JP2019065722A - 車両のパワーユニットのカプセル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】混合気を燃焼させるエンジン本体を含むパワーユニットの、実使用での燃費性能を向上させる。【解決手段】カプセル装置30は、自動車1の前室3に設けられて混合気をエンジン本体11で燃焼させて排気管18を通じて排気するパワーユニットを有する自動車1についての、少なくとも排気管18を外とするとともに少なくともエンジン本体11を囲う被覆ケース部材31と、被覆ケース部材31についての排気管18の近くに設けられる開口部32と、開口部32を閉じるように可動可能に設けられる開閉部材36と、開閉部材36による開口部32の開閉を制御する制御部35と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車といった車両のエンジン本体といったパワーユニットを囲うカプセル装置に関する。
自動車では、近年、パワーユニットとしてバッテリおよびモータを使用する電気自動車の開発が進められている。しかしながら、電気自動車の本格的な実用化には今後の開発に委ねられている状況にある。
このため、現在および少なくとも近い未来においては、ハイブリッド自動車を含めて、混合気をエンジン本体で燃焼させる内燃機関の利用がなくなるとは考えにくい。
特開2013−119384号公報
ところで、混合気を燃焼させるエンジン本体をパワーユニットとして用いる場合、従来より燃費性能を向上させることが求められている。このために、特許文献1のようにエンジン本体を、カプセル構造で覆うことが考えられる。そして、特許文献1では、カプセル構造の前面流入口を、初期始動やキーオフ(Key−Off)時には閉鎖状態に制御し、車両走行中の冷却時には開放状態に制御する。これにより、停止中のエンジン本体の温度を閉じたカプセル構造により長期にわたって維持し、その後に、冷却されていない状態のエンジン本体において再始動をすることができる。エンジン本体が暖められた状態で再始動されることにより、冷却された状態で再始動される場合と比べて燃費性能を改善できる。
しかしながら、特許文献1では、エンジン本体の再始動の際には、エンジン本体が適切に暖気されるまでの期間において、停止中と同様にカプセル構造を閉じている。このため、カプセル構造で覆われているエンジン本体は、エンジン本体そのものでの熱でしか暖気され得ない。
このように自動車といった車両では、混合気を燃焼させるエンジン本体を含むパワーユニットの、実使用での燃費性能を向上させることが求められている。
本発明に係る車両のパワーユニットのカプセル装置は、車両の房室に設けられて混合気をエンジン本体で燃焼させて排気系部材を通じて排気するパワーユニットを有する車両についての、少なくとも前記排気系部材を外とするとともに少なくとも前記エンジン本体を囲うカプセル構造と、前記カプセル構造についての前記排気系部材の近くに設けられる開口部と、前記開口部を閉じるように可動可能に設けられる開閉部材と、前記開閉部材による前記開口部の開閉を制御する制御部と、を有する。
好適には、前記制御部は、前記車両の停車中または前記パワーユニットの停止中には、前記開閉部材により前記開口部を閉じる、とよい。なお、ここでは、前記カプセル内温度を過度に上昇させることを防ぐため、渋滞を走行中に断続的に停車またはパワーユニットが停車する場合を除く制御としても良い。
好適には、前記制御部は、前記エンジン本体、前記パワーユニットまたは前記カプセル構造の内部の第一温度と、前記カプセル構造の外にある前記排気系部材またはその周辺の第二温度との相関関係に基づいて、前記開閉部材による前記開口部の開閉を制御する、とよい。
好適には、前記制御部は、第一温度が前記エンジン本体または前記パワーユニットの暖気を必要とする温度である場合、第二温度が前記第一温度より高い状態において前記開閉部材により前記開口部を開く、とよい。
好適には、前記制御部は、第一温度として前記エンジン本体のオイルまたはそれを蓄えるオイルパンの温度を取得し、前記第一温度が暖気を開始する温度以下である場合には第二温度が前記第一温度より高い状態において前記開閉部材により前記開口部を開き、前記第一温度が暖気を終了する温度以上である場合には前記開閉部材により前記開口部を閉じる、とよい。
好適には、前記排気系部材は、前記車両において、前記エンジン本体またはオイルパンの前側を通るように設けられ、前記開口部は、前記カプセル構造についての、前記エンジン本体または前記オイルパンと前記排気系部材との間に設けられる、とよい。
好適には、前記開閉部材は、前記カプセル構造に用いる被覆部材と一体的に設けられる、とよい。
好適には、前記カプセル構造は、前記車両の中において、少なくとも前記エンジン本体を囲う被覆ケース部材を有し、前記被覆ケース部材は、前記エンジン本体とともに、前記車両の骨格部材または構造部材に取り付けて支持される、とよい。
好適には、前記カプセル構造の外側に設けられる前記開閉部材は、前記車両の骨格部材または構造部材より内側に位置するように設けられる、とよい。
好適には、前記カプセル構造は、前記車両において、少なくとも前記エンジン本体を含む、オイルにより潤滑される機器を囲う、とよい。
好適には、前記カプセル構造は、前記車両に設けられる前記エンジン本体、エンジン補器、トランスミッション、およびハイブリッド機器の中の、少なくとも前記エンジン本体を囲う、とよい。
好適には、前記カプセル構造は、前記車両において、前記パワーユニットについての、排気管、ターボ機器、マフラ、および触媒機器を外にするように設けられる、とよい。
本発明では、パワーユニットを有する車両についての少なくともエンジン本体を囲うカプセル構造に対して、カプセル構造の外にある排気系部材の近くに開口部を設け、開閉部材による開口部の開閉を車両の状態に応じて制御する。
よって、車両の状態に応じて開口部を閉じることができる。これにより、カプセル構造の内側のエンジン本体の温度が変化し難くできる。
たとえば車両の停車中またはパワーユニットの停止中には開閉部材により開口部を閉じることにより、停止中のエンジン本体の温度を長期にわたって維持し、その後に、冷却されていない状態のエンジン本体において再始動をすることができる。エンジン本体が暖められた状態で再始動することにより、再始動の直後から好適なエンジン性能を発揮できる。エンジン本体の燃費は冷却された状態から適切な温度まで暖気されるまでの期間において一般的に低下することがあるが、そのような事態の発生を減らし、実使用での燃費性能を改善できる。
また、車両の状態に応じて開口部を開くことができる。これにより、カプセル構造の内側のエンジン本体に対して、排気系部材で暖められた空気を供給することができる。
たとえば制御部は、エンジン本体、パワーユニットまたはカプセル構造の内部の第一温度と、カプセル構造の外にある排気系部材またはその周辺の第二温度との相関関係に基づいて、開閉部材による開口部の開閉を制御する。第一温度がエンジン本体またはパワーユニットの暖気を必要とする温度である場合、第二温度が第一温度より高い状態において開閉部材により開口部を開く。これにより、燃焼ガスを排気する排気系部材により暖められた外気をカプセル構造の内側へ取り込み、冷却された状態のエンジン本体を温めることができる。再始動の際にエンジン本体より先に極めて高い温度となる排気系部材の熱を利用してエンジン本体を早期に暖気することができる。
このように、本発明では、エンジン本体の熱だけでなく排熱をも好適に利用して、エンジン本体などのパワーユニットを、作動に適した温度に維持することができる。これにより、実使用での燃費を向上させることができる。
しかも、少なくとも排気系部材についてはカプセル構造の外とすることにより、これらを含めてカプセル構造で囲う場合と比べて、閉じたカプセル構造の内部が排熱により異常に高温となってしまうことを防止できる。エンジン本体の吸排気系、エンジン本体のマウントやカバー部材として用いられる樹脂やゴム製の部品に対する悪影響の発生を抑制できる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車の説明図である。 図2は、図1の自動車に設けられるパワーユニットおよびカプセル装置の説明図である。 図3は、図2のカプセル装置の詳細な構成の説明図である。 図4は、図2の制御部による開口部の開閉制御のフローチャートである。 図5は、ハイブリッド自動車でのパワーユニットおよびカプセル装置の説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車1の説明図である。
自動車1は、車両の一例である。図1(A)は、模式的な自動車1の側面透視図である。図1(B)は、模式的な自動車1の前面透視図である。
図1の自動車1は、車体2を有する。車体2の前部には、前室3が設けられる。前室3には、自動車1の骨格部材としての一対のフロントビーム5が延在する。また、前室3と乗員室4との間には、それらの隔壁(構造部材)としてのトーボード6が設けられる。
前室3には、エンジン本体11、トランスミッション12などのパワーユニットが配置される前室3が設けられる。また、車体2の床下には、前室3から車体2の後側へ向かってプロペラシャフト13が設置される。プロペラシャフト13の後端には、後側の車軸や車輪15と連結されるリアディファレンシャルギアボックス14が設けられる。
エンジン本体11は、エアクリーナ16および吸気管17を通じて吸気される外気とガソリンとの混合気を燃焼室において点火燃焼させ、燃焼した混合気の膨張圧力によりピストンをシリンダ内で降下させ、ピストンに連結された出力軸を回転させる。また、燃焼した混合気は、開いた排気弁および排気管18を通じて外へ排気される。
エンジン本体11で発生させた出力軸の回転駆動力は、トランスミッション12で減速され、プロペラシャフト13、リアディファレンシャルギアボックス14、およびリアアクスルシャフトを通じて後側の車輪15へ伝達される。また、回転駆動力の一部は、トランスミッション12で分岐され、図示外のフロントアクスルシャフトを通じて前側の車輪15へ伝達される。
ところで、自動車1では、近年、パワーユニットとしてバッテリおよびモータを使用する電気自動車の開発が進められている。しかしながら、電気自動車の本格的な実用化には今後の開発に委ねられている状況にある。
このため、現在および少なくとも近い未来においては、ハイブリッド自動車を含めて、混合気をエンジン本体11で燃焼させる内燃機関の利用がなくなるとは考えにくい。
このため、今後もさらに、混合気をエンジン本体11で燃焼させる内燃機関についての燃費性能を向上させることが求められる。エンジン本体11を含むパワーユニットの、実使用での燃費性能を向上させることが求められている。
図2は、図1の自動車1に設けられるパワーユニットおよびカプセル装置30の説明図である。
図2には、自動車1に設けられるパワーユニットとして、エンジン本体11、オイルパン19、ラジエタ20、エアクリーナ16、吸気管17、排気管18、ターボ機器21、触媒機器22、トランスミッション12、プロペラシャフト13、リアディファレンシャルギアボックス14、が図示されている。
オイルパン19は、エンジン本体11の下部に、エンジン本体11と一体的に形成されている。エンジン本体11およびトランスミッション12は、オイルにより潤滑される機器である。
ラジエタ20、エアクリーナ16、吸気管17、排気管18、ターボ機器21、触媒機器22は、エンジン本体11とともに用いられるエンジン補器である。エンジン補器には、特に図示をしないがこの他にもたとえば、発電機、バッテリ、ディストリビュータ、インジェクタ、燃料タンク、ポンプ、などがある。これらのエンジン補器は、エンジン本体11の作動を助け、エンジン本体11の状態および燃焼状態を燃焼に適した範囲内とするために、エンジン本体11とともに用いられるものである。
図2には、さらにエンジン本体11といったパワーユニットを囲うカプセル装置30が図示されている。
図3は、図2のカプセル装置30の詳細な構成の説明図である。
カプセル装置30は、被覆ケース部材31、開口部32、内部温度センサ33、外部温度センサ34、制御部35、開閉部材36、を有する。
被覆ケース部材31は、略箱形状を有し、パワーユニットについてのオイルパン19が一体化されたエンジン本体11およびトランスミッション12を囲う。被覆ケース部材31は、たとえば断熱材で形成される。被覆ケース部材31は、エンジン本体11およびトランスミッション12より一回り大きいサイズの箱型に形成される。被覆ケース部材31から外へ突出するプロペラシャフト13、吸気管17、排気管18の周囲には、被覆ケース部材31の密閉性を確保するために、たとえばゴム材や樹脂材で形成された図示外のブーツが設けられる。
これにより、被覆ケース部材31は、エンジン本体11およびトランスミッション12との間に空気層を確保しつつ、これらの周囲を密閉するように囲う。エンジン本体11に設けられるインジェクタ、オイルパン19も、被覆ケース部材31に囲われる。
また、排気管18の略全体、ターボ機器21、触媒機器22、エアクリーナ16、吸気管17の略全体は、被覆ケース部材31の外に設けられる。
なお、発電機、バッテリ、ディストリビュータ、燃料タンク、ポンプなどのエンジン補器は、被覆ケース部材31の内側に設けられても、外側に設けられてもよい。
そして、被覆ケース部材31は、図1に示すように前室3において、エンジン本体11と重ねて、エンジン本体11と同じ位置で、車体2の一対のフロントビーム5の上に取り付けて支持される。被覆ケース部材31は、図1(B)に示すように一対のフロントビーム5から下へ突出することがないように設けられる。車体2の最低地上高は、被覆ケース部材31が無い場合と同じになる。
開口部32は、図3に示すように被覆ケース部材31の前面下部に形成される。排気管18は、エンジン本体11の下側のオイルパン19の前側近くを通るように設けられる。
これにより、開口部32は、カプセル構造についての、オイルパン19と排気管18との間に位置する。
開閉部材36は、被覆ケース部材31の開口部32の上外側において、被覆ケース部材31に取り付けて一体的に設けられる。開閉部材36は、被覆ケース部材31に対して上へ回動可能に設けられる。
図3(A)は、開閉部材36を下げた状態である。この状態では、被覆ケース部材31の開口部32が閉じられる。被覆ケース部材31は密閉され、被覆ケース部材31の内側の空間は、外側から分離され得る。
図3(B)は、開閉部材36を上げた状態である。この状態では、被覆ケース部材31の開口部32が開いている。開口部32を通じて被覆ケース部材31の内側と外側とが連通し得る。
そして、このように開閉部材36を、被覆ケース部材31の開口部32の上外側において上へ回動可能に取り付けることにより、開閉部材36は、被覆ケース部材31より下側へ突出しないようになる。図1に示すように、開閉部材36は、車体2の一対のフロントビーム5から下へ突出しないように内側に収めて設けられる。
内部温度センサ33は、被覆ケース部材31の内側に配置され、被覆ケース部材31の内側の温度を検出する。ここでは、内部温度センサ33は、オイルパン19の外面に接触して設けられる。これにより、内部温度センサ33は、カプセル構造としての被覆ケース部材31の内側の温度として、オイルパン19の温度、またはエンジン本体11を循環するオイルの温度を検出できる。
外部温度センサ34は、被覆ケース部材31の外側に配置され、被覆ケース部材31の外側の温度を検出する。ここでは、外部温度センサ34は、排気管18についての開口部32の前近くの部分に設けられる。これにより、外部温度センサ34は、カプセル構造としての被覆ケース部材31の外側の温度として、排気管18の温度、または排気管18の周辺の暖められた空気の温度を検出できる。
制御部35には、内部温度センサ33、外部温度センサ34、および開閉部材36が接続される。制御部35は、内部温度センサ33および外部温度センサ34による被覆ケース部材31の内外の温度の相関関係に基づいて、開閉部材36による開口部32の開閉を制御する。
制御部35は、たとえばマイクロコンピュータにより実現できる。専用回路として被覆ケース部材31に取り付けて設けられても、自動車1を制御するECU(Engine Control Unit)の機能として設けられてもよい。
図4は、図2の制御部35による開口部32の開閉制御のフローチャートである。
制御部35は、図4の開閉制御を繰り返し実行する。
図4の開閉制御において、制御部35は、まず、エンジン本体11を始動するタイミングであるか否かを確認する(ステップST1)。制御部35は、ECUによるエンジン本体11の制御情報を取得し、エンジンを始動するタイミングであるか否かを確認する。エンジンを始動するタイミングとしては、たとえばエンジンの始動を開始してから数十分程度の時間でよい。
なお、エンジン本体11を始動するタイミングでない場合、制御部35は、エンジン本体11を停止するタイミングか否かを判断する(ステップST2)。
最近の自動車1では、エンジンキーや始動スイッチが操作された場合、エンジン本体11が動作と停止との間で切り替わる。また、自動車1が停車している場合、ECUの制御により次にアクセルペダルが操作されるまでの期間で、エンジン本体11が停止される。これらの場合を、エンジン本体11を停止するタイミングとすればよい。
エンジン本体11を停止するタイミングである場合、制御部35は、開口部32を閉じる(ステップST3)。これにより、被覆ケース部材31は密閉される。被覆ケース部材31の内部は断熱構造により保温される。
エンジン本体11を始動するタイミングでも、エンジン本体11を停止するタイミングでもない場合、制御部35は、基本的に開閉制御を実施することなく、図4の処理を終了する。
エンジン本体11を始動するタイミングである場合、制御部35は、内部温度センサ33および外部温度センサ34から、被覆ケース部材31の内側の内部温度と、外側の外部温度とを取得する(ステップST4)。
そして、制御部35は、内部温度と暖気開始温度とを比較する(ステップST5)。暖気開始温度は、たとえばエンジン本体11やトランスミッション12についての運転に適した最小の温度でよい。具体的にはたとえば、これらで使用するオイルの粘性が、運転に適した所望のものより高くなる温度でよい。
内部温度が暖気開始温度より高い場合、制御部35は、開口部32を閉じる(ステップST3)。これにより、エンジン本体11の始動前から閉じていた開口部32は、閉じた状態に維持される。
内部温度が暖気開始温度以下である場合、制御部35はさらに、内部温度と外部温度とを比較する(ステップST6)。外部温度とは、排気管18の温度、またはその近くの外気の温度である。冷却された状態のエンジン本体11の始動が開始されると、エンジン本体11よりも先に、排気管18の温度が上昇しやすい。
そして、始動直後の外部温度が内部温度と同様に低い状態では、エンジン本体11と同様に排気管18の温度も低い。この場合、制御部35は、外部温度が内部温度より高いと判断しない。制御部35は、開口部32を閉じる(ステップST3)。これにより、エンジン本体11の始動前から閉じていた開口部32は、閉じた状態に維持される。
逆に、排気される燃焼後の混合気により排気管18の温度が上昇し始めると、制御部35は、外部温度が内部温度より高いと判断する。制御部35は、開口部32を開く(ステップST7)。これにより、エンジン本体11の始動前から閉じていた開口部32は、開いた状態に切り替わる。
開口部32が開くと、図3(B)に示すように、高温の排気管18により暖められた外気が、開口部32を通じて被覆ケース部材31の内側へ流れ込む。これにより、冷却されていたエンジン本体11およびトランスミッション12は、それ自体の発熱に加えて、排気される燃焼後の混合気の熱の一部により暖められる。
その後、エンジン本体11およびトランスミッション12の温度が上昇すると、制御部35は、ステップST8における内部温度と暖気終了温度との比較において、内部温度が暖気終了温度より高いと判断する。制御部35は、開口部32を閉じる(ステップST3)。これにより、エンジン本体11などの暖気のために開いていた開口部32は、閉じた状態に制御される。
これにより、排気管18により加熱された外気が、適切に暖気された状態にあるエンジン本体11およびトランスミッション12の温度をさらに上昇させるように寄与しないようにできる。
以上のように、本実施形態では、パワーユニットを有する自動車1についての少なくともエンジン本体11を空気層を挟むように間隔をあけて囲う被覆ケース部材31によるカプセル構造に対して、被覆ケース部材31の外にある排気管18の近くに開口部32を設け、開閉部材36による開口部32の開閉を自動車1の状態に応じて制御する。
よって、自動車1の状態に応じて開口部32を閉じることができる。これにより、カプセル構造の内側のエンジン本体11の温度が変化し難くできる。
たとえば自動車1の停車中またはパワーユニットの停止中には開閉部材36により開口部32を閉じることにより、停止中のエンジン本体11の温度を長期にわたって維持し、その後に、冷却されていない状態のエンジン本体11において再始動をすることができる。エンジン本体11が暖められた状態で再始動することにより、再始動の直後から好適なエンジン性能を発揮できる。エンジン本体11の燃費は冷却された状態から適切な温度まで暖気されるまでの期間において一般的に低下することがあるが、そのような事態の発生を減らし、実使用での燃費性能を改善できる。
また、自動車1の状態に応じて開口部32を開くことができる。これにより、カプセル構造の内側のエンジン本体11に対して、排気管18で暖められた空気を供給することができる。
たとえば制御部35は、エンジン本体11、パワーユニットまたはカプセル構造の内部の内部温度と、カプセル構造の外にある排気管18またはその周辺の外部温度との相関関係に基づいて、開閉部材36による開口部32の開閉を制御する。内部温度がエンジン本体11またはパワーユニットの暖気を必要とする温度である場合、外部温度が内部温度より高い状態において開閉部材36により開口部32を開く。これにより、燃焼後の高温の混合気を排気する排気管18により暖められた外気をカプセル構造の内側へ取り込み、冷却された状態のエンジン本体11を温めることができる。再始動の際にエンジン本体11より先に極めて高い温度となる排気管18の熱を利用してエンジン本体11を早期に暖気することができる。
このように、本実施形態では、エンジン本体11の熱だけでなく排熱をも好適に利用して、エンジン本体11などのパワーユニットを、作動に適した温度に早期に上げて維持することができる。これにより、実使用での燃費を向上させることができる。
しかも、少なくとも排気管18についてはカプセル構造の外とすることにより、これらを含めてカプセル構造で囲う場合と比べて、閉じたカプセル構造の内部が排熱により異常な高温になってしまうことを防止できる。エンジン本体11の吸排気系、エンジン本体11のマウントやカバー部材として用いられる樹脂やゴム製の部品に対する悪影響の発生を抑制できる。
本実施形態では、エンジン本体11のオイルまたはそれを蓄えるオイルパン19の内部温度に基づいて、開口部32を開閉する。具体的には、内部温度が暖気を開始する温度以下である場合には外部温度が内部温度より高い状態において開口部32を開き、排熱を利用してエンジン本体11のオイルを早期に暖めることができる。また、内部温度が暖気を終了する温度以上である場合には、外部温度と内部温度との関係にかかわらずに開口部32を閉じる。これにより、適切に暖められたエンジン本体11のオイルが排熱によりさらに過熱されないようにできる。エンジン本体11のオイルを効率よく早期に適した温度に暖め、その温度に維持することができる。
本実施形態では、排気管18は、自動車1において、エンジン本体11またはオイルパン19の前側を通るように設けられ、開口部32は、被覆ケース部材31によるカプセル構造についての、エンジン本体11またはオイルパン19と排気管18との間に設けられる。よって、エンジン本体11を始動させて走行している自動車1では、極めて高い温度になる排気管18の熱で暖められた走行による空気流を、エンジン本体11やオイルパン19を温めるために効率よく利用できる。
本実施形態では、開閉部材36は、カプセル構造に用いる被覆ケース部材31に取り付けられて被覆ケース部材31と一体的に設けられる。これにより、開閉部材36を、カプセル構造に用いる被覆ケース部材31と別に、自動車1の骨格部材または構造部材に取り付けて支持させる必要がない。カプセル装置30の構造を簡略化できる。
本実施形態では、カプセル構造は、自動車1の前室3の中において、少なくともエンジン本体11を囲う被覆ケース部材31により構成される。そして、被覆ケース部材31は、エンジン本体11と重ねて、エンジン本体11と同じ位置で、自動車1の骨格部材または構造部材に取り付けて支持される。よって、自動車1の骨格部材または構造部材に対して、カプセル構造の部材を、エンジン本体11などのパワーユニットと別に取り付ける必要はない。カプセル構造を、たとえば自動車1の骨格部材または構造部材に対して独自に取り付けられるエンジンカバーやアンダーカバーなどの被覆部材で構成する場合と比べて、自動車1の側において大規模の対策や変更を必要としない。また、カプセル構造そのものを最小限の小ささに形成できるので、カプセル構造そのものも安価に製造し得る。
また、カプセル構造の外側に設けられる開閉部材36は、自動車1の骨格部材または構造部材より内側に収まるように可動可能に設けられる。これにより、自動車1の車体2の最低地上高などのスペックに大きな影響を与えることなく、自動車1にカプセル構造を設けることができる。
上記実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では自動車1は、エンジン本体11による内燃機関のみによるパワーユニットを有する。
この他にも自動車1には、内燃機関とともにモータ駆動による電気駆動装置を有するハイブリッド自動車や、電気駆動装置のみを有する電気自動車がある。
図5は、ハイブリッド自動車でのパワーユニットおよびカプセル装置30の説明図である。
図5には、トランスミッション12に電気モータ41が取り付けられている。電気モータ41には、図示外のコンバータを通じて複数の電池セルが接続される。電気モータ41を駆動することにより、トランスミッション12を通じで駆動力をプロペラシャフト13に伝達させることができる。
このようなパワーユニットの構成である場合、カプセル装置30の被覆ケース部材31は、エンジン本体11、エンジン補器、トランスミッション12とともに、ハイブリッド機器としての電気モータ41やコンバータを囲うように設けられてよい。この場合、電気モータ41やコンバータを、摩擦抵抗などが運転に適した状態になるように暖めることが可能である。また、被覆ケース部材31の内を二室に分けて、一方にエンジン本体11などを収め、他方にハイブリッド機器を収めるようにしてもよい。この場合、部屋ごとに個別の温度に保温させることも可能になる。
上記実施形態では、自動車1が停車してから次にアクセルペダルが操作されるまでの期間についても、エンジン本体11が停止しているタイミングであると判断している。
この他にもたとえば、少なくとも運転継続中に自動車1が停車した場合でのエンジン本体11の一時的な停止については、運転中として、エンジン本体11が停止しているタイミングではないと判断するようにしてもよい。この場合、開口部32は開いたままの状態に維持され得る。これにより、運転継続中の短時間の停車においてエンジン本体11の温度が大きく上昇してしまうことを防ぐことができる。
1…自動車(車両)、2…車体、3…前室、4…乗員室、5…フロントビーム、6…トーボード、11…エンジン本体、12…トランスミッション、13…プロペラシャフト、14…リアディファレンシャルギアボックス、15…車輪、16…エアクリーナ、17…吸気管、18…排気管(排気系部材)、19…オイルパン、20…ラジエタ、21…ターボ機器(排気系部材)、22…触媒機器(排気系部材)、30…カプセル装置、31…被覆ケース部材(被覆部材)、32…開口部、33…内部温度センサ、34…外部温度センサ、35…制御部、36…開閉部材、41…電気モータ
本発明に係る車両のパワーユニットのカプセル装置は、車両の房室に設けられて混合気をエンジン本体で燃焼させて排気系部材を通じて排気するパワーユニットを有する車両についての、少なくとも前記排気系部材を外とするとともに少なくとも前記エンジン本体を囲うカプセル構造と、前記カプセル構造についての前記排気系部材の近くに設けられ、空気の出入り口を兼用する開口部と、前記開口部を閉じるように可動可能に設けられる開閉部材と、前記開閉部材による前記開口部の開閉を制御する制御部と、を有する。
好適には、前記制御部は、前記第一温度が前記エンジン本体または前記パワーユニットの暖気を必要とする温度である場合、前記第二温度が前記第一温度より高い状態において前記開閉部材により前記開口部を開く、とよい。
好適には、前記制御部は、前記第一温度として前記エンジン本体のオイルまたはそれを蓄えるオイルパンの温度を取得し、前記第一温度が暖気を開始する温度以下である場合には前記第二温度が前記第一温度より高い状態において前記開閉部材により前記開口部を開き、前記第一温度が暖気を終了する温度以上である場合には前記開閉部材により前記開口部を閉じる、とよい。

Claims (12)

  1. 車両の房室に設けられて混合気をエンジン本体で燃焼させて排気系部材を通じて排気するパワーユニットを有する車両についての、少なくとも前記排気系部材を外とするとともに少なくとも前記エンジン本体を囲うカプセル構造と、
    前記カプセル構造についての前記排気系部材の近くに設けられる開口部と、
    前記開口部を閉じるように可動可能に設けられる開閉部材と、
    前記開閉部材による前記開口部の開閉を制御する制御部と、
    を有する、
    車両のパワーユニットのカプセル装置。
  2. 前記制御部は、前記車両の少なくとも運転継続中の一時的なものを除いた停車または前記パワーユニットの停止の間は、前記開閉部材により前記開口部を閉じる、
    請求項1記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  3. 前記制御部は、前記エンジン本体、前記パワーユニットまたは前記カプセル構造の内部の第一温度と、前記カプセル構造の外にある前記排気系部材またはその周辺の第二温度との相関関係に基づいて、前記開閉部材による前記開口部の開閉を制御する、
    請求項1または2記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  4. 前記制御部は、第一温度が前記エンジン本体または前記パワーユニットの暖気を必要とする温度である場合、第二温度が前記第一温度より高い状態において前記開閉部材により前記開口部を開く、
    請求項1から3のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  5. 前記制御部は、
    第一温度として前記エンジン本体のオイルまたはそれを蓄えるオイルパンの温度を取得し、
    前記第一温度が暖気を開始する温度以下である場合には第二温度が前記第一温度より高い状態において前記開閉部材により前記開口部を開き、
    前記第一温度が暖気を終了する温度以上である場合には前記開閉部材により前記開口部を閉じる、
    請求項1から4のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  6. 前記排気系部材は、前記車両において、前記エンジン本体またはオイルパンの前側を通るように設けられ、
    前記開口部は、前記カプセル構造についての、前記エンジン本体または前記オイルパンと前記排気系部材との間に設けられる、
    請求項1から5のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  7. 前記開閉部材は、前記カプセル構造に用いる被覆部材と一体的に設けられる、
    請求項1から6のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  8. 前記カプセル構造は、前記車両の中において、少なくとも前記エンジン本体を囲う被覆ケース部材を有し、
    前記被覆ケース部材は、前記エンジン本体とともに、前記車両の骨格部材または構造部材に取り付けて支持される、
    請求項1から7のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  9. 前記カプセル構造の外側に設けられる前記開閉部材は、前記車両の骨格部材または構造部材より内側に位置するように設けられる、
    請求項1から8のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  10. 前記カプセル構造は、前記車両において、少なくとも前記エンジン本体を含む、オイルにより潤滑される機器を囲う、
    請求項1から9のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  11. 前記カプセル構造は、前記車両に設けられる前記エンジン本体、エンジン補器、トランスミッション、およびハイブリッド機器の中の、少なくとも前記エンジン本体を囲う、
    請求項1から10のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。
  12. 前記カプセル構造は、前記車両において、前記パワーユニットについての、排気管、ターボ機器、マフラ、および触媒機器を外にするように設けられる、
    請求項1から11のいずれか一項記載の車両のパワーユニットのカプセル装置。

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