JP2019068656A - モータ - Google Patents

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恵介 藤澤
Keisuke Fujisawa
恵介 藤澤
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Abstract

【課題】安定した性能を確保することが可能なモータを提供する。【解決手段】回転軸と共に回転する整流子と、前記整流子に給電を行うカーボンブラシと、前記カーボンブラシが前記整流子に摺動接触するように、前記カーボンブラシに付勢力を与える弾性体と、を備え、前記弾性体は、一端が固定され他端が自由端とされ、前記弾性体の前記自由端側に前記カーボンブラシが設置され、前記カーボンブラシは、前記整流子における前記カーボンブラシの接触位置が摩耗前と摩耗後とで略同一であるような形状である、モータを採用する。【選択図】図3

Description

本発明の一態様は、携帯電話及びモバイル用機器などの電子機器や乗物(例えば自動車)などに搭載されるモータに関する。
整流子に摺動接触するブラシとしてカーボンブラシを用いたモータがある。このようなカーボンブラシを用いたモータは、様々な態様のものが開示されている。例えば、特許文献1には、圧縮バネによりカーボンブラシを整流子に付勢する構成のモータが開示されている。
特開2010−93890号公報
ここで、圧縮バネではなく板バネによりカーボンブラシを整流子に付勢する構成のモータにおいては、カーボンブラシが摩耗することにより、整流子におけるカーボンブラシの接触位置が変化することとなるが、整流子におけるカーボンブラシの接触位置が変化すると、モータの性能が変化することとなり、モータの性能にばらつきが生じる場合があった。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
回転軸(シャフト1)と共に回転する整流子(2)と、
前記整流子(2)に給電を行うカーボンブラシ(3a、3b)と、
前記カーボンブラシ(3a、3b)が前記整流子(2)に摺動接触するように、前記カーボンブラシ(3a、3b)に付勢力を与える弾性体(第1板バネ4a、第2板バネ4b)と、を備え、
前記弾性体(第1板バネ4a、第2板バネ4b)は、一端が固定され他端が自由端とされ、
前記弾性体(第1板バネ4a、第2板バネ4b)の前記自由端側に前記カーボンブラシ(3a、3b)が設置され、
前記カーボンブラシ(3a、3b)は、前記整流子(2)における前記カーボンブラシ(3a、3b)の接触位置が摩耗前と摩耗後とで略同一であるような形状である、
モータ(100)である。
上記構成のモータによれば、従来の構成ではモータの性能にばらつきがあり、性能が安定しないことがあったが、上記構成により安定した性能を確保することが可能である。
上記モータにおいて、好ましくは、
前記カーボンブラシ(3a、3b)は、前記回転軸(シャフト1)の軸方向から見た平面視で、円弧形状である。
上記構成のモータによれば、回転軸の軸方向から見た平面視において、カーボンブラシが円弧形状であることから、モータの駆動にともないカーボンブラシが摩耗した場合でも、整流子におけるカーボンブラシの接触位置が変化しにくく、安定した性能を確保することが可能である。
上記モータにおいて、好ましくは、
前記弾性体(第1板バネ4a、第2板バネ4b)は板バネであって、前記一端が支点(5a、5b)となって、前記他端が前記カーボンブラシ(3a、3b)に前記整流子(2)方向への付勢力を与える。
上記構成のモータによれば、モータが駆動することによりカーボンブラシが摩耗するにもかかわらず、弾性体の付勢力によりカーボンブラシが整流子と摺動接触し続けることとなることから、安定した性能を確保することが可能である。
上記モータにおいて、好ましくは、
前記カーボンブラシ(3a、3b)は、前記回転軸(シャフト1)の軸方向から見た平面視で、前記板バネ(第1板バネ4a、第2板バネ4b)において前記支点(5a、5b)から前記カーボンブラシ(3a、3b)が設置された箇所までの距離を半径とする円弧形状である。
上記構成のモータによれば、カーボンブラシが上記形状を有することから、モータの駆動にともないカーボンブラシが摩耗した場合でも、整流子におけるカーボンブラシの接触位置が変化しにくく、安定した性能を確保することが可能である。
上記モータにおいて、好ましくは、
前記弾性体は、第1弾性体(第1板バネ4a)及び第2弾性体(第2板バネ4b)の2つであり、
前記第1弾性体(第1板バネ4a)と、前記第2弾性体(第2板バネ4b)とは、前記回転軸(シャフト1)を中心として点対称に配置されている。
上記構成のモータによれば、第1弾性体及び第2弾性体が干渉しにくい構成であり、カーボンブラシについても干渉しにくいことから、カーボンブラシ同士が短絡するといった不具合が生じにくく、安定した駆動を確保できる。
上記モータにおいて、好ましくは、
前記カーボンブラシ(3a、3b)は、前記第1弾性体(第1板バネ4a)に設置される第1カーボンブラシ(3a)及び前記第2弾性体(第2板バネ4b)に設置される第2カーボンブラシ(3b)の2つであり、
前記第1カーボンブラシ(3a)と、前記第2カーボンブラシ(3b)とは、同一の形状である。
上記構成のモータによれば、第1カーボンブラシと、第2カーボンブラシとが、同一の形状であることから、これらを分けて別々に製造する必要がない。また、第1カーボンブラシ及び第2カーボンブラシを組み付ける場合においても、両者が同形状であることから誤って組み付けるといった不具合が生じにくい。これらにより、製造コストを抑制できる。
図1は、本実施形態のモータの外観斜視図である。 図2は、本実施形態のモータの側断面図である。 図3は、本実施形態のモータの摩耗前のカーボンブラシの構成を示す平面図である。 図4は、図3におけるカーボンブラシ付近の構成を示した拡大図である。 図5は、本実施形態のモータの摩耗後のカーボンブラシの構成を示す平面図である。 図6は、図5におけるカーボンブラシ付近の構成を示した拡大図である。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.補足事項
<1.実施形態>
図1は、本実施形態のモータの外観斜視図である。モータ100はハウジング6を備え、ハウジング6により内部が覆われた構成である。モータ100は、回転軸であるシャフト1を備えており、モータ100に電源が供給されることにより、シャフト1が回転駆動する。
図2は、本実施形態のモータの側断面図である。図2に示されるように、モータ100は、ハウジング6の内部において、整流子2、第1カーボンブラシ3a、第2カーボンブラシ3b、永久磁石7及びコイル8を有している。
ハウジング6は、モータ100の内部構造を覆って保護するものであり、例えばヨークを兼ねていてもよい。また、ハウジング6の内側にはステータである永久磁石7が配置されている。永久磁石7の内側にはコイル8が形成されている。コイル8は、シャフト1の周りに形成され、コイル8に電流が流れることにより、コイル8はシャフト1とともに回転駆動する。
整流子2はシャフト1の周りに形成されており、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bから供給される電流をコイル8に流す。第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bはシャフト1と共に回転する整流子2に摺動接触しており、整流子2に給電を行う。
<第1、第2カーボンブラシ3a、3b及び第1、第2板バネ4a、4b>
図3は、本実施形態のモータの摩耗前のカーボンブラシの構成を示す平面図である。図4は、図3におけるカーボンブラシ付近の構成を示した拡大図である。
図3に示されるように、モータ100は、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが、それぞれ設置されている第1板バネ4a及び第2板バネ4bを有している。なお、図3は、シャフト1の軸方向から見た平面視によるものである。第1板バネ4a及び第2板バネ4bは、弾性体であり、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが整流子2に接触するように、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bに整流子2方向への付勢力を与えるものである。
第1板バネ4a及び第2板バネ4bは、いずれも、ハウジング6の内側に一端が固定されて設置されている。また、第1板バネ4a及び第2板バネ4bの他端は、いずれも自由端とされる。具体的には、第1板バネ4aは第1支点5aにおいて固定され、第2板バネ4bは第2支点5bにおいて固定されている。そして、第1板バネ4aにおいて第1支点5aとは反対側の端部側に第1カーボンブラシ3aが設置されている。同様に、第2板バネ4bにおいて第2支点5bとは反対側の端部側に第2カーボンブラシ3bが設置されている。
第1カーボンブラシ3aは、第1板バネ4aの付勢力により整流子2に接触している。つまり、第1カーボンブラシ3aは第1板バネ4aと整流子2とにより挟まれた状態である。ここで、モータ100が駆動することにより整流子2はシャフト1と共に回転する。これにより、第1カーボンブラシ3aは整流子2と摺動接触することとなる。そのため、モータ100を駆動することにより、第1カーボンブラシ3aは、摩耗して徐々に短くなる。しかし、摩耗した場合でも第1カーボンブラシ3aは、第1板バネ4aにより付勢力を与えられていることから、第1カーボンブラシ3aが整流子2に摺動接触した状態が保持される。したがって、第1カーボンブラシ3aは整流子2から離間することはない。
また、第2カーボンブラシ3bについても第1カーボンブラシ3aと同様であり、第2カーボンブラシ3bは、第2板バネ4bの付勢力により整流子2に接触している。つまり、第2カーボンブラシ3bは第2板バネ4bと整流子2とにより挟まれた状態である。そして、第2カーボンブラシ3bが整流子2と摺動接触することにより摩耗した場合でも、第2カーボンブラシ3bは第2板バネ4bにより付勢力を与えられていることから、第2カーボンブラシ3bが整流子2に摺動接触した状態が保持され、第2カーボンブラシ3bが整流子2から離間することはない。
第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは互いに同形状である。特に図4に示されているように、第1カーボンブラシ3a(第2カーボンブラシ3b)は、シャフト1の軸方向から見た平面視で円弧形状である。なお、第1板バネ4a及び第2板バネ4bも互いに同形状であり、これらはシャフト1を中心として点対称となるように配置されている。
また、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは、シャフト1の軸方向から見た平面視で、長さRを半径とする円弧形状であることが好ましい。ここで、長さRは、図3に示されているように、第1支点5aから、第1板バネ4aにおいて第1カーボンブラシ3aが設置されている個所までの長さである。
上述したように、モータ100を駆動することにより、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは摩耗するが、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが上述したような形状であることから、整流子2における第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bの接触位置は、摩耗前後において略同一であり、変化しない。
図5は、本実施形態のモータの摩耗後のカーボンブラシの構成を示す平面図である。図6は、図5におけるカーボンブラシ付近の構成を示した拡大図である。図5に示されるように、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが摩耗したとしても第1板バネ4a及び第2板バネ4bの付勢力により、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは整流子2から離間することなく接触したままである。さらに、図6及び図4を比較するとわかるように、整流子2における第1カーボンブラシ3a(第2カーボンブラシ3b)の接触位置は、摩耗前後において略同一である。これにより、モータ100の性能が変化することがなく、モータ100は安定した性能を確保することが可能である。
このように、本実施形態のモータ100では、シャフト1と共に回転する整流子2と、整流子2に給電を行う第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bと、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが整流子2に摺動接触するように、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bに付勢力を与える第1板バネ4a及び第2板バネ4bと、を備え、第1板バネ4a及び第2板バネ4bは、一端が固定され他端が自由端とされ、第1板バネ4a及び第2板バネ4bの自由端側に第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが設置され、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは、整流子2における第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bの接触位置が摩耗前と摩耗後とで略同一であるような形状である構成とすることができる。これによって、従来の構成ではモータの性能にばらつきがあり、性能が安定しないことがあったが、上記構成によりモータ100は安定した性能を確保することが可能である。
また、本実施形態のモータ100では、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは、シャフト1の軸方向から見た平面視で、円弧形状である構成とすることができる。このように、シャフト1の軸方向から見た平面視において、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが円弧形状であることから、モータ100の駆動にともない第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが摩耗した場合でも、整流子2における第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bの接触位置が変化しにくく、モータ100は安定した性能を確保することが可能である。
また、本実施形態のモータ100では、弾性体として第1板バネ4a及び第2板バネ4b用い、一端が第1支点5a及び第2支点5bとなって、他端が第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bに整流子2方向への付勢力を与える構成とすることができる。これによって、モータ100が駆動することにより第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが摩耗するにもかかわらず、第1板バネ4a及び第2板バネ4bにより第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが整流子2と摺動接触し続けることとなることから、モータ100は安定した性能を確保することが可能である。
また、本実施形態のモータ100では、第1カーボンブラシ3aは、シャフト1の軸方向から見た平面視で、第1板バネ4aにおいて第1支点5aから第1カーボンブラシ3aが設置された箇所までの距離を半径とする円弧形状である構成とすることができる。また、本実施形態のモータ100では、第2カーボンブラシ3bは、シャフト1の軸方向から見た平面視で、第2板バネ4bにおいて第2支点5bから第2カーボンブラシ3bが設置された箇所までの距離を半径とする円弧形状である構成とすることができる。これによって、モータ100の駆動にともない第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが摩耗した場合でも、整流子2における第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bのそれぞれの接触位置が変化しにくい。そのため、モータ100は、安定した性能を確保することが可能である。
また、本実施形態のモータ100では、弾性体は第1板バネ4a及び第2板バネ4bの2つであり、第1板バネ4aと、第2板バネ4bとは、シャフト1を中心として点対称に配置されている構成とすることができる。これによって、第1板バネ4a及び第2板バネ4bが干渉しにくい構成であり、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bについても干渉しにくいことから、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bが短絡するといった不具合が生じにくく、モータ100は安定した駆動を確保できる。
また、本実施形態のモータ100では、カーボンブラシとしては、第1板バネ4aに設置される第1カーボンブラシ3a及び第2板バネ4bに設置される第2カーボンブラシ3bの2つであり、第1カーボンブラシ3aと、第2カーボンブラシ3bとは、同一の形状である構成とすることができる。このように、第1カーボンブラシ3aと、第2カーボンブラシ3bとが、同一の形状であることから、これらを分けて別々に製造する必要がない。また、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bを組み付ける場合においても、両者が同形状であることから誤って組み付けるといった不具合が生じにくい。これらにより、モータ100の製造コストを抑制できる。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態では、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは互いに同形状であり、円弧形状である構成とした。特に、シャフト1の軸方向から見た平面視で、長さRを半径とする円弧形状であることが好ましいことも説明した。なお、長さRは、第1支点5aから、第1板バネ4aにおいて第1カーボンブラシ3aが設置されている個所までの長さである。しかし、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは、同形状に限定されるわけではない。また、第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bは、整流子2における第1カーボンブラシ3a及び第2カーボンブラシ3bの接触位置が摩耗前と摩耗後とで略同一であるような形状であればよく、円弧形状に限定されるわけではない。
また、上記実施形態では、第1板バネ4aと、第2板バネ4bとが、シャフト1を中心として点対称に配置されている構成としたが、この形態に限定されるわけではない。例えば、第1板バネ4a及び第2板バネ4bが直交するような構成でもよいし、第1板バネ4a及び第2板バネ4bの長さが互いに異なっていてもよい。
また、上記実施形態では本発明で特徴的な部分のみについて説明したが、本発明のモータは、従来のモータが有する種々の構成をさらに備えている。
本発明のモータは、例えば電子機器等に搭載されるモータに好適に利用される。
1…シャフト
2…整流子
3a…第1カーボンブラシ
3b…第2カーボンブラシ
4a…第1板バネ
4b…第2板バネ
5a…第1支点
5b…第2支点
6…ハウジング
7…永久磁石
8…コイル
100…モータ
R…長さ

Claims (6)

  1. 回転軸と共に回転する整流子と、
    前記整流子に給電を行うカーボンブラシと、
    前記カーボンブラシが前記整流子に摺動接触するように、前記カーボンブラシに付勢力を与える弾性体と、を備え、
    前記弾性体は、一端が固定され他端が自由端とされ、
    前記弾性体の前記自由端側に前記カーボンブラシが設置され、
    前記カーボンブラシは、前記整流子における前記カーボンブラシの接触位置が摩耗前と摩耗後とで略同一であるような形状である、
    モータ。
  2. 前記カーボンブラシは、前記回転軸の軸方向から見た平面視で、円弧形状である、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記弾性体は板バネであって、前記一端が支点となって、前記他端が前記カーボンブラシに前記整流子方向への付勢力を与える、
    請求項1または請求項2に記載のモータ。
  4. 前記カーボンブラシは、前記回転軸の軸方向から見た平面視で、前記板バネにおいて前記支点から前記カーボンブラシが設置された箇所までの距離を半径とする円弧形状である、
    請求項3に記載のモータ。
  5. 前記弾性体は、第1弾性体及び第2弾性体の2つであり、
    前記第1弾性体と、前記第2弾性体とは、前記回転軸を中心として点対称に配置されている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記カーボンブラシは、前記第1弾性体に設置される第1カーボンブラシ及び前記第2弾性体に設置される第2カーボンブラシの2つであり、
    前記第1カーボンブラシと、前記第2カーボンブラシとは、同一の形状である、
    請求項5に記載のモータ。
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