JP2019066438A - 車載装置および燃料費の低減効果額通知方法 - Google Patents

車載装置および燃料費の低減効果額通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料の適切な補給時期を案内すると共に、燃料費の低減効果をユーザに通知することができる。【解決手段】 所定の日を含む車両燃料の予測価格を含む燃料価格予測情報と、少なくとも前記所定の日および燃料補給日における確定済みの車両燃料の実価格を含む燃料実価格情報と、を取得する通信部と、前記所定の日および前記燃料補給日における車両燃料の実価格の差分に基づき、燃料費の低減効果額を算出する低減効果額算出部と、前記低減効果額を通知する情報を所定の装置に出力する出力処理部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置および燃料費の低減効果額通知方法に関する。
特許文献1には、給油案内装置に関し、「ナビゲーション装置2のCPU41は、情報配信センタ3から受信した予測情報に含まれるガソリンや軽油等の小売価格が、現在から所定期間内に所定価格以上下落し、且つ、下落予測日までに給油が必要であると判定すると、下落予測日まで走行するために必要な給油量を算出して、給油に関する案内情報として当該下落予測日と下落予測日までに必要な給油量を液晶ディスプレイ25に表示すると共に、スピーカ26を介して音声案内する」と記載されている。
特開2008−249404号公報
特許文献1の給油案内装置は、下落予測日と下落予測日までに必要な給油量を算出し、必要な給油量をユーザに通知する。しかしながら、ユーザは、案内に従った給油を行っても、どの程度燃料費を節約できたのかについて分からないため、節約効果を実感することが難しいという問題がある。
そこで、本発明は、燃料の適切な補給時期を案内すると共に、燃料費の低減効果をユーザに通知する車載装置の提供を目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記の課題を解決する本発明の一態様に係る車載装置は、所定の日を含む車両燃料の予測価格を含む燃料価格予測情報と、少なくとも前記所定の日および燃料補給日における確定済みの車両燃料の実価格を含む燃料実価格情報と、を取得する通信部と、前記所定の日および前記燃料補給日における車両燃料の実価格の差分に基づき、燃料費の低減効果額を算出する低減効果額算出部と、前記低減効果額を通知する情報を所定の装置に出力する出力処理部と、を備える。
本発明に係る車載装置によれば、燃料の適切な補給時期を案内すると共に、燃料費の低減効果をユーザに通知することができる。
なお、上記以外の課題、構成および効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
車載装置のハードウェア構成の一例を示した図である。 車載装置と、残燃料検出センサと、燃費算出装置と、走行モード選択装置との接続を示した図である。 車載装置の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。 燃料価格予測情報の一例を示した図である。 燃料価格予測情報の一例を示した図である。 燃料価格予測情報の一例を示した図である。 車載装置で実行される燃費費低減効果額通知処理の一例を示したフロー図である。 燃費費低減効果額通知処理における処理P1のフローを示した図である。 燃料補給の先延ばしと、低燃費走行を推奨するメッセージを表示した画面例を示した図である。 燃費費低減効果額通知処理における処理P2のフローを示した図である。 早めの燃料補給を推奨するメッセージを表示した画面例を示した図である。 燃費費低減効果額通知処理における処理P3のフローを示した図である。 燃料補給をある特定の日に行うことを推奨するメッセージを表示した画面例を示した図である。 図14(a)は、燃料費の低減効果額が表示された画面例を示した図である。図14(b)は、燃料費の低減効果額および燃費の改善値が表示された画面例を示した図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る車載装置100のハードウェア構成の一例を示した図である。車載装置100は、例えば、推奨経路(以下、「案内経路」という場合がある)の探索や、地図情報および交通情報の表示など、いわゆるナビゲーション機能を備えたナビゲーション装置によって実現される。
図示するように、車載装置100は、演算装置1と、ディスプレイ2と、記憶装置3と、音声出力装置4と、入力装置5と、ROM装置6と、車速センサ7と、ジャイロセンサ8と、GPS(Global Positioning System)受信装置9と、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)受信装置10と、FM多重放送受信装置11と、ビーコン受信装置12と、対外通信装置13と、対内通信装置14とを有している。
演算装置1は、車載装置100の様々な処理を行う中心的なユニットである。例えば、演算装置1は、通常のナビゲーション機能を実現する。具体的には、演算装置1は、車速センサ7などの各種センサおよびGPS受信装置9から出力された情報を用いて現在地を検出する。また、演算装置1は、得られた現在地情報に基づいて、表示に必要な地図情報を記憶装置3あるいはROM装置6から読み出す。また、演算装置1は、読み出した地図情報をグラフィックス展開し、そこに現在地を示すマークを重ねてディスプレイ2へ表示させる信号を出力する。また、演算装置1は、記憶装置3あるいはROM装置6に記憶されている地図情報などを用いて、出発地と目的地とを結ぶ案内経路を探索する。また、演算装置1は、ディスプレイ2やスピーカ41などに信号を出力して経路誘導を行う。
また、演算装置1は、車両の燃料(例えば、ガソリン、軽油、LPガスおよび電気など)が無くなると予測される日(以下、「燃料切れ予測日」という)を特定する。また、演算装置1は、燃料切れ予測日と、燃料価格予測情報112とを用いて、燃料の価格動向を判定する。また、演算装置1は、燃料の価格動向に応じた燃料補給時期をユーザに案内する。また、演算装置1は、燃料費の低減効果額や燃費の改善値を算出し、ユーザに通知する。
このような演算装置1は、各デバイス間をバスで接続した構成となっている。具体的には、演算装置1は、数値演算や各デバイスの制御など様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21と、記憶装置3またはROM23から読み出した地図情報や演算データなどを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)22と、CPU21で実行されるブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)23と、演算装置1に各種ハードウェアを接続するためのI/F(インターフェイス)24と、これらを相互に接続するバス25とを有している。
ディスプレイ2は、グラフィックス情報を表示する出力装置であって、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどで構成される。
記憶装置3は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリカードといった、少なくとも読み書きが可能な記憶媒体であって、様々な情報(例えば、地図情報など)が格納されている。
音声出力装置4は、例えば、運転者などへの案内を音声として出力するスピーカ41などである。
入力装置5は、タッチパネル51、ダイヤルスイッチ52、マイクロフォン53あるいはスクロールキーなどユーザからの指示入力を受け付ける装置である。
ROM装置6は、CD-ROMやDVD-ROMなどのROM、IC(Integrated Circuit)カードなどの、少なくとも読み取りが可能な記憶媒体であって、例えば動画データや、音声データなどが記憶されている。
車速センサ7は、車速を算出するのに用いる値を出力するセンサである。ジャイロセンサ8は、光ファイバジャイロや振動ジャイロなどで構成され、移動体の回転による角速度を検出するセンサである。GPS受信装置9は、GPS衛星からの信号を受信し移動体とGPS衛星間の距離と距離の変化率とを3個以上の衛星に対して測定することで移動体の現在地、進行速度および進行方位を測定する。
VICS受信装置10は、現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報などを含むVICS情報を受信する装置である。FM多重放送受信装置11は、FM放送局から送られてくるFM多重放送信号を受信する装置である。FM多重放送には、VICS情報の現況交通情報などが含まれている。ビーコン受信装置12は、VICS情報の現況交通情報などを受信する装置である。
対外通信装置13は、例えば、車両の燃料実価格情報111および燃料価格予測情報112を配信する情報配信サーバなどの外部装置と通信を行う通信装置である。
対内通信装置14は、CAN(Controller Area Network)に接続され、車両に搭載されているセンサおよび装置から燃料残量や燃費実績などに関する所定情報を取得する通信装置である。
以上、車載装置100のハードウェア構成について説明した。
図2は、車載装置100と、残燃料検出センサ200と、燃費算出装置210と、走行モード選択装置220との接続を示した図である。残燃料検出センサ200、燃費算出装置210および走行モード選択装置220は、いずれも車載装置100が搭載されている車両に備わるセンサおよび装置であって、CANを介して車載装置100の対内通信装置14と通信可能に接続されている。
残燃料検出センサ200は、車両の燃料残量を検出するセンサである。残燃料検出センサ200は、車載装置100からの要求に応じて、車両の燃料残量を示す情報を車載装置100に出力する。
燃費算出装置210は、車両の燃費実績すなわち走行距離に対する燃料消費量の割合を算出する装置である。また、燃費算出装置210は、車両の使用状況すなわち日の平均走行距離を算出する。また、燃費算出装置210は、車載装置100からの要求に応じて、燃費実績および日の平均走行距離を示す情報を車載装置100に出力する。
走行モード選択装置220は、所定の走行モード(例えば、低燃費走行のためのエコモードなど)を選択する装置である。車両の図示しない制御部、走行モード選択装置220により選択されている走行モードに従って車両制御を行う。
図3は、車載装置100の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。車載装置100は、記憶部101と、制御部102と、通信部103とを有している。
記憶部101は、様々な情報を記憶する機能である。具体的には、記憶部101は、燃料実価格情報111と、燃料価格予測情報112と、メッセージ情報113とを記憶している。
燃料実価格情報111は、かかる情報の配信日当日に確定している燃料価格を示す情報である。燃料実価格情報111には、例えばガソリン、軽油、LPガスおよび電気といった所定の車両燃料と、対応する燃料価格とが含まれている。
図4、5および6は各々、燃料価格予測情報112の一例を示した図である。燃料価格予測情報112は、所定期間(例えば、30日間など)における車両燃料の予測価格を示す情報である。具体的には、燃料価格予測情報112は、日付と、予測価格とが対応付けられたレコードを有している。
日付は、所定期間に含まれる各日付を示す情報である。予測価格は、対応付けられている日付における燃料の予測価格を示す情報である。
例えば、車両燃料が所定値以下(例えば、50%以下)であると制御部102が判定した日(以下、「判定日」という)をn、燃料切れ予測日をn+15とした場合、図4の燃料価格予測情報112は、判定日から燃料切れ予測日までの間で、燃料価格の最も安い日が燃料切れ予測日であることを示している。また、図5の燃料価格予測情報112は、判定日から燃料切れ予測日までの間で、燃料価格の最も安い日が判定日であることを示している。また、図6の燃料価格予測情報112は、判定日から燃料切れ予測日までの間で、燃料価格の最も安い日が判定日および燃料切れ予測日以外の特定の日(日付n+10)であることを示している。
なお、燃料実価格情報111および燃料価格予測情報112は、燃料費低減効果額通知処理に用いられる。燃料費低減効果額通知処理の詳細については後述する。
メッセージ情報113は、燃料の補給時期を案内するための情報である。メッセージ情報113には、例えば燃料補給の先延ばしを推奨するメッセージと、早めの燃料補給を推奨するメッセージと、判定日および燃料切れ予測日以外の特定の日に燃料補給を行うことを推奨するメッセージとがある。
図3に戻って説明する。制御部102は、全体制御部121と、出力処理部122と、価格動向判定部123と、燃料残量管理部124と、低減効果額算出部125と、を有している。
全体制御部121は、車載装置100で実行される処理全般を制御する機能部である。具体的には、全体制御部121は、入力装置5や通信部103を介して取得した様々な情報を、情報の種類や内容に応じて所定の機能部に出力する。また、全体制御部121は、各機能部が適切なタイミングで各々の処理を行うように各機能部を制御する。また、全体制御部121は、車載装置100がOFF状態になった時に実行中であった処理を記憶し、車載装置100がON状態になった時、実行中であった処理から再開するよう所定の機能部に指示を出力する。
出力処理部122は、表示画面を構成する画面情報を生成する機能部である。具体的には、出力処理部122は、所定の画面情報(例えば、メニュー情報、地図情報および誘導経路情報など)を生成し、ディスプレイ2に出力する。また、出力処理部122は、燃料の補給時期に関する所定のメッセージ情報113や、燃料費の低減効果額を示す所定の画面情報を生成し、ディスプレイ2に出力する。
価格動向判定部123は、燃料の価格動向を判定する機能部である。具体的には、価格動向判定部123は、通信部103を介して燃料残量、燃費実績および日の平均走行距離を示す情報を残燃料検出センサ200および燃費算出装置210から取得する。また、価格動向判定部123は、日の平均走行距離を燃費実績および燃料残量で除算することにより、燃料が無くなると予測される残日数を算出する。また、価格動向判定部123は、算出した残日数に基づき、燃料切れ予測日を特定する。
また、価格動向判定部123は、燃料切れ予測日と、燃料価格予測情報112とを用いて、燃料費の低減効果が高くなる燃料補給時期を判定する。具体的には、判定日から燃料切れ予測日までの間で燃料価格の最も安い日が燃料切れ予測日である場合、価格動向判定部123は、燃料切れ予測日まで燃料価格が下落すると判定する。また、判定日から燃料切れ予測日までの間で燃料価格の最も安い日が判定日の場合、価格動向判定部123は、燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇すると判定する。また、判定日から燃料切れ予測日までの間であって、判定日および燃料切れ予測日以外の特定の日の燃料価格が最も安い場合、価格動向判定部123は、特定の最安値日が存在すると判定する。なお、価格動向判定部123は、判定日から燃料切れ予測日までの間で燃料価格に変動が無い場合、上記いずれの場合でもないと判定する。
また、価格動向判定部123は、燃料の補給時期に応じた所定のメッセージ情報113を記憶部101から取得し、出力処理部122を介してディスプレイ2に表示する。
燃料残量管理部124は、燃料の残量を管理する機能部である。具体的には、燃料残量管理部124は、通信部103を介して燃料残量を示す情報を残燃料検出センサ200から取得する。また、燃料残量管理部124は、燃料残量が所定値以下(例えば、50%以下)であるか否かを判定する。また、燃料残量管理部124は、前回取得した燃料残量と新たに取得した燃料残量とを比較し、かかる残量が増加している場合、燃料補給が行われたと判定する。また、燃料残量管理部124は、前回取得した燃料残量と、燃料補給後の燃料残量との差分により燃料の補給量を算出する。
低減効果額算出部125は、燃料費の低減効果額を算出する機能部である。具体的には、低減効果額算出部125は、燃料実価格情報111を用いて所定の日(例えば、判定日、燃料切れ予測日、燃料補給日など)の燃料価格を特定し、これらの差額に基づく燃料費の低減効果額を算出する。また、低減効果額算出部125は、出力処理部122を介して低減効果額をディスプレイ2に表示する。
通信部103は、情報配信サーバ300などの外部装置あるいは車両センサや車両装置と通信を行う機能部である。具体的には、通信部103は、インターネットなどの所定のネットワーク網Nを介して、情報配信サーバ300から燃料実価格情報111および燃料価格予測情報112を取得する。また、通信部103は、取得した燃料実価格情報111および燃料価格予測情報112を記憶部101に格納する。なお、これらの情報がVICS情報に含まれる場合、通信部103は、VICS情報から燃料実価格情報111および燃料価格予測情報112を取得しても良い。
また、通信部103は、CANを介して車両の燃料残量を示す情報を残燃料検出センサ200から取得する。また、通信部103は、CANを介して、燃費実績および日の平均走行距離を示す情報を燃費算出装置210から取得する。
なお、車載装置100の制御部102に含まれる各機能部は、CPU21に処理を行わせるプログラムによって実現される。これらのプログラムは、ROM23あるいは記憶装置3に格納されており、実行にあたってRAM22上にロードされ、CPU21により実行される。また、記憶部101は、RAM22、ROM23または記憶装置3によって実現されても良く、これらの組み合わせによって実現されても良い。また、通信部103は、対外通信装置13、対内通信装置14、VICS受信装置10あるいはFM多重放送受信装置11によって実現されても良く、これらの組み合わせによって実現されても良い。
また、各機能ブロックは、本実施形態に係る車載装置100の機能を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。したがって、各機能の分類の仕方やその名称によって、本発明が制限されることはない。また、車載装置100の各構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部の全部または一部は、コンピュータに実装されるハードウェア(ASICといった集積回路など)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
[動作の説明]
図7は、車載装置100で実行される燃費費低減効果額通知処理の一例を示したフロー図である。かかる処理は、車載装置100の起動とともに開始される。
処理が開始されると、燃料残量管理部124は、車両の燃料残量が所定値以下(例えば、50%以下)であるか否かを判定する(ステップS001)。具体的には、燃料残量管理部124は、通信部103を介して残燃料検出センサ200から取得した燃料残量が所定値以下であるか否かを判定する。そして、所定値以下ではないと判定すると(ステップS001でNo)、燃料残量管理部124は、再びステップS001の処理を行う。一方で、所定値以下であると判定すると(ステップS001でYes)、燃料残量管理部124は、処理をステップS002に移行する。
ステップS002では、通信部103は、燃料実価格情報111および燃料価格予測情報112を情報配信サーバ300から取得し、処理をステップS003に移行する。
ステップS003では、価格動向判定部123は、通信部103を介して残燃料検出センサ200および燃費算出装置210から燃料残量と、燃費実績と、日の平均走行距離とを取得する。また、価格動向判定部123は、日の平均走行距離を燃費実績で除算して日の平均燃費を算出する。また、価格動向判定部123は、算出した日の平均燃費を燃料残量で除算することにより、燃料切れとなる日までの予測日数を算出する。また、価格動向判定部123は、算出した予測日数に基づき燃料切れ予測日を特定し、処理をステップS004に移行する。
ステップS004では、価格動向判定部123は、燃料価格予測情報112を用いて燃料切れ予測日まで燃料価格が下落するか否かを判定する。具体的には、判定日から燃料切れ予測日までの間で燃料価格の最も安い日が燃料切れ予測日である場合、価格動向判定部123は、燃料切れ予測日まで燃料価格が下落すると判定する。そして、燃料切れ予測日まで燃料価格が下落すると判定した場合(ステップS004でYes)、価格動向判定部123は、処理を図8のP1へ移行する。一方で、燃料切れ予測日まで燃料価格が下落しないと判定した場合(ステップS004でNo)、価格動向判定部123は、処理を図10のP2へ移行する。P2の処理については後述する。
図8は、燃費費低減効果額通知処理における処理P1のフローを示した図である。図8のP1では、価格動向判定部123は、出力処理部122を介して、燃料補給日の先延ばしと、低燃費走行を推奨する所定のメッセージをディスプレイ2に表示してユーザに補給案内を行う(ステップS011)。具体的には、価格動向判定部123は、かかるメッセージ情報を記憶部101から取得し、出力処理部122を介してディスプレイ2に表示する。また、価格動向判定部123は、メッセージを表示すると、処理をステップS012に移行する。
図9は、燃料補給の先延ばしと、低燃費走行を推奨するメッセージを表示した画面例400を示した図である。ディスプレイ2には、例えば「燃料補給を先延ばしにすると燃料費が安くなると予測されます。そのため、低燃費走行をお奨めします。」といった所定のメッセージが表示される。
ステップS012では、燃料残量管理部124は、燃料補給が行われたか否かを判定する。具体的には、燃料残量管理部124は、通信部103を介して車両の燃料残量を示す情報を残燃料検出センサ200から取得し、前回取得した燃料残量と新たに取得した燃料残量とを比較する。そして、新たに取得した燃料残量が前回取得した燃料残量よりも増加している場合、燃料残量管理部124は、燃料補給が行われたと判定する。
なお、ステップS011でユーザに補給案内を行った後、車載装置100の電源がOFF状態となった場合、全体制御部121は、ステップS012から処理を再開することを一時的に記憶部101に記憶する。そして、その後(電源がOFF状態になった日と同日あるいは後日)に電源がON状態になった場合、全体制御部121は、ステップS012の処理から再開するよう燃料残量管理部124に指示を出力する。
燃料残量管理部124は、燃料補給が行われたと判定した場合(ステップS012でYes)、処理をステップS013に移行する。この時、燃料残量管理部124は、前回取得した燃料残量と、燃料補給後の燃料残量との差分により燃料の補給量を算出する。一方で、燃料補給が行われていないと判定した場合(ステップS012でNo)、燃料残量管理部124は、再びステップS012の処理を行う。
ステップS013では、低減効果額算出部125は、通信部103を介して最新の燃料実価格情報111を取得する。具体的には、低減効果額算出部125は、少なくとも所定の日(この場合、判定日)の燃料価格と、燃料補給を行った日(以下、「燃料補給日」という)の燃料価格とを含む燃料実価格情報111を通信部103を介して取得する。また、低減効果額算出部125は、燃料実価格情報111を取得すると、処理をステップS014に移行する。なお、判定日と、燃料補給が行われたと判定した日が同日である場合、最新の燃料実価格情報111は既に取得済みであるため、低減効果額算出部125は、ステップS013の処理を行わずにステップS014の処理に移行する。
ステップS014では、低減効果額算出部125は、判定日と燃料補給日との価格差に基づく燃料費の低減効果額を算出する。具体的には、低減効果額算出部125は、判定日の燃料価格と、燃料補給日の燃料価格とを燃料実価格情報111から特定する。また、低減効果額算出部125は、判定日の燃料価格から燃料補給日の燃料価格を引き、その差額と燃料補給量とを乗算することにより燃料費の低減効果額(以下、「C」円とする)を算出する。また、低減効果額算出部125は、燃料補給日の燃料価格と燃料補給量とを乗算した額(以下、「A円」とする)および燃料切れ予測日の燃料価格と燃料補給量とを乗算した額(以下、「B円」とする)についても算出する。また、低減効果額算出部125は、低減効果額を算出すると、処理をステップS015に移行する。
ステップS015では、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日よりも後に燃料補給が行われたか否かを判定する。そして、燃料切れ予測日よりも後に燃料補給が行われていないと判定した場合(ステップS015でNo)、低減効果額算出部125は、処理をステップS018に移行する。一方で、燃料切れ予測日よりも後に燃料補給が行われたと判定した場合(ステップS015でYes)、低減効果額算出部125は、処理をステップS016に移行する。
ステップS016では、低減効果額算出部125は、所定期間の燃費実績を取得する。具体的には、低減効果額算出部125は、判定日より前の燃費実績と、判定日から燃料補給日までの燃費実績とを通信部103を介して燃費算出装置210から取得する。また、低減効果額算出部125は、燃費実績を取得すると、処理をステップS017に移行する。
ステップS017では、低減効果額算出部125は、低燃費走行による燃費の改善値および燃料費の低減効果額を算出する。具体的には、低減効果額算出部125は、判定日より前の燃費実績から、判定日後の燃費実績を引いた低燃費走行による燃費実績の改善値を算出する。また、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日の燃料価格と燃料補給日の燃料価格とを燃料実価格情報111から特定する。また、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日の燃料価格から燃料補給日の燃料価格を引き、その差額と燃料補給量とを乗算することにより燃料費の低減効果額を算出する。また、低減効果額算出部125は、燃費の改善値および燃料費の低減効果額を算出すると、処理をステップS018に移行する。
ステップS018では、出力処理部122は、算出した燃料費の低減効果額および低燃費走行が行われていた場合には燃費の改善値も合わせてディスプレイ2に表示する。具体的には、出力処理部122は、算出されたA円、B円およびC円あるいは、これらの情報および燃費の改善値を用いて燃料費の低減効果額などをディスプレイ2に表示するための画面情報を生成する。なお、出力処理部122は、スピーカ41から燃料費の低減効果額などを読み上げる音声情報を出力しても良い。出力処理部122は、燃料費の低減効果額などをユーザに通知すると、本フローの処理を終了する。
図14(a)は、燃料費の低減効果額が表示された画面例430を示した図である。図14(b)は、燃料費の低減効果額および燃費の改善値が表示された画面例431を示した図である。図示するように、画面例430には「本日の燃料費は、A円でした。燃料切れ予測日に燃料補給した場合、B円の予測でした。本日、燃料補給を行うことにより、燃料費をC円安くできました。」といった燃料費の低減効果額に関する案内が表示される。また、燃費の改善値が算出されている場合、画面例431には「低燃費走行により、燃費がD(Km)改善されました」といった燃費の改善値に関する案内が合わせて表示される。
図10は、燃費費低減効果額通知処理における処理P2のフローを示した図である。価格動向判定部123は、燃料価格予測情報112を用いて燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇するか否かを判定する(ステップS021)。具体的には、判定日から燃料切れ予測日までの間で燃料価格の最も安い日が判定日である場合、価格動向判定部123は、燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇すると判定する。そして、燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇すると判定した場合(ステップS021でYes)、価格動向判定部123は、処理をステップS022へ移行する。一方で、燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇しないと判定した場合(ステップS021でNo)、価格動向判定部123は、処理をステップS027へ移行する。
ステップS022では、価格動向判定部123は、出力処理部122を介して、早めの燃料補給を推奨する所定のメッセージをディスプレイ2に表示してユーザに補給案内を行う。具体的には、価格動向判定部123は、かかるメッセージ情報を記憶部101から取得し、出力処理部122を介してディスプレイ2に表示する。また、価格動向判定部123は、メッセージを表示すると、処理をステップS023に移行する。
図11は、早めの燃料補給を推奨するメッセージを表示した画面例410を示した図である。ディスプレイ2には、例えば「燃料補給を早めに行うと燃料費が安くなると予測されます。」といった所定のメッセージが表示される。
ステップS023では、燃料残量管理部124は、燃料補給が行われたか否かを判定し、燃料補給が行われたと判定した場合(ステップS023でYes)、最新の燃料実価格情報111を取得する(ステップS024)。なお、これらの処理(ステップS023およびステップS024)は、前述のステップS012およびステップS013と同様であるため、説明を省略する。
ステップS025では、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日と燃料補給日との価格差に基づく燃料費の低減効果額を算出する。具体的には、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日の燃料価格と、燃料補給日の燃料価格とを燃料実価格情報111から特定する。また、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日の燃料価格から燃料補給日の燃料価格を引き、その差額と燃料補給量とを乗算することにより燃料費の低減効果額(C円に相当)を算出する。また、低減効果額算出部125は、燃料補給日の燃料価格と燃料補給量とを乗算した額(A円に相当)および燃料切れ予測日の燃料価格と燃料補給量とを乗算した額(B円に相当)についても算出する。また、低減効果額算出部125は、低減効果額を算出すると、処理をステップS026に移行する。
ステップS026では、出力処理部122は、算出した燃料費の低減効果額をディスプレイ2に表示する。なお、燃料費の低減効果額を示す画面例は、前述の図14(a)と同様であるため説明を省略する。出力処理部122は、スピーカ41から燃料費の低減効果額を読み上げる音声情報を出力しても良い。出力処理部122は、燃料費の低減効果額をユーザに通知すると、本フローの処理を終了する。
また、前述のステップS021で、燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇しないと判定した場合(ステップS021でNo)に移行するステップS027の処理において、価格動向判定部123は、燃料価格予測情報112を用いて、判定日から燃料切れ予測日までの間で、判定日および燃料切れ予測日以外の特定の最安値日が存在するか否かを判定する。具体的には、価格動向判定部123は、判定日から燃料切れ予測日までの間であって、判定日および燃料切れ予測日以外のある特定の日の燃料価格が最も安い場合、特定の最安値日が存在すると判定する。そして、特定の最安値日が存在すると判定した場合(ステップS027でYes)、価格動向判定部123は、処理を図12のP3へ移行する。一方で、特定の最安値日が存在しないと判定した場合(ステップS027でNo)、すなわち判定日から燃料切れ予測日までの間で燃料価格に変動が無いと予測される場合、価格動向判定部123は、本フローの処理を終了する。
図12は、燃料費低減効果額通知処理における処理P3のフローを示した図である。価格動向判定部123は、出力処理部122を介して、燃料補給を特定の日に行うことを推奨する所定のメッセージをディスプレイ2に表示してユーザに補給案内を行う(ステップS031)。具体的には、価格動向判定部123は、かかるメッセージ情報を記憶部101から取得し、出力処理部122を介してディスプレイ2に表示する。また、価格動向判定部123は、メッセージを表示すると、処理をステップS032に移行する。
図13は、燃料補給をある特定の日に行うことを推奨するメッセージを表示した画面例420を示した図である。ディスプレイ2には、例えば「XX月YY日に燃料補給を行うと燃料費が安くなると予測されます。」といった所定のメッセージが表示される。
ステップS032では、燃料残量管理部124は、燃料補給が行われたか否かを判定し、燃料補給が行われたと判定した場合(ステップS032でYes)、最新の燃料実価格情報111を取得する(ステップS033)。なお、これらの処理(ステップS032およびステップS033)は、前述のステップS012およびステップS013と同様であるため、説明を省略する。
ステップS034では、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日と燃料補給日との価格差に基づく燃料費の低減効果額を算出する。具体的には、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日の燃料価格と、燃料補給日の燃料価格とを燃料実価格情報111から特定する。また、低減効果額算出部125は、燃料切れ予測日の燃料価格から燃料補給日の燃料価格を引き、その差額と燃料補給量とを乗算することにより燃料費の低減効果額を算出する(C円に相当)。また、低減効果額算出部125は、燃料補給日の燃料価格と燃料補給量とを乗算した額(A円に相当)および燃料切れ予測日の燃料価格と燃料補給量とを乗算した額(B円に相当)についても算出する。また、低減効果額算出部125は、低減効果額を算出すると、処理をステップS035に移行する。
ステップS035では、出力処理部122は、算出した燃料費の低減効果額をディスプレイ2に表示する。なお、燃料費の低減効果額を示す画面例は、前述の図14と同様であるため説明を省略する。出力処理部122は、スピーカ41から燃料費の低減効果額を読み上げる音声情報を出力しても良い。出力処理部122は、燃料費の低減効果額をユーザに通知すると、本フローの処理を終了する。
以上、燃料費低減効果額通知処理について説明した。
このような車載装置100によれば、燃料の適切な補給時期を案内すると共に、燃料費の低減効果をユーザに通知することができる。特に、本実施形態に係る車載装置100は、燃料価格予測情報112を用いて、所定期間における燃料の価格動向を判定することができる。そして、車載装置100は、判定した価格動向に基づいて、推奨する燃料補給時期をユーザに通知することができる。また、本実施形態に係る車載装置100は、燃料補給が行われた際に、燃料切れ予測日や判定日との価格差に基づく燃料費の低減効果額を算出し、これをユーザに通知することができる。これにより、ユーザは、燃料費が安くなると予測される日および燃料費の低減効果額を把握することができる。さらに、低燃費走行により燃料補給日を燃料切れ予測日よりも後にすることができた場合には、低燃費走行による燃料費の低減効果額のみらならず、燃費の改善値についてもユーザに通知されるため、ユーザは、燃料費の低減効果や低燃費走行による達成感をより強く感じることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、前述の実施形態に係る車載装置100は、通信部103を介して燃費算出装置210から燃費実績および日の平均走行距離を取得したが、車載装置100でこれらの情報を生成するようにしても良い。具体的には、車載装置100は、走行履歴生成部を有し、車速センサ7、ジャイロセンサ8およびGPS受信装置9などから出力される情報を用いて日の平均走行距離を算出する。また、走行履歴生成部は、算出した日の平均走行距離と、通信部103を介して残燃料検出センサ200から取得した燃料残量とを用いて、燃費実績を算出する。また、走行履歴生成部は、出発地、目的地および走行ルートなど所定の情報と共に、燃費実績および日の平均走行距離を走行履歴情報として記憶部101に格納する。
このような車載装置100によれば、通信部103を介して車両に搭載されている所定のセンサおよび装置から燃費実績などの情報を取得する処理を省略できるため、演算装置1の処理負担を軽減させ、燃料費低減効果額算出処理の処理速度を向上させることができる。
また、前述のステップS011の処理では、燃料補給日の先延ばしと、低燃費走行を推奨するメッセージを表示したが、車載装置100の全体制御部121は、通信部103を介して走行モード選択装置220に低燃費走行モード(エコモード)の選択を指示する信号を出力しても良い。このようにすれば、車両の図示しない制御部(制御装置)により低燃費走行モードに応じた車両制御が行われるため、燃料費の低減効果をより高めることができる。
また、前述の実施形態に係る車載装置100は、通信部103を介して取得した燃料価格予測情報112を用いて燃料の価格動向を判定したが、本発明はこれに限られず、車載装置100が燃料価格予測情報112を独自に生成するようにしても良い。具体的には、車載装置100の価格動向判定部123は、通信部103を介して取得した燃料実価格情報111と、公知の算出方法とを用いて、燃料価格の変動予測を行い、予測結果に基づいた燃料価格予測情報112を生成する。
このような車載装置100によれば、配信される燃料価格予測情報112を用いることなく、独自の算出方法に基づいて生成した燃料の価格予測情報を用いて燃料費の低減効果額を算出することができる。そのため、車載装置100は、より精度の高い燃料費の価格予測情報を生成可能となり、より精度の高い価格動向の判定を行うことができる。
なお、本発明は、上記の実施形態や変形例などに限られるものではなく、これら以外にも様々な実施形態および変形例が含まれる。例えば、上記の実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態や変形例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部および処理手段などは、それらの一部または全部を、プロセッサが各々の機能を実現するプログラムにより実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置3、または、ICカード、SD(Secure Digital)メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。なお、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。
100・・・車載装置、1・・・演算装置、2・・・ディスプレイ、3・・・記憶装置、
4・・・音声出力装置、41・・・スピーカ、5・・・入力装置、51・・・タッチパネル、
52・・・ダイヤルスイッチ、53・・・マイクロフォン、6・・・ROM装置、
7・・・車速センサ、8・・・ジャイロセンサ、9・・・GPS受信装置、
10・・・VICS受信装置、11・・・FM多重放送受信装置、
12・・・ビーコン受信装置、13・・・対外通信装置、14・・・対内通信装置、
101・・・記憶部、111・・・燃料実価格情報、112・・・燃料価格予測情報、
113・・・メッセージ情報、102・・・制御部、121・・・全体制御部、
122・・・出力処理部、123・・・価格動向判定部、124・・・燃料残量管理部、
125・・・低減効果額算出部、103・・・通信部、200・・・残燃料検出センサ、
210・・・燃費算出装置、220・・・走行モード選択装置、
300・・・情報配信サーバ

Claims (11)

  1. 所定の日を含む車両燃料の予測価格を含む燃料価格予測情報と、少なくとも前記所定の日および燃料補給日における確定済みの車両燃料の実価格を含む燃料実価格情報と、を取得する通信部と、
    前記所定の日および前記燃料補給日における車両燃料の実価格の差分に基づき、燃料費の低減効果額を算出する低減効果額算出部と、
    前記低減効果額を通知する情報を所定の装置に出力する出力処理部と、を備える
    ことを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記低減効果額算出部は、
    燃料補給が行われると、前記燃料実価格情報を用いて、車両の燃料残量が所定値以下になった前記所定の日と前記燃料補給日との価格差に基づく燃料費の低減効果額を算出し、
    前記出力処理部は、
    前記低減効果額を通知する情報を所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  3. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記低減効果額算出部は、
    車両燃料が無くなると予測される前記所定の日よりも後に燃料補給が行われると、前記燃料実価格情報を用いて、前記所定の日および前記燃料補給日における車両燃料の実価格の差分に基づく燃料費の低減効果額を算出し、
    前記出力処理部は、
    前記低減効果額を通知する情報を前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  4. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記低減効果額算出部は、
    燃料補給が行われると、前記燃料実価格情報を用いて、車両燃料が無くなると予測される前記所定の日と前記燃料補給日との価格差に基づく燃料費の低減効果額を算出し、
    前記出力処理部は、
    前記低減効果額を通知する情報を所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  5. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記低減効果額算出部は、
    車両の燃料残量が所定値以下になった前記所定の日以前の燃費実績と、前記所定の日以降の燃費実績との差分から燃費の改善値を算出し、
    前記出力処理部は、
    前記改善値を通知する情報を前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  6. 請求項1に記載の車載装置であって、
    前記燃料価格予測情報を用いて車両燃料の価格動向を判定し、燃料費の低減効果が高くなる所定の燃料補給時期を特定する価格動向判定部をさらに備え、
    前記出力処理部は、前記燃料補給時期を通知する情報を前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  7. 請求項2に記載の車載装置であって、
    前記燃料価格予測情報を用いて車両燃料の価格動向を判定し、燃料費の低減効果が高くなる所定の燃料補給時期を特定する価格動向判定部をさらに備え、
    前記出力処理部は、
    前記価格動向判定部により、車両燃料が無くなると予測される燃料切れ予測日まで燃料価格が下落すると判定された場合、燃料補給日の先延ばしを推奨する所定のメッセージを前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  8. 請求項7に記載の車載装置であって、
    前記出力処理部は、
    低燃費走行を推奨する所定のメッセージを前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  9. 請求項4に記載の車載装置であって、
    前記燃料価格予測情報を用いて車両燃料の価格動向を判定し、燃料費の低減効果が高くなる所定の燃料補給時期を特定する価格動向判定部をさらに備え、
    前記出力処理部は、
    前記価格動向判定部により、車両燃料が無くなると予測される燃料切れ予測日まで燃料価格が上昇すると判定された場合、早めの燃料補給を推奨する所定のメッセージを前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  10. 請求項4に記載の車載装置であって、
    前記燃料価格予測情報を用いて車両燃料の価格動向を判定し、燃料費の低減効果が高くなる所定の燃料補給時期を特定する価格動向判定部をさらに備え、
    前記出力処理部は、
    前記価格動向判定部により、車両の燃料残量が所定値以下になった日から車両燃料が無くなると予測される日までの間で特定の最安値日が存在すると判定された場合、燃料補給を前記特定の最安値日に行うことを推奨する所定のメッセージを前記所定の装置に出力する
    ことを特徴とする車載装置。
  11. 所定の日を含む車両燃料の予測価格を含む燃料価格予測情報と、少なくとも前記所定の日および燃料補給日における確定済みの車両燃料の実価格を含む燃料実価格情報と、を取得するステップと、
    前記所定の日および前記燃料補給日における車両燃料の実価格の差分に基づき、燃料費の低減効果額を算出する低減効果額算出ステップと、
    前記低減効果額を通知する情報を所定の装置に出力するステップと、を行う
    ことを特徴とする燃料費の低減効果額通知方法。
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