JP2019062610A - 電動車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させ、ACC制御時の快適さを向上させる。【解決手段】 走行駆動源として電動機(走行用モータ2)を具備した電動車両1の制御装置(ECU6)であって、走行用モータ2は回生レベルを複数段階で調節可能であり、回生レベルを検出する回生制御部11と、回生レベルに応じた対応加速度で、先行車両との車間距離に基づいて自車両の速度をACC制御するACC制御部12と、を具備し、回生レベルが大きい場合の対応加速度は、回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされる。【選択図】 図2

Description

本発明は、先行車両との車間距離に基づいて自車両の速度を制御するアダプティブクルーズコントロール(ACC)制御が可能な電動車両の制御装置に関する。
従来、電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HEV)等の電動車両では、減速時等に発電機を発電させる回生制御を行うことで、バッテリを充電するとともに回生制動力を得ることができる。このような回生制御に関し、運転者の操作により回生レベルを段階的に選択できるようにした技術が知られている。回生レベルを段階的に選択することで、回生制動力の大きさを変化させることができる。
また、上記のような回生レベルの調節が可能である電動車両において、先行車両との車間距離を所定値に維持するACC制御を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ACCスイッチのONによりACC制御に移行すると、運転者の操作により選択されていた回生レベルが戻され、所定値(シフトレバーのシフト段Dに相当する値)で固定される。
特開2016−106517号公報
しかしながら、特許文献1のように、ACC制御への移行に伴い回生レベルが所定値で固定されると、かかる回生レベルに応じた値で回生制動力も固定されるため、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させることができない問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる電動車両の制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、走行駆動源として電動機を具備した電動車両の制御装置であって、前記電動機は回生レベルを複数段階で調節可能であり、前記回生レベルを検出する回生制御部と、前記回生レベルに応じた対応加速度で、先行車両との車間距離に基づいて自車両の速度をACC制御するACC制御部と、を具備し、前記回生レベルが大きい場合の対応加速度は、前記回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされることを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第1の態様では、ACC制御時にも、回生レベルに応じた大きさの回生制動力を得ることができる。その上で、ACC制御時の回生レベルが大きい場合の対応加速度が、小さい場合の対応加速度以上とされるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の電動車両の制御装置であって、前記対応加速度が大きいほど、車両の加速度を該対応加速度まで変化させる変化の割合が大きくされることを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第2の態様では、対応加速度が大きいほど、車両の加速度を該対応加速度まで変化させる変化の割合が大きくされるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載の電動車両の制御装置であって、前記回生レベルに応じた前記対応加速度は、互いに異なる3種類以上の値とされることを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第3の態様では、回生レベルに応じた対応加速度が、互いに異なる3種類以上の値とされるので、回生レベルの応じた少なくとも三段階の対応加速度(回生レベルが最大の場合の対応加速度と、回生レベルが最小の場合の対応加速度と、その両者の間の対応加速度と、の三段階)でACC制御することができる。よって、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様の何れか一つに記載の電動車両の制御装置であって、前記電動車両の走行環境を判別する走行環境判別部を有し、前記ACC制御部は、前記回生レベルと走行環境とに応じた前記対応加速度で前記ACC制御することを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第4の態様では、回生レベルと走行環境とに応じた対応加速度でACC制御するので、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなる。
本発明の第5の態様は、第4の態様に記載の電動車両の制御装置であって、前記回生レベルが大きい場合の対応加速度が、前記回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされ、かつ、前記走行環境が良い場合の対応加速度が、前記走行環境が悪い場合の対応加速度以上とされることを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第5の態様では、回生レベルが大きい場合の対応加速度が、小さい場合の対応加速度以上とされ、更に、走行環境が良い場合の対応加速度が、走行環境が悪い場合の対応加速度以上とされるので、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなる。
本発明の第6の態様は、第4又は第5の態様に記載の電動車両の制御装置であって、前記走行環境判別部は、走行路面の摩擦係数と、走行時の降水量と、走行時の照度と、からなる群から選ばれる少なくとも一つに基づいて、前記走行環境を判別することを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第6の態様では、走行路面の摩擦係数と、走行時の降水量と、走行時の照度と、からなる群から選ばれる少なくとも一つに基づいて、走行環境を判別するので、走行環境を正確に判別しやすくなる。よって、回生レベルに加えて走行環境にも応じた対応加速度でACC制御するとき、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなる。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様の何れか一つに記載の電動車両の制御装置であって、前記ACC制御部は、前記回生レベルに応じた対応車間距離で前記ACC制御し、前記回生レベルが大きい場合の対応車間距離は、前記回生レベルが小さい場合の対応車間距離以下とされることを特徴とする電動車両の制御装置にある。
第7の態様では、回生レベルが大きい場合の対応加速度が、小さい場合の対応加速度以上とされ、更に、回生レベルが大きい場合の対応車間距離が、回生レベルが小さい場合の対応車間距離以下とされるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなる。
本発明の電動車両の制御装置によれば、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる。
実施形態1に係る電動車両の構成例を示す図。 実施形態1に係る電動車両の制御装置の構成例を示す図。 実施形態1に係るACC制御の一例を示す図。 実施形態2に係る電動車両の制御装置の構成例を示す図。 実施形態2に係るACC制御の一例を示す図。 実施形態2に係るACC制御の一例を示す図。 実施形態2に係るACC制御の概要を示す図。
本実施形態に係る電動車両の制御装置(以下「ECU」と略記することがある)について、図面を参照して説明する。以下の実施形態は、本発明の一態様であり、本発明の範囲内で任意に変更可能である。各図中や説明中、同一の部材は同じ符号が付され、適宜説明が省略されている。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係るECUが搭載された車両1の構成例を示している。
車両1は、走行駆動源として電動機(走行用モータ2)を具備した電動車両(EV)である。走行用モータ2は、無段変速機やデファレンシャルギア等の駆動機構3を介して、前輪4に連結されている。
車両走行時には、バッテリ5からの電力供給によって走行用モータ2が駆動し、前輪4が回転する。一方、回生制御時には、前輪4の回転を受けて走行用モータ2が発電し、得られた電力がバッテリ5に蓄えられる。このような走行用モータ2及びバッテリ5の動作は、走行用モータ2及びバッテリ5に電気的に接続されたECU6によって制御される。
車両1では、上記の回生制御を行うことで、バッテリ5を充電しつつ回生制動力を得ることができる。走行用モータ2は、回生レベルを複数段階で調節可能であり、車両1におけるステアリング7のパドル部分には、回生レベルを段階的に選択できる回生レベルセレクタ8が設けられている。
回生レベルを段階的に選択することで、回生制動力の大きさを変化させることができる。回生レベルは、例えば、小さい順にB0〜B6の7段階からなり、回生レベルが大きいほど、回生量(バッテリ5の充電量)が大きくなり、車両1に付与される回生制動力も強くなる。
また、車両1では、先行車両との車間距離に基づいて自車両の速度を制御するACC制御が可能とされている。ACC制御をON/OFFするためのACCスイッチ9が、車両1におけるステアリング7のパドル部分に設けられている。
回生レベルセレクタ8やACCスイッチ9がパドル部分に設けられていることで、運転者は、ステアリング7を握りながら、回生レベルセレクタ8やACCスイッチ9を操作することができる。
車両1には、先行車両との車間距離を検出するための探知装置(レーダやカメラ等)が搭載されている。探知装置により取得された情報はECU6に送信され、ACC制御等に用いられる。
図2は、ECU6の構成例を、機能的なブロックを用いて示している。
ECU6は、マイクロコンピュータを中心に構成されており、マイクロコンピュータによるプログラムの実行によって各部が実現されている。ECU6には、種々の制御プログラムやデータ情報が予め記憶されたROM、各制御部による制御結果や演算結果が記憶される記憶部、更には、タイマカウンタ等が備えられている。
ECU6には、回生レベルセレクタ8やACCスイッチ9が電気的に接続されている。回生レベルセレクタ8の左側レバー8aを手前側に引き起こすことで、回生レベルを減少(回生制動力を減少)させることができ、右側レバー8bを手前側に引き起こすことで、回生レベルを増加(回生制動力を増加)させることができる。また、ACCスイッチ9をON/OFFすることで、ACC制御をON/OFFすることができる。
なお、ECU6には、先行車両との車間距離を検出するための探知装置により取得される情報をはじめ、各種のセンサから取得される検出値や、車内カメラから取得される情報が入力される。これらの情報や検出値は、ECU6での各種制御に用いられる。
ECU6は、走行制御部10と、回生制御部11と、ACC制御部12と、を具備して構成されている。
走行制御部10は、運転者によるアクセルペダルやブレーキペダルの踏込み量に基づき、走行用モータ2やブレーキ装置等の動作を制御することで、車両1の駆動を制御する。特に、走行制御部10は、ACC制御部12から信号S1や信号S2を受け取ったときは、これらの信号S1や信号S2が指示する走行制御を実現するように、車両1の駆動を制御する。
回生制御部11は、回生レベルセレクタ8で選択されている回生レベルを読み込んで、その回生レベルに応じた回生制御を行う。回生制御部11によって読み込まれた回生レベルに関する情報は、ACC制御部12に出力される。
回生レベルが大きいほど、回生量が大きくなり、車両1に付与される回生制動力も強くなるので、運転者は、回生レベルを選択することで、車両1の駆動特性(減速特性等)に運転者の意図を反映させることができる。
ACC制御部12は、ACCスイッチ9のON/OFFを読み込んで、ACC制御をON/OFFする。ACC制御部12は、ACCスイッチ9のONにより、探知装置(レーダやカメラ等)から得られた情報に基づいて先行車両を検出する。そして、検出される先行車両との車間距離が一定となるように自車両の速度を制御するアダプティブクルーズコントロール(ACC)制御を行うよう、走行制御部10に信号S1を出力する。
ACC制御部12は、回生制御部11と連動している。つまり、ACC制御時にあっても、回生レベルが自動的に所定値で固定されることはなく、自由に回生レベルを選択することが可能である。これにより、ACC制御時にも、回生レベルに応じた大きさの回生制動力を得ることができる。
ここで、ACC制御部12には、対応加速度を導出するためのマップ13が格納されている。マップ13では、回生レベルが大きい場合の対応加速度が、回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされている。
具体的に、マップ13には、回生レベルB0〜B6に応じた対応加速度A0〜A6が記憶されている。回生レベルB1には対応加速度A1、回生レベルB2には対応加速度A2、回生レベルB3には対応加速度A3、回生レベルB4には対応加速度A4、回生レベルB5には対応加速度A5、及び回生レベルB6には対応加速度A6が対応する。回生レベルは、小さい順にB0〜B6の7段階からなり、B0が最小の回生レベル(例えば、回生ゼロ)で、B6が最大の回生レベルである。
ここで、最大の回生レベルB6に応じた対応加速度A6が、最小の回生レベルB0に応じた対応加速度A0より大きいことが前提に(A6>A0)、上記の通り、回生レベルが大きい場合の対応加速度が、回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされる(A6≧A5≧A4≧A3≧A2≧A1≧A0)。
本実施形態では、対応加速度A1と対応加速度A2、対応加速度A3と対応加速度A4、及び対応加速度A5と対応加速度A6が、それぞれ、等しい値とされている(A6>A0、かつ、A6=A5>A4=A3>A2=A1>A0)。つまり、回生レベルに応じた対応加速度が、互いに異なる4種類以上の値とされている。
このようなマップ13に基づき、回生レベルに応じた対応加速度が導出されると、ACC制御部12は、その対応加速度を実現するようなACC制御を実行するよう、走行制御部10に信号S2を出力する。
回生レベルが大きい場合には、大きな対応加速度とされることで、車両1を制動するときには大きな回生制動力が付与されることも相まって、先行車両との車間距離をレスポンスよく一定に保つことができるACC制御が可能となる。
回生レベルが小さい場合には、小さな対応加速度とされることで、車両1を制動するときには小さな回生制動力が付与されることも相まって、先行車両との車間距離を緩やかに一定に保つことができるACC制御が可能となる。これらの通り、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる。
図3(a)〜(b)は、本実施形態に係るACC制御の一例を示している。図3(a)は、上記のマップの一例であり、図3(b)は、ACC制御時の一例を示すタイムチャートである。
なお、図3(b)では、回生レベルB0での加速度の推移が実線、回生レベルB1及びB2での加速度の推移が点線、回生レベルB3及びB4での加速度の推移が一点鎖線、回生レベルB5及びB6の加速度の推移が破線で表されている。
上記の通り、マップ13には、回生レベルが小さい順に、7段階の回生レベルB0〜B6に応じて、対応加速度A0〜A6が記憶されている(A6=A5>A4=A3>A2=A1>A0)。ACC制御時には、回生レベルに応じた対応加速度がマップ13に基づいて導出され、かかる対応加速度で該車両1を駆動させるACC制御が行われる。
この点、本実施形態に係るACC制御部12は、マップ13により導出される対応加速度が大きいほど、車両の加速度を該対応加速度まで変化させる変化の割合が大きくなるよう、上記の信号S2を走行制御部10に出力する。つまり、回生レベルが大きいほど、対応加速度が大きくなり、更に、その対応加速度に達するまでの時間も短くされる。
ACC制御時、所定の加速度Astartを基準とすると、対応加速度A0に達するまで時間Tを要し、対応加速度A1(=A2)に達するまで時間Tを要し、対応加速度A3(=A4)に達するまで時間Tを要し、対応加速度A5(=A6)に達するまで時間Tを要する。これらの時間T〜Tでは、時間T<時間T<時間T<時間Tの関係が満たされる。
このように、回生レベルが大きい場合には、大きな対応加速度とされ、かつ、その対応加速度に達するまでの時間も短くされる。この場合、車両1を制動するときには大きな回生制動力が付与されることも相まって、先行車両との車間距離をよりレスポンスよく一定に保つことができるACC制御が可能となる。
回生レベルが大きい場合には、小さな対応加速度とされ、かつ、その対応加速度に達するまでの時間も長くされる。この場合、車両1を制動するときには小さな回生制動力が付与されることも相まって、先行車両との車間距離をより緩やかに一定に保つことができるACC制御が可能となる。
以上説明した本実施形態によれば、ACC制御時にも、回生レベルに応じた大きさの回生制動力を得ることができる。その上で、ACC制御時の回生レベルが大きい場合の対応加速度が、小さい場合の対応加速度以上とされるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の嗜好を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる。
また、対応加速度が大きいほど、車両の加速度を該対応加速度まで変化させる変化の割合が大きくされるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の嗜好を反映させやすくなり、これにより、ACC制御時の快適さをより向上させやすくなる。
本実施形態では、7段階の互いに異なる回生レベルに応じ、隣り合う対応加速度の一部が等しい値とされながら、互いに異なる4種類以上の対応加速度が割り当てられている(A6=A5>A4=A3>A2=A1>A0)。
このように、回生レベルに応じた対応加速度が、互いに異なる3種類以上の値とされていれば、回生レベルの応じた少なくとも三段階の対応加速度(回生レベルが最大の場合の対応加速度と、回生レベルが最小の場合の対応加速度と、その両者の間の対応加速度と、の三段階)でACC制御することができるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の嗜好を反映させやすくなる。
ただ、7段階の互いに異なる回生レベルに応じて、互いに異なる7種類の対応加速度が割り当てられていてもよい。これによれば、ACC制御時の駆動特性に運転者の嗜好を極めて反映させやすくなる。互いに異なる対応加速度の差は、異ならせてもよいし、等しくされていてもよい。
回生レベルは、7段階より多くの段階が選択可能とされていてもよいし、選択可能な段階が7段階より少なくされていてもよい。ただ、回生レベルは、最小の回生レベルと、最大の回生レベルと、中間の回生レベルと、で調節できるよう、少なくとも3段階以上で選択できることが好ましい。
一般化すれば、小さい順にB0、B1・・BNという複数の回生レベルに応じ、複数の対応加速度A0、A1・・ANでACC制御するとき、AN>A0を前提として、AN≧・・≧A1≧A0の関係が満たされることで、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる。
(実施形態2)
以下、本実施形態に係るECUについて、実施形態1と異なる部分を中心に説明する。
図4に示すように、車両1aは、走行路面の摩擦係数を検出するためのμセンサ14と、走行時の外部の降水量を検出するための降水量センサ15と、走行時の照度を検出する照度センサ16と、を具備して構成されている。これらセンサの検出値はECU6aに出力され、それぞれ、車両1の走行環境の判別に用いられる。
図4は、ECU6aの構成例を、機能的なブロックを用いて示している。ECU6aは、走行制御部10と、回生制御部11aと、ACC制御部12aと、走行環境判別部17と、を具備して構成されている。
ACC制御部12aには、対応加速度を導出するためのマップ13aが格納されている。マップ13aでは、回生レベルが大きい場合の対応加速度が、回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされ、更に、走行環境が良い場合の対応加速度が、走行環境が悪い場合の対応加速度以上とされている。
走行環境判別部17は、μセンサ14の検出値に基づいて、走行路面の摩擦係数μが基準値μ0以上か否かを判別する。摩擦係数μが基準値μ0以上の場合には、走行環境「良」と判別し、摩擦係数μが基準値μ0未満の場合には、走行環境「悪」と判別する。
また、走行環境判別部17は、降水量センサ15の検出値に基づいて、走行時の降水量Wが基準値W0以上か否かを判別する。降水量Wが基準値W0未満の場合には、走行環境「良」と判別し、降水量Wが基準値W0以上の場合には、走行環境「悪」と判別する。
更に、走行環境判別部17は、照度センサ16の検出値に基づいて、走行時の照度Rが基準値R0以上か否かを判別する。照度Rが基準値R0以上の場合には、走行環境「良」と判別し、照度Rが基準値R0未満の場合には、走行環境「悪」と判別する。
そして、走行環境判別部17は、これらの走行路面の摩擦係数μ、走行時の降水量、及び走行時の照度Rを総合して、真の走行環境を判別する。このように、いくつかの判別要素を総合することで、走行環境を正確に判別できる。
走行環境としては、走行路面の摩擦係数μ、走行時の降水量W、及び走行時の照度Rが代表的であるため、走行環境判別部17が、走行路面の摩擦係数μ、走行時の降水量W、及び走行時の照度Rからなる群より選ばれる少なくとも一つを判別することで、走行環境を正確に判別しやすくなる。
上記の基準値μ0、基準値W0及び基準値R0は、実験等により予め求めることが可能である。基準値μ0としては、例えば、凍結道路や水溜りによって走行路面が滑りやすくなるときの摩擦係数が挙げられる。基準値W0としては、例えば、雨や積雪によって天候が不安定になるときの降水量が挙げられる。基準値R0としては、例えば、夜間や濃霧によって視界が不十分になるときの照度が挙げられる。
図5及び図6(a)〜(b)は、本実施形態に係るACC制御の一例を示している。各図は、それぞれ、ECU6aに格納されるマップの一例である。
ACC制御部12aに格納されたマップ13aでは、走行環境が悪い順に4列の制御値が割り振られている(走行環境が最も悪い制御値1、走行環境が比較的悪い制御値2、走行環境が比較的良い制御値3、及び走行環境が最も良い制御値4)。そして、各制御値の列ごとに、回生レベルB0〜B6に応じた対応加速度A0〜A6が記憶されている。
そして、マップ13aでは、回生レベルが大きい場合の対応加速度が、回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされ、更に、走行環境が良い場合の対応加速度が、走行環境が悪い場合の対応加速度以上とされている。
ここで、ACC制御部12aは、車間距離導出部18を具備して構成されている。車間距離導出部18は、ACC制御部12aに格納されているマップ13bを利用して、回生レベルB0〜B6に応じた対応車間距離L0〜L6を導出する。
マップ13bには、回生レベルB0〜B6に対応する対応加速度A0〜A6に加えて、回生レベルB0〜B6に応じた対応車間距離L0〜L6が記憶されている。回生レベルB0には対応車間距離L0、回生レベルB1には対応車間距離L1、回生レベルB2には対応車間距離L2、回生レベルB3には対応車間距離L3、回生レベルB4には対応車間距離L4、回生レベルB5には対応車間距離L5、及び回生レベルB6には対応車間距離L6が対応する。
マップ13bでは、回生レベルが大きい場合の対応車間距離は、回生レベルが小さい場合の対応車間距離以下とされている(L6<L5<L4<L3<L2<L1<L0)。ここでは、7段階の互いに異なる回生レベルに応じて、互いに異なる7種類の対応車間距離が割り当てられている。
対応加速度の場合と同様に、回生レベルに応じた対応車間距離が、互いに異なる3種類以上の値とされていれば、回生レベルの応じた少なくとも三段階の対応車間距離(回生レベルが最大の場合の対応車間距離と、回生レベルが最小の場合の対応車間距離と、その両者の間の対応車間距離と、の三段階)でACC制御することができるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の嗜好を反映させやすくなる。
このように、マップ13aに基づいて回生レベルと走行環境とに応じた対応加速度が導出され、更に、マップ13bに基づいて回生レベルに応じた対応車間距離が導出されると、ACC制御部12は、その対応加速度及び対応車間距離を実現するようなACC制御を実行するよう、走行制御部10に信号S2を出力する。
本実施形態に係るACC制御では、まず、走行路面の摩擦係数と、走行時の降水量と、走行時の照度と、に基づいて、走行環境をそれぞれ判別する。そして、三次元マップ(図5)を参照し、全てが「悪」の場合には制御値1、何れか2つが「悪」には制御値2、何れか1つが「悪」の場合には制御値3、全てが「良」の場合には制御値4を得る。つまり、走行環境が良いほど、大きな値の制御値が得られる。
そして、二次元マップ(図6(a)〜(b))に当てはめて、それぞれ、回生レベルに応じた対応加速度及び対応車間距離を導出する。図6(a)に示すマップ13aには、回生レベルB0〜B6に対応する対応加速度A0〜A6が、制御値1〜4ごとに記憶されている。何れの制御値でも、回生レベルが大きい場合の対応加速度は、回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされている。
また、図6(b)に示すマップ13bには、回生レベルB0〜B6に対応する対応車間距離L0〜L6が、制御値1〜4ごとに記憶されている。何れの制御値でも、回生レベルが大きい場合の対応車間距離は、回生レベルが小さい場合の対応車間距離以下とされている。
そして、マップ13aとマップ13bの何れも、同一の回生レベルでは、制御値が大きい場合(走行環境が良い場合)の対応加速度や対応車間距離は、制御値が小さい場合(走行環境が悪い場合)の対応加速度以上とされ、対応車間距離以下とされている。
例えば、回生レベルがB1であり、制御値3(走行環境が比較的良い場合)であるとすると、対応加速度A2及び対応車間距離L2が得られる。回生レベルがB5であり、制御値2(走行環境が比較的悪い場合)であるとすると、対応加速度A4及び対応車間距離L4が得られる。
回生レベルがB5であっても、制御値4(走行環境が最も良い場合)であると、対応加速度A5及び対応車間距離L5が得られ、制御値1(走行環境が最も悪い場合)であると、対応加速度A3及び対応車間距離L3が得られる。
このようなマップ13a及びマップ13bに基づき、対応加速度及び対応車間距離が導出されると、ACC制御部12は、その対応加速度を実現するようなACC制御を実行するよう、走行制御部10に上記の信号S2を出力する。
図7は、本実施形態に係るACC制御の概要を示している。
図示するように、本実施形態によれば、実施形態1と同様に、ACC制御時にも、回生レベルに応じた大きさの回生制動力を得ることができる。その上で、回生レベルと走行環境とに応じた対応加速度でACC制御するので、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなり、これにより、ACC制御時の快適さを向上させやすくなる。
この点、走行路面の摩擦係数と、走行時の降水量と、走行時の照度と、からなる群から選ばれる少なくとも一つに基づいて、走行環境を判別するので、走行環境を正確に判別しやすくなる。よって、回生レベルに加えて走行環境にも応じた対応加速度でACC制御する本実施形態では、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させやすくなり、これにより、ACC制御時の快適さをより向上させやすくなる。
加えて、回生レベルが大きい場合の対応車間距離が、回生レベルが小さい場合の対応車間距離以下とされるので、ACC制御時の駆動特性に運転者の意図をより反映させやすくなる。この通り、本実施形態では、ACC制御時の快適さを極めて向上させやすくなっている。
(他の実施形態)
以上、電動車両の制御装置の一態様について説明したが、本発明は上記の実施形態1又は2の何れかに限定されるものではない。上記の実施形態1〜2は本発明の範囲内で互いに組み合わせることが可能である。
上記の実施形態1及び2では、小さい順にB0、B1・・BNという複数の回生レベルに応じ、複数の対応加速度A0、A1・・ANでACC制御するとき、AN>A0を前提として、AN≧・・≧A1≧A0の関係が満たされている。対応加速度A0、A1・・ANの値は、本発明の範囲内で様々に設定できる。
また、上記の実施形態2では、小さい順にB0、B1・・BNという複数の回生レベルに応じ、複数の対応車間距離L0、L1・・LNでACC制御するとき、L0>LNを前提として、L0≧L1≧・・≧LNの関係が満たされている。対応車間距離L0、L1・・LNの値は、本発明の範囲内で様々に設定できる。
また、上記の実施形態2では、走行環境を判別するのに、走行路面の摩擦係数と、走行時の降水量と、走行時の照度と、を判別したが、他の指標により走行環境を判別してもよい。他の指標としては、例えば、走行時の天候、周辺の湿度や気温等が挙げられる。
また、上記の実施形態では、各種のセンサに基づいて走行環境を判別したが、走行環境を判別するには上記の例に限定されない。GPS情報に基づいて走行時の天気を判別したり、現在時間に基づいて走行時の昼夜を判別したりしてもよい。この場合、例えば、走行時の天気が晴れている場合には走行環境「良」と判別でき、走行時が昼の場合には走行環境「良」と判別できる。
走行環境の判別は「良」又は「悪」の二択に限定されない。基準値を複数設けることで、走行環境の良し悪しを複数段階で判別することも可能となる。
また、上記の実施形態2において、マップ13aでの回生レベル及び対応加速度の対応と、マップ13bでの回生レベル及び対応車間距離の対応と、は同一とされてもよいし、異ならせてもよい。
本発明に係る制御装置は、走行駆動源として電動機を具備する車両であれば搭載できる。従って、走行駆動源として電動機を具備する電気自動車(EV)は勿論、走行駆動源として電動機及びエンジンを具備するハイブリッド自動車(HEV)にも本発明は適用できる。
以上説明した本発明の制御装置(ECU)によれば、ACC制御時の車両駆動特性に運転者の意図を反映させ、これにより、ACC制御時の快適さを向上させることができる。
本発明は、ACC制御が可能とされた電動車両に関する産業分野で利用することができる。
1,1a 車両
2 電動機(走行用モータ)
3 駆動機構
4 前輪
5 バッテリ
6,6a 制御装置(ECU)
7 ステアリング
8 回生レベルセレクタ
9 ACCスイッチ
10 走行制御部
11,11a 回生制御部
12,12a ACC制御部
13,13a,13b マップ
14 μセンサ
15 降水量センサ
16 照度センサ
17 走行環境判別部
18 車間距離導出部

Claims (7)

  1. 走行駆動源として電動機を具備した電動車両の制御装置であって、
    前記電動機は回生レベルを複数段階で調節可能であり、
    前記回生レベルを検出する回生制御部と、
    前記回生レベルに応じた対応加速度で、先行車両との車間距離に基づいて自車両の速度をACC制御するACC制御部と、を具備し、
    前記回生レベルが大きい場合の対応加速度は、前記回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動車両の制御装置であって、
    前記対応加速度が大きいほど、車両の加速度を該対応加速度まで変化させる変化の割合が大きくされること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電動車両の制御装置であって、
    前記回生レベルに応じた前記対応加速度は、互いに異なる3種類以上の値とされること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の電動車両の制御装置であって、
    前記電動車両の走行環境を判別する走行環境判別部を有し、
    前記ACC制御部は、前記回生レベルと走行環境とに応じた前記対応加速度で前記ACC制御すること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
  5. 請求項4に記載の電動車両の制御装置であって、
    前記回生レベルが大きい場合の対応加速度が、前記回生レベルが小さい場合の対応加速度以上とされ、かつ、前記走行環境が良い場合の対応加速度が、前記走行環境が悪い場合の対応加速度以上とされること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の電動車両の制御装置であって、
    前記走行環境判別部は、走行路面の摩擦係数と、走行時の降水量と、走行時の照度と、からなる群から選ばれる少なくとも一つに基づいて、前記走行環境を判別すること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電動車両の制御装置であって、
    前記ACC制御部は、前記回生レベルに応じた対応車間距離で前記ACC制御し、
    前記回生レベルが大きい場合の対応車間距離は、前記回生レベルが小さい場合の対応車間距離以下とされること
    を特徴とする電動車両の制御装置。
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