JP2019062458A - ファイバセンサおよびファイバセンサの光軸調整方法 - Google Patents
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Abstract
Description
光を出力する第一発光素子と、
前記第一発光素子から出力された光をワークの通過領域に投光する投光ファイバと、
前記通過領域からの光を受光する受光ファイバと、
前記受光ファイバの一端側に設けられ、前記受光ファイバの他端側から入射して前記受光ファイバを伝搬してきた光を受光する受光素子と、
前記受光素子が出力する受光信号に基づき前記ワークの有無を示す情報を出力する出力部と、
光を出力し、前記受光ファイバの前記一端側に当該光を入射する第二発光素子と、
前記第二発光素子を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記受光信号から求められる受光量の最大値に応じて順次更新される光軸調整ための閾値を有し、前記受光量の最大値が更新されると当該閾値を増加させることを特徴とするファイバセンサを提供する。
図7(A)は表示器5の右側面を示している。表示器5は、透明部材70と、OLED層71と、透明基材72とが高さ方向に積層されて形成されている。透明部材70と透明基材72の素材はガラスや樹脂などを含む透明基板(第二基板)である。OLED層71の長辺から延びる透明電極と、短辺から延びる透明電極は透明部材70の底面に形成されており、駆動IC54に電気的に接続されている。駆動IC54は表示器5を駆動する集積回路である。駆動IC54は透明部材70の底面に接着剤73によって固定されている。駆動IC54の端子には制御基板30から延びる信号ケーブル51が電気的に接続されている。このように、表示器5の長手方向の端部、つまり、表示器5の短辺側に設けられた端子(接続部70a)に信号ケーブル51が接続されている。これは、表示器5の短手方向における表示面積を確保しやすくしている。ワークの製造・検査現場では、複数の光電スイッチ1が連結されて利用される。そのため、光電スイッチ1の短手方向の長さは、たとえば、5mm以上かつ14mm以下とされる。もし、表示器5の短手方向に駆動IC54や信号ケーブル51が取り付けられてしまうと、表示器5の表示領域が狭くなってしまう。つまり、表示器5に表示された文字が読み取りにくくなってしまう。そのため、表示器5の短手方向の端部(長辺側)には駆動IC54や信号ケーブル51が取り付けられないことが好ましい。
図8(A)は上ケース3の概略断面図を示している。図8(B)ないし図8(E)は表示器搭載部の斜視図を示している。上ケース3は、セットボタン11が配置される第一上面38、第二上面(前壁37)、第三上面(背骨部材36)、第四上面(後壁35)、調整ボタン9などが配置される第六上面34などを含む。なお、第一上面38や第六上面34は上段と呼ばれ、背骨部材36は下段と呼ばれてもよい。このように上ケース3の上面は段差を有していてもよい。背骨部材36は載置部と呼ばれてもよい。載置部は、剛性を向上させる観点から中実であってもよい。図8(A)が示すように、筐体の長手方向において沿った断面において第二上面(前壁37)、第三上面(背骨部材36)、第四上面(後壁35)が凹部を形成している。表示器5は、凹部を形成している二つの壁面のうち第二面に近い側の壁面(前壁37)に押し当てられている。図8(A)や図8(B)によれば、開口部25は背骨部材36の後端側に設けられたスリット状の穴である。これは、開口部25が背骨部材36の前端側に設けられてもよいことを示唆している。図8(C)によれば、開口部25は後壁35の下側に設けられている。これは、開口部25が前壁37の下側に設けられてもよいことを示唆している。背骨部材36と後壁35(前壁37)との連結部に開口部25が設けられてもよい。つまり、背骨部材36と後壁35(前壁37)とにまたがってスリットが形成されてもよい。図8(D)は背骨部材36の中央に開口部25が設けられることを示している。ここで、開口部25の面積は、基本的に、表示器5の底面積よりも小さい。これは、表示器5の底面を背骨部材36により支持するためである。ただし、表示器5の底面は、背骨部材36の長手方向に延在する二つの長枠、または、背骨部材36の短手方向に延在する二つの短枠のどちらかによって支持されれば十分である。図8(E)は背骨部材36の右側に切欠き状の開口部25が設けられることを示している。これは、背骨部材36の左側に切欠き状の開口部25が設けられてもよいことを示唆している。信号ケーブル51がFPCケーブルのように柔軟性が高く、かつ、折り曲げ可能なケーブルであれば、開口部25の配置の自由度が増すであろう。なお、図8(E)のケースは、主に、表示器5の長辺側に信号ケーブル51が接続されるケースであろう。しかし、信号ケーブル51がFPCケーブルであれば、表示器5の短辺側から延在する信号ケーブル51を折り曲げることで、図8(E)に示された切欠き状の開口部25を通過させることも可能であろう。
図10はFPC60により構成された信号ケーブル51を示している。ここでは、表示器5と駆動IC54とを含む表示モジュールも信号ケーブル51とともに図示されている。なお、信号ケーブル51はシールド部材50とFPC60によって一体化されている。シールド部材50は、銅などの金属層とベースフィルム層とを有している。折り目56cで直角にFPC60を折ることで、右壁50bが形成される。折り目56dで直角にFPC60を折ることで、左壁50cが形成される。折り目56eで直角にFPC60を折ることで、前壁50dが形成される。なお、FPC60を折りやすくするために、金属層には折り目56c、56d、56eに沿って複数の穴55が設けられていてもよい。金属層は信号ケーブル51のグランド線に接続されている。これによりシールド部材50は電気ノイズからOLED(表示器5)を保護することができる。
図12(A)は図6(D)のA−A切断線で光電スイッチ1を切断して得られるA−A断面図である。図12(B)は図6(D)のB−B切断線で光電スイッチ1を切断して得られるB−B断面図である。図13は、図12(A)の一部を拡大して表記した拡大図である。図12(A)や図13が示すように、カバー部材4の左右の中央脚43に設けられた凹部45に上ケース3の爪部48が嵌合している。図12(A)、図12(B)および図13が示すように、シールド部材50の右壁50bの高さと、左壁50cの高さとは、それぞれ表示器5のOLED層71と、透明基材72とを覆い、かつ、透明部材70の少なくとも一部を覆うような高さである。透明部材70と透明基材72はガラスなどである。ガラスは樹脂と比較して割れやすい。そのため、シールド部材50は衝撃などから透明部材70と透明基材72を保護する。また、OLED層71については、さらに、シールド部材50によって電気的ノイズからも保護される。表示器5の底面はシールド部材50の底部50aによって覆われている。背骨部材36は、制御基板30から発生する熱を表示器5に伝達しにくくしている。
●透過型
図14(A)は透過型の光電スイッチ(ファイバセンサ)についての光軸調整を説明する図である。透過型のファイバセンサでは、投光ファイバ22と受光ファイバ23とが対向するように配置される。投光ファイバ22は検出領域80に向けて光を投光する。検出領域80にワーク81が存在しない場合、投光ファイバ22の出射端から射出された光は受光ファイバ23の入射端に入射する。検出領域80にワーク81が存在する場合、投光ファイバ22の出射端から射出された光はワーク81によって遮光されるため、光は受光ファイバ23の入射端に入射しない。コントローラ6は受光ファイバ23に光が入射していないかどうかに応じてワーク81の有無を検知する。
図14(B)は反射型の光電スイッチ(ファイバセンサ)についての光軸調整を説明する図である。反射型のファイバセンサでは、投光ファイバ22から出力された光がワーク81で反射し、反射光が受光ファイバ23に入射するように、投光ファイバ22の光軸と受光ファイバ23の光軸とが調整される。検出領域80にワーク81が存在しない場合、投光ファイバ22の出射端から射出された光は受光ファイバ23の入射端に入射しない。検出領域80にワーク81が存在する場合、投光ファイバ22の出射端から射出された光はワーク81によって反射し、反射光が受光ファイバ23の入射端に入射する。コントローラ6は、受光ファイバ23に光が入射しているかどうかに応じてワーク81の有無を検知する。
図14(C)は回帰反射型の光電スイッチ(ファイバセンサ)についての光軸調整を説明する図である。回帰反射型のファイバセンサでは、投光ファイバ22から出力された光がリフレクタ83で反射し、反射光が受光ファイバ23に入射するように、投光ファイバ22の光軸と受光ファイバ23の光軸とが調整される。検出領域80にワーク81が存在しない場合、投光ファイバ22の出射端から射出された光はリフレクタ83で反射して、受光ファイバ23の入射端に入射する。検出領域80にワーク81が存在する場合、投光ファイバ22の出射端から射出された光はワーク81によって遮光されるため、反射光は受光ファイバ23の入射端に入射しない。コントローラ6は、受光ファイバ23に光が入射していないかどうかに応じてワーク81の有無を検知する。
ファイバの直径は数mmほどであるが、投光ファイバ22の出射端から受光ファイバ23の入射端までの距離は数mに及ぶことがある。そのため、投光ファイバ22の光軸と受光ファイバ23の光軸とを合わせる作業は簡単ではない。とくに、光軸の状態を最良の状態に近づけることはユーザにとって難しい。光電スイッチ1の本体には表示灯24が設けられているが、光電スイッチ1の本体から投光ファイバ22の出射端や受光ファイバ23の入射端までの距離は数mも離れていることがあり、ユーザは表示灯24の点灯/消灯や表示器5の表示内容を確認することが困難なことがある。
図15(A)は透過型ファイバセンサの投光ファイバ22と、拡散部材が取り付けられていない受光ファイバ23とを示す側面図である。図15(B)は受光ファイバ23の先端付近(ファイバヘッド)を示す斜視図である。図15(C)は投光ファイバ22のほうから受光ファイバ23を見たときの受光ファイバ23の先端付近を示す図である。受光ファイバ23の先端には、受光ファイバ23のファイバケーブルを保持する円筒型の保持部85が取り付けられている。保持部85のさらに先端付近には、拡散部材の取り付け部86が設けられている。取り付け部86の端面にはファイバコア部87が露出している。なお、取り付け部86の周面には拡散部材を螺後するためのねじ山が切られていてもよい。このように、保持部85や取り付け部86、ファイバコア部87はファイバヘッドを形成している。
図17(A)は反射型ファイバセンサのファイバヘッドの側面図である。図17(B)は反射型ファイバセンサのB−B断面図である。図17(C)は、拡散部材88が取り付けられていない状態のファイバセンサの端面を示している。図17(D)は反射型ファイバセンサの斜視図である。保持部85は、投光ファイバ22と受光ファイバ23とを一体に保持している。投光ファイバ22のファイバコア部87aと受光ファイバ23とのファイバコア部87bとは円筒形状の保持部85の内部に挿し通されており、保持部85の端面まで延在している。保持部85の先端部には取り付け部86が設けられており、拡散部材88が螺合または嵌合される。このように、保持部85の先端部では投光ファイバ22のファイバコア部87aと受光ファイバ23とのファイバコア部87bとが隣接している。そのため、拡散部材88は投光ファイバ22のファイバコア部87aを覆わず、かつ、受光ファイバ23とのファイバコア部87bを覆うように形成されている。図17(C)が示すように、投光ファイバ22のファイバコア部87aから受光ファイバ23のファイバコア部87bに光が伝搬することを抑制するために、投光ファイバ22のファイバコア部87aと受光ファイバ23とのファイバコア部87bとの間に遮光板99が設けられていてもよい。遮光板99は、遮光可能な部材であればよい。遮光板99は、たとえば、金属製の板である。金属製の板は、樹脂の板と比較して剛性が高い。そのため、ファイバコア部87aとファイバコア部87bとの間に遮光板99を打ち込みやすくなる。
図19は素子ホルダ26に実装された発光素子モジュール32と受光素子モジュール33とを示している。発光素子モジュール32は検出光を発光する第一発光素子91aと、第一発光素子91aの発光量をモニタするための受光素子92aとを有している。第一発光素子91から出力された検出光は投光ファイバ22の入射端に入射し、投光ファイバ22のコアを伝搬し、投光ファイバ22の出射端から出射する。コントローラ6はモードボタン7により選択された動作モードに関連付けられている発光量となるように、受光素子92aの受光量に応じて第一発光素子91aに流れる駆動電流の量を制御する。
図20はコントローラ6を説明するブロック図である。CPU100はメモリ110の一部であるROMに記憶されている制御プログラムにしたがって各種の機能を実現する。メモリ110はRAMやROMを含む記憶装置である。メモリ110には、たとえば、調整ボタン9により設定された閾値Thや最大値Amが記憶されている。最大値Amは光量調整の際に随時更新される受光量の最大値である。
CPU100は、アクティブレシーバボタン8が押されるたびに、第二発光素子91bの動作モードを切り替える。動作モードには、強制点滅モード(強制点灯モード)、光軸調整モード、および、出力連動モードなどが含まれてもよい。強制点滅モードは、第二発光素子91bを強制的に点滅させるモードである。強制点灯モードは、第二発光素子91bを強制的に連続点灯させるモードである。これらは、受光ファイバ23の断線検査の際に役立つであろう。光軸調整モードは、サブモードとして、上述した第一モード、第二モードおよび第三モードを有してもよい。出力連動モードは、ワーク81の検出結果と連動して第二発光素子91bを点灯/消灯させるモードである。なお、出力連動モードにおいて、第二発光素子91bは、表示灯24の消灯/点灯と連動して、消灯/点灯してもよい。
・S1でCPU100は光軸調整が開始されたかどうかを判定する。たとえば、アクティブレシーバボタン8が押されることで、光軸調整モードが選択されると、CPU100は光軸調整が開始されたと判定してS2に進む。
・S2でCPU100(更新部102)は受光素子92bを使用して初期受光量A0を取得する。初期受光量A0とは、光軸調整が開始された後で最初に取得される検出信号の受光量である。初期受光量A0は初期の閾値として利用される。
・S3でCPU100(点灯制御部103)は第一モードで第二発光素子91bを点滅制御する。これによりユーザは光量調整が開始されたことを容易に把握できるようになろう。特に、光電スイッチ1の本体とファイバヘッドとが遠く離れている場合に、ユーザは、ファイバヘッドの拡散部材88を通じて光量調整が開始されたことを把握できる。
・S4でCPU100(更新部102)は受光素子92bを使用して現在の受光量Aiを取得する。
・S5でCPU100(更新部102)は現在の受光量Aiが初期受光量A0から変化したかどうかを判定する。現在の受光量Aiが初期受光量A0と異なっていれば、CPU100はS6に進む。現在の受光量Aiが初期受光量A0と同じであれば、CPU100はS4に戻る。
・S6でCPU100(更新部102)は現在の受光量Aiが初期受光量A0を超えているかどうかを判定する。現在の受光量Aiが初期受光量A0を超えていれば、CPU100はS8に進む。一方、現在の受光量Aiが初期受光量A0未満であれば、CPU100はS7に進む。なお、現在の受光量Aiが初期受光量A0に対して+k%増加すると、CPU100はS8に進んでもよい。また、現在の受光量Aiが初期受光量A0に対して−k%減少すると、CPU100はS7に進んでもよい。
・S7でCPU100(点灯制御部103)は第三モードで第二発光素子91bを点灯制御する。たとえば、点灯制御部103は第二発光素子91bを消灯させる。これにより、ユーザは、受光ファイバ23の光軸と投光ファイバ22の光軸とが初期状態よりもさらにずれてしまったことを把握できるだろう。その後、CPU100はS4に戻る。
・S8でCPU100(更新部102)は現在の受光量Aiを最大値Amとしてメモリ110に保持する。これにより、受光量Aiと比較される閾値は初期受光量A0から最大値Amに更新される。
・S9でCPU100(点灯制御部103)は第二モードで第二発光素子91bを点灯制御する。たとえば、点灯制御部103は、第二発光素子91aを連続点灯させてもよい。れにより、ユーザは、受光ファイバ23の光軸と投光ファイバ22の光軸との一致度が改善したことを把握できるだろう。
・S10でCPU100(更新部102)は受光素子92bを使用して現在の受光量Aiを取得する。
・S11でCPU100(更新部102)は現在の受光量Aiが最大値Amを超えているかどうかを判定する。現在の受光量Aiが最大値Amを超えていれば、CPU100はS12に進む。一方、現在の受光量Aiが最大値Amを超えていなければ、CPU100はS13に進む。
・S12でCPU100(更新部102)は現在の受光量Aiを最大値Amに代入することで、メモリ110に保持されている最大値Amを更新する。これにより、現在の受光量Aiと比較される閾値が増加されることになる。その後、CPU100はS9に戻る。
・S13でCPU100(更新部102)は現在の受光量Aiがk%以上低下したかどうかを判定する。現在の受光量Aiがk%以上低下していなければ、CPU100はS10に戻る。一方、現在の受光量Aiがk%以上低下していなければ、CPU100はS14に進む。
・S14でCPU100(点灯制御部103)は第三モードで第二発光素子91bを点灯制御する。たとえば、点灯制御部103は第二発光素子91bを消灯させる。これにより、ユーザは、受光ファイバ23の光軸と投光ファイバ22の光軸との一致度が低下してしまったことを把握できるだろう。その後、CPU100はS10に戻る。
第二発光素子91bが点灯すると、第二発光素子91bが発熱する。第二発光素子91bが放出する熱は受光素子92bに伝搬してしまう。フォトダイオードやフォトトランジスタなどの受光素子は発熱すると受光量が低下する。つまり、光軸調整によって実際の受光量が増加しているにもかかわらず、受光素子92bにより取得された受光量が低下してしまうことがある。一方で、第二発光素子91bが消灯すると、受光素子92bの温度が低下して、取得された受光量が実際の受光量へと回復する。つまり、第二発光素子91bが点灯/消灯によって、受光素子92bによって検知される受光量が変化してしまう。
図1などを用いて説明したように光電スイッチ1は略直方体形状の筐体を有している。つまり、筐体は細長い。表示器5は筐体の外面であって第一面に取り付けられる表示部の一例である。従来は表示器が光電スイッチの筐体内部に収容されていたため、筐体の外面から表示器までに距離があり、表示情報が見にくかった。本実施例では、表示器5は筐体の外面に取り付けられているため、光電スイッチ1の外縁から表示器5までの距離が短くなり、表示器5の表示情報が見やすくなる。発光素子モジュール32と穴12などは第一面の隣に位置する第二面の近くに設けられる投光部の一例である。受光素子モジュール33と穴13は第一面の隣に位置する第二面の近くに設けられる受光部の一例である。調整ボタン9などは第一面または表示部上に設けられ、ユーザ操作を受け付ける受付部の一例である。コントローラ6は受付部を通じて調整された閾値と、受光部により受光された光の量を示す信号値とを表示部に表示させる表示制御部の一例である。制御基板30は筐体の内部に収容され、表示制御部が実装また接続される制御基板(第一基板)の一例である。信号ケーブル51は制御基板30と表示器5とを接続する信号ケーブルの一例である。図6(A)〜図6(C)が示すように、表示器5は、信号ケーブル51と接続される接続部を有している。表示器5の接続部は、筐体の長手方向において、表示領域と信号ケーブル51との間に配置されている。なお、図7(A)〜図7(C)や図10などが示すように表示器5は、二つの短辺と二つの長辺とを有し、二つの短辺のうち一方の短辺の側に信号ケーブル51が接続されていてもよい。これにより、光電スイッチ1における表示器5に関して十分な表示面積を確保可能な信号ケーブル51の接続構造が提供される。
Claims (12)
- 光を出力する第一発光素子と、
前記第一発光素子から出力された光をワークの通過領域に投光する投光ファイバと、
前記通過領域からの光を受光する受光ファイバと、
前記受光ファイバの一端側に設けられ、前記受光ファイバの他端側から入射して前記受光ファイバを伝搬してきた光を受光する受光素子と、
前記受光素子が出力する受光信号に基づき前記ワークの有無を示す情報を出力する出力部と、
光を出力し、前記受光ファイバの前記一端側に当該光を入射する第二発光素子と、
前記第二発光素子を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記受光信号から求められる受光量の最大値に応じて順次更新される光軸調整ための閾値を有し、前記受光量の最大値が更新されると当該閾値を増加させることを特徴とするファイバセンサ。 - 前記制御部は、
前記投光ファイバの光軸と前記受光ファイバの光軸とのうち少なくとも一方を調整する光軸調整が開始されると、前記第二発光素子を第一モードで点灯制御し、
前記受光信号から求められる受光量が前記閾値を超えると当該閾値を増加させ、前記第二発光素子を第二モードで点灯制御することを特徴とする請求項1に記載のファイバセンサ。 - 前記第一モードは前記第二発光素子が点滅するモードであり、
前記第二モードは前記第二発光素子が連続点灯するモードである
ことを特徴とする請求項2に記載のファイバセンサ。 - 前記第一モードは前記第二発光素子が連続点灯するモードであり、
前記第二モードは前記第二発光素子が点滅するモードである
ことを特徴とする請求項2に記載のファイバセンサ。 - 前記制御部は、前記受光信号から求められる受光量が前記閾値を超えると、当該受光量を前記閾値に代入して前記閾値を更新する更新部を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のファイバセンサ。
- 前記制御部は、前記受光信号から求められる受光量が前記閾値未満になると、前記第二発光素子を消灯させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のファイバセンサ。
- 前記制御部は、
前記光軸調整が開始され、かつ、前記受光信号から求められる受光量が初期閾値を超えると、前記第二発光素子の点滅を開始させることを特徴とする請求項3に記載のファイバセンサ。 - 前記受光ファイバの他端側には、前記第二発光素子から出力され、前記受光ファイバの前記一端側から入射し、前記受光ファイバの前記他端側から出射する光を拡散する拡散部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のファイバセンサ。
- 前記光軸調整の開始指示を受け付ける受付部をさらに有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のファイバセンサ。
- 前記第二発光素子の点灯および消灯と連動して点灯および消灯する表示灯をさらに有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載のファイバセンサ。
- 前記制御部は、初期化条件が満たされると前記閾値を初期化することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載のファイバセンサ。
- 光を出力する第一発光素子と、
前記第一発光素子から出力された光をワークの通過領域に投光する投光ファイバと、
前記通過領域からの光を受光する受光ファイバと、
前記受光ファイバの一端側に設けられ、前記受光ファイバの他端側から入射して前記受光ファイバを伝搬してきた光を受光する受光素子と、
前記受光素子が出力する受光信号に基づき前記ワークの有無を示す情報を出力する出力部と、
光を出力し、前記受光ファイバの前記一端側に当該光を入射する第二発光素子と、
前記第二発光素子を制御する制御部と、を有するファイバセンサの光軸調整方法であって、
前記制御部は、前記受光信号から求められる受光量の最大値に応じて順次更新される光軸調整ための閾値を有し、前記受光量の最大値が更新されると当該閾値を増加させることを特徴とするファイバセンサの光軸調整方法。
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