JP2019066449A - プローブヘッド - Google Patents

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軍生 木本
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Abstract

【課題】 狭ピッチ化した高密度なプローブ群と配線パターンとの接続工程が不要であり、かつ、不規則的な配列にも対応できる高精度のプローブ先端配列を実現し、さらに、狭ピッチプローブ配列においても十分なオーバードライブ及び接触力が得られ、かつ、1ピン単位でのプローブ交換が容易で安価に実施可能なプローブヘッドを有するプローブカードを提供する。【解決手段】一端をプローブとし、他端を電気接続端子へ継続する連続した複数の導体パターンを、1つの絶縁フィルム上に整列固着させた配線フィルムであって、前記プローブ集合体の整列手段を有し、前記プローブのZ方向転換手段とばね変形部形成手段として、前記プローブを前記配線フィルム平面上の導体パターンから任意の曲率半径Rを有する概略1/4円弧形状としたこと【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエハ上に形成された複数の半導体チップの回路検査に使用するプローブカードに関し、特にプローブヘッドの構造に関するものである。
半導体回路の検査に用いるプローブカードは、半導体チップ上の端子パッド数の増加、パッド面積の縮小化、パッド間ピッチの狭小化に対応すべくプローブ配列の高密度化が要求されている。現在、最も狭ピッチパッドであり、かつ、多くの端子数を有するICの例としては、主として液晶パネル駆動用に使用されるIC(以下、LCDドライバIC)である。特に、液晶の全画素に対応して信号を出力する端子パッド列においては、複数列の千鳥配列を用いた15μm以下のパッド間ピッチで2000端子を超える端子数のICが開発され、さらなる高画質化に応じて狭ピッチかつ多ピン化の傾向にある。
また、デバイス特性の向上及び消費電力低減効果並びに省スペース化を目的として、シリコン貫通電極(TSV)を使用して複数のICチップを三次元に実装する技術が開発されている。代表的な例として、スマートフォンや画像機器等に使用される中央処理装置(CPU)用ICと複数の半導体メモリ(例えばDRAM)をTSVにて三次元実装したものが実用化されつつある。TSVを使用した三次元実装ICでは、40μmピッチレベルの狭ピッチ格子状配列が特徴であり、ますます配列が困難なものとなっている。
一方、1個のチップ上にCPUや複数の周辺回路を形成し、1チップでシステムを構成するSystem on a chip(SOC)では、その集積化が進み、多端子化と共に端子配列が不規則な配列である場合が多く、プローブの配列が困難なものとなってきている。
このように、小型かつ高機能となる次世代の半導体デバイスの共通課題である、端子の多ピン狭ピッチ化及び端子配列の多様化の要求に対応可能なプローブカード技術が要求されている。
プローブの接触によって確実な電気的接触を得るためには、プローブの機械的動作としてはプローブの先端が常に端子パッド内に適切な荷重で接触しなければならない。また、TSVを使用した三次元実装IC等では、プローブが接触する端子は銅バンプ等の比較的脆い材質で構成されているため、接触時の過度の荷重によるバンプ形状の変形や破壊などが問題となる。さらに回路上に構成されたパッドやバンプは、一般的にその高さにばらつきが存在するため、プローブの押し当てる量にばらつきが生じる。従って、これらのばらつきを吸収し、かつ、十分な接触力を保持するためには、プローブ先端の垂直方向移動量(オーバードライブ)を十分に確保されなければならない。これらの問題は、端子パッド数の増加、パッド面積の縮小化、パッド間ピッチの狭小化が進むほど困難なものとなってくる。
一方、プローブカードの運用時には、プローブの破損や過電流による溶解、長期的な使用による摩耗等が発生し、新たなプローブに交換する作業が頻繁に行われている。故障した1つ又は数個のみのプローブを交換することは、プローブ構造が微細、高密度になるほど技術的かつ経済的に困難なものとなってくる。
狭ピッチのパッド配列に対し効率的なプローブ組立方法としては、例えば特開2016−206160号公報で開示されているように、プローブの製造において、垂直プローブ部、プローブ変形部、プローブ導体パターン部、プローブ端子部を含む複数のプローブが導電性金属箔から一括微細加工され絶縁性フィルムに貼り付けて同一平面上に配置されたプローブ集合体であって、プローブ集合体のプローブ垂直部先端の間隔が、検査パッド列の何れかのパッド間隔と同一であり、一つのプローブ集合体における全てのプローブ外形が、一つの導電性金属箔から連続して加工される手段を有するものである。
特開2016−206160号公報
しかしながら、特開2016−206160号公報で開示されている方法によれば、プローブ配列が狭ピッチになればなるほど、プローブ変形部形状によっては変形可動空間が制限され、隣接するプローブ変形部間での接触が生じる恐れがあり、十分なオーバードライブが確保されず、均一かつ十分な接触力が保持できないという問題が生じてくる。
また、パッド配列が直線状や規則的な格子配列ではなく、不規則な配列の場合、シート状のプローブ集合体の枚数を増やさざるを得ず、シート数に対するプローブ配列及び配線が比効率的になるという問題が生じてくる。
さらに、1つのプローブ先端に破損や摩耗・溶解等が生じた場合、当該プローブを含むプローブ集合体のフィルム全部を交換することになり、プローブ交換に要するコストが増加するという問題が生じてくる。
本発明は、上記プローブカードにおける問題点を解決するためになされたもので、狭ピッチプローブ配列においても十分なオーバードライブ及び接触力が得られ、不規則的な配列にも対応できる高精度なプローブ先端配列を実現し、かつ、1ピン単位でのプローブ交換が容易で安価に実施可能なプローブヘッドを提供するものである。
本発明は、一端をプローブとし、他端を電気接続端子へ継続する連続した複数の導体パターンを、1つの絶縁フィルム上に整列させた配線フィルムであって、前記プローブ集合体の整列手段と、前記プローブのZ方向転換手段とばね変形部形成手段を有しているため、狭ピッチ化した高密度なプローブ群と配線パターンとの接続工程が不要であり、高精度のプローブ先端配列を実現する安価なプローブカードを供給することが可能となる。
また、本発明は、前記プローブ先端のZ方向転換手段とばね変形部形成手段として、前記プローブを前記配線フィルム平面(XY平面)上の導体パターンから任意の曲率半径Rを有する概略1/4円弧形状としたため、高密度なプローブ群であってもプローブごとに変形空間が確保され、十分なオーバードライブを有するプローブを実現することができる。
また、本発明は、前記プローブ先端部を含む直線部又は円弧接線の方向が、Z軸に対し円弧中心側に任意の角度で傾斜している手段を有するため、オーバードライブ、接触力及びスクラブ量が制御可能なプローブを実現することができる。
また、本発明は、1つの前記配線フィルムにおける前記プローブを形成する全ての円弧中心のYZ平面における座標値が同一である手段を有するため、直線配列のプローブ集合体を精度良く容易に構成することができる。
また、本発明は、1つの前記配線フィルムにおける前記プローブを形成する全ての円弧中心のYZ平面におけるZ座標値が同一であり、かつ、1つ又は複数の円弧中心のYZ平面におけるY座標値が異なる手段を有するため、不規則的な配列のプローブ集合体を精度良く容易に構成することができる。
また、本発明は、複数の前記配線フィルムを積層し、かつ、各々の前記配線フィルムの前記プローブ先端のXY平面におけるY座標値が異なる位置に固定する手段を有するため、格子状配列を含む複数の直線配列のプローブ集合体を精度良く容易に構成することができる。
また、本発明は、前記プローブ円弧形状部を含む複数の前記配線フィルムをZ方向に積層した配線フィルム積層体であって、前記プローブ先端のY方向距離が最小である隣接した2つの前記配線フィルムにおいて、第1の前記プローブ円弧形状部の内径円と、第2の前記プローブ円弧形状部の外径円との共通接線角度を、前記第1及び第2のプローブを含む全ての前記配線フィルム積層体の積層角度の一部とする手段を有するため、多層型配線フィルムであっても、プローブの動作が均一であるプローブカードを実現することが可能である。
また、本発明は、1つの前記配線フィルムと同一平面上の前記プローブ集合体近傍に、前記導体パターンと同一材質又は類似材質で形成された位置決め用穴を有するダミーパターンを設け、ハウジングに前記ダミーパターン上に設置した前記位置決め穴と同一ピッチの固定用穴を設置する手段を有するため、高密度なプローブ群であっても組立の容易なプローブカードを実現することができる。
さらに、本発明は、1つの第1の前記配線フィルムの1つ又は複数の導体パターン形状と同一の導体パターンと、前記導体パターンと同一材質又は類似材質で形成された位置決め用穴を有するダミーパターンとを有する第2の配線フィルムであって、前記第1の配線フィルムに設置された位置決め用穴と同一のピッチで設置された前記位置決め用穴を有する予備配線フィルムを、1つの前記第1の配線フィルムを既に搭載した前記プローブヘッドに、前記予備配線フィルムの前記位置決め穴を用い、前記ハウジングの前記固定用穴に前記第1の配線フィルムと共に固定する手段を有するため、限定されたプローブの交換を容易に実現することが可能となる。
本発明のプローブカードによれば、一端をプローブとし、他端を電気接続端子へ継続する連続した複数の導体パターンを、1つの絶縁フィルム上に整列させた配線フィルムであって、前記プローブ集合体の整列手段を有し、前記プローブのZ方向転換手段とばね変形部形成手段として、前記プローブを前記配線フィルム平面上の導体パターンから任意の曲率半径Rを有する概略1/4円弧形状としているため、狭ピッチ化した高密度なプローブ群と配線パターンとの接続工程が不要であり、かつ、不規則的な配列にも対応できる高精度のプローブ先端配列を実現するプローブカードであり、さらに、狭ピッチプローブ配列においても十分なオーバードライブ及び接触力が得られ、かつ、1ピン単位でのプローブ交換が容易で安価に実施可能なプローブヘッドを有するプローブカードを提供するものである。
本発明によるプローブヘッドを備えたプローブカードの基本構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態であるプローブヘッドの基本構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態である多層型プローブヘッドの基本構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態であるプローブの基本形状を示す側面図である。 本発明の実施形態であるプローブの基本形状を示す側面図である。 本発明の実施形態であるプローブの積層例を示す側面図である。 本発明の実施形態である不規則端子配列用プローブヘッドの基本構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態である予備配線フィルムの形状を示す斜視図である。 本発明の実施形態である予備配線フィルムの動作を示す図である。 本発明の実施形態である予備配線フィルムの動作を示す側面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるプローブヘッドを搭載するプローブカードの基本構成を示す斜視図である。図1において、1は本発明の実施の形態に係るプローブカードで、半導体ウエハ60に作製された被検査半導体チップ61の検査に使用するためのものである。前記プローブカード1は、主としてプローブヘッド100と主基板50と配線フィルム20で構成され、前記プローブヘッド100は前記被検査半導体チップ61の電気端子パッド62の配列に等しく並べられたプローブ集合体200を形成し、前記主基板50は、一般的には絶縁材(例えばFR−4等)を基材とした多層配線基板であり、図示例の如く円形型のものや矩形型のものがある。前記前記主基板50上には、前記主基板50内の回路と接続する接続端子51や、周辺部に外部検査装置(図示せず)とのインターフェース部54が設置され、外部検査装置との検査信号の授受を行う。前記配線フィルム20は前記プローブ集合体と前記接続端子51又は前記インターフェース部54を接続する配線パターン部23を形成する。
図2は、本発明の実施の形態におけるプローブヘッドの基本構成を示す斜視図である。被検査対象である電極端子パッド63は、端子パッド#a1乃至#a18及び#b1乃至#b18の2列の直線状の端子パッド列で構成されている。本図は、プローブヘッド101において、ハウジング11上に2つの相対する前記配線フィルム20(20a、20b)を設置し、前記配線フィルム20aは前記端子パッド#a1乃至#a18に対応し、前記配線フィルム20bは前記端子パッド#b1乃至#b18に対応した例を示すものである。
前記配線フィルム20は、例えばポリイミドフィルム等の絶縁フィルム26上に、銅又はニッケル等の導電性金属材により作製された複数の導体パターン21を形成するものである。前記導体パターン21は、前記導体パターン21の一端を1つ又は複数のプローブ22とし、他端を前記接続端子51又は前記インターフェース部54へ継続する1つ又は複数の前記配線パターン部23を構成する。
前記配線フィルム20a及び20bにおいて、それぞれ前記プローブ22は、予め前記端子パッド#a1乃至#a18及び#b1乃至#b18のX方向ピッチに合致する間隔で設置された複数のプローブ22−1乃至22−18で構成され、前記配線フィルム20a及び20b上に設けられたダミーパターン24に基準穴25を設置し、前記配線フィルム20a及び20bを前記ハウジング11上に設けられた取付穴14に固定ピン15によって固定することにより、プローブ集合体201を形成する。このとき、前記プローブ22−1乃至22−18の先端が端子パッド#a1乃至#a18及び#b1乃至#b18のY方向ピッチに合致する間隔で固定されるべく、予め前記取付穴14及び基準穴25の位置を決定するものである。
一方、前記ハウジング11は取付穴12を設け、固定ねじにより前記主基板50に固定される。さらに、前記配線パターン部23においては、前記主基板50上の例えば前記接続端子51に半田53にて半田接続し、スルーホール52を経由して前記主基板50内の回路と接続するものである。
本図では前記配線パターン部23の一部のみを例示したが、前記プローブ22−1乃至22−18から継続される全ての前記配線パターン部23が、予め指定された前記接続端子51又は前記インターフェース部54の何れかと接続するものである。
図3は、プローブヘッド102において、ハウジング11上に2つ以上の前記配線フィルム20をZ方向に積層した配線フィルム積層体300を構成し、電極端子パッド64に対応すべくプローブ集合体202を形成した例を示すものである。被検査対象である前記電極端子パッド64は、端子パッド#a1−1乃至#a5−18及び#b1−1乃至#b5−18の18×10列の格子状配列の端子パッド列で構成されている。
1つの配線フィルム20a−1は、例えばポリイミドフィルム等の絶縁フィルム261上に、銅又はニッケル等の導電性金属材により作製された複数の導体パターン21を形成するものである。前記導体パターン21は、前記導体パターン21の一端を1つ又は複数の前記プローブ22とし、他端を前記接続端子51又は前記インターフェース部54へ継続する1つ又は複数の前記配線パターン部23を構成する。配線フィルム20a−1は、前記端子パッド#a1−1乃至#a1−18に対応するためのものである。
前記配線フィルム20a−1乃至20a−5及び20b−1乃至20b−5において、それぞれ前記プローブ22は、予め前記端子パッド#a1−1乃至#a5−18及び#b1−1乃至#b5−18のX方向ピッチに合致する間隔で設置された複数のプローブ22−1乃至22−18で構成され、前記配線フィルム20a−1乃至20a−5及び20b−1乃至20b−5上に設けられたダミーパターン24に基準穴25を設置し、前記配線フィルム20a−1乃至20a−5及び20b−1乃至20b−5を前記ハウジング11上に設けられた取付穴14に固定ピン15によって固定することにより、前記プローブ集合体202を形成する。
このとき、前記配線フィルム20a−1乃至20a−5及び20b−1乃至20b−5における前記プローブ22−1乃至22−18の先端が前記端子パッド#a1−1乃至#a5−18及び#b1−1乃至#b5−18のY方向ピッチに合致する間隔で固定されるべく、予め前記取付穴14及び各々の配線フィルムの基準穴25の位置を決定する。
一方、前記ハウジング11は取付穴12を設け、固定ねじにより前記主基板50に固定される。
さらに、前記配線フィルム20a−1乃至20a−5及び20b−1乃至20b−5における全ての前記配線パターン部23においては、前記主基板50上の例えば前記接続端子51に半田53にて半田接続し、スルーホール52を経由して前記主基板50内の回路と接続するものである。
例えば、前記配線フィルム20a−1における配線パターン部23a−1は接続端子群51a−1へ、前記配線フィルム20a−2における配線パターン部23a−2は接続端子群51a−2へ、予め指定された前記接続端子51へ接続すべく前記配線パターン部23のパターン形状を決定するものである。
図では前記配線パターン部23の一部のみを例示したが、前記プローブ22−1乃至22−18から継続される全ての前記配線パターン部23が、予め指定された前記接続端子51又は前記インターフェース部54の何れかと接続するものである。
図4は、本発明の実施の形態におけるプローブの基本形状を示す側面図である。図4(a)は、前記ハウジング11上に固定された前記配線フィルム20上の前記導体パターン21の一端に形成された前記プローブ22近傍を表すものである。221は前記プローブ22のプローブ先端部、222は前記プローブ22のばね変形部である。
図4(a)に示すように、前記ばね変形部222は、前記プローブ22を前記配線フィルム20平面(XY平面)上の前記導体パターン21から、曲率半径R1を有する1/4円弧形状とし、前記プローブ先端部221がXY平面に対し垂直に、すなわちθ1=90°となるべく方向転換したものである。
図4(b)は、図4(a)における前記プローブ22の動作を説明する図である。前記プローブ先端部221が、前記被検査半導体61の前記電極端子パッド62と接触を開始すると、前記プローブ先端部221に荷重F1が負荷され、前記プローブ先端部221が−Z方向にオーバードライブ量D1だけ移動する。このとき、前記プローブ先端部に接し、前記XY平面に垂直な保持具16を設置することにより、前記プローブ先端部221の動作方向が−Y方向に拘束されることになり、前記プローブ先端部221が確実にZ方向上下に動作させることが可能である。荷重F1が負荷されると、初期に設定した曲率半径R1は縮小し、曲率半径中心C1からC2に移動し曲率半径R2へと変化する。
図5は、本発明の実施の形態におけるプローブ形状を示す側面図である。図4と同様に、図5(a)において、前記ハウジング11上に固定された前記配線フィルム20上の前記導体パターン21の一端に形成された前記プローブ22近傍を表す。221は前記プローブ22のプローブ先端部、222は前記プローブ22のばね変形部である。
図5(a)に示すように、前記ばね変形部222は、前記プローブ22を前記配線フィルム20平面(XY平面)上の前記導体パターン21から、曲率半径R1を有する概略1/4円弧形状としたものであるが、図4(a)と異なる点は、前記プローブ先端部221がXY平面に対し垂直な方向からθ2だけ+Y方向に傾斜しているものである。
図5(b)は、図5(a)における前記プローブ22の動作を説明する図である。前記プローブ先端部221が、前記被検査半導体61の前記電極端子パッド62と接触を開始すると、前記プローブ先端部221に荷重F2が負荷され、前記プローブ先端部221が−Z方向にオーバードライブ量D2だけ移動する。荷重F2に伴い前記プローブ先端部221には、−Z方向への応力と共に、前記ばね変形部222の円弧形状により反時計回りのモーメントM1が加わり、−Y方向へも移動することになる。これは、前記電極端子パッド62上では横滑り量(スクラブ量)S1となって表れてくる。
本実施例では、前記プローブ先端部221は初期的にθ2だけ+Y方向に傾斜しているため、前記プローブ先端部221の位置は、初期的に垂直、すなわちθ2=0のときに比較して小さなスクラブ量S1とすることができる。
前記プローブ22の挙動、すなわち前記ばね変形部222のばね変形による前記プローブ先端部221の挙動は、前記電極端子パッド62に対する接触力F、前記電極端子パッド62と接触を開始してからの−Z方向の移動量(オーバードライブ量)D、前記電極端子パッド62と接触を開始してからの±Y方向の移動量(スクラブ量)Sの3つのパラメータがあり、これらのパラメータを適切に選択可能なプローブが要求される。
本実施例によれば、接触力F及びオーバードライブ量Dは、主として前記ばね変形部222の円弧形状の曲率半径Rに依存し、スクラブ量Sは、主として前記プローブ先端部221の初期的傾斜θ2に依存するものであり、これらを適切に選択することにより、安定した挙動を有するプローブが供給できる。
図6は、複数の前記配線フィルム20をZ方向に積層したときの最良の実施方法を示した図である。図3における複数の前記配線フィルム20を積層した配線フィルム積層体300により、格子状の電極端子パッド64に対応するプローブ集合体202を形成した例を示した。このとき、前記配線フィルム20を積層することによる前記プローブ22の形状が均一でなくなるという懸念が生じる。
図6(a)に示すように、同一の厚さの導電パターン21と絶縁フィルム26を有する2つの配線フィルム20aを積層すると、2つの前記配線フィルム20aのプローブ先端部221の先端位置に、前記導電パターン21と前記絶縁フィルム26dの厚さの合計に相当する差dが生じる。これにより、2つの前記配線フィルム20aにおける前記プローブ先端部221の前記電極端子パッド62へ接触を開始する時間に差が生じ、均一なプローブ動作の妨げになる。プローブ先端位置を同一にするためには、前記プローブ先端部221の長さを配線フィルムごとに変える必要があり、生産性を悪くする原因になる。
図6(b)に、同一の前記プローブ先端部221及び同一の前記ばね変形部222を維持したまま、2つの前記配線フィルム20を積層する方法を示す。
図6(b)に示すように、Caを曲率半径中心とする前記配線フィルム20aとCbを曲率半径中心とする前記配線フィルム20bが、前記プローブ先端部221のY方向ピッチがYpとなるべく積層した。本実施例では、2つの前記配線フィルム20a及び20bにおけるプローブ22aと22bとの電気的短絡を防ぐため、前記絶縁フィルム26が前記プローブ22の少なくとも前記ばね変形部222の一部にも設置した例を示す。
図6(b)において、曲率半径中心Caの前記配線フィルム20aにおける前記導体パターン21aの円弧形状部内径半径Rinと、曲率半径中心Cbの前記配線フィルム20bにおける前記絶縁フィルム26bの円弧形状部外径半径Routとの共通接線をLc、その水平方向に対する角度をθ3とすると、2つの前記配線フィルム20a及び20bが接触を開始する点Csから、角度θ3を維持しながら共通接触部Comを延長部とし、XY平面上の前記配線フィルム20a及び20bに継続する。
この方法により、同一の長さの前記プローブ先端部221及び同一の曲率半径と同一の曲率範囲θmを有する前記ばね変形部222を維持したまま、2つの前記配線フィルム20を積層することが可能となる。
図6(c)は、前述した積層方法を、2つ以上の前記配線フィルムの積層に適用した例を示す。
6枚の配線フィルム20a、20b、20c、20d、20e、20fを、相当するプローブ22a、22b、22c、22d、22e、22fが図示のようなY方向ピッチとなるべく積層した。前記プローブ22aと22bと22cの組、及び前記プローブ22dと22eと22fの組がそれぞれ小間隔Yp1で、前記プローブ22cと22dの間隔がYp1より大きな間隔Yp2で配列されている。小間隔Yp1で配列された前記プローブにおける共通接触部Comを延長部とし、各々の前記配線フィルム20a、20b、20c、20d、20e、20fに継続するものである。前記配線フィルム20cと20dとの間には、スペーサ20Sを設置し、間隔Yp2を維持することができる。
図7は、本発明の実施の形態におけるプローブヘッドの基本構成を示す斜視図である。プローブヘッド103は、電極端子パッド65の端子配列に適応するプローブ集合体203を構成する手段を説明するものである。
図7(a)において、前記プローブヘッド103は、ハウジング11上に2つの相対する前記配線フィルム20(20c、20d)を設置した例を示すものである。前記配線フィルム20は、例えばポリイミドフィルム等の絶縁フィルム26上に、銅又はニッケル等の導電性金属材により作製された複数の導体パターン21を形成するものである。前記導体パターン21は、前記導体パターン21の一端を1つ又は複数のプローブ22とし、他端を前記接続端子51又は前記インターフェース部54へ継続する複数の前記配線パターン部23を構成する。
被検査対象である前記電極端子パッド65は、端子パッド#c1乃至#c18及び#d1乃至#d18の36個で構成されている。前記端子パッド#c1乃至#c18はX方向の端子パッド列65−1乃至65−3のいずれかに、前記端子パッド#d1乃至#d18はX方向の端子パッド列65−4乃至65−6のいずれかに端子パッドが配置され、不規則な端子パッド配列を構成するものである。
前記配線フィルム20c及び20dにおいて、それぞれ前記プローブ22は、予め前記端子パッド#c1乃至#c18及び#d1乃至#d18のX方向ピッチに合致する間隔で設置された複数のプローブ22−1乃至22−18で構成されている。一方、前記プローブ22のY方向の位置は、各々の端子パッドのY方向位置に合致すべく予め決定される。
図7(b)は、前記配線フィルム20cにおける前記プローブ22のY方向の位置関係を示した側面図である。図7(b)において、例えば前記配線フィルム20cにおける前記プローブ22−1は、その先端が前記端子パッド列65−1上に配置された前記端子パッド#c1に合致すべく、YZ平面上における曲率半径中心座標C1を予め決定する。また、前記配線フィルム20cにおける前記プローブ22−3は、その先端が前記端子パッド列65−2上に配置された前記端子パッド#c3に合致すべく、YZ平面上における曲率半径中心座標C2を予め決定する。さらに、前記配線フィルム20cにおける前記プローブ22−11は、その先端が前記端子パッド列65−3上に配置された前記端子パッド#c11に合致すべく、YZ平面上における円弧中心座標C3を予め決定する。
このように、1つの前記配線フィルムにおける前記プローブを形成する全ての円弧中心のYZ平面におけるZ方向座標値が同一であり、かつ、1つ又は複数の円弧中心のYZ平面におけるY方向座標値が異なり、対象となる被検査半導体端子のY方向ピッチと等しく設定することができる。
さらに、図7(a)において、前記配線フィルム20c及び20d上に設けられたダミーパターン24に基準穴25を設置し、前記配線フィルム20c及び20dを前記ハウジング11上に設けられた取付穴14に固定ピン15によって固定することにより、前記プローブ集合体203を形成する。このとき、前記プローブ22−1乃至22−18の先端が電極端子パッド65のY方向ピッチに合致する間隔で固定されるべく、予め前記取付穴14及び基準穴25の位置を決定するものである。
一方、前記ハウジング11は取付穴12を設け、固定ねじにより前記主基板50に固定される。さらに、前記配線パターン部23においては、前記主基板50上の例えば前記接続端子51に半田53にて半田接続し、スルーホール52を経由して前記主基板50内の回路と接続するものである。
図8は、本発明の実施の形態における予備配線フィルムの形状を示す斜視図である。図8において、予備配線フィルム30は、例えばポリイミドフィルム等の絶縁フィルム36上に、銅又はニッケル等の導電性金属材により作製された複数の導体パターン31を形成するものである。前記導体パターン31は、前記導体パターン31の一端を1つ又は複数のプローブ32とし、他端を前記接続端子51又は前記インターフェース部54へ継続する1つ又は複数の前記配線パターン部33を構成する。
予備配線フィルム30は、前記配線フィルム20aにおける1つ又は複数の前記プローブ22を補完する目的で設置されるもので、図8は、前記配線フィルム20aにおける前記プローブ22−9乃至22−12を補完する例を示すものである。
予備配線フィルム30において、前記配線フィルム20aにおける前記プローブ22−9乃至22−12に相当するプローブ32−9乃至32−12で構成され、前記配線フィルム20aにおける前記配線パターン部23−9乃至23−12に相当する配線パターン部33−9乃至33−12を構成する。前記予備配線フィルム30上には、ダミーパターン34に基準穴35を設置している。このとき、前記基準穴35と前記プローブ22−9乃至22−12、及び前記配線パターン部33−9乃至33−12とのXYZ各方向における位置関係は同一であるものとする。例えば、前記基準穴35の中心と前記プローブ32−9までのX方向距離Xpは、前記配線フィルム20aにおける前記基準穴25の中心と前記プローブ22−9までのX方向距離と等しく設定されている。
図9は、本発明の実施の形態における前記予備配線フィルム30の動作を示す図である。例として、前記配線フィルム20aにおける前記プローブ22の内、前記プローブ22−10のみに溶解等の修理不能な破損が生じた場合について説明する。
図9(a)において、前記予備配線フィルム30における前記プローブ32−9、32−11、32−12のプローブ部及び、前記配線パターン部33−9、33−11、33−12の前記接続端子51等に接続する先端部を、レーザ等により予め切断しておく。
図9(b)で示すように、前記予備配線フィルム30を、前記配線フィルム20aと共に、前記配線フィルム20aの前記基準穴25と前記配線フィルム30の前記基準穴35により、前記ハウジング11の前記取付穴14に前記固定ピン15で固定することにより、前記予備配線フィルム30における前記プローブ32−10が、前記配線フィルム20aにおける前記プローブ22−10の位置に設置され、前記予備配線フィルム30における前記配線パターン部33−10が、前記配線フィルム20aにおける前記配線パターン部23−10の位置に設置される
図10は、図9(b)の部分側面図を示す。図10に示すように、破損が生じた前記プローブ22−10の先端部221の代わりに、前記プローブ32−10の先端部321により、電極端子パッド65に接触させることができる。一方、前記配線パターン部33−10の先端部を前記接続端子51に半田53により接続することにより、新たな信号接続回路を形成することができる。
図9の例では、前記予備配線フィルム30におけるプローブ及び配線パターンは4本としたが、予め設置する数はこれに限らない。また、全プローブに対応可能とするために、前記配線フィルム20aにおける区分(例えばプローブ22−1乃至22−4の組合せ、プローブ22−5乃至22−8の組合せ等)に対応する前記予備配線フィルム30を予め準備しておくことが可能である。また、各種の組合せによる前記予備配線フィルム群は、1つの同一の絶縁フィルム上に同時に配置し作製することが可能であるため、安価に作製することが可能である。
さらに、前記プローブ22−10の先端部221と、前記プローブ32−10の先端部321とを精度よく合致させるために、前記予備配線フィルム30における前記プローブ32の先端部321の長さ、又は曲率半径R1を予め調整しておくことも可能である。
以上説明した実施形態により、本発明のプローブカードによれば、一端をプローブとし、他端を電気接続端子へ継続する連続した複数の導体パターンを、1つの絶縁フィルム上に整列させた配線フィルムであって、前記プローブ集合体の整列手段を有し、前記プローブのZ方向転換手段とばね変形部形成手段として、前記プローブを前記配線フィルム平面上の導体パターンから任意の曲率半径Rを有する概略1/4円弧形状としているため、狭ピッチ化した高密度なプローブ群と配線パターンとの接続工程が不要であり、かつ、不規則的な配列にも対応できる高精度のプローブ先端配列を実現するプローブカードであり、さらに、狭ピッチプローブ配列においても十分なオーバードライブ及び接触力が得られ、かつ、1ピン単位でのプローブ交換が容易で安価に実施可能なプローブヘッドを有するプローブカードを提供するものである。
半導体ウエハにおける多ピン狭ピッチ検査端子を有する半導体の電気的検査に使用するプローブカードに利用することができる。
1 プローブカード
11 ハウジング
12、14 取付穴
13 固定ねじ
15 固定ピン
16 保持具
100、101、102、103 プローブヘッド
20 配線フィルム
20S スペーサ
200、201、202、203 プローブ集合体
21、31 導体パターン
22、32 プローブ
221、321 プローブ先端部
222、322 ばね変形部
23、33 配線パターン部
24、34 ダミーパターン
25、35 基準穴
26、261、36 絶縁フィルム
30 予備配線フィルム
300 配線フィルム積層体
50 主基板
51 接続端子
52 スルーホール
53 半田
54 インターフェース部
60 半導体ウエハ
61 被検査半導体
62、63、64、65 電極端子パッド

Claims (14)

  1. 被検査半導体端子に垂直方向(Z方向)に接触するプローブ集合体を整列固定させたプローブカードにおいて、一端をプローブとし、他端を電気接続端子へ継続する1つ又は複数の導体パターンを、1つの絶縁フィルム上に整列固着させた配線フィルムであって、前記プローブ集合体の整列手段と、前記プローブ先端のZ方向転換手段とばね変形部形成手段とを有することを特徴とするプローブヘッド
  2. 前記プローブ先端のZ方向転換手段であって、前記プローブを前記配線フィルム平面(XY平面)上の導体パターンから任意の曲率半径Rを有する概略1/4円弧形状としたことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  3. 前記プローブの円弧形状部の先端を前記プローブ先端部とし、前記円弧形状部の一部又は全部を前記ばね変形部形成手段としたことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  4. 前記円弧形状部を有する前記プローブであって、前記円弧形状部の外周部の一部に接し、前記XY平面に垂直な保持具を設けたことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  5. 前記円弧形状部を有する前記プローブであって、前記プローブ先端部を含む直線部又は円弧接線の方向が、Z軸に対し円弧中心側に任意の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  6. 前記円弧形状部を有する前記プローブであって、1つの前記配線フィルムにおける前記プローブを形成する全ての円弧中心のYZ平面における座標値を同一として、前記プローブ先端が1つの直線配列を形成することを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  7. 前記円弧形状部を有する前記プローブであって、1つの前記配線フィルムにおける前記プローブを形成する全ての円弧中心のYZ平面におけるZ座標値が同一であり、かつ、1つ又は複数の円弧中心のYZ平面におけるY座標値が異なることを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  8. 請求項7記載の前記配線フィルムであって、円弧中心のY座標値が異なる前記プローブ先端のY方向ピッチが、対象となる被検査半導体端子のY方向ピッチと等しいことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  9. 請求項6記載の前記配線フィルムであって、複数の前記配線フィルムをZ方向に積層し、かつ、各層の前記配線フィルムの前記プローブ先端のXY平面におけるY座標値が異なる位置に配置することにより、格子状配列を含む複数の直線配列を形成したことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  10. 前記プローブ円弧形状部を含む複数の前記配線フィルムをZ方向に積層した配線フィルム積層体であって、前記プローブ先端のY方向距離が最小である隣接した2つの前記配線フィルムにおいて、第1の前記プローブ円弧形状部の内径円と、第2の前記プローブ円弧形状部の外径円との共通接線角度を、前記第1及び第2のプローブを含む全ての前記配線フィルム積層体の積層角度の一部としたことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  11. 1つの前記配線フィルムと同一平面上の前記プローブ集合体近傍に、前記導体パターンと同一材質又は類似材質で形成された位置決め用穴を有するダミーパターンを設けたことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  12. 前記プローブ集合体の整列手段であって、1つ又は複数の前記配線フィルムの前記プローブ先端近傍を固定して前記プローブ集合体を形成するハウジングに、前記ダミーパターン上に設置した前記位置決め穴と同一ピッチの固定用穴を有することを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
  13. 1つの第1の前記配線フィルム上の1つ又は複数の導体パターン形状と同一の導体パターンと、前記導体パターンと同一材質又は類似材質で形成された位置決め用穴を有するダミーパターンとを有する第2の配線フィルムであって、前記第1の配線フィルムに設置された位置決め用穴と同一のピッチで設置された前記位置決め用穴を有することを特徴とする予備配線フィルム
  14. 請求項13記載の前記予備配線フィルムを、1つの前記第1の配線フィルムを既に搭載した前記プローブヘッドに、前記予備配線フィルムの前記位置決め穴を用い、前記ハウジングの前記固定用穴に前記第1の配線フィルムと共に固定したことを特徴とする請求項1記載のプローブヘッド
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