JP2019068398A - スピーカシステム、及び、信号処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[スピーカシステムの構成]
以下、実施の形態1に係るスピーカシステムについて図面を参照しながら説明する。実施の形態1では、スピーカシステムが自動車の車内に配置される例について説明する。図1は、スピーカシステムが配置された自動車の車内を示す上面図である。図2は、図1の領域IIの拡大図である。図3は、スピーカシステムが配置された自動車の車内を示す側面図である。
次に、スピーカシステム100の機能構成について説明する。図5は、スピーカシステム100の機能構成を示すブロック図である。
次に、図6に示されるような、第一フィルタ処理によって実現される指向性(以下、スピーカアレー10の指向性とも記載する)によって得られる効果について、比較例を参照しながら説明する。図7は、比較例に係るスピーカアレーの指向性を示す図である。
なお、スピーカアレー10の長さLは、例えば、600mmであるが、スピーカアレー10が配置される空間の大きさにより、適宜設定されればよい。また、スピーカアレー10を構成する複数の第一スピーカ10aの数(ch数)、及び、間隔Dの広さは、特に限定されない。間隔Dを狭くするほど、制御帯域の上限周波数を上げることができる。
人間は、聴感上、指向性が比較的鋭い高音の到来方向を低音の到来方向よりも敏感に感じる。したがって、実施の形態1に係るスピーカシステム100では、再生音の全周波数帯域において指向性のピークが壁面220a側に寄っているため、高域の音が壁面220a側から聞こえてしまう可能性がある。つまり、ユーザが高音の聞こえ方に違和感を感じてしまう可能性がある。
上述のように、第二信号(高音成分)は、スピーカアレー長を必要としないため、スピーカアレー10のうち、両端部に位置する第一スピーカ10aからは、第一信号に対応する低音のみが出力されてもよい。図12は、実施の形態2の変形例に係るスピーカシステムの機能構成を示すブロック図である。
上述のように、スピーカアレー10を構成する複数の第一スピーカ10aの間隔Dを狭くするほど、制御帯域の上限周波数を上げることができる。そこで、スピーカシステム100bが備えるスピーカアレー10には、第二信号に対応する高音を出力する複数の第二スピーカがさらに含まれてもよい。複数の第一スピーカ10a及び複数の第二スピーカが交互に配置されることで第二信号に対する実質的なスピーカの間隔が狭められてもよい。図13は、このような実施の形態3に係るスピーカシステムの機能構成を示すブロック図である。
実施の形態4では、実施の形態3に係るスピーカシステム100cの適用例について図15を用いて説明する。図15は、スピーカシステム100cの適用例を示す図である。
以上、実施の形態について説明したが、本開示は、このような実施の形態に限定されるものではない。
10a 第一スピーカ
10b 第二スピーカ
10v 仮想スピーカアレー
11 一部
11a 第一スピーカ群
11b 第二スピーカ群
12 他の一部
21 第一フィルタアレー
21a 第一フィルタ
22 第二フィルタアレー
22a 第二フィルタ
30 マルチチャンネルアンプ
30a 増幅器
40 周波数フィルタ部
41 LPF
42 HPF
50 加算部
50a 加算器
100、100a、100b、100c スピーカシステム
200 自動車
210 天井部
220 側壁
220a 壁面
230 運転席
240 ダッシュボード
250 リビングルーム
260a、260b リビングルームの側壁
270 リビングルームの壁面
280 画面
290a、290b リビングルーム内の再生エリア
Claims (12)
- 各々に第一フィルタ処理及び増幅処理が行われた第一信号が入力される直線状に配置された複数の第一スピーカによって構成されるスピーカアレーと、
前記第一フィルタ処理を行う第一フィルタアレーと、
前記増幅処理を行うマルチチャンネルアンプとを備え、
前記スピーカアレーは前記複数の第一スピーカの並び方向と交差する壁面を有する再生空間に配置され、
前記スピーカアレーから出力される、前記第一信号に対応する再生音の指向性の前記並び方向におけるピークは、前記第一フィルタ処理によって前記壁面側に寄っている
スピーカシステム。 - 前記ピークは、前記壁面上に位置する
請求項1に記載のスピーカシステム。 - 前記複数の第一スピーカは、間隔Dで等間隔に配置され、
前記複数の第一スピーカのうち前記壁面側の端に位置する第一スピーカと前記壁面との間隔は、D/2である
請求項1または2に記載のスピーカシステム。 - 前記第一信号は、再生対象の信号の低音成分であり、
前記スピーカシステムは、さらに、
前記再生対象の信号を、前記第一信号、及び、前記再生対象の信号の高音成分である第二信号に分割する周波数フィルタ部と、
前記第二信号に第二フィルタ処理を行う第二フィルタアレーと、
前記第一フィルタ処理後の前記第一信号である第三信号に、前記第二フィルタ処理後の前記第二信号である第四信号の加算処理を行う加算部とを備え、
前記マルチチャンネルアンプは、前記加算処理が行われた前記第三信号に前記増幅処理を行い、
前記複数の第一スピーカの少なくとも一部の各々には、前記加算処理及び前記増幅処理が行われた前記第三信号が入力され、
前記複数の第一スピーカの少なくとも一部から出力される、前記第二信号に対応する再生音の指向性の前記並び方向におけるピークは、前記第二フィルタ処理によって前記スピーカアレーの中央部に位置する
請求項1〜3のいずれか1項に記載のスピーカシステム。 - 前記複数の第一スピーカの一部の各々には、前記加算処理及び前記増幅処理が行われた前記第三信号が入力され、
前記複数の第一スピーカの他の一部の各々には、前記加算処理及び前記増幅処理のうち前記増幅処理のみが行われた前記第三信号が入力される
請求項4に記載のスピーカシステム。 - 前記複数の第一スピーカの他の一部は、前記スピーカアレーの前記並び方向における両端部に位置する
請求項5に記載のスピーカシステム。 - 前記複数の第一スピーカの各々には、前記加算処理及び前記増幅処理が行われた前記第三信号が入力される
請求項4に記載のスピーカシステム。 - 前記スピーカアレーは、さらに、直線状に配置された複数の第二スピーカを含み、
前記複数の第二スピーカの各々には、前記マルチチャンネルアンプによって増幅処理が行われた、前記第四信号が入力され、
前記複数の第一スピーカの少なくとも一部と、前記複数の第二スピーカとは交互に配置され、
前記複数の第一スピーカの少なくとも一部、及び、前記複数の第二スピーカから出力される、前記第二信号に対応する再生音の指向性の前記並び方向におけるピークは、前記第二フィルタ処理によって前記スピーカアレーの中央部に位置する
請求項4に記載のスピーカシステム。 - 前記複数の第一スピーカは、間隔Dで等間隔に配置され、
前記複数の第二スピーカは、前記間隔Dで等間隔に配置される
請求項8に記載のスピーカシステム。 - 前記スピーカアレーは、自動車の天井部に配置される
請求項1〜9のいずれか1項に記載のスピーカシステム。 - 前記スピーカアレーは、自動車のダッシュボードに配置される
請求項1〜9のいずれか1項に記載のスピーカシステム。 - スピーカシステムによって実行される信号処理方法であって、
前記スピーカシステムは、
各々に第一フィルタ処理及び増幅処理が行われた第一信号が入力される直線状に配置された複数の第一スピーカによって構成されるスピーカアレーと、
前記第一フィルタ処理を行う第一フィルタアレーと、
前記増幅処理を行うマルチチャンネルアンプとを備え、
前記スピーカアレーは前記複数の第一スピーカの並び方向と交差する壁面を有する再生空間に配置され、
前記信号処理方法は、前記スピーカアレーから出力される、前記第一信号に対応する再生音の指向性の前記並び方向におけるピークを、前記第一フィルタ処理によって前記壁面側に寄せる
信号処理方法。
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JP2006106611A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Yamaha Corp | 音響システム、音響反射装置及び音響制御方法 |
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