JP2019064612A - 押下げポンプ用ホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】押下げポンプ式注出器を備えた容器に装着され、ノズルの向きが安定した状態でノズルヘッドを押下げ可能とした押下げポンプ用ホルダーを提供する。【解決手段】内容物が収容された容器本体11と、容器本体11の口部12に保持される装着キャップ21、及び装着キャップ21を貫通するステム23の上部に保持されるノズルヘッド22の本体部24から前方に延びるノズル25を有するポンプ式注出器20と、を備えた吐出容器10に装着して用いる押下げポンプ用ホルダー1であって、装着キャップ21の外周側に保持されるベース部2と、ベース部2の上方でノズル25を左右両側から挟む位置に延在し、ノズルヘッド22を押下げる際のノズル25の向きを所定の範囲内に規制する枠体4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体に収容した内容物を、ノズルヘッドの押下げにより外部に吐出させる押下げポンプ式の容器に装着して用いる押下げポンプ用ホルダーに関する。
従来、洗剤、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、及び洗顔料等の内容物を収容する容器として、ノズルヘッドの押下げによりノズルの先端開口から内容物を吐出させる押下げポンプ式の注出器を備えたものが知られている。
この種の押下げポンプ式注出器を備える容器では、一方の手でノズルヘッドを押し下げるとともに他方の手で内容液を受け取るような、両手で操作を行う場合が多いものの、使用状況によっては片手で操作する場合もあるため、この場合でも簡単に吐出できるものが望まれている。
例えば、特許文献1には、手動式押下げポンプを容器本体の口筒部に固定する組み付けキャップに、ポンプの押し下げ操作において指掛けの機能を発揮する補助部材を装着できるようにしたポンプ式注出器が示されている。この補助部材には外鍔状となる係止板片が設けられているため、片方の手の親指でノズルヘッドを押し下げるに当たって、人差し指等を係止板片の下面に当て付けることができる。これによって、片手での内容物の吐出操作を可能としている。
特開2010−155623号公報
ところで、上記のような容器において、ノズルヘッドの回転は規制されていないため、片手でノズルヘッドを押下げる際に、ノズルの向きが左右にずれて、内容物が意図しない方向に吐出されてしまう虞がある。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、押下げポンプ式注出器を備えた容器に装着され、ノズルの向きが安定した状態でノズルヘッドを押下げ可能とした押下げポンプ用ホルダーを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の押下げポンプ用ホルダーは、内容物が収容された容器本体と、
該容器本体の口部に保持される装着キャップ、及び該装着キャップを貫通するステムの上部に保持されるノズルヘッドの本体部から前方に延びるノズルを有するポンプ式注出器と、を備えた吐出容器に装着して用いる押下げポンプ用ホルダーであって、
前記装着キャップの外周側に保持されるベース部と、
該ベース部の上方で前記ノズルを左右両側から挟む位置に延在し、前記ノズルヘッドを押下げる際の前記ノズルの向きを所定の範囲内に規制する枠体と、を備えることを特徴とする。
なお、本発明の押下げポンプ用ホルダーにあっては、前記ベース部は、前記装着キャップの外周側に配置される側壁部と、該側壁部の外周面から突出し、前記ノズルヘッドを押下げる際に指掛け部として機能するフランジ部と、を有することが好ましい。
また、本発明の押下げポンプ用ホルダーにあっては、前記フランジ部は、前記枠体の両側にそれぞれ設けられていることが好ましい。
また、本発明の押下げポンプ用ホルダーにあっては、前記ベース部は、前記装着キャップに対して着脱自在に構成されていることが好ましい。
また、本発明の押下げポンプ用ホルダーにあっては、前記枠体は、前記ベース部に対してヒンジ部を介して連結されており、
前記ベース部の上方に延在して前記ノズルの向きを規制する起立状態と、前記ヒンジ部で折り曲げられ前記ベース部に隣接配置される収納状態との間で揺動可能に構成されていることが好ましい。
また、本発明の押下げポンプ用ホルダーにあっては、前記ベース部は、前記装着キャップに対して着脱自在に構成されており、且つ、
前記ベース部は、該ベース部の上方で前記枠体が前記ノズルの向きを所定の範囲内に規制する使用状態と、該使用状態から上下反転させた反転状態と、の両方で前記装着キャップに装着可能に構成されていることが好ましい。
また、本発明の押下げポンプ用ホルダーにあっては、前記枠部は、前記反転状態において前記容器本体の外面に沿う形状となっていることが好ましい。
本発明によれば、押下げポンプ式注出器を備えた容器に装着され、ノズルの向きが安定した状態でノズルヘッドを押下げ可能とした押下げポンプ用ホルダーを提供することができる。
本発明の一実施形態としての押下げポンプ用ホルダーを、吐出容器に装着した状態を一部断面で示した正面図である。 図1における押下げポンプ用ホルダーの成形直後の状態を示す平面図である。 図2Aの押下げポンプ用ホルダーの側面図である。 図1の吐出容器及び押下げポンプ用ホルダーの側面図である。 図1の吐出容器及び押下げポンプ用ホルダーの平面図である。 図1の吐出容器及び押下げポンプ用ホルダーの収納状態を示す側面図である。 本発明の他の実施形態としての押下げポンプ用ホルダーを、吐出容器に装着した状態で示した正面図である。 図6の吐出容器及び押下げポンプ用ホルダーの側面図である。 図6の吐出容器及び押下げポンプ用ホルダーの着脱操作を説明するための平面図である。 図6の押下げポンプ用ホルダーを反転状態で吐出容器に装着した状態を示す正面図である。 図9の吐出容器及び押下げポンプ用ホルダーの側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、本願明細書、特許請求の範囲、及び要約書において「上」方向、「下」方向とは、容器の正立状態を基準とし、容器の軸線に沿って口部12が配置される側(すなわち、図1における上側)を上方、図示しない底部が配置される側(すなわち、図1における下側)を下方とする。
また、「前」方向とは、ノズル25が指向する向き(ノズルの根元に対して先端開口が位置する向き)であり(図3の左側)、「後」方向とは、その反対方向(図3の右側)である。また、「左」、「右」方向とはノズルの先端開口に向かって(前から後に向かって)ポンプ式注出器を見る際の左右方向を示す。
図1、3、4に示すように、本実施形態の押下げポンプ用ホルダー1(以下、単に「ホルダー」ともいう)は、吐出容器10に装着して用いる。
吐出容器10は、内容物を収容する容器本体11と、容器本体11の口部12に装着される押下げポンプ式注出器20(以下、単に「注出器」ともいう)と、を備える。容器本体11は、円筒状の口部12と、口部12の下方に連なる胴部13と、胴部13の下端部を閉塞する底部とを備える。容器本体11の内部が、内容物の収容空間となっている。容器本体11の形状は特に限定されない。
注出器20は、口部12に保持される装着キャップ21と、装着キャップ21によって容器本体11の口部12の内側に吊下げ保持されるポンプ(図示省略)と、装着キャップ21の上方に保持されるノズルヘッド22とを備える。
装着キャップ21は、円筒状の周壁21aを有し、周壁21aの内側に設けたねじ部を容器本体11の口部12に設けたねじ部にねじ込むことで着脱自在に保持される。なお、装着キャップ21を容器本体11の口部12に保持するには、アンダーカット等、他の係合手段を用いてもよい。
ポンプは、装着キャップ21の中心を貫通して上方に突出し、上方付勢されるステム23の押し下げ及び復帰動作によって、容器本体11の収容空間内に延在する管状の吸上げパイプ等を介して内容物を吸い上げ、必要に応じて内部で空気と混合し、ノズルヘッド22の吐出口25aに向けて圧送するものである。
ノズルヘッド22は、円筒状のステム23の上部に固定されるヘッド本体24(本体部)と、ヘッド本体24から前方に向けて延びるノズル25と、を備える。ノズル25の先端には、内容物の吐出口25aが形成されている。ノズルヘッド22の内部には、ステム23の内部から吐出口25aまで連通する内容物の流路が形成されている。また、ノズルヘッド22は、ステム23とともに容器本体11に対してステム23の軸線のまわりで回動可能に構成されている。
このような構成の吐出容器10によれば、ステム23の軸線に沿う軸方向にノズルヘッド22を繰返し押下げることにより、ポンプが機能して、吐出口25aから内容物を吐出することができる。
図1に示すように、本実施形態のホルダー1は、装着キャップ21の外周側に保持されるベース部2と、ベース部2の上方でノズル25の左右方向の向き(ステム23の軸線を中心とする周方向の向き)を所定の範囲内に規制する枠体4とを備える。
本例のベース部2は、装着キャップ21に対して着脱自在に構成されている。これにより、例えば内容物を使い切った後に、ホルダー1を吐出容器10から取り外して容器本体11に内容物を補充したり、新たな容器本体11に交換したり、異なる吐出容器10にホルダー1を付け替えたりすることができる。なお、本例のベース部2は、装着キャップ21に対して取り外しできないように固定保持されてもよい。
ベース部2は、平面視で円弧状(C字状)の側壁部2aを備える。側壁部2aは、装着キャップ21の周壁21aの外周側に嵌合保持される。本例の側壁部2aは、周壁21aの周方向半部以上を取り囲んでいる。
側壁部2aには、間欠部2bが形成されており、当該間欠部2bの幅が拡大する方向に弾性変形可能に構成されている。装着キャップ21に対してベース部2を取り付ける際には、間欠部2b側からベース部2を装着キャップ21に押し込むことで、側壁部2aが弾性変形して間欠部2bの幅が拡大し、側壁部2aを装着キャップ21の外周側に配置することができる。
側壁部2aの外周面には、ノズルヘッド22を押下げる際に指掛け機能を発揮するフランジ部2cが設けられている。本例のフランジ部2cは、側壁部2aの上端部外周面から径方向外側に突出している。また、本例では、枠体4の両側にそれぞれフランジ部2cが設けられている。
側壁部2aの下端部には、内周面から径方向内側に突出する内側突起2dが設けられている。内側突起2dは、装着キャップ21の周壁21aの下面と、容器本体11の胴部13の上端部との間に配置され、吐出容器10に対するベース部2の上下方向の移動を抑制する。
図2A、2Bは、射出成形等により成形されたホルダー1を示している。枠体4は、側壁部2aにヒンジ部3を介して連結されており、当該ヒンジ部3を支点として上下に揺動可能に構成されている。本例の枠体4は、略矩形状に形成され、中央にノズル貫通孔4aが形成されている。枠体4は、図1に示す起立状態において上側となる上枠部4bと、下側となる下枠部4cと、上枠部4bと下枠部4cを連結する一対の側方枠部4dとを有する。上枠部4bと下枠部4cは、ノズルヘッド22の押下げ及び復帰動作の際に、ノズル25が軸方向に移動するのを阻害しない位置に配置される。上枠部4bと下枠部4cが左右の側方枠部4dを一体に連結することにより、側方枠部4dが補強されて変形し難くなる。
図1、3、4に示すように、吐出容器10にホルダー1を装着し、ノズル貫通孔4aにノズル25を貫通させた起立状態において、枠体4の側方枠部4dがノズル25を左右両側から挟む位置で、ノズルヘッド22の押し下げ方向に略平行に延在している。この状態で、ノズル25がステム23の軸線のまわりで左右に回転しようとすると、ノズル25の側面が側方枠部4dに当接するため、ノズル25の回転が規制される。これにより、ノズルヘッド22を押下げる際に、ノズル25の向きを所定の範囲内に規制することができる。したがって、ノズル25の向きが安定した状態でノズルヘッド22をステム23の軸方向に沿って真っ直ぐに押し下げることができ、内容物を所望の向きに吐出することができる。
また、ノズルヘッド22を押下げる際に指掛け機能を発揮するフランジ部2cを設けたことにより、片手で吐出容器10を持ち上げながら容易に内容物を吐出することができる。具体的には、例えば親指と中指でベース部2を両側から挟みつつ、当該2本の指をそれぞれフランジ部2cに下方から引っ掛ける。これにより、吐出容器10の上部を把持して容易に持ち上げることができ、人差し指でノズルヘッド22を上方から押下げることで、容易に内容物を吐出することができる(図3参照)。したがって、吐出容器10を持ち上げて所望の向きに吐出口25aを向けることができ、容易に内容物を所望の位置に吐出することができる。
ここで、例えば洗濯用洗剤を収容する容器の場合、1回の使用に必要な内容物の量が比較的大きいため、ノズルヘッド22を押し下げるストロークが長くなったり、1回の使用でノズルヘッド22を押し下げる回数が多くなったり、ノズルヘッド22を押し下げる際に必要な力が大きくなったりする傾向がある。このような洗濯用洗剤を内容物とする容器の場合には、ノズルヘッド22を押下げる際にノズル25の向きが左右にずれ易くなるため、本実施形態のホルダー1によってノズル25の向きを規制することがより有効である。
なお、本例の枠体4は、下枠部4cの縁部に沿って設けられた係合突起4eを有する。また、ベース部2は、側壁部2aの前方側に設けられた下向きの第1ストッパー部2eと、上向きの第2ストッパー部2fとを有する。第1ストッパー部2eは、側壁部2aの上部の外周面に設けられた凸部2gの下面から下方に突出する突起で構成されている。また、第2ストッパー部2fは、側壁部2aの上面からそれぞれ上方に突出する一対の突起部2hに形成された段差状の凹部で構成されている。
係合突起4eを第2ストッパー部2fに係合させることにより、図1、3に示す枠体4の起立状態を維持することができる。また、係合突起4eを第1ストッパー部2eに係合させることにより、図5に示すように、枠体4の収納状態を維持することができる。
ノズルヘッド22のヘッド本体24には、注出器20における装着キャップ21の上方に設けたねじ部26(本例では雄ねじ)に係合するねじ部(本例では雌ねじ)が設けられている。なお、ヘッド本体24に雄ねじを設け、装着キャップ21側に雌ねじを設けてもよい。ノズルヘッド22を押し下げて、ヘッド本体24をねじ部26に螺着することにより、ノズルヘッド22を押し下げた状態(押し下げ状態)で保持することができる。吐出容器10の流通、保管時においては、ノズルヘッド22を押し下げ状態とすることで、使用状態よりも高さを低く抑え、コンパクト化することができるので、流通及び保管等の効率を向上させることができる。
上述のように、本例のホルダー1は、ヒンジ部3を支点に枠体4を折り曲げることができ、図5に示すように、枠体4をベース部2に隣接配置した収納状態とすることができる。これにより、ホルダー1の上端部が、吐出容器10の上端部よりも下方に位置する。すなわち、収納状態においては、ホルダー1が吐出容器10よりも上方に突出しない構成となるため、容器全体をコンパクト化することができ、吐出容器10にホルダー1を装着した状態での流通及び保管等の効率を向上させることができる。
また、収納状態としたホルダー1は、吐出容器10の径方向の最も外側の面(本例では、胴部13の下側領域13cの外周面)よりも径方向内側に位置する。すなわち、ホルダー1は吐出容器10の径方向最外面よりも径方向外側に突出しないため、吐出容器10にホルダー1を装着した状態での流通及び保管等の効率を向上させることができる。なお、本例において、容器本体11は、口部12の下方に位置する胴部13の上側領域13aに、ホルダー1の長さと同じかそれよりも長い垂直面を有しており、該垂直面から拡径部13b(肩部)を介して下側領域13cが形成されている。胴部13の下側領域13cよりも小径の上側領域13aに沿って、収納状態としたホルダー1の枠体4が配置されるため、ホルダー1が径方向外側に突出し難くなっている。
また、本例のホルダー1は、枠体4を折り曲げた収納状態とすることで、ホルダー1を吐出容器10に装着した状態のままでノズル25の回転規制機能を解除することができる。これにより、ホルダー1を吐出容器10から取り外すことなく、図5に示すようにノズルヘッド22のヘッド本体24をねじ部26に螺着したり、逆に螺脱したりすることができる。
さらに本例のホルダー1は、ヒンジ部3を支点に枠体4を揺動可能であるので、ホルダー1を容器本体11に装着する際に、必ずしも枠体4の位置をノズル25の位置に合わせる必要がない。つまり、ノズル25の位置に関係なく、ホルダー1を容器本体11に装着した後で、内容物を吐出しようとする際に、ノズル25の位置に合わせて(ノズル25がノズル貫通孔4aを貫通するように)枠体4を起立状態にすればよいので、ホルダー1の取り付けが容易である。
図6〜10は、本発明の他の実施形態を示している。なお、上述した実施形態と基本的な機能が同一である部分は、図中、同一の符号を付して説明を省略する。本例のホルダー30は、枠体34がベース部32に対して揺動不能に一体に設けられている。
また、図8に示すように、ホルダー30のベース部32は、吐出容器10の装着キャップ21に対して前方から着脱可能に構成されている。また、ベース部32は、図6、7に示す使用状態で装着キャップ21に装着可能であるのみならず、使用状態から上下反転させた図9、10に示す反転状態でも装着キャップ21に装着可能としている。尚、反転状態ではノズル25に対して前後左右どの方向からも装着することができる。
図6、7に示す使用状態でホルダー30を吐出容器10に装着した場合、ベース部32の上方で枠体34の側方枠部4dがノズル25の向きを所定の範囲内に規制する。これにより、先の実施形態と同様に、ノズル25の向きが安定した状態でノズルヘッド22を真っ直ぐに押し下げることができ、内容物を所望の向きに吐出することができる。
また、ベース部32には、ノズルヘッド22を押下げる際に指掛け機能を発揮するフランジ部2cが設けられており、これより、片手で吐出容器10を持ち上げながら容易に内容物を所望の位置に吐出することができる。
図9、10に示すように、反転状態で吐出容器10に装着されたホルダー30の枠体34は、容器本体11の外面に沿って延在している。換言すると、枠体34の形状は、反転状態において容器本体11の外面に沿うように構成されている。これにより、容器全体をコンパクト化することができ、吐出容器10にホルダー30を装着した状態での流通及び保管等の効率を向上させることができる。
また、ホルダー30が吐出容器10の外側に大きく突出しないため、流通時等において、ホルダー30が外部との接触等により吐出容器10から脱落してしまう虞を低減することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、枠体4、34は、上枠部4bを有していない構成でもよい。
1:押下げポンプ用ホルダー(ホルダー)
2:ベース部
2a:側壁部
2b:間欠部
2c:フランジ部
2d:内側突起
2e:第1ストッパー部
2f:第2ストッパー部
2g:凸部
2h:突起部
3:ヒンジ部
4:枠体
4a:ノズル貫通孔
4b:上枠部
4c:下枠部
4d:側方枠部
4e:係合突起
10:吐出容器
11:容器本体
12:口部
13:胴部
13a:上側領域
13b:拡径部
13c:下側領域
20:押下げポンプ式注出器(注出器)
21:装着キャップ
21a:周壁
22:ノズルヘッド
23:ステム
24:ヘッド本体(本体部)
25:ノズル
25a:吐出口
26:ねじ部
30:押下げポンプ用ホルダー(ホルダー)
32:ベース部
34:枠体

Claims (7)

  1. 内容物が収容された容器本体と、
    該容器本体の口部に保持される装着キャップ、及び該装着キャップを貫通するステムの上部に保持されるノズルヘッドの本体部から前方に延びるノズルを有するポンプ式注出器と、を備えた吐出容器に装着して用いる押下げポンプ用ホルダーであって、
    前記装着キャップの外周側に保持されるベース部と、
    該ベース部の上方で前記ノズルを左右両側から挟む位置に延在し、前記ノズルヘッドを押下げる際の前記ノズルの向きを所定の範囲内に規制する枠体と、を備える、押下げポンプ用ホルダー。
  2. 前記ベース部は、前記装着キャップの外周側に配置される側壁部と、該側壁部の外周面から突出し、前記ノズルヘッドを押下げる際に指掛け部として機能するフランジ部と、を有する、請求項1に記載の押下げポンプ用ホルダー。
  3. 前記フランジ部は、前記枠体の両側にそれぞれ設けられている、請求項2に記載の押下げポンプ用ホルダー。
  4. 前記ベース部は、前記装着キャップに対して着脱自在に構成されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の押下げポンプ用ホルダー。
  5. 前記枠体は、前記ベース部に対してヒンジ部を介して連結されており、
    前記ベース部の上方に延在して前記ノズルの向きを規制する起立状態と、前記ヒンジ部で折り曲げられ前記ベース部に隣接配置される収納状態との間で揺動可能に構成されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の押下げポンプ用ホルダー。
  6. 前記ベース部は、前記装着キャップに対して着脱自在に構成されており、且つ、
    前記ベース部は、該ベース部の上方で前記枠体が前記ノズルの向きを所定の範囲内に規制する使用状態と、該使用状態から上下反転させた反転状態と、の両方で前記装着キャップに装着可能に構成されている、請求項1に記載の押下げポンプ用ホルダー。
  7. 前記枠部は、前記反転状態において前記容器本体の外面に沿う形状となっている、請求項6に記載の押下げポンプ用ホルダー。
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