回転盤20は傾斜して配置されており、収容ポケット部材30の上端面(上端面33a)と回転盤20の上面20aとが互いに面一に配置されており、定量供給装置100は、回転盤20の上方において回転盤20と同じ方向に傾斜して回転盤20と対向して配置されているカバー部材57と、排出穴41と対向する位置において回転盤20の上面20aに沿って配置された盤状の収容量規制部材60と、弾性材料により構成され収容量規制部材60を貯留部18に対して直接又は間接に連結している連結部材61と、を備えている。連結部材61は、回転盤20の径方向に沿って延在している。貯留部18内の小物部品90は、貯留部18の側壁(第1壁部11)とカバー部材57の傾斜方向下端との間(流下開口19)から回転盤20上に供給されるようになっている。そして、カバー部材57と収容量規制部材60との間には、連結部材61の長手軸周りにおける収容量規制部材60の傾動を許容するクリアランスDが存在している。
これにより、図11(b)に示すように収容量規制部材60がポケット穴31内の小物部品90に乗り上げて傾動したときに、収容量規制部材60と下側部材40との間に小物部品90を噛み込んでしまうことを抑制できる。
なお、小物部品90が図13(a)に示す形状である場合、Lmaxは、図13(a)における小物部品90の上下寸法である。また、小物部品90が図13(c)又は図13(d)に示す形状である場合、Lmaxは、図13(c)又は図13(d)における小物部品90の左右幅寸法である。
このように、収容ポケット部材30の上端面(上端面33a)と回転盤20の上面20aとが互いに面一に配置されており、定量供給装置100は、排出穴41と対向する位置において回転盤20の上面に沿って配置された盤状の収容量規制部材60と、弾性材料により構成され収容量規制部材60を貯留部18に対して直接又は間接に連結している連結部材61と、を備え、連結部材61は回転盤20の径方向に沿って延在しており、収容量規制部材60に外力が作用していない状態において定量供給装置100を回転盤20の軸方向に視たときに、回転盤20の周方向における排出穴41の両端部(両方の端部41a)がそれぞれ収容量規制部材60からはみ出している。
ただし、本実施形態の場合、回転盤20の傾斜方向における排出穴41の両端部は、収容量規制部材60によって覆われている。
第1排出スロープ16の上端部(一対の壁部16aの上端部)は、下側固定板45のスロープ配置用開口46を介して下側固定板45の上方に突出している。第1排出スロープ16における上端部を除く部分は、下側固定板45の下方に位置している。
第2排出スロープ17は、例えば、前後一対の壁部17aと、これら壁部17aの下端どうしを接続している傾斜底面17bと、を備えている。傾斜底面17bは、第1排出スロープ16の傾斜底面16bよりも低段に配置されている。傾斜底面17bは、例えば、傾斜底面16bに対して平行に配置されている。
第2排出スロープ17の下流部、すなわち一対の壁部17a及び傾斜底面17bの右端部は、第2壁部12に形成された図示しない開口を介して、筐体10の外部に突出している。
取出皿81は、第2排出スロープ17の下流端の下方に配置されている。取出皿81は、第2排出スロープ17を介して筐体10の外部に払い出された小物部品90を受容する(捕捉し保持する)。
このように、定量供給装置100は、排出穴41から排出された小物部品90が取り出される取出部(例えば、取出皿81)を備える。
取出皿81は、半球状(球の下半分の形状)に形成されている。
板状部材82aは水平に配置されており、第2壁部12から右方に突出している。板状部材82bは第2壁部12の外面に沿って起立した状態に配置されている。板状部材82aの左端部が板状部材82bの下端部に対して固定されている。板状部材82aによって取出皿81が支持されている。
また、第2壁部12の外面側には、直接又は間接に蝶番85が設けられている。蝶番85は、第2壁部12の外面側に固定されている固定部85aと、固定部85aに対して回転可能な回転部85bと、を備えている。固定部85aに対する回転部85bの回転の軸は、第2壁部12の外面に沿う方向で、且つ、水平方向となっている。
そして、蝶番85の回転部85bには、支持部材82の板状部材82bの上端部が固定されている。
角度センサ71は、発光部と、当該発光部と対向して配置された受光部とを有する光学式センサである。角度センサ71の発光部からの光の照射方向は、回転盤20の盤面に対して直交する方向である。角度センサ71の受光部は、角度センサ71の発光部から出力される光が被検出部材75によって遮られないときには当該光を検出する旨の信号を制御部70に出力し、当該光が被検出部材75によって遮られるときには当該光を検出しない旨の信号を制御部70に出力する。
角度センサ72は、角度センサ71と同様の光学式センサである。角度センサ72の発光部からの光の照射方向も、回転盤20の盤面に対して直交する方向である。角度センサ72の受光部は、角度センサ72の発光部から出力される光が被検出部材76によって遮られないときには当該光を検出する旨の信号を制御部70に出力し、当該光が被検出部材75によって遮られるときには当該光を検出しない旨の信号を制御部70に出力する。
より詳細には、制御部70は、回転盤20を180度回転させる度に回転盤20の回転方向を反転させる制御を行う。これにより、回転盤20に設けられた2つの収容ポケット部材30によって効率よく小物部品90を1個ずつ下方に排出させることができる。
カウントセンサ74としては、例えば、近接センサを用いることができるが、光学式センサなどのその他のセンサを用いてもよい。
カウントセンサ74は、小物部品90を1個検出する度にその旨を示す信号を制御部70に出力する。
したがって、上述した定量が例えば5個の場合、制御部70は、カウントセンサ74によるカウント数が5個に達したら、回転モータ73による回転盤20の往復回転動作を停止させる。
この報知動作により、作業者は、取出皿81上に所定数の小物部品が排出されたことを認識できる。
取出皿81上に排出された小物部品90が作業者の手によって取出皿81上から掴み上げられる際に、取出皿81が図1において左方に引っ張られることにより、回転部85b、支持部材82及び取出皿81が固定部85aに対して回転し、取出判定用スイッチ84からスイッチ押圧部83が浮き上がる。これにより、取出判定用スイッチ84が一時的にオフ状態となるようになっている。
後述する制御部70は、取出判定用スイッチ84の状態を監視しており、取出判定用スイッチ84がオン状態からオフ状態に切り替わったタイミングから起算して所定時間後(例えば2秒後)に、回転モータ73の駆動を開始させる。すなわち回転盤20を上記のように往復回転動作させることによる小物部品90の排出動作を再開させる。
こうして、貯留部18から取出皿81への所定数の小物部品90の排出動作と、報知部による報知動作と、作業者による取出皿81からの所定数の小物部品90の取り出し動作と、を繰り返し実行することが可能となっている。
図13(c)の例では、小物部品90は、平板状の板状部93と、板状部93の中心から板状部93に対して直交する方向に一方向に延びている1本の突出係合部94と、を備えている。突出係合部94の外周面には複数の返し(フック形状部)が形成されている。
図13(d)の例では、小物部品90は、平板状の板状部93と、板状部93から僅かに離間して配置されている1つの突出係合部94と、を備えている。板状部93と突出係合部との間には括れ形状の括れ部が形成されている。
図9(a)及び図9(b)の状態は一方の収容ポケット部材30のポケット穴31の中央部が排出穴41の中央部と重なる状態であり、図12(a)及び図12(b)の状態は他方の収容ポケット部材30のポケット穴31が排出穴41の中央部と重なる状態である。なお、図10(a)のように収容量規制部材60がいずれの収容ポケット部材30のポケット穴31とも重なっていない状態では、収容量規制部材60の下面の全面が回転盤20の上面20a又は収容ポケット部材30の上端面33aに対向した状態となる(図10(b)参照)。
その結果、小物部品90を保持したポケット穴31が排出穴41及び収容量規制部材60と重なり始めた状態を、図11(a)及び図11(b)に示す。
すなわち、2個目以上の小物部品90(小物部品90b)がポケット穴31を通過しようとする前に、収容量規制部材60によってポケット穴31を塞ぐことができる(図12(a)、図12(b))。
これにより、確実に、小物部品90を1個ずつ排出穴41から下方に排出することができる。よって、カウントセンサ74による検出信号に基づく小物部品90のカウント数を信頼性の高いものとすることが可能である。
次に、図14から図15(b)を用いて、変形例1に係る定量供給装置100を説明する。
本変形例に係る定量供給装置100は、収容ポケット部材30のポケット穴31の形状が、上記の実施形態に係る定量供給装置100と相違しており、その他の点では上記の実施形態に係る定量供給装置100とほぼ同様に構成されている。
ただし、本発明は、この例に限らず、複数の長尺形状部の長手方向どうしのなす角度は、直角以外の角度であってもよい。また、複数の長尺形状部の中心どうしが互いにずれた位置に配置されていてもよい。
長尺形状部31a、31bの各々の形状は、例えば、長円形状とすることができるが、本発明は、この例に限らず、長尺形状部31a、31bの形状は、楕円形状、長方形状、角丸の長方形状、一方向に長い菱形形状などであってもよい。
本変形例の場合、収容ポケット部材30は、周囲四方にそれぞれ平面部30aを有しており、このうち2つの平面部30aが互いに平行に配置されており、残りの2つの平面部30aも互いに平行に配置されている。このため、収容ポケット部材30をより安定的にチャッキングした状態でポケット穴31等を精度良く加工することができる。
摺動許容鞘部92cは、複数の爪部92bを一体的に有している。摺動許容鞘部92cは、複数の爪部92bと比べて、板状部92aからより遠くまで(図15(b)における下方へ)突出している。摺動許容鞘部92cに対して軸部91aが当該軸部91aの軸方向に摺動可能となっている。
各長尺形状部31a、31bの長手寸法a(図15(a))は、小物部品90の長手寸法L2(図15(b))よりも長い。
各長尺形状部31a、31bの幅寸法b(図15(a))は、長手寸法L2よりも短く、且つ、小物部品90の長手方向に対して直交する当該小物部品90の幅寸法W(図15(b))よりも長い。
幅寸法bは、幅寸法Wの2倍未満であることが好ましい。
また、ポケット穴31において、長尺形状部31a、31bどうしの交差領域における最大寸法c(図15(a))は、長手寸法L2よりも短いことが好ましい。
本変形例の場合、回転盤20の上面20aに対して直交する方向におけるポケット穴31の寸法、すなわちポケット穴31の深さ寸法は、幅寸法Wよりも大きいことが好ましい。
図16に示すように、本変形例の場合、上記変形例1とは異なり、ポケット穴31は、単一の長尺形状部31aにより構成されている。すなわち、定量供給装置100は、小物部品90として、一方向に長尺な形状のものを定量供給するものであり、ポケット穴31は、一方向に長尺に形成されている。より詳細には、ポケット穴31の全体形状は、一文字型の長円形となっている。
その他の点では、本変形例に係る定量供給装置100は、上記の変形例1に係る定量供給装置100と同様に構成されている。
本変形例の場合も、一度に1個の小物部品90がポケット穴31を通過して排出穴41から落下するようにできるため、上記変形例1と同様に、小物部品90をより確実に1個ずつ排出穴41から下方に排出することが可能となる。
(1)定量の小物部品を供給する定量供給装置であって、
複数の前記小物部品を貯留する貯留部と、
前記貯留部内に配置されていて盤面方向に回転する回転盤であって、当該回転盤を貫通する貫通穴が形成されている回転盤と、
前記貫通穴に設けられている収容ポケット部材であって、当該収容ポケット部材を貫通しているとともに前記小物部品を所定数ずつ収容し当該収容した小物部品を下方に排出するポケット穴が形成されている収容ポケット部材と、
前記回転盤の下方に配置されている下側部材であって、当該下側部材を貫通する排出穴が形成されている下側部材と、
を備え、
前記収容ポケット部材の前記ポケット穴に前記小物部品が取り込まれ、且つ、前記ポケット穴の下端が前記下側部材により塞がれているときには、前記小物部品が前記ポケット穴に保持され、前記小物部品が前記排出穴と重なる位置に移動することにより、前記小物部品が前記排出穴を介して下方に排出されるようになっており、
前記回転盤と前記収容ポケット部材とが互いに別部材により構成されている小物部品の定量供給装置。
(2)前記収容ポケット部材の側面の一部が、前記回転盤の軸方向に対して平行な平面部となっている(1)に記載の小物部品の定量供給装置。
(3)前記収容ポケット部材は、前記貫通穴に入り込んでいる凸部と、前記凸部よりも大径に形成されている本体部と、を有し、前記ポケット穴は、前記凸部と前記本体部とに亘って前記収容ポケット部材を貫通しており、
前記本体部の上面が前記回転盤の下面に当接しており、
前記凸部の上端面と前記回転盤の上面とが互いに面一に配置されている(1)又は(2)に記載の小物部品の定量供給装置。
(4)前記回転盤の径方向に延在する弾性部材により構成され、前記回転盤の回転に連動して回転する攪拌部材を備えている(1)から(3)のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
(5)前記貫通穴及び前記収容ポケット部材の数がそれぞれ2個であり、
前記貫通穴及び前記収容ポケット部材が、前記回転盤の周方向において180度間隔で配置されており、
前記攪拌部材の延在方向が、前記収容ポケット部材どうしを結ぶ直線に対して直交している(4)に記載の小物部品の定量供給装置。
(6)当該定量供給装置は、前記小物部品として、一方向に長尺な形状のものを定量供給するものであり、
前記ポケット穴は、一方向に長尺に形成されているか、又は、それぞれ一方向に長尺な複数の長尺形状部が互いに交差する状態で組み合わされた形状に形成されている(1)から(5)のいずれか一項に記載の定量供給装置。
(7)前記回転盤は傾斜して配置されており、
前記収容ポケット部材の上端面と前記回転盤の上面とが互いに面一に配置されており、
当該定量供給装置は、
前記回転盤の上方において、前記回転盤と同じ方向に傾斜して、前記回転盤と対向して配置されているカバー部材と、
前記排出穴と対向する位置において前記回転盤の上面に沿って配置された盤状の収容量規制部材と、
弾性材料により構成され、前記収容量規制部材を前記貯留部に対して直接又は間接に連結している連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、前記回転盤の径方向に沿って延在しており、
前記貯留部内の前記小物部品は、前記貯留部の側壁と前記カバー部材の傾斜方向下端との間から、前記回転盤上に供給されるようになっており、
前記カバー部材と前記収容量規制部材との間には、前記連結部材の長手軸周りにおける前記収容量規制部材の傾動を許容するクリアランスが存在している(1)から(6)のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
(8)前記小物部品が前記ポケット穴に保持された状態で、前記小物部品が前記ポケット穴から上方に突出するようになっており、
前記クリアランスは、前記小物部品が前記ポケット穴に保持された状態で前記小物部品が前記ポケット穴から上方に突出する突出長よりも大きい寸法に設定されている(7)に記載の小物部品の定量供給装置。
(9)前記排出穴は前記ポケット穴よりも前記回転盤の周方向に長い形状に形成されている(1)から(8)のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
(10)前記収容ポケット部材の上端面と前記回転盤の上面とが互いに面一に配置されており、
当該定量供給装置は、
前記排出穴と対向する位置において前記回転盤の上面に沿って配置された盤状の収容量規制部材と、
弾性材料により構成され、前記収容量規制部材を前記貯留部に対して直接又は間接に連結している連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、前記回転盤の径方向に沿って延在しており、
前記収容量規制部材に外力が作用していない状態において、当該定量供給装置を前記回転盤の軸方向に視たときに、前記回転盤の周方向における前記排出穴の両端部がそれぞれ前記収容量規制部材からはみ出している(9)に記載の小物部品の定量供給装置。
(11)前記排出穴は、円を前記回転盤の周方向に移動させたときの移動軌跡の形状に形成されている(9)又は(10)に記載の小物部品の定量供給装置。
(12)前記貫通穴及び前記収容ポケット部材の数がそれぞれ2個であり、
前記貫通穴及び前記収容ポケット部材が、前記回転盤の周方向において180度間隔で配置されており、
当該定量供給装置は、
前記回転盤の回転制御を行う制御部であって、前記回転盤を180度回転させる度に前記回転盤の回転方向を反転させる制御を行う制御部と、
前記回転盤と連動して回転移動する被検出部材と、
前記回転盤の面直方向に前記被検出部材に向けて光を照射し、前記回転盤の回転角度を検出する角度センサと、
を備える(1)から(11)のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
10a 開口
11 第1壁部
12 第2壁部
14 第4壁部
15 底板部
16 第1排出スロープ
16a 壁部
16b 傾斜底面
17 第2排出スロープ
17a 壁部
17b 傾斜底面
18 貯留部
19 流下開口
20 回転盤
20a 上面
20b 下面
21 貫通穴
22 中心穴
25 上側固定板
25a 開口
26 起立部
26a 固定穴
27 止着具
30 収容ポケット部材
30a 平面部
30b 固定穴
31 ポケット穴
31a、31b 長尺形状部
32 本体部
32a 上面
33 凸部
33a 上端面
34 固定穴
34a 座繰部
40 下側部材
41 排出穴
41a 端部
42 中央開口
45 下側固定板
46 スロープ配置用開口
47 中央開口
48、49 止着具
50 攪拌部材
51 先端
52 基端部
53 固定部材
54 止着部材
55 背面側固定部材
55a 貫通穴
57 カバー部材
58 カバー固定部材
60 収容量規制部材
61 連結部材
70 制御部
71、72 角度センサ
73 回転モータ
73a モータ軸
74 カウントセンサ
75、76 被検出部材
77 固定枠
78 支持部材
81 取出皿
82 支持部材
82a、82b 板状部材
83 スイッチ押圧部
84 取出判定用スイッチ
85 蝶番
85a 固定部
85b 回転部
90、90a、90b 小物部品
91 第1部材
91a 軸部
91b 頭部
92 第2部材
92a 板状部
92b 爪部
93 板状部
94 突出係合部
100 小物部品の定量供給装置
Claims (12)
- 定量の小物部品を供給する定量供給装置であって、
複数の前記小物部品を貯留する貯留部と、
前記貯留部内に配置されていて盤面方向に回転する回転盤であって、当該回転盤を貫通する貫通穴が形成されている回転盤と、
前記貫通穴に設けられている収容ポケット部材であって、当該収容ポケット部材を貫通しているとともに前記小物部品を所定数ずつ収容し当該収容した小物部品を下方に排出するポケット穴が形成されている収容ポケット部材と、
前記回転盤の下方に配置されている下側部材であって、当該下側部材を貫通する排出穴が形成されている下側部材と、
を備え、
前記収容ポケット部材の前記ポケット穴に前記小物部品が取り込まれ、且つ、前記ポケット穴の下端が前記下側部材により塞がれているときには、前記小物部品が前記ポケット穴に保持され、前記小物部品が前記排出穴と重なる位置に移動することにより、前記小物部品が前記排出穴を介して下方に排出されるようになっており、
前記回転盤と前記収容ポケット部材とが互いに別部材により構成されている小物部品の定量供給装置。 - 前記収容ポケット部材の側面の一部が、前記回転盤の軸方向に対して平行な平面部となっている請求項1に記載の小物部品の定量供給装置。
- 前記収容ポケット部材は、前記貫通穴に入り込んでいる凸部と、前記凸部よりも大径に形成されている本体部と、を有し、前記ポケット穴は、前記凸部と前記本体部とに亘って前記収容ポケット部材を貫通しており、
前記本体部の上面が前記回転盤の下面に当接しており、
前記凸部の上端面と前記回転盤の上面とが互いに面一に配置されている請求項1又は2に記載の小物部品の定量供給装置。 - 前記回転盤の径方向に延在する弾性部材により構成され、前記回転盤の回転に連動して回転する攪拌部材を備えている請求項1から3のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
- 前記貫通穴及び前記収容ポケット部材の数がそれぞれ2個であり、
前記貫通穴及び前記収容ポケット部材が、前記回転盤の周方向において180度間隔で配置されており、
前記攪拌部材の延在方向が、前記収容ポケット部材どうしを結ぶ直線に対して直交している請求項4に記載の小物部品の定量供給装置。 - 当該定量供給装置は、前記小物部品として、一方向に長尺な形状のものを定量供給するものであり、
前記ポケット穴は、一方向に長尺に形成されているか、又は、それぞれ一方向に長尺な複数の長尺形状部が互いに交差する状態で組み合わされた形状に形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の定量供給装置。 - 前記回転盤は傾斜して配置されており、
前記収容ポケット部材の上端面と前記回転盤の上面とが互いに面一に配置されており、
当該定量供給装置は、
前記回転盤の上方において、前記回転盤と同じ方向に傾斜して、前記回転盤と対向して配置されているカバー部材と、
前記排出穴と対向する位置において前記回転盤の上面に沿って配置された盤状の収容量規制部材と、
弾性材料により構成され、前記収容量規制部材を前記貯留部に対して直接又は間接に連結している連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、前記回転盤の径方向に沿って延在しており、
前記貯留部内の前記小物部品は、前記貯留部の側壁と前記カバー部材の傾斜方向下端との間から、前記回転盤上に供給されるようになっており、
前記カバー部材と前記収容量規制部材との間には、前記連結部材の長手軸周りにおける前記収容量規制部材の傾動を許容するクリアランスが存在している請求項1から6のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。 - 前記小物部品が前記ポケット穴に保持された状態で、前記小物部品が前記ポケット穴から上方に突出するようになっており、
前記クリアランスは、前記小物部品が前記ポケット穴に保持された状態で前記小物部品が前記ポケット穴から上方に突出する突出長よりも大きい寸法に設定されている請求項7に記載の小物部品の定量供給装置。 - 前記排出穴は前記ポケット穴よりも前記回転盤の周方向に長い形状に形成されている請求項1から8のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
- 前記収容ポケット部材の上端面と前記回転盤の上面とが互いに面一に配置されており、
当該定量供給装置は、
前記排出穴と対向する位置において前記回転盤の上面に沿って配置された盤状の収容量規制部材と、
弾性材料により構成され、前記収容量規制部材を前記貯留部に対して直接又は間接に連結している連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、前記回転盤の径方向に沿って延在しており、
前記収容量規制部材に外力が作用していない状態において、当該定量供給装置を前記回転盤の軸方向に視たときに、前記回転盤の周方向における前記排出穴の両端部がそれぞれ前記収容量規制部材からはみ出している請求項9に記載の小物部品の定量供給装置。 - 前記排出穴は、円を前記回転盤の周方向に移動させたときの移動軌跡の形状に形成されている請求項9又は10に記載の小物部品の定量供給装置。
- 前記貫通穴及び前記収容ポケット部材の数がそれぞれ2個であり、
前記貫通穴及び前記収容ポケット部材が、前記回転盤の周方向において180度間隔で配置されており、
当該定量供給装置は、
前記回転盤の回転制御を行う制御部であって、前記回転盤を180度回転させる度に前記回転盤の回転方向を反転させる制御を行う制御部と、
前記回転盤と連動して回転移動する被検出部材と、
前記回転盤の面直方向に前記被検出部材に向けて光を照射し、前記回転盤の回転角度を検出する角度センサと、
を備える請求項1から11のいずれか一項に記載の小物部品の定量供給装置。
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JP2015205760A (ja) * | 2014-04-22 | 2015-11-19 | 株式会社アイシンナノテクノロジーズ | 粉粒体の容器への定量供出装置 |
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