JP2009023433A - 給油案内方法、給油案内装置、車載端末、車両、及びセンターサーバ - Google Patents

給油案内方法、給油案内装置、車載端末、車両、及びセンターサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】
エコドライブの一つとして、ガソリンを満タンにしないことで車重を軽くし、燃費を向上させる方法があるが、走り方によって燃費が大きく変ってしまうため、単純に給油量を少なくするとガス欠の心配がある。
【解決手段】
車載端末102は、車速やアクセル開度などの車両情報を車両情報収集部201で収集し、運転評価部204がその走り方を判定評価し、ドライバ毎の走り方、走行している時期、走行している地域に応じて最適な給油タイミングと最適な給油量を給油方法決定部205で決定し、給油案内部206を介して最適給油タイミングと最適給油量をドライバに案内し、ガス欠になることなく、ドライバ毎に適した給油案内を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の給油を案内する方法及びその装置に係り、特に、ドライバ毎の走り方、走行している時期、走行している地域に応じて最適な給油タイミングや給油量を案内する技術に関する。
地球温暖化防止のため、自動車の二酸化炭素排出量削減が求められている。二酸化炭素排出量、すなわち、燃料消費量の削減を目的として、ドライバ一人ひとりが、アイドリングストップをはじめとするエコドライブ(環境に配慮した自動車の使い方)を実践することが推奨されている。エコドライブの一つとして、ガソリンを満タンにしないことで車重を軽くし、燃費を向上させる方法がある。
ところで、自動車はガス欠になると走れなくなってしまうため、コントロールパネル上の燃料残量警告灯で、ガス欠にならないように給油を案内してきた。車両のガソリンタンク内の燃料が一定量以下になった場合に燃料残量警告灯を点灯することで、ドライバに対して燃料の補給が必要であることを通知することができる。
また、別の給油を案内する従来技術として、目的地まで燃料が足りるかどうかを判定し、足りない場合には燃費予測や燃料価格などを用いて、どこで給油したらよいかを案内する方法がある。例えば、特許文献1に開示されているように、地域、店舗、銘柄等により日々変動する燃料価格と、残燃料量及び燃費予測、更に予定走行ルート等を考慮して、最適な給油手法を運転者に通知する。
また、別の給油を案内する従来技術として、車両重量や道路勾配を考慮して燃料消費を推定し、燃料消費が最良になるような経路上の最適給油ポイントを案内する方法がある。例えば、特許文献2に開示されているように、車両重量の変化を推測演算する車両重量演算手段と、目的地までの経路に関する道路勾配を導出する勾配演算手段と、車両重量関連情報、勾配関連情報、及び地図データを演算処理して、出発地から目的地まで走行したときに総計燃料消費量が最小となるように、最適給油ポイントを導出する最適給油演算手段を備えて、出発地から目的地に到達する間に消費した燃料消費、及び通行料金が最良になるように最適給油ポイントを案内する。
更に、ドライバ毎の運転を評価する従来技術として、運転の種類ごとに無駄に消費された燃料を計算して表示する方法(特許文献3参照)、給油時期や場所の情報を報知する従来技術で、アクセルやブレーキの踏み方などのドライバの癖に対応して燃費を補正する方法がある(特許文献4参照)。
特開2003−294458号公報 特開2005−207859号公報 特開2002−362185号公報 特開平10−260050号公報
然るに、特許文献1のように、燃料価格や燃費予測、予定走行ルート等を考慮して給油を案内する方法では、通常の状態では利用することができない。目的地までの走行ルート上の最適給油を案内するものであるため、目的地が設定されていない通常状態には適用することができない。また、この方法では、ドライバ毎の走り方を考慮した案内を行うことができない。燃費を平均車速だけを用いて予測しているが、これでは不十分である。実際には、アイドリング有無、アクセルの踏み具合、エアコン利用具合、波状運転の具合など走り方によって燃費が大きく変わるため、上記方法では、ドライバ特有の走り方に応じた給油案内を行うことができない。
また、特許文献2のように、車両重量や道路勾配などを考慮して給油を案内する方法でも、上記特許文献1と同様に、目的地が設定されていない通常状態には適用することができないし、ドライバ毎の走り方を考慮した案内を行うこともできない。
また、特許文献3のように、運転の種類ごとに無駄に消費された燃料を計算して表示する方法では、そのドライバが燃料を消費しやすい運転をしているかどうかが分かるだけである。給油を案内するためには、これだけでは不十分である。時期によって遠出しやすいのかどうか(燃料を多く消費しやすいのかどうか)、燃料を消費した場合に給油しやすいのかどうか、といった要素を考慮する必要がある。更にまた、特許文献4では、ドライバの癖を検出して運転態様燃費補正率を求め、燃料消費量等を補正し、予定走行ルート上での給油時期を演算しているが、経路が設定されていない場合や、給油する際の最適な給油量については考慮がなされていない。
本発明の目的は、車速やアクセル開度などの車両情報を収集して走り方を判定し、ドライバ毎の走り方、走行している時期、走行している地域に応じて最適な給油タイミングや給油量を案内することができる給油案内方法、給油案内装置、車載端末及び車両を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る給油案内方法は、ドライバの走り方に応じた給油を案内する方法において、車両状態取得部で車両の状態を取得し、運転評価部で車両状態からドライバの走り方を評価し、運転評価結果から、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための下限値を表す警告燃料量と、給油する場合の最適給油量を給油方法決定部で決定し、これら警告燃料量と最適給油量に基づいて給油案内部が給油を案内する給油案内方法として構成される。
また、好ましくは、運転評価部は、走り方が燃料を消費しにくいのかどうかを表すエコ運転度と、時期毎にドライバが遠出をする確率を表す外出頻度と、地域毎の給油のしやすさを表す給油容易度を評価する。
また、好ましくは、エコ運転度は、アイドリング中に消費した燃料量、エアコンを利用したことで消費した燃料量、一定以上の加速度で加速した時に消費した燃料量、フットブレーキ利用により失ったエネルギーを燃料に換算した場合の燃料量の少なくとも1つを用いて、燃料の消費しにくさを計算する。
また、好ましくは、外出頻度は、春夏秋冬の季節、月、平日/その他(週末・祝祭日)、連休、晴れ/雨/雪の天気、同乗者の有無の少なくとも1つを用いて、ドライバが一定以上の距離を走行する確率を計算する。
また、好ましくは、給油容易度は、一定距離のメッシュ内にあるガソリンスタンドの数と、該メッシュ内を走行したことがある距離から計算する。
また、好ましくは、現在の燃料残量と、警告燃料量と、平均燃費から計算した警告燃料量になるまでに走行可能な距離と、最適給油量とを表示し、定期的に最新情報に更新する。
また、好ましくは、給油案内部は、現在の燃料残量を取得し、燃料残量が警告燃料量を下回った時に、給油案内文と最適給油量を表示する。
更に、本発明に係る車載端末は、ドライバの走り方に応じた給油を案内する、車両に搭載された車載端末において、車両の状態を取得する車両状態取得部と、車両状態からドライバの走り方を評価する運転評価部と、運転評価結果から、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための下限値を表す警告燃料量と、給油する場合の最適給油量を決定する給油方法決定部と、警告燃料量と最適給油量に基づいて給油を案内する給油案内部とを有し、給油案内部に従って給油を案内することを特徴とする車載端末として構成される。
更に本発明に係る車両は、ドライバの走り方に応じた給油を案内する車両において、車両の状態を取得する車両状態取得部と、車両状態からドライバの走り方を評価する運転評価部と、運転評価結果から、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための下限値を表す警告燃料量と、給油する場合の最適給油量を決定する給油方法決定部と、警告燃料量と最適給油量に基づいて給油を案内する給油案内部とを有し、給油案内部に従って、給油警告灯を点灯させることを特徴とする車両として構成される。
更に本発明に係る給油案内装置は、ドライバの走り方に応じた給油を案内する、ガソリンスタンドに設置された給油案内装置において、車両が接近した場合に自動的に通信を接続する通信部と、車載端末から最適給油量を取得する最適給与量取得部とを有し、受信した最適給油量を画面に表示することを特徴とする給油案内装置として構成される。
更にまた、本発明に係るセンターサーバは、ドライバの走り方に応じた給油を案内するセンターサーバにおいて、車載端末と接続する接続部と、車載端末から給油に関係する車両情報を取得する給油情報取得部と、給油情報に基づいて給油案内の画面を作成する画面作成部とを有することを特徴とするセンターサーバとして構成される。
また、好ましくは、給油情報取得部は、給油に関係する車両情報として、走行距離、燃料残量、警告燃料量、最適給油量、平均燃費を取得する。
また、好ましくは、画面作成部は、走行距離と燃料残量から給油実績を計算し、警告燃料量と最適給油量と平均燃費から最適給油方法を計算し、同一グラフ上に給油実績と最適給油方法とを表示する。
本発明によれば、ドライバ毎の走り方、走行している時期、走行している地域に応じて最適な給油タイミングと給油量の案内を行うことができる。
以下に、本発明の実施形態について、図を用いて以下で詳細に説明する。
図1は、ドライバに対して給油を案内する車載システムの構成を示す。これは車両101内のシステムで、中央処理部(Central Processing Unit、CPU)などを内蔵する車載端末102、センサ103、出力装置104、電子制御装置(Electric Control Unit、ECU)105から構成される。ECU105は、車のエンジンや足回りなどの制御を行うものである。車載端末102とECU105は、車内ネットワーク106で接続されており、車載端末102は、車内ネットワーク106を介して、エンジン回転数やアクセル開度といったECU105が持っている情報を取得することができる。また、車載端末102のCPUでは、取得した車両情報の加工処理などを行う。また、車載端末102は、センサ103、出力装置104と接続されており、センサ103の情報を取得したり、出力装置104に対して情報を出力したりすることができる。センサ103としてGPS(Global Positioning System)センサを取り付けることで、車載端末102は車両の位置情報や時刻情報を取得することが可能となる。出力装置104には、ディスプレイ、スピーカ、通信部などがあり、ディスプレイに給油案内を表示させたり、給油案内をスピーカから音声としてドライバに伝えたり、無線通信で送信することができる。
図2は、上述した車載システムのプログラムの実行によって実現される機能構成を示す。以下に説明する諸機能は、車載端末102が有するCPUでアプリケーションプログラムが実行されることで実現される。車載端末102は、車両情報収集部201、車両情報記憶部202、運転履歴管理部203、運転評価部204、給油方法決定部205、給油案内部206、POI情報記憶部207、運転状態記憶部208、運転評価ルール記憶部209、給油ルール記憶部210を有する。各記憶部以外のブロックは、CPUでプログラム処理される機能ブロックである。
車両情報収集部201は、車内ネットワーク106を介してECU105から車速などの車両情報を取得する機能と、センサ103からセンサ情報を取得する機能とを備えており、取得した情報は車両情報記憶部202に蓄積する。運転状態管理部203は、運転状態記憶部208に格納された運転状態定義に基づいて、車両情報記憶部202、POI情報記憶部207から必要な情報を取得し、運転状態情報を作成して運転状態記憶部208に蓄積する。ここで、運転状態定義とは、運転状態情報を求めるための計算方法を定義したもののことを言う。また、ここで、POIとはPoint of Interestの略で、POI情報は観光地や各種施設の情報を指す。運転評価部204は、運転評価ルール記憶部209に格納された運転評価ルールに基づいて、運転状態管理部203を介して運転状態情報を取得し、運転評価情報を求める。ここで、運転評価ルールとは、運転状態情報から運転評価情報を求めるための計算方法を定義したもののことを言う。給油方法決定部205は、給油ルール記憶部210に格納された給油ルールに基づいて、運転評価部204から取得した運転評価情報をキーにして、警告燃料量と最適給油量を検索する。ここで、警告燃料量とは、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための下限値のことを言うものとする。また、最適給油量とは、給油時の最適な燃料量のことを言うものとする。給油案内部206は、給油方法決定部205で求めた警告燃料量と最適給油量に基づいて、出力装置104を通して、ドライバに対して給油案内を行う。車両情報記憶部202、POI情報記憶部207、運転状態記憶部208、運転評価ルール記憶部209、給油ルール記憶部210は、車載端末102に内蔵されたハードディスクに記憶される。なお、これらの記憶部は、内蔵ハードディスクではなく、USBなどのケーブルで接続された外部ハードディスクでも良いし、フラッシュメモリでも良い。また、全てを1つの記憶装置に格納してよいし、複数の記憶装置に分散させて格納しても良い。
図3は、運転評価ルール記憶部209のテーブル構成を示す。このテーブルは、評価項目301、計算方法302の項目から構成される。評価項目301には、給油案内を行うためのパラメータとなる「エコ運転度」「外出頻度」「給油容易度」の3つが定義され、計算方法302には、各評価項目に対応する計算方法が定義される。
ここで、エコ運転度とは、どれぐらいエコ運転ができているかどうか、つまり、燃料を消費しにくい走り方をしているかどうかを表す指標である。エコ運転度を用いることで、ドライバ毎に適した案内を行うことが可能となる。エコ運転度の計算方法は、例えば、燃料ロス量÷燃料消費量×100で求められる値が、5%未満であれば“高”に、5%以上であれば“低”にする。燃料ロス量、燃料消費量は、運転状態管理部203を介して運転状態記憶部208から取得する。
また、外出頻度とは、時期毎にドライバが遠出する確率を表す指標である。一般的に、毎日同じ量の燃料を消費するわけではなく、時期毎にバラつきがある。例えば、週末は出かけるため燃料消費量が多いが、平日はほとんど乗らないため燃料消費量が少ない、などである。外出頻度を用いることで、時期毎に適した案内を行うことが可能となる。外出頻度の計算方法は、例えば平日の外出頻度の場合には、平日で一定以上の距離を走行した日数÷平日の全日数×100を求め、その値が50%以上であれば“高”に、50%未満であれば“低”にする。時期としては、春夏秋冬の季節、月、平日/それ以外(週末・祝祭日)、連休(3連休以上)、晴れ/雨/雪の天気、を考慮する。時期毎の、一定以上の距離を走行した日数、全日数は、運転状態管理部203を介して運転状態記憶部208から取得する。
また、給油容易度とは、地域毎の給油のしやすさを表す指標である。給油容易度を用いることで、場所ごとに適した案内を行うことが可能となる。給油容易度の計算方法は、例えば、“ガソリンスタンドの発見しやすさ”と“土地鑑があるかどうか”で求めることができる。ガソリンスタンドの発見しやすさはガソリンスタンド数に比例し、土地鑑があるかどうかは、過去にその地域をどれぐらい走ったことがあるかどうかで推定する。“ガソリンスタンドの発見しやすさ”ד土地鑑があるかどうか”×100を求め、その値が5%以上であれば“高”に、5%未満であれば“低”にする。ガソリンスタンド数はPOI情報記憶部207から取得し、走行距離は運転状態管理部203を介して運転状態記憶部208から取得する。この運転評価ルールは、携帯網経由で接続したセンターサーバから更新できるようにしても良いし、ディーラで有線または無線で接続した端末から更新できるようにしても良い。
図4は、運転状態記憶部208のテーブル構成を示す。図4(a)の運転状態定義テーブルには、運転状態情報の計算方法が定義される。運転状態情報は、運転評価情報である「エコ運転度」「外出頻度」「給油容易度」を求めるための元データであり、運転評価部204で利用される。運転状態定義テーブルは、データ項目401、計算方法402の項目から構成される。データ項目401は、燃料ロス量や燃料消費量などのデータ項目を表している。計算方法402では、データ項目401を求めるための計算方法が定義されており、車両情報記憶部202に蓄積された車両情報と、POI情報記憶部207に格納されたPOI情報とから計算する。
例えば、無駄に消費した燃料量を表す燃料ロス量は、特定の運転操作(アイドリング、加速、減速、エアコン利用)で消費した燃料量の合計から求めることができる。アイドリング、加速、減速、エアコン利用の各操作で無駄に消費された燃料量がアイドリングロス量、加速ロス量、減速ロス量、エアコン利用ロス量である。F1、F2、F3、F4は関数を意味しており、括弧内の情報を用いて各ロス量が計算されることを表している。アイドリングロス量の場合には、アイドリング信号と燃料噴射パルスの2つの情報から計算することができる。ここで、アイドリング信号、燃料噴射パルスは、図1の車内ネットワークを介してECU105から取得して車両情報記憶部202に蓄積されている情報である。他のロス量の場合も同様で、括弧内のアクセル開度・車速・フットブレーキ・エアコンON/OFFは、ECU105から取得して車両情報記憶部202に蓄積されている。F1、F2、F3、F4の具体的な計算方法に関しては、図8の説明で示す。また、例えば、燃料消費量は燃料噴射パルスを合計することで計算できる。燃料噴射パルスはECU105から取得できる情報で、瞬間的に噴射された燃料量を表している。
これらの定義情報は、携帯網経由で接続したセンターサーバから更新できるようにしても良いし、ディーラで直接または無線で接続した端末から更新できるようにしても良い。図4(b)の運転状態テーブルは、運転状態の現在値を格納するテーブルで、データ項目403、現在値404の項目から構成される。データ項目403とデータ項目401は対応しており、計算方法402の定義に従って計算された値が現在値404に格納される。
図5は、車両情報記憶部202に記憶されるデータの記憶形式について説明する。車両情報記憶部202は、取得時間501、走行距離502、データ名503、データ値504を記憶する。ここで、データ名503は、車速や燃料残量などのデータの種類を表し、データ値504はデータの中身を表す。データ値504を取得した時の時間を表すのが取得時間501で、取得した時の走行距離を表すのが走行距離502である。ここで蓄積された車両情報は、運転状態管理部203にて、運転状態を計算するのに利用される。車両情報記憶部202には、全ての車両情報を蓄積するようにしても良いし、また、図4(a)の運転状態定義に連動して、運転状態管理部203で必要となる車両情報のみを動的に収集するようにしても良い。
図6は、POI情報記憶部207のテーブル構成を示す。このテーブルは、データ種別601、位置602、詳細情報603の項目から構成される。データ種別601は、ガソリンスタンドやコンビニなど、POI情報の種類を表す。位置602は、POI情報の座標を表す。詳細情報603は、営業時間、住所、電話番号、駐車場有無などの詳細情報を表す。POI情報は、携帯網経由で接続したセンターサーバから更新できるようにしても良いし、ディーラで直接または無線で接続した端末から更新できるようにしても良い。
図7は、給油ルール記憶部210のテーブル構成を示す。このテーブルは、エコ運転度701、外出頻度702、給油容易度703、警告燃料量704、最適給油量705の項目から構成される。エコ運転度701、外出頻度702、給油容易度703は、運転評価部204で計算される運転評価情報である。警告燃料量704は、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための下限値のことで、最適給油量は給油時の最適な燃料量のことである。給油ルールは、携帯網経由で接続したセンターサーバから更新できるようにしても良いし、ディーラで直接または無線で接続した端末から更新できるようにしても良い。
警告燃料量704と最適給油量705の決め方の一例は、走行可能な時間から算出することである。まず、走行可能時間の下限値と上限値を決める。走行可能時間の下限値は、ガソリンスタンドを探して給油するまでの必要最低限の時間である。また、走行可能時間の上限値は、車重と給油回数とのトレードオフにより決まる。上限値を下げれば、車重が軽くなり燃費が向上するが、給油回数が増える可能性が高くなる。そこで、例えば、1ヶ月の給油が1回を超えないようにするために、1ヶ月の最大走行時間を用いても良い。走行可能時間の下限値を走るのに必要な燃料量が警告燃料量704となり、走行可能時間の上限値を走るのに必要な燃料量から最適給油量705が決まる。
図8は、運転状態管理部203における運転状態情報作成処理のフローを示す。まず、運転状態記憶部208の運転状態定義テーブルから運転状態定義を読み込む(ステップ801)。次に、運転状態定義に基づいて、必要となるPOI情報を、POI情報記憶部207から検索し、運転状態定義に基づいて加工する(ステップ802)。例えば、ガソリンスタンドの全情報をPOI情報記憶部207から検索して、1km四方のメッシュ単位のガソリンスタンド数と、1つのメッシュに存在するガソリンスタンド数の最大数を計算する。次に、運転状態定義に基づいて、必要となる車両情報を、車両情報記憶部202から取得する(ステップ803)。例えば、燃料ロス量を計算するために必要となる、アイドリング信号、燃料噴射パルス、アクセル開度、車速、フットブレーキ、燃費、エアコンON/OFFを収集する。次に、運転状態定義に基づいて、取得した車両情報を使って運転状態情報を計算し、運転状態記憶部208の運転状態テーブルに計算結果を蓄積する(ステップ804)。
運転状態情報の計算例を、燃料ロス量を用いて説明する。まず、図4に示した運転状態定義によると、燃料ロス量は、アイドリングでのロス量、加速でのロス量、減速でのロス量、エアコン利用によるロス量の合計で求められる。アイドリングロス量の求め方の一例は、アイドリング信号が出ている間の燃料噴射パルスを積算することで求めることができる。加速ロス量の求め方の一例は、ドライバがアクセルを踏んでいるときに、一定以上の加速度で加速した場合の燃料噴射パルスを計測することで求めることができる。つまり、加速度の値がしきい値を超えている場合に対して、その時の時刻をキーにして燃料噴射パルスを検索して積算する。アクセルを踏んでいるかどうかはアクセル開度から判別することができるし、加速度は車速から計算することができる。減速ロス量の求め方の一例は、フットブレーキを使って減速した時の失った運動エネルギーが、どれぐらいのガソリン量に相当するかを計算することで求めることができる。例えば、加速時には燃料とエネルギーは比例すると仮定すると、「燃料噴射パスル=車速×加速度×定数」が成り立つ。ここで、車速はECU105から取得可能であるし、加速度は車速から計算可能、定数は車種毎に事前定義しておくものである。この式によって、減速によって失ったエネルギーを燃料量に換算することが可能である。エアコン利用ロス量は、エアコン利用による単位時間あたりの燃料消費量(事前定義)と、実際にエアコンを利用した時間から求めることができる。最後に、繰返し実行のため、一定時間間隔をあけて(ステップ805)、ステップ803に戻る。この例では定期的に実行するようにしているが、ある一定量の車両情報が車両情報記憶部202に蓄積されたタイミングで実行するようにしても良いし、指定した車両情報が取得できたタイミングで実行するようにしても良い。
図9は、運転評価部204における運転評価情報作成処理のフローを示す。まず、運転評価ルール記憶部209から運転評価ルールを読み込む(ステップ901)。次に、運転状態管理部203を介して、運転状態記憶部208から運転状態情報を取得する(ステップ902)。次に、現在時刻と現在位置を取得する(ステップ903)。運転状態管理部203を介して車両情報記憶部202から取得しても良いし、センサ103からGPS情報を直接取得しても良い。また、現在時刻は内部にタイマーを持ち、それを参照するようにしても良い。次に、運転評価ルールに基づいて、運転状態情報、現在時刻、現在位置を使って運転評価情報を計算する(ステップ904)。外出頻度の計算例を説明する。まず、現在時刻から、何月なのか、平日/その他(週末・祝祭日)のどちらなのか、3日以上の連休なのか、季節(春:3〜5月、夏:6〜8月、秋:9〜11月、冬:12〜2月)のどれなのかを調べる。次に、現在の天気を調べる。これは、外気温が非常に低く、かつ、ワイパーが稼働している場合には雪、それ以外の状況でワイパーが稼働している場合には雨、それ以外の場合には晴れというように推定することができる。結果として、「3月、平日、連休なし、春、晴れ」という状況であったとする。次に、各状況に対して、運転状態情報の走行日数と全日数を取得する。取得した結果を、計算方法にあるP(n)=走行日数(n)÷全日数(n)×100に当てはめた結果が、P(3月)=50、P(平日)=10、P(春)=30、P(晴れ)=70であったとする。すると、P=(P(3月)+P(平日)+P(春)+P(晴れ))÷4=40となり、30%以上であるので、外出頻度=“高”となる。最後に、繰返し実行のため、一定時間間隔をあけて(ステップ905)、ステップ902に戻る。
図10は、給油案内部206における給油案内処理のフローを示す。まず、給油方法決定部205から、警告燃料量と最適給油量を受け取る(ステップ1001)。次に、車両情報記憶部202から、現在の燃料残量を取得する(ステップ1002)。次に、給油案内を実施するかどうかを確認する(ステップ1003)。給油案内を表示する方法としては、常時ナビ画面に表示する方法や、特定のタイミングで警告画面を表示する方法などがある。警告画面を表示する方法の場合には、警告画面を出す条件を満たしているかどうかを確認することになる。警告画面を出す条件としては、燃料残量≦警告燃料量などが考えられる。案内を実施する場合(Yes)にはステップ1004に進み、実施しない場合(No)には終了する。最後に、ドライバに対して出力装置104を介して給油案内を行う(ステップ1004)。
図11は、ドライバへの給油の案内例を示す。図11(a)は、ナビ画面などに、常時、給油案内の画面を表示する場合の例である。もちろん、全画面に表示されている必要はなく、経路案内を表示している隅に表示されていても良い。この画面には、現在の燃料残量1101、給油するタイミングを燃料残量で知らせる最適燃料残量タイミング1102、給油タイミングを走行距離で知らせる最適走行距離タイミング1103、現在の最適給油量1104の項目が表示される。燃料残量1101は、ステップ1002で取得した値である。最適燃料残量タイミング1102は、ステップ1001で取得した警告燃料量である。最適走行距離タイミング1103は、(現在の燃料残量−警告燃料量)÷燃費で計算した値である。現在の最適給油量1104は、ステップ1001の最適給油量と、ステップ1002で取得した現在の燃料残量から計算した値である。画面は定期的に更新され、最新情報が表示される。図11(b)は、ある特定の条件が成立した場合に、ナビ画面などに警告画面を表示する場合の例である。この画面には、給油をすすめるコメント文と、最適給油量1105の項目が表示される。最適給油量1105は、ステップ1001で取得した最適給油量と燃料タンクのサイズから計算した値である。例えば、最適給油量が50%で、燃料タンクのサイズが50リットルだったとすると、画面には25リットルと表示される。図11(c)は、車両のコンビネーションメータにある燃料警告灯で案内する場合の例である。コンビネーションメータには、燃料残量メータ1106、燃料残量警告灯1107が表示されている。燃料残量メータ1106には現在の燃料残量が表示されている。従来の燃料警告灯1107は、燃料が一定量以下になった場合に点灯するというものであるが、これを、燃料残量≦警告燃料量などの条件が成立した場合に点灯させるようにする。つまり、同じ燃料残量でも、ドライバ毎の走り方に応じて点灯させるかどうかを決定する(図の例ではドライバAの時に点灯、ドライバBの時に消灯)。
次に、図12及び図13を参照して第二の実施例について説明する。この実施例2は、図1に示した車載システムが、ガソリンスタンドに設置された給油案内装置と連携して給油案内を行うものである。以下、具体的に説明する。
図12は、ガソリンスタンドにおける給油案内システムの構成を示す。車両101、車載端末102、センサ103、ECU105、車内ネットワーク106の機能は、図1による車載システムの例と同様であるので、その説明は省略する。出力装置として車載端末102に接続された通信装置(部)1201は、ガソリンスタンドに設置された給油案内装置1203と無線網1202を介して通信を行う。無線網は、無線LANでも良いし、Bluetoothでも良い。給油案内装置1203は、表示装置1204、通信装置(部)1205から構成される。通信装置1205は、無線網1202を介して、通信装置1201から給油案内に必要な情報を取得する。表示装置1204は、取得した情報に基づいて、ドライバに対して給油案内を行う。車両101と給油案内装置1203の通信コネクションの接続は、車両101が給油案内装置1203に接近した時に自動的に接続する。自動的に接続するのではなく、ドライバが給油案内装置1203のボタンを押した時に、最も近くにある車両101と接続するようにしても良いし、車両番号など、車両固有の情報をドライバが給油案内装置1203に入力することで、接続する車両101を特定するようにしても良い。
図13は、給油案内装置1203の表示装置1204における給油の案内例を示す。この画面には、最適給油量1301と、給油方法を選択するための給油選択ボタン1302が表示される。最適給油量1301は、無線網1202を介して、車載端末102から取得したものである。なお、車載端末102における最適給油量の計算方法は、実施例1で説明した方法と同様である。給油選択ボタン1302には、満タン、金額指定、最適給油などのボタンがある。ここで、最適給油のボタンを選択すると、給油時に最適給油量1301に表示された量の燃料が自動で給油されることとなる。このように、給油案内装置1203に最適給油量1301を表示することで、ユーザは、エンジンを切っても最適な給油量を知ることができる。
次に、図14から図17までを参照して第三の実施例について説明する。この例は、図1に示した車載システムからセンターサーバに給油情報をアップロードし、自宅からアクセスしたユーザに対して給油案内を行うものである。以下、具体的に説明する。
図14は、センターサーバで給油案内をする場合の給油案内システムの構成を示す。車両101、車載端末102、センサ103、ECU105、車内ネットワーク106の機能は、図1による例と同様であるので、その説明は省略する。センターサーバ1403は通常のコンピュータシステムであり、処理部であるCPUと記憶部と通信部を有する。このセンターサーバ1403は、通信部から携帯網1402を介して、車両101内の通信装置1401と接続する。ここで、通信装置1401は車載端末102に外付けで接続された携帯電話でも良いし、外付けの通信モジュールでも良いし、車載端末102と一体型になった組み込み型の通信モジュールでも良い。センターサーバ1403の記憶部には、複数の車両101から収集された給油に関係する車両情報が蓄積される。また、センターサーバ1403は、インターネット1404を介して、ユーザの利用者端末1405と接続する。ドライバは、自宅の利用者端末1405からセンターサーバ1403にアクセスして給油案内を受ける。
図15は、プログラムの実行によって実現される機能構成を示す。以下に説明する諸機能は、車載端末102及びセンターサーバ1403が有するCPUでアプリケーションプログラムが実行されることで実現される。車載端末102、車両情報収集部201、車両情報記憶部202、運転状態管理部203、運転評価部204、給油方法決定部205は、図2による例と同様であるので、その説明は省略する。給油情報送信部1501は、通信装置1401を介して、給油に関連した情報をセンターサーバ1403に送信する。給油に関連した情報として、走行距離と燃料残量の組、つまり、燃料をどのように消費したのかの推移を表す情報と、警告燃料量と最適給油量である。警告燃料量と最適給油量は給油方法決定部205で求められる。車両101とセンターサーバ1403との通信は、定期的に接続をして情報をアップロードするようにしても良いし、ドライバのアクションによって接続された時に、情報をアップロードするようにしても良い。
つぎにセンターサーバ1403の処理部であるCPUのプログラム機能である給油情報受信部1502は、給油情報送信部1501から送信された給油情報を受信し、記憶部である給油情報記憶部1503に蓄積する。この時、どのユーザから取得した情報なのかを分かるようにして蓄積する。例えば、通信の際にユーザIDで認証するようにし、そのユーザIDをキーにして蓄積するようにする。CPUのプログラム機能である画面作成部1504は、利用者端末1405からのリクエストに基づいて、給油情報記憶部1503から給油情報を検索し、給油案内画面を作成して返す。
図16は、給油情報記憶部1503のテーブル構成を示す。図16(a)燃料残量テーブルには、燃料残量の推移情報が蓄積される。燃料残量テーブルは、ユーザID1601、走行距離1602、燃料残量1603の項目から構成される。1レコードに、あるユーザの車両が、どの時点(走行距離)の時に、燃料がどれぐらい残っていたのかの情報が格納されている。複数レコードを参照することで、燃料残量の推移を得ることができる。図16(b)最適給油テーブルには、ユーザ毎の警告燃料量と最適給油量が格納される。最適給油テーブルは、ユーザID1604、警告燃料量1605、最適給油量1606の項目から構成される。
図17は、利用者端末1405の画面上におけるドライバへの給油の案内例を示す。この画面には、給油案内グラフ1701と給油アドバイス1705が表示される。給油案内グラフ1701は、走行距離と燃料残量を表すグラフであり、給油の実績を表す実線1702と、最適な給油をした場合を表す破線1703の2つが表示されている。なお、燃料残量の増加が給油をしたことを表している。図の例では、燃料残量が少なくなった時に満タンにしていることが給油実績1702から分かる。最適給油1703では、満タンにしないで半分まで燃料を入れることを推薦している。給油実績1702と最適給油1703を同じグラフ上に表示することで、差分1704を明確に表示することができ、最適給油1703の方が、車重が軽くなっていることを直感的に分かるように表示することが出来る。給油アドバイス1705には、最適給油方法の文章での説明、及びなぜ最適なのかの説明が表示される。図の例では、“満タンにしないで半分まで給油することで、燃費を向上させることが可能です。”が最適給油方法の説明で、“「斜線部分の重量を減らす→車重を軽くする→燃費を向上させる」という理由です。”が、なぜ最適なのかの説明である。
以上詳述した本発明によれば、ドライバ毎の走り方、走行している時期、走行している地域に応じて最適な給油タイミングと給油量の案内を行うことができる。また、これによって燃費を向上させることができ、ガソリン代を安くすることができる。また、燃費向上の結果として、自動車から排出される二酸化炭素排出量を削減することができる。
第一の実施例における車載システムの構成を示す図。 第一の実施例における車載システムの機能構成を示す図。 第一の実施例における運転評価ルール記憶部209のテーブル構成を示す図。 第一の実施例における運転状態記憶部208のテーブル構成を示す図。 第一の実施例における車両情報記憶部202のデータ形式を示す図。 第一の実施例におけるPOI情報記憶部207のテーブル構成を示す図。 第一の実施例における給油ルール記憶部210のテーブル構成を示す図。 第一の実施例における運転状態情報作成処理を示すフロー図。 第一の実施例における運転評価情報作成処理を示すフロー図。 第一の実施例における給油案内処理を示すフロー図。 第一の実施例におけるドライバへの給油の案内例を示す図。 第二の実施例における給油案内システムの構成を示す図。 第二の実施例におけるユーザへの給油の案内例を示す図。 第三の実施例における給油案内システムの構成を示す図。 第三の実施例における給油案内システムの機能構成を示す図。 第三の実施例における給油情報記憶部1503のテーブル構成を示す図。 第三の実施例におけるドライバへの給油の案内例を示す図。
符号の説明
102…車載端末、201…車両情報収集部、202…車両情報記憶部、203…運転状態管理部、204…運転評価部、205…給油方法決定部、206…給油案内部、207…POI情報記憶部、208…運転状態記憶部、209…運転評価ルール記憶部、210…給油ルール記憶部。

Claims (15)

  1. 車両を運転するドライバの走り方に応じた給油を案内する給油案内方法であって、
    車両状態取得部により、前記車両の状態を取得し、
    運転評価部により、前記車両状態から前記ドライバの走り方を評価し、
    給油状態決定部により、前記運転評価部の評価結果から、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための前記下限値を表す警告燃料量と、給油する場合の最適給油量を決定し、
    給油案内部により、前記警告燃料量と前記最適給油量に基づいて給油を案内する
    給油案内方法。
  2. 請求項1記載の給油案内方法であって、
    前記運転評価部は、前記ドライバの走り方を評価するため、燃料を消費しにくい走り方をしているかどうかを表すエコ運転度と、時期毎に前記ドライバが遠出する確率を表す外出頻度と、地域毎の給油のしやすさを表す給油容易度とを用いる
    給油案内方法。
  3. 請求項2記載の給油案内方法であって、
    前記運転評価部は、前記エコ運転度を、アイドリング中に消費した燃料量、エアコンを利用したことで消費した燃料量、一定以上の加速度で加速した時に消費した燃料量、フットブレーキ利用により失ったエネルギーを燃料に換算した場合の燃料量の少なくとも1つを用いて計算する
    給油案内方法。
  4. 請求項2記載の給油案内方法であって、
    前記運転評価部は、前記外出頻度を、春夏秋冬の季節、月、平日/その他(週末・祝祭日)、3日以上の連休、晴れ/雨/雪の天気の少なくとも1つを用いて算出した、前記ドライバが一定以上の距離を走行する確率から計算する
    給油案内方法。
  5. 請求項2記載の給油案内方法であって、
    前記運転評価部は。前記給油容易度を、一定距離のメッシュ内にあるガソリンスタンドの数と、該メッシュ内を走行したことがある距離から計算する
    給油案内方法。
  6. 請求項1記載の給油案内方法であって、
    前記給油案内部は、現在の燃料残量と、前記警告燃料量と、平均燃費から計算した前記警告燃料量になるまでに走行可能な距離と、前記最適給油量とを表示し、定期的に最新情報に更新する
    給油案内方法。
  7. 請求項1記載の給油案内方法であって、
    前記給油案内部は、現在の燃料残量を取得し、前記燃料残量が前記警告燃料量を下回った時に、給油案内文と前記最適給油量を表示する
    給油案内方法。
  8. 車両に搭載され、ドライバの走り方に応じた給油を案内する車載端末であって、前記車両の状態を取得する車両状態取得部と、
    前記車両状態から前記ドライバの走り方を評価する運転評価部と、
    前記運転評価部の評価結果から、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための前記下限値を表す警告燃料量と、給油する場合の最適給油量を決定する給油方法決定部と、
    前記警告燃料量と前記最適給油量に基づいて給油を案内する給油案内部とを有する車載端末。
  9. 請求項8記載の車載端末であって、
    前記運転評価部は、燃料を消費しにくい走り方をしているかどうかを表すエコ運転度と、時期毎に前記ドライバが遠出する確率を表す外出頻度と、地域毎の給油のしやすさを表す給油容易度を用いて前記走り方を評価する
    車載端末。
  10. ドライバの走り方に応じた給油を案内する車両であって、
    当該車両の状態を取得する車両状態取得部と、
    前記車両状態から前記ドライバの走り方を評価する運転評価部と、
    前記運転評価部の評価結果から、燃料が下限値以下になった場合に給油案内をするための前記下限値を表す警告燃料量と、給油する場合の最適給油量を決定する給油方法決定部と、
    前記警告燃料量と前記最適給油量に基づいて給油を案内する給油案内部とを有する車両。
  11. 請求項10記載の車両であって、
    車内ネットワークと、当該車内ネットワークに接続された電子制御装置を更に有し、
    前記車両状態取得部は、前記電子制御装置の出力を前記車内ネットワークを介して受信する
    車両。
  12. 請求項11記載の車両であって、
    前記運転評価部は、燃料を消費しにくい走り方をしているかどうかを表すエコ運転度と、時期毎に前記ドライバが遠出する確率を表す外出頻度と、地域毎の給油のしやすさを表す給油容易度を用いて前記走り方を評価する
    車載端末。
  13. 給油を案内する給油案内装置であって、
    車両が接近した場合に前記車両と通信を行う通信部と、
    給油量を表示する表示装置を有し、
    前記通信部は、前記車両がその車両状態からドライバの走り方を評価して決定した最適給油量を、前記車両から受信し、
    前記表示装置は、画面上に前記通信部が受信した前記最適給油量を表示する
    給油案内装置。
  14. ドライバの走り方に応じた給油を案内するセンターサーバであって、
    車載端末と接続し、前記車載端末から給油に関する車両情報を受信する通信部と、
    受信した前記給油に関する車両情報に基づき、給油案内の画面を作成する処理部とを含む
    センターサーバ。
  15. 請求項14記載のセンターサーバであって、
    前記処理部は、前記給油に関係する車両情報として、走行距離、燃料残量、警告燃料量、最適給油量、及び平均燃費を取得し、
    前記走行距離と前記燃料残量から給油実績を算出し、前記警告燃料量と前記最適給油量と前記平均燃費から最適給油方法を算出し、算出した前記給油実績と前記最適給油方法とで前記画面を作成する
    センターサーバ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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